JP2535682Y2 - 集合コネクタ - Google Patents

集合コネクタ

Info

Publication number
JP2535682Y2
JP2535682Y2 JP8104991U JP8104991U JP2535682Y2 JP 2535682 Y2 JP2535682 Y2 JP 2535682Y2 JP 8104991 U JP8104991 U JP 8104991U JP 8104991 U JP8104991 U JP 8104991U JP 2535682 Y2 JP2535682 Y2 JP 2535682Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
locking
terminal
module
module connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8104991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0523443U (ja
Inventor
達哉 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP8104991U priority Critical patent/JP2535682Y2/ja
Publication of JPH0523443U publication Critical patent/JPH0523443U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2535682Y2 publication Critical patent/JP2535682Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、単極または2極以上の
多極で単体をなすモジユールコネクタを組合せて、共通
のハウジングに収容して独立したコネクタとなし、ワイ
ヤハーネス等に用いられる集合コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】集合コネクタは、米国特許第38423
88号、英国特許第1484627号等の公知例があ
り、それ等の公知例のものは、単数または複数の端子を
収容したモジユールコネクタ群と、そのモジュールコネ
クタを挿着係止する共通のハウジングの組合せによって
構成されている。そして、そのモジュールコネクタは端
子を端子収容室に挿着して一次係止した状態でハウジン
グに挿着され、そのモジユールコネクタをハウジング内
に係止することによって、ハウジングからのモジユール
コネクタ抜けと、モジユールコネクタからの端子抜けを
防止する構造になっている。
【0003】一方、特公平2ー12391号公報には、
複数の多極モジユールコネクタ群を単一の套体に挿着収
容する集合コネクタにおいて、該套体の側方から別体の
係止部材を挿着し、その係止部材によって、モジユール
コネクタ内に一次係止されている端子を二次係止する構
造のものが示されている。
【0004】「考案が解決しようとする課題」 以上の公知例のうち、前者の集合コネクタは、端子の二
次係止機能が存在しないので、端子抜けを生ずるおそれ
があり、後者の係止部材を用いる集合コネクタは、別体
の係止部材を必要とするので、構造複雑にしてコスト高
になると共に、集合コネクタの組立て加工の最後に、係
止部材挿着工程が必要になって組立て作業が煩わしく、
その上、その係止部材の挿着忘れを生ずる不具合があ
る。本考案は、以上の従来技術の難点を解消する集合コ
ネクタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本考案の集合コネクタは「端子を一次係止して挿着し
たモジユールコネクタ群を、共通のハウジングのコネク
タ収容部に挿着収容する集合コネクタにおいて、端子の
中間に係止部を設けると共に、コネクタ収容部内に、弾
性片に隆設した係止突起を設けて、モジユールコネクタ
内の端子に臨ませ、さらに、該モジールコネクタの周壁
に、前記係止突起を挿通する係止窓を設けると共に、前
記係止突起は、頂点部位が前記モジユールコネクタ内の
端子の前記係止部の後方に位置する形状を有し、該係止
突起と該係止窓によってモジユールコネクタの係止機
構、該係止突起と該係止部によって端子の二次係止機構
を構成する構造」が特徴である。
【0006】
【作用】以上の本考案の集合コネクタは、ハウジングの
コネクタ収容部の係止突起がモジユールコネクタの係止
窓に挿着係合してモジユールコネクタのハウジングに対
する係止機構として機能すると共に、該係止窓を挿通し
た係止突起がモジユールコネクタ内の端子の係止部と係
合して、端子のモジユールコネクタに対する係止機構と
して機能し、単一の係止突起が多機能に係止作用する。
【0007】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。
その一実施例を示す図1図2を参照して、単数の端子1
1を端子収容室15に挿着する単極モジユールコネクタ
3Aと、複数の端子11を端子収容室15に挿着する多
極モジユールコネクタ3Bを、ハウジング1の内部を上
下隔壁4によって多段に区画された横長キヤビティーの
コネクタ収容部2に、並列組合せ姿勢で挿着収容して独
立したコネクタとなす集合コネクタにおいて、コネクタ
収容部2の内部には、図1参照、弾性片10の先端下方
に隆設した係止突起9が設けられると共に、モジユール
コネクタ3A・3Bの周壁には、係止突起9を挿通する
係止窓7が貫設され、さらに、係止突起9は、モジユー
ルコネクタ3A・3Bがコネクタ収容部2に挿通されて
正常な収容姿勢になると、端子11の膨出接触部12の
後端の係止部13の後方に、頂点部位14が位置する形
状を有している。
【0008】一方、モジユールコネクタ3A・3Bは、
図2参照単極モジユールコネクタ3Aを形状単位とな
し、多極モジユールコネクタ3Bは、その極数に比例し
た該形状単位の整数倍並設の形状を有し、該形状単位の
幅Wに対して、多極モジユールコネクタ3Bは2W・3
W等の幅サイズを有し、その幅以外の長さと高さは単極
モジユールコネクタ3Aと等長になっている。
【0009】そして、単極・多極モジユールコネクタ3
A・3Bは、前記形状単位の方形横断面の四隅を面取り
カットした凹嵌合条5が、コネクタ収容部2への挿入方
向に連続して切設されると共に、コネクタ収容部2の内
部には、前記の形状単位を収容単位8となし、収容単位
8毎にモジユールコネクタ側の凹嵌合条5とかみ合い係
合する凸嵌合条6が、同じくモジユールコネクタ3A・
3Bの挿入方向に連続して形成され、この凹凸嵌合条5
・6が、コネクタ収容部2へ挿着収容するモジユールコ
ネクタ3A・3Bの挿着位置の位置決め機構を構成して
いる。なお、多極モジユールコネクタ3Bの壁面中間の
凹嵌合条5は、前記形状単位の隅部の異なる傾斜方向の
凹嵌合条5が接合して一体となるのでV字溝を呈すると
共に、このV字溝の凹嵌合条5と係合するコネクタ収容
部2の凸嵌合条6はV字突条となる。そして、この凹凸
嵌合条5・6のかみ合せによって、モジユールコネクタ
3A・3Bをコネクタ収容部2へ挿着すると、モジユー
ルコネクタ3A・3Bの全体がコネクタ収容部2へ完全
収容されるようになっている。
【0010】そして、コネクタ収容部2内の係止突起9
は前記の収容単位8毎に設けられると共に、モジユール
コネクタ3A・3Bの係止窓7は前記の形状単位毎に設
けられ、モジユールコネクタ3A・3Bを任意に組合せ
て、コネクタ収容部2に挿着すると、それぞれの係止窓
7に係止突起9が必ず挿通する構造になっている。な
お、モジユールコネクタ3A・3Bは、弾性係止片16
の一次係止突起17を端子11の係止孔に個別に係合す
る端子11の一次係止機構を有している。
【0011】以上の実施例の集合コネクタは、係止突起
9と係止窓7が、コネクタ収容部2に挿着されたモジユ
ールコネクタ3A・3Bの抜けを防止するモジユールコ
ネクタの係止機構、係止突起9と端子11の係止部13
が、端子の抜けを防止する端子の二次係止機構を構成
し、モジユールコネクタ3A・3Bを自由な組合せにな
して、凹凸嵌合条5・6をかみ合わせることによってコ
ネクタ収容部2に挿着すると、それぞれのモジユールコ
ネクタ3A・3Bの係止窓7には、コネクタ収容部2側
の係止突起9が弾性片10の撓反力(モジユールコネク
タを挿入するとき上方撓した弾性片10の撓反力)によ
って「パチン」と係止窓7に挿通し、前記の二種の係止
作用が奏される。
【0012】
【考案の効果】以上の説明のとおり、本考案の集合コネ
クタは、単数の係止突起の活用によって、集合コネクタ
の端子二次係止を含む綜合した係止機構が達成されるの
で、集合コネクタの性能安定を図ると共に、簡素な係止
機構によってコスト低減を図り、さらに、端子二次係止
用の別体部材挿着の必要がなく、モジユールコネクタの
挿着のみによって各係止機能が効力を奏するので、集合
コネクタの組立て作業性を良好に維持し、係止忘れのボ
ンミスを防止して品質保証を図る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の集合コネクタの構造を示す正
面図
【図2】図1実施例のモジユールコネクタとハウジンの
斜視図
【符号の説明】
1 ハウジング 2 コネクタ収容部 3A 単極モジユールコネクタ 3B 多極モジユールコネクタ 4 上下隔壁 5 凹嵌合条 6 凸嵌合条 7 係止窓 8 収容単位 9 係止突起 10 弾性片 11 端子 12 膨出接触部 13 係止部 14 係止突起の頂点部位

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を一次係止して挿着したモジユール
    コネクタ群を、共通のハウジングのコネクタ収容部に挿
    着収容する集合コネクタにおいて、端子の中間に係止部
    を設けると共に、コネクタ収容部内に、弾性片に隆設し
    た係止突起を設けて、モジユールコネクタ内の端子に臨
    ませ、さらに、該モジールコネクタの周壁に、前記係止
    突起を挿通する係止窓を設けると共に、前記係止突起
    は、頂点部位が前記モジユールコネクタ内の端子の前記
    係止部の後方に位置する形状を有し、該係止突起と該係
    止窓によってモジユールコネクタの係止機構、該係止突
    起と該係止部によって端子の二次係止機構を構成する構
    造を特徴とする集合コネクタ。
JP8104991U 1991-09-10 1991-09-10 集合コネクタ Expired - Lifetime JP2535682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8104991U JP2535682Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 集合コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8104991U JP2535682Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 集合コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523443U JPH0523443U (ja) 1993-03-26
JP2535682Y2 true JP2535682Y2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=13735561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8104991U Expired - Lifetime JP2535682Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 集合コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2535682Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10189124A (ja) * 1996-12-19 1998-07-21 Amp Japan Ltd 電気コネクタ
JP2013004359A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタホルダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0523443U (ja) 1993-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5653613A (en) Electric connector and housing of the electric connector
JP2002170622A (ja) コネクタ
JP2510465Y2 (ja) 組合せ合体構造のコネクタハウジング
JP2852497B2 (ja) 電気コネクタ
JPH11185868A (ja) 圧接コネクタ
JP3634101B2 (ja) 分割コネクタ
JP2535682Y2 (ja) 集合コネクタ
JP3262732B2 (ja) コネクタホルダー
JPH06325842A (ja) ジョイントコネクタ
JP3330506B2 (ja) コネクタ
JP2002198118A (ja) 端子金具及びコネクタ
JP2682301B2 (ja) 集合コネクタ
JPS5936860Y2 (ja) コネクタ
JPH11111374A (ja) コネクタ
JPH1174017A (ja) 低挿入力コネクタ
JP2550856Y2 (ja) 集合コネクタ
JP2573802B2 (ja) コネクタ
JP3362103B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP3503738B2 (ja) 分割コネクタ
JP3314956B2 (ja) ハーネスプラグ
JP3399247B2 (ja) コネクタ
JPH1040993A (ja) コネクタの端子抜け防止方法およびその構造
JP3049994B2 (ja) ジョイントコネクタ
JPS59228380A (ja) コネクタにおける端子の係止装置
JPS6328542Y2 (ja)