JP2504315Y2 - 印 判 - Google Patents

印 判

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JP2504315Y2
JP2504315Y2 JP1848290U JP1848290U JP2504315Y2 JP 2504315 Y2 JP2504315 Y2 JP 2504315Y2 JP 1848290 U JP1848290 U JP 1848290U JP 1848290 U JP1848290 U JP 1848290U JP 2504315 Y2 JP2504315 Y2 JP 2504315Y2
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JP
Japan
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ink
stamp
main body
printing
absorber
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Application number
JP1848290U
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JPH03109868U (ja
Inventor
重生 徳永
昌明 川原
Original Assignee
シヤチハタ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多孔質印字体の印面が大きく、かつ、イン
キ補充可能な印判に関するものである。特に観光地に設
置されている記念スタンプ、各種の催事が開催されてい
る場合の記念スタンプに関する。これらのスタンプは、
印面が大きく、かつ、多色(2〜3色のスタンプ)で、
記念に捺印するものであるので、一日に捺印される回数
は数万回に及ぶ場合が多くあるため、インキ補充を頻繁
に行わなければならない。
(従来技術) 従来、この種に印判のインキ補充には、実開昭61-226
52号、実開昭60-29646号に開示されているもので、実開
昭61-22652号のように、生インキにて直接または間接に
インキ吸収体に滴下する方法では、インキ補充量の調節
が困難であり、補充しすぎると、インキ量がオーバーと
なりインキ洩れを発生させる。また、インキ補充後約12
時間後に多孔質印字体に移行するので時間がかかる。
また、実開昭60-29646号のように把持部をはずし、イ
ンキ補充カートリッジを交替する方法では、小さい印面
の印判においては充分インキ補充できるが、大きい印面
の印判においては補充するインキ量が多いため、インキ
補充カートリッジではインキ補充が充分できない。
(考案が解決しようとする課題) 従来の生インキ補充方法では、大きい印面の印判に
は、インキ補充量が多いため、補充量がわかりにくいの
で、多く補充しすぎてインキ洩れを発生させ、手指を汚
していた。また、インキ補充口が小さいため、インキ補
充に時間がかかり、手間を要していた。小さい印面の印
判の補充方法ではインキ補充量が少ないので、充分なる
補充ができない欠点があった。
これらの課題を解決し、大きい印面の印判のインキ補
充方法を、簡単にかつインキ洩れを発生させないで、充
分なインキ補充を可能にした印判を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 前記の課題を解決するために、インキ吸収体2を本体
4の側面より装着自在とし、前記インキ吸収体2と前記
本体4との間に押圧部材を設けた印判である。
(作用) インキ吸収体2を本体4より取りはずし、インキが充
分含浸されている新しいインキ吸収体2を装着し、押圧
部材で多孔質印字体1とインキ吸収体2を接触させるこ
とにより、インキ補充するものである。
以下、実施例にて説明する。
第1の実施例を第1図にて説明する。1は多孔質印字
体である。ゴム、プラスチック、金属、セラミックス等
の素材で、インキを含浸できる多孔質のものである。
2はインキ吸収体で、フェルト、ポリビニルアルコー
ルをアセタール化したもの等、インキを吸収保持できる
ものである。
3は前記インキ吸収体2を保持するための保持体で、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、塩化ビニル
等の合成樹脂またはステンレス等の金属製で、箱状でイ
ンキ吸収体2の厚さが、保持体3の箱の深さより大きい
のが望ましい。また、必ずしも箱状でなくてもよく、板
状であればよい。一側面につまみ部8を設けてある。
尚、インキ吸収体2が、少なくとも最大面の一面がイン
キを透さない皮膜体であれば保持体3は必ずしも使用し
なくてもよい。4は本体で、前記多孔質印字体1を受金
7にて本体4に保持させている。一部開放口を設けた一
側面よりインキ吸収体2の保持体3を装着自在としてあ
