JP2532380B2 - Vベルト式無段変速機用伝動ケ−スの冷却構造 - Google Patents

Vベルト式無段変速機用伝動ケ−スの冷却構造

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JP2532380B2 JP61044362A JP4436286A JP2532380B2 JP 2532380 B2 JP2532380 B2 JP 2532380B2 JP 61044362 A JP61044362 A JP 61044362A JP 4436286 A JP4436286 A JP 4436286A JP 2532380 B2 JP2532380 B2 JP 2532380B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクータ型自動二輪車及びスクータ型自動
三輪車に最適のVベルト式無段変速機に関し、特に該変
速機を収容する伝動ケースの冷却構造に関する。
〔従来の技術〕
スクータ型自動二,三輪車では、Vベルト式無段変速
機を採用する場合が多い。この無段変速機は駆動側プー
リと従動側プーリとの間にVベルトを巻回してなり、ス
イングアームと兼用の伝動ケース内に収容されるのが一
般的である。このようなVベルト式無段変速機では、従
来、Vベルトの熱対策として伝動ケース内に冷却風を供
給するようにした冷却構造が採用されている。
上記冷却構造としては、従来、例えば第6図の模式図
に示すものがあった。この冷却構造は伝動ケース30の、
駆動側プーリ31外方部分に吸込み口30aを形成し、底面
の従動側プーリ32寄りに排出口30cを形成してなるもの
である。この従来構造では図に矢印で示すように、冷却
空気は吸込み口30aから該伝動ケース30の主通路30bを通
り、さらに排出口30cを構成するガイド壁30d側方部分30
fを通って従動プーリ32に沿って送風され、その後反転
して排出口30cから排出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記従来構造では、冷却空気を駆動側プーリ
31側から従動側プーリ32側に流す主通路30bの途中に、
排出口30cが位置しているから、この排出口30c部分が冷
却空気の送風抵抗となる問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、冷却空気の排出口が主通路の送風抵抗となる
ことがなく、冷却空気を効率よく送風できるVベルト式
無段変速機用伝動ケースの冷却構造を提供することを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、自動二輪車用エンジンの出力軸に装着され
た駆動側プーリ21と、遠心クラッチ22aを備え従動軸に
装着された従動側プーリ22との間にVベルト23を巻回し
てなるVベルト式無段変速機20を収容し、エンジンの一
側にて後方に延び、後端部の内側に後輪が配設される伝
動ケース7を、エンジンのクランクケースから後方に延
びるクランクケース延長部24と、該延長部24の外方を覆
うケースカバー部25とから構成し、上記ケースカバー部
25を、上記駆動側プーリ21,従動側プーリ22及びVベル
ト23の周囲を囲む本体部25aと、従動側プーリ22の外側
に配設され後輪と同方向に回転するドラム状の遠心クラ
ッチ22aを囲むように車幅方向外方に突出したクラッチ
カバー部25bとから構成し、上記本体部25aの駆動側プー
リ21の軸心付近に冷却空気吸込口25cを該プーリ21の外
側面に対向するように形成するとともに、該外側面に吸
込用ファン羽根を形成し、上記本体部25a内を、冷却空
気を駆動側プーリ21側から従動側プーリ22側に略直線状
に流動させる主通路とし、上記伝動ケース7内の前部に
配置される駆動側プーリ21側から空気を吸い込み、後部
の配置された従動側プーリ22側から排出するようにした
冷却構造において、 上記クラッチカバー部25bを、上記遠心クラッチ22aの
外側面を覆う側壁(押さえ板28c)と、該遠心クラッチ2
2aの外周面をその全幅に渡って覆う外周壁25gとで構成
し、上記外周壁25gの前上部25g′を除く部分は外側方ほ
ど小径となるテーパ状に形成し、上記外周壁25gの上記
前上部25g′を上記従動軸10bと略平行の平坦面で、かつ
上記従動側プーリ21の前縁に近接するように形成し、上
記外周壁25gの前上部25g′に、冷却空気排出口25を上記
クラッチ22aの回転方向と同じ向きの接線方向に開口す
るよう、かつ上記本体部25aに渡ることなく形成し、該
冷却空気排出口25dから冷却空気を上記クラッチ22aの回
転方向に沿って下側に導出する排出通路28を形成したこ
