JP2788057B2 - 3段型立体駐車装置 - Google Patents

3段型立体駐車装置

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JP2788057B2
JP2788057B2 JP1125230A JP12523089A JP2788057B2 JP 2788057 B2 JP2788057 B2 JP 2788057B2 JP 1125230 A JP1125230 A JP 1125230A JP 12523089 A JP12523089 A JP 12523089A JP 2788057 B2 JP2788057 B2 JP 2788057B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、3段型立体駐車装置に関し、詳しくは、車
両が出入する中段空間に対して、その上方の上段空間に
配置した上段駐車台を昇降させる駆動手段、あるいは中
段空間の下方の下段空間に配置した下段駐車台を昇降さ
せる駆動手段を、一つのチェーン回動型の機構で兼用し
た3段型立体駐車装置に関するものである。
(従来の技術) 立体駐車装置は、駐車面積を有効に利用するために考
えられたものであり、そのような装置の一つに、車両出
入路面の高さに一致した空間(以下中段空間という)に
対しその上方,下方に駐車空間を設けて、上段駐車台及
び下段駐車台を必要に応じて昇降できるようにした3段
型立体駐車装置が提案されている。
第7図及び第8図はこのような3段型立体駐車装置の
利用の概要と、具体的装置の従来の一例を説明するため
の図である。これらの図で説明される立体駐車装置は、
適宜の位置の車両が、中段空間に車両が駐車しているか
否かを問わずに出入できる、いわゆる昇降・横行型の装
置として構成された例を示している。
この装置の特徴を第7図で説明すると、中段空間に
は、並列された駐車装置の数よりも一つ少ない中段駐車
台101a,101bが配置されていて、一つの空になっている
中段空間があるために前記中段駐車台が横行できるよう
になっている。各中段空間の上方の上段空間及び下方の
下段空間には、上段駐車台102a,102b,102c及び下段駐車
台103a,103b,103cが配置されていて、これらの上段駐車
台、あるいは下段駐車台は、各々中段空間に対して昇降
できるようになっている。なお第7図(a)では右端の
上段駐車台103cが中段空間に下降した状態を示してい
る。
以上のような構成の3段型立体駐車装置においては、
第7図(a)の駐車状態から左上の車両を出庫させる
場合を説明すると、まず右端の上段駐車台上に駐車して
いるの車両をその上段空間に上昇させ、次に,の
車両を図の右方向に順次横行させる(第7図(b)参
照)。これにより図の左端にできた空の中段空間にの
車両を下降させる(第7図(c)参照)。
これにより、の車両を出庫(あるいは次の車両を入
庫)させることができる(第7図(c)参照)。
このような形式の3段型立体駐車装置においては、中
段空間の駐車台を横行させることと共に、上段空間ある
いは下段空間の駐車台を車両出入のために中段空間に随
時昇降できることが必要であり、これら上段駐車台と下
段駐車台の昇降は各々別々に行なわれるものであるか
ら、従来装置においては例えば第8図に示しているよう
に、チェーン式の駆動装置にあっては、上段駐車台102
の昇降用駆動装置と下段駐車台103の昇降用駆動装置と
は各独立に設けられていた。なおこの第8図は説明の便
宜上支柱等の構造については図示を省略している。
この図における上段駐車台102の昇降駆動装置は、固
定部に設けられた各駆動用チェーンホイール104に装架
されたチェーン105の一端105aを上段駐車台102に繋着す
ると共に、他端105bを動滑車106を介して上段駐車台に
繋着して、駆動用チェーンホイール104を第8図の反時
計回り方向に回転させる場合には図示状態から上段駐車
台102を下降させ、駆動用チェーンホイール104を図の時
計回り方向に回転させる場合には上段駐車台102を下降
位置から上昇させるようになっている。
また下段駐車台103の昇降駆動装置は、固定部に設け
られた駆動用チェーンホイール114に装架されたチェー
