JP2531276B2 - 加入者回路の診断方式 - Google Patents

加入者回路の診断方式

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JP2531276B2 JP1254128A JP25412889A JP2531276B2 JP 2531276 B2 JP2531276 B2 JP 2531276B2 JP 1254128 A JP1254128 A JP 1254128A JP 25412889 A JP25412889 A JP 25412889A JP 2531276 B2 JP2531276 B2 JP 2531276B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、それぞれが2線の送話路および受話路、並
びにそれぞれが単線の送信路および受信路による6線で
伝送端末装置に接続する加入者回路の診断方式に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種の加入者回路の診断方式では、加入者回
路ごとに伝送端末装置に接続する6線を試験用の切替接
点(t)で切替え、システム試験装置を伝送端末装置の
疑似装置とし加入者回路を介して交換機へ接続し、シス
テム試験装置が交換機と信号および情報を授受して使用
した装置の試験をするとともに加入者回路の診断を実行
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように従来の加入者回路の診断方式は、システ
ム試験装置を使用した交換機システム試験の実施の中で
加入者回路の正常性を確認することにより診断している
ので、加入者回路の障害を確定するのにシステム内の他
の障害との併合現象もあり、時間を要するという問題が
あった。
本発明の目的は、加入者回路だけを切離して共通制御
回路に引込む試験手段を講じることにより上記問題点を
解決する加入者回路の診断方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による加入者回路の診断方式は、それぞれが2
線の送話路および受話路の通話路、並びにそれぞれが単
線の送信路および受信路の信号路による6線で伝送端末
装置に接続する加入者回路の診断方式において、 切替接点で切替えられた前記送話路を前記受話路へ接
続して通話路を形成する通話路接続接点と、前記切替接
点で切替えられた前記送信路を前記受信路へ接続して信
号路を形成する信号路接続接点と、形成された前記通話
路へ送出する試験信号を発生する信号発生部と、この試
験信号を受信したことを検出する第1の信号検出部と、
前記伝送端末装置へ送信するはずの信号を前記切替接点
によって形成された前記信号路を通して受信したことを
検出する第2の信号検出部と、診断手順を加入者回路ご
とに順次駆動する駆動部とを有する共通制御回路と、 前記伝送端末装置に接続した前記6線のそれぞれを前
記共通制御回路へ切替え接続する前記切替接点を有する
加入者回路と、 交換機内部から前記加入者回路への送話路へ前記信号
発生部の出力を、前記加入者回路から前記交換機内部へ
の受話路を前記第1の信号検出部に、また前記加入者回
路から前記交換機内部への受信路を前記第2の信号検出
部に、前記駆動部の駆動を受けてそれぞれ接続する抽出
回路と、 を備えることを特徴とする。
上述の手段によれば、本発明の加入者回路の診断方式
は、共通制御回路が伝送端末装置へ接続する6線を切替
え接続するとともに、交換機への通話路、通信路を抽出
回路によって引込み接続し、試験信号によって加入者回
路の診断を、システム試験とは切離して実行できる。
〔実施例〕 次に、本発明の加入者回路の診断方式について、図面
を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路接続図、第2図
は第1図における共通制御回路の主要動作手順の一例を
示すフローチャート、第3図は複数の加入者回路に対す
るブロック接続図である。
まず、第3図を参照して概要を説明する。同図に示す
ように、パッケージ1は加入者回路10a〜10hの8回路、
共通制御回路30,抽出回路49および多重化回路70を有し
ている。加入者回路10a〜10hのそれぞれは、一方を伝送
端末装置(図示せず)へ、他方を多重化回路70にそれぞ
れ接続され、共通制御回路30の制御により試験用の切替
接点tが順次一つ宛駆動され、伝送端末装置へ接続され
る通話路および信号路の6線が共通制御回路30へ接続替
えされる。
抽出回路49は共通制御回路30から切替接点tが駆動す
る加入者回路(例えば10a)の通知を受け、多重化回路7
0からこの加入者回路10aの6線を取出して共通制御回路
30へ接続する。多重化回路70は加入者回路10a〜10hから
交換機内部(図示せず)への情報を多重化し、逆方向で
は分配している。交換機がディジタル交換する場合、抽
出回路49は指示された加入者回路に割当てられた時間位
置から転送情報を抽出できる。
共通制御回路30は接続接点lを有し、加入者回路10a
〜10hの単独試験に対してシステム試験装置60への接続
線を切替えて引込むことにより、加入者回路10a〜10hの
出入口をすべて引込むことになる。
システム試験装置60は、上述の伝送端末装置を介して
接続終端される加入者端末の疑似回路を加入者回路10a
〜10hに対して有し、交換機内部と信号・データ等の情
報を授受してシステム動作を試験する。
第1図を参照して加入者回路および共通制御回路の構
成および結合状態を説明する。第1図において第3図と
同一の構成要素には同一の番号符号を付与して対応付け
ている。
加入者回路10は平衡/不平衡変換部11,m接点12,信号
転送部13,およびt接点14を有している。伝送端末装置
への接続路は、送話路21および受話路22がそれぞれ2線
の4線通話路と、送信路23および受信路24がそれぞれ単
線の2線信号路との合計6線構成である。
共通制御回路30は複数の加入者回路10を搭載したパッ
ケージごとに配設され、l0接点31,l1接点32,T信号発生
部33,T信号検出部34,M信号検出部35,および駆動部36を
有している。
抽出回路40は駆動部36の指示により加入者回路10ごと
の通話路および信号路を共通制御回路30へ回路401によ
り引込み接続する。
平衡/不平衡変換部11は伝送端末装置との平衡回路を
交換機内部の不平衡回路に変換する変換部である。
m接点12は接続先装置へ送信路23を介して送信する信
号を交換機内部の中央制御装置(図示省略)の制御によ
り形成するための接点である。信号転送部13は、受信路
24を介して接続先装置から受信する信号を交換機内部の
信号方式に変換して上述の中央制御装置へ転送する。
t接点14は加入者回路10からの通話路および信号路の
接続先を伝送端末装置と共通制御回路30との何れかに切
替接続するための切替接点である。
l0接点31は加入者回路10のt接点14で切替接続された
送話路21を、同じくt接点14で切替接続された受話路22
に、加入者回路10の通話路試験実施のとき駆動部36の制
御をうけて接続させるとともに、T信号発生部33からT
信号検出部34へ試験信号を伝送するための通話路接続接
点である。
l1接点32は加入者回路10の信号路試験で、駆動部36の
制御をうけ、加入者回路10のt接点14で切替接続された
送信路13を受信路24に接続する信号路接続接点である。
T信号発生部33は可聴周波数のディジタル符号による
試験信号を抽出回路40を介して加入者回路10の平衡/不
平衡変換部11の送話路21へ送出する。
T信号検出部35は平衡/不平衡変換部11の受話路22上
を転送されるディジタル符号を受信解析し、試験信号を
検出する。
M信号検出部35は抽出回路40および加入者回路10の信
号転送部13を介して受信路24に接続する。
駆動部36は加入者回路10の診断に際し、加入者回路10
のm接点12およびt接点14、並びにl0接点31およびl1
点32を駆動制御するとともに、加入者回路10を指定した
ときこの指定した加入者回路10の入出力データを抽出回
路40を介して共通制御回路30に接続する。
次に、第2図に第1図を併せ参照して駆動部36の主要
動作手順について説明する。
駆動部36はまず加入者回路10の試験開始信号を受信
(手順S1)したとき、初期状態であるかを調べ(手順S
2)、初期状態に設定(手順S3)する。初期状態の駆動
部36はまず通話路試験のためl0接点31を駆動(手順S4)
し、次いで最初の加入者回路10aのt接点を駆動(手順S
5)する。l0接点の駆動でT信号発生部33が試験信号を
発生するので抽出回路40および平衡/不平衡変換部11を
介し送話路21から受話路22へ、すなわちt接点14−l0
点31−t接点14のルートで流れ、試験信号はT信号発生
部33からT信号検出部34へ伝送される。
駆動部36はt接点14を駆動開始するとき時限計測を開
始(手順S6)し、所定の時限経過(手順S7)までにT信
号検出部34が試験信号を検出(手順S8)したとき、診断
を正常とし、加入者回路10aのt接点14を解除(手順S
9)する。t接点14を解除した駆動部36は試験が最後の
加入者回路ではない(手順S10)ので、次の加入者回路1
0aのt接点14を駆動(手順S11)し、手順S6へ戻る。
手順S10で、最後の加入者回路の通話路試験が終った
とき、駆動部36はl0接点31の駆動を解除(手順S12)し
て処理を終了し、次いで信号路試験のためl1接点32を駆
動し、第2図の手順S4からS12まででl0接点をl1接点に
置換した手順が実行される。
手順S7で所定時限が経過したとき、駆動部36は不良を
知り、不良を表示(手順S13)する。
上記実施例で1パッケージに8加入者回路を搭載する
と図示し説明したが、この数には限定されない。また、
共通制御回路は特にパッケージごとに配備する必要はな
い。
第1図では第3図で図示したシステム試験のためのl
接点を省略した。第1図において、通話路および信号路
それぞれにl0接点およびl1接点を配備して切替えると
き、システム試験のためだけのl接点は不要となる。第
1図および第3図は多重化回路の有無の相違があるが、
何れの場合もディジタル符号による伝送情報の時間位置
から情報を取出すこと、挿入することは容易である。ま
た、T信号発生部はl0接点により駆動されているが、常
時の稼働でもよい。
〔発明の効果〕
本発明による加入者回路の診断方式は、複数の加入者
回路に共通した共通制御回路が加入者回路ごとに通話路
および信号路の6線を引込み、導通試験をする構成を有
するので、加入者回路を限定して診断でき、障害の場合
の確定が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加入者回路の診断方式の一実施例を示
す回路接続図、第2図は第1図の主要動作手順の一例を
示すフローチャート、第3図は複数の加入者回路に対す
るブロック接続図である。 10……加入者回路、13……信号転送部、14……切替
(t)接点、20……伝送端末装置、21……送話路、22…
…受話路、23……送信路、24……受信路、30……共通制
御回路、31……通話路接続(l0)接点、32……信号路接
続(l1)接点、33……T信号発生部、34……T信号検出
部、35……M信号検出部、36……駆動部、40……抽出回
路、50……交換機内部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが2線の送話路および受話路、並
    びにそれぞれが単線の送信路および受信路による6線で
    伝送端末装置に接続する加入者回路の診断方式におい
    て、 切替接点で切替えられた前記送話路を前記受話路へ接続
    して通話路を形成する通話路接続接点と、前記切替接点
    で切替えられた前記送信路を前記受信路へ接続して信号
    路を形成する信号路接続接点と、形成された前記通話路
    へ送出する試験信号を発生する信号発生部と、この試験
    信号を受信したことを検出する第1の信号検出部と、前
    記伝送端末装置へ送信するはずの信号を前記切替接点に
    よって形成された前記信号路を通して受信したことを検
    出する第2の信号検出部と、診断手順を加入者回路ごと
    に順次駆動する駆動部とを有する共通制御回路と、 前記伝送端末装置に接続した前記6線のそれぞれを前記
    共通制御回路へ切替え接続する前記切替接点を有する加
    入者回路と、 交換機内部から前記加入者回路への送話路へ前記信号発
    生部の出力を、前記加入者回路から前記交換機内部への
    受話路を前記第1の信号検出部に、また前記加入者回路
    から前記交換機内部への受信路を前記第2の信号検出部
    に、前記駆動部の駆動を受けてそれぞれ接続する抽出回
    路と、 を備えることを特徴とする加入者回路の診断方式。
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