JPH10126501A - 非常電話機の線路監視装置 - Google Patents

非常電話機の線路監視装置

Info

Publication number
JPH10126501A
JPH10126501A JP27588396A JP27588396A JPH10126501A JP H10126501 A JPH10126501 A JP H10126501A JP 27588396 A JP27588396 A JP 27588396A JP 27588396 A JP27588396 A JP 27588396A JP H10126501 A JPH10126501 A JP H10126501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency telephone
line
signal
power supply
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27588396A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kanzaki
範昭 神崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP27588396A priority Critical patent/JPH10126501A/ja
Publication of JPH10126501A publication Critical patent/JPH10126501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、非常電話機が照明等の商用電源が供給
されていない場所に設置されている場合は、非常電話機
の停電状態の監視をすることができなかった。これを解
決する。 【解決手段】 複数の非常電話機2a〜2iと非常電話
回線11a,b及び商用電源監視回線12で結ばれ、非
常電話回線11を介して各非常電話機2に試験用PB信
号を送信するとともに、該試験用PB信号に応答した非
常電話機より返信される応答PB信号の有無を確認する
ことにより当該非常電話機の停電状態の監視を行なう線
路監視装置1は、試験用PB信号及び応答PB信号の送
受信に際し、監視対象となる非常電話機に対して前記試
験信号及び応答信号の送受信に必要な電源を、前記電源
監視回線を介して供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線路監視装置を用
いた非常電話機の商用電源監視技術に関する。より詳し
くは、複数の非常電話機と通話回線で結ばれ、この通話
回線を介して各非常電話機との間で試験信号の送受を行
ない、非常電話機の停電状態の監視を行なう機能を有す
る非常電話機の線路監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】線路監視装置は、高速道路等に設置され
る2線式非常電話機と、その通報を受ける受付台との間
に設置され、2線式線路の状態監視及び非常電話機との
インターフェイスを執る装置である。本装置は、通話機
能としては非常電話機通話制御、空き回線自動選択制
御、押し釦通報制御、発呼電話機認識制御を司る。ま
た、回線監視機能としては回線断監視制御、ロックアウ
ト制御、混線監視制御、絶縁不良検出制御、商用電源停
電監視制御を司る。試験機能は非常電話機回線接続確認
試験、自己診断試験制御を司るものである。
【0003】従来、非常電話機に対する商用電源監視
(非常電話機の停電状態の監視)は、線路監視装置から
特定のPB信号(プシュボタン信号)を発信し、非常電
話機からの応答を確認することによって行われている。
この特定信号の送受信を行なうためには、非常電話機に
対して動作電源の供給が必要となり、そのために現在は
照明電源等の外部電源を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、非常電話機
が設置される場所によっては、電源の供給が困難な場合
があり、そのような場合、従来は商用電源監視を行なう
ことができなかった。
【0005】そこで本発明の課題は、非常電話機に外部
照明電源等から電源を供給することができない場所で
も、商用電源監視を行なうことができる線路監視装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための本
発明の線路監視装置は、複数の非常電話機と通話回線及
び電源監視回線で結ばれ、前記通話回線を介して各非常
電話機に試験信号を送信するとともに、該試験信号に応
答した非常電話機より返信される応答信号の有無を確認
することにより当該非常電話機の停電状態の監視を行な
う線路監視装置である。そして、前記試験信号及び応答
信号の送受信に際しては、監視対象となる非常電話機に
対して前記試験信号及び応答信号の送受信に必要な電源
を、前記電源監視回線を介して供給することを特徴とす
る。
【0007】また本発明の線路監視装置は、上述の構成
に加え、前記非常電話機のうち奇数番目に位置する第1
非常電話機グループと偶数番目に位置する第2非常電話
機グループとにそれぞれ異なる極性の電源を供給するこ
とを特徴とする。
【0008】さらに本発明の線路監視装置は、上記構成
の線路監視装置において、第1及び第2の各非常電話機
グループ毎に、それぞれ自装置の直近に位置する非常電
話機から順次隣り合う他の非常電話機に対して前記電源
を供給することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について図
面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の線路監視装置が適用され
る非常電話システムの構成の概要を示すブロック図であ
る。本実施形態では、線路監視装置1と9台の非常電話
機2a〜2iが通話回線である2本の非常電話回線11
a及び11bを介して接続されている。線路監視装置1
aは、管理事務所内に設置され、上位装置3及び4、管
理事務所内交換機5、多重化装置6、復号化装置7、管
理局内交換機8を介して受付台9と結ばれている。な
お、線路監視装置1bは、上位装置を介さずに直接交換
機5と結ばれている。
【0011】線路監視装置1と非常電話機2の間には、
商用電源監視回線12が非常電話回線11に併設されて
いる。この商用電源監視回線12は、各非常電話機2a
〜2iに対して、試験用信号の送受信のための動作電源
を供給することが可能に配されている。
【0012】図2は、本発明の線路監視装置1内の具体
的構成を表わす図である。線路監視装置1内には、電源
盤PS−2Aと、アナログ部のETLTII−A、ディ
ジタル部のETLTII−D、上位インターフェース部
のCPU−1B及びCMC−2Aを備える。本発明の線
路監視装置1において、特徴的な構成部分は、電源供給
部ETLTII−Tを備える点にある。
【0013】図3は、本発明の線路監視装置が試験信号
の送信及び電源供給を行なう際の、動作シーケンス図で
ある。本実施形態において、非常電話機の停電状態の監
視はポーリングセレクトの手法を用いて、以下のような
手順で行なわれる。
【0014】監視に際しては、3分毎に一度、線路監視
装置1の電源供給部ETLTII−Tより電源を供給す
るとともに、試験用のPB信号を送信する。まず、線路
監視装置1から奇数番目に位置する第1の非常電話機グ
ループである2a,2c,・・・・2iに対して、−48V
の直流電源の供給が行なわれる。そして、試験用の特定
の信号であるPB信号を、前記第1の非常電話機グルー
プのうち、線路監視装置1からみて1番近くに位置する
非常電話機に対して発信し、該非常電話機から発せられ
るPB信号による応答を受信する。同様に、試験用PB
信号の送受信を前記第1の非常電話機グループ属するす
る各非常電話機に対して、順次行なう。
【0015】次に、ディジタル部より電源供給部ETL
TII−Tに対し極性反転の制御を行なう。その後、線
路監視装置1から偶数番目に位置する第2の非常電話機
グループである2b,2d,・・・・2hに対して、+48
Vの直流電源の供給が行なわれ、順次、試験用PB信号
の送受信が行なわれ、一巡の停電監視動作が終了する。
【0016】なお、本実施形態では、線路監視装置1は
通話を接続する機能をも付加される。また、通話回線の
回線監視においては、従来のループ検出方式が採用さ
れ、回線断、地気混線、電池混線、絶縁不良の監視が行
なわれる。
【0017】本実施形態は以上のとおりであるが、本発
明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲での構成変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の線路監視
装置では、非常電話機が試験用PB信号の受信及び応答
信号の返信をするために必要な電源を、前記電源監視回
線から、商用電源監視を行なう際に供給するから、従来
監視不可能であった、非常電話機に外部証明電源等から
電源を供給することができないような場所でも、商用電
源監視を行なうことができる。そのため、電源設備を省
略して設備費用の低減を図ることができる。
【0019】また、本発明の線路監視装置では、ポーリ
ングセレクトの考え方を導入したことから、1つの線路
監視装置に接続される複数の非常電話機のうち、いずれ
の非常電話機が停電状態にあるかを即座に知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の線路監視装置が適用される非常電話シ
ステムの概要を表す図である。
【図2】線路監視装置1のシステム構成図である。
【図3】線路監視装置1の動作シーケンスを表わす図で
ある。
【符号の説明】
1 線路監視装置 2a〜2i 非常電話機 11a,11b 非常電話回線 12 商用電源監視回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の非常電話機と通話回線及び電源監
    視回線で結ばれ、前記通話回線を介して各非常電話機に
    試験信号を送信するとともに、該試験信号に応答した非
    常電話機より返信される応答信号の有無を確認すること
    により当該非常電話機の停電状態の監視を行なう非常電
    話機の線路監視装置であって、 前記試験信号及び応答信号の送受信に際し、監視対象と
    なる非常電話機に対して前記試験信号及び応答信号の送
    受信に必要な電源を、前記電源監視回線を介して供給す
    ることを特徴とする非常電話機の線路監視装置。
  2. 【請求項2】 前記非常電話機のうち奇数番目に位置す
    る第1非常電話機グループと偶数番目に位置する第2非
    常電話機グループとにそれぞれ異なる極性の電源を供給
    することを特徴とする請求項1に記載の非常電話機の線
    路監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の非常電話機の線路監視装
    置において、 第1及び第2の各非常電話機グループ毎に、それぞれ自
    装置の直近に位置する非常電話機から順次隣り合う他の
    非常電話機に対して前記電源を供給することを特徴とす
    る非常電話機の線路監視装置。
JP27588396A 1996-10-18 1996-10-18 非常電話機の線路監視装置 Pending JPH10126501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27588396A JPH10126501A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 非常電話機の線路監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27588396A JPH10126501A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 非常電話機の線路監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10126501A true JPH10126501A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17561772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27588396A Pending JPH10126501A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 非常電話機の線路監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10126501A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0795288A (ja) 加入者回線試験装置
JPH06105896B2 (ja) 通信装置
JPH10126501A (ja) 非常電話機の線路監視装置
JP2819942B2 (ja) 遠隔試験方法
JP2531276B2 (ja) 加入者回路の診断方式
JP2666849B2 (ja) 遠隔監視装置
JP2008306762A (ja) 通信ネットワーク
JPS63232558A (ja) デイジタル加入者線装置試験方式
KR920005012B1 (ko) 시험장치를 이용한 범용신호 송수신 회로팩의 신호서비스 기능 테스트 방법
JP2956391B2 (ja) 光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部
JPH04324723A (ja) ツイストペア線の検査装置
JPS6318855A (ja) 通信用端末装置の遠隔保守・運用方式
JP2598531B2 (ja) 通信指令装置
JPH02248132A (ja) データ回線遠隔試験方式
JPS63316544A (ja) デ−タ通信試験方式
JPH043558A (ja) 加入者回線試験方式
JPS6276959A (ja) 端末装置のフアンクシヨンデ−タ設定方式
JP2000078240A (ja) 回線終端装置
JPS58171160A (ja) システム監視方式
JPH02143660A (ja) 加入者線識別音自動送出方式
JPH0356503B2 (ja)
JPH08116381A (ja) 非常電話機システム
JPH0716193B2 (ja) 変復調装置のパワ−オフ検出方式
JPS63217837A (ja) 通信制御装置
JPH02235473A (ja) 自動検針システム