JP2550856Y2 - 集合コネクタ - Google Patents

集合コネクタ

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JP2550856Y2
JP2550856Y2 JP8105091U JP8105091U JP2550856Y2 JP 2550856 Y2 JP2550856 Y2 JP 2550856Y2 JP 8105091 U JP8105091 U JP 8105091U JP 8105091 U JP8105091 U JP 8105091U JP 2550856 Y2 JP2550856 Y2 JP 2550856Y2
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JP
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connector
locking
module connector
pole
housing
Prior art date
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JP8105091U
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達哉 角田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、単極または2極以上の
多極で単体をなすモジユールコネクタを組合せて、共通
のハウジングに収容して独立したコネクタとなし、ワイ
ヤハーネス等に用いられる集合コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】集合コネクタは、米国特許第38423
88号等の公知例があり、それ等の公知例のものは、単
数または複数の端子を収容したモジユールコネクタ群を
組合せて共通のハウジングに挿着し、独立のコネクタに
なす構造になっている。そして、そのモジユールコネク
タ群の組合せ自由度を向上して、集合コネクタの極構成
の自由度を向上させる為、単極モジユールコネクタと2
極・3極等の多極モジユールコネクタが、ハウジングの
任意個所に挿着できるよう配慮されており、前記の単極
モジユールコネクタを構成単位体となして、この構成単
位体毎に、例えばハウジング側の弾性係止片と該弾性係
止片とかみ合うモジユールコネクタ側の係止窓からなる
ハウジングへの挿着係止手段が設けられている。即ち、
前記の多極モジユールコネクタは、「極数×前記構成単
位体」の形状を有して極数と同数の係止手段が設けられ
ている。
【0003】 「考案が解決しようとする課題」以上の従来の集合コネ
クタは、多極モジユールコネクタが極数と同数の係止手
段を有している為、ハウジングへ挿着するとき、多数の
係止手段の同時かみ合いによる強い挿入抵抗が生じて挿
入性が悪く、その上、メンテナンス等によって多極モジ
ユールコネクタをハウジングから離脱させるとき、個々
の多極モジユールコネクタ毎に多数の係止手段の解離作
業が必要になるので、モジユールコネクタの離脱困難性
がある。本考案は、以上の従来技術の難点を解消する集
合コネクタを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本考案の集合コネクタは「単極または多極のモジユー
ルコネクタ群を、共通のハウジングのコネクタ収容部に
挿着係止する集合コネクタにおいて、前記多極モジユー
ルコネクタは、前記単極モジユールコネクタを形状単位
として、該形状単位の等ピッチ並設形状を有し、前記コ
ネクタ収容部は、前記形状単位を収容単位として、等ピ
ッチ配列した該収容単位毎にモジユールコネクタの係止
手段を有し、さらに、前記単極モジユールコネクタに該
係止手段の相手側の係止部を設けると共に、前記多極モ
ジユールコネクタに、該係止手段の相手側の係止部を少
くとも一個と、該係止部不存在の前記形状単位に、前記
係止手段をルーズになす係止ルーズ部を設けた構造」が
特徴である。
【0005】
【作用】以上の構成の本考案の集合コネクタは、多極モ
ジユールコネクタが単極モジユールコネクタを形状単位
として等ピッチ並設した形状を有し、このモジユールコ
ネクタを受け入れるハウジングのコネクタ収容部は、そ
の単極モジユールコネクタを収容単位としているので、
単極モジユールコネクタと任意極数の多極モジユールコ
ネクタの任意の組合せで、ハウジングのコネクタ収容部
の任意個所に自由度高く挿着できる。そして、そのコネ
クタ収容部には、その収容単位毎の係止手段が存在し、
モジユールコネクタ側に個別存在する係止部と係合する
ので、それぞれのモジユールコネクタの挿着姿勢が係止
されると共に、多極モジユールコネクタは、該係止手段
による係止をルーズになす係止ルーズ部が存在するの
で、有効作用する係止部数が端子数より少数となり、多
極モジユールコネクタの挿入抵抗が減少すると共に挿着
したモジユールコネクタの離脱がし易くなる。
【0006】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。本
考案の一実施例を示す図1〜図3を参照して、単数の端
子を収容した単極モジユールコネクタ3Aと複数の端子
を収容した多極モジユールコネクタ3(図示のものは5
極)を、共通のハウジング1のコネクタ収容部2に挿着
収容して単独のコネクタになす集合コネクタにおいて、
多極モジユールコネクタ3Bは単極モジユールコネクタ
3Aを形状単位として、端子数に比例した該形状単位の
整数倍並設の形状を有している。即ち、図1実施例の多
極モジユーネコネクタ3B(5極)は、形状単位である
単極モジユールコネクタ3Aの幅Wの5倍の5Wの幅を
有して該形状単位が等ピッチ並設されると共に、該形状
単位毎に、該形状単位の方形断面の四隅に当る位置に、
コネクタ収容部2への挿入方向に伸びる隅部面取り形の
凹嵌合条5が形成されている。なお、多極モジユールコ
ネクタ3Bの中間の凹嵌合条5は、斜面方向が異なる隅
部面取り形の凹嵌合条5が接合するのでV字形をなして
いる。
【0007】一方、ハウジング1の内部は上下隔壁によ
って多段に区画されると共に、その各段は中間隔壁不存
在の横長キヤビティーのコネクタ収容部2に形成されて
いる。そして、そのコネクタ収容部2は、前記の形状単
位のモジユールコネクタ3A・3Bを自由な位置に挿着
収容できるよう、前記の形状単位を収容単位8となし
て、その収容単位8は等ピッチ配列され、かつ、前記の
凹嵌合条5とかみ合う凸嵌合条6が設けられ、その凹凸
嵌合条5・6をかみ合せて、単極モジユールコネクタ3
Aと任意極数の多極モジユールコネクタ3Bを並列密着
に組合せてコネクタ収容部2へ挿着収容できる構造にな
っている。
【0008】さらに、コネクタ収容部2には、図1のB
参照、前記の収容単位8毎に、自由端に係止突起9を有
する弾性係止片10からなるモジユールコネクタの係止
手段が設けられ、コネクタ収容部2の前記の収容単位8
のどの位置に、モジユールコネクタ3A・3Bが挿着さ
れても、その収容単位ごとに挿着姿勢が係止できるよう
になっている。
【0009】一方、モジユールコネクタ3A・3Bに
は、以下に述べる係止部7と係止ルーズ部11が設けて
ある。即ち、単極モジユールコネクタ3Aの上壁中間に
は、コネクタ収容部2への正常挿着姿勢において、コネ
クタ収容部2側の係止突起9を受け入れて係止する凹陥
溝の係止部7が設けられ、多極モジユールコネクタの中
央の前記形状単位には、同じく凹陥溝の係止部7が設け
られると共に、この係止部7を有する該形状単位以外の
形状単位の上壁中間には、コネクタ収容部2への挿入側
になる前端から後方に向って形成された凹陥溝条の係止
ルーズ部11に形成されている。そして、多極モジユー
ルコネクタ3Bをコネクタ収容部2へ挿入するとき、そ
の挿入開始から挿着終了に至る間、コネクタ収容部2の
係止突起9を係止ルーズ部11に遊嵌して、係止突起9
と多極モジユールコネクタ3Bを無接触になすと共に、
係止突起9の係止作用をルーズになす構造になってい
る。なお、モジユールコネクタ3A・3Bには、一次係
止部13からなる端子12の一次係止機構がある。
【0010】以上の実施例の集合コネクタは、単極モジ
ユールコネクタ3Aと多極モジユールコネクタ3Bに
は、コネクタ収容部2側の係止手段と係合する係止部7
が、一個宛存在するので、図3参照、コネクタ収容部2
へ挿着されたモジユールコネクタ3A・3Bは、それぞ
れ係止突起9と係止部7が係合して、その挿着姿勢が係
止される。そして、多極モジユールコネクタ3Bの係止
ルーズ部11は、図3参照、係止突起9を遊嵌して挿入
が進行すると共に、図示実線の挿着最終位置において係
止突起9が自由姿勢となるので、モジユールコネクタの
挿入中の抵抗発生がなく、かつ、係止がルーズになる前
記の作用が存在する。
【0011】なお、本考案の前記の構成において、モジ
ユールコネクタ3A・3Bのコネクタ収容部2の係止手
段は、前記実施例に限定されず、例えば、係止突起つき
弾性片をモジユールコネクタ3A・3Bの係止部7にな
すと共に、コネクタ収容部2は、該係止突起を受け入れ
る孔状の係止手段になす等の変化がある。さらに、多極
モジユールコネクタ3Bの係止部7を複数にしたり、或
は、コネクタ収容部2の収容単位8毎に区画隔壁を設け
る等の変化がある。
【0012】
【考案の効果】以上の説明のとおり、本考案の集合コネ
クタは、ハウジングへのモジユールコネクタ群の組合せ
挿着を高自由度に確保した基において、ハウジングへの
モジユールコネクタの挿入抵抗が低減して、集合コネク
タの組立作業性が向上すると共に、多極モジユールコネ
クタとハウジングとの有効係止数が低減して、メンテナ
ンス等における多極モジユールコネクタの離脱性が向上
する実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の集合コネクタの斜視図であ
り、図中のAはハウジングの正面側斜視図、図中のBは
ハウジングの裏面側斜視図
【図2】図1実施例の作用状態を記す正面図
【図3】図1実施例の作用状態を記す正面図
【符号の説明】
1 ハウジング 2 コネクタ収容部 3A 単極モジユールコネクタ 3B 多極モジユールコネクタ 4 上下隔壁 5 凹嵌合条 6 凸嵌合条 7 係止窓 8 収容単位 9 係止突起 10 弾性片 11 係止ルーズ部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単極または多極のモジユールコネクタ群
    を、共通のハウジングのコネクタ収容部に挿着係止する
    集合コネクタにおいて、前記多極モジユールコネクタ
    は、前記単極モジールコネクタを形状単位として、該形
    状単位の等ピッチ並設形状を有し、前記コネクタ収容部
    は、前記形状単位を収容単位として、等ピッチ配列した
    該収容単位毎にモジユールコネクタの係止手段を有し、
    さらに、前記単極モジユールコネクタに該係止手段の相
    手側の係止部を設けると共に、前記多極モジユールコネ
    クタに、該係止手段の相手側の係止部を少くとも一個
    と、該係止部不存在の前記形状単位に、前記係止手段を
    ルーズになす係止ルーズ部を設けた構造を特徴とする集
    合コネクタ。
  2. 【請求項2】 係止手段が、係止突起を有する弾性片で
    あり、係止ルーズ部がモジユールコネクタの挿入前端か
    ら形成された該係止突起の遊嵌溝条である請求項1の集
    合コネクタ。
  3. 【請求項3】 並設姿勢の中央の形状単位のみに係止部
    を備えた多極モジュールコネクタからなる請求項1また
    は請求項2の集合コネクタ。
JP8105091U 1991-09-10 1991-09-10 集合コネクタ Expired - Lifetime JP2550856Y2 (ja)

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JP8105091U JP2550856Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 集合コネクタ

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JPH0523444U JPH0523444U (ja) 1993-03-26
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JP5140407B2 (ja) * 2007-12-18 2013-02-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタ

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JPH0523444U (ja) 1993-03-26

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