JP2569465Y2 - コンバインのエンジン装置 - Google Patents

コンバインのエンジン装置

Info

Publication number
JP2569465Y2
JP2569465Y2 JP1992073590U JP7359092U JP2569465Y2 JP 2569465 Y2 JP2569465 Y2 JP 2569465Y2 JP 1992073590 U JP1992073590 U JP 1992073590U JP 7359092 U JP7359092 U JP 7359092U JP 2569465 Y2 JP2569465 Y2 JP 2569465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
shaft
engine
pulley
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992073590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0631425U (ja
Inventor
高 茂 實 日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1992073590U priority Critical patent/JP2569465Y2/ja
Publication of JPH0631425U publication Critical patent/JPH0631425U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569465Y2 publication Critical patent/JP2569465Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンバインの走行部及び
刈取脱穀部など各部の駆動を行うエンジン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭55−161949号公報
に示す如く、エンジンブロックにカウンタケースを固定
させ、該カウンタケースにカウンタプーリをベアリング
軸支させ、エンジンの出力軸にカウンタプーリを連結さ
せる技術がある
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、カウ
ンタプーリに懸架させるベルトの張力によりエンジン出
力軸またはこの軸受が損傷する不具合をなくせるが、エ
ンジンに近接させてベルトを張設させるから、エンジン
を筐体に略密閉状に内設させて低騒音化を図ることがで
きない等の問題がある。また、エンジンを筐体に略密閉
状に内設させる従 来技術は、筐体外側の機体にカウンタ
ケースを固定させていたが、筐体とカウンタケースの間
にカウンタプーリを配設させることにより、カウンタプ
ーリに対してベルトを脱着させるとき、カウンタプーリ
も脱着する必要があり、ベルト脱着作業を容易に行い得
ないと共に、カウンタケースを中心に筐体と反対側にカ
ウンタプーリを配設させることにより、ベルトの脱着に
際してカウンタプーリの脱着が不要となり、ベルトの脱
着が容易に行えるが、筐体とカウンタプーリの取付け間
隔を容易に縮少し得ず、エンジンから離れた位置でベル
トが取付けられる等の構造上の問題がある。さらに、前
記従来技術は、エンジンの出力軸にカウンタプーリをス
プライン嵌合により連結させるから、エンジンの出力軸
中心とカウンタプーリ回転中心がずれてもカウンタプー
リを偏心状態で取付けられるが、カウンタプーリのスプ
ライン嵌合部またはカウンタケースとのベアリング軸受
部が偏摩耗して異音を発生させたり損傷させ易い不具合
がある
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、エン
ジンの出力軸に連結させるカウンタプーリと、該カウン
タプーリを軸支させるカウンタケースを設けるコンバイ
ンのエンジン装置において、エンジンを略密閉状に内設
させる筐体外側面にカウンタケースを固定させ、カウン
タケース外周側にベアリングを介して軸支させるカウン
タプーリにカウンタ軸の一端側を連結させると共に、前
記カウンタケースにベアリングを介してカウンタ軸中間
を内挿させて軸支させ、エンジンの出力軸に自在継手軸
を介して前記カウンタ軸の他端側を連結させたもので、
エンジンを筐体に内設させて低騒音化を図り得、かつカ
ウンタプーリを取外すことなくベルトの脱着を容易に行
い得、かつ筐体とカウンタプーリの取付け間隔を縮少し
てエンジンに近い位置でベルトを張設してコンパクトに
構成し得ると共に、カウンタケース内部にカウンタ軸を
ベアリング軸受することにより、カウンタ軸によってカ
ウンタケースが補強され、カウンタプーリをベアリング
軸受するカウンタケースの強度を容易に確保し得、また
エンジンの出力軸に自在継手軸を介してカウンタ軸を連
結させるから、同一軸芯上に配置されるカウンタ軸及び
カウンタプーリに対して前記出力軸中心がずれても、偏
心によってベアリング軸受部などが損傷する従来不具合
を容易 になくし得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はカウンタ軸部の平面説明図、図2はコンバ
