JP2535825Y2 - リボンカセット - Google Patents
リボンカセットInfo
- Publication number
- JP2535825Y2 JP2535825Y2 JP1993030536U JP3053693U JP2535825Y2 JP 2535825 Y2 JP2535825 Y2 JP 2535825Y2 JP 1993030536 U JP1993030536 U JP 1993030536U JP 3053693 U JP3053693 U JP 3053693U JP 2535825 Y2 JP2535825 Y2 JP 2535825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink ribbon
- guide
- arms
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、リボン収納部から１対
のア−ムを垂直に突設し、それにエンドレスインキリボ
ンを収納してなるリボンカセットに関する。
のア−ムを垂直に突設し、それにエンドレスインキリボ
ンを収納してなるリボンカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の縦型カセットでは、イン
クリボンを表裏反転させようとするとメビウスブロック
等の強制メビウス機構が必要であった。
クリボンを表裏反転させようとするとメビウスブロック
等の強制メビウス機構が必要であった。
【０００３】しかし、これらの縦型カセットに前記強制
メビウス機構を設けるとスペ−スを取られてしまい、そ
の分だけリボン収納量が減少するのでリボンの長さが短
くなる欠点があった。
メビウス機構を設けるとスペ−スを取られてしまい、そ
の分だけリボン収納量が減少するのでリボンの長さが短
くなる欠点があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの欠点
を改善するものであって、すなわち、アームを垂直に突
設したリボンカセットにおいて、従来のような大きなス
ペースを取る強制メビウス機構を設けなくても、最小の
スペースでリボンのメビウス反転が可能となり、その結
果、リボンの長さを長くできるリボンカセットを目的と
する。
を改善するものであって、すなわち、アームを垂直に突
設したリボンカセットにおいて、従来のような大きなス
ペースを取る強制メビウス機構を設けなくても、最小の
スペースでリボンのメビウス反転が可能となり、その結
果、リボンの長さを長くできるリボンカセットを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するために、リボンカセットを、エンドレスのインクリ
ボンを折り畳んで収納するリボン収納部と、前記インク
リボンを印字箇所に案内する１対のアームからなり、前
記両アームがリボン収納部の一端部から平面に垂直に突
設し、前記リボン収納部の第１および第２のアームと隣
接する箇所に第１のガイド部および第２のガイド部を設
け、前記第１のガイド部にアーム側へ傾斜した傾斜部を
設けてインクリボンの走行方向を９０度変換させて印字
箇所のインクリボンをリボン収納部の平面と平行にする
とともに、前記第２のガイド部に第１のガイド部と逆傾
斜をなす傾斜部を設けてインクリボンの走行方向をさら
に９０度変換させてインキリボンの表裏を反転してな
る、構成とした。
するために、リボンカセットを、エンドレスのインクリ
ボンを折り畳んで収納するリボン収納部と、前記インク
リボンを印字箇所に案内する１対のアームからなり、前
記両アームがリボン収納部の一端部から平面に垂直に突
設し、前記リボン収納部の第１および第２のアームと隣
接する箇所に第１のガイド部および第２のガイド部を設
け、前記第１のガイド部にアーム側へ傾斜した傾斜部を
設けてインクリボンの走行方向を９０度変換させて印字
箇所のインクリボンをリボン収納部の平面と平行にする
とともに、前記第２のガイド部に第１のガイド部と逆傾
斜をなす傾斜部を設けてインクリボンの走行方向をさら
に９０度変換させてインキリボンの表裏を反転してな
る、構成とした。
【０００６】
【作用】本考案によれば、リボン収納部内のインクリボ
ンは、第１のガイド部の傾斜部で走行方向を９０度変換
して第１のアームから第２のアームに走行し、さらに、
第２のガイド部の逆傾斜をなす傾斜部で走行方向をさら
に９０度変換して計１８０度の変換、すなわち表裏を反
転してリボン収納部内に繰り込まれる。したがって、両
アーム間に張り渡されて印字箇所にあるインクリボン
は、リボン収納部の平面と平行となり、垂直印字が可能
となる。また、インクリボンは双方のガイド部の互いに
逆傾斜をなす傾斜部で走行方向を９０度づつ変換して表
裏を反転するので、最小のスペースでメビウス反転を果
たすことができる。
ンは、第１のガイド部の傾斜部で走行方向を９０度変換
