JPS62253479A

JPS62253479A - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JPS62253479A
Application number: JP9677886A
Authority: JP
Inventors: Tomoji Kitagishi; 北岸　外茂治; Shigetaka Furukawa; 古川　茂隆; Seiji Ise; 伊勢　誠治; Katsumasa Mikami; 克雅三上; Masabumi Suzaki; 正文須崎; Kazunori Hashimoto; 橋本　和徳
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1986-04-28
Filing date: 1986-04-28
Publication date: 1987-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は熱転写プリンタに係り、特にリボンカセットを
反転して往復使用するインクリボンを収納するリボンカ
セットの、可使用側面を識別するのに好適な熱転写プリ
ンタに関するものである。

〔従来の技術〕

熱転写プリンタの変動経費を低減する手段としては、特
開昭５９−２２４３８３号発明のように、通常の印字幅
の２倍以上の幅を有し、上下段２列にそれぞれ印字でき
るインクリボンを内蔵するリボンカセットヲ、反転して
装着可能としたリボンカセットが知られている。しかし
従来技術のリボンカセットは、キャリッジから取り外し
た場合、リボンカセットの表裏は同一形状で外観からで
は区別し難い上に１インクリボンの巻取り終了を検知す
るセンサの誤動作を防止する必要上から透明な材料で製
作することは好ましくなく、内部にあるインクリボンそ
のものを外部から見えないように完全に遮蔽する必要が
あり、リボンカセットのどちら側の片面を使用し終った
ものであるかを、リボンカセットを外見だけから判別す
ることはできなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明はキャリッジから取り外したリボンカセットの印
字機を点検し、どちら側の片面を使用し終ったものであ
るかを、点検したのちキャリッジに再装着するなどの煩
わしい操作をすることなく、未使用面を容易にしかも誤
りなく識別するためになされ念ものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点は、リボンカセットとキャリッジとの位置
合せ用にリボンカセットにはガイド穴、キャリッジには
突出しピンがあり、これらが互いに嵌合するように設け
られているが、このとき、突出シヒンにより押し上げら
れて、リボンカセット上の穴から着色したマーカの一端
が見えるようにマーカをリボンカセット内に設けること
によって解決される。

〔作用〕

上記マーカはリボンカセット内において、突出しピンに
より上下に摺動可能であり、リボンカセットをキャリッ
ジから取り外しても、マーカの位置がそのまま保持され
片面からはマーカが見え、他方の面からは見えないよう
になされており、−見して未使用側面を判別することが
できる。

〔実施例〕

以下本発明の熱転写プリンタの一実施例を図面によって
説明する。

第３図は本発明に係る熱転写プリンタの外観斜視図であ
って１．２は側板（ａ）　、　　（ｂ）、３．４は軸（
ａ）　、　　（ｂ）、５はキャリッジ、６はホームポジ
ションセンナ、７はリボンカセット、８はキャリッジモ
ータ、９はフラットケーブル、１０はタイミングベルト
、１１はラインフィードモータ、１２はギヤ、１３はプ
ラテンノブ、１４は用紙、１５はサーマルヘッド、１６
はインクリボン、１７は紙押さえローラ、１８ＩＩ′ｉ
プラテン、１９は紙ガイド、２０はレリースレバー、２
１は制御器、２２はカバー、２３はリアスチー、２５は
リボンセンサ、２６は巻取軸でおる。側板（ａ）　１　
、側板（ｂ）２間には軸（ｂ）４が固定されている。

またこの軸（ｂ）４上を摺動可能にキャリッジ５が配置
され、これにリボンカセット７およびサーマルヘッド１
５が搭載され、リボンカセット７内にはインクリボン１
１が収納されている。キャリッジ５はキャリッジモータ
８により、タイミングベルト１０を介して、図示の矢印
Ａ、Ｂ方向に移動可能な構成となっている。

ラインフィードモータ１１は、プラテン１８の軸上に締
結されたギヤ１２に、駆動力を伝達し、用紙１４を送る
ものである。またプラテンノブ１３を手回ししても同様
に用紙送りが可能であり、１９は前述の用紙送出のため
の紙ガイドであるみレリースレバー２０を前後方向に移
動させることにより、軸（ａ）３に摺動可能に配置され
た紙押さえロー２１７を、用紙１４紙面に押圧したり紙
面から離したりすることが可能な構造となっている。

