JPH06272750A - 車両のvベルト伝動装置用冷却装置 - Google Patents

車両のvベルト伝動装置用冷却装置

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JPH06272750A
JPH06272750A JP5996593A JP5996593A JPH06272750A JP H06272750 A JPH06272750 A JP H06272750A JP 5996593 A JP5996593 A JP 5996593A JP 5996593 A JP5996593 A JP 5996593A JP H06272750 A JPH06272750 A JP H06272750A
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JP
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transmission case
cooling
transmission
engine
cover
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Kazuhiro Nara
一弘 奈良
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0412Cooling or heating; Control of temperature
    • F16H57/0415Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
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    • F16H57/0489Friction gearings with endless flexible members, e.g. belt CVTs

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、冷却能力が高く、構造が簡単で製造
コストの面でも不利にならず、かつ、冷却装置を設けた
ことによるメンテナンス等の追加作業を必要としないV
ベルト伝達装置用冷却装置を提供することを目的として
いる。 【構成】本発明のVベルト伝達装置用冷却装置は、エン
ジン(6) と、エンジン(6) から車両後方に向かって延び
内部にVベルト伝動装置(9) を収納した伝動ケース(8)
とを一体的に構成した動力ユニット(5) の、前記伝動ケ
ース (8) 外側面に、伝動ケース(8) を覆うように伝動
ケースカバー(32)を設けて、伝動ケース(8) とこの伝動
ケースカバー(32)との間に冷却空気通路(31)を形成する
と共に、この伝動ケースカバーに冷却空気通路(31)の吸
入口(36)と排出口(37)とを設け、エンジン(6) のクラン
ク軸(16)を伝動ケース(8) 外部の冷却空気通路(31)まで
延出し、該クランク軸(16)の延出端に冷却ファン(33)を
取付け構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの動力を後輪に
伝達するVベルト伝動装置の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、スクータ等の車両で使用され
る、エンジンと、Vベルト伝動装置を内臓した伝動ケー
スと、更にこの伝動ケースの後部に取付けられた1又は
2個の後輪とを一体化した動力ユニットのVベルト伝動
装置を冷却して動力伝達用Vベルトの耐久性を向上する
ことは実施されている。上記した冷却方法としては、V
ベルトが収納されている伝動ケース内の空気を攪拌する
ことで伝動ケース内の雰囲気温度を下げる方法や、外気
を伝動ケース内に導入して伝動ケース内の雰囲気温度を
下げる方法等が挙げられる。後者の外気導入型式の冷却
装置としては、具体的には特開昭60-185632 号公報に記
載されているような型式の装置がある。この冷却装置
は、Vベルト伝動装置の駆動軸側プーリに冷却ファンを
一体的に設け、伝動ケースの該ファンと対向する位置に
開口を設けて、開口から外気を伝動ケース内に導入する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の冷却装置には以下のような欠点がある。すなわ
ち、前者の攪拌式冷却装置にあっては、伝動ケース内の
空気を攪拌して雰囲気温度を下げるように構成されてい
るので、伝動ケースを気密にでき外部からの粉塵等の侵
入の心配がないという利点があるが、冷却能力が低いと
いう問題点がある。また、後者の外気導入式冷却装置に
あっては、外気を伝動ケース内に導入して伝動ケース内
の雰囲気温度を下げるように構成されているので、冷却
能力が高いという利点があるが、外気と共に侵入する粉
塵等を除去するために外気導入口にエレメント等を設け
る等の防塵構造にしなければならないので、構造が複雑
になり、製造コストの面で不利になるという問題点があ
