JP2526200Y2 - ジヨイントコネクタ - Google Patents

ジヨイントコネクタ

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JP2526200Y2
JP2526200Y2 JP4029991U JP4029991U JP2526200Y2 JP 2526200 Y2 JP2526200 Y2 JP 2526200Y2 JP 4029991 U JP4029991 U JP 4029991U JP 4029991 U JP4029991 U JP 4029991U JP 2526200 Y2 JP2526200 Y2 JP 2526200Y2
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典 井上
恒 国府谷
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイヤリングハーネス
の分岐回路形成に使用するジヨイントコネクタに関する
もので、詳しくは、中空筒状の接続部に形成したスロッ
ト等を利用して接続部相互を順次接続し、一連の電気接
続子を一列連鎖状になしてコネクタハウジングに収容す
るジヨイントコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接続子は実公昭63ー24
622号公報等に開示された公知例があり、中空筒体状
の接続部に、該接続部の前後方向に伸びるスロットを形
成し、このスロットを利用して同形の電気接続子の接続
部を同一方向に順次接続して、一列並列の連鎖状に接続
結合するようになっている。
【0003】そして、この電気接続子を受け入れるコネ
クタハウジングは、例えば3個連結の電気接続子を受け
入れる横長キヤビテイーの接続子収容室になし、その接
続子収容室の両端に弾性係止片を設けて、一列連結の両
端の電気接続子を、その弾性係止片によって係止し、ジ
ヨイントコネクタを構成する構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上の公知構造のもの
は、一連に連結した電気接続子群の両端のみが係止さ
れ、中間の電気接続子は接続子収容室に対してフリー状
態となり、しかも、その弾性係止片による一次係止のみ
のため、装着姿勢の安定性が悪く、半挿入や「バラバ
ラ」と順次抜けを起こす危険がある。さらに、以上の不
安定な係止構造のため、一連に連結し得る電気接続子の
数は、3〜4個等の少数に制限せざるを得ないと共に、
複数群の電気接続子を単一のコネクタハウジングに収容
することができず、ジヨイントコネクタによる接続パタ
ーンの構成が極めて限定される難点がある。
【0005】本考案は、以上の従来技術の難点を解消す
るジヨイントコネクタを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本考案のジヨイントコネクタは「それぞれの接続部を
順次相互に接続可能に形成した電気接続子群を、一列並
列の連鎖状に接続してコネクタハウジングに収容するジ
ヨイントコネクタにおいて、コネクタハウジングの接続
子収容室を、前記電気接続子の係止部を有する個別収容
部の連続形状に形成すると共に、前記連鎖状接続の電気
接続子の群間の前記個別収容部に装着係止して、前記群
間の区画壁を形成し、かつ、前記電気接続子の群別一括
係止の係止機構を有する係止スペーサを設け、前記係止
スペーサによる群間区画によって、ジヨイントコネクタ
による接続パターンを任意選択的に構成する構造」のも
のと、この構成を下位概念的に構成した「それぞれの接
続部を順次相互に接続可能に形成した電気接続子群を、
一列並列の連鎖状に接続してコネクタハウジングに収容
するジヨイントコネクタにおいて、コネクタハウジング
の接続子収容室を、前記電気接続子を個別に受け入れ、
かつ、該電気接続子の係合部と係合する第一係止部を設
けた個別収容部の連続形状をなし、さらに、該個別収容
部に装着されて前記接続子収容室の区画壁をなす形状を
有し、かつ、前記第一係止部に一次係止される別体の係
止スペーサを設け、該係止スペーサは、該係止スペーサ
を装着した個別収容部と隣接する個別収容部内の前記電
気接続子の係合部と係合する第二係止部を有し、前記電
気接続子の係合部と前記第一係止部による電気接続子の
一次係止機構と、前記電気接続子の係合部と前記係止ス
ペーサの第二係止部からなる電気接続子群の二次係止機
構を設けた構造」が特徴である。
【0007】
【作用】以上の構成の本考案のジヨイントコネクタは、
個別収容部の係止部が電気接続子を個別係止する一次係
止機構、係止スペーサによる電気接続子群の群別一括係
止が二次係止機構として機能し、それぞれの電気接続子
は二重係止作用を享受することができる。
【0008】そして、この係止スペーサは、同一接続グ
ループに属する一連の電気接続子群の最後の電気接続子
の次に必ず存在して横長形の接続子収容室の区画壁をな
すので、単一のコネクタハウジングに複数グループの電
気接続子群を収容した場合の群間の区画壁兼絶縁壁とし
て機能する。そして、一連連結の電気接続子群は前記の
一次係止機構と二次係止機構を有するので挿着姿勢が安
定して、その連結数が少数に制限されない上、前記の係
止スペーサは個別収容部群の任意のものに装着できるの
で、複数の電気接続子群を単一のコネクタハウジングに
収容したり、接続子の連結数を自在に変化させて多様な
接続パターンを採択することができる。
【0009】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本考案一実施例を示す図1を参照して、この実施例
のジヨイントコネクタの電気接続子1(以下、単に接続
子1という)は、電線圧着部3に連設した前半の接続部
2が、単一板材を曲成した横断面方形の中空四角筒体を
なし、その四角筒体の一個の角部5が接続子1の底部に
位置している。
【0010】そして、その接続部2の四角筒体の一方の
挟片7A7Bの中間には、後端から前方に伸びて接続部
2の前後方向と平行し、かつ、挟片7A7Bの中間に達
するスロット9Aが切設され、同じく他方の挟片8A8
Bの中間には、前端から後方に伸びて接続部2の前後方
向と平行し、かつ、挟片8A8Bの中間に達するスロッ
ト9Bが切設されており、この接続子1を組合せて一側
の接続子1のスロット9Aに他側の接続子1のスロット
9Bを、かみ合せて差し込むと、図2のように、スロッ
ト9A9Bが相手側の接続部2の板部と圧接して嵌着
し、接続部2の前端を揃えて任意ピッチPで接続結合さ
れ、電気的に導通する。そして、以下順次接続すると一
連の接続子1群が一列連鎖状に接続される構造になって
いる。なお、接続部2の左右二ケ所の角部5には、係止
窓10が設けてあり、この係止窓10が接続子1の係合
部となって、後述するコネクタハウジング内の第一係止
部16と係合するようになっている。
【0011】そして、以上の接続子1を収容するコネク
タハウジング11は、接続部2の上下コーナーをなす一
対の角部を、上下から挟着して受け入れる山形受溝12
を鋸刃状に連続する上壁部13と下壁部14からなる横
長形の接続子収容室17を有し、この山形受溝12のピ
ッチが、接続子1の接続ピッチPと一致しており、上下
に対向するこの山形受溝12の一谷ごとに接続子1を個
別に受け入れ収容する個別収容部15をなしている。そ
して、個別収容部15のそれぞれには、挿着した接続子
1の係止窓10の1つとかみ合って接続子1の後退を防
止する弾性片の第一係止部16が形成されており、この
第一係止部16の先端の爪部が接続子1の係止窓10の
1つとかみ合って、接続子1の抜けを防止する一次係止
機構をなしている。
【0012】一方、このジヨイントコネクタは、個別収
容部15に装着される別体の係止スペーサ6を有し、こ
の係止スペーサ6は一列連鎖に接続してコネクタハウジ
ング11に収容された一連の接続子1群の二次係止機構
と、接続子収容室17の区画壁をなす形状を有してい
る。
【0013】即ち、係止スペーサ6は、図1図3参照、
前記の山形受溝12とかみ合う山形部18を上端と下端
に有する細長板状体をなして、接続子1と同様に個別収
容部15に装着される形状を有し、前端部位には、山形
部19を切欠いた係止溝20が形成されると共に、側周
の上下中間部位には、前後方向に伸びて前端が段差状の
第二係止部21となる係止条19が隆設されている。
【0014】そして、以上のコネクタハウジング11の
個別収容部15に、ワングループの接続子1が順次挿着
されると、図5図6参照、隣接する個別収容部15内の
接続子1の接続部2が接続結合して一連に導通すると共
に、そのグループの最後の接続子1Aの次の個別収容部
15に、係止スペーサ6を装着すると、係止スペーサ6
の係止溝20が個別収容部15内の第一係止部16とか
み合って、係止スペーサ6の装着姿勢が係止されて抜け
が防止されると共に、係止スペーサ6の第二係止部21
が接続子1Aの接続部2の後端に当接して係合し、係止
スペーサ6が主要部となって、ワングループの接続子1
群の抜けを防止する接続子の二次係止機構をなす構造に
なっている。
【0015】つぎに、図4を参照して本考案の他の実施
例の接続子1を説明する。即ち、この図4のものは、図
1実施例の一組のハーフサイズ長さのスロット9A9B
に代えて、接続子1の対向二辺に、接続部2の前端から
後端近傍に至るフルサイズのスロット9Bのみが切設さ
れており、このスロット9Bに他の接続子1の接続部2
を差し込んで嵌着し、接続子1群を一列連鎖状に接続連
結される。この図4の接続子1も図1のものと同様に、
コネクタハウジング11に収容されて係止スペーサ6に
よって二次係止される。
【0016】以上の実施例のジヨイントコネクタは、接
続子1の個別係止による一次係止機構と、係止スペーサ
6を主要部とする二次係止機構を有し、その係止スペー
サ6が接続子群の群間隔壁兼絶縁壁として機能し、前記
の作用を奏する。
【0017】なお、本考案の一次係止機構と二次係止機
構は、前記実施例に限定されず、例えば、接続子1側の
ランスと個別収容部15側の係止凹部による一次係止機
構、或は、接続子1側の係止窓と係止スペーサ6側の弾
性片係止爪による二次係止機構、のように公知手段によ
る変化がある。
【0018】
【考案の効果】以上の説明のとおり、本考案のジヨイン
トコネクタは、共通の導通体をなす一連の接続子群のハ
ウジングへの係止性能が向上して、接続子の半挿入や抜
け不良を防止すると共に、複数かつ任意の接続パターン
の電気接続子群を完全絶縁状態で構成することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例のジヨイントコネクタを示す斜
視図
【図2】図1実施例のコネクタの電気接続子の接続状態
の斜視図
【図3】図1実施例のコネクタの係止スペーサの背面を
臨む斜視図
【図4】本考案の他の実施例のコネクタの電気接続子の
斜視図
【図5】本考案実施例の係止スペーサの作用を示す斜視
【図6】本考案実施例の電気接続子と係止スペーサの係
合状態を示す横断面図
【符号の説明】
1 電気接続子 2 接続部 3 圧着片 5 角部 6 係止スペーサ 7A7B 挟片 8A8B 挟片 9A9B スロット 10 係止窓 11 コネクタハウジング 12 山形受溝 13 上壁部 14 下壁部 15 個別収容部 16 第一係止部 17 接続子収容室 18 山形部 19 係止条 20 係止溝 21 第二係止部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの接続部を順次相互に接続可能
    に形成した電気接続子群を、一列並列の連鎖状に接続し
    てコネクタハウジングに収容するジヨイントコネクタに
    おいて、コネクタハウジングの接続子収容室を、前記電
    気接続子の係止部を有する個別収容部の連続形状に形成
    すると共に、前記連鎖状接続の電気接続子の群間の前記
    個別収容部に装着係止して、前記群間の区画壁を形成
    し、かつ、前記電気接続子の群別一括係止の係止機構を
    有する係止スペーサを設け、前記係止スペーサによる群
    間区画によって、ジヨイントコネクタによる接続パター
    ンを任意選択的に構成する構造を特徴とするジヨイント
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 それぞれの接続部を順次相互に接続可能
    に形成した電気接続子群を、一列並列の連鎖状に接続し
    てコネクタハウジングに収容するジョイントコネクタに
    おいて、コネクタハウジングの接続子収容室を、前記電
    気接続子を個別に受け入れ、かつ、該電気接続子の係合
    部と係合する第一係止部を設けた個別収容部の連続形状
    をなし、さらに、該個別収容部に装着されて前記接続子
    収容室の区画壁をなす形状を有し、かつ、前記第一係止
    部に一次係止される別体の係止スペーサを設け、該係止
    スペーサは、該係止スペーサを装着した個別収容部と隣
    接する個別収容部内の前記電気接続子の係合部と係合す
    る第二係止部を有し、前記電気接続子の係合部と前記第
    一係止部による電気接続子の一次係止機構と、前記電気
    接続子の係合部と前記係止スペーサの第二係止部からな
    る電気接続子群の二次係止機構を設けた構造を特徴とす
    るジヨイントコネクタ。
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