JPH0114443Y2 - - Google Patents

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JPH0114443Y2
JPH0114443Y2 JP20163282U JP20163282U JPH0114443Y2 JP H0114443 Y2 JPH0114443 Y2 JP H0114443Y2 JP 20163282 U JP20163282 U JP 20163282U JP 20163282 U JP20163282 U JP 20163282U JP H0114443 Y2 JPH0114443 Y2 JP H0114443Y2
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ink
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color
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、CRTカラーデイスプレイをカラー
でハードコピーするドツトプリンタのための多色
リボンカセツトに関するものである。
近年では、コンピユータのCRTデイスプレイ
がカラー化され、それに伴つてそのハードコピー
もカラー化したいというユーザーの要望が強まつ
ている。インパクト式ドツトプリンタでカラー印
字する場合は、例えば黒、シアン、マゼンタ、イ
エローの各色帯が長手方向に平行に区画形成され
た多色リボンカセツトが使用され、印字ヘツドに
は各色帯に個別に対向して印字ハンマ等のドツト
形成要素が設けられる。かかるインパクト式カラ
ードツトプリンタは、各色帯に対応した色の印字
が得られることは勿論であるが、それ以外にも例
えばシアンとマゼンタのドツトを同一位置に重ね
打ちすることによつて紫の印字が、マゼンタとイ
エローのドツトを同一位置に重ね打ちすることに
よつて赤の印字が、またシアンとイエローのドツ
トを同一位置に重ね打ちすることによつて緑の印
字がそれぞれ得られる。また上記の多色リボンカ
セツトにおいて、インク寿命を伸ばすために、カ
セツト内にインクカートリツジと転写ローラとを
設けてインクリボンにインクを補給するようにし
た例が本出願人によつて既に提案されている。
ところが、ユーザーにとつては総ての色の印字
を均等に行なうことは少なく、むしろ或る特定の
色の印字を頻繁に使用することが多い場合があ
る。このような場合に、上記のインクカートリツ
ジによるインク補給方式の多色リボンカセツトで
は、頻繁に使用される特定の色に関与しない色帯
がインクを過剰に含み、その色帯のインクが隣り
の色帯に混つたり、或いは記録紙に付着し易くな
つて印字品質が低下する。そこで、インクカート
リツジを転写ローラから選択的に切り離せるよう
にして上記不都合に対処した例も、既に本出願人
によつて提案されている。しかし、頻繁に使用す
る特定の色の2色の混色(重ね打ち)によつて得
られるものであつたりすると、その特定の色の混
色に関与しないのが何のインクカートリツジであ
るのかが、一般ユーザーにとつて判り難い欠点が
あつた。
本考案は上記実状に鑑みて、インクカートリツ
ジの選択切替えをユーザーが間違いなく簡単に行
なえるようにすることを目的とする。
実施例について説明すると、第1図において、
カセツトケース1の凹部2の部分でエンドレスの
インクリボン3の一部が外部へ引き出されてい
る。周知のように、この凹部2には当該リボンカ
セツトを印字装置(図示せず。)にセツトしたと
き印字ヘツド(図示せず。)が挿置され、この印
字ヘツドが外部へ引き出されたインクリボン3と
対向する。インクリボン3の大部分は、第2図示
の如く、カセツトケース1のリボン収容室4につ
づら折にされて収容されている。リボン収容室4
の出口近傍にはパスローラ5が回転自在に支持さ
れ、このパスローラ5に負荷バネ6を介してイン
クリボン3が押し付けられている。またリボン収
容室4の入口側近傍には、フイードローラを兼用
する転写ローラ7が回転自在に支持され、この転
写ローラ7に押圧バネ8を介してインクリボン3
が押し付けられている。転写ローラ7が第2図反
時計方向に回されることによつてインクリボン3
はリボン収容室4に送り込まれ、その一方でリボ
ン収容室4から引き出される。インクリボン4が
パスローラ5と負荷バネ6との間を引き出される
ときに、インクリボン4に摩擦負荷が作用し、こ
れによつて外部へ引き出されたインクリボン3に
所定の緊張が与えられる。転写ローラ7の上部軸
はつまみ9となつて第3図示の如くケース上面へ
突出し、また下部軸10はケース下面へ突出し、
この突出端に歯車11が固着されている。
インクリボン3は、4本の色帯3b,3c,3
m,3yが長手方向に平行に区画形成され、色帯
3bに黒色のインクが、色帯3c,3m,3yに
絵の具の3原色であるシアン、マゼンタ、イエロ
ーの各インクがしみ込ませてある。インクリボン