ン115の一端を下段駐車台103に繋着すると共に、他端11
5bを重錘116に繋着して、駆動用チェーンホイール114を
第8図の時計回り方向に回転させる場合には下段駐車台
103を図示状態から上昇させ、駆動用チェーンホイール1
14を図の反時計回り方向に回転させる場合には下段駐車
台103を上昇位置から下降させるようになっている。
なお117は下段駐車台103の平行姿勢での昇降を行なわ
せるように、固定ガイドホイール118,119を介して下段
駐車台103の前端と後端の間に図示の如く架設された姿
勢維持用のワイヤーである。
(発明が解決しようとする課題) しかし前記従来例のように上下一対の上段駐車台と下
段駐車台の夫々に各別に昇降駆動装置を設けることは、
装置の構成上部品数の増大となり、この3段型駐車装置
を多数並列させる場合にはその並列数の2倍の昇降駆動
装置が必要になるため、全体として駆動装置の構造上の
負担、電源配線等の負担が大きい。また経済的に不利で
あるだけでなく保守点検の作業負担も大きくなるという
問題がある。
そこで本発明者は、このような問題を解決するため
に、上段駐車台と下段駐車台の昇降駆動を兼用できるよ
うにすることを課題として鋭意検討を重ね、駆動方式と
してチェーンを用いて、上段駐車台と下段駐車台を一つ
の昇降駆動装置で駆動できるようにした3段型立体駐車
装置を提供することを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を実現する本発明の3段型立体駐車装置
の特徴は、車両出入路の高さに設けた中段空間より上方
の上段空間に配置した上段駐車台と、該中段空間より下
方の下段空間に配置した下段駐車台とを、昇降駆動手段
により該中段空間との間で夫々昇降できるように設け、
かつ前記上段空間に上段駐車台の下降を拘束できるロッ
ク手段を設けた3段型立体駐車装置において、前記昇降
駆動手段は、固定部に設けた正逆回転可能の駆動用チェ
ーンホイールと、これに装架したチェーンとを備え、該
チェーンの一端を、前記下段駐車台に設けた浮動滑車に
巻装してから上段駐車台に連結し、かつ、上段駐車台の
下降を拘束しながら駆動用チェーンホイールの正逆回転
によるチェーンの繰出し繰込みで下段駐車台の前記昇降
を可能とすると共に、前記チェーンの他端を上段駐車台
の吊上げが可能に該上段駐車台に連係して、駆動用チェ
ーンホイールの正逆回転によるチェーンの繰出し繰込み
で上段駐車台の前記昇降を可能に設け、かつチェーン他
端の上段駐車台に対する前記連係は、該チェーン他端に
上段駐車台に対するバランスウエイトとなる重錘を繋着
し、この重錘が上段駐車台に係合することで与えるよう
にしたところにある。
また、チェーン他端の上段駐車台に対する前記連係
は、途中で浮動滑車を吊持したチェーンの他端を上段駐
車台に繋着し、該浮動滑車が上段駐車台に係合すること
で与えるようにすることもできる。
かかる構成において、中段空間に配置される中段駐車
台は、車両出入方向とは直交する横方向に移動可能に設
けた3段型立体駐車装置が代表的に例示されるが、特に
これに限定されるものではなく、中段空間の車両を出庫
させた後にのみ上段あるいは下段の車両を中段空間に昇
降させて出入できるようにした装置であっても本発明は
同様に適用される。
上記構成をなす本発明によれば、駆動用チェーンホイ
ールに装架された一本のチェーンが、チェーンホイール
の正転あるいは逆転で上段駐車台の昇降、あるいは下段
駐車台の昇降のいずれかを行なうことと、この昇降を上
段駐車台あるいは下段駐車台のいずれかについて選択的
に行なわせることを、上段駐車台を上段空間で下降でき
ないように拘束するロック普段との関係で与えられるよ
うにすることができる。すなわち上段駐車台が上段空間
でロックされている場合には下段駐車台の昇降が行なわ
れ、ロックが解除されている場合には上段駐車台の昇降
が行なわれる。
(実施例) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明よりなる3段型立体駐車装置の一実施
例の概要構成と、その動きを説明するための図であり、
第1図(a)は上段駐車台2が上段空間に位置し、また
下段駐車台3が下段空間に位置した通常の状態を示して
いる。第1図(b)は上段駐車台2が中段空間に下降し
