JPH0427659Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0427659Y2 JPH0427659Y2 JP1985061516U JP6151685U JPH0427659Y2 JP H0427659 Y2 JPH0427659 Y2 JP H0427659Y2 JP 1985061516 U JP1985061516 U JP 1985061516U JP 6151685 U JP6151685 U JP 6151685U JP H0427659 Y2 JPH0427659 Y2 JP H0427659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink
- wall
- color
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、インパクト式ドツトプリンタにセツ
トして例えば黒、青、赤、黄などの各ドつトを適
宜に重ね打ちして文字、画像またはグラフ等をカ
ラー印刷するときにに使用する多色リボンカセツ
トに関する。
トして例えば黒、青、赤、黄などの各ドつトを適
宜に重ね打ちして文字、画像またはグラフ等をカ
ラー印刷するときにに使用する多色リボンカセツ
トに関する。
従来この種のリボンカセツトでは、多色リボン
が凹凸のない面で形成されているリボン入口部の
ガイド、リボン駆動用ローラ、リボン収納室内
壁、リボン出口部ガイドなどカセツトケースの内
壁に接触しながら移動するように構成されてい
る。
が凹凸のない面で形成されているリボン入口部の
ガイド、リボン駆動用ローラ、リボン収納室内
壁、リボン出口部ガイドなどカセツトケースの内
壁に接触しながら移動するように構成されてい
る。
（考案が解決しようとする問題点）
このような従来の構成では、多色リボンの各色
の境界部分も他の部分と同様にカセツトケースの
内壁に接触し、このために各色のインキが境界を
越えてにじみ、混色し、印字色が汚くなつてしま
う問題点がある。
の境界部分も他の部分と同様にカセツトケースの
内壁に接触し、このために各色のインキが境界を
越えてにじみ、混色し、印字色が汚くなつてしま
う問題点がある。
本考案は上記のようなインキの混色をなくし、
印字色がいつまでも鮮明な多色リボンカセツトを
提供することにある。
印字色がいつまでも鮮明な多色リボンカセツトを
提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、多色リボン４のカセツトケースの内
壁のリボンが接触する部分に、リボンの複数の色
帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，４ｙの各境界と対向する位
置に凹溝７ａ，１３ａ，１４ａ，１５ａ，１６
ａ，１７ａ，１８ａを設けたところにある。
壁のリボンが接触する部分に、リボンの複数の色
帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，４ｙの各境界と対向する位
置に凹溝７ａ，１３ａ，１４ａ，１５ａ，１６
ａ，１７ａ，１８ａを設けたところにある。
（作用）
カセツトケースの内壁に接触しながら移動する
多色リボン４は，複数の色帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，
４ｙの各境界部分は凹溝７ａ，１３ａ，１４ａ，
１５ａ，１６ａ，１７ａ，１８ａに対向している
ので接触することがなく、このため内壁にこすれ
て色がにじみ混色するということが生じない。
多色リボン４は，複数の色帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，
４ｙの各境界部分は凹溝７ａ，１３ａ，１４ａ，
１５ａ，１６ａ，１７ａ，１８ａに対向している
ので接触することがなく、このため内壁にこすれ
て色がにじみ混色するということが生じない。
（実施例）
第１図および第２図において、多色リボンのカ
セツトケースの上板１と底板２との間に、転写ロ
ーラ３が回転自在に支持されている。エンドレス
のインクリボン４はリボン収納室５につづら折り
に収納され、その一部がケース外へ引き出されて
いる。押圧バネ６によつてインクリボン４は転写
ローラ３に押しつけられており、転写ローラ３が
反時計方向に回されることによつてインクリボン
４はリボン収納室５に送り込まれ、その一方でリ
ボン収納室５からインクリボン４が引き出され
る。インクリボン４の出口近傍に位置するパスロ
ーラ７に負荷バネ８を介してインクリボン４が押
しつけられ、これによつてインクリボン４がリボ
ン収納室５から引き出されるときに摩擦負荷が働
き、外部へ引き出されたインクリボン４が緊張す
ることになる。
セツトケースの上板１と底板２との間に、転写ロ
ーラ３が回転自在に支持されている。エンドレス
のインクリボン４はリボン収納室５につづら折り
に収納され、その一部がケース外へ引き出されて
いる。押圧バネ６によつてインクリボン４は転写
ローラ３に押しつけられており、転写ローラ３が
反時計方向に回されることによつてインクリボン
４はリボン収納室５に送り込まれ、その一方でリ
ボン収納室５からインクリボン４が引き出され
る。インクリボン４の出口近傍に位置するパスロ
ーラ７に負荷バネ８を介してインクリボン４が押
しつけられ、これによつてインクリボン４がリボ
ン収納室５から引き出されるときに摩擦負荷が働
き、外部へ引き出されたインクリボン４が緊張す
ることになる。
インクリボン４は多色リボンであつて、例えば
黒、青、赤、黄の４本の色帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，
４ｙが長手方向に平行に区画形成されている。こ
れに対応して、転写ローラ３は各色帯４ｂ，４
ｃ，４ｍ，４ｙと接する転写面３ｂ，３ｃ，３
ｍ，３ｙを間隔をおいて有しており、その上部軸
および下部軸は、それぞれ上板１および底板２か
ら貫通突出し、下部軸に歯車１２が固着されてい
る。この歯車１２はリボンカセツトを印字装置
（図示せず）にセツトしたときに印字装置側の歯
車と噛合して転写ローラ３を第１図反時計方向に
駆動するためのものである。転写ローラ３の回り
にはインクカートリツジ９ｂ，９ｃ，９ｍ，９ｙ
が放射状に配置されている。各インクカートリツ
ジ９ｂ，９ｃ，９ｍ，９ｙはその内部に黒、青、
赤、黄のインク含浸体（第２図にインク含浸体１
０ｃが示されている。）を内蔵し、前面より突出
するインク導出芯１１ｂ，１１ｃ，１１ｍ，１１
ｙが転写ローラ３の転写面３ｂ，３ｃ，３ｍ，３
ｙに対向している。
黒、青、赤、黄の４本の色帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，
４ｙが長手方向に平行に区画形成されている。こ
れに対応して、転写ローラ３は各色帯４ｂ，４
ｃ，４ｍ，４ｙと接する転写面３ｂ，３ｃ，３
ｍ，３ｙを間隔をおいて有しており、その上部軸
および下部軸は、それぞれ上板１および底板２か
ら貫通突出し、下部軸に歯車１２が固着されてい
る。この歯車１２はリボンカセツトを印字装置
（図示せず）にセツトしたときに印字装置側の歯
車と噛合して転写ローラ３を第１図反時計方向に
駆動するためのものである。転写ローラ３の回り
にはインクカートリツジ９ｂ，９ｃ，９ｍ，９ｙ
が放射状に配置されている。各インクカートリツ
ジ９ｂ，９ｃ，９ｍ，９ｙはその内部に黒、青、
赤、黄のインク含浸体（第２図にインク含浸体１
０ｃが示されている。）を内蔵し、前面より突出
するインク導出芯１１ｂ，１１ｃ，１１ｍ，１１
ｙが転写ローラ３の転写面３ｂ，３ｃ，３ｍ，３
ｙに対向している。
インクリボン４がカセツトケースへ引き込まれ
てから引き出されるまでの間にリボンが接するカ
セツトケースの内壁、すなわちリボン入口のガイ
ド１３，１４、突部１５、リボン収納室側壁１
６，１７、パスローラ７、ガイド１８には、第２
〜３図に示すようにそれぞれ３本の凹溝１３ａ，
１４ａ，１５ａ，１６ａ，１７ａ，７ａ，１８ａ
が設けてある。この凹溝はインクリボン４の４本
の色帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，４ｙの３本の境界線に
対向する位置に設けてある。第２図には突部１５
に設けた３本の凹溝１５ａ，１５ａ，１５ａがイ
ンクリボン４の３本の境界線に対向していること
が示されており、また第３図にはパスローラ７と
ガイド１８に設けた３本の凹溝７ａ，７ａ，７
ａ，１８ａ，１８ａ，１８ａがインクリボン４の
３本の境界線に対向していることが示されてい
る。このためにインクリボン４がカセツトケース
の内壁に接触しながら移動するとき、色帯の境界
線の部分は凹溝の存在により内壁に接触すること
がなく、色がにじんで混色を生じることがない。
てから引き出されるまでの間にリボンが接するカ
セツトケースの内壁、すなわちリボン入口のガイ
ド１３，１４、突部１５、リボン収納室側壁１
６，１７、パスローラ７、ガイド１８には、第２
〜３図に示すようにそれぞれ３本の凹溝１３ａ，
１４ａ，１５ａ，１６ａ，１７ａ，７ａ，１８ａ
が設けてある。この凹溝はインクリボン４の４本
の色帯４ｂ，４ｃ，４ｍ，４ｙの３本の境界線に
対向する位置に設けてある。第２図には突部１５
に設けた３本の凹溝１５ａ，１５ａ，１５ａがイ
ンクリボン４の３本の境界線に対向していること
が示されており、また第３図にはパスローラ７と
ガイド１８に設けた３本の凹溝７ａ，７ａ，７
ａ，１８ａ，１８ａ，１８ａがインクリボン４の
３本の境界線に対向していることが示されてい
る。このためにインクリボン４がカセツトケース
の内壁に接触しながら移動するとき、色帯の境界
線の部分は凹溝の存在により内壁に接触すること
がなく、色がにじんで混色を生じることがない。
なお凹部１９には印字装置のヘツド（図示せ
ず）が挿置される。また２０……はインクカート
リツジ９ｂ，９ｃ，９ｍ，９ｙの支持手段を示
す。
ず）が挿置される。また２０……はインクカート
リツジ９ｂ，９ｃ，９ｍ，９ｙの支持手段を示
す。
第４，５図はインクカートリツジを具備しない
エンドレスリボンカセツトを示すもので、カセツ
トケース内で上例と同様な多色のインクリボン２
１がリボン入口の内壁２２、ガイド２３，２４に
接触しつつ移動し、反時計方向に回転する駆動ロ
ーラ２５と補助ローラ２６との間に挟まれてリボ
ン収納室２７の入口へ送り込まれる。リボン収納
室２７内ではセパレータおよび収納室の内壁２
８，２９に接触しつつ、つづら折りに折りたたま
れた状態で収納され、収納室出口から出るとパス
ローラ３０とカセツトバネ３１との間から出てリ
ボン出口の内壁３２、ガイド３３，３４を通過し
カセツトの外に出る。この例においても多色のイ
ンクリボン２１が接触するカセツトケースの内壁
にはインクリボンの色帯の３本の境界線に対向す
る位置に、３本の凹溝２２ａ，２３ａ，２４ａ，
２５ａ，２６ａ，２８ａ，２９ａ，３０ａ，３２
ａ，３３ａ，３４ａがそれぞれ形成してある。し