して第１のアームから第２のアームに走行し、さらに、
第２のガイド部の逆傾斜をなす傾斜部で走行方向をさら
に９０度変換して計１８０度の変換、すなわち表裏を反
転してリボン収納部内に繰り込まれる。したがって、両
アーム間に張り渡されて印字箇所にあるインクリボン
は、リボン収納部の平面と平行となり、垂直印字が可能
となる。また、インクリボンは双方のガイド部の互いに
逆傾斜をなす傾斜部で走行方向を９０度づつ変換して表
裏を反転するので、最小のスペースでメビウス反転を果
たすことができる。
【０００７】なお、前記第２のガイド部をスリットより
なる傾斜部を有した部材とし、かつ、その部材を前記第
２のアームと隣接する箇所に着脱自在としたり、そのス
リットを有する部材にあらかじめインクリボンを挿通し
ておき、それをリボン収納部やアームに装着するように
すると、前記作用がより好適となり、リボン補充時のカ
セットへの装填もより簡単となる。
なる傾斜部を有した部材とし、かつ、その部材を前記第
２のアームと隣接する箇所に着脱自在としたり、そのス
リットを有する部材にあらかじめインクリボンを挿通し
ておき、それをリボン収納部やアームに装着するように
すると、前記作用がより好適となり、リボン補充時のカ
セットへの装填もより簡単となる。
【０００８】
【実施例】次に本考案の実施例を図面により説明する。
図１は本考案の実施例の蓋を外した状態の斜視図、図２
は同実施例の組み立て斜視図である。図において、カセ
ット１は、リボン収納部２、第１のア−ム３、および第
２のア−ム４からなり、ア−ム３，４はリボン収納部２
の一端部から平面に垂直で互いに背向させて突設してあ
る。
図１は本考案の実施例の蓋を外した状態の斜視図、図２
は同実施例の組み立て斜視図である。図において、カセ
ット１は、リボン収納部２、第１のア−ム３、および第
２のア−ム４からなり、ア−ム３，４はリボン収納部２
の一端部から平面に垂直で互いに背向させて突設してあ
る。
【０００９】リボン収納部２には、１対の繰り込みロ−
ラ５，６を回転自在に軸支し、第１のア−ム３と接触す
る箇所にア−ム側へ傾斜した傾斜部７を有する第１のガ
イド部８を設け、かつ、第２のア−ム４に接触する箇所
にガイド装着部９を設けてある。
ラ５，６を回転自在に軸支し、第１のア−ム３と接触す
る箇所にア−ム側へ傾斜した傾斜部７を有する第１のガ
イド部８を設け、かつ、第２のア−ム４に接触する箇所
にガイド装着部９を設けてある。
【００１０】第２のガイド部10は、ガイド装着部９に着
脱可能に形成してあり、その中央部に第１のガイド部８
の傾斜部７と逆傾斜をなし、かつインクリボン12が挿通
可能なスリット11を設けてある。なお、インクリボン12
は第２のガイド部10のスリット11にあらかじめ挿通させ
てメビウスル−プにしておく。
脱可能に形成してあり、その中央部に第１のガイド部８
の傾斜部７と逆傾斜をなし、かつインクリボン12が挿通
可能なスリット11を設けてある。なお、インクリボン12
は第２のガイド部10のスリット11にあらかじめ挿通させ
てメビウスル−プにしておく。
【００１１】インクリボン12をカセット１に装着するに
は、ガイド装着部９に第２のガイド部10を装着し、それ
に挿通してあるインクリボン12をリボン収納部２内に折
り畳んで収納し、繰り込みロ−ラ５，６間に挿通させ、
第１のガイド部８で走行方向を90度変換させ、かつ、表
裏を反転させて両ア−ム３，４間に張り渡す。
は、ガイド装着部９に第２のガイド部10を装着し、それ
に挿通してあるインクリボン12をリボン収納部２内に折
り畳んで収納し、繰り込みロ−ラ５，６間に挿通させ、
第１のガイド部８で走行方向を90度変換させ、かつ、表
裏を反転させて両ア−ム３，４間に張り渡す。
【００１２】この状態でカセット１をプリンタ（図示せ
ず）にセットして印字を行うと、印字箇所（両ア−ム
３，４間）のインクリボン12は２つのガイド部８，10で
走行方向を90度づつ変換してあるので、リボン収納部12
の平面と平行状態となり、垂直印字が可能となる。
ず）にセットして印字を行うと、印字箇所（両ア−ム
３，４間）のインクリボン12は２つのガイド部８，10で
走行方向を90度づつ変換してあるので、リボン収納部12
の平面と平行状態となり、垂直印字が可能となる。
【００１３】その際、インクリボン12は第１のガイド部
８で表裏を反転させ、第２のガイド部10で表裏を反転さ
せていないので、特別な強制メビウス機構を設けてスペ
−スを大きく取らなくても、最小のスペ−スでメビウス
反転が可能となる。
８で表裏を反転させ、第２のガイド部10で表裏を反転さ
せていないので、特別な強制メビウス機構を設けてスペ
−スを大きく取らなくても、最小のスペ−スでメビウス
反転が可能となる。
【００１４】なお、インクリボン12を取り外すには、第
２のガイド部10をガイド装着部９よりインクリボン12と
