JPH05104841A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JPH05104841A JPH05104841A JP26983791A JP26983791A JPH05104841A JP H05104841 A JPH05104841 A JP H05104841A JP 26983791 A JP26983791 A JP 26983791A JP 26983791 A JP26983791 A JP 26983791A JP H05104841 A JPH05104841 A JP H05104841A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink
- print head
- carrier
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクリボンと用紙との間を仕切るリボンマ
スクに付着するインクを払拭し、スマッジの発生を防止
し得る印字装置を提供する。 【構成】 色分けされた複数のインク含浸ゾーン１０〜
１３とクリーニングゾーン１４とを有するインクリボン
８を設け、プラテン１上の用紙２８とインクリボン８と
の間を仕切るリボンマスク２７の開口部２６の縁にイン
クが付着した時に、そのインクをクリーニングゾーン１
４で払拭する。同様の目的を達成するために、クリーニ
ング専用のリボンを有するクリーニングリボンカセット
を具備することも可能である。
スクに付着するインクを払拭し、スマッジの発生を防止
し得る印字装置を提供する。 【構成】 色分けされた複数のインク含浸ゾーン１０〜
１３とクリーニングゾーン１４とを有するインクリボン
８を設け、プラテン１上の用紙２８とインクリボン８と
の間を仕切るリボンマスク２７の開口部２６の縁にイン
クが付着した時に、そのインクをクリーニングゾーン１
４で払拭する。同様の目的を達成するために、クリーニ
ング専用のリボンを有するクリーニングリボンカセット
を具備することも可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトタイプの印
字装置を有する印字装置に関する。
字装置を有する印字装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４に示すように、ドットプリン
タヘッド５が搭載されたキャリア４をプラテン１に沿っ
て往復動自在に設け、プラテン１との対向部に開口部２
４が形成されたリボンガイド２５をキャリア４に固定
し、ドットプリンタヘッド５の先端に対向する小さな開
口部２６が形成された薄板状のリボンマスク２７の周縁
をリボンガイド２５の開口部２４の周縁に固定し、この
リボンマスク２７により多色用のインクリボン３２とプ
ラテン１に巻回された用紙２８との接触を防止し、ドッ
トプリンタヘッド５の特定のワイヤを駆動した時に、ワ
イヤをプラテン１側に突き出してインクリボン３２のイ
ンクを用紙２８に転写するようにした印字装置がある。
図５はリボンマスク２７の正面図である。
タヘッド５が搭載されたキャリア４をプラテン１に沿っ
て往復動自在に設け、プラテン１との対向部に開口部２
４が形成されたリボンガイド２５をキャリア４に固定
し、ドットプリンタヘッド５の先端に対向する小さな開
口部２６が形成された薄板状のリボンマスク２７の周縁
をリボンガイド２５の開口部２４の周縁に固定し、この
リボンマスク２７により多色用のインクリボン３２とプ
ラテン１に巻回された用紙２８との接触を防止し、ドッ
トプリンタヘッド５の特定のワイヤを駆動した時に、ワ
イヤをプラテン１側に突き出してインクリボン３２のイ
ンクを用紙２８に転写するようにした印字装置がある。
図５はリボンマスク２７の正面図である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】インクリボン３２はド
ットプリンタヘッド５のワイヤに叩打されてリボンマス
ク２７の開口部２６から突出するため、開口部２６の開
口縁にインクが付着し、この開口部２６の開口縁に付着
したインクが用紙２８に接触し、スマッジと称して用紙
２８が汚れる問題がある。
ットプリンタヘッド５のワイヤに叩打されてリボンマス
ク２７の開口部２６から突出するため、開口部２６の開
口縁にインクが付着し、この開口部２６の開口縁に付着
したインクが用紙２８に接触し、スマッジと称して用紙
