JP2531626Y2 - 脱穀機の送麈装置 - Google Patents

脱穀機の送麈装置

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JP2531626Y2
JP2531626Y2 JP1990051501U JP5150190U JP2531626Y2 JP 2531626 Y2 JP2531626 Y2 JP 2531626Y2 JP 1990051501 U JP1990051501 U JP 1990051501U JP 5150190 U JP5150190 U JP 5150190U JP 2531626 Y2 JP2531626 Y2 JP 2531626Y2
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JP
Japan
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dust
chamber
handling
cylinder
threshing machine
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Application number
JP1990051501U
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English (en)
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JPH049540U (ja
Inventor
陽三郎 楢原
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、扱室内の被脱穀物を送塵室内で処理しなが
ら揺動選別体の上方に放散できるようにした脱穀機の送
塵装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は、実開昭59−166628号公報に見られるように、
扱室に連通するとともに送塵胴を内装した送塵室を機体
後部側へ延設する構造になっていたが、4番樋は送塵胴
の大きく後方に配置されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従って、4番樋から落下するささり粒等は充分に選別
ができずに3番ロスが多くなり、しかも、機体が大形化
して重量アップになる、といった不具合を呈していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、そのような不具合を解決し、しかも、送塵
物を揺動選別体上で効率良く選別処理できるようにした
ものであり、そのため、扱胴(1)を内蔵した扱室
(2)の終端部横側方の送塵口(3)には、扱胴(1)
に平行となる送塵室(4)の前部を連通連設し、該送塵
室(4)内には送塵胴(5)を軸架し、前記扱室(2)
の終端部から機体後方側となる前記送塵室(3)の後部
横側方には、扱室(2)の下方から機体後方へ延出する
揺動選別体(6)の途中上方に対し横方に向け開口する
放塵口(7)を形成するとともに放塵口(7)と4番樋
(17)とを側面視において略ラップさせて構成したもの
である。
〔作用〕
従って、仕切り板により送塵口と放塵口とを仕切って
送塵室を短く形成できることになり、扱室内で発生する
被脱穀物を送塵室に送り込んで処理できることになり、
処理した送塵物は揺動選別体の途中上方に広く拡散させ
て放出できることになり、扱室からの送塵物を揺動選別
体上で効率良く選別できることになり、短い送塵室内で
は送塵性能が良く、脱穀能率を上げても有効に処理でき
ることになる。また、特に4番樋から落下するささり粒
等も放塵口からの排塵風で選別されて選別精度もよくな
る。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第3図は自脱形コンバインの平面図を示し、機体に搭載
した脱穀機(A)は、扱胴(1)を内蔵した扱室(2)
の下部側には該扱室(2)の終端部まで延出するクリン
プ網(9)は張設し、扱室(2)の終端部外周には、排
藁口(10)となる隙間をおいて扱室(2)の終端側を仕
切ることができる仕切り板(8)を架設し、扱室(2)
の後方となる機体後部には、吸引排塵機(11)の吸引口
(11a)を側部に連通連設した選別排塵室(12)を形成
し、扱室(2)の下方から選別排塵室(12)の下方にか
けては、チャフシーブ(6a)、グレンシーブ(6b)、篩
線(6c)、ストローラック(6d)などを装備した揺動選
別体(6)を排塵口(13)側に向けて延設し、前記揺動
選別体(6)の下方には圧風ファン(14)、1番らせん
コンベア(15)、2番らせんコンベア(16)をそれぞれ
配備し、前記排塵口(10)の外方側となる4番樋(17)
の上方から機体後方へ向け排塵チェン(18)を延設して
構成する。
前記扱室(2)の終端部横側方に形成した送塵口
(3)には、扱胴(1)に平行となる長さの短い送塵室
(4)の前部を連通連設するとともに、前記扱室(2)
の終端部から機体後方側となる前記送塵室(3)の後部
横側方には、前記揺動選別体(6)の途中となる前記チ
ャフシーブ(6a)の上方に対し横方向に向け開口する放
塵口(7)を形成するが、前記送塵口(4)と放塵口
(7)との間を前記仕切り板(8)の一部によって仕切
るように構成し、前記送塵室(4)の内部に軸架した送
塵胴(5)の前部にはオーガ(5b)を装着するととも
に、前記放塵口(7)に対面する送塵胴(5)の終端部
側を羽根形の拡散ビータ(5a)に形成して構成する。ま
た、前記放塵口(7)は、前記4番樋(17)と側面視に
おいて略ラップさせている。
なお図中、(19)はフィードチェンである。
従って、送塵室(4)は仕切り板(8)により仕切っ
て短く構成出来ることになり、作業時には、扱室(2)
内に発生する送塵物は仕切り板(8)により仕切られて
送塵口(3)から送塵室(4)内に取り込まれることに
なり、送塵室(4)内で送塵胴(5)により処理されな
がら搬送されると、直ちに拡散ビータ(5a)によって矢
印群(イ)で示すように放塵口(7)からチャフシーブ
(6a)の上方へ横方向に広く拡散して放出できることに
なり、そのまま揺動選別体(6)上で終端側にかけて効
率良く選別することができるとともに排塵できることに
なる。
また、前記コンバインは、前記脱穀機(A)の前方に
刈取部(B)を配備し、該刈取部(B)の横側方に架設
したステップ(20)の前部に操縦コラム(21)を立設
し、上方にシート(22)を有してステップ(20)の後部
に立設したシートコラム(23)の内部にはエンジン(2
4)を装備するとともに、シートコラム(23)の外側面
にはエアクリーチ側の吸気口(25)を形成し、シート
(22)の後方には穀粒タンク(26)を配備して従来形構
造同様に構成するが、前記シートコラム(23)から前記
シート(22)にかけての横外側方には、樹脂材をブロー
成形して内部が空胴となる薄形の燃料タンク(C)を立
設し、該燃料タンク(C)の上部前方には手で握ること
ができるアシストバー部(27)を一体的に形成し、上記
外側面に形成した注油口(28)にはキャップ(29)を取
り付けるとともに、その下方には油面計(30)を設け、
燃料タンク(C)の下部内側面には、上部が前記吸気口
(25)に対面できて上下方向途中に絞り部(31a)を有
するとともに下端が下方に開放する凹部(31)を成形し
て構成する。
従って、燃料タンク(C)に燃料を充填しておくと、
エンジン(24)の防音効果が得られ、また、下方から凹
部(31)内を経て吸気口(25)に吸気される際に、絞り
部(31a)では吸気の流れが収縮されてその後に膨張が
くり返されながら吸気音が小さくなり、従来のように吸
気音による騒音を防止できることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、扱室(2)内で発生する被脱穀
物を送塵室(4)に送りこんで処理できるとともに、処
理した送塵物を放塵口(7)から揺動選別体(6)の途
中上方に広く拡散できることになって、揺動選別体
(6)上で効率良く選別して排塵できることになり、処
理能力を上げて脱穀能率を上げることができる。また、
特に4番樋から落下するささり粒等も放塵口からの排塵
風で選別されて選別精度もよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の平断面図、第2図
は脱穀機の側断面図、第3図は自脱形コンバインの平面
図、第4図は第3図の一部の側面図、第5図はその断面
図を示す。 (1)…扱胴、(2)…扱室 (3)…送塵口、(4)…送塵室 (5)…送塵胴、(6)…揺動選別体 (7)…放塵口、(8)…仕切り板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扱胴(1)を内蔵した扱室(2)の終端部
    横側方の送塵口(3)には、扱胴(1)に平行となる送
    塵室(4)の前部を連通連設し、該送塵室(4)内には
    送塵胴(5)を軸架し、前記扱室(2)の終端部から機
    体後方側となる前記送塵室(3)の後部横側方には、扱
    室(2)の下方から機体後方へ延出する揺動選別体
    (6)の途中上方に対し横方向に向け開口する放塵口
    (7)を形成するとともに放塵口(7)と4番樋(17)
    とを側面視において略ラップさせて構成したことを特徴
    とする脱穀機の送塵装置。
JP1990051501U 1990-05-17 1990-05-17 脱穀機の送麈装置 Expired - Lifetime JP2531626Y2 (ja)

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JPH049540U JPH049540U (ja) 1992-01-28
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JPH049540U (ja) 1992-01-28

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