JP2766821B2 - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
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- JP2766821B2 JP2766821B2 JP24510593A JP24510593A JP2766821B2 JP 2766821 B2 JP2766821 B2 JP 2766821B2 JP 24510593 A JP24510593 A JP 24510593A JP 24510593 A JP24510593 A JP 24510593A JP 2766821 B2 JP2766821 B2 JP 2766821B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プリンタに装着さ
れるインクリボンカセットに関するものである。
れるインクリボンカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からリボンカセットには、エンドレ
スのインクリボンが蛇行した状態で貯蔵してあり、この
インクリボンを断続的にプラテンの前面に送出して、プ
リンタの印字ヘッドによって印字するものがある。
スのインクリボンが蛇行した状態で貯蔵してあり、この
インクリボンを断続的にプラテンの前面に送出して、プ
リンタの印字ヘッドによって印字するものがある。
【0003】インクリボンには、2種類のものがあり、
一つは通常フィルムリボンと呼ばれるものであり、他は
ファブリックリボンと呼ばれるものである。フィルムリ
ボンは、合成樹脂フィルムを素材として、このフィルム
の一面にインクを塗布しインク層が形成されたものであ
る。またファブリックリボンは、素材として当然織物が
使用され、この織物に印字用のインクを含浸させたもの
である。
一つは通常フィルムリボンと呼ばれるものであり、他は
ファブリックリボンと呼ばれるものである。フィルムリ
ボンは、合成樹脂フィルムを素材として、このフィルム
の一面にインクを塗布しインク層が形成されたものであ
る。またファブリックリボンは、素材として当然織物が
使用され、この織物に印字用のインクを含浸させたもの
である。
【0004】この2種類のインクリボン用に兼用できる
リボンカセットとしては、本出願人による発明が特開平
2−238981号公報に示されている。これは、貯蔵
室の下流側端部を区画する壁部材の一部を下流側に突出
させ、この突出個所にファブリックリボン用の第1スリ
ットを、突出していない個所にフィルムリボン用の第2
スリットを開設している。そして第1スリットの上流側
近傍の底面におけるファブリックリボンの経路上に、リ
ボンの走行に負荷を与えて貯蔵室から円滑にリボンを引
き出すためのリブを形成している。また第2スリット
は、フィルムリボンのインク層がスリットに接触するこ
とを避けるように貯蔵室の幅方向中心から偏倚した位置
に設けてある。
リボンカセットとしては、本出願人による発明が特開平
2−238981号公報に示されている。これは、貯蔵
室の下流側端部を区画する壁部材の一部を下流側に突出
させ、この突出個所にファブリックリボン用の第1スリ
ットを、突出していない個所にフィルムリボン用の第2
スリットを開設している。そして第1スリットの上流側
近傍の底面におけるファブリックリボンの経路上に、リ
ボンの走行に負荷を与えて貯蔵室から円滑にリボンを引
き出すためのリブを形成している。また第2スリット
は、フィルムリボンのインク層がスリットに接触するこ
とを避けるように貯蔵室の幅方向中心から偏倚した位置
に設けてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
1つのリボンカセットに、第1スリットと第2スリット
とが、常にインクリボンを通過可能な状態に設けてある
ため、インクリボンを収納する際に間違ったスリットを
通過させてしまうおそれがあり、そうすると、与えられ
るべき負荷が与えられないためにリボンが屈曲状態のま
まスリットに侵入してリボン詰りを生じたり、または接
触させたくないインク層の面がスリットやリブに接触し
てスリットの通過が阻害されたりする問題を生じる。
1つのリボンカセットに、第1スリットと第2スリット
とが、常にインクリボンを通過可能な状態に設けてある
ため、インクリボンを収納する際に間違ったスリットを
通過させてしまうおそれがあり、そうすると、与えられ
るべき負荷が与えられないためにリボンが屈曲状態のま