２８が汚れる問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、プラ
テンに沿って往復動自在に保持されたキャリアと、この
キャリアに搭載されて前記プラテンに対向するインパク
トタイプの印字ヘッドと、この印字ヘッドの先端に対向
する開口部を有して前記キャリア又は前記印字ヘッドに
固定されたリボンマスクと、複数のインク含浸ゾーンと
インクが含浸されないクリーニングゾーンとが平行に形
成されたインクリボンと、このインクリボンを前記印字
ヘッドの先端と前記リボンマスクとの間に走行させるリ
ボン駆動手段と、前記インクリボンをその走行方向と直
交する方向にシフトさせるリボン切替手段とにより構成
した。
テンに沿って往復動自在に保持されたキャリアと、この
キャリアに搭載されて前記プラテンに対向するインパク
トタイプの印字ヘッドと、この印字ヘッドの先端に対向
する開口部を有して前記キャリア又は前記印字ヘッドに
固定されたリボンマスクと、複数のインク含浸ゾーンと
インクが含浸されないクリーニングゾーンとが平行に形
成されたインクリボンと、このインクリボンを前記印字
ヘッドの先端と前記リボンマスクとの間に走行させるリ
ボン駆動手段と、前記インクリボンをその走行方向と直
交する方向にシフトさせるリボン切替手段とにより構成
した。
【０００５】請求項２の発明は、プラテンに沿って往復
動自在に保持されたキャリアと、このキャリアに搭載さ
れて前記プラテンに対向するインパクトタイプの印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドの先端に対向する開口部を有し
て前記キャリア又は前記印字ヘッドに固定されたリボン
マスクと、インクリボンを前記印字ヘッドの先端と前記
リボンマスクとの間に走行させるリボン駆動手段と、前
記印字ヘッドの先端と前記リボンマスクとの間に選択的
に挿入される長尺状のクリーニングリボンをカセットケ
ースに収納してなるクリーニングリボンカセットとによ
り構成した。
動自在に保持されたキャリアと、このキャリアに搭載さ
れて前記プラテンに対向するインパクトタイプの印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドの先端に対向する開口部を有し
て前記キャリア又は前記印字ヘッドに固定されたリボン
マスクと、インクリボンを前記印字ヘッドの先端と前記
リボンマスクとの間に走行させるリボン駆動手段と、前
記印字ヘッドの先端と前記リボンマスクとの間に選択的
に挿入される長尺状のクリーニングリボンをカセットケ
ースに収納してなるクリーニングリボンカセットとによ
り構成した。
【０００６】
【作用】請求項１の発明は、インクリボンを印字ヘッド
により叩打してインクリボンのインク含浸ゾーンに含浸
されたインクをプラテン上の用紙に転写し、シフト駆動
手段でインクリボンをプラテンの軸心と直交する方向に
シフトさせることにより多色印字を行い、定期的に、シ
フト駆動部でインクリボンをシフトさせてクリーニング
ゾーンをリボンマスクの開口部に接触させることによ
り、開口部の縁に付着するインクを払拭することができ
る。
により叩打してインクリボンのインク含浸ゾーンに含浸
されたインクをプラテン上の用紙に転写し、シフト駆動
手段でインクリボンをプラテンの軸心と直交する方向に
シフトさせることにより多色印字を行い、定期的に、シ
フト駆動部でインクリボンをシフトさせてクリーニング
ゾーンをリボンマスクの開口部に接触させることによ
り、開口部の縁に付着するインクを払拭することができ
る。
【０００７】請求項２の発明は、印字に際してはインク
リボンを装着し、このインクリボンを印字ヘッドにより
叩打してインクリボンに含浸されたインクをプラテン上
の用紙に転写し、定期的に、クリーニングリボンカセッ
トを装着してクリーニングリボンをリボンマスクと印字
ヘッドの先端との間に通し、クリーニングリボンをリボ
ンマスクの開口部に接触させて開口部の縁に付着するイ
ンクを払拭することができる。
リボンを装着し、このインクリボンを印字ヘッドにより
叩打してインクリボンに含浸されたインクをプラテン上
の用紙に転写し、定期的に、クリーニングリボンカセッ
トを装着してクリーニングリボンをリボンマスクと印字
ヘッドの先端との間に通し、クリーニングリボンをリボ
ンマスクの開口部に接触させて開口部の縁に付着するイ
ンクを払拭することができる。
【０００８】