たがつて多色のリボン２１の色帯の境界線の部分
は凹溝の存在により内壁に接触することがなく、
混色を生じない。
エンドレスリボンカセツトを示すもので、カセツ
トケース内で上例と同様な多色のインクリボン２
１がリボン入口の内壁２２、ガイド２３，２４に
接触しつつ移動し、反時計方向に回転する駆動ロ
ーラ２５と補助ローラ２６との間に挟まれてリボ
ン収納室２７の入口へ送り込まれる。リボン収納
室２７内ではセパレータおよび収納室の内壁２
８，２９に接触しつつ、つづら折りに折りたたま
れた状態で収納され、収納室出口から出るとパス
ローラ３０とカセツトバネ３１との間から出てリ
ボン出口の内壁３２、ガイド３３，３４を通過し
カセツトの外に出る。この例においても多色のイ
ンクリボン２１が接触するカセツトケースの内壁
にはインクリボンの色帯の３本の境界線に対向す
る位置に、３本の凹溝２２ａ，２３ａ，２４ａ，
２５ａ，２６ａ，２８ａ，２９ａ，３０ａ，３２
ａ，３３ａ，３４ａがそれぞれ形成してある。し
たがつて多色のリボン２１の色帯の境界線の部分
は凹溝の存在により内壁に接触することがなく、
混色を生じない。
（考案の効果）
このように本考案によれば、多色リボンの色帯
の境界線近傍がカセツトケースの内壁に接触する
ことがなく、このため色のにじみによる混色を生
じることがなく、印字の色がいつまでも鮮明であ
る。
の境界線近傍がカセツトケースの内壁に接触する
ことがなく、このため色のにじみによる混色を生
じることがなく、印字の色がいつまでも鮮明であ
る。
第１図は一部切欠平面図、第２図は第１図−
線断面図、第３図は第１図−線断面図、第
４図は他の例を示すもので、上板を取り外した平
面図、第５図はリボンを省略した第４図−線
に沿う断面図である。 ４，２１……多色リボン、４ｂ，４ｃ，４ｍ，
４ｙ……色帯、７，１３，１４，１５，１６，１
７，１８，２２，２３，２４，２５，２６，２
８，２９，３０，３２，３３，３４……カセツト
ケースの内壁、７ａ，１３ａ，１４ａ，１５ａ，
１６ａ，１７ａ，１８ａ，２２ａ，２３ａ，２４
ａ，２５ａ，２７ａ，２８ａ，２９ａ，３０ａ，
３１ａ，３３ａ，３４ａ……凹溝。
線断面図、第３図は第１図−線断面図、第
４図は他の例を示すもので、上板を取り外した平
面図、第５図はリボンを省略した第４図−線
に沿う断面図である。 ４，２１……多色リボン、４ｂ，４ｃ，４ｍ，
４ｙ……色帯、７，１３，１４，１５，１６，１
７，１８，２２，２３，２４，２５，２６，２
８，２９，３０，３２，３３，３４……カセツト
ケースの内壁、７ａ，１３ａ，１４ａ，１５ａ，
１６ａ，１７ａ，１８ａ，２２ａ，２３ａ，２４
ａ，２５ａ，２７ａ，２８ａ，２９ａ，３０ａ，
３１ａ，３３ａ，３４ａ……凹溝。
Claims (1)
- 多色リボンのカセツトケースの内壁のリボンが
接触する部分に、リボンの複数の色帯の各境界と
対向する位置に凹溝が設けてあることを特徴とす
る多色リボンカセツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985061516U JPH0427659Y2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985061516U JPH0427659Y2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61177857U JPS61177857U (ja) | 1986-11-06 |
| JPH0427659Y2 true JPH0427659Y2 (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=30589867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985061516U Expired JPH0427659Y2 (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0427659Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0344539Y2 (ja) * | 1987-03-10 | 1991-09-19 | ||
| JPH0514866Y2 (ja) * | 1988-04-25 | 1993-04-20 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346207B2 (ja) * | 1974-12-25 | 1978-12-12 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569558Y2 (ja) * | 1976-09-21 | 1981-03-03 |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP1985061516U patent/JPH0427659Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346207B2 (ja) * | 1974-12-25 | 1978-12-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61177857U (ja) | 1986-11-06 |
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