JP2752891B2 - 光加入者システム監視方式 - Google Patents
光加入者システム監視方式Info
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- JP2752891B2 JP2752891B2 JP22768193A JP22768193A JP2752891B2 JP 2752891 B2 JP2752891 B2 JP 2752891B2 JP 22768193 A JP22768193 A JP 22768193A JP 22768193 A JP22768193 A JP 22768193A JP 2752891 B2 JP2752891 B2 JP 2752891B2
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- Japan
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- optical
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光加入者システム監視方
式に関し、特に光加入者システムにおける光ファイバケ
ーブルと加入者ユニットごとの障害を監視および識別す
るための光加入者システム監視方式に関する。
式に関し、特に光加入者システムにおける光ファイバケ
ーブルと加入者ユニットごとの障害を監視および識別す
るための光加入者システム監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】光ケーブル通信が実用システムに供され
て以来、幾多の発展をとげてきたが、近年、高度化・多
様化する通信ニーズに対して柔軟に対応するため、加入
者網を光ファイバケーブルに置き換えるFTTH(Fi
ber to the Home)の研究開発が世界各
国で盛んに実施され、特に加入者が密集していてケーブ
ル布設が主として架空にある日本では、アメリカやオー
ストラリアなどで導入されているメタリック加入者網シ
ステムであるFTTC(Fiber to the C
urb)の適用領域が限定されるため、加入者へ直接光
伝送装置を設置するFTTHが研究されている。
て以来、幾多の発展をとげてきたが、近年、高度化・多
様化する通信ニーズに対して柔軟に対応するため、加入
者網を光ファイバケーブルに置き換えるFTTH(Fi
ber to the Home)の研究開発が世界各
国で盛んに実施され、特に加入者が密集していてケーブ
ル布設が主として架空にある日本では、アメリカやオー
ストラリアなどで導入されているメタリック加入者網シ
ステムであるFTTC(Fiber to the C
urb)の適用領域が限定されるため、加入者へ直接光
伝送装置を設置するFTTHが研究されている。
【0003】加入者網を光化する上で重要な点は、光フ
ァイバケーブルの広帯域性を活用してメタリックシステ
ムより経済的に電話回線や高品質オーディオ放送,パソ
コン通信,CATVおよび遠隔検針等の豊富なサービス
を提供することにある。
ァイバケーブルの広帯域性を活用してメタリックシステ
ムより経済的に電話回線や高品質オーディオ放送,パソ
コン通信,CATVおよび遠隔検針等の豊富なサービス
を提供することにある。
【0004】また、光加入者網システムの代表的な構成
の中で、センタ側と加入者側とが1対1に接続されて通
信するSS(Single Star)方式以外に、セ
ンタ側と加入者側とが1対Nに接続されて構成されるP
DS(Passive Double Star)方式
がある。このPDS方式は、センタ側からの下り信号と
加入者側からの上り信号との多重分離をパッシブ回路の
光カプラで行うため、経済的で信頼性の高いシステムを
提供することができる。従って、狭帯域サービスのFT
THではPDS方式が有力視されている。このPDS方
式において、光ファイバケーブル1芯で多数の加入者と
双方向通信を行うには、上り信号と下り信号とを多重す
る双方向多重と加入者信号の多重とを同時に行う必要が
ある。
の中で、センタ側と加入者側とが1対1に接続されて通
信するSS(Single Star)方式以外に、セ
ンタ側と加入者側とが1対Nに接続されて構成されるP
DS(Passive Double Star)方式
がある。このPDS方式は、センタ側からの下り信号と
加入者側からの上り信号との多重分離をパッシブ回路の
光カプラで行うため、経済的で信頼性の高いシステムを
提供することができる。従って、狭帯域サービスのFT
THではPDS方式が有力視されている。このPDS方
式において、光ファイバケーブル1芯で多数の加入者と
双方向通信を行うには、上り信号と下り信号とを多重す
る双方向多重と加入者信号の多重とを同時に行う必要が
ある。
【0005】ここで、双方向多重する方法にはWDM
(Wavelength Division Mult
iplexing)方式,TCM(Time Comp
ression Multiplexing)方式およ
びFDM(FrequencyDivision Mu
ltiplexing)方式があり、この中でTCM方
式は、上り信号と下り信号とが重複して衝突しないよう
に1芯の光ケーブル内を上り信号と下り信号とを別々に
伝送する方法で、別名ピンポン伝送方式とも呼ばれる。
またFDM方式は、上り信号と下り信号とを同じ光波長
で送出するが、各各の周波数帯を高域と低域とに区分す
ることにより双方向の通信を可能とするものである。
(Wavelength Division Mult
iplexing)方式,TCM(Time Comp
ression Multiplexing)方式およ
びFDM(FrequencyDivision Mu
ltiplexing)方式があり、この中でTCM方
式は、上り信号と下り信号とが重複して衝突しないよう
に1芯の光ケーブル内を上り信号と下り信号とを別々に
伝送する方法で、別名ピンポン伝送方式とも呼ばれる。
またFDM方式は、上り信号と下り信号とを同じ光波長
で送出するが、各各の周波数帯を高域と低域とに区分す
ることにより双方向の通信を可能とするものである。
【0006】また、加入者信号を多重する方法にはWD
M方式およびTDMA(TimeDivision M
ultiplexing Access)方式があり、
この中でTDMA方式は、センタ側から送出される下り
信号の予め定められた時間領域の中に加入者側から送出
される予め定められた時間領域の上り信号を埋め込んで
双方向伝送することにより、上り信号と下り信号とが衝
突しないように制御する方法である。
M方式およびTDMA(TimeDivision M
ultiplexing Access)方式があり、
この中でTDMA方式は、センタ側から送出される下り
信号の予め定められた時間領域の中に加入者側から送出
される予め定められた時間領域の上り信号を埋め込んで
双方向伝送することにより、上り信号と下り信号とが衝
突しないように制御する方法である。
【0007】このようにPDS方式におけるシステム構
成は、双方向多重方式と加入者信号多重方式との組合せ
で構成され、代表的なシステム構成としてWDM−TD
MA,TCM−TDMAおよびFDM−TDMA等があ
る。(参考文献:「光加入者網の動向と今後の展開」
鈴木、NECTE技報、No.5、1992.10)上
述した光加入者システムの特にSS方式における光ファ
イバケーブル伝送路および加入者側光送受信手段の正常
性を監視するための技術として下記の技術がある。
成は、双方向多重方式と加入者信号多重方式との組合せ
で構成され、代表的なシステム構成としてWDM−TD
MA,TCM−TDMAおよびFDM−TDMA等があ
る。(参考文献:「光加入者網の動向と今後の展開」
鈴木、NECTE技報、No.5、1992.10)上
述した光加入者システムの特にSS方式における光ファ
イバケーブル伝送路および加入者側光送受信手段の正常
性を監視するための技術として下記の技術がある。
【0008】第1に、加入者宅とセンタ局間とを光ファ
イバケーブルにより情報伝送する光加入者システムにお
いて、センタ局側ユニットに一定時間おきに加入者ユニ
ットへの信号を送出するための信号発生回路とタイマと
をもち、加入者ユニットにはこの信号を検出した後応答
信号を返送する送受信回路からなり、この信号の送出と
加入者から戻る応答信号とを監視する応答信号検出回路
と警報回路とを備えた技術(特開昭63−193730
号公報)がある。すなわち、この第1の技術の特徴は、
センタ局側から光ファイバケーブルを通して定期的に監
視用信号を加入者側へ送出し、加入者側がその監視用信
号を検出した結果の応答信号が光ファイバケーブルを通
してセンタ局側に戻ってくるのを監視することにより、
光ファイバケーブルの断障害等の異常を判別する点にあ
る。
イバケーブルにより情報伝送する光加入者システムにお
いて、センタ局側ユニットに一定時間おきに加入者ユニ
ットへの信号を送出するための信号発生回路とタイマと
をもち、加入者ユニットにはこの信号を検出した後応答
信号を返送する送受信回路からなり、この信号の送出と
加入者から戻る応答信号とを監視する応答信号検出回路
と警報回路とを備えた技術(特開昭63−193730
号公報)がある。すなわち、この第1の技術の特徴は、
センタ局側から光ファイバケーブルを通して定期的に監
視用信号を加入者側へ送出し、加入者側がその監視用信
号を検出した結果の応答信号が光ファイバケーブルを通
してセンタ局側に戻ってくるのを監視することにより、
光ファイバケーブルの断障害等の異常を判別する点にあ
る。
【0009】第2に、センタ側と各端末側とで、光伝送
により双方向通信を行う光伝送方式において、各端末側
で所定時間毎に監視用パルスを発生させてこの監視用パ
ルスを他の送信データと波長多重、あるいは他の送信デ
ータが送出されていないときにその送信データの伝送経
路にこの監視パルスを切換えてセンタ側へ伝送し、この
伝送された監視用パルスをセンタ側で検出するようにし
た技術(特開平3−191626号公報)がある。すな
わち、この第2の技術の特徴は、加入者側から所定時間
毎に監視用パルスを発生させ、その監視用パルスと上り
の加入者信号とを波長多重でセンタ側に伝送、あるいは
上りの加入者信号の有無を監視して加入者信号が送出さ
れていないときに加入者信号の代りに監視用パルスに切
換えて加入者信号の送出回路を通して監視用パルスをセ
ンタ側に伝送し、この伝送された監視用パルスをセンタ
側で監視することにより光ファイバケーブル伝送路の断
障害等の異常を検出する点にある。
により双方向通信を行う光伝送方式において、各端末側
で所定時間毎に監視用パルスを発生させてこの監視用パ
ルスを他の送信データと波長多重、あるいは他の送信デ
ータが送出されていないときにその送信データの伝送経
路にこの監視パルスを切換えてセンタ側へ伝送し、この
伝送された監視用パルスをセンタ側で検出するようにし
た技術(特開平3−191626号公報)がある。すな
わち、この第2の技術の特徴は、加入者側から所定時間
毎に監視用パルスを発生させ、その監視用パルスと上り
の加入者信号とを波長多重でセンタ側に伝送、あるいは
上りの加入者信号の有無を監視して加入者信号が送出さ
れていないときに加入者信号の代りに監視用パルスに切
換えて加入者信号の送出回路を通して監視用パルスをセ
ンタ側に伝送し、この伝送された監視用パルスをセンタ
側で監視することにより光ファイバケーブル伝送路の断
障害等の異常を検出する点にある。
【0010】次に、図面を参照して説明する。上述した
第1の技術としての光加入者システム監視方式のブロッ
ク図である図2を参照すると、この光加入者システム監
視方式は、センタ局ユニット6と加入者ユニット7とが
光ファイバケーブル10により接続されるSS(Sin
gle Star)形式の構成を採る。ここで、センタ
局ユニット6は、時間情報を発生するタイマ61と、タ
イマ61からの時間情報を入力されて定期的に監視用信
号を発生する信号発生回路62と、通常はセンタ局ユニ
ット6からの下りの局側送出光信号を加入者ユニット7
へ送出かつ加入者ユニット7からの上りの光加入者信号
を加入者ユニット7内にとり込む光送受信を行うととも
に信号発生回路62からの監視用信号aに駆動され電気
−光変換して一定期間ごとに光監視用信号を出力して光
ファイバケーブル10を通して加入者ユニット7へ送出
かつ光ファイバケーブル10を通して加入者ユニット7
から送出されるセンタ局ユニット6からの光監視用信号
に対する光応答信号を入力され光−電気変換して応答信
号eを検出手段へ分岐する光送受信回路63と、光送受
信回路63からの応答信号eと信号発生回路62からの
監視用信号bとを入力されて応答信号eの有無を検出し
て結果の検出信号fを出力する応答信号検出回路64
と、応答信号検出回路64からの検出信号fが応答信号
無しの検出信号であるときは加入者ユニット7からの応
答信号dが返送されなかったことを示す警報を発出し報
知する警報回路65とから構成される。
第1の技術としての光加入者システム監視方式のブロッ
ク図である図2を参照すると、この光加入者システム監
視方式は、センタ局ユニット6と加入者ユニット7とが
光ファイバケーブル10により接続されるSS(Sin
gle Star)形式の構成を採る。ここで、センタ
局ユニット6は、時間情報を発生するタイマ61と、タ
イマ61からの時間情報を入力されて定期的に監視用信
号を発生する信号発生回路62と、通常はセンタ局ユニ
ット6からの下りの局側送出光信号を加入者ユニット7
へ送出かつ加入者ユニット7からの上りの光加入者信号
を加入者ユニット7内にとり込む光送受信を行うととも
に信号発生回路62からの監視用信号aに駆動され電気
−光変換して一定期間ごとに光監視用信号を出力して光
ファイバケーブル10を通して加入者ユニット7へ送出
かつ光ファイバケーブル10を通して加入者ユニット7
から送出されるセンタ局ユニット6からの光監視用信号
に対する光応答信号を入力され光−電気変換して応答信
号eを検出手段へ分岐する光送受信回路63と、光送受
信回路63からの応答信号eと信号発生回路62からの
監視用信号bとを入力されて応答信号eの有無を検出し
て結果の検出信号fを出力する応答信号検出回路64
と、応答信号検出回路64からの検出信号fが応答信号
無しの検出信号であるときは加入者ユニット7からの応
答信号dが返送されなかったことを示す警報を発出し報
知する警報回路65とから構成される。
【0011】また、加入者ユニット7は、通常時は加入
者ユニット7からの上りの光加入者信号をセンタ局ユニ
ット6へ送出かつセンタ局ユニット6からの下りの局側
送出光信号を加入者ユニット7内にとり込む光送受信を
行うとともに光ファイバケーブル10を通してセンタ局
ユニット6からの光監視用信号を入力され光−電気変換
して監視用信号cを出力かつ監視用信号cに対する応答
信号dを光ファイバケーブル10を通してセンタ局ユニ
ット6へ返送する光送受信回路71と、光送受信回路7
1から入力される監視用信号cの有無を監視して監視用
信号cが有りの場合は監視用信号aが光ファイバケーブ
ル10を正常に伝送されたことを示す応答信号dを出力
して光送受信回路71へ送出する応答信号送出回路72
とから構成される。
者ユニット7からの上りの光加入者信号をセンタ局ユニ
ット6へ送出かつセンタ局ユニット6からの下りの局側
送出光信号を加入者ユニット7内にとり込む光送受信を
行うとともに光ファイバケーブル10を通してセンタ局
ユニット6からの光監視用信号を入力され光−電気変換
して監視用信号cを出力かつ監視用信号cに対する応答
信号dを光ファイバケーブル10を通してセンタ局ユニ
ット6へ返送する光送受信回路71と、光送受信回路7
1から入力される監視用信号cの有無を監視して監視用
信号cが有りの場合は監視用信号aが光ファイバケーブ
ル10を正常に伝送されたことを示す応答信号dを出力
して光送受信回路71へ送出する応答信号送出回路72
とから構成される。
【0012】詳述すると、信号発生回路62は光ファイ
バケーブル10および加入者ユニット7を定期的に監視
するために、タイマ61から時間情報を入力されて一定
時間おきに監視用信号aおよび監視用信号bを発生して
各各光送受信回路63および応答信号検出回路64へ供
給する。光送受信回路63は、通常時はセンタ局ユニッ
ト6から加入者ユニット7へ送出する局側送出光信号を
下り信号として光ファイバケーブル10へ出力するが、
同時に信号発生回路62から供給される一定時間ごとの
監視用信号aを入力されると、これを電気−光変換して
光監視用信号として光ファイバケーブル10へ出力す
る。加入者ユニット7の光送受信回路71は、通常時は
光ファイバケーブル10を通してセンタ局ユニット6か
ら送出される局側送出光信号を光−電気変換して加入者
ユニット7内にとり込むが、同時にセンタ局ユニット6
から一定時間ごとの光監視信号を入力されると、これを
光−電気変換して監視用信号cとして分岐し、これを応
答信号送出回路72へ供給する。応答信号送出回路72
は、光送受信回路71から供給される監視用信号cの有
無を監視し、監視用信号cが供給されているときはセン
タ局ユニット6側から監視用信号aが光ファイバケーブ
ル10を正常に伝送されたことを示す応答信号dを出力
して光送受信回路71へ送出する。光送受信回路71
は、応答信号送出回路72から供給される応答信号dを
電気−光変換して光応答信号として光ファイバケーブル
10を通してセンタ局ユニット6へ返送する。これによ
り、センタ局ユニット6の光送受信回路63は加入者ユ
ニット7から返送された光応答信号を光−電気変換して
応答信号eとして応答信号検出回路64へ分岐供給す
る。応答信号検出回路64は信号発生回路62からの監
視用信号bと光送受信回路63からの応答信号eとを入
力されて両信号の供給の有無を監視、つまり信号発生回
路62から監視用信号bすなわち監視用信号aが正常に
出力されているときに応答信号eの供給があるか否かを
監視し、その結果を検出信号fとして警報回路65へ供
給する。警報回路65は応答信号検出回路64からの検
出信号fが応答信号無しを示す検出信号であるときは、
加入者ユニット7から応答信号dが返送されなかったと
見做して光ファイバケーブル10に異常があるとする警
報を発出し、報知する。
バケーブル10および加入者ユニット7を定期的に監視
するために、タイマ61から時間情報を入力されて一定
時間おきに監視用信号aおよび監視用信号bを発生して
各各光送受信回路63および応答信号検出回路64へ供
給する。光送受信回路63は、通常時はセンタ局ユニッ
ト6から加入者ユニット7へ送出する局側送出光信号を
下り信号として光ファイバケーブル10へ出力するが、
同時に信号発生回路62から供給される一定時間ごとの
監視用信号aを入力されると、これを電気−光変換して
光監視用信号として光ファイバケーブル10へ出力す
る。加入者ユニット7の光送受信回路71は、通常時は
光ファイバケーブル10を通してセンタ局ユニット6か
ら送出される局側送出光信号を光−電気変換して加入者
ユニット7内にとり込むが、同時にセンタ局ユニット6
から一定時間ごとの光監視信号を入力されると、これを
光−電気変換して監視用信号cとして分岐し、これを応
答信号送出回路72へ供給する。応答信号送出回路72
は、光送受信回路71から供給される監視用信号cの有
無を監視し、監視用信号cが供給されているときはセン
タ局ユニット6側から監視用信号aが光ファイバケーブ
ル10を正常に伝送されたことを示す応答信号dを出力
して光送受信回路71へ送出する。光送受信回路71
は、応答信号送出回路72から供給される応答信号dを
電気−光変換して光応答信号として光ファイバケーブル
10を通してセンタ局ユニット6へ返送する。これによ
り、センタ局ユニット6の光送受信回路63は加入者ユ
ニット7から返送された光応答信号を光−電気変換して
応答信号eとして応答信号検出回路64へ分岐供給す
る。応答信号検出回路64は信号発生回路62からの監
視用信号bと光送受信回路63からの応答信号eとを入
力されて両信号の供給の有無を監視、つまり信号発生回
路62から監視用信号bすなわち監視用信号aが正常に
出力されているときに応答信号eの供給があるか否かを
監視し、その結果を検出信号fとして警報回路65へ供
給する。警報回路65は応答信号検出回路64からの検
出信号fが応答信号無しを示す検出信号であるときは、
加入者ユニット7から応答信号dが返送されなかったと
見做して光ファイバケーブル10に異常があるとする警
報を発出し、報知する。
【0013】次に、上述した第2の技術としての光伝送
監視方式の第1の例を図3のブロック図を参照して説明
する。この光伝送監視方式は、局側8と加入者側9とが
光伝送路11により接続されるSS(Single S
tar)形式の構成を採る。ここで、局側8は、入力端
子Aを介して入力される局側8の送信データgを電気−
光変換して波長λ1 の下りの局側送出光信号として出力
する光送信器81と、光送信81からの下りの局側送出
光信号を光伝送路11へ出力して加入者側9へ送出する
とともに加入者側9から光伝送路11を通して送出され
る上りの光加入者信号および光監視用信号を各各波長λ
2 および波長λ3 に分波出力する方向性を有する光合分
波器82と、光合分波器82で分波出力された波長λ2
の上りの光加入者信号を光−電気変換して局側8の受信
データhとして出力端子Bへ出力する光受信器83と、
光合分波器82で分波出力された波長λ3 の光監視用信
号を光−電気変換して監視用パルスmとして出力する光
受信器84と、光受信器84からの監視用パルスmを直
流レベルに検波するとともに所定時間検波後にトリガパ
ルスを出力する監視用パルス検出回路85と、監視用パ
ルス検出回路85からのトリガパルスによりリセットさ
れてカウントを開始し次のトリガパルスの入力の有無お
よび前のトリガパルスとの入力間隔を識別してトリガパ
ルス間隔が設定時間ごとに入力されるときは光伝送路1
1が正常であるとする信号を端子Eへ出力するとともに
トリガパルス間隔が設定時間よりも長いときは光伝送路
11が異常であるとする信号を端子Fへ出力するカウン
ト回路86とから構成される。また、加入者側9は、光
伝送路11を通して局側8から送出される波長λ1 の局
側送出光信号を加入者側9内に分波入力するとともに加
入者側9内からの波長λ2 の上りの光加入者信号および
波長λ3 の光監視用信号を合波して光伝送路11を通し
て局側8へ送出する光合分波器91と、光合分波器91
から加入者側9内に分波入力された波長λ1 の下りの局
側送出光信号を光−電気変換して加入者側の受信データ
iとして出力端子Cへ出力する光受信器92と、入力端
子Dを介して入力される加入者側の上りの加入者信号j
を電気−光変換して波長λ2 の光加入者信号として光合
分波器91へ供給する光送信器94と、一定時間ごとに
監視用信号としての監視用パルスkを発生し出力する監
視用パルス発生器97と、監視用パルス発生器97から
の監視用パルスkを電気−光変換して波長λ3 の光監視
用信号として光合分波器91へ供給する光送信器98
と、光受信器92および光送信器94へ常時電源を供給
する電源回路93と、時間情報を出力するタイマ95
と、タイマ95からの時間情報に制御されて一定時間ご
とに光送信器98およびパルス発生器97へ電源を供給
する電源回路96とから構成される。
監視方式の第1の例を図3のブロック図を参照して説明
する。この光伝送監視方式は、局側8と加入者側9とが
光伝送路11により接続されるSS(Single S
tar)形式の構成を採る。ここで、局側8は、入力端
子Aを介して入力される局側8の送信データgを電気−
光変換して波長λ1 の下りの局側送出光信号として出力
する光送信器81と、光送信81からの下りの局側送出
光信号を光伝送路11へ出力して加入者側9へ送出する
とともに加入者側9から光伝送路11を通して送出され
る上りの光加入者信号および光監視用信号を各各波長λ
2 および波長λ3 に分波出力する方向性を有する光合分
波器82と、光合分波器82で分波出力された波長λ2
の上りの光加入者信号を光−電気変換して局側8の受信
データhとして出力端子Bへ出力する光受信器83と、
光合分波器82で分波出力された波長λ3 の光監視用信
号を光−電気変換して監視用パルスmとして出力する光
受信器84と、光受信器84からの監視用パルスmを直
流レベルに検波するとともに所定時間検波後にトリガパ
ルスを出力する監視用パルス検出回路85と、監視用パ
ルス検出回路85からのトリガパルスによりリセットさ
れてカウントを開始し次のトリガパルスの入力の有無お
よび前のトリガパルスとの入力間隔を識別してトリガパ
ルス間隔が設定時間ごとに入力されるときは光伝送路1
1が正常であるとする信号を端子Eへ出力するとともに
トリガパルス間隔が設定時間よりも長いときは光伝送路
11が異常であるとする信号を端子Fへ出力するカウン
ト回路86とから構成される。また、加入者側9は、光
伝送路11を通して局側8から送出される波長λ1 の局
側送出光信号を加入者側9内に分波入力するとともに加
入者側9内からの波長λ2 の上りの光加入者信号および
波長λ3 の光監視用信号を合波して光伝送路11を通し
て局側8へ送出する光合分波器91と、光合分波器91
から加入者側9内に分波入力された波長λ1 の下りの局
側送出光信号を光−電気変換して加入者側の受信データ
iとして出力端子Cへ出力する光受信器92と、入力端
子Dを介して入力される加入者側の上りの加入者信号j
を電気−光変換して波長λ2 の光加入者信号として光合
分波器91へ供給する光送信器94と、一定時間ごとに
監視用信号としての監視用パルスkを発生し出力する監
視用パルス発生器97と、監視用パルス発生器97から
の監視用パルスkを電気−光変換して波長λ3 の光監視
用信号として光合分波器91へ供給する光送信器98
と、光受信器92および光送信器94へ常時電源を供給
する電源回路93と、時間情報を出力するタイマ95
と、タイマ95からの時間情報に制御されて一定時間ご
とに光送信器98およびパルス発生器97へ電源を供給
する電源回路96とから構成される。
【0014】この構成により、コールバイコール方式の
双方向通信による通常のデータ送受信が行われるが、こ
の構成における光伝送路11の状態を監視するための監
視用パルスkの送出回路つまり監視用パルス発生器97
を加入者側9に設けている。すなわち、監視用パルスk
を発生させるための監視用パルス発生器97と監視用パ
ルス発生器97からの監視用パルスkを光監視用信号と
して送信する光送信器98とを加入者側9に設け、この
光送信器98が出力する波長λ3 の光監視用信号を光合
分波器91へ供給し、光合分波器91において光送信器
94から供給される波長λ2 の上りの光加入者信号と光
送信器98からの波長λ3 の光監視用信号とを波長多重
して局側8へ送出する。この場合、監視用パルス発生器
97および光送信器98の電源は、電源回路96から供
給され、データ送受信用の光受信器92および光送信器
94へ電源を供給する電源回路93とは別にしてある。
そして、監視用パルスkを発生させるための電源回路9
6は、タイマ回路95により一定時間毎に短時間だけ作
動するように設定される(例えば、24時間毎に1分間
だけ作動するように設定される。)。このため、監視用
パルス発生器97は一定時間毎に監視用パルスkを出力
し、光送信器98はこの監視用パルスkを電気−光変換
して波長λ3 の光監視用信号として局側8へ一定時間毎
に送出する。局側8には、この波長λ3 の光監視用信号
を受信するための光受信器84が光合分波器82に接続
され、この光受信器84出力の受信データつまり監視用
パルスmを監視用パルス検出回路85へ供給する。監視
用パルス検出回路85は光受信器84から供給された監
視用パルスmの直流レベル検波を行い、ある時間以上の
検波を行った後にトリガパルスを出力してカウント回路
86へ供給する。カウント回路86は監視用パルス検出
回路85から供給されるトリガパルスによりリセットさ
れ、そのリセットされた時点からカウントを開始すると
ともにタイマ回路95により予め設定された時間(例え
ば24時間)後に次のトリガパルスが供給されるかどう
かを識別し、設定された時間毎にトリガパルスの供給が
あるときは伝送路が正常であることを示す信号を端子E
へ出力し、トリガパルスの供給間隔が設定時間よりも長
いときは伝送路が異常であることを示す信号を端子Fへ
出力する。これにより、端子Fに伝送路が異常であるこ
とを示す信号が出力されたときに伝送路の異常が確認さ
れ通知される。
双方向通信による通常のデータ送受信が行われるが、こ
の構成における光伝送路11の状態を監視するための監
視用パルスkの送出回路つまり監視用パルス発生器97
を加入者側9に設けている。すなわち、監視用パルスk
を発生させるための監視用パルス発生器97と監視用パ
ルス発生器97からの監視用パルスkを光監視用信号と
して送信する光送信器98とを加入者側9に設け、この
光送信器98が出力する波長λ3 の光監視用信号を光合
分波器91へ供給し、光合分波器91において光送信器
94から供給される波長λ2 の上りの光加入者信号と光
送信器98からの波長λ3 の光監視用信号とを波長多重
して局側8へ送出する。この場合、監視用パルス発生器
97および光送信器98の電源は、電源回路96から供
給され、データ送受信用の光受信器92および光送信器
94へ電源を供給する電源回路93とは別にしてある。
そして、監視用パルスkを発生させるための電源回路9
6は、タイマ回路95により一定時間毎に短時間だけ作
動するように設定される(例えば、24時間毎に1分間
だけ作動するように設定される。)。このため、監視用
パルス発生器97は一定時間毎に監視用パルスkを出力
し、光送信器98はこの監視用パルスkを電気−光変換
して波長λ3 の光監視用信号として局側8へ一定時間毎
に送出する。局側8には、この波長λ3 の光監視用信号
を受信するための光受信器84が光合分波器82に接続
され、この光受信器84出力の受信データつまり監視用
パルスmを監視用パルス検出回路85へ供給する。監視
用パルス検出回路85は光受信器84から供給された監
視用パルスmの直流レベル検波を行い、ある時間以上の
検波を行った後にトリガパルスを出力してカウント回路
86へ供給する。カウント回路86は監視用パルス検出
回路85から供給されるトリガパルスによりリセットさ
れ、そのリセットされた時点からカウントを開始すると
ともにタイマ回路95により予め設定された時間(例え
ば24時間)後に次のトリガパルスが供給されるかどう
かを識別し、設定された時間毎にトリガパルスの供給が
あるときは伝送路が正常であることを示す信号を端子E
へ出力し、トリガパルスの供給間隔が設定時間よりも長
いときは伝送路が異常であることを示す信号を端子Fへ
出力する。これにより、端子Fに伝送路が異常であるこ
とを示す信号が出力されたときに伝送路の異常が確認さ
れ通知される。
【0015】続いて、上述した第2の技術としての光伝
送監視方式の第2の例を図4のブロック図を参照して説
明する。この光伝送監視方式は、局側20と加入者側4
0とが光伝送路30により接続されるSS(Singl
e Star)形式の構成を採る。ここで、局側20
は、入力端子Aを介して入力される局側20の送信デー
タnを電気−光変換して波長λ1 の下りの局側送出光信
号として出力する光送信器201と、光送信器201か
らの下りの局側送出光信号を光伝送路30へ出力して加
入者側40へ送出するとともに加入者側40から光伝送
路30を通して送出される波長λ2 の上りの光加入者信
号および光監視用信号を分波出力する方向性を有する光
合分波器202と、光合分波器202で分波入力された
波長λ2 の上りの光加入者信号を光−電気変換して局側
20の受信データpとして出力端子Bへ出力するととも
に光合分波器202で分波入力された波長λ2 の光監視
用信号を光−電気変換して監視用パルスwとして出力す
る光受信器203と、光受信器203からの監視用パル
スwを直流レベルに検波するとともに所定時間検波後に
トリガパルスを出力する監視用パルス検出回路204
と、監視用パルス検出回路204からのトリガパルスに
よりリセットをされてカウントを開始し次のトリガパル
スの入力の有無および前のトリガパルスとの入力間隔を
識別してトリガパルス間隔が設定時間ごとに入力される
ときは光伝送路30が正常であるとする信号を端子Eへ
出力するとともにトリガパルス間隔が設定時間よりも長
いときは光伝送路30が異常であるとする信号を端子F
へ出力するカウント回路205とから構成される。ま
た、加入者側40は、光伝送路30を通して局側20か
ら送出される波長λ1 の局側送出光信号を加入者側40
内に分波入力するとともに加入者側40内からの波長λ
2 の上りの光加入者信号および光監視用信号を合波して
光伝送路30を通して局側20へ送出する光合分波器4
01と、光合分波器401から加入者側40内に分波入
力された波長λ1 の下りの局側送出光信号を光−電気変
換して加入者側の受信データqとして出力端子Cへ出力
する光受信器402と、一定時間ごとに監視用信号とし
ての監視用パルスtを発生する監視用パルス発生器40
3と、入力端子Dを介して入力される加入者側の上りの
加入者信号sの有無を監視してその有無に応じた切替制
御信号を出力するスイッチコントロール回路404と、
スイッチコントロール回路404からの切替制御信号に
制御されて入力端子Dを介して入力される上りの加入者
信号sと監視用パルス発生器403からの監視用パルス
tとを切替えるスイッチ回路405と、スイッチ回路4
05からの上りの加入者信号あるいは監視用パルスtを
電気−光変換して波長λ2 の光加入者信号あるいは光監
視用信号として出力して光合分波器401へ供給する光
送信器406と、時間情報を出力するタイマ回路407
と、光受信器402が局側20からの波長λ1 の局側送
出光信号を受信したときに光送信器406への電源を供
給するように制御する電源コントロール回路408と、
タイマ回路407からの時間情報に制御されて一定時間
だけ監視用パルス発生器403および光送信器406へ
電源を供給するとともに電源コントロール回路408か
らの電源制御信号により制御されて光送信器406へ電
源を供給する電源回路409とから構成される。
送監視方式の第2の例を図4のブロック図を参照して説
明する。この光伝送監視方式は、局側20と加入者側4
0とが光伝送路30により接続されるSS(Singl
e Star)形式の構成を採る。ここで、局側20
は、入力端子Aを介して入力される局側20の送信デー
タnを電気−光変換して波長λ1 の下りの局側送出光信
号として出力する光送信器201と、光送信器201か
らの下りの局側送出光信号を光伝送路30へ出力して加
入者側40へ送出するとともに加入者側40から光伝送
路30を通して送出される波長λ2 の上りの光加入者信
号および光監視用信号を分波出力する方向性を有する光
合分波器202と、光合分波器202で分波入力された
波長λ2 の上りの光加入者信号を光−電気変換して局側
20の受信データpとして出力端子Bへ出力するととも
に光合分波器202で分波入力された波長λ2 の光監視
用信号を光−電気変換して監視用パルスwとして出力す
る光受信器203と、光受信器203からの監視用パル
スwを直流レベルに検波するとともに所定時間検波後に
トリガパルスを出力する監視用パルス検出回路204
と、監視用パルス検出回路204からのトリガパルスに
よりリセットをされてカウントを開始し次のトリガパル
スの入力の有無および前のトリガパルスとの入力間隔を
識別してトリガパルス間隔が設定時間ごとに入力される
ときは光伝送路30が正常であるとする信号を端子Eへ
出力するとともにトリガパルス間隔が設定時間よりも長
いときは光伝送路30が異常であるとする信号を端子F
へ出力するカウント回路205とから構成される。ま
た、加入者側40は、光伝送路30を通して局側20か
ら送出される波長λ1 の局側送出光信号を加入者側40
内に分波入力するとともに加入者側40内からの波長λ
2 の上りの光加入者信号および光監視用信号を合波して
光伝送路30を通して局側20へ送出する光合分波器4
01と、光合分波器401から加入者側40内に分波入
力された波長λ1 の下りの局側送出光信号を光−電気変
換して加入者側の受信データqとして出力端子Cへ出力
する光受信器402と、一定時間ごとに監視用信号とし
ての監視用パルスtを発生する監視用パルス発生器40
3と、入力端子Dを介して入力される加入者側の上りの
加入者信号sの有無を監視してその有無に応じた切替制
御信号を出力するスイッチコントロール回路404と、
スイッチコントロール回路404からの切替制御信号に
制御されて入力端子Dを介して入力される上りの加入者
信号sと監視用パルス発生器403からの監視用パルス
tとを切替えるスイッチ回路405と、スイッチ回路4
05からの上りの加入者信号あるいは監視用パルスtを
電気−光変換して波長λ2 の光加入者信号あるいは光監
視用信号として出力して光合分波器401へ供給する光
送信器406と、時間情報を出力するタイマ回路407
と、光受信器402が局側20からの波長λ1 の局側送
出光信号を受信したときに光送信器406への電源を供
給するように制御する電源コントロール回路408と、
タイマ回路407からの時間情報に制御されて一定時間
だけ監視用パルス発生器403および光送信器406へ
電源を供給するとともに電源コントロール回路408か
らの電源制御信号により制御されて光送信器406へ電
源を供給する電源回路409とから構成される。
【0016】この構成により、コールバイコール方式の
双方向通信による通常のデータ送受信が行われるが、こ
の構成においてスイッチコントロール回路404は、入
力端子Dからの加入者信号の供給の有無を監視して、加
入者信号があるときは入力端子Dからの加入者信号がそ
のまま光送信器406へ供給されるようにスイッチ回路
405を制御し、加入者信号がないときは監視用パルス
発生器403からの監視用パルスtが光送信器406へ
供給されるようにスイッチ回路405を制御する。従っ
て、この構成によれば光送信器406は、加入者信号送
信用と監視用パルス送信用とを兼ねるので監視用パルス
専用の光送信器が不要となる。この場合、通常パスが行
われているか否かを判別してスイッチ回路405を切替
えるようにしているので、通常パスが監視用パルスの送
出により妨げられることはない。なお、通常パスが行わ
れているときは監視用パルスtを送出しなくとも光伝送
路30は正常であると判断する。
双方向通信による通常のデータ送受信が行われるが、こ
の構成においてスイッチコントロール回路404は、入
力端子Dからの加入者信号の供給の有無を監視して、加
入者信号があるときは入力端子Dからの加入者信号がそ
のまま光送信器406へ供給されるようにスイッチ回路
405を制御し、加入者信号がないときは監視用パルス
発生器403からの監視用パルスtが光送信器406へ
供給されるようにスイッチ回路405を制御する。従っ
て、この構成によれば光送信器406は、加入者信号送
信用と監視用パルス送信用とを兼ねるので監視用パルス
専用の光送信器が不要となる。この場合、通常パスが行
われているか否かを判別してスイッチ回路405を切替
えるようにしているので、通常パスが監視用パルスの送
出により妨げられることはない。なお、通常パスが行わ
れているときは監視用パルスtを送出しなくとも光伝送
路30は正常であると判断する。
【0017】また、加入者側40の光送信器406およ
び監視用パルス発生器403は電源回路409から電源
の供給を受けるが、この場合、電源回路409は電源コ
ントロール回路408による制御とタイマ回路407に
よる制御で作動し、電源コントロール回路408は光受
信器402が局側20から波長λ1 の局側送出光信号を
受信したときに光送信器406に電源を供給させる制御
を行い、タイマ回路407は一定時間(例えば24時
間)毎に短時間(例えば1分間)だけ光送信器406お
よび監視用パルス発生器403に電源を供給させる制御
を行う。これにより監視用パルス発生器403は一定時
間毎に監視用パルスtを出力し、光送信器406はこの
監視用パルスtを入力端子Dに上りの加入者信号が供給
されていないときに波長λ2 の光監視用信号として局側
20へ一定時間毎に送出する。
び監視用パルス発生器403は電源回路409から電源
の供給を受けるが、この場合、電源回路409は電源コ
ントロール回路408による制御とタイマ回路407に
よる制御で作動し、電源コントロール回路408は光受
信器402が局側20から波長λ1 の局側送出光信号を
受信したときに光送信器406に電源を供給させる制御
を行い、タイマ回路407は一定時間(例えば24時
間)毎に短時間(例えば1分間)だけ光送信器406お
よび監視用パルス発生器403に電源を供給させる制御
を行う。これにより監視用パルス発生器403は一定時
間毎に監視用パルスtを出力し、光送信器406はこの
監視用パルスtを入力端子Dに上りの加入者信号が供給
されていないときに波長λ2 の光監視用信号として局側
20へ一定時間毎に送出する。
【0018】そして局側20では、加入者側40の入力
端子Dに上りの加入者信号が供給されているときは、光
合分波器202は加入者側40から波長λ2 の上りの光
加入者信号を入力されて光受信器203に分波入力し、
光受信器203において波長λ2 の上りの光加入者信号
を光−電気変換して受信データpとして出力端子Bへ出
力する。また、加入者側40の入力端子Dに上りの加入
者信号が供給されているときは、光合分波器202は加
入者側40から波長λ2 の光監視用信号を入力されて光
受信器203に分波入力し、光受信器203において波
長λ2 の光監視用信号を光−電気変換して監視用パルス
wとして監視用パルス検出回路204へ供給する。監視
用パルス検出回路204は光受信器203から供給され
る監視用パルスwの直流レベル検波を行い、ある時間以
上検波を行った後にトリガパルスを出力してカウント回
路205へ供給する。カウント回路205は監視用パル
ス検出回路204から供給されるトリガパルスによりリ
セットされ、そのリセットされた時点からカウントを開
始するとともにタイマ回路407により予め設定された
時間(例えば24時間)後に次のトリガパルスが供給さ
れるかどうかを識別し、設定された時間毎にトリガパル
スの供給があるときは伝送路が正常であることを示す信
号を端子Eへ出力し、トリガパルスの供給間隔が設定時
間よりも長いときは伝送路が異常であることを示す信号
を端子Fへ出力する。これにより、端子Fに伝送路が異
常であることを示す信号が出力されたときに伝送路の異
常が確認され通知される。
端子Dに上りの加入者信号が供給されているときは、光
合分波器202は加入者側40から波長λ2 の上りの光
加入者信号を入力されて光受信器203に分波入力し、
光受信器203において波長λ2 の上りの光加入者信号
を光−電気変換して受信データpとして出力端子Bへ出
力する。また、加入者側40の入力端子Dに上りの加入
者信号が供給されているときは、光合分波器202は加
入者側40から波長λ2 の光監視用信号を入力されて光
受信器203に分波入力し、光受信器203において波
長λ2 の光監視用信号を光−電気変換して監視用パルス
wとして監視用パルス検出回路204へ供給する。監視
用パルス検出回路204は光受信器203から供給され
る監視用パルスwの直流レベル検波を行い、ある時間以
上検波を行った後にトリガパルスを出力してカウント回
路205へ供給する。カウント回路205は監視用パル
ス検出回路204から供給されるトリガパルスによりリ
セットされ、そのリセットされた時点からカウントを開
始するとともにタイマ回路407により予め設定された
時間(例えば24時間)後に次のトリガパルスが供給さ
れるかどうかを識別し、設定された時間毎にトリガパル
スの供給があるときは伝送路が正常であることを示す信
号を端子Eへ出力し、トリガパルスの供給間隔が設定時
間よりも長いときは伝送路が異常であることを示す信号
を端子Fへ出力する。これにより、端子Fに伝送路が異
常であることを示す信号が出力されたときに伝送路の異
常が確認され通知される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】この第1の従来の光加
入者システム監視方式では、加入者ユニット7からの応
答信号の有無のみを監視するため、警報が発出されたと
きにその警報が光ファイバケーブル10が障害になった
ために警報が発生したのか、あるいは加入者ユニット7
に障害が発生したために警報が発生したのか判別できな
い。
入者システム監視方式では、加入者ユニット7からの応
答信号の有無のみを監視するため、警報が発出されたと
きにその警報が光ファイバケーブル10が障害になった
ために警報が発生したのか、あるいは加入者ユニット7
に障害が発生したために警報が発生したのか判別できな
い。
【0020】また、第2の従来の光加入者システム監視
方式では、伝送路の障害の有無を判別することはできる
が、加入者側の光送受信手段の障害を判別することはで
きない。
方式では、伝送路の障害の有無を判別することはできる
が、加入者側の光送受信手段の障害を判別することはで
きない。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明による光加入者シ
ステム監視方式は、局側から送出する送信信号を電気−
光変換して局側送出光信号として第1の光伝送路へ分岐
出力して前記第1の伝送路および複数の第2の光伝送路
を通して対応する複数の加入者側光送受信手段へ送出す
るとともに前記複数の加入者側光送受信手段から前記複
数の第2の光伝送路および前記第1の光伝送路を通して
入力される上りの光加入者信号および光監視用信号を内
部に分岐入力し光−電気変換して上りの加入者信号およ
び監視用信号として出力する第1の方向性光送受信手段
と、前記第1の方向性光送受信手段からの前記上りの加
入者信号の有無を前記複数の加入者側光送受信手段ごと
に検出して加入者信号検出情報を出力する加入者信号検
出手段と、前記第1の方向性光送受信手段から入力され
る前記監視用信号の有無を監視するとともに前記監視用
信号の種別を識別して前記識別した監視用信号識別情報
と前記加入者信号検出手段からの前記加入者信号検出情
報とから前記複数の加入者側光送受信手段の障害と前記
第1の光伝送路および前記複数の第2の光伝送路の障害
とを判別して該当する第1の警報信号を出力する局側判
別手段とを有する局側光送受信手段と、前記局側光送受
信手段からの前記下りの局側送出光信号を内部に分岐入
力し光−電気変換して局側送出信号として出力しかつ内
部受信処理機能を監視して異常があるときは第2の警報
信号を出力するとともに前記第2の警報信号が出力され
ていない正常時は加入者側端末からの前記上りの加入者
信号を電気−光変換して前記光加入者信号として出力し
かつ前記第2の警報信号が出力されている異常時はそれ
まで出力されていた前記光加入者信号の出力を中止して
代りに監視用信号を電気−光変換して光監視用信号とし
て出力し前記第2の伝送路へ分岐出力して前記第2の光
伝送路および前記第1の光伝送路を通して前記局側光送
受信手段へ伝達する第2の方向性送受信手段と、前記第
2の方向性送受信手段からの前記第2の警報信号を入力
されて前記複数の加入者側光送受信手段を識別する複数
種別の監視用信号を発生して前記第2の方向性送受信手
段へ供給する監視用信号発生手段とをそれぞれ有する前
記複数の加入者側光送受信手段と、前記第1の光伝送路
を通して伝達された前記局側光送受信手段からの前記下
りの局側送出光信号を前記複数の第2の光伝送路へ分岐
して前記複数の加入者側光送受信手段へ伝達するととも
に前記複数の第2の光伝送路を通して伝達される前記複
数の加入者側光送受信手段からの前記上りの光加入者信
号および光監視用信号を結合して前記第1の光伝送路を
通して前記局側光送受信手段へ伝達する光分岐結合手段
とを備える。
ステム監視方式は、局側から送出する送信信号を電気−
光変換して局側送出光信号として第1の光伝送路へ分岐
出力して前記第1の伝送路および複数の第2の光伝送路
を通して対応する複数の加入者側光送受信手段へ送出す
るとともに前記複数の加入者側光送受信手段から前記複
数の第2の光伝送路および前記第1の光伝送路を通して
入力される上りの光加入者信号および光監視用信号を内
部に分岐入力し光−電気変換して上りの加入者信号およ
び監視用信号として出力する第1の方向性光送受信手段
と、前記第1の方向性光送受信手段からの前記上りの加
入者信号の有無を前記複数の加入者側光送受信手段ごと
に検出して加入者信号検出情報を出力する加入者信号検
出手段と、前記第1の方向性光送受信手段から入力され
る前記監視用信号の有無を監視するとともに前記監視用
信号の種別を識別して前記識別した監視用信号識別情報
と前記加入者信号検出手段からの前記加入者信号検出情
報とから前記複数の加入者側光送受信手段の障害と前記
第1の光伝送路および前記複数の第2の光伝送路の障害
とを判別して該当する第1の警報信号を出力する局側判
別手段とを有する局側光送受信手段と、前記局側光送受
信手段からの前記下りの局側送出光信号を内部に分岐入
力し光−電気変換して局側送出信号として出力しかつ内
部受信処理機能を監視して異常があるときは第2の警報
信号を出力するとともに前記第2の警報信号が出力され
ていない正常時は加入者側端末からの前記上りの加入者
信号を電気−光変換して前記光加入者信号として出力し
かつ前記第2の警報信号が出力されている異常時はそれ
まで出力されていた前記光加入者信号の出力を中止して
代りに監視用信号を電気−光変換して光監視用信号とし
て出力し前記第2の伝送路へ分岐出力して前記第2の光
伝送路および前記第1の光伝送路を通して前記局側光送
受信手段へ伝達する第2の方向性送受信手段と、前記第
2の方向性送受信手段からの前記第2の警報信号を入力
されて前記複数の加入者側光送受信手段を識別する複数
種別の監視用信号を発生して前記第2の方向性送受信手
段へ供給する監視用信号発生手段とをそれぞれ有する前
記複数の加入者側光送受信手段と、前記第1の光伝送路
を通して伝達された前記局側光送受信手段からの前記下
りの局側送出光信号を前記複数の第2の光伝送路へ分岐
して前記複数の加入者側光送受信手段へ伝達するととも
に前記複数の第2の光伝送路を通して伝達される前記複
数の加入者側光送受信手段からの前記上りの光加入者信
号および光監視用信号を結合して前記第1の光伝送路を
通して前記局側光送受信手段へ伝達する光分岐結合手段
とを備える。
【0022】また、本発明による光加入者システム監視
方式は、局側上位から時間的に連続する下りの送信信号
を入力されて時間的に間欠するバースト的信号に変換し
て局側送出光信号として出力しかつ時間的に間欠するバ
ースト的信号の上りの加入者信号を時間的に連続する信
号に変換して前記局側上位へ送出するとともに複数の加
入者側光送受信手段ごとの前記上りの加入者信号の有無
を検出して加入者信号検出情報として出力する第1の信
号処理手段と、前記第1の信号処理手段からの前記局側
送出信号を電気−光変換して局側送出光信号として出力
する第1の光送信手段と、前記第1の光送信手段からの
前記局側送出光信号を前記複数の加入者側光送受信手段
へ送出するために第1の光伝送路へ分岐出力するととも
に前記第1の光伝送路を通して入力される前記複数の加
入者側光送受信手段からの上りの光加入者信号および光
監視用信号を内部に分岐入力する方向性を有する第1の
光分岐手段と、前記第1の光分岐手段から内部に分岐入
力された前記光加入者信号および光監視信号を光−電気
変換して前記上りの加入者信号および監視用信号を出力
するとともに前記加入者信号を前記第1の信号処理手段
へ供給する第1の光受信手段と、前記第1の光受信手段
からの前記監視用信号の有無を監視するとともに前記監
視用信号の種別を識別して監視用信号識別情報を出力す
る監視用信号識別手段と、前記監視用信号識別手段から
の前記監視用信号識別情報と前記第1の信号処理手段か
ら前記加入者信号検出情報とを入力されて前記第1の光
伝送路および前記複数の加入者側光送受信手段と接続す
る複数の第2の伝送路の障害ならびに前記複数の加入者
側光送受信手段ごとの障害を判別して該当する第1の警
報信号を出力する警報判別手段とを有する局側光送受信
手段と、前記局側光送受信手段からの前記下りの局側送
出光信号を内部に分岐入力するとともに前記内部からの
前記上りの光加入者信号および光監視用信号を前記局側
光送受信手段へ送出するために前記第2の光伝送路へ分
岐出力する方向性を有する第2の光分岐手段と、前記第
2の光分岐手段から内部に分岐入力された前記下りの局
側送出光信号を光−電気変換して局側送出信号として出
力するとともに自らの機能動作を監視して異常があると
きは第2の警報信号を出力する第2の光受信手段と、前
記第2の光受信手段からの前記局側送出信号を時間的に
間欠するバースト的信号から時間的に連続する信号に変
換して加入者側端末へ送出かつ前記加入者側端末から時
間的に連続する前記上りの加入者信号を時間的に間欠す
るバースト的信号に変換して内部にとり込むとともに自
らの機能動作を監視して異常があるときは第3の警報信
号を出力する第2の信号処理手段と、前記第2の光受信
手段からの前記第2の警報信号および前記第2の信号処
理手段からの前記第3の警報信号の少なくとも一方が入
力されたときに各各に対応する複数種別の監視用信号を
発生して出力する監視用信号発生手段と、前記第2の光
送受信手段からの前記第2の警報信号および前記第2の
信号処理手段からの前記第3の警報信号のいずれもが出
力されていない正常時は前記第2の信号処理手段から内
部にとり込まれた前記上りの加入者信号を電気−光変換
して前記上りの光加入者信号として出力し前記第2の光
受信手段からの前記第2の警報信号および前記第2の信
号処理手段からの前記第3の警報信号のいずれかが入力
された異常時はそれまで出力していた前記上りの光加入
者信号の出力を中止して代りに前記監視用信号発生手段
からの監視用信号を光−電気変換して前記光監視用信号
として出力し前記第2の光分岐手段へ供給する第2の光
送信手段とを有する前記複数の加入者側光送受信手段
と、前記第1の光伝送路を通して伝達された前記局側光
送受信手段からの前記下りの局側送出光信号を前記複数
の第2の光伝送路へ分配して前記複数の加入者側光送受
信手段へ伝達するとともに前記複数の第2の伝送路を通
して伝達される前記複数の加入者側光送受信手段からの
前記上りの光加入者信号および光監視用信号を結合して
前記第1の光伝送路を通して前記局側光送受信手段へ伝
達する光分岐結合手段とを備える。
方式は、局側上位から時間的に連続する下りの送信信号
を入力されて時間的に間欠するバースト的信号に変換し
て局側送出光信号として出力しかつ時間的に間欠するバ
ースト的信号の上りの加入者信号を時間的に連続する信
号に変換して前記局側上位へ送出するとともに複数の加
入者側光送受信手段ごとの前記上りの加入者信号の有無
を検出して加入者信号検出情報として出力する第1の信
号処理手段と、前記第1の信号処理手段からの前記局側
送出信号を電気−光変換して局側送出光信号として出力
する第1の光送信手段と、前記第1の光送信手段からの
前記局側送出光信号を前記複数の加入者側光送受信手段
へ送出するために第1の光伝送路へ分岐出力するととも
に前記第1の光伝送路を通して入力される前記複数の加
入者側光送受信手段からの上りの光加入者信号および光
監視用信号を内部に分岐入力する方向性を有する第1の
光分岐手段と、前記第1の光分岐手段から内部に分岐入
力された前記光加入者信号および光監視信号を光−電気
変換して前記上りの加入者信号および監視用信号を出力
するとともに前記加入者信号を前記第1の信号処理手段
へ供給する第1の光受信手段と、前記第1の光受信手段
からの前記監視用信号の有無を監視するとともに前記監
視用信号の種別を識別して監視用信号識別情報を出力す
る監視用信号識別手段と、前記監視用信号識別手段から
の前記監視用信号識別情報と前記第1の信号処理手段か
ら前記加入者信号検出情報とを入力されて前記第1の光
伝送路および前記複数の加入者側光送受信手段と接続す
る複数の第2の伝送路の障害ならびに前記複数の加入者
側光送受信手段ごとの障害を判別して該当する第1の警
報信号を出力する警報判別手段とを有する局側光送受信
手段と、前記局側光送受信手段からの前記下りの局側送
出光信号を内部に分岐入力するとともに前記内部からの
前記上りの光加入者信号および光監視用信号を前記局側
光送受信手段へ送出するために前記第2の光伝送路へ分
岐出力する方向性を有する第2の光分岐手段と、前記第
2の光分岐手段から内部に分岐入力された前記下りの局
側送出光信号を光−電気変換して局側送出信号として出
力するとともに自らの機能動作を監視して異常があると