た状態、第1図(c)は下段駐車台3が中段空間に上昇
した状態を示した図である。
これらの図において、1は中段空間に配置された中段
駐車台であり、図示の如く、紙面に垂直な方向に延設さ
れている前後一対の横行レール4a,4bの上に載ってい
て、図示しないモータ,走行チェーン等からなる横行駆
動装置により横方向に移動できるように設けられてい
る。なおこの中段駐車台1は、駐車装置の全面に設けら
れている車両の出入路5に対して車両が通常の走行で出
庫あるいは入庫できるようになっている。また、図示し
ない制御装置,センサにより、上段駐車台2あるいは下
段駐車台3を昇降させようとする中段空間に中段駐車台
1が位置していることが検出された場合には、これらの
上段駐車台2あるいは下段駐車台3の昇降は禁止され
る。
2は上段駐車台であり、第1図(a)に示した位置か
ら第1図(b)に示した位置の間で昇降できるようにな
っており、この昇降のための駆動手段については後述す
る。またこの上段駐車台2は、第1図(a)に示した上
段空間に位置している時にその下降を拘束するロック装
置6により、安定支持されるようになっている。このロ
ック装置の代表的な具体例は第2図に示される。
3は下段駐車台であり、第1図(a)に示した位置か
ら第1図(c)に示した位置の間で昇降できるようにな
っている。
なお第1図の例において、上段空間と下段空間が、中
段空間に比べてその空間高さが小さく設定されているの
は、中段空間では車両に対する人の乗降を安全に確保す
る必要があるのに対し、上段空間や下段空間では人の乗
降は行なわれず、車両の収納スペース分が確保できれば
十分であるからである。
次に本例における上段駐車台2と下段駐車台3を昇降
駆動させる機構について説明する。
本例の機構は、中段空間の後部に配置されていて図示
しない正逆回転型のモータに連動連結されている駆動用
チェーンホイール10と、この駆動用チェーンホイール10
に装架されたチェーン11とを備えていて、このチェーン
11の一端11aは、下段駐車台3の後部に組付けたガイド
ホイール12で転回され、上方の上段駐車台2の後部下面
に繋着されている。これにより、駆動用チェーンホイー
ル10と上段駐車台2に渡って張架されたチェーン11の中
間で、前記下段駐車台3のガイドホイール12を浮動滑車
として吊持することになる。
またチェーン11の他端11bは、上段空間の後部に配置
されている固定ガイドホイール13で転回された後、上段
駐車台2の透孔2aを貫通してその端部に重錘14が繋着さ
れている。なおこの重錘14は、第1図(a)の状態で上
段駐車台2の下面に係合することで、ロック装置6によ
る上段駐車台2の拘束を外してこれを昇降させる際に、
チェーン11によりこの上段駐車台2を支持する役割をな
すようになっている。なお重錘14は下段駐車台3に対す
るバランスウエイトとして利用される。
以上の構成において、第1図(a)の状態から上段駐
車台2を下降させる場合について説明すると、まず上段
駐車台2に対するロック装置6のロックを解除する。こ
れにより上段駐車台2はその下面が重錘14に係合して支
持される。次に駆動用チェーンホイール10を図の時計回
り方向に回転させると、チェーン11はあたかも上段駐車
台2を一部に組付けたエンドレスチェーンとして回動す
る状態を示すので、上段駐車台2だけが次第に下降し、
第1図(b)の状態に至って静止させることで、上段駐
車台2がその上の車両を出庫あるいはその上に車両を入
庫できる状態となる。
以上の動作を駆動用チェーンホイール10を図の反時計
回り方向に回転させて反対に行なわせることで、第1図
(b)の状態から第1図(a)の状態に上段駐車台2は
上昇復帰し、ロック装置6を動作させることで該上段駐
車台2の下降を拘束することができる。そしてこのロッ
ク装置6の拘束によることで、チェーン11や駆動用チェ
ーンホイール10に対する持続的な負荷をなくすことがで
きるから、耐久性の面で有利となる。
次に第1図(a)の状態から下段駐車台3を上昇させ
る場合について説明すると、いま上段駐車台2のロック
が継続されている状態で、駆動用チェーンホイール10を
図の時計回り方向に回転させると、チェーン11の一端11
aが固定されている状態であるから、駆動用チェーンホ
