JPS62203888A - Vベルト式無段変速機用伝動ケ−スの冷却構造 - Google Patents

Vベルト式無段変速機用伝動ケ−スの冷却構造

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JPS62203888A
JPS62203888A JP4436286A JP4436286A JPS62203888A JP S62203888 A JPS62203888 A JP S62203888A JP 4436286 A JP4436286 A JP 4436286A JP 4436286 A JP4436286 A JP 4436286A JP S62203888 A JPS62203888 A JP S62203888A
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JP
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transmission case
pulley
transmission
cooling air
cooling structure
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中道 正和
和行 平野
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクータ型自動二輪車及びスクータ型自動三
輪車に最適のVベルト式無段変速機に関し、特に該変速
機を収容する伝動ケースの冷却構造に関する。
〔従来の技術〕
スクータ型自動二、三輪車では、Vベルト式無段変速機
を採用する場合が多い、この無段変速機は駆動側プーリ
と従動側プーリとの間にVベルトを巻回してなり、スイ
ングアームと兼用の伝動ケース内に収容されるのが一般
的である。このようなVベルト式無段変速機では、従来
、Vベルトの熱対策として伝動ケース内に冷却風を供給
するようにした冷却構造が採用されている。
上記冷却構造としては、従来、例えば第6図の模式図に
示すものがあった。この冷却構造は伝動ケース30の、
駆動側プーリ31外方部分に吸込み口30aを形成し、
底面の従動側プーリ32寄りに排出口30Cを形成して
なるものである。この従来構造では図に矢印で示すよう
に、冷却空気は吸込み口30aから該伝動ケース30の
主通路30bを通り、さらに排出口30cを構成するガ
イド壁30d側方部分30fを通って従動プーリ32に
沿って送風され、その後反転して排出口30Cから排出
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記従来構造では、冷却空気を駆動側プーリ3
1側から従動側プーリ32側に流す主通路30bの途中
に、排出口30cが位置しているから、この排出口30
c部分が冷却空気の送風抵抗となる問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、冷却空気の排出口が主通路の送風抵抗となるこ
とがなく、冷却空気を効率よく送風できるVヘルド弐無
段変速機用伝動ケースの冷却構造を提供することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、■ベルト式無段変速機用伝動ケースの冷却構
造において、伝動ケースを各プーリ及び■ヘルドを囲む
本体部と、従動側プーリの遠心クラッチを囲むよう外方
に突出したクラッチカバー部とから構成し、該本体部の
駆動側プーリ部分に冷却空気の吸込口を、クラッチカバ
ー部の上記遠心クラッチの外周面と対向する外周壁に排
出口をそれぞれ形成し、本体部を主通路としたことを特
徴としている。
〔作用〕
本発明に係る伝動ケースの冷却構造では、伝動ケースの
本体部から外方に突出したクラッチカバー部に冷却空気
排出口を形成したから、該排出口は冷却空気の主通路か
ら偏位しており、従って主通路の送風抵抗となることは
なく、それだけ送風効率を向上できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による■ヘルド
式無段変速機用伝動ケースの冷却構造を説明するための
図である。図において、1は本実施例構造が適用された
スクータ型自動二輪車であり、該自動二輪車1の車体フ
レーム2の前端部に固着された操舵軸筒2aには、その
下端にて前端3を、上端にて操向ハンドル4aをそれぞ
れ支持する前フオーク4が枢支されている。また車体フ
レーム2の後部2bの上方にはシート5が搭載され、略
中夫にはスイング式動カニニット6が上下揺動自在に枢
支されている。該動カニニット6は主として強制空冷式
4サイクルエンジン10と、シ亥エンジン10のクラン
クケース10dに接続された伝動ケース7と、この伝動
ケース7内に配設された■ヘルド式無段変速120とか
ら構成されている。また上記伝動ケース7の後端部には
後端8が支持されており、該伝動ケース7と上記車体フ
レーム2の後部2bとの間にはクッションユニット9が
配設されている。
そして、上記無段変速機20は上記エンジンlOのクラ
ンクシャフト10aに装着された駆動側プーリ21と、
上記伝動ケース7の後端部に軸支された従動軸10bに
装着された従動側プーリ22と、この両プーリ21.2
2間に巻回されたVヘルド23とから構成されている。
そして上記駆動側プーリ21の固定シーブ21aには空
気吸込み用ファン羽根21bが多数形成されており、ま
た上記従動側プーリ22の外方端部には遠心式クラッチ
22aが装着されている。
上記伝動ケース7は、エンジン10のクランクケースか
ら後方に延びるクランクケース延長部24と、該延長部
24の外方を覆うように配設されたケースカバ一部25
とから構成されている。
上記ケースカバ一部25は大略皿状のもので、上記駆動
側プーリ21.■ベルト23及び従動側プーリ22を1
ソう本体部25aと、上記遠心クラッチ22aを覆うク
ラッチカバー部25bとからなる。上記本体部25aの
