JP2956391B2 - 光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部 - Google Patents
光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部Info
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- JP2956391B2 JP2956391B2 JP4302113A JP30211392A JP2956391B2 JP 2956391 B2 JP2956391 B2 JP 2956391B2 JP 4302113 A JP4302113 A JP 4302113A JP 30211392 A JP30211392 A JP 30211392A JP 2956391 B2 JP2956391 B2 JP 2956391B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光加入者伝送装置の加入
者線インタフェース部に関し、特にシングルスター構成
をとり加入者線多重化装置と加入者線終端装置との間で
光バースト信号をピンポン伝送（双方向伝送）する光加
入者伝送装置の加入者線インタフェース部に関する。
者線インタフェース部に関し、特にシングルスター構成
をとり加入者線多重化装置と加入者線終端装置との間で
光バースト信号をピンポン伝送（双方向伝送）する光加
入者伝送装置の加入者線インタフェース部に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の光加入者伝送装置は、上
記加入者線多重化装置および加入者線終端装置に、それ
ぞれの端末装置と光加入者線伝送路との間で信号のイン
タフェースをとる加入者線インタフェース部を有する。
このインタフェース部が含む光送信部および光受信部で
は、従来、光出力レベルの低下や光受信信号の断検出は
行っていたが、これら光送信部および光受信部で処理さ
れるデータを監視する機能を持っていなかった。
記加入者線多重化装置および加入者線終端装置に、それ
ぞれの端末装置と光加入者線伝送路との間で信号のイン
タフェースをとる加入者線インタフェース部を有する。
このインタフェース部が含む光送信部および光受信部で
は、従来、光出力レベルの低下や光受信信号の断検出は
行っていたが、これら光送信部および光受信部で処理さ
れるデータを監視する機能を持っていなかった。
【０００３】図２はシングルスター構成の光加入者伝送
装置の構成図である。この光加入者伝送装置は、局に設
置される加入者線多重化装置２１と宅内に設置される加
入者線終端装置２２とを光加入者線伝送路とされる一本
の光ファイバ２３で構成されている。この光ファイバ２
３は一芯であり、装置２１と２２とは、光バースト信号
を光ファイバ２３に交互に送出し、いわゆるピンポン伝
送を行う。
装置の構成図である。この光加入者伝送装置は、局に設
置される加入者線多重化装置２１と宅内に設置される加
入者線終端装置２２とを光加入者線伝送路とされる一本
の光ファイバ２３で構成されている。この光ファイバ２
３は一芯であり、装置２１と２２とは、光バースト信号
を光ファイバ２３に交互に送出し、いわゆるピンポン伝
送を行う。
【０００４】図３は 光加入者線伝送路（光ファイバ２
３）上での上記光バースト信号の伝送状態を示す図であ
る。この図は、加入者線多重化装置２１から加入者線終
端装置２２への光バースト信号Ａと加入者線終端装置２
２から加入者線多重化装置２１への光バースト信号Ｂと
が１バースト周期の間に収容され、またバースト信号Ａ
とＢとが交互に伝送されている様子を示している。
３）上での上記光バースト信号の伝送状態を示す図であ
る。この図は、加入者線多重化装置２１から加入者線終
端装置２２への光バースト信号Ａと加入者線終端装置２
２から加入者線多重化装置２１への光バースト信号Ｂと
が１バースト周期の間に収容され、またバースト信号Ａ
とＢとが交互に伝送されている様子を示している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光加入
者伝送装置を構成する加入者線多重化装置および加入者
線終端装置の加入者線インタフェース部では、上記光送
信部および光受信部において、処理データをビット単位
で監視する機能を持たなかったので、障害発生時に障害
個所の切り分け（特定）に多大の時間を要するという問
題があった。
者伝送装置を構成する加入者線多重化装置および加入者
線終端装置の加入者線インタフェース部では、上記光送
信部および光受信部において、処理データをビット単位
で監視する機能を持たなかったので、障害発生時に障害
個所の切り分け（特定）に多大の時間を要するという問
題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の光加入者伝送装
置の加入者線インタフェース部は、加入者線多重化装置
と加入者線終端装置との間で光加入者線伝送路を通じて
バースト状の光送信信号および光受信信号をピンポン伝
送する光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部に
おいて、このインタフェース部における前記光送信信号
の送信タイミングを示す送信タイミング信号を生じるバ
ースト信号送出タイミング制御手段と、前記送信タイミ
ングでバースト状の送信データを生じる送信信号発生手
段と、前記送信データを前記光送信信号に変換する光送
信手段と、前記光送信信号の一部を前記光加入者線伝送
路に供給すると共に前記光受信信号の受信タイミングで
前記光加入者線伝送路から前記光受信信号を受ける第１
の光分岐手段と、前記光送信信号の別の一部を第２の光
分岐手段で分岐して第３の光分岐手段で前記第１の光分
岐手段からの前記光受信信号と合波するループバック手
段と、合波された前記光信号を電気信号に変換する光受
信手段と、前記送信信号発生手段からの送信データと前
記光送信信号の別の一部から前記電気信号に変換された
ループバックデータとを前記送信タイミングで比較する
処理データ比較手段とを備えている。
置の加入者線インタフェース部は、加入者線多重化装置
と加入者線終端装置との間で光加入者線伝送路を通じて
バースト状の光送信信号および光受信信号をピンポン伝
送する光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部に
おいて、このインタフェース部における前記光送信信号
の送信タイミングを示す送信タイミング信号を生じるバ
ースト信号送出タイミング制御手段と、前記送信タイミ
ングでバースト状の送信データを生じる送信信号発生手
段と、前記送信データを前記光送信信号に変換する光送
信手段と、前記光送信信号の一部を前記光加入者線伝送
路に供給すると共に前記光受信信号の受信タイミングで
前記光加入者線伝送路から前記光受信信号を受ける第１
の光分岐手段と、前記光送信信号の別の一部を第２の光
分岐手段で分岐して第３の光分岐手段で前記第１の光分
岐手段からの前記光受信信号と合波するループバック手
段と、合波された前記光信号を電気信号に変換する光受
信手段と、前記送信信号発生手段からの送信データと前
記光送信信号の別の一部から前記電気信号に変換された
ループバックデータとを前記送信タイミングで比較する
処理データ比較手段とを備えている。
【０００７】なお、この加入者線インタフェース部は、
前記処理データ比較手段が、前記送信データと前記ルー
プバックデータとをビット単位で比較するビット比較手
段と、前記比較されたデータが一致しないときには警報
を送出する警報送出手段とを備えてもよい。
前記処理データ比較手段が、前記送信データと前記ルー
プバックデータとをビット単位で比較するビット比較手
段と、前記比較されたデータが一致しないときには警報
を送出する警報送出手段とを備えてもよい。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。この加入者線インタフェース部は、図１を参照して
説明した加入者線多重化装置２１および加入者線終端装
置２２の加入者線インタフェース部とほぼ同様の機能を
有するとともに、後述するとおり、処理データをビット
単位で監視する機能を備えている。
る。この加入者線インタフェース部は、図１を参照して
説明した加入者線多重化装置２１および加入者線終端装
置２２の加入者線インタフェース部とほぼ同様の機能を
有するとともに、後述するとおり、処理データをビット
単位で監視する機能を備えている。
【００１０】この加入者線インタフェース部に含まれる
送信信号発生部１は、バースト信号送出タイミング制御
部８からの制御信号Ｓ７で送信タイミングを制御されて
バースト状の送信データＳ１を光送信部２および一致検
出部９に送出する。この送信データＳ１は、光送信部２
で光信号Ｓ２に変換され、また一致検出部９に記憶され
る。光信号Ｓ２は光分岐回路３で光信号Ｓ３とＳ４とに
２分岐される。この光信号Ｓ４は、このインタフェース
部の受信側へのループバック信号（ループバックデータ
ともいう）として使われるものである。また、分岐され
た一方の光信号Ｓ３は、さらに光信号を分合波する光分
岐回路４を介して光ファイバを用いる光加入者線伝送路
１１０にバースト状の光信号（例えば図２の光バースト
信号Ａ）として供給される。
送信信号発生部１は、バースト信号送出タイミング制御
部８からの制御信号Ｓ７で送信タイミングを制御されて
バースト状の送信データＳ１を光送信部２および一致検
出部９に送出する。この送信データＳ１は、光送信部２
で光信号Ｓ２に変換され、また一致検出部９に記憶され
る。光信号Ｓ２は光分岐回路３で光信号Ｓ３とＳ４とに
２分岐される。この光信号Ｓ４は、このインタフェース
部の受信側へのループバック信号（ループバックデータ
ともいう）として使われるものである。また、分岐され
た一方の光信号Ｓ３は、さらに光信号を分合波する光分
岐回路４を介して光ファイバを用いる光加入者線伝送路
１１０にバースト状の光信号（例えば図２の光バースト
信号Ａ）として供給される。
【００１１】一方、光分岐回路４には、光加入者線伝送
路１１０から上述とは別のバースト状の光信号（例えば
図２の光バースト信号Ｂ）が供給される。光分岐回路４
は、この光信号を光分岐回路５に光信号Ｓ９として供給
する。光分岐回路５は、光信号Ｓ９と光分岐回路３によ
って分岐された光信号Ｓ４とを合波し、光信号Ｓ５とし
て光受信部６に供給する。光受信部６は光信号Ｓ５を電
気信号Ｓ６に変換する。この電気信号Ｓ６のうち、光信
号Ｓ９の部分が受信信号処理部７で受信処理され、光信
号Ｓ４の部分が一致検出部９に入力される。一致検出部
９は、記憶されている送信データＳ１と電気信号Ｓ６の
うちの光信号Ｓ４の部分とを制御信号Ｓ７による上記送
信タイミングでビット単位で比較し、これら信号が不一
致の場合には警報信号Ｓ８を出力する。
路１１０から上述とは別のバースト状の光信号（例えば
図２の光バースト信号Ｂ）が供給される。光分岐回路４
は、この光信号を光分岐回路５に光信号Ｓ９として供給
する。光分岐回路５は、光信号Ｓ９と光分岐回路３によ
って分岐された光信号Ｓ４とを合波し、光信号Ｓ５とし
て光受信部６に供給する。光受信部６は光信号Ｓ５を電
気信号Ｓ６に変換する。この電気信号Ｓ６のうち、光信
号Ｓ９の部分が受信信号処理部７で受信処理され、光信
号Ｓ４の部分が一致検出部９に入力される。一致検出部
９は、記憶されている送信データＳ１と電気信号Ｓ６の
うちの光信号Ｓ４の部分とを制御信号Ｓ７による上記送
信タイミングでビット単位で比較し、これら信号が不一
致の場合には警報信号Ｓ８を出力する。
【００１２】従って、上述の一致（不一致）検出は、ピ
ンポン伝送における光バースト信号の送信のタイミング
で行なわれるので、光バースト信号の受信に対する影響
はない。
ンポン伝送における光バースト信号の送信のタイミング
で行なわれるので、光バースト信号の受信に対する影響
はない。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ピンポン
伝送における光バースト信号の送信時には対向装置から
光バースト信号を受信しないことを利用し、送信光バー
スト信号を受信側にループバックし、送信データとルー
プバックされた光バースト信号から得た送信データとを
送信のタイミングで比較するので、このインターフェイ
ス部におけるデータ処理状況の監視，従って装置障害を
ビット単位で実施できるという効果を有する。
伝送における光バースト信号の送信時には対向装置から
光バースト信号を受信しないことを利用し、送信光バー
スト信号を受信側にループバックし、送信データとルー
プバックされた光バースト信号から得た送信データとを
送信のタイミングで比較するので、このインターフェイ
ス部におけるデータ処理状況の監視，従って装置障害を
ビット単位で実施できるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】シングルスター構成を有する光加入者伝送装置
の構成図である。
の構成図である。
【図３】光加入者線伝送路上での光バースト信号の伝送
状態を示す図である。
状態を示す図である。
１ 送信信号発生部 ２ 光送信部 ３〜５ 光分岐回路 ６ 光受信部 ７ 受信信号処理部 ８ バースト信号送出タイミング制御部 ９ 一致検出部 ２１ 加入者線多重化装置 ２２ 加入者線終端装置 ２３ 光ファイバ １１０ 光加入者線伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−72364（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−238236（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−207528（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−249734（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−112967（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−193750（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−94718（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−58461（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04Q 3/42 - 3/42 107 H04B 10/00 - 10/28
Claims (3)