イール10の回転に伴って浮動滑車として吊持されている
浮動型の浮動ガイドホイール12は上昇し、したがって下
段駐車台3は次第に上昇し、第1図(c)の状態に至っ
て静止させることで、下段駐車台3がその上の車両を出
庫あるいはその上に車両を入庫できる状態となる。
以上の動作を駆動用チェーンホイール10を図の反時計
回り方向に回転させて反対に行なわせることで、第1図
(c)の状態から第1図(a)の状態に下段駐車台3は
下降復帰する。
以上のように本例の機構においては、上段駐車台2を
上段空間いおいて下降不能に拘束ロックしておいて、駆
動用チェーンホイール10を正転あるいは逆転させること
で、下段駐車台3の上昇,下降を選択して行なわせるこ
とができ、また上段駐車台2のロックを解除して同様の
駆動用チェーンホイール10の正転あるいは逆転を行なわ
せることで、該上段駐車台2の下降,上昇を行なわせる
ことができる。
第2図は本例の上段駐車台2を上段空間でロックさせ
るロック装置6の詳細を示したものであり、立体駐車装
置の骨格構造をなしている天井フレーム20に左右一対の
電磁開閉式のフック21,21を設け、このフックが、上段
駐車台2の後部に固設して設けたロッド22,22に係合す
ることで、該上段駐車台2の下降が拘束されるようにし
ている。23,23はフック21,21を開閉させる電磁機構を示
している。
なお第3図及び第4図は、上段駐車台2あるいは下段
駐車台3をその水平姿勢を維持して下降,上昇させるた
めのワイヤー機構を示したものであり、これらは上下で
ワイヤーの張設方法が異なる他は実施例に同じであり、
また固定ガイドホイール24,25,26,27を介して駐車台の
前部と後部の間にワイヤー29を張設した構成のものとし
て第8図で説明したものと同じである。
28は左右のワイヤーの動きを同期させるためのイコラ
イズシャフトである。
第5図は本発明の他の実施例を示したものであり、駆
動用チェーンホイール30を上段空間の後部に配置して、
第1図に示した上部の固設ガイドホイールを省略した他
は、前記実施例のものと同様の構成の装置をなしてい
る。
本例における装置は、上部固設ガイドホイールが省略
できるという効果がある他、駆動用チェーンホイール30
の上半部にチェーン31が巻付けられることになるため、
ホイールの爪とチェーンの係合を多くとれ、重量支持の
上で有利となる効果もある。
第6図は、第1図又は第5図の例におけるチェーン1
1,31の他端11b,31bの上段駐車台3に対する連係の他の
構造を示したものである。
すなわち、この図の例では、チェーン他端11b,13b
を、途中に浮動滑車32を吊持して上段駐車台3に繋着し
ており、これにより下段駐車台3の上昇時における浮動
滑車32及びこれに吊持させた重錘33の下方への下降距離
が少なくなって、中段空間における構造物との間の干渉
を考慮する必要性が軽減されるという利点がある。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明よりなる3段型立体駐車装
置によれば、一本のチェーンを上段駐車台から下段駐車
台に渡って架設し、そのチェーンの回動する方向を選択
することと、上段駐車台を上段空間で下降できないよう
に拘束するかあるいはその拘束を解除するかで、目的と
する上段駐車台あるいは下段駐車台の下降,上昇を選択
的に得ることが可能となり、装置の簡便化、部品数の削
減による低コスト化が実現されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c)は本発明よりなる3段型
立体駐車装置の構成概要一例を示す図であり、第1図
(a)は上段駐車台は上段空間にあり、下段駐車台は下
段空間にある状態、第1図(b)は上段駐車台を中段空
間に降下させた状態、第1図(c)は下段駐車台を中段
空間に上昇させた状態を示している。 第2図は上段駐車台を上段空間から下降することを拘束
するためのロック装置を説明するための図、第3図は下
段駐車台の昇降を台全体の水平姿勢を維持しながら行な
わせるための機構の概要を説明するための図、第4図は
上段駐車台の昇降を台全体の水平姿勢を維持しながら行
なわせるための機構の概要を説明するための図である。 第5図は本発明の3段型立体駐車装置の他の実施例を説
明するための概要図である。 第6図はチェーンの上段駐車台に対するチェーンの連係
の他の例を説明するための図である。 第7図は昇降・横行式3段型立体駐車装置の車両の出入
の状態を説明するための図、第8図は従来の3段型立体
駐車装置を説明するための図である。 1……中段駐車台、2……上段駐車台 3……下段駐車台、4a,4b……横行レール 5……車両の出入路、6……ロック装置 10……駆動用チェーンホイール 11……チェーン 11a……一端、11b……他端 12……浮動ガイドロール 13……固定ガイドロール 14……重錘、20……天井フレーム 21……フック、22……ロッド 23……電磁機構 24,25,26,27……固定ガイドホイール 29……イコライズシャフト 29……ワイヤー 30……駆動用チェーンホイール 31……チェーン、32……浮動滑車 33……重錘

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両出入路の高さに設けた中段空間より上
    方の上段空間に配置した上段駐車台と、該中段空間より
    下方の下段空間に配置した下段駐車台と、昇降駆動手段
    により該中段空間との間で夫々昇降できるように設け、
    かつ前記上段空間に上段駐車台の下降を拘束できるロッ
    ク手段を設けた3段型立体駐車装置において、 前記昇降駆動手段は、固定部に設けた正逆回転可能の駆
    動用チェーンホイールと、これに装架したチェーンとを
    備え、該チェーンの一端を、前記下段駐車台に設けた浮
    動滑車に巻装してから上段駐車台に連結し、かつ、上段
    駐車台の下降を拘束しながら駆動用チェーンホイールの
    正逆回転によるチェーンの繰出し繰込みで下段駐車台の
    前記昇降を可能とすると共に、前記チェーンの他端を上
    段駐車台の吊上げが可能に該上段駐車台に連係して、駆
    動用チェーンホイールの正逆回転によるチェーンの繰出
    し繰込みで上段駐車台の前記昇降を可能に設け、かつチ
    ェーン他端の上段駐車台に対する前記連係は、該チェー
    ン他端に上段駐車台に対するバランスウエイトとなる重
    錘を繋着し、この重錘が上段駐車台に係合することで与
    えるようにしたことを特徴とする3段型立体駐車装置。
  2. 【請求項2】車両出入路の高さに設けた中段空間より上
    方の上段空間に配置した上段駐車台と、該中段空間より
    下方の下段空間に配置した下段駐車台とを、昇降駆動手
    段により該中段空間との間で夫々昇降できるように設
    け、かつ前記上段空間に上段駐車台の下降を拘束できる
    ロック手段を設けた3段型立体駐車装置において、 前記昇降駆動手段は、固定部に設けた正逆回転可能の駆
    動用チェーンホイールと、これに装架したチェーンとを
    備え、該チェーンの一端を、前記下段駐車台に設けた浮
    動滑車に巻装してから上段駐車台に連結し、かつ、上段
    駐車台の下降を拘束しながら駆動用チェーンホイールの
    正逆回転によるチェーンの繰出し繰込みで下段駐車台の
    前記昇降を可能とすると共に、前記チェーンの他端を上
    段駐車台の吊上げが可能に該上段駐車台に連係して、駆
    動用チェーンホイールの正逆回転によるチェーンの繰出
    し繰込みで上段駐車台の前記昇降を可能に設け、かつチ
    ェーン他端の上段駐車台に対する前記連係は、途中で浮
    動滑車を吊持したチェーンの他端を上段駐車台に繋着
    し、該浮動滑車が上段駐車台に係合することで与えるよ
    うにしたことを特徴とする3段型立体駐車装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、車両が出入する
    出入路の高さに設けられた中段空間に、車両出入方向と
    は直交する横方向に移動可能の中段駐車台を配置したこ
    とを特徴とする3段型立体駐車装置。
JP1125230A 1989-05-18 1989-05-18 3段型立体駐車装置 Expired - Lifetime JP2788057B2 (ja)

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