JP2538240Y2 - ロジック回路を具えるアナログ・スイッチ回路 - Google Patents

ロジック回路を具えるアナログ・スイッチ回路

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JP2538240Y2
JP2538240Y2 JP8697891U JP8697891U JP2538240Y2 JP 2538240 Y2 JP2538240 Y2 JP 2538240Y2 JP 8697891 U JP8697891 U JP 8697891U JP 8697891 U JP8697891 U JP 8697891U JP 2538240 Y2 JP2538240 Y2 JP 2538240Y2
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良人 田中
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体集積回路化され
たロジック回路を具えるアナログ・スイッチ回路に関す
るものであって、安定した開閉動作をすると共に、端子
ピン数の低減を図ったアナログ・スイッチ回路に係る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のアナログ・スイッチ回路
の一例を示す回路図である。図2のアナログ・スイッチ
回路は、トランジスタ差動対A1 〜A4 に電流源回路4
1 〜44 がそれぞれ接続されてなるスイッチ回路であっ
て、制御端子11 〜14 から供給される切換信号によっ
て電流源回路41 〜44 をオン・オフ制御することによ
って、入力端子IN1 〜IN4 から供給される信号の選
択を行っている。各トランジスタ差動対A1 〜A4 の出
力が共通接続されて出力端子OUT に接続されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図2に示すようなスイ
ッチ回路を多数具えるアナログ・スイッチ回路にあって
は、通常、入力端子IN1 〜IN4 に応じた制御端子11
4 が具えられており、半導体集積回路化された場合
は、端子ピンの数が多くなり、このアナログ・スイッチ
回路をパッケージした場合に、外観が大きくなる欠点が
ある。
【0004】本考案は、上述の如き問題点を解消する為
になされたもので、その目的は、ロジック回路を用いて
端子ピンの数を低減したアナログ・スイッチ回路を提供
するにある。他の目的は、ロジック回路を具えたとして
もアナログ・スイッチ回路の動作が安定した動作をする
アナログ・スイッチ回路を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のアナログ・スイ
ッチ回路は、トランジスタ差動対と、定電流源回路から
得られる電流を電流ミラー回路を介して該トランジスタ
差動対に供給してなる第1乃至第4のアナログ・スイッ
チ回路と、第1乃至第4の電流源回路と、第1の入力端
子を介してベースに切換信号が供給される該第1の電流
源回路に接続された第1のトランジスタと、第2の入力
端子を介してベースに切換信号が供給される該第2の電
流源回路に接続された第2のトランジスタと、該第1の
トランジスタのコレクタにそれらのベースが接続された
第3乃至第5のトランジスタと、該第2のトランジスタ
のコレクタにベースが接続された第6乃至第8のトラン
ジスタと、該第3のトランジスタのコレクタに該第3の
電流源回路と共にベースが接続された第9と第10のト
ランジスタと、該第8のトランジスタに該第4の電流源
回路と共にベースが接続された第11と第12のトラン
ジスタとを具え、前記第9と第12のトランジスタのコ
レクタが該第1のアナログ・スイッチ回路の電流ミラー
回路に接続され、前記第7と第10のトランジスタのコ
レクタが第2のアナログ・スイッチ回路の電流源回路に
接続され、前記第5と第11のトランジスタのコレクタ
が該第3のアナログ・スイッチ回路の電流ミラー回路に
接続され、前記第4と第6のトランジスタのコレクタが
該第4のアナログ・スイッチ回路の電流源回路に接続さ
れたものである。
【0006】
【作用】本考案のアナログ・スイッチ回路は、ロジック
回路を具えることによってアナログ・スイッチ回路に供
給されている電流源をロジック回路で制御することによ
って、端子ピン数を低減したものである。
【0007】
【実施例】図1は、本考案のアナログ・スイッチ回路の
一実施例を示す回路図である。図1のアナログ・スイッ
チ回路は、アナログ・スイッチ回路S1 〜S4 と、ロジ
ック回路とで構成されている。スイッチ回路S1 〜S4
の夫々は、トランジスタ差動対A1 〜A4 と定電流源回
路21 〜24 と電流ミラー回路31 〜34,電流源回路4
1 〜44 からなる電流源回路から構成されている。IN1
〜IN4 は、信号が供給されている入力端子であり、OUT
は出力端子である。
【0008】アナログ・スイッチ回路S1 〜S4 を制御
するロジック回路は、定電流を発生する電流源回路 5
と、電流源回路 5 に具えられる電流ミラー回路からな
る電流源回路I1 〜I4 と、トランジスタQ1 乃至Q12
から構成されている。その構成は、電流源回路I1 にト
ランジスタQ1 のコレクタが接続され、電流源回路I2
にトランジスタQ2 のコレクタが接続されている。トラ
ンジスタQ1 のコレクタには、トランジスタQ3 乃至Q
5 のベースが接続され、トランジスタQ2 のコレクタに
は、トランジスタQ6 乃至Q8 のベースが接続されてい
る。トランジスタQ3 のコレクタは、電流源回路I3
共にトランジスタQ9,10のベースが接続される。トラ
ンジスタQ8 は、電流源回路I4 と共にトランジスタQ
11, 12のベースが接続されている。且つ、トランジス
タQ9,12のコレクタがアナログ・スイッチ回路S1
電流ミラー回路31 に接続され、トランジスタQ7,10
のコレクタがアナログ・スイッチ回路S2 の電流ミラー
回路32 に接続され、トランジスタQ5,11のコレクタ
がアナログ・スイッチ回路S3 の電流ミラー回路33
接続され、トランジスタQ4,6 のコレクタがアナログ
・スイッチ回路S4の電流ミラー回路34 に接続されて
いる。又、トランジスタQ13乃至Q17,抵抗R1,ダイオ
ードD3 及び電流源回路 5 は、誤動作を防止する為の
回路であり、ミュート機能を具えている。
【0009】ロジック回路は、入力端子11 ,12 に論
理値「1」又は「0」の切換信号を供給することによっ
て、アナログ・スイッチ回路S1 〜S4 の何れか一つを
作動させることができる。たとえば入力端子11
「0」信号が、入力端子12 に「0」信号が供給された
とすると、トランジスタQ1 はオフ状態となり、トラン
ジスタQ3 〜Q5 はオン状態となる。トランジスタQ9,
10は、オフ状態となる。一方、トランジスタQ2 もオ
フ状態であるので、トランジスタQ6 〜Q8 はオン状態
となり、トランジスタQ11,Q12はオフ状態となる。従
って、アナログ・スイッチ回路S1 は、その電流ミラー
回路31 がトランジスタQ9,12のコレクタに接続され
ており、トランジスタQ9,12がオフ状態であるので、
定電流源回路21 から電流ミラー回路31,1 を介して
トランジスタ差動対A1 に動作電流が供給され、入力端
子IN1 に音声信号が印加されていると、出力端子OUT か
ら音声信号が得られる。他のアナログ・スイッチ回路S
2 〜S 4は、定電流がロジック回路に引き込まれている
ので遮断状態となる。
【0010】一方、入力端子11 に「1」の切換信号
が、入力端子12 に「0」の信号が供給されると、トラ
ンジスタQ1 はオン状態となり、トランジスタQ3 〜Q
5 はオフ状態となる。トランジスタQ9,10は、オン状
態となる。一方、トランジスタQ2 はオフ状態であるの
で、トランジスタQ6 〜Q8 はオン状態となり、トラン
ジスタQ11,Q12はオフ状態となる。従って、アナログ
・スイッチ回路S3 は、トランジスタQ5,11のコレク
タにアナログ・スイッチ回路S3 の電流源回路が接続さ
れており、トランジスタQ5,11がオフ状態となってい
るので、動作状態となり、入力端子IN3 に音声信号が印
加されていると、出力端子OUT から出力が得られる。他
のアナログ・スイッチ回路S1,2,4 は、定電流がロ
ジック回路に引き込まれるので遮断状態となる。
【0011】このようにして入力端子11,2 に論理値
「1」、「0」の切換信号を印加することによって、ア
ナログ・スイッチ回路S1 〜S4 の何れか一つを作動さ
せることが可能である。従って、半導体集積回路化する
場合は、切換制御信号の入力される端子ピンは二個で良
いことになる。反面、ロジック回路が三段のトランジス
タからなる反転回路で構成されている為に、誤動作する
可能性があるが、電源投入時にミュート機能を具える回
路が付加されることによって誤動作を解消できるアナロ
グ・スイッチ回路とすることができる。
【0012】即ち、ロジック回路のトランジスタQ4,
6 のコレクタにトランジスタQ14のコレクタが接続さ
れ、トランジスタ(Q5,11)(Q7,10)(Q
9,12)の共通接続されたコレクタが夫々トランジスタ
15 乃至Q17のコレクタに接続され、これらの共通接続
されたベースをダイオードD3 と電流ミラー回路を構成
するトランジスタQ13のコレクタに抵抗R1 と共に接続
する。ダイオードD3 のアノードには定電流源回路 5
が接続され、この定電流源回路 5 が電流ミラー回路に
よって電流源回路I1 〜I4 を構成している。
【0013】このミュート回路は電源Bが投入される
と、抵抗R1 に電流が流れ、トランジスタQ14〜Q17
オン状態となり、アナログ・スイッチ回路S1 〜S4
電流ミラー回路31 〜34 は遮断状態となる。続いて、
定電流源回路I0 が作動してダイオードD3 とトランジ
スタQ13からなる電流ミラー回路に電流が流れ込み、ト
ランジスタ 13 がオン状態となるので、トランジスタQ
14〜Q17は遮断状態となり、アナログ・スイッチ回路は
定常状態となる。
【0014】
【考案の効果】本考案のアナログ・スイッチ回路は、電
流源制御型のアナログ・スイッチ回路であって、その電
流源を制御するロジック回路を具えることによって、端
子ピンの数を低減することができるので、以て、半導体
集積回路のパッケージを小型することができる利点があ
る。本考案のアナログ・スイッチ回路は、ロジック回路
が付加されることによって発生する可能性のある誤動作
を、ミュート回路を設けることによって電源投入時の誤
動作を防止して安定した動作をする信頼性の高いアナロ
グ・スイッチ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のアナログ・スイッチ回路の一実施例を
示す回路図である。
【図2】従来のアナログ・スイッチ回路の一例を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 〜1n 切換信号が供給される入力端子 21 〜24 定電流源回路 31 〜34 ,41 〜44 電流ミラー回路 A1 〜A4 トランジスタ差動対 S1 〜S4 アナログ・スイッチ回路 IN1 〜IN4 音声信号が供給される入力端子 I0 〜I4 電流源回路 OUT 出力端子

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電流源回路から得られる電流を電流ミ
    ラー回路を介して信号が加えられるトランジスタ差動対
    動作電流として供給するようになされた第1乃至第4
    のアナログ・スイッチ回路と、第1乃至第4の電流源回
    路と、第1の入力端子を介してベースに切換信号が供給
    される該第1の電流源回路に接続された第1のトランジ
    スタと、第2の入力端子を介してベースに切換信号が供
    給される該第2の電流源回路に接続された第2のトラン
    ジスタと、該第1のトランジスタのコレクタにベースが
    接続された第3乃至第5のトランジスタと、該第2のト
    ランジスタのコレクタにベースが接続された第6乃至第
    8のトランジスタと、該第3のトランジスタのコレクタ
    に該第3の電流源回路と共にベースが接続された第9と
    第10のトランジスタと、該第8のトランジスタのコレ
    クタに該第4の電流源回路と共にベースが接続された第
    11と第12のトランジスタとを具え、前記第9と第1
    2のトランジスタのコレクタが該第1のアナログ・スイ
    ッチ回路の電流ミラー回路に接続され、前記第7と第1
    0のトランジスタのコレクタが第2のアナログ・スイッ
    チ回路の電流ミラー回路に接続され、前記第5と第11
    のトランジスタのコレクタが該第3のアナログ・スイッ
    チ回路の電流ミラー回路に接続され、前記第4と第6の
    トランジスタのコレクタが該第4のアナログ・スイッチ
    回路の電流ミラー回路に接続されてなることを特徴とす
    るロジック回路を具えるアナログ・スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 定電流を発生し、前記第1乃至第4の電
    流源回路を介して該定電流を分配する第5の電流源回路
    と、該第5の電流源回路の動作によって作動する第13
    のトランジスタと、該第13のトランジスタのコレクタ
    にベースが接続された第14乃至第17のトランジスタ
    とからなり、該第14のトランジスのコレクタが前記第
    4と第6のトランジスタのコレクタに接続され、該第1
    5のトランジスのコレクタが前記第5と第11のトラン
    ジスタのコレクタに接続され、該第16のトランジスの
    コレクタが前記第7と第10のトランジスタのコレクタ
    に接続され、該第17のトランジスのコレクタが前記第
    9と第12のトランジスタのコレクタに接続されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ロジック回路を具えるアナログ・スイッチ回路。
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JPH0531358U JPH0531358U (ja) 1993-04-23
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