【実施例】請求項１の発明の一実施例を図１及び図２に
基づいて説明する。図４及び図５において説明した部分
と同一部分は同一符号を用いて説明する。１は回転自在
に設けられたプラテンで、このプラテン１と平行なキャ
リアシャフト２，３に摺動自在に保持されたキャリア４
には、印字ヘッドであるドットプリンタヘッド５が搭載
されているとともにリボンカセット６が着脱自在に保持
されている。このリボンカセット６はカセットケース７
にエンドレスのインクリボン８を収納することにより形
成されている。また、カセットケース７にはインクリボ
ン８を挾持する対のローラ（図示せず）が設けられ、一
方のローラにはカセットケース７から突出する摘み９ａ
が設けられている。さらに、前記キャリア４には、前記
ローラが係脱自在に係合されたリボン駆動手段であるリ
ボン駆動軸９が回転自在に設けられている。
基づいて説明する。図４及び図５において説明した部分
と同一部分は同一符号を用いて説明する。１は回転自在
に設けられたプラテンで、このプラテン１と平行なキャ
リアシャフト２，３に摺動自在に保持されたキャリア４
には、印字ヘッドであるドットプリンタヘッド５が搭載
されているとともにリボンカセット６が着脱自在に保持
されている。このリボンカセット６はカセットケース７
にエンドレスのインクリボン８を収納することにより形
成されている。また、カセットケース７にはインクリボ
ン８を挾持する対のローラ（図示せず）が設けられ、一
方のローラにはカセットケース７から突出する摘み９ａ
が設けられている。さらに、前記キャリア４には、前記
ローラが係脱自在に係合されたリボン駆動手段であるリ
ボン駆動軸９が回転自在に設けられている。
【０００９】前記インクリボン８には、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックのインクが含浸された複数のイ
ンク含浸ゾーン１０，１１，１２，１３と、インクの代
わりにクリーニング液が含浸されたクリーニングゾーン
１４とが平行に形成されている。このようなインクリボ
ン８の生地は、６６ナイロン、６ナイロン、ポリアミド
繊維、ポリエステル繊維等の熱溶融性織布材が用いら
れ、その生地のドットプリンタヘッド５側の一面にはフ
ィルムシート等により形成されたインク不透過層が形成
されている。したがって、ドットプリンタヘッド５のワ
イヤがインクリボン８に接触しても、含浸されたインク
やクリーニング液が付着しないように対処されている。
ンタ、シアン、ブラックのインクが含浸された複数のイ
ンク含浸ゾーン１０，１１，１２，１３と、インクの代
わりにクリーニング液が含浸されたクリーニングゾーン
１４とが平行に形成されている。このようなインクリボ
ン８の生地は、６６ナイロン、６ナイロン、ポリアミド
繊維、ポリエステル繊維等の熱溶融性織布材が用いら
れ、その生地のドットプリンタヘッド５側の一面にはフ
ィルムシート等により形成されたインク不透過層が形成
されている。したがって、ドットプリンタヘッド５のワ
イヤがインクリボン８に接触しても、含浸されたインク
やクリーニング液が付着しないように対処されている。
【００１０】さらに、前記キャリア４には前記リボンカ
セット６を前記プラテン１の軸心と直交する方向にシフ
トさせるシフト駆動部１５が設けられている。このシフ
ト駆動部１５は、支軸１６により前記キャリア４に上下
回動自在に保持されたリボンプレート１７と、キャリア
４に取り付けられた正逆回転自在のモータ１８と、この
モータ１８に駆動されるギヤ１９，２０，２１とよりな
る。ギヤ１９，２０はキャリア４に回転自在に支承さ
れ、ギヤ２１は前記支軸１６を半径の中心とする扇形の
形状を有して前記リボンプレート１７に固定されてい
る。さらに、このリボンプレート１７の両側には前記リ
ボンカセット６を着脱自在に保持するクランプ２２が設
けられている。したがって、モータ１８を駆動すること
によりリボンプレート１７がリボンカセット６とともに
上下方向にシフトする。
セット６を前記プラテン１の軸心と直交する方向にシフ
トさせるシフト駆動部１５が設けられている。このシフ
ト駆動部１５は、支軸１６により前記キャリア４に上下
回動自在に保持されたリボンプレート１７と、キャリア
４に取り付けられた正逆回転自在のモータ１８と、この
モータ１８に駆動されるギヤ１９，２０，２１とよりな
る。ギヤ１９，２０はキャリア４に回転自在に支承さ
れ、ギヤ２１は前記支軸１６を半径の中心とする扇形の
形状を有して前記リボンプレート１７に固定されてい