- 【請求項１】 加入者線多重化装置と加入者線終端装置
との間で光加入者線伝送路を通じてバースト状の光送信
信号および光受信信号をピンポン伝送する光加入者伝送
装置の加入者線インタフェース部において、 このインタフェース部における前記光送信信号の送信タ
イミングを示す送信タイミング信号を生じるバースト信
号送出タイミング制御手段と、前記送信タイミングでバ
ースト状の送信データを生じる送信信号発生手段と、前
記送信データを前記光送信信号に変換する光送信手段
と、前記光送信信号の一部を前記光加入者線伝送路に供
給すると共に前記光受信信号の受信タイミングで前記光
加入者線伝送路から前記光受信信号を受ける第１の光分
岐手段と、前記光送信信号の別の一部を第２の光分岐手
段で分岐して第３の光分岐手段で前記第１の光分岐手段
からの前記光受信信号と合波するループバック手段と、
合波された前記光信号を電気信号に変換する光受信手段
と、前記送信信号発生手段からの送信データと前記光送
信信号の別の一部から前記電気信号に変換されたループ
バックデータとを前記送信タイミングで比較する処理デ
ータ比較手段とを備えることを特徴とする光加入者伝送
装置の加入者線インタフェース部。 - 【請求項２】 前記処理データ比較手段が、前記送信デ
ータと前記ループバックデータとをビット単位で比較す
るビット比較手段と、前記比較されたデータが一致しな
いときには警報を送出する警報送出手段とを備えること
を特徴とする請求項１記載の光加入者伝送装置の加入者
線インタフェース部。 - 【請求項３】 加入者線多重化装置と加入者線終端装置
との間で光加入者線伝送路を通じてバースト状の光送信
信号および光受信信号をピンポン伝送する光加入者伝送
装置の加入者線インタフェース部において、 このインタフェース部における前記光送信信号の送信タ
イミングを示す送信タイミング信号を生じるバースト信
号送出タイミング制御手段と、前記送信タイミングでバ
ースト状の送信データを生じる送信信号発生手段と、前
記送信データを前記光送信信号に変換する光送信手段
と、前記光送信信号を２分岐する光分岐手段と、前記分
岐された光送信信号の一方を前記光加入者線伝送路に供
給するとともに前記光加入者線伝送路からこのインタフ
ェース部における前記光受信信号の受信タイミングで前
記光受信信号を受ける光分合波手段と、前記光分岐手段
からの前記分岐された光送信信号の別の一方と前記光分
合波手段が受けた前記光受信信号とを合波する光信号合
波手段と、前記合波された光信号を電気信号に変換する
光受信手段と、前記送信信号発生手段からの送信データ
と前記電気信号のうちの前記分岐された光送信信号の別
の一方から変換されたループバックデータとを前記送信
タイミングで比較する処理データ比較手段とを備えるこ
とを特徴とする光加入者伝送装置の加入者線インタフェ
ース部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302113A JP2956391B2 (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302113A JP2956391B2 (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06153246A JPH06153246A (ja) | 1994-05-31 |
| JP2956391B2 true JP2956391B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=17905089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4302113A Expired - Lifetime JP2956391B2 (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 光加入者伝送装置の加入者線インタフェース部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956391B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015075893A1 (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 日本電気株式会社 | 光送受信モジュール及び光送受信モジュールの制御方法 |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP4302113A patent/JP2956391B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06153246A (ja) | 1994-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990622 |