3に対応して、転写ローラ7は4つの突出した転
写面7b,7c,7m,7yが同軸的に等間隔に
形成され、それぞれにインクリボン3の各色帯3
b〜3yが対接している。第2図に示すように、
転写ローラ7の回りには4個のインクカートリツ
ジ12b,12c,12m,12yが放射状に対
向位置している。各インクカートリツジ12b〜
12cは、その内部に黒、シアン、マゼンタ、イ
エローのインクが含浸してあるフエルト等のイン
ク含浸材(図示せず。)を有している。そしてそ
の前面部よりインク導出芯13b,13c,13
m,13yが転写ローラ7の各転写面7b〜7y
と対向する位置で突出している。各インクカート
リツジ12b〜12yの上面には突起14が上方
へ突出形成され、その背面部より2本の弾性レバ
ー15,15が後方へ延出形成されている。各弾
性レバー15はその端部上面に押圧片16が突設
され、またその端部近傍の外側面に係合突起17
が突設されている。さらに各インクカートリツジ
13b〜13yの底面にはガイド突起18(第3
図参照)されている。一方、カセツトケース1の
上面部と下面部には、突起14とガイド突起18
が摺動自在に嵌合する長溝19,20が外周縁部
より放射状に穿設されている。突起14と押圧片
16は長溝19を上方へ貫通突出し、弾性レバー
15は長溝19内に位置している。長溝19の内
側面には係合突起15を係止するための係止突起
21,21が突設されている。係止突起21は、
第4図示の如く長溝19の上縁部からその深さの
約1/3に亘つて形成されて係合突起17とほぼ同
じ高さ位置にあり、各インクカートリツジ12b
〜12yを長溝19,20に沿つて後退せしめた
とき係合突起17を引き留めることができるよう
になつている。インクカートリツジ12b〜12
yは、その後面に設けてある板バネ22のバネ力
によつて転写ローラ7に向けて弾発されている。
板バネ22は、その下端部がインクカートリツジ
12b〜12yの後面下部の突部23に係入固定
され、その中途が突部24にて弓なりに湾曲せし
められ、かつその上端部が長溝19の切欠き25
に係止してある。
インクカートリツジ12b〜12yは、通常は
第2,3図の如く板バネ22のバネによつて各イ
ンク導出芯13c〜13yが転写ローラ7の転写
面7c〜7yに弾接している。この状態で転写ロ
ーラ7が回転駆動されると、インクカートリツジ
12b〜12y内のインクがインク導出芯13b
〜13yを介して転写面7b〜7yに薄く付着す
る。したがつて転写ローラ7によつてインクリボ
ン3の送りが為されるとき、転写面7b〜7yに
付着したインクがインクリボン3の各色体3b〜
3yに補給される。そこで適宜のインクカートリ
ツジ例えば12cの突起14を指先にて板バネ2
2のバネ力に抗して第3図左方へ押すと、このイ
ンクカートリツジ12cは長溝19,20に沿つ
て後退する。このとき弾性レバー15は第1図に
おいて長溝19内を後方へ移動し、係合突起17
が係止突起21に当接する位置に来ると、前者が
後者に押されて弾性レバー15が内側へ弾性的に
変位する。係合突起17が係止突起21を通過し
た瞬間、弾性レバー15は元に戻つて係合突起1
7が係止突起21に係止する。したがつて突起1
4を解放してもインクカートリツジ9cは後退位
置に保持され、インク導出芯13cは転写ローラ
7の転写面7cから離反したままとなる。この後
退位置にあるときに、長溝19の上方へ突出して
いる押圧片16を指先にて押下すると、弾性レバ
ー15が下方に弾性的に変形し、係合突起17が
下方に沈む。これによつて係合突起17は係合突
起21の下面をくぐり抜け、そのインクカートリ
ツジ12cは再び板バネ22のバネ力にて転写ロ
ーラ7と接する位置に復帰する。他のインクカー
トリツジ12b,12m,12yについても上記
と全く同様に転写ローラ7に対する接離切替えを
選択的に行なうことができる。インクカートリツ
ジ12c〜12yが転写ローラ7から離反してい
る間、インクリボン3の色帯3b〜3yへのイン
ク補給は休止せられることになる。
そこでカセツトケース1の上面に貼着してある
第1図示の色表示シート26について説明する。
色表示シート26は円形のものであり、その中心
部を転写ローラ7のつまみ9が貫通している。色
表示シート26の外周寄りの位置には、インクカ
ートリツジ12c〜12yのインクの色に対応し
て黒色、シアン、マゼンタ、イエローで印刷した
扇形の原色表示帯27〜30が同心的に並設して
あり、各原色表示帯27〜30はインクカートリ
ツジ12c〜12yの位置に対応している。原色
表示帯27〜30の内側には混色表示帯31〜3
3がリング状に連なるように並設されている。混
色表示帯31はシアンとマゼンタとの混色である
紫色に、混色表示帯32はマゼンタとイエローと
の混色である赤色に、混色表示帯33はイエロー
とシアンとの混色である緑色にそれぞれ印刷され
ている。また各混色表示帯31〜33の境界は、