る。さらに、前記防塵構造を採用した場合には、定期的
にエレメントを交換する等のメンテナンスが必要になる
という問題点もある。本発明は上記した従来の冷却装置
の問題点を解決し、冷却能力が高く、構造が簡単で製造
コストの面でも不利にならず、かつ、冷却装置を設けた
ことによるメンテナンス等の追加作業を必要としないV
ベルト伝動装置用冷却装置を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明の車両のVベルト伝達装置用冷却装置は、
エンジンと、エンジンから車両後方に向かって延び内部
にVベルト伝動装置を収納した伝動ケースとを一体的に
構成した動力ユニットを備える車両において、前記伝動
ケースの外側面に、伝動ケースを覆うように伝動ケース
カバーを設けて、伝動ケースとこの伝動ケースカバーと
の間に冷却空気通路を形成すると共に、この伝動ケース
カバーに冷却空気通路の吸入口と排出口とを設け、エン
ジンのクランク軸を伝動ケース外部の冷却空気通路まで
延出し、該クランク軸の延出端に冷却ファンを取付けた
ことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記したように構成された本発明の車両のVベ
ルト伝達装置用冷却装置にあっては、エンジン始動と同
時に冷却空気通路内のファンが回転して外気を伝動ケー
スカバーの吸入口から冷却空気通路内に導入する。導入
された外気は、空気通路内を通過する際に伝動ケースを
冷却し伝動ケースカバーに設けられた排出口から排出さ
れる。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の車両のV
ベルト伝達装置用冷却装置(以下、単に冷却装置と称す
る)の一実施例について説明する。図1は本発明の冷却
装置を採用したスクータ型自動二輪車の概略側面図、図
2はフレームと動力ユニットとの位置関係を表わす概略
上面図、図3は動力ユニットの概略側面図、図4は図3
の動力ユニットをA−A線に沿って展開した一部断面平
面図、図5は図3のB−B断面図である。図中1はスク
ータ型自動二輪車、2は車体フレームを示しており、こ
のフレーム2はステアリング軸3及びフロントフォーク
4を回動自在に軸支するヘッドパイプ2a、該ヘッドパイ
プ2aに固着されたダウンチューブ2b及びこれらのダウン
チューブ2bの後端から車両後方に延びる左右一対のバッ
クチューブ2c,2c とから構成されている。尚、図中1aは
後述する動力ユニット5の上方を覆う車体カバーを示し
ている。
【0007】また、図中5は動力ユニットを示してお
り、これは強制空冷式2サイクル単気筒エンジン6と、
該エンジン6のクランクケース7の左側面から車両後方
に向かって一体的に延びる伝動ケース8と、この伝動ケ
ース8内に収納されるVベルト無段変速装置からなるV
ベルト伝動装置9と、伝動ケース8の後部に取付けられ
た後輪10とを備え、これらは一体化されている。尚、エ
ンジン6はクランクケース前面に、車体前方に向かって
シリンダを連設した、いわゆる水平エンジンである。こ
の動力ユニット5は、その前側上部が前記バックチュー
ブ2cに固着されたブラケット11にリンク12を介して上下
に揺動自在に支持されており、また、その後側部は緩衝
ユニット13を介して前記バックチューブ2cの後側に弾性
的に支持されている。この動力ユニット5の前端にはエ
アクリーナ14がボルトで固定されており、このエアクリ
ーナ14から吸い込まれた空気がキャブレター15を介して
エンジン6に供給されている。
【0008】軸端が車体左右方向に位置するように配設
されたクランク軸16の右端には、磁石式発電機17が取付
けられており、この発電機17の磁石を支持するフライホ
イール18には複数のフィンを有するファン19が固定され
ている。このファン19は、エンジン6をクランクケース
7の右側面からシリンダ周回にかけて覆っているシュラ
ウド20の内部に位置しており、該シュラウド20に設けら
れた外気取入口21a から外気をシュラウド20内に吸入
し、エンジン6を強制的に冷却する。このエンジン6の
冷却風はシュラウド20の下面に設けられた排出口21b か
らシュラウド20の外部に排出される。
【0009】クランク軸16の左側には、前記Vベルト伝
動装置9の駆動側プーリ22が取付けられている。この駆
動側プーリ22はクランク軸16上を軸方向に摺動可能な可
動プーリ半体22a と、この可動プーリ半体22a に対向
し、クランク軸16に固定された固定プーリ半体22b とか
ら構成される。可動プーリ半体22a は回転速度に応じ
て、それが高くなれば固定プーリ半体22b 側に摺動して
Vベルト23の巻き掛け半径を大きくし、また、それが低
くなれば固定プーリ半体22b と離間する方向に摺動して
Vベルト23の巻き掛け半径を小さくする。尚、図中24は
ワンウェイクラッチを示している。この駆動側プーリ22
の回転はVベルト23を介して従動側プーリ25に伝達さ
れ、そして従動側プーリ25と一体的に構成された支持筒