前部には冷却空気吸込口25cが形成され、該吸込口2
5cに上記駆動側プーリ21のファン羽根21bが臨ん
でいる。
そしてこの吸込口25Cには吸込ダクト26が接続され
、該ダクト26はエアクリーナ27に接続されている。
また上記本体部25a内には上記吸い込んだ冷却空気を
駆動側から従動側に導く主通路25eが形成されている
。この主通路25eは、冷却空気が駆動側において駆動
側プーリ21の接線方向に送出され、従動側において従
動側プーリの略半径方向に入るように形成されている。
また、上記クラッチカバー部25bは、上記遠心クラッ
チ22aの外径形状に沿って外方に筒状に突出している
。このクラッチカバー部25bの筒部外周壁の前側上部
には排出口25dが形成されており、即ちこの排出口2
5dは上記主通路25eに対して外方に偏位しており、
かつ上記遠心クラッチ22aの外周面と対向している。
そして、上記クラッチカバー部25の外端面には排出ダ
クト28の環状シール部28aが配置されており、これ
は押さえ板28Cによって上記クラッチカバー部25b
に固定されている。また、上記シール部28aの前側上
部にはダクト部28bが形成されており、このダクト部
28bはクラッチカバー部25hの突出長さと略同−厚
さを有する円弧状のものである。該ダクト部28bの基
端部は上記排出口25dと−敗し、その先端部は:亥り
ラ、チカバ一部25bの略軸芯高さにおいて開口してお
り、また、その側壁に形成された保合片28dは上記本
体部25aに係合している。このようにして、上記吸込
口25Cから吸い込まれた冷却空気を駆動側から従動側
に導き、しかる後該伝動ケース7外に排出する送風通路
が構成されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例装置では、エンジン10を始動すると、クラン
ク軸10aの回転によって駆動側プーリ21が回転し、
これにより従動側プーリ22が■ベルト23で回転駆動
され、エンジン回転数が所定以上になると、遠心クラッ
チ22aが接続されて駆動力が従動軸を介して後輪8に
伝達されることとなる。
そしてこの場合、上記駆動側プーリ21の回転によって
可動シープ21aとともにファン羽根21bが回転し、
これにより冷却空気がエアクリーナ27.吸込ダクト2
6を介して吸込口25cから伝動ケース7内に吸い込ま
れる。この冷却空気は上記ファン羽根21bの回転によ
って昇圧され、主通路25eを通って従動側プーリ22
側に送風され、該プーリ22に沿って旋回しながら外方
に移動し、排出口25dから排出ダクト28を通って外
方に排出される。
このように本実施例では、排出口25dをクラッチカバ
ー部25bに形成したので、該排出口25dが主通路2
5eを送風される冷却空気の送風抵抗となることはない
、また、排出ダクト28を従動側における旋回方向と連
続的に形成したので、この点からも送風抵抗をIil減
でき、送風盪を増大できることとなり、それだけ冷却効
率を向上できる。
なお、上記実施例では、自動二輪車用Vヘルド弐無段変
速機の伝動ケースについて説明したが、本発明の通用範
囲は、自動二輪車用に限定されるものではなく、要は冷
却空気を駆動側から吸い込み、従動側から排出するよう
にしたものであれば、どのような無段変速機用伝動ケー
スにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る■ヘルド式無段変速機用伝動
ケースの冷却構造によれば、排出口をクラッチカバー部
の遠心クラッチと対向する外周壁に形成したので、該排
出口が主通路から偏位され、主通路の送風抵抗を軽減で
き、その結果冷却空気量が増大し、冷却効率を向上でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による■ヘルド
式無段変速機用伝動ケースの冷却構造を説明するための
図であり、第1図は伝動ケースの平面図、第2図はその
側面図、第3図はその断面平面図、第4図は伝動ケース
周辺部分の側面間、図において、7は伝動ケース、20
は■ヘルド弐無段変速機、21は駆動側プーリ、22は
従動側プーリ、22aは遠心クラッチ、23は■ヘルド
、25aは本体部、25bはクラッチカバー部、25c
は冷却空気吸込口、25dは冷却空気排出口である。 第1図 第3図 0〆 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動側プーリと、遠心クラッチを備えた従動側プ
    ーリとの間にVベルトを巻回してなるVベルト式無段変
    速機を収容する伝動ケースにおいて、該伝動ケースの駆
    動側プーリ側から冷却空気を吸い込み、従動側プーリ側
    から排出するようにした冷却構造であって、上記伝動ケ
    ースを上記駆動側プーリ、従動側プーリ及びVベルトを
    囲む本体部と、従動側プーリ部にて上記遠心クラッチを
    囲むように外方に突出したクラッチカバー部とから構成
    し、上記本体部の駆動側プーリの軸心付近に冷却空気吸
    込口を形成し、上記本体部を主通路とし上記クラッチカ
    バー部の上記遠心クラッチの外周面と対向する外周壁に
    冷却空気排出口を形成したことを特徴とするVベルト式
    無段変速機用伝動ケースの冷却構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1880934A3 (en) * 2006-07-19 2008-04-02 Honda Motor Co., Ltd Motorcycle

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126276A (ja) * 1982-01-18 1983-07-27 本田技研工業株式会社 自動二輪車のベルト自動変速機の冷却装置

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