フラットケーブル９はサーマルヘッド１５等に通電させ
るためのものである。

本発明のプリンタは、キャリッジ５が矢印入方向に移動
するときのみ印字を行なう片方向印字方式であって、印
字の際にはインクリボン１６ｔ−巻取り、逆に矢印Ｂ方
向に移動するときはインクリボン１６は巻取られないよ
うに構成されている。

第１図に示すようにリボンカセット７はカセットケース
（ａ）　３１とカセットケース（ｂ）　３４とから成り
、その内部に、インクリボン１６およびインクリボン１
６に逆方向に張力を与える板ばね３８、フェルト３６等
を組み込んだ後、カセットケース（ａ）３１とカセット
ケース（ｂ）　３４を溶着等によって固定したものであ
る。またリボンカセット７にはキャリッジ５に搭載され
るサーマルヘッド１５のための切欠部３７が設けられて
いる。

さらにカセットケース（ｂ）３４内の一隅に、切欠きを
有する案内部５１が設けられ、この内部に挿入されたマ
ーカ５０が上下方向に摺動可能のように構成されている
。

次にインクリボン１６の巻取り動作について述べる。先
ずリボンカセット７を、カセットケース（ｂ）　３４が
キャリッジカバー５８の上面と接するように装着する。

リボンカセット７をキャＩＪツジ５に対接して装着する
と、印字指令によってサーマルヘッドの発熱素子（図示
せず）がインク１１ボン１６の幅の上半分を加熱し、サ
ーマルヘッド１５とインクリボン１６とが対接する用紙
１４の印字位置に対して印字を行なうと共に、切欠き部
３７に挿入されているサーマルヘッド１５により、用紙
１４に押圧されたインクリボン１６は、キャリッジ５の
移動と共にリボンコア（ａ）　３９側に巻き取られる。

すなわちリボンカセット７はキャリッジ５と一体で移動
するので、リボンコア（ｂ）　４０に巻かれているイン
クリボン１６の未使用面はフェルト３６を貼り付けた板
ばね３８を介してサーマルヘッド１５に供給される。サ
ーマルヘッド１５によって印字された後、送り出された
インクリボン１６はリボンコア（ａ）３９に巻き取られ
るっリボンコア（ａ）　３９はキャリッジ５内に位置し
、タイミングベルト１０により駆動される巻取軸２６と
嵌合して回転駆動されるものである。前述のようにイン
クリボン１６における印字痕は、第１図縦線にで示すよ
うにインクリボン１６の上側半分である。

上記の作動構成によって上側半分のみ印字痕のついたイ
ンクリボン１６は、順次リボンコア（ｂ）４０から送妙
出されてリボンコア（ａ）　３９に巻取られ、最後はそ
の終端部のみをリボンコア（ｂ）４０に残した状態とな
る。

このようにインクリボン１６の終端部のみがリボンコア
　（ｂ）　４０に残った状態は図示しない巻取りセンナ
によって検知される。これによって、リボンカセット７
をキャリッジカバー５ａから外し、反転して再度キャリ
ッジカバー５ａ上に装着する。

すなわちリボンカセット７はこれまでとは逆にカセット
ケース（ａ）３１がキャリッジカバー５ａの上面と接す
る側となって装着され、切欠き部３７にサーマルヘッド
１５の図示しない発熱素子は、インクリボン１６の幅の
うち印字痕のない部分に対接すると共に、インクリボン
１６の終端部のみカ残っているリボンコア（ｂ）　４０
が巻取シ軸２６に嵌合される。

この状態で印字指令を与えると、前述と同様の作動によ
ジインクリボン１６は、残りの側半分の部分で印字を行
ないリボンコア（ｂ）４０に巻取られるものである。

次に本実施例におけるマーカ部分の構造について第２図
によって説明する。

同図に示すようにマーカ５０は摺動部５１内に挿入され
矢印Ｃ−Ｄ方向に摺動可能であるが、同図は突出しピン
４１により矢印Ｃ方向に押し上げられてカセットケース
（ａ）　３１に設けたガイド穴５２ａに一端が挿入され
ている状態を示している。

マーカ５０はカセットケース（ａ）　３１　、カセット
ケース（ｂ）　ａ　４とは明瞭に異なる色とし、例えば
カセットケース（ａ）　３１　、カセットケース（ｂ）
３４の色がグレーであればマーカ５０は赤と黄のように
識別が容易な色が好ましく、これによりリボンカセット
が現在例れの側の面を使用しているかヲ、リボンカセッ
ト７の表面の穴から覗いているマーカ５０の端面を見て
知ることが可能である。

またマーカ５０の摺動部５０ａは、カセットケース（ｂ
）３４の案内部５１に矢印Ｃ−Ｄ方向に摺動自在に嵌合
し、かつマーカ５０に対して外力が加わらない場合はマ
ーカ５０と案内部５１とが摩擦力により静止状態を保持
するように構成されている。

リボンカセット７を反転してキャリッジカバー５ａに装
着した場合、第２図とは逆にカセットケース（ａ）　３
１とカセットケース（ｂ）３４とが入れ替った状態とな
り、マーカ５０は突出しピン４１ａにより押されて、マ
ーカ５０の先端がガイド穴５２ａに装着される。すなわ
ち本実施例によればカセット７をキャリッジカバー５３
から外して放置された場合でも、マーカ５０がリボンカ
セット７の使用状態を明瞭な着色で示しているから、再
度リボンカセット７を装着する際にも誤ることな〈確実
な装着が可能である。なお両面を使用し終った場合は、
巻取りセンサが検知し、使用済みであることを知ること
ができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、リボンカセットヲキャリツジから取り
外した状態において、またリボンカセットを他のプリン
タに使用する場合においても、どちら側の面を使用し終
ったかを、容易に知ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のリボンカセットの分解斜視図、第２図
は第１図組み立て後のマーカ部分の縦断面図、第３図は
本発明に係る熱転写プリンタの外観斜視図である。１・・・側板（ａ）、２・・・側板（ｂ）、３・・・軸
（ａ）、４・・・軸（ｂ）、５・・・キャリッジ、５ａ
・・・キャリッジカバー、６・・・ホームポジションセ
ンナ、７・・・リボンカセット、８・・・キャリッジモ
ータ、９・・・フラットケーブル、１０・・・タイミン
グベルト、１１・・・ラインフィードモータ、１２・・
・ギヤ、１３・・・プラテンノブ、１４・・・用紙、１
５・・・サーマルヘッド、１６・・・インクリボン、１
７・・・紙押さえローラ、１８・・・プラテン、１９・
・・紙ガイド、２０・・・レリースレバー、２１・・・
制御器、２２・・・カバー、２３・・・リアスチー、２
４・・・フロントステー、２５・・・リボンセンサ、２
６・・・巻取り軸、３１・・・カセットケース（ａ）、
３４・・・カセットケース（ｂ）、３５・・・フェルト
、３７・・・切欠部、３８・・・板ばね、３９・・・リ
ボンコア（ａｔ、４０・・・リボンコア（ｂ）、４１・
・・突出しピン、５０・・・マーカ、５１・・・案内部
、５２ａ、５２ｂ・・・−ど犠（日４Ｉシｄｌｂ　・・実々記しピッｓ＋・７４１７− ！５１・・・スライド杏？Ｓｈ、ｕｂ−Ｍ”イド穴３：・・・・１で一、トテース（（Ｌ）ｊ４・・・１セ
、／トγ−ス（ｂ）察、？−口

Claims

【特許請求の範囲】１、表裏両面を反転して使用するリボンカセットと、感
熱素子を有するサーマルヘッドとを搭載するキャリッジ
と、プラテンローラとを備え、前記キャリッジとプラテ
ンローラとの間に用紙を押圧しつつ、前記キャリッジを
制御移動させて印字を行なう熱転写プリンタにおいて、
前記リボンカセット表面に開口する通し穴と、これに嵌
合して上下に摺動可能に設けたマーカと、前記リボンカ
セットを前記キャリッジに装着する際前記穴を介して前
記マーカを上下に摺動させる突出しピンとを有し、前記
装着により前記マーカ端面が前記穴から検知されるよう
構成したことを特徴とする熱転写プリンタ。２、上記リボンカセットをキャリッジから取り出した状
態においても、リボンカセット内におけるマーカの上記
位置が保持され、かつマーカの両側端面を着色により識
別するようになされたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の熱転写プリンタ。