40を介して遠心クラッチ26、従動軸41、減速歯車群27、
後輪駆動軸28の順に伝達され後輪10を駆動させる。
【0010】前記従動側プーリ25は従動軸41に遊嵌され
た支持筒40に固定された固定プーリ半体25b と、支持筒
40上を軸方向に摺動可能な可動プーリ半体25a とからな
る。従動側プーリ25の可動プーリ半体25a は、常時ばね
29で固定プーリ半体25b 側に付勢されているが、駆動側
プーリ22のVベルト23の巻き掛け半径の変化に応じて前
記ばね29の力に抗して固定プーリ半体25b から離れる方
向、すなわち遠心クラッチ26側に摺動して半径を変化で
きるように構成されている。
【0011】また、伝動ケース8の外側面には該伝動ケ
ース8を冷却する冷却装置30が設けられている。該冷却
装置30は、伝動ケース8の外側面に沿って冷却空気通路
31を形成する伝動ケースカバー32と、冷却空気通路31に
外気を導入する冷却ファン33と、伝動ケース8の外側面
に一体形成され、伝動ケース8の前後方向に延びる冷却
フィン34とから構成されている。
【0012】以下、該冷却装置30の構成を詳述する。前
記冷却ファン33は、伝動ケース8の外側方まで延出した
クランク軸16の延出端に固定され、エンジン6の始動と
同時に回転するように構成されている。クランク軸16は
クランクケース7でベアリング7a,7b に軸支され、か
つ、伝動ケース8の外側壁でもシールベアリングによっ
て軸支されている。冷却ファン33の裏面には伝動ケース
8に向かって伸びる環状の突起33a が形成され、伝動ケ
ース8の冷却ファン33に対応する部分には前記冷却ファ
ン33の突起33a を囲むように環状の突起8aが形成されて
おり、これらの突起33a,8aによって冷却ファン33の裏側
に吸入した空気が澱むのを防止している。冷却フィン34
は伝動ケース8の外側面に、この外側面に沿って延びる
ように複数突設されている。これら冷却フィン34の最上
部34a と最下部34b とは冷却ファン33の回りを囲むよう
に繋がっている。冷却ファン33とそれを囲む冷却フィン
との間隔は、冷却ファン33の上側では狭く、下側にいく
につれて広がるように構成され、左回りに回転する冷却
ファン33が吸入する冷却空気の流れをスムーズに車両後
方に向けている(図3参照)。
【0013】伝動ケースカバー32は伝動ケース8の外壁
面から周壁面までを覆うように伝動ケース8に取り付け
られている。この伝動ケースカバー32の伝動ケース8へ
の取付部分、具体的には伝動ケースカバー32の周縁部全
周及びねじ(符号なし)で取り付けている部分には緩衝
材35a,35b が介在されており、エンジン6の振動や路面
振動等によって共振する伝動ケース8の外側面の振動、
騒音を外部に漏らさないようにする防音機能を果たして
いる。また、伝動ケースカバー32の冷却ファン33に対応
する位置には外気を導入する吸入口36が設けられてお
り、後方には冷却空気を排出する排出口37が設けられて
いる。伝動ケースカバー32の外側面には、前記吸入口36
を覆うように後方が開口したカバー38が取付けられてお
り、このカバー38の内面略全体にわたって吸音材38a が
張り付けられている。
【0014】以上のように構成された冷却装置30の作用
を説明すると、エンジン6の始動と共に、クランク軸16
に設けられた冷却ファン33が回転し、吸入口36から冷却
空気通路31内に外気を導入する。吸入口36から導入され
た外気は、冷却ファン33をスクロールしながら囲むよう
に設けられた冷却フィン34の最上部34a 、最下部34bの
作用で、伝動ケース8の外面に沿って冷却空気通路31内
をスムーズに車両の後方に向かって流れ、後方に設けら
れた排出口37から外部に排出される。冷却空気が冷却空
気通路31を流れる際に、冷却空気は伝動ケース8の外側
面を冷却して伝動ケース8内部の雰囲気温度を下げる。
これによってVベルト伝動装置9等の伝動ケース8内の
部品は冷却され、耐久性が向上する。また、伝動ケース
カバー32に設けられた吸入口36にはカバー38が設けられ
ているので、冷却空気通路31内に粉塵や泥等が侵入し
て、つまることがない。また、このカバー38の内面に吸
音材38a が張設されているので、吸入口36から冷却ファ
ン33の風切り音等が漏れることもない。
【0015】以上のように構成された本発明の冷却装置
30においては、伝動ケース8の外面に沿って冷却空気通
路31を形成し、この冷却空気通路31に外気を流して伝動
ケース8を冷却するので、伝動ケース8の外側面を外気
で全体的に冷却して、その内部に収納されているVベル
ト伝動装置を十分に冷却でき、また、冷却空気通路31を
伝動ケース8の外部に設け、該冷却空気通路31に空気を
吸入し、前記通路に沿って送風する冷却ファン36も伝動
ケース8外部に設けているので、粉塵等が伝動ケースに
侵入する心配がない。従って、エレメント等を設ける等
の防塵構造を採る必要もなく、従来の冷却装置に比べて
製造が簡単でコスト的にも有利であるという効果を奏す
る。また、本実施例の冷却装置30においては、伝動ケー