る。さらに、このリボンプレート１７の両側には前記リ
ボンカセット６を着脱自在に保持するクランプ２２が設
けられている。したがって、モータ１８を駆動すること
によりリボンプレート１７がリボンカセット６とともに
上下方向にシフトする。
【００１１】さらに、前記キャリア４の上面には前記リ
ボンプレート１７の最下降位置を定めるストッパ２３が
設けられ、キャリア４の先端には前記プラテン１に対向
する開口部２４を有するリボンガイド２５が固定され、
このリボンガイド２５には、前記ドットプリンタヘッド
５の先端に対向する小さな開口部２６を有する平板上の
リボンマスク２７が固定されている。
ボンプレート１７の最下降位置を定めるストッパ２３が
設けられ、キャリア４の先端には前記プラテン１に対向
する開口部２４を有するリボンガイド２５が固定され、
このリボンガイド２５には、前記ドットプリンタヘッド
５の先端に対向する小さな開口部２６を有する平板上の
リボンマスク２７が固定されている。
【００１２】このような構成において、キャリア４を移
動させる過程でドットプリンタヘッド５のワイヤでイン
クリボン８を叩打してインク含浸ゾーン１０〜１３の何
れかに含浸されたインクをプラテン１上の用紙２８に転
写する。印字色を切り替える場合には、モータ１８を回
転させ、その回転をギヤ１９，２０，２１を介してリボ
ンプレート１７に伝達する。これにより、リボンプレー
ト１７は支軸１６を中心に回動し、所望のインク含浸ゾ
ーン１０〜１３がドットプリンタヘッド５の先端と対向
する位置にシフトされる。
動させる過程でドットプリンタヘッド５のワイヤでイン
クリボン８を叩打してインク含浸ゾーン１０〜１３の何
れかに含浸されたインクをプラテン１上の用紙２８に転
写する。印字色を切り替える場合には、モータ１８を回
転させ、その回転をギヤ１９，２０，２１を介してリボ
ンプレート１７に伝達する。これにより、リボンプレー
ト１７は支軸１６を中心に回動し、所望のインク含浸ゾ
ーン１０〜１３がドットプリンタヘッド５の先端と対向
する位置にシフトされる。
【００１３】この印字に際して、インクリボン８に含浸
されたインクがリボンマスク２７の開口部２６の縁に付
着するが、定期的に、シフト駆動部１５でリボンプレー
ト１７を最上昇位置まで回動させ、クリーニングゾーン
１４をリボンマスク２７の開口部２６の縁に接触させる
ことにより、開口部２６縁に付着するインクを払拭する
ことができる。
されたインクがリボンマスク２７の開口部２６の縁に付
着するが、定期的に、シフト駆動部１５でリボンプレー
ト１７を最上昇位置まで回動させ、クリーニングゾーン
１４をリボンマスク２７の開口部２６の縁に接触させる
ことにより、開口部２６縁に付着するインクを払拭する
ことができる。
【００１４】次いで、請求項２の発明の一実施例を図３
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。２９はクリーニングリボンカセ
ットである。このクリーニングリボンカセット２９は、
カセットケース３０にエンドレスのクリーニングリボン
３１を収納することにより形成されている。なお、カセ
ットケース３０にはクリーニングリボン３１を挾持する
対のローラ（図示せず）が内蔵され、一方のローラには
カセットケース３０の上面から突出する摘み９ａが取り
付けられている。
に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号
を用い説明も省略する。２９はクリーニングリボンカセ
ットである。このクリーニングリボンカセット２９は、
カセットケース３０にエンドレスのクリーニングリボン
３１を収納することにより形成されている。なお、カセ
ットケース３０にはクリーニングリボン３１を挾持する
対のローラ（図示せず）が内蔵され、一方のローラには
カセットケース３０の上面から突出する摘み９ａが取り
付けられている。
【００１５】このような構成において、単色印字の場合
を考える。単色印字のみを目的とする場合には前記実施
例におけるシフト駆動部１５は不要であり、単色用のリ
ボンカセット（図示せず）をキャリア４に直接装着する
ことにより印字することができる。この場合において
も、リボンマスク２７の開口部２６の縁にはインクリボ
ンのインクが付着するので、定期的に単色印字用のリボ
ンカセットに代えてキャリア４にクリーニングリボンカ
セット２９を搭載して空印字を行う。これにより、クリ