る。
5は押板で、厚さ2m/mの合成樹脂板で、前記本体4と
前記保持体3の間に装着し、インキ吸収体2と多孔質印
字体1とを、常時接触させると共に、インキ吸収体2を
動かないように本体4に保持させるものであり、押圧部
材である。また、一端片にはつまみ部9を設けてある。
尚、厚さは取扱いを考慮し、1m/m〜5m/m程度のものが好
ましい。
6はスライドで、該下端は常時コイルスプリング11に
て多孔質印字体1の印面より下方に出ている。
10は把持部で前記本体4に嵌着している。
以上の構成であり、インキ補充する場合について説明
する。
まず、押圧部材である押板5を本体4から抜く。次に
つまみ部8を持ち、本体4から、インキ吸収体2を保持
している保持体3を抜き、インキを充分含浸させてある
新しい保持体3を本体4に入れ押板5を挿入して完了す
る。
次に第2の実施例を第2図にて説明する。第1の実施
例と異なる構成は、スライド及びコイルスプリングがな
い印判である。本体4の一部開放口を設けた一側面と、
相対する他側面の内側上端部に凸部12を設けてある。
また、保持体3aの上面のつまみ部8側の端部には突状
部13を一体に設けてある。この実施例では押圧部材は凸
部12と突状部13である。この印判のインキ補充は、つま
み部8を持って少し抜くと、突状部13と本体4の装着が
はずれると同時に、凸部12と保持体3aとがはずれるので
簡単に保持体3aを取替えできる。
第3の実施例を第3図に示す。この実施例は押圧部材
として板バネ14を保持体3bの上面に設けた。この板バネ
14の形状は波形状でもよく、また、材質は合成樹脂また
は金属でもよい(第3図(イ))。
この保持体3bを印判に挿入した状態を第3図(ロ)に
示す。捺印時には多孔質印字体1の捺印圧力が一定とな
り、鮮明捺印も可能となる。尚、板バネ14は本体4に取
り付けてもよい。
第4の実施例を第4図に示す通り、多色印判の例であ
る。多孔質印字体1、1′、1″にはそれぞれ赤、青、
黒色のインキが含浸されており、各々の多孔質印字体及
び保持体の混色防止のための仕切板15を設けてある。
保持体3c、3d、3eはインキと同色としておくと、間違
いなく所定の箇所に挿入できる。尚、本体4の一部開放
口を設けた一側面と相対する他側面にも一部開放口を設
け、保持体3c、3eまたは保持体3dを挿入してもよい。ま
た、押板5は1枚で前記3つの保持体を押さえている
が、各々の保持体を押さえるようにしてもよい。インキ
補充方法については実施例1と同一手順にて行うもので
ある。
以上の構成であるので次の効果がある。
(効果) 大きい印面の印判へのインキ補充方法としてインキ吸
収体2を本体4の側面より装着自在とし、かつ、押圧部
材を設けた構成であるから、以下の効果がある。
(イ) インキ吸収体2にインキをあらかじめ適量含浸
させた保持体を差替えるだけで適正なインキ補充ができ
る。
(ロ) 差替え後にはインキ吸収体2のインキが直接多
孔質印字体1に接触するので、インキがすぐ多孔質印字
体1に移行するため、短時間で鮮明捺印ができる。
(ハ) インキ補充するために印判の把持部、スライド
等を分解しないで、保持体を差替えるのみであるため、
手間がかからず手、指をインキで汚さずにできる。
以上の通り、本考案はこの種の印判においては従来の
インキ補充方法と全く異にしたもので産業上有用なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図:第1の実施例の一部破断図 第2図:第2の実施例の断面斜視図 第3図(イ):第3の実施例の保持体斜視図 第3図(ロ):第3の実施例の断面図 第4図:第4の実施例の一部破断面図 1……多孔質印字体 2……インキ吸収体 3……保持体 4……本体 5……押板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔質印字体1とインキ吸収体2を本体4
    に保持させてなる印判において、前記インキ吸収体2を
    前記本体4の側面より装着自在とし、前記インキ吸収体
    2と前記本体4との間に押圧部材を設けたことを特徴と
    する印判。
JP1848290U 1990-02-26 1990-02-26 印 判 Expired - Lifetime JP2504315Y2 (ja)

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JP1848290U JP2504315Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 印 判

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JPH03109868U JPH03109868U (ja) 1991-11-12
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