とを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る伝動ケースの冷却構造によれば、クラッ
チカバー部25bの外周壁25gにより遠心クラッチ22aの外
周面をその全幅に渡って覆うとともに、該外周壁25gの
前上部25g′を除く部分を外側ほど小径のテーパ状と
し、または上記前上部25g′を上記従動軸10bと略平行の
平坦面で、かつ上記従動側プーリ22の前縁に近接するよ
うに形成したうえで、冷却空気排出口25dを該前上部25
g′に、かつ本体部25a部分に渡ることのないよう形成し
たので、駆動プーリ21側から従動プーリ22側に略真っ直
ぐに導かれた冷却空気は、排出口に短絡して流れること
なく、一旦伝動ケース7の後端部付近まで流れ、ここか
ら遠心クラッチ22aの周囲通って前側に流れるように強
制的に方向転換された後に排出され。その結果、伝動ベ
ルト23だけでなく遠式クラッチ22aも満遍なく冷却され
る。
また冷却空気排出口25dを外周壁25gの前上部25g′に
クラッチ22aの回転方向と同じ向きの接線方向に開口す
るよう形成し、該排出口25dに、冷却空気をクラッチの
回転方向に沿って下側に導出する排出通路28を接続した
ので、冷却空気は、クラッチ22aの回転によって方向付
けされた方向にそのまま沿って排出されることとなり、
冷却空気の排出が円滑に行われる。
また上記排出通路28は上記クラッチカバー部25bの前
側に位置する前上部25g′から下方に伸びているので、
該通路28の下端開口は、後輪によって跳ね上げられた泥
等の進行方向と同じ方向に向かって開口している。その
ため泥等の伝動ケース内への侵入を確実に防止できる。
また車幅方向外方に突出しているクラッチカバー部25
bの外周壁25gに空気排出口25dを形成しているので、該
排出口25dは、本体部25aの幅分だけ後輪から車幅方向外
側に離れて位置することとなり、この点からも泥等の侵
入を防止できる。
さらにまた冷却空気排出口25dを上記外周壁25gの前上
部25g′に形成し、かつ排出通路28を該排出口25dから下
方に伸びるように形成したので、側面視で見た場合に、
伝動ケース7の駆動側プーリと従動側プーリとの間とい
うデッドスペースを利用して排出通路28を配設でき、伝
動ケースをコンパクト化できる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるVベル
ト式無段変速機用伝動ケースの冷却構造を説明するため
の図である。図において、1は本実施例構造が適用され
たスクータ型自動二輪車であり、該自動二輪車1の車体
フレーム2の前端部に固着された操舵軸筒2aには、その
下端にて前輪3を、上端にて操向ハンドル4aをそれぞれ
支持する前フォーク4が枢支されている。また車体フレ
ーム2の後部2bの上方にはシート5が搭載され、略中央
にはスイング式動力ユニット6が上下揺動自在に枢支さ
れている。該動力ユニット6は主として強制空冷式4サ
イクルエンジン10と、該エンジン10のクランクケース10
dに接続された伝動ケース7と、この伝動ケース7内に
配設されたVベルト式無段変速機20とから構成されてい
る。また上記伝動ケース7の後端部には後輪8が支持さ
れており、該伝動ケース7と上記車体フレーム2の後部
2bとの間にはクッションユニット9が配設されている。
そして、上記無段変速機20は上記エンジン10のクラン
クシャフト10aに装着された駆動側プーリ21と、上記伝
動ケース7の後端部に軸支された従動軸10bに装着され
た従動側プーリ22と、この両プーリ21,22間に巻回され
たVベルト23とから構成されている。そして上記駆動側
プーリ21の固定シーブ21aには空気吸込み用ファン羽根2
1bが多数形成されており、また上記従動側プーリ22の外
方端部には遠心式クラッチ22aが装着されている。
上記伝動ケース7は、エンジン10のクランクケースか
ら後方に延びるクランクケース延長部24と、該延長部24
の外方を覆うように配設されたケースカバー部25とから
構成されている。
上記ケースカバー部25は大略皿状のもので、上記駆動
側プーリ21,Vベルト23及び従動側プーリ22を覆う本体部
25aと、上記遠心クラッチ22aを覆うクラッチカバー部25
bとからなる。上記本体部25aの前部には冷却空気吸込口
25cが形成され、該吸込口25cに上記駆動側プーリ21のフ
ァン羽根21bが臨んでいる。そしてこの吸込口25cには吸
込ダクト26が接続され、該ダクト26はエアクリーナ27に
接続されている。また上記本体部25a内には上記吸い込
んだ冷却空気を駆動側から従動側に導く主通路25eが形
成されている。この主通路25eは、冷却空気が駆動側に
おいて駆動側プーリ21の接線方向に送出され、従動側に