インの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)
は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、
(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、
(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している作業装置である
脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)
などを備える刈取部、(11)はメーンフレーム(1
2)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、
(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理
部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(1
6)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タン
ク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(1
8)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える
運転部、(21)は運転席(20)下方に設けるエンジ
ンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成
している。
【0006】図4乃至図7にも示す如く、前記エンジン
(21)は該エンジン(21)燃焼室の冷却を行うエン
ジンラジエータ(22)とは隔離させたもので、該ラジ
エータ(22)を運転操作部(19)の運転操作コラム
(23)の下方に配設すると共に、前記運転席(20)
を上面に支持する略密閉箱形状のシートコラム(24)
内にエンジン(21)を配設し、前記シートコラム(2
4)と操作コラム(23)間のステップ(25)下部
に、前記ラジエータ(22)に空気を送風してラジエー
タ(22)の放熱冷却を行うシロッコファン(26)を
配設して、エンジン(21)やラジエータ冷却用ファン
の騒音の低減化を図るように構成している。
【0007】また、前記シートコラム(24)の右側に
は内部を空洞に形成する右サイドコラム(27)を配設
していて、該コラム(27)の右外壁に開設する外気吸
込口(28)から取入れる空気を、コラム(27)左内
壁の下部前端に開設する排出口(29)よりシロッコフ
ァン(26)のファンケーシング(30)の右外側面に
開設する右吸込口(31a)を介してファン(26)に
送り込んで、前面側のラジエータ(22)に空気を送風
させラジエータ(22)の放熱冷却を行うように構成す
るもので、該コラム(27)の内部を前記シロッコファ
ン(26)の空気吸込風路(32)に形成している。
【0008】さらに、前記ファンケーシング(30)の
左外側面にも右側同様の左吸込口(31b)を開設し、
該吸込口(31b)を覆う如くファンケーシング(3
0)の左外側面に固設する風路ガイド(33)の吸気口
(33a)を、前記シートコラム(24)内側のエンジ
ンエンクローズルーム(34)(エンジン(21)全体
を略密閉状に覆うエンジンルームを以下このように称す
る)に臨ませて、前記風路ガイド(33)内に形成する
換気回路(35)を介してエンジンエンクローズルーム
(34)内の空気をシロッコファン(26)の左片側よ
り吸込ませて、シロッコファン(26)左位置の刈取部
(8)で発生する塵などの吸込みを回避させて、ラジエ
ータ(22)など防塵網の目詰まり防止を図るように構
成している。
【0009】またさらに、前記シロッコファン(26)
からの冷却風をラジエータ(22)に案内する風路ケー
シング(36)を、ファンケーシング(30)とラジエ
ータ(22)間に三者一体に設けて、これらラジエータ
(22)及び各ケーシング(30)(36)の三者をス
テップ(25)の下部に防振ゴム(37)を介して一体
的に防振支持して、ステップ(25)にこれらの振動が
伝達されるのを防止するように構成している。
【0010】また、走行速度の変速を行う油圧式無段変
速機構(HST)(38)をミッションケース(39)
の上部に一体装設すると共に、該変速機構(38)のオ
イルクーラ(40)を前記ラジエータ(22)の前方位
置に配設し、ラジエータ(22)に対しファンケーシン
グ(30)及びオイルクーラ(40)を平面視右側端を
揃えて偏位させ、偏位させたファンケーシング(30)
左側の余剰スペースに、前記風路ガイド(33)などを
配設するように構成している。
【0011】さらに、前記エンクローズルーム(34)
内に外気を取入れる左右の換気用吸気口(41)(4
2)を、平面視前記吸気口(33a)のエンジン(2
1)を挾んだ略対角位置に設けると共に、左側吸気口
(41)をルーム(34)を形成するシートコラム(2
4)の左側壁(24a)の後上部位置に、また右側吸気
口(42)をシートコラム(24)右側壁(24b)の
後下部位置にそれぞれ開設して、左側吸気口(41)よ
り取入れる外気及び右側吸気口(42)より取入れる前
記風路(32)からの外気を、エンジン(21)全体を
