JP2576881Y2 - テラス屋根 - Google Patents

テラス屋根

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JP2576881Y2
JP2576881Y2 JP1992008965U JP896592U JP2576881Y2 JP 2576881 Y2 JP2576881 Y2 JP 2576881Y2 JP 1992008965 U JP1992008965 U JP 1992008965U JP 896592 U JP896592 U JP 896592U JP 2576881 Y2 JP2576881 Y2 JP 2576881Y2
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roof
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rafter
roofing
rear end
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智弥 西
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業土の利用分野】本考案は、テラス屋根の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅用建屋には、日除け、雨除けの目的
でテラスが設けられるが、テラスの一般的構造として
は、図6に示される様に支柱1によって支持された枠体
2にアクリル板等の屋根材3を設けた構造となってい
る。
【0003】又、一般的に屋根材3の枠体2への取付け
は、屋根材3の幅端縁を前記枠体2へ固定する様になっ
ている。ところが、図7に示される様にテラス屋根4に
対向する風が吹くと、テラス屋根4を境に上下に分割さ
れた流れが生じ、而もこの流れは上側5で速く、下側6
で遅くなる。この為、テラス屋根4の前端部で下側から
上側へ吹抜ける流れ7が発生し、屋根材3の前端部がバ
タつく現象を生じる。
【0004】従来、このバタつき防止の対策としては、
図8に示す様に屋根材3の前端部と前枠8とを強力な両
面接着テープで固定している。図8中、9は建屋壁面と
前枠8間に掛渡された垂木、10は樋である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述した様に、従来の
屋根材前端部バタつき防止対策では、枠体と屋根材とを
現場にて両面接着テープで固定しているので作業性が悪
く、更に屋根材が破損した場合に交換等のメンテナンス
が困難となっている。
【0006】本考案は斯かる実情に鑑み、屋根材バタつ
き防止の為の屋根材固定作業が容易で、而も屋根材の交
換作業が容易なテラス屋根を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前枠、側枠、
垂木等の枠材によって構成される枠体の上面に屋根材を
その両側端縁を固定して取付けると共に屋根材の前端、
後端の少なくとも1方の少なくとも1部を屋根材端部保
持材に嵌入し、該屋根材端部保持材を介して前記枠体に
固定したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】屋根材の前端、後端の少なくとも1部を屋根材
端部保持材を介して枠体に固定してあるので、テラス屋
根に風が吹き込んでも、前端後端がバタつくことがな
く、而も前端、後端は屋根材端部保持材に嵌入する構成
であるので屋根材の交換が容易に行える。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
【0010】枠体2は、前枠8、側枠11、垂木がけ1
2、主垂木13、中間垂木14、垂木カバー15、補強
野縁16等により構成され、該枠体2は前記主垂木13
に固定された支柱1により支持されている。
【0011】前記前枠8は略垂直な化粧部17と該化粧
部17の上縁に連続して水平方向に折返されて成形した
上舌片18と、下端部に該上舌片18と平行に延設した
下舌片19と、前記上舌片18と下舌片19との間に位
置し、前記上舌片18と同方向に延出する棚板20と、
該棚板20の延出端近傍に上方に突出した立片21と、
前記上舌片18の基部近傍下方に突設した突条22とを
一体成形したものである。
【0012】前記主垂木13は前記前枠8の両端部に位
置し、下舌片19と建屋壁面との間に掛渡され、前記中
間垂木14は所要間隔で前記前枠8の棚板20と垂木が
け12の間に掛渡されて設けられている。又、前記中間
垂木14の上面に前記垂木カバー15が設けられ、該垂
木カバー15と前記中間垂木14との間に垂木押え23
を介して前記屋根材3の幅端が挾持されている。
【0013】前記中間垂木14と中間垂木14との間に
位置させ、合成樹脂等弾力性を有する材質から成る屋根
材前端部保持材24を前記前枠8の上舌片18と立片2
1とに掛渡して設け、前記屋根材3の前端は前記屋根材
前端部保持材24に嵌入する。
【0014】該屋根材前端部保持材24を図4により詳
述する。
【0015】水平部25の後端には前記立片21と係合
する垂片26が形成され、前記水平部25の前端部には
コ字状に折返された折返し部27が形成される。該折返
し部27の先端下面側には斜片28が形成され、先端上
面側には、前記上舌片18に係合する鉤片29が形成さ
れる。
【0016】前記屋根材3の前端は、前記折返し部27
に嵌入されると共に前記斜片28により前記水平部25
に押圧され、バタつきが抑止される。
【0017】又、前記中間垂木14と中間垂木14との
間に位置させ、合成樹脂等弾力性を有する材質から成る
屋根材後端部保持材30を前記垂木がけ12に取付け
る。
【0018】屋根材後端部保持材30を図5により詳述
する。
【0019】屋根材後端部保持材30は、垂木がけ12
の凹部に嵌入するよう略U字形をしており、U字形の上
片下面側には、逆山型状の屋根材押片31が形成され、
U字形の上片上面には鉤型状に係合片32が形成され、
又該係合片32に対峙させ突条33が形成されている。
【0020】而して、屋根材後端部保持材30は垂木が
け12の凹部に嵌入されると共に前記係合片32が垂木
がけの上面プレート34に係合して固定される。
【0021】屋根材3の後端が、屋根材後端部保持材
0に嵌入され、前記屋根材押片31によって押圧されガ
タつきが抑止される。
【0022】又、前記屋根材3の枠体2への組込みは、
前端と後端とをそれぞれ前記屋根材前端部保持材24、
屋根材後端部保持材30に嵌込み、前記前枠24、垂木
がけ12に固定し、前記屋根材3の側縁は前記垂木押え
23を介して中間垂木14と垂木カバー15によって挾
持して行う。
【0023】前述した、屋根材3の組込みで明らかな様
に屋根材3の前端後端は屋根材前端部保持材24、屋根
材後端部保持材30への嵌込みによって行われ、而も
根材前端部保持材24、屋根材後端部保持材30は、前
枠8、垂木がけ12に対して両面テープ等の接着手段を
用いず嵌脱可能であるから、テラス屋根の組立、屋根材
3の交換は極めて容易に行える。
【0024】尚、屋根材前端部保持材24、屋根材後端
部保持材30の形状は、前枠8、垂木がけ12の形状に
合わせて種々変更されることは言う迄もない。
【0025】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、テラス
屋根の屋根材の前端、後端の固定を簡単に而も作業性よ
く行うことができ、更に屋根材の交換も容易に行えると
いう優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図6のA−A矢視断面
図である。
【図2】同前図6のB−B矢視断面図である。
【図3】屋根材を除去した状態の枠体の1部を示す斜視
図である。
【図4】屋根材前端部保持材の斜視図である。
【図5】屋根材後端部保持材の斜視図である。
【図6】テラスの斜視図である。
【図7】テラスと風の流れを示す説明図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 枠体 3 屋根材 8 前枠 11 側枠 13 主垂木 14 中間垂木 24 屋根材前端部保持材 30 屋根材後端部保持材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠、側枠、垂木等の枠材によって構成
    される枠体の上面に、屋根材をその両側端縁を固定して
    取付けると共に屋根材の前端、後端の少なくとも1方の
    少なくとも1部を屋根材端部保持材に嵌入し、該屋根材
    端部保持材を介して前記枠体に固定したことを特徴とす
    るテラス屋根。
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