ーニングリボン３１は一部がドットプリンタヘッド５の
ワイヤによりプラテン１側に突き出されてリボンマスク
２７の開口部２６の縁に付着するインクを払拭する。こ
の場合には、ドットプリンタヘッド５の全ワイヤを駆動
することにより、リボンマスク２７の開口部２６に対す
るクリーニングリボン３１の接触面積を大きくすること
ができ、これにより、クリーニング作用を促進させるこ
とができる。
を考える。単色印字のみを目的とする場合には前記実施
例におけるシフト駆動部１５は不要であり、単色用のリ
ボンカセット（図示せず）をキャリア４に直接装着する
ことにより印字することができる。この場合において
も、リボンマスク２７の開口部２６の縁にはインクリボ
ンのインクが付着するので、定期的に単色印字用のリボ
ンカセットに代えてキャリア４にクリーニングリボンカ
セット２９を搭載して空印字を行う。これにより、クリ
ーニングリボン３１は一部がドットプリンタヘッド５の
ワイヤによりプラテン１側に突き出されてリボンマスク
２７の開口部２６の縁に付着するインクを払拭する。こ
の場合には、ドットプリンタヘッド５の全ワイヤを駆動
することにより、リボンマスク２７の開口部２６に対す
るクリーニングリボン３１の接触面積を大きくすること
ができ、これにより、クリーニング作用を促進させるこ
とができる。
【００１６】次に、多色印字の場合を考える。すなわ
ち、図１において、リボンマスク２７のクリーニングに
際しては、リボンプレート１７にクリーニングリボンカ
セット２９を装着し、このリボンプレート１７を上下方
向にシフトさせ、クリーニングリボン３１をリボンマス
ク２７の開口部２６の縁に接触させることにより、リボ
ンマスク２７に付着するインクを払拭することができ
る。勿論、前述したように、クリーニングリボンカセッ
ト２９を用いて空印字を行い、ドットプリンタヘッド５
のワイヤでクリーニングリボン３１をプラテン１側に突
き出すことにより、リボンマスク２７に付着するインク
を払拭することもできる。
ち、図１において、リボンマスク２７のクリーニングに
際しては、リボンプレート１７にクリーニングリボンカ
セット２９を装着し、このリボンプレート１７を上下方
向にシフトさせ、クリーニングリボン３１をリボンマス
ク２７の開口部２６の縁に接触させることにより、リボ
ンマスク２７に付着するインクを払拭することができ
る。勿論、前述したように、クリーニングリボンカセッ
ト２９を用いて空印字を行い、ドットプリンタヘッド５
のワイヤでクリーニングリボン３１をプラテン１側に突
き出すことにより、リボンマスク２７に付着するインク
を払拭することもできる。
【００１７】
【発明の効果】請求項１の発明は、プラテンに沿って往
復動自在に保持されたキャリアと、このキャリアに搭載
されて前記プラテンに対向するインパクトタイプの印字
ヘッドと、この印字ヘッドの先端に対向する開口部を有
して前記キャリア又は前記印字ヘッドに固定されたリボ
ンマスクと、複数のインク含浸ゾーンとインクが含浸さ
れないクリーニングゾーンとが平行に形成されたインク
リボンと、このインクリボンを前記印字ヘッドの先端と
前記リボンマスクとの間に走行させるリボン駆動手段
と、前記インクリボンをその走行方向と直交する方向に
シフトさせるリボン切替手段とにより構成したので、イ
ンクリボンを印字ヘッドにより叩打してインクリボンの
インク含浸ゾーンに含浸されたインクをプラテン上の用
紙に転写し、シフト駆動手段でインクリボンをプラテン
の軸心と直交する方向にシフトさせることにより多色印
字を行い、定期的に、シフト駆動部でインクリボンをシ
フトさせてクリーニングゾーンをリボンマスクの開口部
に接触させることにより、開口部の縁に付着するインク
を払拭することができ、これにより、スマッジの発生を
防止することができる効果を有する。
復動自在に保持されたキャリアと、このキャリアに搭載
されて前記プラテンに対向するインパクトタイプの印字
ヘッドと、この印字ヘッドの先端に対向する開口部を有
して前記キャリア又は前記印字ヘッドに固定されたリボ
ンマスクと、複数のインク含浸ゾーンとインクが含浸さ
れないクリーニングゾーンとが平行に形成されたインク
リボンと、このインクリボンを前記印字ヘッドの先端と
前記リボンマスクとの間に走行させるリボン駆動手段
と、前記インクリボンをその走行方向と直交する方向に
シフトさせるリボン切替手段とにより構成したので、イ
ンクリボンを印字ヘッドにより叩打してインクリボンの
インク含浸ゾーンに含浸されたインクをプラテン上の用
