JPH06199260A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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Publication number
JPH06199260A
JPH06199260A JP4360269A JP36026992A JPH06199260A JP H06199260 A JPH06199260 A JP H06199260A JP 4360269 A JP4360269 A JP 4360269A JP 36026992 A JP36026992 A JP 36026992A JP H06199260 A JPH06199260 A JP H06199260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
air
air cleaner
unit swing
transmission case
Prior art date
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Pending
Application number
JP4360269A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Keiji Miyagi
恵治 宮城
Shigeki Yamaguchi
茂樹 山口
Yasushi Maeda
安 前田
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2個のエアクリーナをユニットスイングエン
ジン側と、車体フレーム側に分離して配置スペースの確
保が容易で、しかも埃やごみの吸入が軽減される位置に
効果的に配置するスクータ型車両を提供する。 【構成】 スクータ型車両1は、ハンドル9とシート6
1との間の車体フレーム2を下方へ屈曲させ、低床な足
載部を有し、後方にエンジン15と伝動ケース17とを
一体化したユニットスイングエンジン13を配置し、吸
気系にエアクリーナ28を、伝動ケース17の空気導入
系にエアクリーナ102を備え、一方をユニットスイン
グエンジン13側に、他方を前記車体フレーム2側に配
置し、ユニットスイングエンジン13側に配置したエア
クリーナは伝動ケース17の前側でかつエンジン15の
側方に、車体フレーム2側に配置したエアクリーナはユ
ニットスイングエンジン13の上方に位置させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンと伝動ケー
スとを一体化して、車体に上下揺動自在に支持されるユ
ニットスイングエンジンを搭載したスクータ型車両に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両には、例えばハンドルと
シートとの間の車体フレームを下方へ屈曲させ、前記ハ
ンドルとシートとの間に低床な足載部を有し、前記シー
トの下方でかつ足載部の後方にユニットスイングエンジ
ンを配置したものがある。
【0003】このユニットスイングエンジンはエンジン
と伝動ケースが一体化され、伝動ケースの一端にエンジ
ンのクランク軸を、他端に後輪の車軸をそれぞれ軸支
し、このクランク軸と車軸を動力伝達機構で連動するよ
うに伝動ケースに内装し、エンジンと伝動ケースとを一
体化し、エンジンにエアクリーナを備えると共に、この
動力伝達機構が例えばVベルト変速機等を用いる場合に
は熱影響を避けるために伝動ケース内に走行風を導入し
て冷却するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなスクータ型
車両では、特に舗装されていない道路等を走行する場合
に、埃やごみがエンジンや伝動ケースに吸入されないよ
うに、エアクリーナや伝動ケースにエレメントを設けて
埃やごみがエンジンや伝動ケースの内部に入らないよう
にしているが、このエレメントに埃やごみが付着するた
め頻繁に取り外して洗浄したり、交換する必要があり、
非常に面倒である。
【0005】このように、伝動ケースに空気を導入する
空気導入系にもエアクリーナを備えることが考えられる
が、伝動ケースに空気を導入する空気導入系にエアクリ
ーナを備えると、上下に揺動するユニットスイングエン
ジンに2個のエアクリーナを配置することになり、配置
スペースの確保が困難である。
【0006】このため、エンジンの吸気系に備えるエア
クリーナか、伝動ケースに空気を導入する空気導入系に
備えるエアクリーナのいずれかを車体フレーム側に取り
付ければ、ユニットスイングエンジンに1個のエアクリ
ーナを配置するればよいため、2個のエアクリーナの配
置が容易になるが、このそれぞれのエアクリーナの配置
には、極力埃やごみが吸入されない場所に配置する必要
がある。
【0007】この発明は、このような実状に鑑みてなさ
れたもので、2個のエアクリーナをユニットスイングエ
ンジン側と、車体フレーム側に分離して配置スペースの
確保が容易で、しかも埃やごみの吸入が軽減される位置
に効果的に配置するスクータ型車両を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、ハンドルとシートとの間の車体フレー
ムを下方へ屈曲させ、前記ハンドルとシートとの間に低
床な足載部を有し、前記シートの下方でかつ足載部の後
方に、エンジンと伝動ケースとを一体化したユニットス
イングエンジンを配置したスクータ型車両において、前
記エンジンの吸気系にエアクリーナを備え、また伝動ケ
ースに空気を導入する空気導入系にエアクリーナを備
え、この一方のエアクリーナを前記ユニットスイングエ
ンジン側に配置し、他方のエアクリーナを前記車体フレ
ーム側に配置し、前記ユニットスイングエンジン側に配
置したエアクリーナは伝動ケースの前側でかつエンジン
の側方に位置させ、前記車体フレーム側に配置したエア
クリーナは前記ユニットスイングエンジンの上方に位置
させたことを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明では、エンジンの吸気系にエアクリー
ナを備え、また伝動ケースに空気を導入する空気導入系
にエアクリーナを備えており、このそれぞれのエアクリ
ーナで埃やごみがエンジンや伝動ケース内に吸入される
ことを防止している。ところで、この2個のエアクリー
ナはユニットスイングエンジン側と、車体フレーム側に
分離して配置しており、エアクリーナの容積が確保さ
れ、しかも配置スペースの確保が容易で、かつ埃やごみ
の吸入が軽減される位置に効果的に配置されている。
【0010】
【実施例】次に、添付図面と共に、この発明のスクータ
型車両の実施例を詳細に説明する。図1及び図2はこの
発明のスクータ型車両の第1実施例を示しており、図1
はスクータ型車両の側面図、図2はスクータ型車両の平
面図、図3はユニットスイングエンジンの断面図であ
る。
【0011】図中符号1はスクータ型車両で、このスク
ータ型車両1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ3と、
このヘッドパイプ3の下部から下後方へ延びて屈曲しさ
らに後方へ延びるメインフレーム4と、このメインフレ
ーム4の後部の両側から後方へ延びて屈曲して立ち上が
り斜め上後方へ延びる左右一対のリヤフレーム5から構
成されている。ヘッドパイプ3にはステアリング軸6が
回動可能に設けられ、このステアリング軸6の下部にフ
ロントフォーク7が取り付けられ、このフロントフォー
ク7の下部に前輪8が支持され、ステアリング軸6の上
部にはハンドル9が設けられ、このハンドル9はハンド
ルカバー10で覆われている。
【0012】ヘッドパイプ3の下部にメインフレーム4
の前部が溶接され、このメインフレーム4の後部に左右
一対のリヤフレーム5の前部が溶接されている。左右一
対のリヤフレーム5の前側にはそれぞれエンジン取付ブ
ラケット11が溶接され、さらに左側のリヤフレーム5
の後側にはエンジン取付ブラケット12が溶接されてい
る。この前側のエンジン取付ブラケット11にはユニッ
トスイングエンジン13の前側がリンク800を介して
軸支され、後側のエンジン取付ブラケット12にはユニ
ットスイングエンジン13の後側がリヤクッション14
を介して支持されて上下揺動自在になっている。
【0013】ユニットスイングエンジン13は、強制空
冷式2サイクル単気筒のエンジン15と、内部に動力伝
達機構16を有する伝動ケース17とを一体化したもの
である。エンジン15のクランクケース18にはクラン
ク軸19が回転可能に軸支され、このクランク軸19に
コンロッド20を介してピストン21が連結されてい
る。この横置きのクランク軸19の右端には発電機22
が取り付けられ、この発電機22にはファン23が固定
されている。このファン23はエンジンカバー24に設
けた冷却風取入口25から外気を、このエンジンカバー
24内に取り入れてエンジン15を強制的に冷却する。
【0014】エンジン15には吸気管26が接続され、
この吸気管26には気化器27が接続され、さらにこの
気化器27にはエアクリーナ28が接続されている。こ
のエアクリーナ28はエンジン15の左側の位置で伝動
ケース17にボルト100で締め付け固定されており、
このエアクリーナ28の吸気口部28aは上部で内側に
向けて開口し、しかも路面から高い位置で、後側カバー
62によって覆われており、埃やごみが吸入されること
を防止している。エンジン15には排気管29が接続さ
れ、この排気管29にはマフラ30が接続されている。
【0015】エンジン15と一体化された伝動ケース1
7は、クランクケース18の左側面から一体形成されて
後方に延びる内側ケース36と、この内側ケース36に
ボルト37で取付けられた外側ケース38とからなって
いる。内側ケース36には後輪39の車軸40が軸支さ
れ、この車軸40に動力伝達機構16を介してエンジン
15の回転力を伝えるようになっている。この動力伝達
機構16を構成するVベルト自動変速機41の駆動プー
リ42がクランク軸19の左端に取付けられている。こ
の駆動プーリ42はクランク軸19上を摺動する可動プ
ーリ半体42aと、この可動プーリ半体42aに対向し
クランク軸19の端部に固定された固定プーリ半体42
bとを備えている。可動プーリ半体42aはウエイト4
3によって回転速度に応じた押圧力で固定プーリ半体4
2b側に押圧され、可動プーリ半体42a、固定プーリ
半体42b間に巻掛けられたVベルト44のベルト巻掛
半径が回転速度の増減によって変化する。
【0016】エンジン15と一体化された伝動ケース1
7は、クランクケース18の左側面から一体形成されて
後方に延びる内側ケース36と、この内側ケース36に
ボルト37で取付けられた外側ケース38とからなって
いる。内側ケース36には後輪39の車軸40が軸支さ
れ、この車軸40に動力伝達機構16を介してエンジン
15の回転力を伝えるようになっている。この動力伝達
機構16を構成するVベルト自動変速機41の駆動プー
リ42がクランク軸19の左端に取付けられている。こ
の駆動プーリ42はクランク軸19上を摺動する可動プ
ーリ半体42aと、この可動プーリ半体42aに対向し
クランク軸19の端部に固定された固定プーリ半体42
bとを備えている。可動プーリ半体42aはウエイト4
3によって回転速度に応じた押圧力で固定プーリ半体4
2b側に押圧され、可動プーリ半体42a、固定プーリ
半体42b間に巻掛けられたVベルト44のベルト巻掛
半径が回転速度の増減によって変化する。
【0017】駆動プーリ42の回転力は、Vベルト4
4、従動プーリ45、遠心クラッチ46、従動軸47、
減速歯車機構48を介して後輪39の車軸40へ伝達さ
れる。従動プーリ45のプーリ半体45aは支持筒49
に固定され、プーリ半体45bは支持筒49に軸方向へ
移動可能に設けられ、スプリング500でプーリ半体4
5aの方向へ付勢され、従動プーリ45のベルト巻掛半
径が変化するようになっている。支持筒49は従動軸4
7に回動可能に支持され、遠心クラッチ46により従動
プーリ45の回転を従動軸47へ伝達する。
【0018】外側ケース38には防音カバー50がボル
ト51で取付けられており、この防音カバー50は外側
ケース38の外側面形状に沿った形状であり、防音カバ
ー50は外側ケース38の外側面全体を覆っており、外
側ケース38自体の振動等によって生じる振動音が車両
の外方に漏れることを軽減している。防音カバー50は
合成樹脂で形成され、この防音カバー50と外側ケース
38との間には緩衝材501,502,503,504
が設けられている。
【0019】外側ケース38と防音カバー50との間に
空気通路52が緩衝材501,502によって形成さ
れ、空気は空気通路52から外側ケース38に形成した
空気吸入部53に導かれ、この空気吸入部53から伝動
ケース17内に導入可能となっている。この空気吸入部
53は、Vベルト自動変速機41の駆動プーリ42に対
向する位置で外側ケース38に形成された窓部54と、
この窓部54を覆うエレメント55と、このエレメント
55を保持する孔付きキャップ56からなり、空気がエ
レメント55を介して窓部54を通って内部に導入され
る。駆動プーリ42の固定プーリ半体42bにはファン
42cが一体に形成され、このファン42cの回転によ
って空気が吸い込まれ、Vベルト自動変速機41を冷却
した後、不図示の排出口から排出される。このようにし
て、伝動ケース17の内部に空気が導入され、伝動ケー
ス17内に熱がこもることを軽減することができる。
【0020】外側ケース38と防音カバー50との間に
形成された空気通路52にはパイプ101を介してエア
クリーナ102が接続され、このエアクリーナ102は
伝動ケース17の上方位置でリヤフレーム5に取り付け
られている。ユニットスイングエンジン13の上方には
ヘルメット収納ボックス59と燃料タンク60が配置さ
れ、このヘルメット収納ボックス59の開口部を覆うよ
うにシート61が配置されている。エアクリーナ102
の吸気口部102aは上部で後方に向けて開口し、しか
も路面から高い位置で後側カバー62によって覆われて
いる。このようにエアクリーナ102はユニットスイン
グエンジン13の伝動ケース17の上方位置で、しかも
後側カバー62によって周囲が覆われ、この後側カバー
62の内側にエアクリーナ28の吸気口部28aとエア
クリーナ102の吸気口部102aが位置しているた
め、この後側カバー62で埃やごみの吸入を防止してい
る。
【0021】従って、ユニットスイングエンジン13の
エンジン15の吸気系にエアクリーナ28を備え、また
伝動ケース17に空気を導入する空気導入系にエアクリ
ーナ102を備えているが、このエアクリーナ28及び
エアクリーナ102はいずれも前側から後上りの後側カ
バー62によって覆われているため、それぞれのエアク
リーナ28,102で埃やごみがエンジン15や伝動ケ
ース17内に吸入されることを防止している。
【0022】しかも、この2個のエアクリーナ28,1
02のうち、エアクリーナ28がユニットスイングエン
ジン13側で伝動ケース17の前側でかつエンジン15
の側方に位置しているが、ニットスイングエンジン13
の揺動よっても後側カバー62内に位置しているから、
埃やごみが吸入されることが軽減される。また、エアク
リーナ102が車体フレーム2のリヤフレーム5側に分
離し、伝動ケース17の下方のスペースを利用して配置
しており、配置スペースの確保が容易で、埃やごみの吸
入が軽減される位置に効果的に配置されている。このよ
うに、エアクリーナ28,102にごみや埃の少ない空
気が導入されることで、エアクリーナ28,102内の
エレメントの汚れが少なく、エレメントの洗浄や交換の
頻度が少なくなる。
【0023】また、ヘッドパイプ3及びメインフレーム
4の前側の周囲は前側カバー63で囲まれている。この
前側カバー63はフロントカバー64、リヤカバー65
及びアンダカバー66で構成されている。この前側カバ
ー63は、ブラケット69,70,71,72を介して
ヘッドパイプ3及びメインフレーム4に支持されてい
る。前側カバー63と後側カバー62との間のメインフ
レーム4及び左右一対のリヤフレーム5の前側は足載せ
カバー73で囲まれている。
【0024】なお、この実施例で、エアクリーナ28か
ら伝動ケース17の空気通路52に空気を導入し、エア
クリーナ102から気化器27に空気を導入するように
しても良く、また伝動ケース17のエレメント55は設
けなくても良い。
【0025】次に、この発明のスクータ型車両の第2実
施例を説明する。図4はスクータ型車両の側面図、図5
はスクータ型車両の平面図である。
【0026】このスクータ型車両1では、前記第1実施
例と同じ符号を付したものは同様に構成されているの
で、説明を省略する。ユニットスイングエンジン13の
エンジン15の気化器27にはパイプ200を介してエ
アクリーナ201が接続されている。このエアクリーナ
201は伝動ケース17の上方位置でリヤフレーム5に
取り付けられ、シート61の下方に位置するヘルメット
収納ボックス59と燃料タンク60の下のスペースを利
用して配置している。このエアクリーナ201の吸気口
部201aは上部で後方に向けて開口し、しかも路面か
ら高い位置で、後側カバー62によって覆われており、
埃やごみが吸入されることを防止している。
【0027】伝動ケース17に形成された空気通路52
にはパイプ202を介してエアクリーナ203が接続さ
れ、エアクリーナ203はエンジン15の左側の位置で
伝動ケース17にボルト204で締め付け固定されてお
り、このエアクリーナ203の吸気口部203aは上部
で内側に向けて開口し、しかも路面から高い位置で、後
側カバー62によって覆われており、埃やごみが吸入さ
れることを防止している。
【0028】次に、この発明のスクータ型車両の第3実
施例を説明する。図6はスクータ型車両の側面図、図7
はスクータ型車両の平面図である。
【0029】このスクータ型車両1では、前記第1実施
例と同じ符号を付したものは同様に構成されているの
で、説明を省略する。ユニットスイングエンジン13の
エンジン15の気化器27にはパイプ300を介してエ
アクリーナ301が接続されている。このエアクリーナ
301はエンジン15の上方位置で左右一対のリヤフレ
ーム5の間に取り付けられ、シート61の下方に位置す
るヘルメット収納ボックス59の下のスペースを利用し
て配置している。このエアクリーナ301の吸気口部3
01aは上部で後方に向けて開口し、しかも路面から高
い位置で、後側カバー62によって覆われており、埃や
ごみが吸入されることを防止している。
【0030】伝動ケース17に形成された空気通路52
にはパイプ302を介してエアクリーナ303が接続さ
れ、エアクリーナ303はエンジン15の左側の位置で
伝動ケース17にボルト304で締め付け固定されてお
り、このエアクリーナ303の吸気口部303aは上部
で内側に向けて開口し、しかも路面から高い位置で、後
側カバー62によって覆われており、埃やごみが吸入さ
れることを防止している。
【0031】
【発明の効果】前記のように、この発明は、ユニットス
イングエンジン側に配置したエアクリーナは伝動ケース
の前側でかつエンジンの側方に位置させ、車体フレーム
側に配置したエアクリーナはユニットスイングエンジン
の上方に位置させたから、それぞれのエアクリーナで埃
やごみがエンジンや伝動ケース内に吸入されることを防
止することができる。
【0032】また、2個のエアクリーナはユニットスイ
ングエンジン側と、車体フレーム側に分離して配置して
おり、配置スペースの確保が容易で、しかも車体フレー
ム側では埃やごみの吸入が軽減される位置に効果的に配
置することができる。さらに、エアクリーナにごみや埃
の少ない空気が導入され、エレメントの洗浄や交換の頻
度が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクータ型車両の側面図である。
【図2】スクータ型車両の平面図である。
【図3】ユニットスイングエンジンの断面図である。
【図4】スクータ型車両の側面図である。
【図5】スクータ型車両の平面図である。
【図6】スクータ型車両の側面図である。
【図7】スクータ型車両の平面図である。
【符号の説明】
1 スクータ型車両 2 車体フレーム 8 前輪 13 ユニットスイングエンジン 15 エンジン 17 伝動ケース 28,102 エアクリーナ 39 後輪 61 シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 安 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルとシートとの間の車体フレーム
    を下方へ屈曲させ、前記ハンドルとシートとの間に低床
    な足載部を有し、前記シートの下方でかつ足載部の後方
    に、エンジンと伝動ケースとを一体化したユニットスイ
    ングエンジンを配置したスクータ型車両において、前記
    エンジンの吸気系にエアクリーナを備え、また伝動ケー
    スに空気を導入する空気導入系にエアクリーナを備え、
    この一方のエアクリーナを前記ユニットスイングエンジ
    ン側に配置し、他方のエアクリーナを前記車体フレーム
    側に配置し、前記ユニットスイングエンジン側に配置し
    たエアクリーナは伝動ケースの前側でかつエンジンの側
    方に位置させ、前記車体フレーム側に配置したエアクリ
    ーナは前記ユニットスイングエンジンの上方に位置させ
    たことを特徴とするスクータ型車両。
JP4360269A 1992-12-28 1992-12-28 スクータ型車両 Pending JPH06199260A (ja)

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JP4360269A JPH06199260A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 スクータ型車両

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6557438B2 (en) * 2000-06-15 2003-05-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Breather structure of internal combustion engine for vehicles
CN100389044C (zh) * 2001-12-20 2008-05-21 雅马哈发动机株式会社 小型摩托车的新鲜空气吸取结构

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US6557438B2 (en) * 2000-06-15 2003-05-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Breather structure of internal combustion engine for vehicles
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