JPH07246761A - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JPH07246761A
JPH07246761A JP6068096A JP6809694A JPH07246761A JP H07246761 A JPH07246761 A JP H07246761A JP 6068096 A JP6068096 A JP 6068096A JP 6809694 A JP6809694 A JP 6809694A JP H07246761 A JPH07246761 A JP H07246761A
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JP
Japan
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ribbon
contact
ink ribbon
parts
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP6068096A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Suzuki
励 鈴木
Osamu Matsuno
修 松野
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Pilot Corp
Original Assignee
Pilot Corp
Pilot Pen Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07246761A publication Critical patent/JPH07246761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、多色リボンが蛇行したり幅方向に
移動したりしても、ケ−ス本体のリボン接触部分が他の
色と接触して混色を起こすことのない、リボンカセット
の提供を目的とする。 【構成】本発明は、ケ−ス本体のリボンル−トに、イン
クリボンの各色部分に対向するリボン接触部と異色境界
部に対向する空所を設けて、インクリボンの各色部分が
対向するそれぞれのリボン接触部のみに接触しつつ走行
してなる、リボンカセットの構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等に使用する
多色のエンドレスリボンを収納するリボンカセットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インパクトプリンタで多色印字
(例えば赤と黒等)を行なうには、エンドレスでファブ
リックのリボンを何色か縦に塗り分け、それをカセット
から引出し印字ヘッドにより印字していた。その際、多
色リボンはア−ムの付け根や出口、ガイドピン等に接触
させつつ方向を変えて走行させ、また、リボン収納室内
の側面にも接触しつつ移動するが、リボンの各色部分は
ア−ム、ガイドピン、リボン収納室のそれぞれの色に対
応する部分に接触するので、その部分にそれぞれの色が
僅かに付着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リボンはとき
には蛇行して幅方向に若干移動することがあり、そうな
るとリボンの各色部分はそれぞれの対応する接触部分で
はなく他の色の接触部分に移動して接触してしまい、そ
こに付着している他の色と混色を起こすことがしばしば
あった。本発明は、前記欠点を除去して、多色リボンが
蛇行したり幅方向に若干移動したりしても、ケ−ス本体
のリボン接触部分が他の色と接触して混色を起こすこと
のないリボンカセットを、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためリボンカセットを、ケ−ス本体内のリボン収納
室に、エンドレスで少なくとも2色のインクリボンを収
納し、インクリボンを駆動手段によりリボン収納室から
引出し印字した後、再びリボン収納室内に折り畳んで収
納するリボンカセットにおいて、ケ−ス本体のリボンル
−トに、インクリボンの各色部分に対向するリボン接触
部と異色境界部に対向する空所を設けて、インクリボン
の各色部分が対向するそれぞれのリボン接触部のみに接
触しつつ走行してなる、構成とした。
【0005】本発明におけるリボン接触部と空所は、フ
ィ−ドロ−ラの他、ケ−ス本体のア−ム底面、リボン収
納室内の側面、ガイドピン等のいずれか、又はそれらの
組み合わせで設けられる。また、リボン接触部は平地
部、突状部、および貼付した滑りシ−ト等で形成し、空
所は溝、孔、または突状部や滑りシ−ト間の凹部等で形
成する。
【0006】
【作用】本発明は前記構成により、多色リボンをケ−ス
本体内のリボン接触部に接触させつつ走行させるが、リ
ボンが蛇行し幅方向に若干移動することがあっても、リ
ボンの異色境界部は空所の幅内で移動するため、必ず空
所上を走行することになり、空所以外のリボン接触部に
接触することはない。したがって、異色境界部で分けら
れた多色リボンの各色部分は、それぞれの色部分に対向
するリボン接触部のみに接触するので、他の色部分に接
触して混色することはない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例を示す斜視図、図2は同実施例のA−A線
拡大断面図、図3は他の実施例におけるインクリボンを
除いた斜視図、図4〜図7は他の実施例を示すリボン収
納室の断面図および斜視図である。
【0008】図1〜図2の実施例において、リボンカセ
ット1はケ−ス本体2と蓋体3からなり、ケ−ス本体2
にはリボン収納室4、ア−ム5,6、中央に溝を有する
駆動手段であるフィ−ドロ−ラ7、およびガイドピン8
を設ける。ファブリックでエンドレスのインクリボン9
は、長手方向の異色境界部10で黒色部分11と赤色部分12
に縦に2色の帯状に分けてあり、その大部分をリボン収
納室4内に折り畳んで収納し、残部を一方のア−ム5か
ら他方のア−ム6に張り渡して外部に露出した後、フィ
−ドロ−ラ7に挟持されてリボン収納室4内に戻す。
【0009】ア−ム5,6は幅がインクリボン9より僅