ス8の外側面全体に冷却フィン34を設けているので、伝
動ケース8の放熱面積が増大し、従って冷却能力が高く
なるという効果を奏する。
【0016】さらに、冷却フィン34を設けることによっ
て伝動ケース8自体の剛性が増して、クランク軸16、キ
ック軸(符号なし)等を軸支する部分の補強にもなると
いう効果を奏する。また、本実施例の冷却装置において
は、クランク軸16の一端を伝動ケース8外部まで延出
し、この延出部に冷却ファン33を設けているのでエンジ
ン6始動と同時に伝動ケース8の冷却が始まり、エンジ
ン6停止と同時に冷却が終了する、即ち、エンジン始動
中は常に伝動ケース8を冷却できるという効果を奏す
る。さらにまた、本実施例の冷却装置にあっては、伝動
ケースカバー32を緩衝材35を介して伝動ケース8に取付
けているので、従来、エンジン6等の振動に共振してし
まう伝動ケース8の防音効果も果たす。
【0017】本実施例では冷却装置をスクータ型自動二
輪車に適用した一実施例を示しているが、適用車両は本
実施例に限定されることなく、エンジンとVベルト伝達
装置を内臓した伝動ケースとを一体的に構成した動力ユ
ニットを備える車両であれは任意の車両でよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の車両のVベルト伝動装置用冷却
装置は、伝動ケースの外側面に伝動ケースを覆うように
伝動ケースカバーを設けて、伝動ケースとこの伝動ケー
スカバーとの間に冷却空気通路を形成して、該冷却空気
通路内に冷却空気を流して伝動ケース全体を冷却できる
ように構成しているので、伝動ケース内の雰囲気温度を
十分に冷却でき、内部に収納されているVベルト伝動装
置等の動力伝達系の部材の耐久性を向上することができ
るという効果を奏する。また、本発明の車両のVベルト
伝達装置用冷却装置は、冷却空気通路に冷却空気を吸入
し送風する冷却ファンを、冷却空気通路まで延出させた
エンジンのクランク軸の延出端に設けて、伝動ケース内
部に冷却空気が混入することがないように構成している
ので、防塵構造を採って伝動ケース内に粉塵が侵入する
ことを防止する等の複雑な構造なしに、伝動ケース内の
雰囲気温度を冷却することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置を採用したスクータ型自動二
輪車の概略側面図である。
【図2】フレームと動力ユニットとの位置関係を表わす
概略上面図である。
【図3】図1における動力ユニットの概略側面図であ
る。
【図4】図3の動力ユニットをA−A線に沿って展開し
た概略平面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 スクータ型自動二輪車 1a 車体カバー 2 フレーム 2a ヘッドパイプ 2b ダウンチューブ 2c バックチューブ 3 クテアリング軸 4 フロントフォーク 5 動力ユニット 6 エンジン 7 クランクケース 7a ベアリング 7b ベアリング 8 伝動ケース 9 Vベルト伝動装置 10 後輪 11 ブラケット 12 リンク 13 緩衝ユニット 14 エアクリーナ 15 キャブレター 16 クランク軸 17 磁石式発電機 18 フライホイール 19 ファン 20 シュラウド 21a 外気取入口 21b 排出口 22 駆動側プーリ 22a 可動プーリ半体 22b 固定プーリ半体 23 Vベルト 24 ワンウェイクラッチ 25 従動側プーリ 25a 可動プーリ半体 25b 固定プーリ半体 26 遠心クラッチ 27 減速歯車 28 後輪駆動軸 29 ばね 30 冷却装置 31 冷却空気通路 32 伝動ケースカバー 33 冷却ファン 34 冷却フィン 34a 最上部 34b 最下部 35 緩衝材 36 吸気口 37 排気口 38 カバー 38a 吸音材 40 支持筒 41 従動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、エンジンから車両後方に向
    かって延び内部にVベルト伝動装置を収納した伝動ケー
    スとを一体的に構成した動力ユニットを備える車両にお
    いて、前記伝動ケースの外側面に、伝動ケースを覆うよ
    うに伝動ケースカバーを設けて、伝動ケースとこの伝動
    ケースカバーとの間に冷却空気通路を形成すると共に、
    この伝動ケースカバーに冷却空気通路の吸入口と排出口
    とを設け、エンジンのクランク軸を伝動ケース外部の冷
    却空気通路まで延出し、該クランク軸の延出端に冷却フ
    ァンを取付けたことを特徴とする車両のVベルト伝達装
    置用冷却装置。
JP5996593A 1993-03-19 1993-03-19 車両のvベルト伝動装置用冷却装置 Pending JPH06272750A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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