JP2535668B2 - アクリルアミド系共重合体 - Google Patents

アクリルアミド系共重合体

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JP2535668B2 JP2331085A JP33108590A JP2535668B2 JP 2535668 B2 JP2535668 B2 JP 2535668B2 JP 2331085 A JP2331085 A JP 2331085A JP 33108590 A JP33108590 A JP 33108590A JP 2535668 B2 JP2535668 B2 JP 2535668B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアクリルアミド系共重合体に関する。さらに
詳しくは、帯電防止剤として好適に使用しうるアクリル
アミド系共重合体に関する。
〔従来の技術〕
ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル系樹脂
などの熱可塑性樹脂は、フイルム、袋体などとして包装
材料や自動車部品などの材料に従来から汎用されている
が、これらの熱可塑性樹脂は一般に電気抵抗が大きく、
摩擦によって容易に帯電し、塵などを吸引するという重
大な欠点があった。
そこで、近年熱可塑性樹脂に帯電防止能を付与する方
法として、たとえば (イ)帯電防止剤を樹脂表面に塗布したのち乾燥する方
法、 (ロ)内部添加型帯電防止剤を樹脂中に練り込む方法、 (ハ)シリコーン系化合物を樹脂表面に塗布する方法、 (ニ)樹脂自体を改質する方法 などが提案されている。
しかしながら、前記(イ)の方法では、帯電防止剤と
して界面活性剤溶液が用いられているが、このような帯
電防止剤は、洗浄により容易に除去されるため、恒久的
な帯電防止能を付与することができないという欠点があ
る。
前記(ロ)の方法では、内部添加型帯電防止剤として
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、アルキルジエタノールアミド、アルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、アルキルイミダゾールの4級塩な
どが用いられている。これらの内部添加型帯電防止剤を
用いたばあいには、表面の帯電防止剤が洗浄により失な
われたばあいであっても、その内部から新たな帯電防止
剤が順次ブリードするため、帯電防止能が比較的長期間
永続するという利点がある。しかしながら、このような
内部添加型帯電防止剤には、洗浄後に帯電防止能が回復
するまでに長時間を要し、また帯電防止剤が過渡にブリ
ードしたばあいには、粘着性が生じ、かえって塵などが
付着しやすくなるという欠点があるほか、これらの帯電
防止剤は低分子量のものであるため、たとえば高温での
成形加工時の熱により揮散するので、必要以上の帯電防
止剤を添加する必要があるという不利益や、その有効量
を調整することが困難であった。
前記内部添加型帯電防止剤の欠点を解消するものとし
て、近時、メトキシ基の20〜80モル%がジエタノールア
ミン変性されたポリメチルメタクリレート(特開平1−
170603号公報)、アルコキシポリエチレングリコールメ
タクリレートのグラフト共重合体(特公昭58−39860号
公報)、スチレン−無水マレイン酸共重合体をイミド変
性したのち、4級化しカチオン化したポリマー(特公平
1−29820号公報)、末端がカルボキシル基のポリメチ
ルメタクリレートをグリシジルメタクリレートで末端カ
ルボキシル基をメタクリロイル基に変換した高分子単量
体とアミノアルキルアクリル酸エステルまたはアクリル
アミドとのくし型共重合体およびその4級化カチオン変
性品(特開昭62−121717号公報)などの制電性官能基を
有する高分子化合物が提案されている。しかしながら、
前記高分子化合物は、いずれも透明性、強伸度などの樹
脂の物性の低下を招き、しかも帯電防止能および耐久性
が不充分であるなどの欠点があった。
前記(ハ)の方法では、帯電防止能が半永久的に持続
するが、シリコーン系化合物は高価であり、また作業効
率がわるいので、コスト面で不利であった。
また、前記(ニ)の方法は、樹脂に親水性基を導入す
る方法であるが、充分な帯電防止能を付与せしめるため
には、かなりの量の親水性基を導入する必要があり、こ
のように親水性基を導入したばあいには、樹脂そのもの
の耐吸湿性の低下、機械的性質の低下を招くおそれがあ
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者らは、前記従来技術に鑑みて半永久
的に帯電防止能にすぐれることは勿論のこと、樹脂の物
性をほとんど低下させることがなく、また成形品のブロ
ッキングを生じにくい帯電防止剤として好適に使用しう
る化合物を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、前記物性
をすべて同時に具備した化合物をようやく見出し、本発
明を完成するにいたった。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、式: CH2−CH2 で表わされるエチレン構造単位65〜97モル%、一般式: (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表わ
されるアクリレート構造単位1〜15モル%および一般
式: (式中、R2は炭素数2〜8のアルキレン基、R3およびR4
はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5は炭素数1〜
12のアルキル基、炭素数7〜12のアリールアルキル基ま
たは炭素数6〜12の脂環アルキル基、Xはハロゲン原
子、CH3OSO3またはC2H5OSO3を示す)で表わされるアク
リルアミド構造単位1〜30モル%からなる線状に不規則
に配列した重量平均分子量1000〜50000のアクリルアミ
ド系共重合体に関する。
〔作用および実施例〕
本発明のアクリルアミド系共重合体は、前記したよう
に、式: CH2−CH2 で表わされるエチレン構造単位65〜99モル%、一般式: (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表わ
されるアクリレート構造単位1〜15モル%および一般
式: (式中、R2は炭素数2〜8のアルキレン基、R3およびR4
はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5は炭素数1〜
12のアルキル基、炭素数7〜12のアリールアルキル基ま
たは炭素数6〜12の脂環アルキル基、Xはハロゲン原
子、CH3OSO3またはC2H5OSO3を示す)で表わされるアク
リルアミド構造単位1〜35モル%からなる線状に不規則
に配列した重量平均分子量1000〜50000のアクリルアミ
ド系共重合体である。
本発明のアクリルアミド系共重合体中の式: CH2−CH2 で表わされるエチレン構造単位の割合は65〜97モル%で
ある。該エチレン構造単位の割合が65モル%未満である
ばあいには、本発明のアクリルアミド系共重合体の軟化
点が低くなり、熱可塑性樹脂に配合したときに、タック
やベタツキが生じ、また97モル%をこえるばあいには、
本発明のアクリルアミド系共重合体の帯電防止能が小さ
くなりすぎるようになる。なお、本発明においては、前
記エチレン構造単位の割合は、軟化点および帯電防止能
の釣り合いの点から、85〜97モル%であることがとくに
好ましい。
本発明のアクリルアミド系共重合体の一般式: (式中、R1は前記と同じ)で表わされるアクリレート構
造単位の割合は1〜15モル%である。該アクリレート構
造単位の割合が15モル%をこえるばあいには、本発明の
アクリルアミド系共重合体の軟化点が低くなり、熱可塑
性樹脂に配合したときにタックやベタツキが生じるよう
になる。本発明では、前記アクリレート構造単位が含ま
れているので、熱可塑性樹脂に配合したときに強靭性お
よび耐衝撃性が付与される。なお、本発明においては、
前記アクリレート構造単位の割合は、軟化点と強靭性お
よび耐衝撃性との釣り合いの点から、1〜15モル%、な
かんづく3〜7モル%である。
前記アクリレート構造単位において、R1は炭素数1〜
4のアルキル基である。かかるR1の具体例としては、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、i−ブチル基があげられ、これらの基は
1分子中に混在してもよい。なお、これらの基のなかで
は、メチル基およびエチル基はえられるアクリルアミド
系共重合体の軟化点を維持するうえでとくに好ましいも
のである。
本発明のアクリルアミド系共重合体中の一般式: (式中、R2、R3、R4およびR5は前記と同じ)で表わされ
るアクリルアミド構造単位の割合は1〜30モル%であ
る。該アクリルアミド構造単位の割合が1モル%未満で
あるばあいには、帯電防止能が小さくなりすぎ、また30
モル%をこえるばあいには、本発明のアクリルアミド系
共重合体を熱可塑性樹脂に配合したときに吸湿性が生じ
るようになる。なお、本発明においては、前記アクリル
アミド構造単位の割合は、帯電防止能および吸湿性の釣
り合いの点から、3〜15モル%であることがとくに好ま
しい。
前記アクリルアミド構造単位において、R2は炭素数2
〜8のアルキレン基である。かかるR2の具体例として
は、たとえばエチレン基、プロピレン基、ヘキサメチレ
ン基、ネオペンチレン基などがあげられ、これらの基は
1分子中に混在していてもよい。なお、これらの基のな
かでは、製造の容易性および経済性の面からエチレン基
およびプロピレン基が好ましく、とくにプロピレン基が
好ましい。
前記R3およびR4はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基
である。かかるR3およびR4の具体例としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基があげられ、これ
らの基は1分子中に混在していてもよい。なお、これら
の基のなかでは、帯電防止能付与の点からメチル基およ
びエチル基が好ましい。
前記R5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数7〜12の
アリールアルキル基または炭素数6〜12の脂環アルキル
基である。かかるR5の具体例としては、たとえばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−
ブチル基、sec−ブチル基、n−オクチル基、n−ラウ
リル基、などのアルキル基;ベンジル基などのアリール
アルキル基;シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル
基などの脂環アルキル基があげられ、これらの基は1分
子中に混在していてもよい。なお、前記R5としては、本
発明のアクリルアミド系共重合体の耐熱性の観点から、
直鎖状アルキル基およびアリールアルキル基が好まし
く、また帯電防止能付与の観点から低級アルキル基が好
ましい。とくに好ましいR5としては、メチル基およびエ
チル基があげられる。
前記Xは、たとえばCl、Br、Iなどのハロゲン原子、
CH3OSO3またはC2H5OSO3であり、これらは1分子中に混
在していてもよい。なお、これらのなかでは、帯電防止
能の点からCl、CH3OSO3およびC2H5OSO3が好ましい。
本発明のアクリルアミド系共重合体の重量平均分子量
は、1000〜50000である。該重量平均分子量が1000未満
であるばあいには、分子量が小さくなりすぎて本発明の
アクリルアミド系共重合体を熱可塑性樹脂に配合し、加
熱したときに揮散し、また50000をこえるばあいには、
本発明のアクリルアミド系共重合体を熔融したときの粘
度が大きくなりすぎ、作業性がわるくなる。好ましい重
量平均分子量は3000〜35000である。
なお、本明細書でいう重量平均分子量とは、ゲルパー
ミュエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した
単分散のポリスチレン換算の重量平均分子量をいう。
本発明のアクリルアミド系共重合体は、テトラハイド
ロフラン(THF)やキシレンなどの通常のゲルパーミュ
エーションの溶離液に難溶であるので容易には測定する
ことができないが、超高温GPC法(絹川、高分子論文
集、44巻、2号、139〜141頁(1987年))にしたがって
測定することができる。
本発明のアクリルアミド系共重合体の中間体である
式: CH2−CH2 で表わされるエチレン構造単位、一般式: (式中、R1は前記と同じ)で表わされるアクリレート構
造単位および一般式: (式中、R2、R3およびR4は前記と同じ)で表わされるア
クリルアミド構造単位からなる線状に不規則に配列した
重量平均分子量1000〜50000のアクリルアミド系共重合
体の中間体は、たとえば以下の方法によってえられる。
まず、本発明のアクリルアミド系共重合体の中間体を
製造するための原料としては、とくに限定はないが、よ
り有利にはエチレン(C2H4)と一般式: CH2CHCOOR1(式中、R1は前記と同じ)で表わされるアク
リレートとからなる共重合体の(部分)加水分解物が用
いられる。かかる共重合体は、エチレンと前記アクリレ
ートを高圧重合法で共重合させることによって容易にえ
られる。
前記エチレンに由来するエチレン構造単位と前記アク
リレートに由来するアクリレート構造単位との比率は、
えられるアクリルアミド系共重合体のエチレン構造単
位、アクリレート構造単位およびアクリルアミド構造単
位の比率を決定することになるので、エチレンと前記一
般式で表わされるアクリレートのモル比(エチレン/ア
クリレート)は、(エチレン構造単位)/〔(アクリレ
ート構造単位)+(アクリルアミド構造単位)〕と等し
くなるように共重合される。
前記共重合体は、そのままでも用いうるが、分子量が
大きいので、たとえば水の存在下で高温高圧下で加水分
解と同時に熱分解を行なう減成方法により低分子量化さ
れることが好ましい。
このとき、アクリレートに起因する一般式: (式中、R1は前記と同じ)で表わされるアクリレート構
造単位の一部が加水分解により式: で表わされるアクリル酸構造単位となる。
前記共重合体を熱分解することにより低分子量化した
共重合体を調製するためには、水の存在下に、前記共重
合体を反応温度150〜500℃、反応圧力3〜500kg/cm2
熱による分子切断により製造しうる。
また、本発明において、アクリル酸構造単位の割合
は、水の仕込み割合、反応温度、圧力、時間などによっ
て任意に調整しうる。
前記減成方法の具体例としては、たとえば特開昭53−
57295号公報、特開昭53−65389号公報、特開昭60−7900
8号公報、特開昭60−79015号公報などに記載された方法
があげられる。
なお、本発明のアクリルアミド系共重合体は、着色さ
れたばあいには商品的価値を損なうばあいがあるので、
本発明に用いる原料としてはたとえば特開昭60−79008
号公報に例示された方法の生成物を用いることが好まし
い。
かくしてえられるエチレン−アクリル酸エステル−ア
クリル酸共重合体を原料として本発明のアクリルアミド
系共重合体およびその中間体がえられる。
前記原料から本発明のアクリルアミド系共重合体の中
間体を製造する方法についてはとくに限定はない。以下
にその一例について説明する。
前記原料をたとえばベンゼン、トルエン、キシレン、
シクロヘキサノン、デカン、クメン、シメンなどの芳香
族または脂肪族炭化水素、ケトンなどの不活性溶媒に溶
解し、これに前記原料のカルボキシル基に対して100〜1
50モル%のジアルキルアミノアルキルアミンを添加し、
130〜220℃にて反応させてアクリル酸構造単位に含まれ
るカルボキシル基をジアルキルアミノアルキルアミドに
変換してアクリルアミド系共重合体の中間体としたの
ち、たとえばアルキルハライド、ジアルキル硫酸塩など
の公知の4級化剤でカチオン変性することにより、本発
明の線状のアクリルアミド系ランダム共重合体がえられ
る。
かくしてえられる本発明のアクリルアミド系共重合体
はすぐれた帯電防止能を呈する。その理由は定かではな
いが、本発明のアクリルアミド系共重合体に含まれたア
クリルアミド構造単位が空気中の水分を取り込み、X
がイオン化して電気伝導を示すため、低い電気抵抗を示
すことに起因するものと考えられる。
また、本発明においては、アクリルアミド構造単位が
高温下であっても揮発性を示さず、かつ本発明のアクリ
ルアミド系共重合体中に化学的に組み込まれているの
で、加工時における揮散がなく、加工後においてはブロ
ッキングの発生や熱可塑性樹脂の物性の低下を招くこと
がないと考えられる。
本発明のアクリルアミド系共重合体を適用しうる熱可
塑性樹脂としては、たとえばポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、ABS
樹脂などのポリスチレン系樹脂;ポリアミド系樹脂;ポ
リブチレンテレフタレートなどのポリエステル;変性ポ
リフェニレンエーテルなどのポリエーテルなどがあげら
れるが、本発明はかかる例示のみに限定されるものでは
ない。
つぎに本発明のアクリルアミド系共重合体を製造例お
よび実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明
はかかる例示のみに限定されるものではない。
製造例1 重量平均分子量78000のエチレン−アクリル酸エチル
共重合体(アクリル酸エチル含量7モル%)200gを水2k
gとともに磁気撹拌機付きの内容量4のオートクレー
ブに仕込んだ。つぎに、チッ素ガスのバブリングにより
水中に溶解した酸素を完全に除去したのち、さらにチッ
素ガスによる加圧(50kg/cm2)およびガス抜き(1kg/cm
2)の操作を5回繰り返し、系内の酸素濃度を1ppm以下
にした。
つぎにチッ素ガス雰囲気下で350℃、200kg/cm2の条件
で4時間分解減成反応を行なったのち、冷却した。
えられたエチレン−アクリル酸エチル−アクリル酸共
重合体の物性として重量平均分子量、赤外吸収スペクト
ルおよび1H−NMRスペクトルを以下の方法にしたがって
調べた。重量平均分子量および各構造単位の含量を第1
表に示す。また、赤外吸収スペクトルを第1図に、1H−
NMRスペクトルを第2図に示す。
(重量平均分子量) 高分子論文集、44巻、2号、139〜141頁(1987年)に
記載の方法に準じて測定した。ウォーターズ社製、GPC
−244(カラム:昭和電工(株)製、Shodex、A−80M/S
(2本))を用い、溶媒として1−クロロナフタレンを
用い、流量0.7ml/min、カラム温度210℃で測定した。
(赤外吸収スペクトル) 日本分光工業(株)、A−202を用いてKBrの錠剤にし
て測定した。
1H−NMRスペクトル) 日本電子(株)製、JMN−GSX270により、溶媒として
重クロロホルムを用いて55℃で測定した。
製造例2〜5 製造例1において、エチレン−アクリル酸エステルと
して第1表に示したものを用いたほかは製造例1と同様
にして本発明の原料として用いられるエチレン−アクリ
ル酸エステル−アクリル酸共重合体をえた。
えられた共重合体の物性として重量平均分子量および
各構造単位の含量を製造例1と同様にして調べた。その
結果を第1表に示す。
実施例1 温度計、撹拌機、滴下ロートおよびディーン・スター
ク(Dean stark)分水器を備えた内容量1の4つ口フ
ラスコにキシレン400ml、製造例1でえられたエチレン
−アクリル酸エチル−アクリル酸共重合体(原料)150g
およびパラトルエンスルホン酸1.0gを仕込んだ。
つぎに、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン21.1gを
仕込み、オイルバスを用いて140℃に加熱し、生成した
水をキシレンとの共沸により連続的に除去し、さらに14
0℃で17時間反応し、生成する水の共沸が認められなく
なるまでアミド化反応を継続した。
反応混合物458gを80℃に冷却し、本発明の中間体を含
む反応混合物10gを分取し、残りの反応混合物に滴下ロ
ートよりメチルアイオダイド28.7gを1時間かけて徐々
に滴下した。この間発熱が認められたが、冷却により反
応温度を90℃に維持し、滴下終了後は100℃で4時間熟
成反応を行なった。
先に分取した本発明の中間体およびえられた反応混合
物を取り出し、各々別々に多量のメタノール中へ投入
し、生成した沈澱物を回収し、真空乾燥し、生成物をえ
た。収量は中間体3.5g、アクリルアミド系共重合体187.
5gであり、収率は原料のエチレン−アクリル酸エチル−
アクリル酸共重合体基準で各々96.7%および98%であっ
た。
つぎに、えられた本発明の中間体およびアクリルアミ
ド系共重合体の赤外吸収スペクトル、1H−NMRスペクト
ル、重量平均分子量および数平均分子量を調べた。赤外
吸収スペクトル、重量平均分子量および数平均分子量の
結果を第2表に示す。
中間体の赤外吸収スペクトルを第3図、1H−NMRスペ
クトルを第4図に、またアクリルアミド系共重合体の赤
外吸収スペクトルを第5図、1H−NMRスペクトルを第6
図に示す。
また、中間体およびアクリルアミド系共重合体の分子
量分布曲線をそれぞれ第7図および第8図に示す。
実施例2〜7および比較例1〜2 実施例1において、製造例1でえられたエチレン−ア
クリル酸エチル−アクリル酸共重合体のかわりに、第2
表に示した共重合体を用い、またアミンおよび4級化剤
として第2表に示したものを用いたほかは実施例1と同
様にしてアクリルアミド系共重合体をえた。
えられたアクリルアミド系共重合体の収率、赤外吸収
スペクトル、1H−NMRスペクトル、重量平均分子量およ
び数平均分子量を実施例1と同様にして調べた。収率、
赤外吸収スペクトル、重量平均分子量および数平均分子
量の測定結果を収率とあわせて第2表に示す。
なお、1H−NMRスペクトルの測定結果(ケミカルシフ
ト(ppm))は、以下のとおりである。
1H−NMRスペクトルの測定結果) (イ)実施例1 (ケミカルシフト(ppm)) :3.4、:2.2、:3.8、:3.4、:4.1、:1.5 (ロ)実施例2 (ケミカルシフト(ppm)) :3.4、:2.2、:3.7、:3.1、:3.5、:1.5、
:1.5、:4.1、:4.1、:1.5 (ハ)実施例3 (ケミカルシフト(ppm)) :3.3、:2.2、:3.7、:3.1、:4.6、:7.2〜7.
4、:2.3、:4.1、:1.5 (ニ)実施例4 (ケミカルシフト(ppm)) :3.8、:3.8、:3.3、:4.9、:7.4〜7.6、:4.
1、:1.5 (ホ)実施例5 (ケミカルシフト(ppm)) :3.5、:1.5、:3.9、:3.1、:3.5、:1.5、
:1.5、:4.1、:4.1、:1.5 (ヘ)実施例6 (ケミカルシフト(ppm)) :3.8、:3.8、:3.1、:3.5、:1.5、:1.5、
:4.1、:4.1、:1.5、:1.5 (ト)実施例7 (ケミカルシフト(ppm)) :3.8、:3.8、:3.5、:1.5、:4.9、:7.4〜7.
6、:4.0、:1.5、:1.5、:1.5 (チ)比較例1 (ケミカルシフト(ppm)) :3.4、:2.1、:3.5、:3.1、:3.5、:1.5、
:1.5、:4.1 (リ)比較例2 (ケミカルシフト(ppm)) :3.4、:2.2、:3.8、:3.1、:3.5、:1.5 実験例1〜7および比較実験例1〜2 各実施例および各比較例でえられたアクリルアミド系
共重合体または該共重合体10重量部とポリプロピレン樹
脂(三井東圧(株)製:JS1429)90重量部のブレンド物
を200℃に加熱したTダイ式の製膜装置に導入し、厚さ5
0μm、幅500mmの未延伸フイルムとした。
えられたフイルムを10cm×10cmに切り出し、試験用フ
イルムとした。また、対照品としてアクリルアミド系共
重合体を用いないで作製したものも用意した。つぎに、
えられたフイルムについで、表面固有抵抗、耐水性、耐
ブロッキング性、透明性および強伸度を以下の方法にし
たがって調べた。その結果を第3表に示す。
(イ)表面固有抵抗 表面固有抵抗 試験用フイルムを20℃、30%RH(相対湿度)または20
℃、60%RHの条件下に24時間放置後、(株)川口電気製
作所製、超絶縁計R−503型を用いて表面固有抵抗値を
測定した。
持続性 試験用フイルムを30日間室温で保存後、20℃、60%RH
の条件下で24時間放置後、前記と同様にして表面固有
抵抗値を測定した。
耐水性 本発明のアクリルアミド系共重合体からなるフイルム
については室温で30日間保存後に、また本発明のアクリ
ルアミド系共重合体とポリプロピレンからなるフイルム
については40℃のオーブン中で14日間エージングした後
に、その表面を洗剤としてママレモン(ライオン(株)
製)水溶液で充分に洗浄後、イオン交換水で充分にすす
ぎ、そののち20℃、60%RHの雰囲気中で24時間放置し、
前記と同様に表面固有抵抗を測定した。
(ロ)耐ブロッキング性 本発明のアクリルアミド系共重合体をポリプロピレン
に配合して作製したフイルム2枚を20cm×20cmのガラス
板にはさみ、40℃のオーブンに入れ、14日間エージング
した。14日後にフイルムを取り出し、手で引きはがし、
ブロッキングの有無を測定した。
○:ブロッキングなし ×:ブロッキングあり (ハ)透明性 本発明のアクリルアミド系共重合体をポリプロピレン
に配合して作製したフイルムの透明性を目視により判定
した。
○:透明性良好 ×:透明性に問題あり (ニ)強伸度 本発明のアクリルアミド系共重合体を配合してなるフ
イルムを幅10mm、長さ100mmに切出し、厚さ(Tmm)を測
定した。このサンプルをチャック間50mmに設定したテン
シロン型引張り試験装置にかけ、300mm/minの速度で引
張り、破断強さ(S)と破断伸び(s)をはかり、次式
により引張り強度および伸度を求めた。
比較実験例3 実験例1〜7において、ブレンド物のかわりにポリプ
ロピレンを用いたほかは同様にして試験用フイルムを作
製し、各種物性を測定した。その結果を第3表に示す。
比較実験例4 実験例1〜7において、ブレンド物のかわりにポリプ
ロピレン100重量部と帯電防止剤としてステアリルジエ
タノールアミド3重量部の混合物を用いたほかは同様に
して試験用フイルムを作製し、各種物性を測定した。そ
の結果を第3表に示す。
第3表に示した結果から明らかなように、本発明のア
クリルアミド系共重合体は、熱可塑性樹脂にすぐれた帯
電防止能を付与し、しかも熱可塑性樹脂の透明性および
強伸度を低下させることがなく、また耐ブロッキング性
にすぐれたものであることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明のアクリルアミド系共重合体は、熱可塑性樹脂
にすぐれた帯電防止能を付与するものであり、また熱可
塑性樹脂を用いて成形されたフイルム、成形品の透明
性、強伸度などの物性を低下させることがなく、しかも
耐ブロッキング性にすぐれたものであるため、種々の熱
可塑性樹脂に広範囲に適用しうるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はそれぞれ製造例1でえられた中間
体に用いたエチレン−アクリル酸エチル−アクリル酸共
重合体の赤外吸収スペクトルおよび1H−NMRスペクトル
のグラフ、第3図および第4図はそれぞれ本発明の実施
例1でえられたアクリルアミド系共重合体の中間体の赤
外吸収スペクトルおよび1H−NMRスペクトルのグラフ、
第5図および第6図はそれぞれ本発明の実施例1でえら
れたアクリルアミド系共重合体の赤外吸収スペクトルお
よび1H−NMRスペクトル、第7図および第8図はそれぞ
れ本発明の実施例1でえられた中間体の分子量分布曲線
およびアクリルアミド系共重合体の分子量分布曲線であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊田 学 京都府綴喜郡田辺町大字草内小字八田16 番地の19 (72)発明者 上拾石 成夫 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ 株式会社滋賀事業場内 (72)発明者 武田 正志 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ 株式会社滋賀事業場内 (72)発明者 和田 理 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ 株式会社滋賀事業場内 (56)参考文献 特開 昭63−304010(JP,A) 特開 昭63−57609(JP,A) 特開 平1−314729(JP,A) 特開 昭48−56613(JP,A) 特公 昭44−12425(JP,B1) 米国特許4060679(US,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: CH2−CH2 で表わされるエチレン構造単位65〜97モル%、一般式: (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表わ
    されるアクリレート構造単位1〜15モル%および一般
    式: (式中、R2は炭素数2〜8のアルキレン基、R3およびR4
    はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5は炭素数1〜
    12のアルキル基、炭素数7〜12のアリールアルキル基ま
    たは炭素数6〜12の脂環アルキル基、Xはハロゲン原
    子、CH3OSO3またはC2H5OSO3を示す)で表わされるアク
    リルアミド構造単位1〜30モル%からなる線状に不規則
    に配列した重量平均分子量1000〜50000のアクリルアミ
    ド系共重合体。
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