JPH10189124A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH10189124A
JPH10189124A JP8355275A JP35527596A JPH10189124A JP H10189124 A JPH10189124 A JP H10189124A JP 8355275 A JP8355275 A JP 8355275A JP 35527596 A JP35527596 A JP 35527596A JP H10189124 A JPH10189124 A JP H10189124A
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JP
Japan
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JP8355275A
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English (en)
Inventor
Noriaki Sai
徳明 蔡
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AMP Japan Ltd
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AMP Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトを必要に応じコンタクト挿入キャ
ビティに選択的に挿入することができる電気コネクタを
提供すること。 【解決手段】 ハウジング2はコンタクト受容キャビテ
ィ8、8’を有する。コンタクト200、250はホル
ダ150に挿入され、コンタクト280はホルダ170
に挿入される。このホルダ150、170はコンタクト
挿入キャビティ8、8’の任意の位置に選択的に挿入保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特にコンタクトがコンタクト挿入孔の任意の位置に
配置される電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のコンタクトをホルダで保持し、こ
のホルダをコンタクト挿入口に挿入して、組立の容易
性、自動化等を目的とする電気コネクタは従来知られて
いた。例えば図7に示す実開昭62−10377号公報
に開示された電気コネクタが公知である。
【0003】この電気コネクタ400は、2つのコンタ
クト挿入キャビティ404を有するハウジング402
と、電線406を成端した複数のコンタクト408を取
り付けたホルダ410を有している。複数のコンタクト
408はホルダ410のコンタクト取付溝412内に配
置され、ホルダ410と共にコンタクト挿入キャビティ
404内に挿入される。ホルダ410には突起414が
形成されハウジング402の穴416と係合して係止さ
れる。
【0004】また、特開平4−129181号に開示さ
れた電気コネクタも同様にホルダとなるコネクタモジュ
ールをハウジング本体となるベースハウジングに挿入す
る構成が示されている。
【0005】
【発明が解決すべき課題】前述の電気コネクタはコンタ
クト挿入キャビティに配置されるコンタクトはホルダを
介して一括して取り付けられているので、コンタクトの
位置を用途に応じて簡単に変えることはできない。ま
た、サイズの異なるコンタクトを用いることも不可能で
ある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
以下を目的とする。
【0007】第1の目的は、コンタクトをコンタクト挿
入キャビティに選択的に配置することができる電気コネ
クタを提供することである。
【0008】本発明の第2の目的は、必要に応じコンタ
クトの数を容易に増減できる電気コネクタを提供するこ
とである。
【0009】本発明の第3の目的は、コンタクトの位置
決めが正確にできる電気コネクタを提供することであ
る。
【0010】本発明の第4の目的は、寸法の異なる複数
種類のコンタクトであっても所望の位置に装着できる電
気コネクタを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、コンタクトと、該コンタクトを保持するホルダと、
該ホルダが挿入保持されるコンタクト挿入キャビティを
有するハウジングとを具えた電気コネクタにおいて、前
記ホルダは単一のコンタクトを収容する様構成されると
共に1個以上の前記ホルダが前記コンタクト挿入キャビ
ティに選択的に配置されることを特徴とする。
【0012】また、本発明の電気コネクタは、コンタク
トと、該コンタクトを保持するホルダと、該ホルダが挿
入保持されるコンタクト挿入キャビティを有するハウジ
ングとを具えた電気コネクタにおいて、前記ホルダは寸
法の異なるコンタクトを夫々収容する複数種類とすると
共に、該複数種類の前記ホルダが前記コンタクト挿入キ
ャビティの任意の位置に選択的に配置されることを特徴
とする。
【0013】また、ホルダはコンタクトの接続部のみを
覆って圧着型、或いは圧接型のコンタクトのいずれにも
使用できるようにすることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気コネクタの好
適な実施の形態について、添付図を参照して詳細に説明
する。図1は、本発明の電気コネクタ1をホルダ15
0、170及びコンタクト200、250及び280と
共に前方から見た斜視図である。ハウジング2は、嵌合
面4から後面6にかけて貫通する2つのコンタクト受容
キャビティ(以下、単にキャビティという)8、8’を
有する。キャビティ8、8’は水平に延びる隔壁10に
隣接して、その上下に配置されている。各キャビティ
8、8’の上面12、12’、及び下面14、14’に
は対向して所定の間隔で凸条16が形成されている。図
では上側のキャビティ8にはコンタクトを受容したホル
ダ150が1個のみ配置され、下側のキャビティ8’に
は同様のホルダ170が1個配置されている。ホルダ1
50、170及びコンタクト200、250及び280
については後述する。
【0015】ハウジング2の上面にはリブ22が4枚形
成され、更に相手方のコネクタ(図示せず)と係合する
ラッチアーム24が形成されている。キャリア208に
取り付けられたコンタクト200は圧着型のもので電線
340(図3参照)の導体が圧着される1対の導体圧着
バレル202と、電線340の絶縁外被に圧着される1
対の絶縁体圧着バレル204が形成されている。これら
は既知の構成であるのでここでは詳述しない。またホル
ダ150内には相手方のコンタクトと接続される接続部
206が配置されている。ホルダ150はプラスチック
等の絶縁体から成形される断面矩形の直方体であり、前
端152から後端154にかけて貫通孔156を有す
る。ホルダ150はキャリア208に取り付けられたコ
ンタクト200に装着され、その後コンタクト200は
キャリア208から切り離され、電線に圧着される。
【0016】ホルダ150は圧接型のコンタクト250
にも同様に用いることができる。コンタクト250は圧
接型であり、電線が圧接接続されるスロット252を有
する圧接部254と圧着バレル204’を有する。圧接
型のコンタクト250の場合、圧着バレル204’と圧
接部254は狭幅である為、個々に切り離されたコンタ
クト250は連続的に一体に成形されたホルダ150に
コンタクト250の接続部206’が挿入され、電線に
圧接される。ホルダ150の前端152から後端154
にかけて側面150aに形成されたウェブ158により
各ホルダ150は一体的、且つ連続的に形成されてい
る。ホルダ150はコンタクト250に対応する数だけ
ウェブ158で切り離される。図では3個の一体に連結
されたホルダ150が使用されている。各ホルダ150
は凸条16間に配置される。
【0017】ホルダ170はコンタクト280が幅広の
接続部206”を有する場合に用いられる。本実施形態
ではホルダ170はホルダ150の約2倍の幅を有す
る。ホルダ170の上面170aと下面170bの中央
には凸条16を受容する凹溝172が各々形成されてい
る。この係合によりホルダ170即ち、コンタクト28
0の位置決めがなされる。またホルダ170の四隅には
凸条16の略半分の幅を有する隅溝174が形成されて
いる。これによりホルダ170同士を隣接してキャビテ
ィ8、8’内に配置することができる。各ホルダ15
0、170はキャビティ8、8’内の任意の位置に、同
じ種類、或いは必要に応じた組み合わせで配置すること
ができる。キャビティ8、8’へのコンタクト200、
250、280の取付けは、各コンタクトの係止肩20
1、251、281と、キャビティ8、8’内の既知の
ハウジングランス(図示せず)との係合によってなされ
る。
【0018】図2はホルダ150内にコンタクト200
が取り付けられた状態の断面図であり、図2を参照して
以下説明する。ホルダ150の前端152には相手方の
コンタクトのタブ或いは角ピン(図3参照)を受容する
開口160が形成されている。開口160は傾斜した案
内面160aを有し、タブを円滑に案内する。コンタク
ト200の接続部206は本体210に板状の連結部2
12で一体に連結されタブとの相対的動きに対し、ある
程度の追従が可能となっている。略U字形の本体210
の上下端部210a、210bはホルダ150の上下の
内面150a、150bと夫々、干渉して係合する。即
ち本体210はホルダ150に後端154から圧入され
る。従って接続部206はホルダ150内に遊動的に配
置されるので、タブと接触部214で接触した後の振動
等に対し追随するので微摺動磨耗が防止できる。また以
上に述べたように各コンタクト200、250、280
はホルダ150、170に支持されるためガタつくこと
がないので相手方コンタクトとの整列性が極めてよい。
【0019】次に図3の断面図を参照して本発明の他の
実施形態について説明する。電気コネクタ300は絶縁
性のハウジング302を有し、相手方のハウジング37
0と嵌合されている。ハウジング302は上下のキャビ
ティ308、308’を有し、このキャビティ308、
308’にコンタクト310及び前端にテーパ351を
設けたホルダ350が挿通される。このキャビティ30
8、308’は独立した形状となっている。ハウジング
302は、フード312と内側ハウジング314及び前
部ハウジング320とを有し、内側ハウジング314に
前述のキャビティ308、308’が形成されている。
内側ハウジング314の外周にはゴム等により形成され
た環状の防水部材316が被冠される。前部ハウジング
320はホルダ350が突出する為の開口322を有
し、内側ハウジング314にラッチ係合により取り付け
られる。前部ハウジング320の後部外周は膨出した凸
縁324となっており、防水部材316はこの凸縁32
4とハウジング302の肩部326の間に係止される。
【0020】コンタクト310は前述の実施形態と同様
にその本体328がホルダ350に圧入されて係止され
ている。コンタクト310の接続部330は本体328
と湾曲した連結部332を介して連結されており、前述
の実施形態と同様の効果を有する。この実施形態ではホ
ルダ350は前部ハウジング320から突出しているが
前部ハウジング320の開口322内に精密に収容され
ているので極めて正確な位置に配置される。キャビティ
308内にはハウジングランス334が形成され、コン
タクト310の係止肩336と係止してコンタクト31
0がキャビティ内に係止される。ハウジング302の後
部の壁338内には電線340を防水する防水部材34
2が配置されている。ホルダ350には前端にテーパ3
51が設けられ、円滑な外面を有している。またコンタ
クト310も外方に突出する部分が少ないので組立ての
際防水部材342の穴343に、防水部材342に損傷
を与えることなく容易且つ円滑に挿入することができ
る。ホルダ350はこのようにコンタクトの接続部を保
持すると共に防水部材342をも保護する保護部材とし
ての機能もある。ホルダ350は必要なキャビティにの
み選択的に配置することができる。
【0021】相手方のハウジング370は、ハウジング
302のフード312内に収容され、相互にラッチ係合
手段により係合される。なお図にはこのラッチ係合手段
は省略されている。ハウジング370は内側ハウジング
314を受容する嵌合凹部372を有する。ハウジング
370の底壁374には断面角型のコンタクト376が
植設される。嵌合凹部372の底面374aからはコン
タクト376の突出した先端部376aを囲むように案
内壁378が突設される。この案内壁378によって形
成される空間380はホルダ350と相補形に構成され
る。また案内壁378の先端部内側にはテーパ378a
が設けられる。従って両ハウジング302及び370の
嵌合時には、ホルダ350はテーパ378aに案内され
空間380に受容される。その結果コンタクト310と
コンタクト376は、こじりを生じることなく円滑に接
続される。ハウジング370の先端部の内面382は防
水部材316と密接し嵌合凹部372内への水、油等の
侵入を防止する。
【0022】図4は、図3のハウジング302及び37
0をコンタクト310と共に概略を示す斜視図である。
前部ハウジング320にはホルダ350を受容する四角
形の開口322が明瞭に示されている。図において、電
線340に成端され、ホルダ350を装着したコンタク
ト310はハウジング302に挿入される前の状態を示
す。
【0023】図5は、コンタクト310を取り付けた状
態のハウジング302の斜視図である。この図にはホル
ダ350が前部ハウジング320から突出している状態
が明瞭に示されている。
【0024】次に図6を参照して図3のハウジング30
2内に収容されるコンタクト310について説明する。
コンタクト310はコンタクト200と同様の圧着バレ
ル204”、及び導体圧着バレル202’を有する。本
体328にはホルダ350に圧入して係止される圧入部
384とハウジングランス334に係合する係止肩33
6を有する。係止肩は本体328の両側から上方に延
び、更に互いの方向に折り曲げられて、突き合わされた
形状となっている。ホルダ350とコンタクト310の
係止を更に強固なものとする為には、本体328の側面
に突起又は穴を設け、ホルダ350の対応部分には、夫
々穴又は突起を設けて凹凸係合させてもよい。接続部3
30は連結部332を介して本体に連結された2枚の接
触片330a、330bから構成される。
【0025】本発明の好適な実施形態について詳細に説
明したが本実施形態に限定されるものではないことは当
業者にとって容易に理解できよう。
【0026】
【発明の効果】本発明は、コンタクトを収容した1個以
上のホルダがコンタクト挿入口内の任意の位置に配置さ
れる様構成したので次の効果を奏する。
【0027】即ち、用途に応じコンタクトの数及び位置
を適切に選択できるので応用範囲が広い。コンタクトの
位置決めが正確にできるのでこじりなどが生じにくく電
気的接続の信頼性が高い。
【0028】更に、複数種類のコンタクトをコンタクト
挿入キャビティ内の任意の位置に選択的に配置すること
ができ応用範囲が極めて広い。また自動化しやすく、コ
ネクタを安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気コネクタをコンタクトと共に
前方から見た斜視図である。
【図2】 ホルダにコンタクトが取り付けられた状態
の断面図である。
【図3】 本発明の他の実施形態の電気コネクタを相
手方のコネクタと嵌合した状態で示す断面図である。
【図4】 図3のコネクタを分解した斜視図である。
【図5】 コンタクトを取り付けた状態の図3のハウ
ジングの斜視図である。
【図6】 図3に用いられるコンタクトの斜視図であ
る。
【図7】 従来例のコネクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 8、8’、308、308’ コンタクト挿入キャビテ
ィ 150、170、350 ホルダ 200、250、280、310 コンタクト 2、302 ハウジング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと、該コンタクトを保持する
    ホルダと、該ホルダが挿入保持されるコンタクト挿入キ
    ャビティを有するハウジングとを具えた電気コネクタに
    おいて、 前記ホルダは単一のコンタクトを収容する様構成される
    と共に1個以上の前記ホルダが前記コンタクト挿入キャ
    ビティに選択的に配置されることを特徴とする電気コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 コンタクトと、該コンタクトを保持する
    ホルダと、該ホルダが挿入保持されるコンタクト挿入キ
    ャビティを有するハウジングとを具えた電気コネクタに
    おいて、 前記ホルダは寸法の異なるコンタクトを夫々収容する複
    数種類とすると共に、該複数種類の前記ホルダが前記コ
    ンタクト挿入キャビティの任意の位置に選択的に配置さ
    れることを特徴とする電気コネクタ。
JP8355275A 1996-12-19 1996-12-19 電気コネクタ Pending JPH10189124A (ja)

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JP8355275A JPH10189124A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 電気コネクタ

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JP8355275A JPH10189124A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 電気コネクタ

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JP8355275A Pending JPH10189124A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 電気コネクタ

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