おいて従動側プーリの略半径方向に入るように形成され
ている。
また、上記クラッチカバー部25bは、上記遠心クラッ
チ22aの外径形状に沿って外方に筒状に突出している。
このクラッチカバー部25bは、遠心クラッチ22aの外側面
を覆う外側壁(押さえ板28c)と、遠心クラッチ22aの外
周面を覆う筒状の外周壁25gとからなる。この外周壁25g
の前上部25g′を除く部分は外側ほと小径となるテーパ
状に形成されており、該前上部25g′は従動軸10bと略平
行の平坦面に形成され、かつ従動側プーリ22の前縁に近
接するように車幅方向内側に延長されている。そして上
記前上部25g′に、冷却空気の排出口25dが、遠心クラッ
チ22aの回転方向と同方向でかつ接線方向に向けて形成
されている。即ちこの排出口25dは上記主通路25eに対し
て外方に偏位しており、かつ上記遠心クラッチ22aの外
周面と対向している。
そして、上記クラッチカバー部25bの外端面には抽出
ダクト(排出通路)28の環状シール部28aが配置されて
おり、これは押さえ板28cによって上記クラッチカバー
部25bに固定されている。また、上記シール部28aの前側
上部にはダクト部28bが形成されており、このダクト部2
8bはクラッチカバー部25bの突出長さと略同一厚さを有
する円弧状のものである。該ダクト部28bの基端部は上
記排出口25dと一致し、その先端部は該クラッチカバー
部25bの略軸芯高さにおいて開口しており、また、その
側壁に形成された係合片28dは上記本体部25aに係合して
いる。このようにして、上記吸込口25cから吸い込まれ
た冷却空気を駆動側から従動側に導き、しかる後該伝動
ケース7外に排出する送風通路が構成されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例装置では、エンジン10を始動すると、クラン
ク軸10aの回転によって駆動側プーリ21が回転し、これ
により従動側プーリ22がVベルト23で回転駆動され、エ
ンジン回転数が所定以上になると、遠心クラッチ22aが
接続されて駆動力が従動軸を介して後輪8に伝達される
こととなる。
そしてこの場合、上記駆動側プーリ21の回転によって
可動シーブ21aとともにファン羽根21bが回転し、これに
より冷却空気がエアクリーナ27,吸込ダクト26を介して
吸込口25cから伝動ケース7内に吸い込まれる。この冷
却空気は上記ファン羽根21bの回転によって昇圧され、
主通路25eを通って従動側プーリ22側に送風され、該プ
ーリ22に沿って旋回しながら外方に移動し、排出口25d
から排出ダクト28を通って外方に排出される。
このように本実施例では、駆動プーリ21側から従動プ
ーリ22側に略真っ直ぐに導かれた冷却空気は、伝動ケー
ス7の後端部付近にて遠心クラッチ22aの周囲通って前
側に流れるように強制的に方向転換された後に排出さ
れ、その結果、伝動ベルト23だけでなく遠心クラッチ22
aも満遍なく冷却される、 また冷却空気排出口25dを外周壁25gの前上部25g′に
クラッチ22aの回転方向と同じ向きの接線方向に開口す
るよう形成し、該排出口25dに、冷却空気をクラッチの
回転方向に沿って下側に導出する排出通路28を接続した
ので、冷却空気は、クラッチ22aの回転によって方向付
けされた方向にそのまま沿って排出されることとなり、
冷却空気の排出が円滑に行われる。
また上記排出通路28は上記クラッチカバー部25bの前
側に位置する前上部25g′から下方に伸びているので、
該通路28の下端開口は、後輪によって跳ね上げられた泥
等の進行方向と同じ方向に向かって開口している。その
ため泥等の伝動ケース内への侵入を確実に防止できる。
また車幅方向外方に突出しているクラッチカバー部25
bの外周壁25gに空気排出口25dを形成しているので、該
排出口25dは、本体部25aの幅分だけ後輪から車幅方向外
側に離れて位置することとなり、この点からも泥等の侵
入を防止できる。
さらにまた冷却空気排出口25dを上記外周壁25gの前上
部25g′に形成し、かつ排出通路28を該排出口25dから下
方に伸びるように形成したので、側面視で見た場合に、
伝動ケース7の駆動側プーリと従動側プーリとの間とい
うデッドスペースを利用して排出通路28を配設でき、伝
動ケースをコンパクト化できる。
なお、上記実施例では、自動二輪車用Vベルト式無段
変速機の伝動ケースについて説明したが、本発明の適用
範囲は、自動二輪車用に限定されるものではなく、要は
冷却空気を駆動側から吸い込み,従動側から排出するよ
うにしたものであれば、どのような無段変速機用伝動ケ
ースにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るVベルト式無段変速機用伝