ともに取り外した後、新しいインクリボン12とそれを挿
通してある新しい第２のガイド部10を装着する。
２のガイド部10をガイド装着部９よりインクリボン12と
ともに取り外した後、新しいインクリボン12とそれを挿
通してある新しい第２のガイド部10を装着する。
【００１５】
【考案の効果】本考案は以上の構成により、アームを垂
直に突設したリボンカセットにおいて、従来のようなス
ペースを大きくとる強制メビウス機構を設けなくとも、
最小のスペースでリボンのメビウス反転ができるので、
構造が簡単でリボンの長さが十分にとれ、かつ、リボン
装填も簡単な、垂直印字可能なリボンカセットが得られ
る。
直に突設したリボンカセットにおいて、従来のようなス
ペースを大きくとる強制メビウス機構を設けなくとも、
最小のスペースでリボンのメビウス反転ができるので、
構造が簡単でリボンの長さが十分にとれ、かつ、リボン
装填も簡単な、垂直印字可能なリボンカセットが得られ
る。
【図１】本考案の実施例で蓋体を外した状態の斜視図で
ある。
ある。
【図２】同実施例の組み立て状態を示す斜視図である。
１ カセット ２ リボン収納部 ３ 第１のア−ム ４ 第２のア−ム ７ 傾斜部 ８ 第１のガイド部 ９ ガイド装着部 10 第２のガイド部 11 スリット 12 インクリボン
Claims (3)
- 【請求項１】エンドレスのインクリボンを折り畳んで収
納するリボン収納部と、前記インクリボンを印字箇所に
案内する１対のアームからなり、前記両アームがリボン
収納部の一端部から平面に垂直に突設し、前記リボン収
納部の第１および第２のアームと隣接する箇所に第１の
ガイド部および第２のガイド部を設け、前記第１のガイ
ド部にアーム側へ傾斜した傾斜部を設けてインクリボン
の走行方向を９０度変換させて印字箇所のインクリボン
をリボン収納部の平面と平行にするとともに、前記第２
のガイド部に第１のガイド部と逆傾斜をなす傾斜部を設
けてインクリボンの走行方向をさらに９０度変換させて
インキリボンの表裏を反転してなる、リボンカセット。 - 【請求項２】 前記第２のガイド部が、スリットよりなる
傾斜部を有した部材であり、かつ、その部材が前記第２
のアームと隣接する箇所に着脱自在としたことを特徴と
する、請求項１記載のリボンカセット。 - 【請求項３】 前記インキリボンが、前記第２のガイド部
のスリットにあらかじめ挿通してあり、それをリボン収
納部およびアームに装着してなる、請求項２記載のリボ
ンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993030536U JP2535825Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | リボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993030536U JP2535825Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | リボンカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683356U JPH0683356U (ja) | 1994-11-29 |
| JP2535825Y2 true JP2535825Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=12306526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993030536U Expired - Lifetime JP2535825Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | リボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535825Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58219081A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-20 | Seiko Epson Corp | リボンカ−トリツジ |
| JPS6168280A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 前面操作型ｉｄｆカセツト |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP1993030536U patent/JP2535825Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0683356U (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |