JP2536826Y2 - 駐車装置における中段パレットの昇降時のガイド装置 - Google Patents

駐車装置における中段パレットの昇降時のガイド装置

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JP2536826Y2 JP1498192U JP1498192U JP2536826Y2 JP 2536826 Y2 JP2536826 Y2 JP 2536826Y2 JP 1498192 U JP1498192 U JP 1498192U JP 1498192 U JP1498192 U JP 1498192U JP 2536826 Y2 JP2536826 Y2 JP 2536826Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は横行と昇降とを行なう中
段パレットを有する駐車装置において、中段パレットが
昇降時に揺れるのを防止して、昇降している中段パレッ
ト上の車が他の車や駐車装置に当たるのをなくす分野で
利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車装置はレ−ル上を中段支持枠
が横行し、この中段支持枠にチェ−ンを介して中段パレ
ットを昇降可能に吊設している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、中段パレッ
トを昇降させると、中段パレットは昇降する距離が長い
ので風等で揺れて、昇降している車が他の車や駐車装置
に当たることがあった。そこで本考案の目的は中段パレ
ットの昇降時の揺れをなくす装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案の請求項1は、走行車輪により横行可能とした中
段支持枠に中段パレットをチェ−ンを介して吊設した駐
車装置において、前記走行車輪のシャフトより下方にガ
イド部材を立設し、前記中段パレットに回動可能な回動
部材を設け、前記回動部材先部を前記ガイド部材と係合
させ、前記中段支持枠には中段パレットの最上昇の定位
置で回動部材を回動させて回動部材先部とガイド部材と
の係合を解除させる当接部材を垂設し、更に中段パレッ
トと回動部材間には回動部材を回動させる弾発部材を設
けることを特徴とし、また請求項2は、走行車輪により
横行可能とした中段支持枠に中段パレットをチェ−ンを
介して吊設した駐車装置において、前記走行車輪のシャ
フトより下方にガイド部材を立設し、前記中段パレット
に支持部材を突設し、前記支持部材先部を前記ガイド部
材と係合させ、更に中段パレットの最上昇の定位置の支
持部材先部に対応する位置のガイド部材に切欠部を設け
ることを特徴としている。
【0005】
【作用】請求項1において、中段パレットを最下降位置
より上昇させると、回動部材先部はガイド部材と係合し
たまま移動する。中段パレットが最上昇の定位置に達す
ると中段支持枠より垂下した当接部材が回動部材を回動
させる。
【0006】すると回動部材先部とガイド部材との係合
が解除される。この状態で中段支持枠を横行させること
ができる。次に中段パレットを最上昇した定位置より下
降させると、回動部材は当接部材より離れるとともに弾
発部材より回動する。このとき回動部材先部とガイド部
材とは係合する。
【0007】この状態で中段パレットは最下降位置まで
下降する。また請求項2において、中段パレットを最下
降位置より上昇させると支持部材先部がガイド部材と係
合しながら移動して最上昇の定位置に達する。この状態
で中段支持枠を横行させると、支持部材先部はガイド部
材の切欠部を通過して横行する。
【0008】次に中段パレットを最上昇した位置より下
降させると、支持部材先部がガイド部材と係合しながら
移動して中段パレットは最下降位置に達する。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図3は本考案の第1実施例で、1は縦フ
レ−ム2と横フレ−ム3とを格子状に組み合わせた支持
フレ−ムで、この支持フレ−ム1により駐車可能な下段
スペ−ス4と中段スペ−ス5と上段スペ−ス6とを形成
している。
【0010】前記下段スペ−ス4には2台分のスペ−ス
が並列に形成されるとともに1台分の下段パレット7が
横行可能に設けてあり、1台分のスペ−スを空けてあ
る。前記中段スペ−ス5には2台分のスペ−スが並列に
形成され、中段パレット8をチェ−ン9を介して吊設し
た1台分の中段支持枠10を横フレ−ム3のレ−ル16
上に横行可能に設けてあり、1台分のスペ−スを空けて
ある。
【0011】前記上段スペ−ス6には2台の上段パレッ
ト11が上段支持枠12にチェ−ン13を介して吊設さ
れている。前記中段支持枠10は方形状の枠組をなし、
前後下部に左右一対の走行車輪14を配置し、この走行
車輪14は中段支持枠10に設けた車輪用モ−タ15に
て横フレ−ム3のレ−ル16上に横行できるようになっ
ている。
【0012】前記中段支持枠10の後部にはチェ−ン用
モ−タ17にて駆動される駆動スプロケット18が、前
部にはワイヤリ−ル19が、中間部分の前後には一対の
支持スプロケット20、21がそれぞれ設けられてい
る。前記中段支持枠10の中央下方にはチェ−ン9にて
吊設された中段パレット8を配置してあり、前記チェ−
ン9は中段パレット8より上方に延びて中段支持枠10
の前後支持スプロケット20、21にそれそれ掛け回し
て後方に延ばし、駆動スプロケット18に掛け回した
後、前方に延ばし、チェ−ン9の端部はワイヤリ−ル1
9より延びたワイヤ22に接続し、このワイヤリ−ル1
9によるワイヤの巻き取り、繰り出しによりチェ−ン9
のたるみを防止している。
【0013】前記上段支持枠12は方形状の枠組をな
し、横フレ−ム3上に固着してある。上段支持枠12の
後部にはチェ−ン用モ−タ23にて駆動スプロケット2
4が、前部にはワイヤリ−ル25が、中間部分の前後に
は一対の支持スプロケット26、27がそれぞれ設けら
れている。上段支持枠12の中央下方にはチェ−ン13
にて吊設された上段パレット11を配置してあり、前記
チェ−ン13の掛け方は中段の場合と同一である。
【0014】28は縦フレ−ム2に平行して立設した断
面チャンネル形状のガイド部材で、このガイド部材28
は開口部を前方に向けるとともに前記走行車輪14と車
輪用モ−タ15間のシャフト29に対応する位置には切
欠部30を設けて、前記レ−ル16より上方の上部ガイ
ド部材28aとレ−ル16より下方の下部ガイド部材2
8bとより構成している。
【0015】前記上部ガイド部材28aは上部と下部を
ステ−31にて縦フレ−ム2に固着し、下部ガイド部材
28bの上部は横フレ−ム3に、下部はステ−31にて
縦フレ−ム2に固着してある。32は中段パレット8の
後部に設けたブラケット33に上下回動可能に設けた回
動部材で、この回動部材32の先部には回転自在のロ−
ラ34を有し、このロ−ラ34は中段パレット8の昇降
時にガイド部材28内を転動するようにしてある。
【0016】35は回動部材32と前記ブラケット33
の係合片36との間に設けた弾発部材であるコイルバネ
で、このコイルバネ35は回動部材32を上回動方向に
付勢している。37は中段パレット8に設けたストッパ
で、このストッパ37は回動部材32の上回動を規制し
て、回動部材32を略水平状態とし、ロ−ラ34をガイ
ド部材28内に保持している。
【0017】38は中段支持枠10に垂設した当接部材
で、この当接部材38は中段パレット8が上昇してくる
と回動部材32に当接して、回動部材32を下回動さ
せ、ロ−ラ34をガイド部材28より離脱させる。な
お、39は最上昇時の定位置にある中段パレット8の横
行時の揺れを防止する揺動防止装置で、中段パレット8
側のオス部材40と中段支持枠10側のメス部材41よ
り構成されている。
【0018】42は上段パレット11の後部に突設した
支持部材で、この支持部材42の先部には上段パレット
11の昇降時にガイド部材28内を転動するロ−ラ43
を設けてある。次に図4は本考案の第2実施例で、第1
実施例の当接部材38は不要で、第1実施例と異なる個
所のみ説明する。
【0019】中段パレット8の後部には支持部材44が
突設され、この支持部材44の先部には中段パレット8
の昇降時にガイド部材28内を転動するロ−ラ45を設
けてある。前記ロ−ラ45に対応する位置のガイド部材
28には下部切欠部46が設けられ、第1実施例のシャ
フト29に対応する位置のガイド部材28の切欠部30
を上部切欠部47としてある。
【0020】前記下部切欠部46により下部ガイド部材
28bは上方下部ガイド部材28baと下方下部ガイド
部材28bbとに分割され、上方下部ガイド部材28b
aは横フレ−ム3に、下方下部ガイド部材28bbはス
テ−(図示せず)により縦フレ−ム2にそれぞれ固着し
てある。本考案は前記の如き構成で次に作用について説
明する。
【0021】第1実施例において、中段パレット8を最
下降位置より上昇させるには、まずチェ−ン用モ−タ1
7を駆動して駆動スプロケット18によりチェ−ン9を
巻き上げワイヤ22をワイヤリ−ル19で巻き取る。す
ると回動部材32の先部に設けたロ−ラ34が下部ガイ
ド部材28b内で転動しながら上昇する。
【0022】中段パレット8が最上昇して定位置に達す
ると中段支持枠10より垂下した当接部材38の先部が
回動部材32に当接し、回動部材32を下回動させる。
すると回動部材32の先部に設けたロ−ラ34が下部ガ
イド部材28bより離脱するとともに揺動防止装置39
のオス部材40とメス部材41とが嵌合する。この状態
で車輪用モ−タ15を駆動して、中段支持枠10を横行
させると、横行車輪14のシャフト29はガイド部材2
8の切欠部30を通過して横行する。
【0023】次にチェ−ン用モ−タ17を駆動して、駆
動スプロケット18によりチェ−ン9を送り出すと、中
段パレット8は最上昇した定位置より下降し、回動部材
32は当接部材38の先部より離れるとともにコイルバ
ネ35の弾発力により上回動してストッパ37に当接
し、略水平状となる。このとき回動部材32の先部のロ
−ラ34は下部ガイド部材28b内に入るとともに転動
しながら下降する。
【0024】この状態で中段パレット8は最下降位置ま
で下降する。また第2実施例において、中段パレット8
を最下降位置より上昇させるには、まずチェ−ン用モ−
タ17を駆動して駆動スプロケット18によりチェ−ン
9を巻き取る。すると支持部材44の先部に設けたロ−
ラ45が下方下部ガイド部材28bb内で回転しながら
上昇し、中段パレット8が最上昇の定位置に達すると、
揺動防止装置39のオス部材40とメス部材41とが嵌
合する。
【0025】この状態で車輪用モ−タ15を駆動して、
中段支持枠8を横行させると、横行車輪14のシャフト
29はガイド部材28の上部切欠部47を、ロ−ラ45
は下部切欠部46をそれぞれ通過して横行する。次にチ
ェ−ン用モ−タ17を駆動して駆動スプロケット18に
よりチェ−ン9を送り出すと、支持部材44の先部のロ
−ラ45は下方下部ガイド部材28bb内で転動しなが
ら下降し、中段パレット8は最上昇した定位置より最下
降位置に達する。
【0026】どちらの実施例においても中段パレット8
の昇降時にはロ−ラ34、45がガイド部材28内を転
動するので、昇降中に風等がふいても揺れることがない
ので昇降している車が他の車や駐車装置に当たることは
ない。
【0027】
【考案の効果】以上の如く本考案の請求項1は、中段パ
レットの昇降時には回動部材先部とガイド部材とを係合
させ、中段パレットの最上昇時の定位置では回動部材を
当接部材で回動させて回動部材先部とガイド部材との係
合を解除させるので、また請求項2は、中段パレットの
昇降時には支持部材先部とガイド部材とを係合させ、中
段パレットの最上昇時の定位置では支持部材先部に対応
する位置のガイド部材に切欠部を設けたので、中段パレ
ットの横行時には邪魔にならず、昇降時に風等がふいて
も揺れることがなく、昇降している車が他の車や駐車装
置に当たることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車装置の全体図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本考案のガイド装置の第1実施例の詳細図であ
る。
【図4】本考案のガイド装置の第2実施例の詳細図であ
る。
【符号の説明】
8 中段パレット 9 チェ−ン 10 中段支持枠 16 レ−ル 28 ガイド部材 29 シャフト 32 回動部材 38 当接部材 44 支持部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪により横行可能とした中段支持
    枠に中段パレットをチェ−ンを介して吊設した駐車装置
    において、前記走行車輪のシャフトより下方にガイド部
    材を立設し、前記中段パレットに回動可能な回動部材を
    設け、前記回動部材先部を前記ガイド部材と係合させ、
    前記中段支持枠には中段パレットの最上昇の定位置で回
    動部材を回動させて回動部材先部とガイド部材との係合
    を解除させる当接部材を垂設し、更に中段パレットと回
    動部材間には回動部材を回動させる弾発部材を設けてな
    る駐車装置における中段パレットの昇降時のガイド装
    置。
  2. 【請求項2】 走行車輪により横行可能とした中段支持
    枠に中段パレットをチェ−ンを介して吊設した駐車装置
    において、前記走行車輪のシャフトより下方にガイド部
    材を立設し、前記中段パレットに支持部材を突設し、前
    記支持部材先部を前記ガイド部材と係合させ、更に中段
    パレットの最上昇の定位置の支持部材先部に対応する位
    置のガイド部材に切欠部を設けてなる駐車装置における
    中段パレットの昇降時のガイド装置。
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