動ケースの冷却構造によれば、クラッチカバー部の外周
壁の前上部を従動側ペーリの前縁に近接するように形成
し、冷却空気排出口を該前上部に、かつ本体部部分に渡
ることのないよう形成したので、伝動ケース前部から後
部に略真っ直ぐに導かれた冷却空気は、排出口に短絡し
て流れることなく、一旦伝動ケース7後端部付近まで流
れ、ここから遠心クラッチの周囲通って前側に流れるよ
うに強制的に方向転換された後に排出され、伝動ベルト
だけでなく遠心クラッチをも満遍なく冷却できる効果が
ある。
また冷却空気排出口を外周壁の前上部にクラッチの回
転方向と同じ向きの接線方向に開口するよう形成し、該
排出口に、冷却空気をクラッチの回転方向に沿って下側
に導出する排出通路を接続したので、冷却空気を、クラ
ッチの回転によって方向付けされた方向にそのまま沿っ
て排出させることができ、冷却空気の排出を円滑にでき
る効果がある。
また上記排出通路を上記クラッチカバー部の前側に位
置する前上部から下方に延長したので、該通路の下端開
口は、後輪によって跳ね上げられた泥等の進行方向と同
じ方向に向かって開口しており、そのため泥等の伝動ケ
ース内への侵入を確実に防止できる効果がある。
また車幅方向外方に突出しているクラッチカバー部の
外周壁の前側に空気排出口を形成しているので、該排出
口は、本体部の幅分だけ後輪から車幅方向外側に離れて
位置し、かつ本体部が遮弊部材として機能することから
も泥等の侵入を防止できる効果がある。
さらにまた冷却空気排出口を上記外周壁の前上部に形
成し、かつ排出通路を該排出口から下方に伸びるように
形成したので、側面視で見た場合に、伝動ケースの駆動
側プーリと従動側プーリとの間というデッドスペースを
利用して排出通路を配設でき、伝動ケースをコンパクト
化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるVベルト
式無段変速機用伝動ケースの冷却構造を説明するための
図であり、第1図は伝動ケースの平面図、第2図はその
側面図、第3図はその断面平面図、第4図は伝動ケース
周辺部分の側面図、第5図は上記実施例構造が適用され
たスクータ型自動二輪車の側面図、第6図は従来の伝動
ケースの断面平面図である。 図において、7は伝動ケース、20はVベルト式無段変速
機、21は駆動側プーリ、22は従動側プーリ、22aは遠心
クラッチ、23はVベルト、25aは本体部、25bはクラッチ
カバー部、25cは冷却空気吸込口、25dは冷却空気排出口
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動二輪車用エンジンの出力軸に装着され
    た駆動側プーリと、遠心クラッチを備え従動軸に装着さ
    れた従動側プーリとの間にVベルトを巻回してなるVベ
    ルト式無段変速機を収容し、エンジンの一側にて後方に
    延び、後端部の内側に後輪が配設される伝動ケースを、
    エンジンのクランクケースから後方に延びるクランクケ
    ース延長部と、該延長部の外方を覆うケースカバー部と
    から構成し、上記ケースカバー部を、上記駆動側プー
    リ,従動側プーリ及びVベルトの周囲を囲む本体部と、
    従動側プーリの外側に配設され後輪と同方向に回転する
    ドラム状の遠心クラッチを囲むように車幅方向外方に突
    出したクラッチカバー部とから構成し、上記本体部の駆
    動側プーリの軸心付近に冷却空気吸込口を該プーリの外
    側面に対向するように形成するとともに、該外側面に吸
    込用ファン羽根を形成し、上記本体部内を、冷却空気を
    駆動側プーリ側から従動側プーリ側に流動させる主通路
    とし、上記伝動ケース内の前部に配置された駆動側プー
    リ側から空気を吸い込み、後部に配置された従動側プー
    リ側から排出するようにした冷却構造において、 上記クラッチカバー部を、上記遠心クラッチの外側面を
    覆う側壁と、該遠心クラッチの外周面をその全幅に渡っ
    て覆う外周壁とで構成し、該外周壁の前上部を除く部分
    を外側方ほど小径となるテーパ状に形成し、上記外周壁
    の上記前上部を上記従動軸と略平行の平坦面で、かつ上
    記従動側プーリの前縁に近接するように形成し、上記外
    周壁の前上部に、冷却空気排出口を上記クラッチの回転
    方向と同方向でかつ接線方向に開口するよう、かつ上記
    本体部に渡ることなく形成し、該冷却空気排出口から冷
    却空気を上記クラッチの回転方向に沿って下側に導出す
    る排出通路を形成したことを特徴とするVベルト式無段
    変速機用伝動ケースの冷却構造。
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