JPS6318855A - 通信用端末装置の遠隔保守・運用方式 - Google Patents

通信用端末装置の遠隔保守・運用方式

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JPS6318855A
JPS6318855A JP61163355A JP16335586A JPS6318855A JP S6318855 A JPS6318855 A JP S6318855A JP 61163355 A JP61163355 A JP 61163355A JP 16335586 A JP16335586 A JP 16335586A JP S6318855 A JPS6318855 A JP S6318855A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信用端末装置の保守・運用を効率良く行わせ
るための、通信用端末装置の遠隔保守・運用方式に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、電話機器やデータ宅内装置等の通信用端末の一般
的な保守方法は、端末の故障を利用者や保守者が発見し
た時点で、通信網内にある交換局の故障受付者に通報し
、通報を受けた故障受付者がその通報情報に基づき、ま
たは、局内の試験台から通信回線を通して簡易な試験を
行い、故障が端末に発生しているものか、通信w4設備
側に発生しているものかを、切分は確認している。
そして、端末障害の場合には、保守者が現場に出動し故
障端末の修理または交換を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため1例えば、公衆電話機の如き不特定多数が利用
する端末では、端末が故障していても別の公衆電話機で
通信の用が足りたり、あるいは、外観のみでは故障を発
見しにくい端末では、どうしても故障の発見が遅れ、設
備稼動率が低下するという問題があった。
また、故障の通報が利用者から行われる場合、故障受付
者が正確な故障状況、内容を把握することは一般には困
難である。このため、保守者が現場に出動して障害状況
を点検・確認した後、再度修理のために出動することも
多く、故障回復の遅れや保守費の増加を招くという問題
もあった。
上記問題を解消するものとして、本出願人が先に特願昭
59−19758号「通信用宅内機器の保守方式」に提
案した方式(特開昭60−172871号公報参照)は
、局内に記憶装置を配置し、端末から自動発信させて、
上記記憶装置に故障情報を自動受信・記録させる方式で
あるが、この方式では、受信した故障情報を局内の保守
者が把握するには、試験台から再度アクセスして情報を
取出すため、故障情報の即時性に欠ける点がある他、試
験台から故障端末に直接アクセスする方法が開示されて
いないという問題があった。
また、試験台等から着信をかけ、端末状態を管理する方
法については、例えば1本出願人が先に特願昭59−1
3108号「遠隔保守診断方式」により提案した方式(
特開昭60−172870号公報参照)において。
試験台操作により、交換機に試験着信であることを識別
させ、交換機から加入者線信号として、端末に無鳴動着
信をかけ、端末からの故障情報を送出させる方式がある
しかしなから、この方式は、試験台から交換機に対して
試験着信であることを識別させるために特別な制御信号
を必要とすること、および、端末への無鳴!Fl]着信
の方法が、交換機と端末間の加入者線信号を利用してい
ること等から、交換機の改造を伴ない、全国現模で実施
するには、大きな改造費を必要とし、更に、保守会社等
の第三者には利用できず、拡張性、融通性に乏しいとい
う問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、従来の保守方式における上述の如き問題を解消し、交
換設備を改造することなしに実現可能な、迅速で効率の
良い通信用端末装置の遠隔保守・運用方式を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、通信用端末装置と、該通信用端末
装置から送信される故障情報を受信する情報受信装置と
、該情報受信装置と前記通信用端末装置とを接続する通
信網設備を有する通信用端末装置の遠隔保守・運用シス
テムにおいて、前記通信用端末装置をディジタル通信網
に収容するとともに、該通信用端末装置にディジタル加
入者線インタフェースと、故障を自己検知する手段およ
び自動送受信手段を設け、また、前記情報受信装置をデ
ィジタル通信網に収容するとともに、該情報受信装置に
ディジタル加入者線インタフェースと、一般着信と試験
着信とを区別する手段と、自動送受信手段と受信情報の
処理手段および記憶手段を設けて、前記通信用端末装置
と前記情報受信装置とを前記通信網設備の中で一般の通
信端末プロトコルで接続し、かつ、前記通信用端末装置
と前記情報受信装置との間の通信パスが前記ディジタル
通信網の中だけで形成される場合、通信パスの設定前に
ディジタル加入者線信号により、前記情報受信装置から
前記通信用端末装置へ前記試験着信を識別させ、通信パ
スの設定後、前記通信用端末装置を起動させて該通信用
端末装置内の前記検知手段により検知した故障情報を、
前記情報受信装置に自動転送させることを特徴とする、
通信用端末装置の遠隔保守・運用方式によって達成され
る。
〔作用〕
本発明においては、従来と異なり、通信パスの設定前に
アウトチャンネル信号により、一般着信と試験着信とを
区別するため、遠隔試験として無鳴動着信制御が可能と
した点が異なる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例を示す通信用端末装置の保
守・運用システムの接続構成図である。
図において、IAはディジタル電話端末、IBはディジ
タル非電話端末、2A〜2Cはディジタル回線終端装置
、3Aはアナログ電話端末、3Bはアナログ非電話端末
、4はディジタル通信網、5A〜5Cは局内側のディジ
タル回線終端装置、6A、6Bはディジタル加入者交換
機、7は保守センタに設置され、ディジタル加入者線イ
ンタフェースを有する情報受信装置を示している。
また、8はアナログ通信網、9A、9Bはアナログ加入
者線交換機、10はディジタル通信網内で設定された通
信パスである、ディジタル1リンク接続パス、IIA、
IIBはディジタル通信網とアナログ通信網とを経由し
た通信パス、12はアナログ通信網の通信パスである。
本システムの動作の概要は以下の通りである。
ディジタル端末IAまたはIBが障害等を自己検出する
と、ディジタル回線終端装置2,5を介してディジタル
通信v44中のディジタル加入者線交換@6Aに対して
自己発呼し、ディジタル加入者線交換機6Bにディジタ
ル回線終端装置2C。
5Cを介して収容されている情報受信装置7に対応する
、加入者電話番号を自動ダイヤルする。
ディジタル通(,3w44がこれを受けると、ディジタ
ル1リンク接続パス10か、あるいは、アナログ通信網
8を経由して、例えば、通信パス11A→12→IIB
のルートで、後述する(第4図参照)情報受信装置7に
着呼をかけると、該情報受信装置は自動応答して、ディ
ジタル端末IAまたはIBと、通信パスが張られる。
その後、ディジタル端末IAまたはIBと上記情報受信
装置7との間で、後述する(第3図参照)通信手順に従
い、ディジタル1リンク接続パス10の場合はディジタ
ルコード信号で、それ以外の場合はPB倍信号で、送受
信することにより、ディジタル端末IAまたはIBから
上記情報受信装置7へ、障害情報等を送信する。
また、アナログ端末3Aまたは3Bが障害等を自己検出
した場合は、同様に、アナログ通信網8内のアナログ加
入者交換機9を経由した通信パス11A−)10または
12→IIBのルートで通信パスを張り、アナログ端末
3Aまたは3Bから情報受信装置7へ障害情報等を送信
する。
第2図は上述のディジタル電話端末の具体例を示す、公
衆電話形のディジタル電話端末構成図である。図におい
て、2は前述の、ディジタル電話端末と接続されろディ
ジタル回線終端装置、13は後述するディジタルインタ
フェース制御部、14は装置全体を制御する装置制御部
を示している。
また、15は料金処理部、15 a 、18 a 、2
0 aおよび23aは故障検知センサ、16は符号変換
器、 17は通話回路、18は送受話器、19は入出力