まスリットに侵入してリボン詰りを生じたり、または接
触させたくないインク層の面がスリットやリブに接触し
てスリットの通過が阻害されたりする問題を生じる。
【0006】そこで本発明の目的は、インクリボンとし
てファブリックリボンとフィルムリボンとを選択的に収
納可能とするインクリボンカセットにおいて、収納する
インクリボンの種類に対応して1つの経路のみにインク
リボンを通過可能としてファブリックリボンまたはフィ
ルムリボンを収納する際に間違った経路を取ることのな
いようにすることにある。
てファブリックリボンとフィルムリボンとを選択的に収
納可能とするインクリボンカセットにおいて、収納する
インクリボンの種類に対応して1つの経路のみにインク
リボンを通過可能としてファブリックリボンまたはフィ
ルムリボンを収納する際に間違った経路を取ることのな
いようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクリボンカセットは、カセットケース
に、エンドレスのインクリボンを蛇行状に貯蔵する貯蔵
室と、インクリボンが外部へ引き出される開口を有する
引出し腕と、外部へ引き出されたインクリボンを内部へ
引き込む開口を有する引込み腕とが設けてある。そし
て、貯蔵室の下流側端部には、インクリボンの幅方向端
部と対接可能なリブと、表裏を反転することにより第1
の装着姿勢または第2の装着姿勢に選択的に連結手段を
介して取付け可能なリボン経路切換え部材とが設けてあ
る。また、このリボン経路切換え部材は、インクリボン
の移送方向に伸びる連結部と、この連結部の上流端に連
結され、その端部が貯蔵室の一方の側壁に連結可能な長
さの隔壁部と、連結部の下流端に連結され、その端部が
貯蔵室の他方の側壁に連結可能な長さを有し、その中間
部にインクリボンが挿通可能なスリットが形成してある
スリット壁部とで構成してある。そして、リボン経路切
換え部材が第1の装着姿勢で取り付けられたときには、
隔壁部はリブの上流側に対向して位置し、スリットを貯
蔵室からのインクリボンの唯一の出口としてリブを経由
しないリボン経路を構成し、リボン経路切換え部材が第
2の装着姿勢で取り付けられたときには、スリット壁部
がリブの下流側に対向して位置し、スリットを貯蔵室か
らのインクリボンの唯一の出口としてリブを経由するリ
ボン経路を構成し、リボン経路切換え部材の装着姿勢の
選択により、インクリボンとしてリブを経由するリボン
経路に通すべきファブリックリボンとリブを経由しない
リボン経路に通すべきフィルムリボンとを選択的に使用
可能としたことを特徴としている。
に、本発明のインクリボンカセットは、カセットケース
に、エンドレスのインクリボンを蛇行状に貯蔵する貯蔵
室と、インクリボンが外部へ引き出される開口を有する
引出し腕と、外部へ引き出されたインクリボンを内部へ
引き込む開口を有する引込み腕とが設けてある。そし
て、貯蔵室の下流側端部には、インクリボンの幅方向端
部と対接可能なリブと、表裏を反転することにより第1
の装着姿勢または第2の装着姿勢に選択的に連結手段を
介して取付け可能なリボン経路切換え部材とが設けてあ
る。また、このリボン経路切換え部材は、インクリボン
の移送方向に伸びる連結部と、この連結部の上流端に連
結され、その端部が貯蔵室の一方の側壁に連結可能な長
さの隔壁部と、連結部の下流端に連結され、その端部が
貯蔵室の他方の側壁に連結可能な長さを有し、その中間
部にインクリボンが挿通可能なスリットが形成してある
スリット壁部とで構成してある。そして、リボン経路切
換え部材が第1の装着姿勢で取り付けられたときには、
隔壁部はリブの上流側に対向して位置し、スリットを貯
蔵室からのインクリボンの唯一の出口としてリブを経由
しないリボン経路を構成し、リボン経路切換え部材が第
2の装着姿勢で取り付けられたときには、スリット壁部
がリブの下流側に対向して位置し、スリットを貯蔵室か
らのインクリボンの唯一の出口としてリブを経由するリ
ボン経路を構成し、リボン経路切換え部材の装着姿勢の
選択により、インクリボンとしてリブを経由するリボン
経路に通すべきファブリックリボンとリブを経由しない
リボン経路に通すべきフィルムリボンとを選択的に使用
可能としたことを特徴としている。
【0008】上記の連結手段は、貯蔵室の下流側端部の
一方の側壁のリブを中心とする上下流側に設けられた第
1連結溝および第2連結溝と、貯蔵室の他方の側壁に設
けられた連結溝と、リボン経路切換え部材の両端に設け
られ、連結溝および第1連結溝、又は連結溝および第2
連結溝に係止する第1連結片および第2連結片とで構成
してもよい。
一方の側壁のリブを中心とする上下流側に設けられた第
1連結溝および第2連結溝と、貯蔵室の他方の側壁に設
けられた連結溝と、リボン経路切換え部材の両端に設け
られ、連結溝および第1連結溝、又は連結溝および第2
連結溝に係止する第1連結片および第2連結片とで構成
してもよい。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の詳細な説明を
する。
する。
【0010】インクリボンカセットは、図1に示すカセ
ットケース1に、図示しない蓋を固着してなるものであ
る。カセットケース1には、その右過半部を占める横長
の貯蔵室2が形成してあり、この貯蔵室内にはインクリ
ボンRが、蛇行状態で貯蔵されるものである。インクリ
ボンRには、先に説明したフィルムリボンR1 や、ファ
ブリックリボンR2 等が含まれ、図1ではフィルムリボ
ンR1 を示している。カセットケース1の両端部の一側
面(上側面)には、引出し腕11と引込み腕12が、同
一方向に延出した状態で一体的に形成してあり、この引
出し腕には、インクリボンRが外部に引き出される開口
11aを有し、またこの引込み腕には、外部へ引き出さ
れたインクリボンを貯蔵室2内に引き込む開口12aが
形成してある。
ットケース1に、図示しない蓋を固着してなるものであ
る。カセットケース1には、その右過半部を占める横長
の貯蔵室2が形成してあり、この貯蔵室内にはインクリ
ボンRが、蛇行状態で貯蔵されるものである。インクリ
ボンRには、先に説明したフィルムリボンR1 や、ファ
ブリックリボンR2 等が含まれ、図1ではフィルムリボ
ンR1 を示している。カセットケース1の両端部の一側
面(上側面)には、引出し腕11と引込み腕12が、同
一方向に延出した状態で一体的に形成してあり、この引
出し腕には、インクリボンRが外部に引き出される開口
11aを有し、またこの引込み腕には、外部へ引き出さ
れたインクリボンを貯蔵室2内に引き込む開口12aが
形成してある。
【0011】また、インクリボンRをカセットケース1
から送り出し、さらにこのカセットケース内に引き込む
ための駆動手段が設けてある。この駆動手段の構成は、
カセットケース1の底壁の右端部下方に、リボン送りロ
ーラ3の軸4がこの底壁を貫通した状態で回転自在に軸
支してあり、このローラ3に押圧ローラ5が弾接してい
る。押圧ローラ5の軸6の下端は、カセットケース1の
底面に形成してあるガイド溝(図示せず)に嵌合してい
る。さらに軸6の上端は、スライダ7によって軸受して
ある。スライダ7には、基端をカセットケース1に固着
した押圧ばね8の先端が連結してあり、そのため押圧ロ
ーラ5はリボン送りローラ3に押圧力を付勢し、連動を
確実にしている。リボン送りローラ3の軸4の下端は、
前記したようにカセットケース1の底壁を貫通し、駆動
モータからの回転駆動力が伝達されるようになってい
る。
から送り出し、さらにこのカセットケース内に引き込む
ための駆動手段が設けてある。この駆動手段の構成は、
カセットケース1の底壁の右端部下方に、リボン送りロ
ーラ3の軸4がこの底壁を貫通した状態で回転自在に軸
支してあり、このローラ3に押圧ローラ5が弾接してい
る。押圧ローラ5の軸6の下端は、カセットケース1の
底面に形成してあるガイド溝(図示せず)に嵌合してい
る。さらに軸6の上端は、スライダ7によって軸受して
ある。スライダ7には、基端をカセットケース1に固着
した押圧ばね8の先端が連結してあり、そのため押圧ロ
ーラ5はリボン送りローラ3に押圧力を付勢し、連動を
確実にしている。リボン送りローラ3の軸4の下端は、
前記したようにカセットケース1の底壁を貫通し、駆動
モータからの回転駆動力が伝達されるようになってい
る。
【0012】インクリボンの貯蔵室2の下流側端部は、
リボン経路切換え部材9で区画されている。リボン経路
切換え部材9は表裏を反転することにより、第1の装着
姿勢と第2の装着姿勢に連結手段を介して取り付け可能
である。貯蔵室2の下流側端部の上側壁には、インクリ
ボンの幅方向端部と対接可能なリブ21が設けてある。
このリブを中心とする上下流側の貯蔵室2の上側壁に
は、第1連結溝22と第2連結溝23が設けてある。ま
た、リブと反対側である貯蔵室2の下側壁には、連結溝
24が設けてある。
リボン経路切換え部材9で区画されている。リボン経路
切換え部材9は表裏を反転することにより、第1の装着
姿勢と第2の装着姿勢に連結手段を介して取り付け可能
である。貯蔵室2の下流側端部の上側壁には、インクリ
ボンの幅方向端部と対接可能なリブ21が設けてある。
このリブを中心とする上下流側の貯蔵室2の上側壁に
は、第1連結溝22と第2連結溝23が設けてある。ま
た、リブと反対側である貯蔵室2の下側壁には、連結溝
24が設けてある。
【0013】リボン経路切換え部材9について、図2乃
至図4により説明する。リボン経路切換え部材9は連結
部91と隔壁部92とスリット壁部93とで構成してあ
る。連結部91は、インクリボンの移送方向に伸びてお
り、その長さは第1または第2連結溝22,23からリ
ブ21までの距離にほぼ等しい。連結部91の上流端に
T字状に隔壁部92が連結されている。この隔壁部の一
方の端部は、貯蔵室2の上側壁に連結可能な長さを有
し、その端部は第1連結片92aであって、第1連結溝
22および連結溝24に係止可能である。隔壁部92の
他方の端部は、貯蔵室2の下側壁までのほぼ半分の位置
まで延伸しており、その端部はリボンガイド片92bで
ある。連結部91の下流端にL字状にスリット壁部93
が連結されている。このスリット壁部の端部は、貯蔵室
2の下側壁に連結可能な長さを有し、その端部は第2連
結片93aであって、第2連結溝23および連結溝24
に係止可能である。スリット壁部93の中間部には、ス
リット94が形成してある。リボン経路切換え部材9は
このスリットにより2分割状態になるので、これを避け
るために、スリットの開口の反対側に突起部95を設け
て一体を保つようにしてある。また、スリット94の開
口縁部に沿って突起部95a,95aが設けてある。
至図4により説明する。リボン経路切換え部材9は連結
部91と隔壁部92とスリット壁部93とで構成してあ
る。連結部91は、インクリボンの移送方向に伸びてお
り、その長さは第1または第2連結溝22,23からリ
ブ21までの距離にほぼ等しい。連結部91の上流端に
T字状に隔壁部92が連結されている。この隔壁部の一
方の端部は、貯蔵室2の上側壁に連結可能な長さを有
し、その端部は第1連結片92aであって、第1連結溝
22および連結溝24に係止可能である。隔壁部92の
他方の端部は、貯蔵室2の下側壁までのほぼ半分の位置
まで延伸しており、その端部はリボンガイド片92bで
ある。連結部91の下流端にL字状にスリット壁部93
が連結されている。このスリット壁部の端部は、貯蔵室
2の下側壁に連結可能な長さを有し、その端部は第2連
結片93aであって、第2連結溝23および連結溝24
に係止可能である。スリット壁部93の中間部には、ス
リット94が形成してある。リボン経路切換え部材9は
このスリットにより2分割状態になるので、これを避け
るために、スリットの開口の反対側に突起部95を設け
て一体を保つようにしてある。また、スリット94の開
口縁部に沿って突起部95a,95aが設けてある。
【0014】リボン経路切換え部材9の隔壁部92の上
流側端面には、複数本の突条92cを設け、インクリボ
ンが端面に密着しないようにしてある。更に、カセット
ケース1の底壁には、リボン経路切換え部材9に形成さ
れた突起部95または95aが嵌合する凹部13,14
が形成してある。
流側端面には、複数本の突条92cを設け、インクリボ
ンが端面に密着しないようにしてある。更に、カセット
ケース1の底壁には、リボン経路切換え部材9に形成さ
れた突起部95または95aが嵌合する凹部13,14
が形成してある。
【0015】図1に示すように、貯蔵室2の下流側端部
とカセットケース1の左側壁との中間部には、第2の隔
壁15があり、この隔壁にもスリット15aが形成して
ある。この隔壁15の左側の室内の底壁には、フィルム
リボンR1 用のガイドピン16が形成してある。このガ
イドピンの上方には、ファブリックリボンR2 用のメビ
ウス用のガイド17a,17bおよびガイドピン18が
突出して形成してある。そしてインクリボンは引出し腕
11の延出した角部の角面11bにガイドされて開口1
1aから引き出される。
とカセットケース1の左側壁との中間部には、第2の隔
壁15があり、この隔壁にもスリット15aが形成して
ある。この隔壁15の左側の室内の底壁には、フィルム
リボンR1 用のガイドピン16が形成してある。このガ
イドピンの上方には、ファブリックリボンR2 用のメビ
ウス用のガイド17a,17bおよびガイドピン18が
突出して形成してある。そしてインクリボンは引出し腕
11の延出した角部の角面11bにガイドされて開口1
1aから引き出される。
【0016】そこで、次に本発明の作用について説明す
る。
る。
【0017】先ず、このインクリボンカセットを、フィ
ルムリボンR1 用として使用する場合について説明す
る。
ルムリボンR1 用として使用する場合について説明す
る。
【0018】この場合には、図2に示すようにリボン経
路切換え部材9はカセットケース1へ第1の装着姿勢で
装着される。即ち、第1連結片92aを第1連結溝22
に、第2連結片93aを連結溝24に係止する。この装
着姿勢では、隔壁部92はリブ21の上流側に位置して
インクリボンのリブへの侵入を妨げている。同時に、ス
リット94はカセットケース1の底壁側を開口方向と
し、リボンガイド片92bの下流に位置し、貯蔵室2か
らのリボンR1 の唯一の出口となっている。また、図3
及び図4に示すように、突起部95a,95aは凹部1
3に嵌合し、スリット壁部93の撓みを防止している。
路切換え部材9はカセットケース1へ第1の装着姿勢で
装着される。即ち、第1連結片92aを第1連結溝22
に、第2連結片93aを連結溝24に係止する。この装
着姿勢では、隔壁部92はリブ21の上流側に位置して
インクリボンのリブへの侵入を妨げている。同時に、ス
リット94はカセットケース1の底壁側を開口方向と
し、リボンガイド片92bの下流に位置し、貯蔵室2か
らのリボンR1 の唯一の出口となっている。また、図3
及び図4に示すように、突起部95a,95aは凹部1
3に嵌合し、スリット壁部93の撓みを防止している。
【0019】この第1の装着姿勢のときには、スリット
94はカセットケース1の底壁側に開口しているので、
リボン経路切換え部材9を取り付けるのに先立って、フ
ィルムリボンR1 をスリット94に通しておく。所定の
長さでエンドレスに連続させたフィルムリボンR1 は、
図1に示すように、フィルム層を上面にして貯蔵室2内
を横切っており、貯蔵室の出口側では先に述べたように
スリット94を通過させておき、スリット15aを通過
させ、ガイドピン16と角面11bを通って引出し腕1
1の開口11aから引き出しておく。貯蔵室の入口側で
は、リボンR1をリボン送りローラ3と押圧ローラ5と
の間を通過させて押圧ローラを掛け回し、引込み腕12
の開口12aから引き出しておく。
94はカセットケース1の底壁側に開口しているので、
リボン経路切換え部材9を取り付けるのに先立って、フ
ィルムリボンR1 をスリット94に通しておく。所定の
長さでエンドレスに連続させたフィルムリボンR1 は、
図1に示すように、フィルム層を上面にして貯蔵室2内
を横切っており、貯蔵室の出口側では先に述べたように
スリット94を通過させておき、スリット15aを通過
させ、ガイドピン16と角面11bを通って引出し腕1
1の開口11aから引き出しておく。貯蔵室の入口側で
は、リボンR1をリボン送りローラ3と押圧ローラ5と
の間を通過させて押圧ローラを掛け回し、引込み腕12
の開口12aから引き出しておく。
【0020】次に、駆動モータを駆動すると、リボン送
りローラ3が回転し、押圧ローラ5が連動回転する。そ
のためフィルムリボンR1 は、リボン引込み用の開口1
2aから引込み腕12を通り、リボン送りローラ3と押
圧ローラ5との間を通り、貯蔵室2内に引き込まれて蛇
行した状態で貯蔵される。全てのリボンが引き込まれて
貯蔵室内に貯蔵された状態が図1に示すようであり、フ
ィルムリボンR1 はフィルム層を上面にした状態で貯蔵
され、そのリボン経路中でリボンが反転されることはな
い。また、このリボン経路中にはリブ21は存在しない
ので、スムーズに引き出される。
りローラ3が回転し、押圧ローラ5が連動回転する。そ
のためフィルムリボンR1 は、リボン引込み用の開口1
2aから引込み腕12を通り、リボン送りローラ3と押
圧ローラ5との間を通り、貯蔵室2内に引き込まれて蛇
行した状態で貯蔵される。全てのリボンが引き込まれて
貯蔵室内に貯蔵された状態が図1に示すようであり、フ
ィルムリボンR1 はフィルム層を上面にした状態で貯蔵
され、そのリボン経路中でリボンが反転されることはな
い。また、このリボン経路中にはリブ21は存在しない
ので、スムーズに引き出される。
【0021】フィルムリボンR1 が貯蔵室2から引き出
されて搬送されるときには、インク層は下面にあるの
で、リボンガイド片92bおよびスリット94を通過
し、スリット15aを通過し、ガイドピン16に案内さ
れ、角面11bを通過して開口11aから外部に引き出
される際にインク層が接触することがないため、このイ
ンク層は保護される。そして、引き出されたフィルムリ
ボンR1 は、図示しないプラテンにインク層が対向する
状態でプラテンに向って搬送されてゆき、印字に利用さ
れるものである。
されて搬送されるときには、インク層は下面にあるの
で、リボンガイド片92bおよびスリット94を通過
し、スリット15aを通過し、ガイドピン16に案内さ
れ、角面11bを通過して開口11aから外部に引き出
される際にインク層が接触することがないため、このイ
ンク層は保護される。そして、引き出されたフィルムリ
ボンR1 は、図示しないプラテンにインク層が対向する
状態でプラテンに向って搬送されてゆき、印字に利用さ
れるものである。
【0022】次に、このインクリボンカセットをファブ
リックリボンR2 用として使用する場合について説明す
る。
リックリボンR2 用として使用する場合について説明す
る。
【0023】この場合には、図7に示すようにリボン経
路切換え部材9をカセットケース1へ第2の装着姿勢で
装着する。即ち、第1連結片92aを連結溝24に、第
2連結片93aを第2連結溝23に係止する。この装着
姿勢では、隔壁部92はリブ21とインクリボンの移送
方向に直交する方向に並んで位置し、スリット94はリ
ブ21の下流に位置して上方が開口する状態である。こ
のために、リブ21を通ってスリット94へ導く経路
が、貯蔵室2からのインクリボンの唯一の出口となって
いる。また、図8及び図9に示すように、突起部95は
凹部14に嵌合し、スリット壁部93の撓みを防止して
いる。
路切換え部材9をカセットケース1へ第2の装着姿勢で
装着する。即ち、第1連結片92aを連結溝24に、第
2連結片93aを第2連結溝23に係止する。この装着
姿勢では、隔壁部92はリブ21とインクリボンの移送
方向に直交する方向に並んで位置し、スリット94はリ
ブ21の下流に位置して上方が開口する状態である。こ
のために、リブ21を通ってスリット94へ導く経路
が、貯蔵室2からのインクリボンの唯一の出口となって
いる。また、図8及び図9に示すように、突起部95は
凹部14に嵌合し、スリット壁部93の撓みを防止して
いる。
【0024】この状態で、所定の長さでエンドレスに連
続させたファブリックリボンR2 を、図6に示すよう
に、貯蔵室2内を横切らせ、貯蔵室の出口側ではリブ2
1に添わせてスリット94に導いて通過させ、スリット
15aを通過させ、メビウス用のガイド17a,17b
によりリボンを反転させ、ガイドピン18と角面11b
を通って引出し腕11の開口11aから引き出してお
く。貯蔵室の入口側では、リボンR2 をリボン送りロー
ラ3と押圧ローラ5との間を通過させて押圧ローラを掛
け回し、引込み腕12の開口12aから引き出してお
く。
続させたファブリックリボンR2 を、図6に示すよう
に、貯蔵室2内を横切らせ、貯蔵室の出口側ではリブ2
1に添わせてスリット94に導いて通過させ、スリット
15aを通過させ、メビウス用のガイド17a,17b
によりリボンを反転させ、ガイドピン18と角面11b
を通って引出し腕11の開口11aから引き出してお
く。貯蔵室の入口側では、リボンR2 をリボン送りロー
ラ3と押圧ローラ5との間を通過させて押圧ローラを掛
け回し、引込み腕12の開口12aから引き出してお
く。
【0025】貯蔵室2内へファブリックリボンR2 を貯
蔵する動作はフィルムリボンR1 の場合と同様であり、
貯蔵室2内に引き込まれて蛇行した状態で貯蔵される。
全てのリボンが引き込まれて貯蔵室内に貯蔵された状態
が図6に示すようであるが、ファブリックリボンR2
は、そのリボン経路中のメビウス用のガイド17a,1
7bで反転される。
蔵する動作はフィルムリボンR1 の場合と同様であり、
貯蔵室2内に引き込まれて蛇行した状態で貯蔵される。
全てのリボンが引き込まれて貯蔵室内に貯蔵された状態
が図6に示すようであるが、ファブリックリボンR2
は、そのリボン経路中のメビウス用のガイド17a,1
7bで反転される。
【0026】ファブリックリボンR2 が貯蔵室2から引
き出されてスリット94を通過する途中には、リブ21
が存在しているので、このリブ21によってファブリッ
クリボンR2 は負荷を受けながら通過し、この負荷によ
ってファブリックリボンR2がスリット94を詰めるこ
とがなく円滑に通過する。スリット94から出たファブ
リックリボンR2 は、さらに隔壁15のスリット15a
を通過し、メビウス用のガイド17a,17bで反転さ
れ、ガイドピン18に案内され、角面11bを通過して
開口11aから外部に引き出される。引き出されたファ
ブリックリボンR2 は、図示しないプラテンに向って搬
送され、印字に利用されるものである。
き出されてスリット94を通過する途中には、リブ21
が存在しているので、このリブ21によってファブリッ
クリボンR2 は負荷を受けながら通過し、この負荷によ
ってファブリックリボンR2がスリット94を詰めるこ
とがなく円滑に通過する。スリット94から出たファブ
リックリボンR2 は、さらに隔壁15のスリット15a
を通過し、メビウス用のガイド17a,17bで反転さ
れ、ガイドピン18に案内され、角面11bを通過して
開口11aから外部に引き出される。引き出されたファ
ブリックリボンR2 は、図示しないプラテンに向って搬
送され、印字に利用されるものである。
【0027】尚、隔壁部92は上例のようにT字状に限
られず、第1連結片92aを有するL字状のものであっ
てもよい。
られず、第1連結片92aを有するL字状のものであっ
てもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、リ
ボン経路切換え部材を表裏を反転することにより第1の
装着姿勢と第2の装着姿勢に取り付けられるようにして
あり、各装着姿勢に応じて、貯蔵室の下流側端部には唯
一のスリットのみが形成される。このために、収納すべ
きインクリボンがファブリックリボンまたはフィルムリ
ボンのいずれかに決まった時に、リボン経路切換え部材
の装着姿勢を選択して取り付ければ、リボン経路は唯一
に決定され、経路の選択の間違いなどを生じることがな
い。したがってファブリックリボンまたはフィルムリボ
ンを最適の経路に通して円滑にかつスリットに詰ったり
することなく搬送でき、良質の印字が可能になる。更
に、共通のカセットケース及びリボン経路切換え部材を
用いてファブリックリボンまたはフィルムリボンを選択
的に収納できるので、部品コストの低減が達成できる。
さらに第1の装着姿勢の場合には、リブの上流側に隔壁
部が位置するので、フィルムリボンがリブに接触するこ
とはなく、リブにより負荷を受けてからまるなど、円滑
な搬送の妨げとなることが防止できる。
ボン経路切換え部材を表裏を反転することにより第1の
装着姿勢と第2の装着姿勢に取り付けられるようにして
あり、各装着姿勢に応じて、貯蔵室の下流側端部には唯
一のスリットのみが形成される。このために、収納すべ
きインクリボンがファブリックリボンまたはフィルムリ
ボンのいずれかに決まった時に、リボン経路切換え部材
の装着姿勢を選択して取り付ければ、リボン経路は唯一
に決定され、経路の選択の間違いなどを生じることがな
い。したがってファブリックリボンまたはフィルムリボ
ンを最適の経路に通して円滑にかつスリットに詰ったり
することなく搬送でき、良質の印字が可能になる。更
に、共通のカセットケース及びリボン経路切換え部材を
用いてファブリックリボンまたはフィルムリボンを選択
的に収納できるので、部品コストの低減が達成できる。
さらに第1の装着姿勢の場合には、リブの上流側に隔壁
部が位置するので、フィルムリボンがリブに接触するこ
とはなく、リブにより負荷を受けてからまるなど、円滑
な搬送の妨げとなることが防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示し、フィルムリボンを収
納し蓋を取り外した平面図である。
納し蓋を取り外した平面図である。
【図2】フィルムリボン用としてリボン経路切換え部材
を取り付けた要部拡大平面図である。
を取り付けた要部拡大平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】リボン経路切換え部材を取り外してカセットケ
ースの構成を説明する要部拡大平面図である。
ースの構成を説明する要部拡大平面図である。
【図6】ファブリックリボンを収納し蓋を取り外した平
面図である。
面図である。
【図7】ファブリックリボン用としてリボン経路切換え
部材を取り付けた拡大平面図である。
部材を取り付けた拡大平面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】図7のD−D線断面図である。
1 カセットケース 11 引出し腕 11a 開口 12 引込み腕 12a 開口 2 貯蔵室 21 リブ 22 連結手段(第1連結溝) 23 連結手段(第2連結溝) 24 連結手段(連結溝) 9 リボン経路切換え部材 91 連結部 92 隔壁部 92a 連結手段(第1連結片) 93 スリット壁部 93a 連結手段(第2連結片) 94 スリット R インクリボン R1 フィルムリボン R2 ファブリックリボン
Claims (2)
- 【請求項1】 カセットケースに、エンドレスのインク
リボンを蛇行状に貯蔵する貯蔵室と、上記インクリボン
が外部へ引き出される開口を有する引出し腕と、外部へ
引き出された上記インクリボンを内部へ引き込む開口を
有する引込み腕とを設けてあるインクリボンカセットに
おいて、 上記貯蔵室の下流側端部には、上記インクリボンの幅方
向端部と対接可能なリブと、表裏を反転することにより
第1の装着姿勢または第2の装着姿勢に選択的に連結手
段を介して取付け可能なリボン経路切換え部材とが設け
てあり、 上記リボン経路切換え部材は、上記インクリボンの移送
方向に伸びる連結部と、上記連結部の上流端に連結さ
れ、その端部が上記貯蔵室の一方の側壁に連結可能な長
さの隔壁部と、上記連結部の下流端に連結され、その端
部が上記貯蔵室の他方の側壁に連結可能な長さを有し、
その中間部に上記インクリボンが挿通可能なスリットが
形成してあるスリット壁部とで構成してあり、 上記リボン経路切換え部材が上記第1の装着姿勢で取り
付けられたときには、上記隔壁部が上記リブの上流側に
対向して位置し、上記スリットを上記貯蔵室からの上記
インクリボンの唯一の出口として上記リブを経由しない
リボン経路を構成し、 上記リボン経路切換え部材が上記第2の装着姿勢で取り
付けられたときには、上記スリット壁部が上記リブの下
流側に対向して位置し、上記スリットを上記貯蔵室から
の上記インクリボンの唯一の出口として上記リブを経由
するリボン経路を構成し、 上記リボン経路切換え部材の装着姿勢の選択により、上
記インクリボンとして上記リブを経由するリボン経路に
通すべきファブリックリボンと上記リブを経由しないリ
ボン経路に通すべきフィルムリボンとを選択的に使用可
能としたことを特徴とするインクリボンカセット。 - 【請求項2】 請求項1において、上記連結手段は、上
記貯蔵室の下流側端部の一方の側壁の上記リブを中心と
する上下流側に設けられた第1連結溝および第2連結溝
と、上記貯蔵室の他方の側壁に設けられた連結溝と、上
記リボン経路切換え部材の両端に設けられ、上記連結溝
および上記第1連結溝、又は上記連結溝および上記第2
連結溝に係止する第1連結片および第2連結片とで構成
されていることを特徴とするインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24510593A JP2766821B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24510593A JP2766821B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | インクリボンカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07101132A JPH07101132A (ja) | 1995-04-18 |
JP2766821B2 true JP2766821B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=17128694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24510593A Expired - Fee Related JP2766821B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766821B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0004170D0 (en) * | 2000-02-22 | 2000-04-12 | Dupont Teijin Films U K Limite | Polymeric film |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24510593A patent/JP2766821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07101132A (ja) | 1995-04-18 |
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Legal Events
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