JP2598531B2 - 通信指令装置 - Google Patents

通信指令装置

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JP2598531B2
JP2598531B2 JP1293195A JP29319589A JP2598531B2 JP 2598531 B2 JP2598531 B2 JP 2598531B2 JP 1293195 A JP1293195 A JP 1293195A JP 29319589 A JP29319589 A JP 29319589A JP 2598531 B2 JP2598531 B2 JP 2598531B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、公共施設等の極めて高い信頼性が要求され
る場所において使用される通信指令装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図は、通信指令装置の原理的な構成を示してお
り、たとえば256本の電話回線L1〜L256に対して8台の
操作卓C11〜C18が回線制御装置NCを介して接続されてい
る。そして、回線制御装置NCにより電話回線L1〜L256
中の任意の回線が操作卓C11〜C18の何れかと選択的に接
続される。
第7図は、第6図に示す8台の操作卓C11〜C18の中の
1台の操作卓Cについて、従来の通信指令装置の構成を
示したものである。
各電話回線L1〜L256のそれぞれに対して回線制御回路
NC1〜NC256が設けられており、着信の検出,回線の接続
・切断等を行う。通常状態では、各回線制御回路NC1〜N
C256に設けられた第1及び第2スイッチSW1,SW2はオ
フ、第3スイッチSW3はオンとなっている。なお、各S
W1,SW2,SW3は、第1リレーRL1により共通駆動されるリ
レー接点である。
いま、たとえば、電話回線L1に着信した場合、16Hzの
トーンリング信号が第3スイッチSW3を介して全波整流
器FRに供給されて直流電圧が第2リレーRL2に供給され
る。したがって、第2リレーRL2により駆動されるスイ
ッチSW4がオンとなり、操作卓Cに設けられた電話回線L
1に対応する着信ランプD1が点灯し、操作卓Cの扱者
は、電話回線L1に着信があったことが判る。次に、扱者
が電話回線L1に対応する選択スイッチSW5-1をオンにす
ると、第1リレーRL1が駆動され、第1及び第2スイッ
チSW1,SW2がオン、第3スイッチSW3がオフとなる。した
がって、電話回線L1が操作卓Cに設けられた電話器Tに
接続されるとともに、全波整流器FRが電話回線L1から切
り離されて通話が可能になる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来の通信指令装置においては、回線の接続
・切断を行う第1リレーRL1の他に、全波整流器FRの出
力により駆動されて着信ランプD1の点滅を制御する第2
リレーRL2等を必要とする。また、別の機能、たとえ
ば、自動応答機能,回線保留機能等を追加しようとする
と、必要なリレーの数が更に増加する。このため、回線
数が多くなるとリレーの数が非常に多くなり、回線制御
装置NCが大型化してしまう。また、回線制御装置NCと各
操作卓C11〜C18との間を接続する電線も膨大な数になる
ため、配線作業が困難になるという問題がある。
また、リレー制御方式の場合、可動部分及び接点が多
いことから故障が発生しやすく、高い信頼性を得ること
ができない。すなわち、制御結果を確認しないオープン
制御であるため、たとえば、扱者が回線接続を指示して
もリレーの不動作等により実際には接続されず、しか
も、扱者がこれに気付かないというような重大な不都合
が生じる。
本発明は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、通信指令装置を小型化するとともに、信頼
性を高めることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の通信指令装置は、前記目的を達成するため、
それぞれ相手先が固定された複数の電話回線のそれぞれ
を、それぞれ通信指令の扱い者が操作する複数の操作卓
のいずれかに接続するための通信指令装置において、そ
れぞれ電話回線の自動発信,自動着信,各種信号の制御
を行う回線接続用中央処理装置を備え、それぞれ電話回
線に接続される複数の回線接続ボードと、送受話器と、
操作卓用中央処理装置により制御される入力装置および
出力装置を備えた複数の操作卓と、該複数の操作卓に対
応して設けられ、前記複数の操作卓の送受話器への通話
系制御を行う扱者用中央処理装置を備えた複数の扱者ボ
ードと、前記複数の回線接続ボード,扱者ボードおよび
操作卓の動作を司る主中央処理装置とを備え、前記複数
の回線接続ボードのそれぞれは、前記複数の操作卓の中
のいずれかの操作卓の着信受付操作に応じて、前記回線
接続用中央処理装置による制御により、前記電話回線を
着信受付操作を行なった操作卓に選択的に接続する複数
のスイッチを備えており、前記主中央処理装置を、前記
複数の回線接続ボードにおける電話回線の着信或いは接
続状態を示す情報を前記主中央処理装置に伝送し該主中
央処理装置からの前記複数の回線接続ボードに対する接
続および切断を制御する情報を前記複数の回線接続ボー
ドの各回線接続用中央処理装置に伝送するとともに前記
複数の扱者ボードに対する接続および切断を制御する情
報を前記複数の扱者ボードの扱者用中央処理装置に伝送
する第1の直列データ伝送ラインを介して前記複数の回
線接続ボードおよび複数の扱者ボードに対して共通に接
続するとともに、前記主中央処理装置からの前記複数の
回線接続ボードにおける電話回線の着信或いは接続状態
を示す情報を前記複数の操作卓の操作卓用中央処理装置
に伝送するとともに前記複数の操作卓からの前記複数の
回線接続ボードに対する接続および切断を制御する情報
を前記主中央処理装置に伝送する第2の直列データ伝送
ラインを介して前記複数の操作卓に対して共通に接続
し、前記操作卓の入力装置からの指示に基づき所定の電
話回線の発信指令を行い、また、前記電話回線の着信を
検出して前記操作卓の出力装置に情報を送出することを
特徴とする。
また、前記操作卓の入力装置から前記回線接続ボード
への回線接続および切断の制御指示と、該回線接続ボー
ドでの回線接続および切断の制御結果を比較し、比較結
果を表示する表示装置を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の通信指令装置においては、複数の回線接続ボ
ードの状態が第1の直列データ伝送ラインを介して主中
央処理装置により時分割的に常時監視されており、たと
えば、回線に着信があると、この着信情報が実質的に遅
れることなく主中央処理装置に供給され、更に、第2の
直列データ伝送ライン等を介して各操作卓に供給され着
信が表示される。操作卓で選択動作を行うと、着信回線
に対応する回線接続ボードと、扱いを指示した操作卓に
対応する扱者ボードが回線接続状態となり、通話が可能
となる。また、発信の場合も同様に、操作卓からの指示
に基づき所定の回線接続ボードおよび扱者ボードが回線
接続状態となり通話が可能となる。これらの着信情報,
発信指示等は、時分割で伝送されるので、情報伝送のた
めに必要とされる配線数は減少する。また、回線接続ボ
ードへの制御指示と制御結果が比較され、比較結果が表
示される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の
特徴を具体的に説明する。
第1図は、本発明の通信指令装置の実施例の基本的な
構成を示すブロック図である。
本実施例の通信指令装置においては、256本の電話回
線L1〜L256に対して8台の操作卓C1〜C8が回線制御装置
NCDを介して接続されている。回線制御装置NCDと各操作
卓C1〜C8との間には、それぞれ操作卓側電話回線l1〜l8
が接続されるとともに、各操作卓C1〜C8に対して共通に
2系統の直列データ伝送ラインm1,m2が接続されてい
る。
回線制御装置NCDは、第2図に示すように、各電話回
線L1〜L256に接続された256個の回線接続ボードLCB1〜L
CB256と、各操作卓側電話回線l1〜l8に接続された扱者
ボードOB1〜OB8と、前記各ボードLCB1〜LCB256,OB1〜OB
8に対する状態検出及び制御を、直列データ伝送ラインS
DLを介して時分割的に、たとえばデータ伝送速度が38.4
kbpsの高速直列データにより行う第1及び第2の中央処
理装置CPU1,CPU2と、回線制御装置NCDと各操作卓C1〜C8
との間で、たとえば19.2kbpsの中速度でデータの授受を
行うための第1及び第2のモデムMN1,MN2と、着信に対
して扱者が応答できない場合の応答メッセージを音声合
成装置により発生させる自動応答装置AAと、通話中に回
線を一時保留にした場合にメロディ等を発生させる保留
音発生装置HLDと、上記各ボード,中央処理装置等に動
作電圧を供給するための第1及び第2の電源回路PN1,P
N2とを備えている。なお、第1及び第2の中央処理装置
CPU1,CPU2は完全に並列的な動作をし、また、第1及び
第2の電源回路PN1,PN2も同様に並列的な動作をしてお
り、もし、一方が不良になったときは、他方がバックア
ップすることにより、回線制御装置NCDの動作が停止す
ることがないようにしてある。
次に、回線接続ボードLCB1〜LCB256について説明する
が、各回線接続ボードは同一構成であるので、第3図に
示すように回線接続ボードLCB1で代表して説明する。
回線接続ボードLCB1においては、電話回線L1に対して
直列にスイッチSWが接続されるとともに、複数のアナロ
グスイッチASAA,ASHLD,ASIL1〜ASIL8が接続されてい
る。これらのアナログスイッチは、トランジスタスイッ
チ等の無接点の電子スイッチから構成されており、アナ
ログスイッチASAAは、伝送線LAAを介して自動応答装置A
A(第2図参照)に接続され、アナログスイッチASHLD
伝送線LHLDを介して保留音発生装置HLDに接続され、ア
ナログスイッチASIL1〜ASIL8は伝送線IL1〜IL8を介して
各扱者ボードOB1〜OB8に接続されている。
また、第3中央処理装置CPU3が直列データ伝送ライン
SDLに接続されており、この第3中央処理装置CPU3と信
号制御部CTLLCBがフォトカプラ等のアイソレータISOを
介して結合されている。信号制御部CTLLCBはスイッチSW
を駆動するリレーRLのオンオフ、各アナログスイッチの
ASAA,ASHLD,ASIL1〜ASIL8のオンオフを制御し、また、
電話回線L1への着信を検出する。また、スイッチSWとは
別に、リレーRLにより駆動される状態検出スイッチswが
設けられており、スイッチSWと同時にオンオフする。こ
のオンオフ状態は信号制御部CTLLCBを介して第3中央処
理装置CPU3により検出される。
更に、第3中央処理装置CPU3には7セグメントのLED
等で回線接続ボードLCB1での動作エラー等を表示するモ
ニタMONが接続されている。
次に、扱者ボードOB1〜OB8について説明するが、各扱
者ボードは同一構成であるので、第4図に示すように扱
者ボードOB1で代表して説明する。
扱者ボードOB1においては、伝送線IL1と操作卓側電話
回線l1との間に、アナログスイッチASOBが挿入されてお
り、直列データ伝送ラインSDLに接続された第4中央処
理装置CPU4により制御される信号制御部CTLOBによりそ
のオンオフが制御される。
次に、操作卓C1〜C8について説明するが、各操作卓は
同一構成であるので、第5図に示すように操作卓C1で代
表して説明する。
操作卓C1には、送受話器HSの送話器TXからの送話信号
を増幅して操作卓側電話回線l1に出力する送話増幅器A
TXと、操作卓側電話回線l1からの受話信号を増幅して送
受話器HSの受話器RXに出力する受話増幅器ARXと、直列
データ伝送ラインm1,m2からのデータを復調する第1及
び第2のモデムMC1,MC2と、これらのモデムの出力が供
給される第5中央処理装置CPU5と、この中央処理装置CP
U5からの指示に基づき表示すべき画像に対応する映像信
号を生成する陰極線管コントローラCRTCと、この陰極線
管コントローラCRTCからの映像信号を実際の画像として
表示する陰極線管CRTと、第5中央処理装置CPU5とLED付
きのキーボードとの間の信号の授受を、たとえば、9600
bpsの低速度で行う周辺入出力装置PIO及びインタフェー
スIF等が設けられている。また、送話器TXおよび受話器
RXからなる送受話器HSのフック状態を検出するフック装
置HKが設けられ、フックアップ情報が第5中央処理装置
CPU5に供給されている。更にこれらの各回路に、動作電
圧を供給するための並列的に動作する第1及び第2の電
源装置PC1,PC2が設けられている。
次に、本実施例の通信指令装置の動作について説明す
る。
第2図に示す回線制御装置NCDにおいては、主中央処
理装置として機能する第1,第2中央処理装置CPU1,CPU2
が、回線接続ボードLCB1〜LCB256の状態をポーリング等
の手法により順次検出している。たとえば、いま電話回
線L1に着信があったとすると、この着信が回線接続ボー
ドLCB1に設けられている信号制御部CTLLCB(第3図参
照)で検出され、アイソレイータISOを介して回線接続
用中央処理装置として機能する第3中央処理装置CPU3
送られる。第3中央処理装置CPU3は、この着信情報を直
列データにして直列データ伝送ラインSDLに送り出す。
したがって、中央処理装置CPU1,CPU2は、電話回線L1
着信があったことを知ることができる。なお、各回線接
続ボードLCB1〜LCB256と中央処理装置CPU1,CPU2との間
のデータ転送速度は、たとえば、38.4kbpsと高速に設定
されているので、256回線の着信をポーリングで順次検
出する場合でも、検出時間の遅れは殆どない。
中央処理装置CPU1,CPU2で検出された着信情報は、第
1,第2モデムMN1,MN2で変調されて直列データ伝送ライ
ンm1,m2に、たとえば19.2kbpsのデータ伝送速度で送出
される。したがって、着信情報は、第1図に示すように
全ての操作卓C1〜C8に供給され、電話回線L1に着信があ
ったことが、各操作卓C1〜C8に表示される。第5図に示
される操作卓C1を例に挙げて説明すると、直列データ伝
送ラインm1,m2を介して送られてきた着信情報は、第1,
第2モデムMC1,MC2で復調され、操作卓用中央処理装置
として機能する第5中央処理装置CPU5に供給される。第
5中央処理装置CPU5は、電話回線L1に着信があったこと
を識別して、陰極線管コントローラCRTCに表示指示を出
し、予め登録されている電話回線L1に対応する着信相手
先名を陰極線管CRT上に、たとえば、赤色の点滅で表示
する。これにより、各操作卓C1〜C8にいる扱者は、電話
回線L1に着信があったことを知ることができる。なお、
図示しないが、別途設けられた着信ランプを点滅させた
り、チャイムを鳴動させたりしてもよい。
次に、たとえば、操作卓C1の操作卓の扱者が、送受話
器HSを上げると、これがフック装置HKにより検出され、
第5中央処理装置CPU5にフックアップ情報として伝えら
れる。中央処置装置CPU5は、操作卓C1のフックアップ情
報を、モデムMC1,MC2,伝送ラインm1,m2を介し、更に回
線制御装置NCD側のモデムMN1,MN2を介して中央処理装置
CPU1,CPU2に伝える。中央処理装置CPU1,CPU2は、直列デ
ータ伝送ラインSDLを介してこのフックアップ情報を回
線接続ボードLCB1〜LCB256および扱者ボードOB1〜OB8
伝える。
第3図に示す回線接続ボードLCB1では、中央処理装置
CPU3が、操作卓C1からのフックアップ情報を、アイソレ
ータISOを介して信号制御部CTLLCBに供給する。信号制
御部CTLLCBは、リレーRLを駆動してスイッチSWをオンに
するとともに、操作卓C1に対応するアナログスイッチAS
IL1をオンにする。また、第4図に示す扱者ボードOB1
は、扱者用中央処理装置として機能する第4中央処理装
置CPU4が、操作卓C1からのフックアップ情報を信号制御
部CTLOBへ供給する。信号制御部CTLOBは、操作卓C1に対
応するアナログスイッチASOBをオンにする。これによ
り、電話回線L1,伝送線IL1,操作卓側電話回線l1,操作卓
C1の回線が形成され、電話回線L1の相手先と操作卓C1
扱者との間の通話が可能となる。
このとき、回線接続ボードLCB1のリレーRLが正常に動
作していれば、スイッチSWがオンになると同時に状態検
出スイッチswがオンとなる。したがって、この状態検出
スイッチswの状態を信号制御部CTLLCBを介して第3中央
処理装置CPU3で読み取って信号制御部CTLLCBに指示され
た指令と比較することにより、回線が正常に接続された
ことが検出され、この正常接続情報が、第1,第2中央処
理装置CPU1,CPU2を介して操作卓C1の第5中央処理装置C
PU5に供給され、陰極線管CRTに赤の点滅で表示されてい
た着信相手先名が、緑色の連続表示となる。これによ
り、扱者は回線が正常に接続されたことを知ることがで
きる。これは、他の電話回線および操作卓についても同
様である。
また、回線接続ボードLCB1で指示通りの制御が行われ
なかった場合、この接続異常が第3中央処理装置CPU3
検出されて、操作卓C1に接続異常情報が表示される。
また、電話回線への着信があったが、扱者の都合によ
り直ぐには通話が開始できないような場合、たとえば、
第5図に示す操作卓C1のキーボードKYから自動応答を指