満遍無く流通させる状態とさせて、エンジン(21)及
びこの雰囲気温度の下降を促進させるように構成してい
る。
【0012】前記シロッコファン(26)のファン軸
(26a)とエンジン(21)のフライホイル(43)
を介するクランク出力軸(21a)とを左右横方向に略
平行に配設して、前記出力軸(21a)に自在継手軸
(44)を介して連結するカウンタ軸(45)にファン
軸(26a)を連動連結させるもので、シートコラム
(24)の左側壁(24a)に固設するカウンタケース
(46)に前記カウンタ軸(45)を支持させ、該カウ
ンタ軸(45)に一体連結するカウンタプーリ(47)
に前記変速機構(38)の入力プーリ(48)をベルト
(49)を介して連動連結すると共に、前記シロッコフ
ァン(26)の入力プーリ(50)にベルト(51)及
びプーリ(52)を介してファン軸(26a)に平行な
伝達軸(53)を連動連結させ、該伝達軸(53)に前
記カウンタプーリ(47)をプーリ(54)及びベルト
(55)を介して連動連結させて、シートコラム(2
4)外側でカウンタ軸(45)の回転をベルト伝達させ
ることにより、前記ベルト(49)(55)をカウンタ
軸(43)及びカウンタ軸受(44)によって緊張支持
し、自在継手軸(42)によってベルト(49)(5
5)の張力がエンジン(21)に伝わるのを防いでいる
から、ベルト(49)(55)の張力を考慮することな
く、エンジン(21)の防振に適したエンジン(21)
搭載用の防振ゴムの選定を可能とすると共に、シートコ
ラム(24)の左外壁に開設する前記継手軸(44)の
挿通穴(56)の開口率を小に抑えて、このエンクロー
ズルーム(34)の密閉度を向上させ、ギヤなど用いる
ことなくベルト伝達を用いる相乗的効果によって低騒音
を促進するように構成している。
【0013】また、前記穀物タンク(15)内の穀物を
後部に後送りして縦送りオーガ(57)及び排出オーガ
(17)に受継いで外部に排出する下部排出コンベア
(58)のコンベア軸(58a)に、前記カウンタ軸
(45)を常時張りベルト(59)及びベベルギヤ(6
0)及びクラッチベルト(61)を介して連動連結させ
るもので、機台(3)側に固設するベベルケース(6
2)にベベルギヤ(60)の入力軸(63a)及び出力
軸(63b)を支持させ、前記カウンタプーリ(47)
にクラッチベルト(61)及びテンションプーリである
タンククラッチ(62)を介して入力軸(63a)に固
設するベベル入力プーリ(64)を連動連結すると共
に、前記出力軸(63b)に固設するベベル出力プーリ
(65)を常時張りベルト(59)を介して前記コンベ
ア軸(58a)に固設するコンベア入力プーリ(66)
に連動連結させて、下部排出コンベア(58)の駆動を
行うように構成している。
【0014】そしてカウンタ軸(45)とベベル入力軸
(63a)間にタンククラッチ(62)を配設すること
によって、前記ベベルギヤ(60)を常時回転とさせず
ギヤ音の発生割合を減少させて低騒音化を促進させると
共に、タンククラッチ(62)を操作するテンションア
ーム(62a)及びアーム引張用ロッドなどもエンクロ
ーズルーム(34)と穀物タンク(15)間に設けるこ
となく前記軸(45)(63a)間に配設することによ
って、エンクローズルーム(34)と穀物タンク(1
5)間にアーム(62a)の上下動するスペースなどの
確保を不要とさせてタンク容量の増大を図るように構成
したものである。
【0015】ところで、前記シートコラム(24)の左
側壁(24a)の板厚(t1)を他の側壁(24b)
(24c)の板厚(t2)より大(t1>t2)と形成
して、該側壁(24a)にボルト(67)を介し固定す
る前記カウンタケース(46)の支持強度を向上させる
と共に、前記カウンタケース(46)内周にベアリング
(68)を介し支持するカウンタ軸(45)のケース
(46)より外側の突出軸部に、カウンタプーリ(4
7)のボス(47a)を固設し、該プーリ(47)の右
端側をケース(46)外周に重合させるように設けて、
これらケース(46)外周とプーリ(47)内周面間に
ベアリング(69)を介設して、プーリ(47)の取付
構造を単純化し、また側壁(24a)より外側へのプー
リ(47)の出張り代(A)を最小に抑制して、このプ
ーリ(47)の小型コンパクトな取付けを可能とすると
共に、カウンタケース(46)を取外すことのないプー
リ(47)のみの着脱を容易に可能とさせて、各ベルト
(49)(55)(61)の交換など保守点検作業を至
便なものとさせるように構成している。
【0016】上記から明らかなように、エンジン(2
1)の出力軸(21a)に連結させるカウンタプーリ
(47)と、該カウンタプーリ(47)を軸支させるカ
ウンタケース(46)を設けるコンバインのエンジン装
置において、エンジン(21)を略密閉状に内設させる
筐体(21)外側面にカウンタケース(46)を固定さ
せ、カウンタケース(46)外周側にベアリング(6
9)を介して軸支させるカウンタプーリ(47)にカウ
ンタ軸(45)の一端側を連結させると共に、前記カウ
ンタケース(46)にベアリング(68)を介してカウ
ンタ軸(45)中間を内挿させて軸支させ、エンジン
(21)の出力軸(21a)に自在継手軸(44)を介
して前記カウンタ軸(45)の他端側を連結させてい
る。そして、エンジン(21)を筐体(24)に内設さ
せて低騒音化を図り、かつカウンタプーリ(47)を取
外すことなくベルト(49)の脱着を行い、かつ筐体
(24)とカウンタプーリ(47)の取付け間隔を縮少
してエンジン(21)に近い位置でベルト(49)を張
設してコンパクトに構成すると共に、カウンタケース
(46)内部にカウンタ軸(45)をベアリング(6
8)軸受することにより、カウンタ軸(45)によって
カウンタケース(46)が補強され、カウンタプーリ
(47)をベアリング(69)軸受するカウンタケース
(46)の強度を確保し、またエンジン(21)の出力
軸(21a)に自在継手軸(44)を介してカウンタ軸
(45)を連結させ、同一軸芯上に配置されるカウンタ
軸(45)及びカウンタプ ーリ(47)に対して前記出
力軸(21a)中心がずれても、偏心によってベアリン
グ(48)(49)軸受部などが損傷する従来不具合を
なくせるように構成している。
【0017】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、大きな冷却風用開口を必要とするラジエータ(2
2)をエンジン(21)配置位置より離して配設するこ
とによって、エンジン(21)を収納するエンジンエン
クローズルーム(34)を最大に密閉状のものとさせる
ことが可能となってエンジン騒音の低減を図ることがで
きるもので、また前記ラジエータ(22)を送風冷却す
るラジエータ冷却用ファンに、シロッコファン(26)
を用いることによって従来のラジアル式ファンに比べ静
動で騒音の一層の低減化が図れ、しかも前記シロッコフ
ァン(26)によるラジエータ(22)冷却時にあって
は、前記風路ガイド(33)によってエンクローズルー
ム(34)内の換気も同時に良好に行われてエンジン
(21)性能を長期安定維持させることができる。
【0018】而して該構成の場合、前記カウンタ軸(4
5)を支持するカウンタケース(46)を機台(3)に
固定することなく、シートコラム(24)の左側壁(2
4a)に固定させて、カウンタプーリ(47)の左側壁
(24a)より外側への出張り代(A)を最小に、また
プーリ(47)のみの着脱を可能とさせるものであるか
ら、このカウンタ軸(45)に取付けるカウンタプーリ
(47)の取付構造を簡単なものとさせることができる
と共に、その取付け取外しも簡単なものとさせることが
できて、エンクローズルーム(34)の密閉度を大とさ
せたこの低騒音構造のエンジン部での出力ベルト(4
9)(55)(61)の保守点検などメンテナンスを向
上させることができる。
【0019】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、エンジン(21)の出力軸(21a)に連結させる
カウンタプーリ(47)と、該カウンタプーリ(47)
を軸支させるカウンタケース(46)を設けるコンバイ
ンのエンジン装置において、エン ジン(21)を略密閉
状に内設させる筐体(24)外側面にカウンタケース
(46)を固定させ、カウンタケース(46)外周側に
ベアリング(69)を介して軸支させるカウンタプーリ
(47)にカウンタ軸(45)の一端側を連結させると
共に、前記カウンタケース(46)にベアリング(6
8)を介してカウンタ軸(45)中間を内挿させて軸支
させ、エンジン(21)の出力軸(21a)に自在継手
軸(44)を介して前記カウンタ軸(45)の他端側を
連結させたもので、エンジン(21)を筐体(24)に
内設させて低騒音化を図ることができ、かつカウンタプ
ーリ(47)を取外すことなくベルト(49)の脱着を
容易に行うことができ、かつ筺体(24)とカウンタプ
ーリ(47)の取付け間隔を縮少してエンジン(21)
に近い位置でベルト(49)を張設してコンパクトに構
成できると共に、カウンタケース(46)内部にカウン
タ軸(45)をベアリング(68)軸受することによ
り、カウンタ軸(45)によってカウンタケース(4
6)が補強され、カウンタプーリ(47)をベアリング
(69)軸受するカウンタケース(46)の強度を容易
に確保でき、またエンジン(21)の出力軸(21a)
に自在継手軸(44)を介してカウンタ軸(45)を連
結させるから、同一軸芯上に配置されるカウンタ軸(4
5)及びカウンタプーリ(47)に対して前記出力軸
(21a)中心がずれても、偏心によってベアリング
(48)(49)軸受部などが損傷する従来不具合を容
易になくすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カウンタ軸部の平面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】エンジン部の斜視説明図。
【図5】エンジン部の側面説明図。
【図6】エンジン部の駆動状態を示す平面説明図。
【図7】エンジン部の平面説明図。
【符号の説明】
(21) エンジン (21a)出力軸 (24) 筐体 (44) 自在継手軸 (45) カウンタ軸 (46) カウンタケース (47) カウンタプーリ(68) ベアリング (69) ベアリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(21)の出力軸(21a)に
    連結させるカウンタプーリ(47)と、該カウンタプー
    リ(47)を軸支させるカウンタケース(46)を設け
    るコンバインのエンジン装置において、エンジン(2
    1)を略密閉状に内設させる筐体(24)外側面にカウ
    ンタケース(46)を固定させ、カウンタケース(4
    6)外周側にベアリング(69)を介して軸支させるカ
    ウンタプーリ(47)にカウンタ軸(45)の一端側を
    連結させると共に、前記カウンタケース(46)にベア
    リング(68)を介してカウンタ軸(45)中間を内挿
    させて軸支させ、エンジン(21)の出力軸(21a)
    に自在継手軸(44)を介して前記カウンタ軸(45)
    の他端側を連結させたことを特徴とするコンバインのエ
    ンジン装置。
JP1992073590U 1992-09-28 1992-09-28 コンバインのエンジン装置 Expired - Fee Related JP2569465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992073590U JP2569465Y2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 コンバインのエンジン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992073590U JP2569465Y2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 コンバインのエンジン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0631425U JPH0631425U (ja) 1994-04-26
JP2569465Y2 true JP2569465Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=13522686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992073590U Expired - Fee Related JP2569465Y2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 コンバインのエンジン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569465Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55161949U (ja) * 1979-05-10 1980-11-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0631425U (ja) 1994-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2569465Y2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP4024515B2 (ja) コンバインにおけるエンジン関係構造
JP3188961B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP4382256B2 (ja) 旋回作業車のボンネット内構造
JP3177717B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP4716475B2 (ja) 農作業機
JP2571031Y2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP3250047B2 (ja) コンバイン
JP2590582Y2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP3291579B2 (ja) コンバイン
JP3168352B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP5616089B2 (ja) コンバインにおけるエンジンカバーの除塵装置
JP3096936B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP3188957B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JPH0833418A (ja) コンバインの冷却装置
JP3188960B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JPH06272750A (ja) 車両のvベルト伝動装置用冷却装置
JP2832707B2 (ja) コンバイン
JP2011201487A (ja) コンバインにおけるエンジンカバーの除塵装置
JP2984989B2 (ja) コンバイン
JP4074402B2 (ja) バーチカルエンジン搭載作業車の冷却機構
JPH0633765A (ja) 農作業機のエンジン冷却構造
JP2832706B2 (ja) コンバイン
JPH1066430A (ja) コンバイン
JP2579566Y2 (ja) コンバインのエンジン装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees