JPH11308370A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JPH11308370A
JPH11308370A JP11350998A JP11350998A JPH11308370A JP H11308370 A JPH11308370 A JP H11308370A JP 11350998 A JP11350998 A JP 11350998A JP 11350998 A JP11350998 A JP 11350998A JP H11308370 A JPH11308370 A JP H11308370A
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JP
Japan
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communication device
loop circuit
call
line
side communication
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Application number
JP11350998A
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English (en)
Inventor
Hideki Nishiyama
秀樹 西山
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定時発報の費用を押さえて、回線品質を維持
することができる監視システムを得る。 【解決手段】 定時発報を行う場合には、電話回線に直
流ループ回路を形成して発呼し、リングバックトーンを
検出すると直流ループ回路を開放して回線を終話し、そ
の後、受信側通信装置200の折り返し発呼があると通
話状態としない送信側通信装置100と、電話回線の極
性反転があると電話回線に直流ループ回路を形成し、発
信者番号の通知を受けると直流ループ回路を開放するこ
とにより受信完了信号を返し、一旦は送信側通信装置1
00の終話を待ち、その後、直流ループ回路を形成して
発信者番号に折り返し発呼し、第1の所定時間が経過し
ても通話状態とならなければ、定時発報と認識する受信
側通信装置とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビルなどに設置
されたエレベータ、設備機器等の監視システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルに設置されたエレベータ及び
設備機器監視装置の通信装置は、通信回線(電話回線)
を含めたシステム発報試験を定期的に実施し、そのシス
テムの正常性を常に確認している。
【0003】通信装置の通信回線は異常時に異常信号を
発報するシステムも機能上は構成できるが、電話回線工
事上の不具合による回線断線、電話料金の未納による回
線不通も多々発生しており、回線が正常に使用可能なこ
とを、監視用(送信側)の通信装置からの定時発報で確
認している。
【0004】定期的な発報試験の方法は、定められた期
間に(毎日1回)定期的な設備機器監視装置等の通信装
置からの発報を実施し、保守情報センターでは登録され
ている設備機器等の監視システムのリストと突き合わせ
を実施している。
【0005】定められた期間内に定時発報の着信が保守
情報センターに来ていない場合には、対応技術者に出動
指示をして現地のエレベータ、設備機器監視装置、通信
装置等の状態確認を実施する。
【0006】エレベータ及び設備機器監視装置の通信装
置の回線試験をシステム発報試験により確認する上記の
方法では、電話会社の一般回線を用いているため通信試
験のための通話料が毎日、各々の現場で発生する。
【0007】エレベータ及び設備機器監視装置の通信装
置と保守情報センターとの電話回線での接続は、保守会
社の費用負担で接続するため、監視しているビルが増加
すると通信料金は益々増加していく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
監視システムでは、通信回線の品質維持のためのコスト
が益々増加するという問題点があった。
【0009】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、上記の定時発報の費用を押さえ
て、回線品質を維持することができる監視システムを得
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る監視シス
テムにおいては、電話回線の発信者番号通知サービスを
用いた監視システムにおいて、電話回線に直流ループ回
路を形成して発呼し、リングバックトーンを検出すると
直流ループ回路を開放して回線終話し、定時発報を行う
場合には、受信側通信装置の折り返し発呼に対して通話
状態としない送信側通信装置と、電話回線の極性反転が
あると電話回線に直流ループ回路を形成し、発信者番号
の通知を受けると直流ループ回路を開放して受信完了信
号を返し、一旦は送信側通信装置の回線終話を待ち、そ
の後、直流ループ回路を形成して発信者番号に折り返し
発呼し、第1の所定時間が経過しても通話状態とならな
ければ、定時発報と認識する受信側通信装置とを備えて
いる。
【0011】また、送信側通信装置は、異常発報を行う
場合には、送信側通信装置の折り返し発呼に対してと直
流ループ回路を形成し、通話状態にして異常信号を送信
し、受信側通信装置は、折り返し発呼の後、通話状態と
なると異常信号を受信し直流ループ回路を開放して回線
終話する。
【0012】さらに、受信側通信装置は、送信側通信装
置の状態確認を行う場合には、直流ループ回路を形成し
て送信側通信装置に発呼し、第3の所定時間が経過する
まで通話状態となることを待ち、通話状態となると状態
信号を受信し直流ループ回路を開放して回線終話し、送
信側通信装置は、送信側通信装置の呼び出し時間が第2
の所定の時間以上続いた場合に、直流ループ回路を形成
し、通話状態にして状態信号を送出する。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る監視システムについて図1から図8までを
参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態
1に係る監視システムの全体構成を示すブロック図であ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。図1において、10はエレベータ、11は設備機器
監視装置、100は送信側の通信装置であり、それぞれ
は監視対象ビルに設置されている。200は受信側の通
信装置、20はホストコンピュータであり、それぞれは
複数のビルを監視している保守情報センターに設置され
ている。
【0014】なお、監視対象ビルに設置されている送信
側の通信装置100と、保守情報センターに設置されて
いる受信側の通信装置200とは、電話会社の公衆電話
回線網300で接続されている。
【0015】図2は、この発明の実施の形態1に係る監
視システムの送信側の通信装置の構成を示すブロック図
である。図2において、101はマイクロプロセッサ、
102は呼出信号検出回路、103は直流ループ生成回
路、104は極性反転検出回路、105はMODEM回
路である。また、同図において、110は保守情報セン
ター電話番号記憶回路、111はエレベータ、設備異常
発信回路、112は異常信号蓄積回路、113はエレベ
ータ10に接続されたエレベータ用I/F、114は設
備機器監視装置11に接続された設備機器監視装置用I
/F、115は定時発報発進回路、116はメンテナン
スコンピュータ 12に接続されたメンテナンスコンピ
ュータI/F、117は電源部である。
【0016】図3は、この発明の実施の形態1に係る監
視システムの受信側の通信装置の構成を示すブロック図
である。図3において、201はマイクロプロセッサ、
202は呼出信号検出回路、203は直流ループ生成回
路、204は極性反転検出回路、205はMODEM回
路である。210は着信応答回路、211は発信者番号
通知信号検知回路、212は異常信号検知回路、213
は受信信号蓄積回路、214はホストコンピュータ20
に接続されたホストコンピュータI/F、215は電源
部である。
【0017】次に、この実施の形態1に係る監視システ
ムの動作について図4から図11までを参照しながら説
明する。図4および図7はこの実施の形態1に係る監視
システムの送信側の通信装置の動作を示すフローチャー
トである。また、図5、図6および図7はこの実施の形
態1に係る監視システムの受信側の通信装置の動作を示
すフローチャートである。
【0018】まず、図4に基づいて送信側通信装置10
0の動作について説明する。定時発報の場合は、毎日定
められた時刻になると(ステップ122)、送信側通信
装置100(マイクロプロセッサ101)は、保守情報
センターの通信装置20O対して発呼する。
【0019】この発呼は、直流ループ生成回路103に
よりスイッチS1をONして直流ループ回路を形成し
(ステップ123)、MODEM回路105によりPB
信号で保守情報センターの受信側通信装置200に対し
てダイヤルを行う(ステップ124)ことによってなさ
れる。
【0020】次に、MODEM回路105により電話局
からのRBT(リングバックトーン)の音を検知すると
(ステップ125)、直流ループ生成回路103により
スイッチS1をOFFして直流ループ回路を開放し回線
を終話する(ステップ126〜127)。このRBTが
返送された場合には、電話会社の発信者番号通知の番号
通知が完了していることの確認となる。
【0021】また、異常発報を行う場合にも定時発報の
場合と同様に、まず直流ループ生成回路103によりス
イッチS1をONして直流ループ回路を形成し(ステッ
プ123)、MODEM回路105によりPB信号で保
守情報センターの受信側通信装置200に対してダイヤ
ルを行う(ステップ124)。
【0022】そして、MODEM回路105により電話
局からのRBT(リングバックトーン)の音を検知する
と(ステップ125)、直流ループ生成回路103によ
りスイッチS1をOFFして直流ループ回路を開放し回
線を終話する(ステップ126〜127)。
【0023】次に、図5に基づいて保守情報センターの
受信側通信装置200の応答について説明する。受信側
通信装置200においては、まず電話局の交換機(加入
者線交換機)からの信号に極性反転(電話回線L1、L
2)があると、極性反転検出回路204により検出し通
信開始となる(ステップ221)。
【0024】次に、通信装置200は、発信者番号通知
信号を受信すべく、直流ループ生成回路203によりス
イッチS1をONして一次応答信号の直流ループを返信
し電話局の交換機からの発信者番号通知を待つ(ステッ
プ222〜223)。
【0025】この後、発信者番号通知により番号(ビル
側の送信側通信装置100の電話番号)がMODEM信
号で送信されてくるが、その受信が完了したら、ホスト
コンピュータI/F214を通してホストコンピュータ
20へ送信し、直流ループ生成回路203によりスイッ
チS1をOFFして、受信完了の信号である直流ループ
を開放する(ステップ225)。そして、送信側通信装
置100の着信鳴動の無くなるのを待って一旦回線を終
話する(ステップ226〜227)。
【0026】さらに、図6に基づいて保守情報センター
の受信側通信装置200の応答について説明する。受信
側通信装置200は、上述のように一旦回線を終話した
後、送信側通信装置100からの発報が異常信号なの
か、定時発報なのかを確認すべく、今度は受信側通信装
置200側から折り返し発呼する。すなわち、直流ルー
プ生成回路203によりスイッチS1をONし直流ルー
プ回路を形成後(ステップ231)、上述ステップ22
3においてすでに受信している送信側通信装置100の
電話番号をダイヤルする(ステップ232)。
【0027】ダイヤルして送信側通信装置100を呼出
した場合、送信側通信装置100に異常発報データがあ
る場合は即時に通話状態となり、そして、送信側通信装
置100は異常信号を送信してくるので、受信側通信装
置200は、MODEM回路205によりこの異常信号
を受信し、受信信号蓄積回路213に一時蓄積した後、
異常信号検知回路212を通してホストコンピュータ2
0へ転送する(ステップ234〜236)。この後、直
流ループ生成回路203によりスイッチS1をOFFし
て直流ループ回路を開放し回線を終話する(ステップ2
37〜238)。
【0028】一方、送信側通信装置100にて、異常が
発生しておらず異常発報データがない場合には、送信側
通信装置100は、通話状態とせず異常信号を送信して
来ない。すなわち、この場合は、送信側通信装置100
の定時発報であったこととなる。受信側通信装置200
は、ダイヤル呼出し後、RBTの検出をした後、第1の
所定時間T1(例えば10秒)待っても送信側通信装置
100の応答が無い場合には、定時発報と判断し(ステ
ップ233〜234、239〜240)、直流ループ生
成回路203によりスイッチS1をOFFして直流ルー
プ回路を開放し回線を終話する(ステップ237〜23
8)。
【0029】この動作に対応する送信側通信装置100
の動作を図7に基づいて説明する。上述のように、今度
は受信側通信装置200から折り返し発呼が行われる
と、まず電話回線の極性反転があり(ステップ13
1)、次に呼出し信号を受信する(ステップ132)、
このとき送信側通信装置100は、通信すべき異常信号
を異常信号蓄積回路112に蓄積している場合は、直流
ループ生成回路103によりスイッチS1をONして直
流ループ回路を形成し回線を捕捉し通信状態とする(ス
テップ133)。その後、蓄積されている異常データを
異常信号蓄積回路112から取り出し、MODEM回路
105により通信装置200へ送信する(ステップ13
6)。そして、異常信号の受信が完了すると、直流ルー
プ生成回路103によりスイッチS1をOFFして直流
ループを解放し(ステップ137)通信を終話させる
(ステップ138)。
【0030】一方、異常信号を蓄積していない場合に
は、送信側通信装置100は、直流ループ回路を形成せ
ず(ステップ139)異常信号を送信しない。すると、
受信側通信装置200は、上述ステップ239の通り第
1の所定時間T1(例えば10秒)待った後、回線を終
話するので、その呼び出し信号の無くなるのを待って、
送信側通信装置100も終話する(ステップ140〜1
38)。一方、ここで呼び出し信号が無くならず第2の
所定時間T2(例えば20秒)以上続いたときは、受信
側通信装置200の状態確認呼出しと判断して(ステッ
プ142)、状態信号を送出する(ステップ145)。
この動作については後述する。
【0031】受信側通信装置200は、図6の異常確認
の動作とは別に、ホストコンピュータ20から指示を受
けた場合(例えば月に一度)、送信側通信装置100の
状態確認(保守作業上のシステム確認)を行う場合があ
る。図8に基づいてこの動作を説明する。まず、通信装
置200は、ホストコンピュータ20から指示された送
信側通信装置100に対して、直流ループ生成回路20
3によりスイッチS1をONし直流ループ回路を形成後
(ステップ251)、電話番号をダイヤルする(ステッ
プ252)。そしてダイヤルした後、RBTを検出する
と、上述の異常発報、定時発報の確認動作と区別するた
めに、第3の所定時間T3(例えば30秒)である長い
時間呼出しを行う(ステップ254、258)。
【0032】この長い時間呼出しを続けると送信側通信
装置100は、上述のようにステップ141で状態確認
通信と認識し、第2の所定時間T2(例えば20秒)後
に応答するので、通話状態となり(ステップ254)、
送信側通信装置100より状態信号が送信されてくる
(ステップ255)。そして、状態信号が送信が完了す
ると、直流ループ生成回路203によりスイッチS1を
OFFして直流ループ回路を開放し回線を終話する(ス
テップ256〜257)。
【0033】この動作に対応する送信側通信装置100
の動作を図7に戻って説明する。通信装置200からの
着信に対して、第2の所定時間T2(例えば20秒)以
内で呼出し信号が停止すると上述のように定時発報と認
識をしたが(ステップ140〜141)、一方、第2の
所定時間T2以上の呼出し信号が継続すると、今度は通
信装置200からの状態確認と判断する(ステップ14
2)。
【0034】すると、送信側通信装置100は、状態デ
ータを送信すべく、直流ループ生成回路103によりス
イッチS1をONして回路の直流ループを形成し回線を
捕捉し通信状態とする(ステップ143〜144)。そ
の後、送信側通信装置100は、状態データをMODE
M回路105により通信装置200へ送信する(ステッ
プ145)。データ送信が完了すると直流ループ生成回
路103によりスイッチS1をOFFして直流ループ回
路を開放し回線を終話する(ステップ146〜13
8)。
【0035】ホストコンピュータ20では、予め登録さ
れている図11に示すような定時発報管理ファイルのビ
ルデータを電話番号から探し出し、当該ビルの定時発報
データの発報時刻を書き換える。
【0036】定時発報の良否の判断は、定められた周期
毎に、最新の定時発報時刻と前回の定時発報時刻の比較
を実施し、前回の定時発報時刻より定められた時間周期
に定時発報が有るか否かに基づく。そして、定められた
時間周期になっても定時発報がないビルを抽出する。詳
細については後述する。
【0037】一方、ビル設備の異常発報(異常信号の発
報)を受信する場合には、定時発報のリンガー受信まで
は同様の動作であるが、受信側の通信装置200の送信
側通信装置100への確認を実施し、異常発生時には送
信側通信装置100は、通信可能な状態になると、MO
DEM回路105により異常信号を送信し、通信装置2
00はMODEM回路205にて受信する(ステップ2
35)。受信した、ビルの異常信号は、保守情報センタ
ーのホストコンピュータ20へ転送され(ステップ23
6)、そこで異常情報の表示を行う。受信完了になると
直流ループを開放し回線を切断する(ステップ237、
238)
【0038】図9は、発信者番号通知サービスの接続動
作を示す図である。加入者線交換機と受信側の通信装置
200との信号の授受を表している。図5のフローチャ
ートと同様に、通信装置200は、電話回線の極性反転
を検出すると、一次応答信号(直流ループ形成)を交換
機へ返す。その後、着信鳴動の無くなるのを待って回線
を終話する。
【0039】つづいて、ホストコンピュータでの定時発
報チェックについて図10及び図11を参照しながら説
明する。図10は、定時発報チェックの動作を示すフロ
ーチャートである。また、図11は、定時発報管理ファ
イルの構成を示す図である。
【0040】図11に示すように、定時発報管理ファイ
ルは、電話番号順に並べられており、監視対象のビル毎
に、ビルの番号「NO.」と、ビル側の通信装置の「電
話番号」と、ビルの「管理番号」と、最新の定時発報の
受信時刻である「定時発報時刻」などから構成されてい
る。
【0041】決められた周期に定時発報を確認するが、
図10に示す説明の例では24時間に一度定時発報があ
り、この定時発報が正常に届いているかを確認する。
【0042】定期チェックの時刻になると(ステップ2
81)、図8の定時発報管理ファイルに登録されている
ビルの番号の最初(NO.=1)より、チェックをはじ
めるステップ283)。
【0043】NO.=1のビルから、最新の定時発報時
刻と、現在の時刻との差Xを求めて、その差Xが25時
間以内であれば正常と判断する(ステップ284〜28
5)。
【0044】その差Xが25時間以上であれば、該当ビ
ルのデータを例えば定時発報管理ファイルと同じ構成の
定時発報エラーファイルに記録する(ステップ28
8)。
【0045】NO.=1のビルが終了したら、NO.=
2のビルをチェックし、登録されたすべてのビルに関し
て確認する(ステップ286〜287)。
【0046】すなわち、この発明の実施の形態1に係る
監視システムは、通信回線の発信者番号通知サ−ビスを
用いて、定期的に発報された設備監視用の送信側通信装
置100の電話番号を確認することにより、回線を含め
たシステムの正常性を確認できる。そして、通信回線の
発信者番号通知機能を用いて、折り返し設備監視用の送
信側通信装置100に対して確認通話を行い、通信装置
の応答の有無により異常信号の発報と定時発報とを識別
して通信可能なものである。
【0047】この実施の形態1によれば、システムの発
報機能、及び通信回線の正常性を発信者番号通知機能サ
ービスの発信者番号通知信号を読み取り、再度確認動作
のための通信を行うが、異常信号の発報以外の場合は、
従来の様に、回線確認のための通話料金を支払わずに確
認することができる。
【0048】
【発明の効果】この発明に係る監視システムにおいて
は、電話回線の発信者番号通知サービスを用いた監視シ
ステムにおいて、電話回線に直流ループ回路を形成して
発呼し、リングバックトーンを検出すると直流ループ回
路を開放して回線終話し、定時発報を行う場合には、受
信側通信装置の折り返し発呼に対して通話状態としない
送信側通信装置と、電話回線の極性反転があると電話回
線に直流ループ回路を形成し、発信者番号の通知を受け
ると直流ループ回路を開放して受信完了信号を返し、一
旦は送信側通信装置の回線終話を待ち、その後、直流ル
ープ回路を形成して発信者番号に折り返し発呼し、第1
の所定時間が経過しても通話状態とならなければ、定時
発報と認識する受信側通信装置とを備えているので、経
済的負担を軽減することができるという効果を奏する。
【0049】また、送信側通信装置は、異常発報を行う
場合には、送信側通信装置の折り返し発呼に対してと直
流ループ回路を形成し、通話状態にして異常信号を送信
し、受信側通信装置は、折り返し発呼の後、通話状態と
なると異常信号を受信し直流ループ回路を開放して回線
終話するので、経済的負担を軽減して異常発報の送受信
をすることができるという効果を奏する。
【0050】さらに、受信側通信装置は、送信側通信装
置の状態確認を行う場合には、直流ループ回路を形成し
て送信側通信装置に発呼し、第3の所定時間が経過する
まで通話状態となることを待ち、通話状態となると状態
信号を受信し直流ループ回路を開放して回線終話し、送
信側通信装置は、送信側通信装置の呼び出し時間が第2
の所定の時間以上続いた場合に、直流ループ回路を形成
し、通話状態にして状態信号を送出するので、経済的負
担を軽減して状態確認を行うことができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の送信側通信装置の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の受信側通信装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の送信側通信装置の異常発報、定時発報の発報動作を示
すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の受信側通信装置の発報受信動作を示すフローチャート
である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の受信側通信装置が送信側通信装置への発報の確認動作
を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の送信側通信装置の応答動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の受信側通信装置の送信側通信装置へ状態確認動作を示
すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態1に係る監視システム
の発信者番号通知サービスの接続動作を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1に係る監視システ
ムのホストコンピュータの定時発報チェックの動作を示
すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態1に係る監視システ
ムの定時発報管理ファイルの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 エレベータ、11 設備機器監視装置、20 ホ
ストコンピュータ、100 送信側の通信装置、101
マイクロプロセッサ、102 呼出信号検出回路、1
03 直流ループ生成回路、104 極性反転検出回
路、105 MODEM回路、110 保守情報センタ
ー電話番号記憶回路、111 エレベータ、設備異常発
信回路、112 異常信号蓄積回路、113 エレベー
タ用I/F、114 設備機器監視装置用I/F、11
5 定時発報発進回路、116 メンテナンスコンピュ
ータI/F、117 電源部、200 受信側の通信装
置、201 マイクロプロセッサ、202 呼出信号検
出回路、203 直流ループ生成回路、204 極性反
転検出回路、205 MODEM回路、210 着信応
答回路、211 発信者番号通知信号検知回路、212
異常信号検知回路、213 受信信号蓄積回路、21
4 ホストコンピュータI/F、215 電源部、30
0 公衆電話回線網。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線の発信者番号通知サービスを用
    いた監視システムにおいて、 上記電話回線に直流ループ回路を形成して発呼し、リン
    グバックトーンを検出すると該直流ループ回路を開放し
    て回線終話し、 定時発報を行う場合には、受信側通信装置の折り返し発
    呼に対して通話状態としない送信側通信装置と、 上記電話回線の極性反転があると該電話回線に直流ルー
    プ回路を形成し、発信者番号の通知を受けると該直流ル
    ープ回路を開放して受信完了信号を返し、一旦は上記送
    信側通信装置の回線終話を待ち、 その後、直流ループ回路を形成して該発信者番号に上記
    折り返し発呼し、第1の所定時間が経過しても通話状態
    とならなければ、定時発報と認識する受信側通信装置と
    を備えたことを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 上記送信側通信装置は、異常発報を行う
    場合には、上記送信側通信装置の折り返し発呼に対して
    と直流ループ回路を形成し、通話状態にして異常信号を
    送信し、 上記受信側通信装置は、上記折り返し発呼の後、通話状
    態となると異常信号を受信し該直流ループ回路を開放し
    て回線終話することを特徴とする請求項1記載の監視シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 上記受信側通信装置は、上記送信側通信
    装置の状態確認を行う場合には、直流ループ回路を形成
    して上記送信側通信装置に発呼し、第3の所定時間が経
    過するまで通話状態となることを待ち、通話状態となる
    と状態信号を受信し該直流ループ回路を開放して回線終
    話し、 上記送信側通信装置は、上記送信側通信装置の呼び出し
    時間が第2の所定の時間以上続いた場合に、直流ループ
    回路を形成し、通話状態にして状態信号を送出すること
    を特徴とする請求項1または2記載の監視システム。
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