原色表示帯28〜30のほぼ中心線上にあり、さ
らにそれぞれの両端部が混色の元になつた二つの
原色表示帯の内周辺に接している。
この色表示シート26によつて、当技術分野に
属さないユーザーであつても、例えば緑色の混色
表示帯33を見て、それがイエローの原色表示帯
30とシアンの原色表示帯28とにまたがつて形
成されていることから、緑色がイエローとシアン
との混色であることを視覚的に簡単に認識するこ
とができる。したがつてユーザーが例えば黒色と
緑色の印字を頻繁に使用する場合は、マゼンタが
いずれも印字にも関与しないことが判り、マゼン
タのインクカートリツジ12mのみを転写ローラ
7から離反する位置に後退せしめて、インクリボ
ン3の色帯3mへのインク補給を休止する。これ
によつて黒色と緑色の印字を頻繁に使用する場合
にインクリボン3の色帯3mがインクを過剰に含
む事態を未然に回避できる。なお色表示シート2
6の原色表示帯27,30間に描いてある矢印3
4は、当該リボンカセツトを印字装置にセツトす
るときにインクリボン3のたるみを取るためにつ
まみ9を手動回転する方向を示すものである。
なお、本考案はインクカートリツジ12b〜1
2yを摺動自在に支持する構造および転写ローラ
7に対してインクカートリツジ12b〜12yを
接離切替えするために構造を上記実施例に限るも
のではなく、適宜の構造を採用することができ
る。また色表示シート26についても、混色表示
帯31〜33の端辺が分離していてもよいし、そ
の端部を原色表示帯28〜30に接合させなくて
もよい。さらに上記の如き色表示をカセツトケー
ス1上面に直接に印刷または塗装により形成する
ことも容易である。
以上詳細に説明した本考案によれば、接離切替
えが可能なインクカートリツジによるインク補給
方式の多色リボンカセツトを当技術分野に属さな
いユーザーが使用する場合でも、インクカートリ
ツジの接離切替えを適正に対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に関するものであつて
第1図は一部断面して示す平面図、第2図はその
内部構造を示す断面図、第3図は第2図−線
断面図、第4図はカセツトケース上面の長溝の拡
大斜視図、である。 1……カセツトケース、3……多色インクリボ
ン、3b〜3y……色帯、4……リボン収容室、
7……転写ローラ、7b〜7y……転写面、12
b〜12y……インクカートリツジ、13b〜1
3y……インク導出芯、15〜17,19,22
……接離切替手段、26……色表示シート、27
〜30……原色表示帯、31〜33……混色表示
帯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 黒とそれ以外の3色のインクがそれぞれに含
    浸されている4個のインクカートリツジが、カ
    セツトケース内に設けてある転写ローラに対し
    放射状に対向位置し、各インクカートリツジの
    インクが上記転写ローラを介して多色インクリ
    ボンの各色帯に補給される多色リボンカセツト
    を設け、 各インクカートリツジを上記カセツトケース
    に摺動自在に設け、かつ各インクカートリツジ
    を上記転写ローラに接する位置とそれから離反
    した位置とに切替える接離切替手段を設け、 各インクカートリツジのインクの色に対応し
    た扇形の原色表示帯を、各インクカートリツジ
    の位置に合わせて上記カセツトケースの上面に
    同心的に並設し、 黒以外のインクカートリツジの中の二つのイ
    ンクの組合せによつて得られる色に対応した扇
    形の混色表示帯を、上記原色表示帯の配列の内
    側で同心的に並設し、 上記混色表示帯の両端部は、その混色の元に
    なつた二つの原色表示帯のそれぞれの中心線ま
    たはその近傍にあること、 を特徴とする色表示付多色リボンカセツト。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記混色表示帯の両端部は、その混色の元になつ
    た二つの原色表示帯のそれぞれの内周辺に連接
    しているものとした色表示付多色リボンカセツ
    ト。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    において、黒以外の3色は絵の具の3原色であ
    るシアン、マゼンタ、イエローとした色表示付
    多色リボンカセツト。
JP20163282U 1982-12-27 1982-12-27 色表示付多色リボンカセツト Granted JPS59102362U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59102362U JPS59102362U (ja) 1984-07-10
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