制御部、20は非電話機能部、21は通信線、22は局
給電電源部。
23は商用電源部を示している。これらの機能について
は、以下、順次説明する。
上述のディジタルインタフェース制御部13は。
発2着呼検出制御やインチヤンネルとアウトチャンネル
のディジタルコード信号を、図示されていない伝送フォ
ーマットに組立ててディジタル線終端装置に送信したり
、逆に、ディジタル回線終端装置2から送られて来るコ
ード信号を受信して、インチヤンネルとアウトチャンネ
ル信号に分解・抽出し、かつ、アウトチャンネル信号の
誤り制御等を行う機能を有するものである。
装置制御部14は、アウトチャンネル信号の解読や生成
制御、第1図に示した情報受信装置7との間で送受信す
るインチヤンネルコード信号の解読や生成制御、公衆電
話の課金制御9通話制御、PBダイヤルや機能釦および
各種表示、可聴音等の入出力制御、および、非電話機器
制御等の装置全体の制御を行う機能を有するものである
料金処理部15は、上記装置制御部14の課金情報に基
づいて料金の収納制御を行う機能を有し、故障検知セン
サ15aは、上記料金処理部15の故障。
例えば、テレホンカードづまり等を常時または装置動作
時に監視する機能を有するものである。なお、15bは
上記故障検知センサ15aで検知した故障情報を前記装
置制御部14に通知する信号線を示している。
上記符号変換器1Gは、例えば、G4kb/sのディジ
タル音声信号をアナログ音声信号に変換したり、この逆
の変換を行う機能を有し、通話回路17は、アナログ音
声信号の増幅等を行う機能を有するものである。
故障検知センサ18aは、前記送受話器18用機ひもが
いたずら等で切断されたとき、該切断を検知する機能を
有するものであり、18bは上記センサ18aで検知し
た機ひも切断情報を前記装置制御部14に通知する信号
線を示している。
入出力制御部19は、PBダイヤル、各種表示器および
スピーカ等を有し、故障検知センサ19aは上記入出力
制御部19の故障を検知する機能を有するものである。
非電話機能部20は、ファクシミリ等の非電話通信機能
を有するものであり、故障検知センサ20aは、上記非
電話機能部20の故障を検知する機能を有するものであ
る。
通信線21は、前記ディジタル回線終端装置2とディジ
タルインタフェース制御部13との間を接続する4線の
通信線であり、局給電電源部22は、通信網から上記通
信線21を介して供給される直流電力を抽出し、端末で
必要とする直流電圧に変換して端末に供給する機能を有
するものである。
商用電源部23は、商用電力AC100Vを端末で必要
とする直流電圧に変換して、消費電力の大きい1例えば
、料金処理部15や、非電話機能部20に供給する機能
を有するものである。故障検知センサ23aは、例えば
、図示されていない商用電源の停電時バックアップ用電
池等の故障を検知する機能を有するものである。
次に、ディジタル電話端末の動作を説明する。
一般の電話通話の場合は、例えば、送受話器18を取上
げると、図示されていないフックスイッチと連動してい
る起動検出スイッチが動作し、ディジタル回線終端装置
2とディジタルインタフェース制御部13との間を接続
する前記通信線21(4本)のうち、回線終端装置2か
ら直流電圧を印加されている方の2線のループを閉成す
る。
すると1通信線21には直流電流が流れ、そのまま局給
電電源部22の入力側に入り、出力側には所定の直流電
圧を出力する。その結果1局給電電力で動作する装置制
御部14およびディジタルインタフェース制御部13そ
の他をパワーオンリセット状態にして起動させ、次いで
、装置制御部14の制御により商用電源部23を起動さ
せ、端末全体が起動状態になり、ディジタルインタフェ
ース制御部13とディジタル回線終端装置2および図示
されていない通信網の回線終端装置との間で、デイジタ
ル信号の同期確立動作に入る。
そして、同期が確立されると、アウトチャンネル信号に
より、後述する(第3図参照)通信プロトコル上の制御
信号の送受信を、装置制御部14と図示されていないデ
ィジタル加入者線交換機との間で行い、先に説明した如
く、相手端末との間に通信パスが張られる。
相手端末が応答すると、アウトチャンネルで前記制御信
号の送受信を行って、料金処理部15で課金収納動作を
行うと同時に、インチヤンネルで交話を開始する。
また、一般の着信の場合は、通信網から着呼がかかると
、ディジタル回線終端装置2とディジタルインタフェー
ス制御部13との間を接続する4線の通信線21のうち
、前記直流電力を供給する2線以外の2線に対して、デ
ィジタル回線終端装置2側から直流電圧が印加され、こ
れをディジタルインタフェース制御部13内の図示され
ていない着信検出回路で検出し、電源起動回路を動作さ
せることにより、局給電電源部22が起動し、以後は前
記端末発呼と略同様の通信手順をとり1通信を開始する
次に、端末で故障を自動検知したときの動作について説
明する。
故障の検知方法は、大別して2種類あり、一つは、例え
ば、いたずらによる送受話器用機ひもの切断監視用故障
検知センサ18aや、停電時バックアップ用電池等の故
障検知センサ23aによる検知等、端末が動作していな
いときでも、商用電源部23から給電されていて、常時
、故障を監視する方法であり、他の一つは1発呼または
着呼により、端末が動作を開始してから検出する方法で
、例えば、料金処理部15の故障検知センサ15aによ
るカードづまり等の検出や、非電話機能部20の故障検
知センサ20aによる故障検出がある。
例えば、常時監視している上記故障検知センサ18aが
故障を検出すると、装置制御部14に、信号線i8bを
介して情報を通知することにより、図示されていない起
動検出スイッチが動作して、装置制御部14は起動状態
になる。
検出された障害情報は、予めプログラム化された手順に
従って、即時発呼か、または、端末内の図示されていな
いメモリ素子に格納され、必要な時期に自動発呼して、
第1図で説明した情報受信装置7に障害情報として転送
される。
なお、端末の障害情報転送機能としては、ディジタル1
リンクパスが張れる場合は、ディジタルコード信号で送
受信し、通信バスルート中にアナログ通信網が存在する
場合は、インチヤンネルのPB倍信号あるいは、図示さ
れていないFS信号送受信器によるF S (F re
quency S 1ft)信号で、送受信制御機能を
装置制御部14に持たせている。
第3図は上記実施例の動作を説明するための、I N 
S (Informatjon Netiiork S
ystem)通信プロトコル例であり、ディジタル端末
とディジタル加入者線交換機との間で、信号の同期確立
以降の信号シーケンスを表わしており、実線はアウトチ
ャンネルの制御信号、破線はインチヤンネルの可聴音信
号を表わしている。
接続手順を説明すると、まず、発端末が発呼信号を発側
交換機に送る(ステップ1)と、発側交換機から受付信
号が返って来る(ステップ2)。これを受けて、発端末
から交換機に通信クラス情報を送る(ステップ3)と、
ダイヤル可信号が返って来る(ステップ4)。そして、
発端末からダイヤル信号を送出する(ステップ5)と、
後は通信網内の局間共通線信号として、発呼者識別番号
(発I D)。
通信クラス、着呼者識別番号(着ID)等を転送する(
ステップ6)。
これを受けて1着側交換機では着端末に着呼信号を送り
(ステップ7)、着端末を起動させ、着端末から確認信
号が着側交換機に戻る(ステップ8)と、発側交換機か
ら転送されて来た通信クラス情報を着端末に送る(ステ
ップ9)ことにより、着端末では1発端末がどういう種
類の端末で、どういう通信を要求しているか、例えば、
電話通信か、文字通信か、ファクシミリ通信か等の通信
の可能性を判断し、相互通信が可能であれば、呼出確認
を着側交換機に返す(ステップ10)。
更に、人間操作または自動受信動作により、着端末は通
信開始のための応答信号を着側交換機に返しくステップ
11)、エンド、エンドの通信パスが設定され、以後、
インチヤンネルを使った通信を開始する(ステップ12
〜15)。
ここで、通信クラス情報は図示していないが、伝達速度
種別やディジタル1リンクパスの設定要求等を含む伝達
機能指定情報と、通信の可能性を相互に確認するための
整合性確認情報とがある。
従って、本プロトコルによれば、エンド、エンドの通信
パスが設定される前段階で、例えば、ディジタル1リン
クパスの確認や相手端末がアナログ端末か、ディジタル
端末かの識別が可能となる。
また、整合性確認情報は、ディジタル通信網の中では、
信号フォーマットの変換等の加工処理が行われず、エン
ド、エンドにそのまま伝達されるアウトチャンネル信号
であり、信号の利用方法についてはディジタル交換機は
特に関与せず、ユーザが自由に使えるため、新しい使い
方をしても、交換機等通信網内の改造を必要としない。
第4図は前記情報受信装置7の構成図であり、図におい
て、24は第2図に示したディジタルインタフェース制
御部13と略同じ機能を有するディジタルインタフェー
ス制御部、25は装置全体を制御する装置制御部、26
は符号変換器、27は切換えスイッチ、28はアナログ
符号変換器を示している。
これらの機能については、以下、順次説明する。
上記装置制御部25は、アウトチャンネル信号の解読、
生成制御、ディジタル端末との間で送受信するインチヤ
ンネルコード信号の解読、生成制御、アナログ端末との
間で送受信するインチヤンネルのPB倍信号たはFS信
号等の解読、生成制御、受信した情報を必要に応じて、
図示されていない他の情報受信装置等に再転送する転送
制御、および、通話制御等の制御を行う機能を有する。
符号変換器26は、第2図に示した符号変換器16と同
じ機能を有するものであり、切換えスイッチ27は、イ
ンチヤンネルのアナログ信号を通話回路側に出すか、装
置制御部側に出すかを切換える機能を有し、アナログ符
号変換器28は、端末と送受信するPB倍信号のアナロ
グ信号を符号変換する機能を有するものである。
また、29は通話回路、30は送受話器、31は保守者
等が被試験端末を遠隔制御したり、情報受信装置自身を
操作するための操作部、32は端末と送受信する情報の
入出力制御を行う入出力制御部、33は表示出力を行う
表示部、34は情報の?9積を行う情報蓄積部、35は
必要に応じて印刷出力するプリンタ部を示している。
次に、前記ディジタル電話端末(以下、単に「端末」と
いう)LAから、障害情報が転送された場合の、情報受
信装置7の動作例を説明する。
まず、第3図で述べた通信手順により、情報受信装置7
に着呼信号が来ると、ディジタルインタフェース制御部
24で着呼を検出して、自動的に応答信号を返し、第1
図に示した着側のディジタル交換機6Bと通信手順に入
るとともに、装置制御部25にその旨を通知する。
これを受けて装置制御部25は、第3図に関連して述べ
た通信クラス情報から、この通信がディジタル1リンク
パスによる通信かどうかを判断し、1リンクパス通信で
ある場合には、上記切換えスイッチ27をアナログ符号
変換器28側に切換え、アナログ信号信号等で送受信す
る準備をしてから、障害情報受信のため、図示されてい
ない発端末と交信状態に入り、情報を送受信する。
そして、装置制御部25は、障害情報を分析し。
必要に応じて受信情報を入出力制御部32を経由して表
示部33.プリンタ部35に出力するか、情報蓄積部3
4に一時記憶させ、操作部31の操作に応じて前記各出
力部に出力するか、あるいは、予め設定された転送先へ
、ディジタルインタフェース制御部24を通じて自動発
呼し、再転送する。
また、情報受信装置7から被試験端末IAに着呼をかけ
る動作は、例えば、まず、情報受信装置7を起動後、操
作部31のキー操作により、被試験端末1Aの加入者番
号や試験項目等、遠隔試験に必要な情報を入力し、通信
開始釦を押すことにより自動発呼する。
そして、第3図に示した通信手順により、被試験端末I
Aに着呼をかけ、通信パス設定後、遠隔試験のための交
信に入り、被試験端末IAから必要な情報を情報受信装
置7に自動転送させる。
別の試験方法としては、予め、試験手順をプロゲラ11
化しておき、複数の被試験端末の加入者番号リストを順
々に読出すことにより、決められた周期で情報受信装置
7から複数の被試験端末に、順次、自動着信をかけ、前
記試験手順で情報を自動的に収集することも可能である
第5図は、本発明の特許請求の範囲第1項に対応する、
第一の実施例の動作を説明する、前記端末1Aから障害
情報等を自動転送する動作のフローチャートである。
第2図に示した、例えば、故障検知センサ18aが故障
を検知する(ステップ41)と、端末IAは自動発呼し
くステップ42)、ディジタル1リンクパスの設定要求
を行う(ステップ43)と同時に、予め、プログラム化
されている前記情報受信装置7の加入番号を自動ダイヤ
ルする(ステップ44)。
次に、第3図に示した通信手順により、ディジタル1リ
ンクパスを確認しくステップ45)、情報受信装置7か
らの応答信号を受信する(ステップ46)と、前記端末
IAと情報受信装置7とは1インチヤンネルパスを使っ
てディジタルコード信号の交信動作に入り、端末IAか
ら障害情報の転送が行われる(ステップ47)。
一方、ディジタル1リンクバスが設定されなかった場合
は、第1図に示したディジタル加入者交換機6Aからア
ナログ網が介在する旨のアウトチャンネル信号を受信す
る(ステップ48)と、端末IAでアナログ網通信を行
う旨、上記ディジタル加入者交換機6Aにアウトチャン
ネル信号で通知しくステップ49)、応答信号を受信す
る(ステップ50)と、インチヤンネルパスを使ってP
B倍信号たはFS信号等のアナログ信号により、情報受
信装置7に障害情報を転送する(ステップ51)。
転送終了後、通信パス切断手順に入り通信を終了する(
ステップ52)。
第6図は、本発明の特許請求の範囲第1項に対応する、
第一の実施例の動作を説明する、情報受信装置7から端
末IAに試験着信をかけて、’hQ隔試験を行う場合の
動作フローチャートである。
情報受信装置7から被試験端末IAにダイヤル発信する
と、第3図で説明した通信手順により、端末IAに着呼
がかかり、第2図で示したようにディジタルインタフェ
ース制御部13で着呼を検知する(ステップ53)。
そして、ディジタル加入者交換機6Aと端末IAとの間
で、情報受信装置7から転送されて来た通信クラス情報
の中の、例えば、「試験要求」信号を送受信することに
より、第2図に示した装置制御部14で試験着呼を識別
しくステップ54)、ディジタル加入者交換機6Aに応
答信号を自動的に返す(ステップ55)。
その後、端末IAと情報受信装置7との間の通信パスが
設定され、インチヤンネルパスを使ってエンド、エンド
の交信を開始する(ステップ56)。
ついで、情報受信装置7から前記端末IAに対して、自
己診断試験要求か、または、端末IAに蓄積されている
、例えば、障害履歴情報や、料金積算情報等の情報転送
要求か等の試験項目を指示しくステップ57)、例えば
、自己診断試験要求の場合は、これを受けて被試験端末
IAの装置制御部14は、自己診断プログラムを走らせ
、装置内各部の自己診断試験を開始する(ステップ58
)。
そして、各部から試験結果情報が装置制御部14に通知
され、試験を終了する(ステップ59)と、装置制御部
14からディジタルインタフェース制御部13を経由し
て、予め定められた信号フォーマットで、試験結果情報
として情報受信装置7に逆信しくステップ60)、情報
受信装置7は指示した情報を受信することにより交信を
終了しくステップ61)、通信パスの切断手順に入る(
ステップ62)。
ステップ54で、試験着呼でない場合には、一般着呼に
対する手順に従う(ステップ83)。
第7図は、本発明の特許請求の範囲第2項に対応する、
第二の実施例の動作を説明する、情報受信装置7から複
数の被試験端末に遠隔試験ダ行う場合の動作フローチャ
ートである。
情報受信装置7の動作は、まず、予め記憶されているか
、あるいは、設定されている被試験端末の加入者番号を
、自動的に読出しくステップ63)、当該被試験端末に
向けて、自動発呼、ダイヤルする(ステップ64)。
着呼を受けた被試験端末では1通信パスの設定前に「試
験着信jを識別しくステップ65)、無鳴動着信動作に
入ると同時に、前記情報受信装置7に応答信号を返し、
この信号を受信した(ステップ66)後、情報受信装置
7と被試験端末とはインチヤンネルパスを使って交信を
開始する(ステップ67)。
そして、情報受信装置7から予めプログラム化されてい
る試験項目に対応する制御信号を送信しくステップ68
)、被試験端末は当該制御信号により自己試験を開始す
る(ステップ69)。
自己試験を終了する(ステップ70)と、試験結果の情
報を情報受信装置7に送信しくステップ71)、交信を
終了する(ステップ72)と同時に、呼の切断手順に入
る(ステップ73)。
次に、別の被試験端末をアクセスする場合は、ステップ
63に戻り、アクセスしない場合は、装置の終了手順(
ステップ75)に入り動作を終了する。
上記各実施例によれば、ディジタル通信網に収容し、デ
ィジタル加入者線インタフェースを有する通信端末と情
報受信装置とから成る保守システム構成で、かつ、一般
の通信端末プロ)〜コルを使って、通信前の前記アラ1
−チャンネルの中で、エンド、エンドに送受信可能で、
かつ、ユーザが自由に使える通信クラス信号を利用して
、通信端末側に、試験着信と一般着信とを識別させるこ
とにより、情報受信装置7の遠隔試験機能を用いて、情
報受信装置7から一般の接続手順で、被試験端末に試験
着信をかけ、定期的、あるいは、随時、遠隔診断試験を
行うことが可能である。
また、例えば、収納料金情報や通信トラヒック情報等1
通信端末で格納している情報を、必要に応じて、情報受
信装置7で収集することも可能である。
更に、前記通信クラス信号を利用して、情報受信装置7
側でも、障害情報転送のための試験着信か、一般着信か
を識別できるため、前記保守システム以外からの一般着
信やいたずら等による着信は、インチヤンネルの通信パ
ス設定の前に、情報受信装置7側で判断でき、誤接続等
を防止できるという効果もある。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、通信用端末装置と、
該通信用端末装置から送信される故障情報を受信する情
報受信装置と、該情報受信装置と1官記通信用端末装置
とを接続する通信網設備を有する通信用端末装置の遠隔
保守・運用システムにおいて、前記通信用端末装置をデ
ィジタル通信網に収容するとともに、該通信用端末装置
にディジタル加入者線インタフェースと、故障を自己検
知する手段および自動送受信手段を設け、また、前記情
報受信装置をディジタル通信網に収容するとともに、該
情報受信装置にディジタル加入者線インタフェースと、
一般着信と試験着信とを区別する手段と、自動送受信手
段と受信情報の処理手段および記憶手段を設けて、前記
通信用端末装置と前記情報受信装置とを前記通信網設備
の中で一般の通信端末プロトコルで接続し、かつ、前記
通信用端末装置と前記情報受信装置との間の通信パスが
前記ディジタル通信網の中だけで形成される場合、通信
パスの設定前にディジタル加入者線信号により、前記情
報受信装置から前記通信用端末装置へ前記試験着信を識
別させ、通信パスの設定後、前記通信用端末装置を起動
させて該通信用端末装置内の前記検知手段により検知し
た故障情報を、前記情報受信装置に自動転送させるよう
にしたので、交換設備を改造することなしに実現可能な
迅速で効率の良い通信用端末装置の遠隔保守・運用方式
を実現できるという顕著な効果を奏すものである。
また、通信用端末装置の障害履歴情報、収納料金情報9
通信トラヒック情報等の保守・運用情報を、必要に応じ
て収集できるため、公衆利用形端末の適正配置や定期点
検等が可能になり、サービス運用費用の節減が図れると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す通信用端末装置の保守
・運用システムの接続構成図、第2図はディジタル電話
端末の具体的構成例を示す図、第3図は実施例の動作を
説明するためのINS通信プロトコル例を示す図、第4
図は情報受信装置の構成図、第5図は本発明の詳細な説
明する、端末IAから障害情報等を自動転送する動作フ
ローチャート、第6図は本発明の詳細な説明する、情報
受信装置から端末の遠隔試験を行う場合の動作フローチ
ャート、第7図は本発明の詳細な説明する、情報受信装
置から複数の被試験端末に遠隔試験を行う場合の動作フ
ローチャートである。 LA、IB:ディジタル端末、3A、3B:アナログ端
末、4:ディジタル通信網、6A、6B:ディジタル加
入者交換機、7:情報受信装置、8:アナログ通信網、
9A、9B:アナログ加入者交換機、10. IIA、
 IIB、 12:通信パス、13.24:ディジタル
インタフェース制御部、14,25:装置制御部、15
a 、 18a 、 20a 、 23a :故障検知
センサ、27:切換えスイッチ、31:操作部、32:
入出力制御部。 の 第   3   図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通信用端末装置と、該通信用端末装置から送信さ
    れる故障情報を受信する情報受信装置と、該情報受信装
    置と前記通信用端末装置とを接続する通信網設備を有す
    る通信用端末装置の遠隔保守・運用システムにおいて、
    前記通信用端末装置をディジタル通信網に収容するとと
    もに、該通信用端末装置にディジタル加入者線インタフ
    ェースと、故障を自己検知する手段および自動送受信手
    段を設け、また、前記情報受信装置をディジタル通信網
    に収容するとともに、該情報受信装置にディジタル加入
    者線インタフェースと、一般着信と試験着信とを区別す
    る手段と、自動送受信手段と受信情報の処理手段および
    記憶手段を設けて、前記通信用端末装置と前記情報受信
    装置とを前記通信網設備の中で一般の通信端末プロトコ
    ルで接続し、かつ、前記通信用端末装置と前記情報受信
    装置との間の通信パスが前記ディジタル通信網の中だけ
    で形成される場合、通信パスの設定前にディジタル加入
    者線信号により、前記情報受信装置から前記通信用端末
    装置へ前記試験着信を識別させ、通信パスの設定後、前
    記通信用端末装置を起動させて該通信用端末装置内の前
    記検知手段により検知した故障情報を、前記情報受信装
    置に自動転送させることを特徴とする、通信用端末装置
    の遠隔保守・運用方式。
  2. (2)通信用端末装置と、該通信用端末装置から送信さ
    れる故障情報を受信する情報受信装置と、該情報受信装
    置と前記通信用端末装置とを接続する通信網設備を有す
    る通信用端末装置の遠隔保守・運用システムにおいて、
    前記通信用端末装置をディジタル通信網に収容するとと
    もに、該通信用端末装置にディジタル加入者線インタフ
    ェースと、故障を自己検知する手段および自動送受信手
    段を設け、また、前記情報受信装置をディジタル通信網
    に収容するとともに、該情報受信装置にデイジタル加入
    者線インタフェースと、一般着信と試験着信とを区別す
    る手段と、自動送受信手段と受信情報の処理手段、およ
    び、複数の被試験端末装置の加入者番号リストおよび前
    記被試験端末装置を遠隔試験するための試験手順を含む
    記憶手段を設けて、前記通信用端末装置と前記情報受信
    装置とを前記通信網設備の中で一般の通信端末プロトコ
    ルで接続し、かつ、前記通信用端末装置と前記情報受信
    装置との間の通信パスが前記ディジタル通信網の中だけ
    で形成される場合、通信パスの設定前にディジタル加入
    者線信号により、順次、前記情報受信装置から前記複数
    の被試験端末装置へ前記試験着信を識別させ、通信パス
    の設定後、前記被試験端末装置を起動させて該被試験端
    末装置内の前記検知手段により検知した故障情報を、前
    記情報受信装置に自動転送させることを特徴とする通信
    用端末装置の遠隔保守・運用方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100276A (en) * 1987-08-12 1992-03-31 Hitachi, Ltd. Production system using wafer-like carrier jig
US5164905A (en) * 1987-08-12 1992-11-17 Hitachi, Ltd. Production system with order of processing determination

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US5100276A (en) * 1987-08-12 1992-03-31 Hitachi, Ltd. Production system using wafer-like carrier jig
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