紙に転写し、シフト駆動手段でインクリボンをプラテン
の軸心と直交する方向にシフトさせることにより多色印
字を行い、定期的に、シフト駆動部でインクリボンをシ
フトさせてクリーニングゾーンをリボンマスクの開口部
に接触させることにより、開口部の縁に付着するインク
を払拭することができ、これにより、スマッジの発生を
防止することができる効果を有する。
【００１８】請求項２の発明は、プラテンに沿って往復
動自在に保持されたキャリアと、このキャリアに搭載さ
れて前記プラテンに対向するインパクトタイプの印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドの先端に対向する開口部を有し
て前記キャリア又は前記印字ヘッドに固定されたリボン
マスクと、インクリボンを前記印字ヘッドの先端と前記
リボンマスクとの間に走行させるリボン駆動手段と、前
記印字ヘッドの先端と前記リボンマスクとの間に選択的
に挿入される長尺状のクリーニングリボンをカセットケ
ースに収納してなるクリーニングリボンカセットとによ
り構成したので、印字に際してはインクリボンを装着
し、このインクリボンを印字ヘッドにより叩打してイン
クリボンに含浸されたインクをプラテン上の用紙に転写
し、定期的に、クリーニングリボンカセットを装着して
クリーニングリボンをリボンマスクと印字ヘッドの先端
との間に通し、クリーニングリボンをリボンマスクの開
口部に接触させて開口部の縁に付着するインクを払拭す
ることができ、これにより、スマッジの発生を防止する
ことができる効果を有する。
動自在に保持されたキャリアと、このキャリアに搭載さ
れて前記プラテンに対向するインパクトタイプの印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドの先端に対向する開口部を有し
て前記キャリア又は前記印字ヘッドに固定されたリボン
マスクと、インクリボンを前記印字ヘッドの先端と前記
リボンマスクとの間に走行させるリボン駆動手段と、前
記印字ヘッドの先端と前記リボンマスクとの間に選択的
に挿入される長尺状のクリーニングリボンをカセットケ
ースに収納してなるクリーニングリボンカセットとによ
り構成したので、印字に際してはインクリボンを装着
し、このインクリボンを印字ヘッドにより叩打してイン
クリボンに含浸されたインクをプラテン上の用紙に転写
し、定期的に、クリーニングリボンカセットを装着して
クリーニングリボンをリボンマスクと印字ヘッドの先端
との間に通し、クリーニングリボンをリボンマスクの開
口部に接触させて開口部の縁に付着するインクを払拭す
ることができ、これにより、スマッジの発生を防止する
ことができる効果を有する。
【図１】請求項１の発明の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図２】そのインクリボンの一部を示す説明図である。
【図３】請求項２の発明の一実施例を示すクリーニング
リボンカセットの斜視図である。
リボンカセットの斜視図である。
【図４】従来例を示す側面図である。
【図５】そのリボンマスクの正面図である。
１ プラテン ４ キャリア ５ 印字ヘッド ８ インクリボン ９ リボン駆動手段 １０〜１３ インク含浸ゾーン １４ クリーニングゾーン １５ シフト駆動部 ２６ 開口部 ２７ リボンマスク ２９ クリーニングリボンカセット ３０ カセットケース ３１ クリーニングリボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 久雄 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 山本 肇 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内
Claims (2)
- 【請求項１】 プラテンに沿って往復動自在に保持され
たキャリアと、このキャリアに搭載されて前記プラテン
に対向するインパクトタイプの印字ヘッドと、この印字
ヘッドの先端に対向する開口部を有して前記キャリア又
は前記印字ヘッドに固定されたリボンマスクと、複数の
インク含浸ゾーンとインクが含浸されないクリーニング
ゾーンとが平行に形成されたインクリボンと、このイン
クリボンを前記印字ヘッドの先端と前記リボンマスクと
の間に走行させるリボン駆動手段と、前記インクリボン
をその走行方向と直交する方向にシフトさせるリボン切
替手段とよりなることを特徴とする印字装置。 - 【請求項２】 プラテンに沿って往復動自在に保持され
たキャリアと、このキャリアに搭載されて前記プラテン
に対向するインパクトタイプの印字ヘッドと、この印字
ヘッドの先端に対向する開口部を有して前記キャリア又
は前記印字ヘッドに固定されたリボンマスクと、インク
リボンを前記印字ヘッドの先端と前記リボンマスクとの
間に走行させるリボン駆動手段と、前記印字ヘッドの先
端と前記リボンマスクとの間に選択的に挿入される長尺
状のクリーニングリボンをカセットケースに収納してな
るクリーニングリボンカセットとよりなることを特徴と
する印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26983791A JPH05104841A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26983791A JPH05104841A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05104841A true JPH05104841A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17477878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26983791A Pending JPH05104841A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05104841A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006256103A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 印字装置 |
| EP2047996A2 (en) | 2007-10-10 | 2009-04-15 | Teac Corporation | Cleaning Unit and Printer |
| JP2009090584A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Teac Corp | 印刷装置 |
| JP2023510190A (ja) * | 2019-12-31 | 2023-03-13 | サクラ ファインテック ユー．エス．エー．， インコーポレイテッド | 自動化染色システム及び反応室 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP26983791A patent/JPH05104841A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006256103A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 印字装置 |
| JP4530156B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2010-08-25 | 沖電気工業株式会社 | 印字装置 |
| EP2047996A2 (en) | 2007-10-10 | 2009-04-15 | Teac Corporation | Cleaning Unit and Printer |
| JP2009090584A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Teac Corp | 印刷装置 |
| EP2236305A2 (en) | 2007-10-10 | 2010-10-06 | Teac Corporation | Cleaning unit and printer |
| US8042589B2 (en) | 2007-10-10 | 2011-10-25 | Teac Corporation | Cleaning unit and printer |
| JP2023510190A (ja) * | 2019-12-31 | 2023-03-13 | サクラ ファインテック ユー．エス．エー．， インコーポレイテッド | 自動化染色システム及び反応室 |
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