かに大きいリボン走行路13を有し、その先端部、付け根
部、および中央部に、中央に切欠きを有する突起14を設
けてリボン接触部とし、中央の切欠きをインクリボン9
の異色境界部10に対向して位置させ、その前後に一定幅
の長孔を設けて空所15とする。したがって、突起14はイ
ンクリボン9の黒色部分11が接触する部分と赤色部分12
が接触する部分に分けられている。
【0010】ケ−ス本体2内に軸支されるガイドピン8
は、その中央部にインクリボン9の異色境界部10と対向
する溝よりなる空所16を設けて2分割して、インクリボ
ン9の黒色部分11が接触するリボン接触部と赤色部分12
が接触するリボン接触部とに分けている。
【0011】本実施例のリボンカセット1をプリンタ
(図示せず)に装着して駆動すると、フィ−ドロ−ラ7
が回転してインクリボン9をリボン収納室4から引き出
しガイドピン8を経て、2つのア−ム5,6間に張り渡
され印字ヘッド(図示せず)で印字される。その後、ガ
イドピン8を経てフィ−ドロ−ラ7により再びリボン収
納室4内に折り畳んで収納される。この際、インクリボ
ン9はガイドピン8とア−ム5,6の突起14に接触しつ
つ走行するが、インクリボン9が蛇行等して幅方向に若
干移動した場合、インクリボン9の異色境界部10は一定
の幅を有する空所15,16内の移動となるため、必ず空所
15,16上を走行することになり、空所15,16以外のリボ
ン接触部14,14には接触しない。したがって、異色境界
部10で分けられたインクリボン9の黒色部分11および赤
色部分12は、ガイドピン10および突起14の各色部分に対
向したそれぞれのリボン接触部14,14のみに接触するの
で、他の色部分に接触して混色することはない。
【0012】図3の実施例は、前記実施例におけるア−
ム5,6の空所15を、長孔でなく両リボン接触部14,14
間の切欠き状凹部のみとしたもので、他の構成および作
用は同一である。
【0013】図4〜図6の実施例は、リボン接触部と空
所をア−ム5,6やリボンガイド8のみでなく、リボン
収納室4内の側面(図では上下面)にも設けたものであ
って、図4は溝17を空所、その両脇の平地部18,18をリ
ボン接触部としたものであり、図5は突起19,19をリボ
ン接触部、その間の凹部20を空所としたものであり、図
6は両側に滑りシ−ト21,21を貼着してリボン接触部と
し、その間の凹部22を空所とししたものである。なお、
図4および図5において、溝17および凹部20は孔で形成
してもよく、また、溝17や突起19をケ−ス本体2に設け
ずに、別部品、例えばプレ−ト(図示せず)等に設け、
そのプレ−トをリボン収納室4内の側面に固着してもよ
い。
【0014】図7の実施例は、ア−ム5,6のリボン接
触部を瘤状突起23,23とし、その間の凹部24を空所とし
たもので、突起23は順列に設けてもよいが、位置をずら
せて千鳥足状としても、中央に凹部24が形成されればい
ずれでもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明はこうした構成により、リボンが
蛇行したりして幅方向に若干移動したときであっても、
インクリボンの異色境界部が空所の幅内の移動となるの
で、必ず空所上を走行し、リボンの各色部分がそれぞれ
に対向するリボン接触部以外の他の色部分に接触するこ
とはなく、混色を完全に防止できるリボンカセットとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例のA−A線拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例におけるリボン収納室の断
面図である。
【図5】本発明の他の実施例におけるリボン収納室の断
面図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるリボン収納室の断
面図である。
【図7】本発明の他の実施例におけるインクリボンを除
いた斜視図である。
【符号の説明】
1 リボンカセット 2 ケ−ス本体 4 リボン収納室 7 フィ−ドロ−ラ 8 ガイドピン 9 インクリボン 10 異色境界部 14 突起 15 空所 16 空所 17 溝 18 平地部 19 突起 20 凹部 21 滑りシ−ト 22 凹部 23 瘤状突起 24 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケ−ス本体内のリボン収納室に、エンドレ
    スで少なくとも2色のインクリボンを収納し、インクリ
    ボンを駆動手段によりリボン収納室から引出し印字した
    後、再びリボン収納室内に折り畳んで収納するリボンカ
    セットにおいて、ケ−ス本体のリボンル−トに、インク
    ボンの各色部分に対向するリボン接触部と異色境界部に
    対向する空所を設けて、インクリボンの各色部分が対向
    するそれぞれのリボン接触部のみに接触しつつ走行して
    なる、リボンカセット。
  2. 【請求項2】前記リボン接触部が突状をなすことを特徴
    とする、請求項1記載のリリボンカセット。
  3. 【請求項3】前記リボン接触部が滑りシ−トで形成する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のリリボンカセ
    ット。
JP6068096A 1994-03-11 1994-03-11 リボンカセット Pending JPH07246761A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103182867A (zh) * 2011-12-27 2013-07-03 富士通先端科技株式会社 墨带盒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103182867A (zh) * 2011-12-27 2013-07-03 富士通先端科技株式会社 墨带盒
JP2013136152A (ja) * 2011-12-27 2013-07-11 Fujitsu Frontech Ltd インクリボンカセット

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