示すると、この自動応答情報が、インタフェースIF,周
辺入力装置PIOを介して第5中央処理装置CPU5に供給さ
れ、更に、伝送ラインm1,m2,中央処理装置CPU1,CPU2,直
列データ伝送ラインSDLを介して、回線接続ボードLCB1
〜LCB256に供給され、着信した電話回線に対応するスイ
ッチSW(第3図参照)がオンになるとともに、自動応答
装置AAからの伝送線LAAに対応するアナログスイッチAS
AAがオンとなる。したがって、自動応答装置AAから「し
ばらくおまちください」等の音声メッセージが着信電話
回線に対して送出される。また、通話の途中で回線を一
旦保留にしたい場合は、キーボードKYから保留を指示す
ると、今度は、保留音発生装置HLDに対応するアナログ
スイッチASHLDがオンとなり、自動応答の場合と同様
に、着信電話回線に対してメロディ等の保留音が送出さ
れる。
次に、発信の場合について説明する。
たとえば、第5図に示す操作卓C1の送受話器HSを上げ
て、キーボードKYに設けられている電話回線L1に対応す
る個別ボタンを押すと、この発信情報が、たとえば、96
00bpsのデータ伝送速度で回線制御装置NCDの中央処理装
置CPU1,CPU2に供給され、中央処理装置CPU1,CPU2から
は、目的とする電話回線L1に対応する回線接続ボードLC
B1のスイッチSWと、発呼指示があった操作卓C1に対応す
るアナログスイッチASIL1と、扱者ボードOB1のアナログ
スイッチASOBとをオンとするための制御データが送出さ
れる。これにより、操作卓C1,操作卓側電話回線l1,伝送
線IL1,電話回線L1の回線が形成され、操作卓C1の扱者と
電話回線L1の相手先との間の通話が可能となる。また、
他の操作卓および電話回線についても同様である。な
お、この発信動作の説明においては、説明を簡単にする
ために一つの相手先と一つの電話回線を対応させたが、
実際には、一つの相手先に対して複数の電話回線が予め
登録されており、操作卓C1で個別ボタンが押されたとき
は、複数の電話回線の中から優先度の高い回線を捕捉
後、発呼信号を送出するようになっている。
また、発信の際にキーボードKYから加入者表示の指示
をすると、陰極線管CRT上に選択番号と加入者名の一覧
表が表示されるので、この表示を見て選択ボタンを押す
ようにしてもよい。
更に、第3図に示す回線接続ボードLCB1の第3中央処
理装置CPU3は、先に述べたように、常時回線接続ボード
LCB1の状態検出スイッチswの状態を監視しており、動作
に異常があった場合、すなわち、制御指示と制御結果が
異なった場合は、異常の種類をモニタMONに表示する。
たとえば、第1,第2中央処理装置CPU1,CPU2から回線接
続・切断の指示があったにも拘わらず、指示通りの制御
が行われなかった場合は、モニタMONの7セグメントLED
により「0」の表示を行う。同様に、自動応答の接続が
できない場合は「2」の表示を行う。更に、主中央処理
装置である第1,第2中央処理装置CPU1,CPU2からのポー
リング状態を検出し、5秒以上ポーリングがこないとき
は、「E」を表示する。また、直列データの伝送エラー
があった場合は「U」を表示する。なお、図示しない
が、扱者ボードOB1〜OB8にも同様なモニタが設けられて
いる。これにより、通信指令装置が正常に動作している
かどうかを常時確認することができ、装置の信頼性を極
めて高くすることができる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば、以下に示す効
果を得ることができる。
(1) 各電話回線に対応してそれぞれ中央処理装置を
搭載した回線接続ボードを設けるとともに、各回線接続
ボードに対して直列データを使用してデータの授受を行
って回線の接続・切断制御を行うので、電話回線数が多
い場合でも回線制御装置と各操作卓との間の配線が少な
くなり、通信指令装置が小型化される。
(2) 各回線接続ボードの動作状態を中央処理装置に
より監視し、異常には表示を行うので、通信指令装置の
故障に気がつかないというような不都合がなくなり、装
置の信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通信指令装置の実施例の基本的な構成
を示すブロック図、第2図は同通信指令装置において使
用される回線制御装置のブロック図、第3図は同回線制
御装置において使用される回線接続ボードのブロック
図、第4図は回線制御装置において使用される扱者ボー
ドのブロック図、第5図は第1図に示される通信指令装
置において使用される操作卓のブロック図、第6図は通
信指令装置の原理的な構成を示すブロック図、第7図は
従来例の通信指令装置のブロック図である。 AA:自動応答装置 ASAA,ASHLD,ASIL1〜ASIL8,ASOB:アナログスイッチ ARX:受話増幅器、ATX:送話増幅器 C,C1〜C8,C11〜C18:操作卓 CTLLCB,CTLOB:信号制御部 CPU1〜CPU5:中央処理装置 CRT:陰極線管 CRTC:陰極線管コントローラ FR:全波整流器、HK:フック装置 HLD:保留音発生装置、HS:送受話器 IF:インタフェース、IL1〜IL8,LAA:伝送線 ISO:アイソレータ、KY:キーボード L1〜L256:電話回線、LHLD:伝送線 LCB1〜LCB256:回線接続ボード l1〜l8:操作卓側電話回線 MC1,MC2,MN1,MN2:モデム MON:モニタ m1,m2:直列データ伝送ライン NC:回線制御装置 NC1〜NC256:回線制御回路 NCD:回線制御装置、OB1〜OB8:扱者ボード PC1,PC2,PN1,PN2:電源装置 PIO:周辺入出力装置、RL,RL1,RL2:リレー SDL:直列データ伝送ライン SW,SW1〜SW4,SW5-1〜SW5-256:スイッチ sw:状態検出スイッチ T:電話器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ相手先が固定された複数の電話回
    線のそれぞれを、それぞれ通信指令の扱い者が操作する
    複数の操作卓のいずれかに接続するための通信指令装置
    において、 それぞれ電話回線の自動発信,自動着信,各種信号の制
    御を行う回線接続用中央処理装置を備え、それぞれ電話
    回線に接続される複数の回線接続ボードと、 送受話器と、操作卓用中央処理装置により制御される入
    力装置および出力装置を備えた複数の操作卓と、 該複数の操作卓に対応して設けられ、前記複数の操作卓
    の送受話器への通話系制御を行う扱者用中央処理装置を
    備えた複数の扱者ボードと、 前記複数の回線接続ボード,扱者ボードおよび操作卓の
    動作を司る主中央処理装置とを備え、 前記複数の回線接続ボードのそれぞれは、前記複数の操
    作卓の中のいずれかの操作卓の着信受付操作に応じて、
    前記回線接続用中央処理装置による制御により、前記電
    話回線を着信受付操作を行なった操作卓に選択的に接続
    する複数のスイッチを備えており、 前記主中央処理装置を、前記複数の回線接続ボードにお
    ける電話回線の着信或いは接続状態を示す情報を前記主
    中央処理装置に伝送し該主中央処理装置からの前記複数
    の回線接続ボードに対する接続および切断を制御する情
    報を前記複数の回線接続ボードの各回線接続用中央処理
    装置に伝送するとともに前記複数の扱者ボードに対する
    接続および切断を制御する情報を前記複数の扱者ボード
    の扱者用中央処理装置に伝送する第1の直列データ伝送
    ラインを介して前記複数の回線接続ボードおよび複数の
    扱者ボードに対して共通に接続するとともに、前記主中
    央処理装置からの前記複数の回線接続ボードにおける電
    話回線の着信或いは接続状態を示す情報を前記複数の操
    作卓の操作卓用中央処理装置に伝送するとともに前記複
    数の操作卓からの前記複数の回線接続ボードに対する接
    続および切断を制御する情報を前記主中央処理装置に伝
    送する第2の直列データ伝送ラインを介して前記複数の
    操作卓に対して共通に接続し、前記操作卓の入力装置か
    らの指示に基づき所定の電話回線の発信指令を行い、ま
    た、前記電話回線の着信を検出して前記操作卓の出力装
    置に情報を送出することを特徴とする通信指令装置。
  2. 【請求項2】前記操作卓の入力装置から前記回線接続ボ
    ードへの回線接続および切断の制御指示と、該回線接続
    ボードでの回線接続および切断の制御結果を比較し、比
    較結果を表示する表示装置を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の通信指令装置。
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