きは第2の警報信号を出力する第2の光受信手段と、前
記第2の光受信手段からの前記局側送出信号を時間的に
間欠するバースト的信号から時間的に連続する信号に変
換して加入者側端末へ送出かつ前記加入者側端末から時
間的に連続する前記上りの加入者信号を時間的に間欠す
るバースト的信号に変換して内部にとり込むとともに自
らの機能動作を監視して異常があるときは第3の警報信
号を出力する第2の信号処理手段と、前記第2の光受信
手段からの前記第2の警報信号および前記第2の信号処
理手段からの前記第3の警報信号の少なくとも一方が入
力されたときに各各に対応する複数種別の監視用信号を
発生して出力する監視用信号発生手段と、前記第2の光
送受信手段からの前記第2の警報信号および前記第2の
信号処理手段からの前記第3の警報信号のいずれもが出
力されていない正常時は前記第2の信号処理手段から内
部にとり込まれた前記上りの加入者信号を電気−光変換
して前記上りの光加入者信号として出力し前記第2の光
受信手段からの前記第2の警報信号および前記第2の信
号処理手段からの前記第3の警報信号のいずれかが入力
された異常時はそれまで出力していた前記上りの光加入
者信号の出力を中止して代りに前記監視用信号発生手段
からの監視用信号を光−電気変換して前記光監視用信号
として出力し前記第2の光分岐手段へ供給する第2の光
送信手段とを有する前記複数の加入者側光送受信手段
と、前記第1の光伝送路を通して伝達された前記局側光
送受信手段からの前記下りの局側送出光信号を前記複数
の第2の光伝送路へ分配して前記複数の加入者側光送受
信手段へ伝達するとともに前記複数の第2の伝送路を通
して伝達される前記複数の加入者側光送受信手段からの
前記上りの光加入者信号および光監視用信号を結合して
前記第1の光伝送路を通して前記局側光送受信手段へ伝
達する光分岐結合手段とを備える。
【0023】さらに、本発明による光加入者システム監
視方式は、前記監視用信号発生手段が複数種別のアナロ
グ低周波信号を発生する。
視方式は、前記監視用信号発生手段が複数種別のアナロ
グ低周波信号を発生する。
【0024】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。本発明の一実施例を示す図1を参照すると、この光
加入者システム監視方式は、センタ局ユニット1と複数
の加入者ユニット5-1〜5-nとが光カプラ3を介して光
ファイバケーブル2および光ファイバケーブル4-1〜4
-nにより接続されるPDS(Passive Doub
le Star)形式の構成を採る。
る。本発明の一実施例を示す図1を参照すると、この光
加入者システム監視方式は、センタ局ユニット1と複数
の加入者ユニット5-1〜5-nとが光カプラ3を介して光
ファイバケーブル2および光ファイバケーブル4-1〜4
-nにより接続されるPDS(Passive Doub
le Star)形式の構成を採る。
【0025】ここで、センタ局ユニット1は、局側上位
の多重化装置,交換機,高速ディジタル回線,ビデオ回
線あるいは公衆回線等からの時間的に連続する信号を入
力されて時間的に間欠するバースト的信号に変換する等
の信号処理を行って局側送出信号としてセンタ局ユニッ
ト1内に出力するとともにセンタ局ユニット1内で光−
電気変換されたバースト的信号の上りの加入者信号を連
続的信号に変換する等の信号処理を行って局側上位の多
重化装置,交換機,高速ディジタル回線,ビデオ回線あ
るいは公衆回線等へ送出しかつ加入者側から送出される
複数の加入者ユニットごとの上り加入者信号の有無を検
出して加入者信号検出情報μを出力する信号処理回路1
0と、信号処理回路10からの局側送出光信号を電気−
光変換して下りの局側送出光信号として出力する光送信
回路11と、光送信回路11からの下りの局側送出光信
号を加入者側へ送出するために光ファイバケーブル2へ
分岐出力するとともに光ファイバケーブル2を通して入
力される加入者側からの上りの光加入者信号あるいは光
監視用信号をセンタ局ユニット1内に分岐入力する方向
性を有する光カプラ12と、光カプラ12からセンタ局
ユニット1内に分岐入力された上りの光加入者信号ある
いは光監視用信号を光−電気変換して上りの加入者信号
を信号処理回路10へ供給かつ監視用信号δを低周波識
別回路14へ供給する光受信回路13と、光受信回路1
3からの監視用信号δを入力されて監視用信号δの供給
の有無を監視するとともに監視用信号δの周波数成分を
識別して監視用信号識別情報θを出力する低周波識別回
路14と、低周波識別回路14からの監視用信号識別情
報θと信号処理回路10からの加入者信号検出情報μと
を入力されて加入者ユニット5-1〜5-nごとの障害およ
び光ファイバケーブル2あるいは光ファイバケーブル4
-1〜4-nの障害を判別して該当する警報信号πを出力し
て報知する警報回路15とから構成される。
の多重化装置,交換機,高速ディジタル回線,ビデオ回
線あるいは公衆回線等からの時間的に連続する信号を入
力されて時間的に間欠するバースト的信号に変換する等
の信号処理を行って局側送出信号としてセンタ局ユニッ
ト1内に出力するとともにセンタ局ユニット1内で光−
電気変換されたバースト的信号の上りの加入者信号を連
続的信号に変換する等の信号処理を行って局側上位の多
重化装置,交換機,高速ディジタル回線,ビデオ回線あ
るいは公衆回線等へ送出しかつ加入者側から送出される
複数の加入者ユニットごとの上り加入者信号の有無を検
出して加入者信号検出情報μを出力する信号処理回路1
0と、信号処理回路10からの局側送出光信号を電気−
光変換して下りの局側送出光信号として出力する光送信
回路11と、光送信回路11からの下りの局側送出光信
号を加入者側へ送出するために光ファイバケーブル2へ
分岐出力するとともに光ファイバケーブル2を通して入
力される加入者側からの上りの光加入者信号あるいは光
監視用信号をセンタ局ユニット1内に分岐入力する方向
性を有する光カプラ12と、光カプラ12からセンタ局
ユニット1内に分岐入力された上りの光加入者信号ある
いは光監視用信号を光−電気変換して上りの加入者信号
を信号処理回路10へ供給かつ監視用信号δを低周波識
別回路14へ供給する光受信回路13と、光受信回路1
3からの監視用信号δを入力されて監視用信号δの供給
の有無を監視するとともに監視用信号δの周波数成分を
識別して監視用信号識別情報θを出力する低周波識別回
路14と、低周波識別回路14からの監視用信号識別情
報θと信号処理回路10からの加入者信号検出情報μと
を入力されて加入者ユニット5-1〜5-nごとの障害およ
び光ファイバケーブル2あるいは光ファイバケーブル4
-1〜4-nの障害を判別して該当する警報信号πを出力し
て報知する警報回路15とから構成される。
【0026】また、加入者ユニット5-1は、センタ局ユ
ニット1から光ファイバケーブル2,光カプラ3および
光ファイバケーブル4-1を通して入力される下りの局側
送出光信号を加入者ユニット5-1内に分岐入力するとと
もに加入者ユニット1内からの上りの光加入者線信号お
よび光監視用信号を光ファイバケーブル4-1へ出力して
光ファイバケーブル4-1,光カプラ3および光ファイバ
ケーブル2を通してセンタ局ユニット1へ送出する方向
性を有する光カプラ50と、光カプラ50から加入者ユ
ニット5-1内に分岐入力された下りの局側送出光信号を
光−電気変換して局側送出信号として出力するとともに
自回路内の機能動作を監視して異常があるときは警報信
号αを出力する光受信回路51と、光受信回路51から
の時間的に間欠するバースト的信号の下りの局側送出信
号を時間的に連続する信号に変換する等の信号処理を行
って端末側の多重化装置,データ端末,画像端末および
ISDN電話端末等加入者端末へ送出かつ端末側の多重
化装置,データ端末,画像端末およびISDN電話端末
等加入者端末から入力される上りの加入者信号の時間的
に連続する信号を時間的に間欠するバースト的信号に変
換する等の信号処理を行って加入者ユニット5-1内にと
り込むとともに自回路内の機能動作を監視して異常があ
るときは警報信号βを出力する信号処理回路52と、光
受信回路51からの警報信号αおよび信号処理回路52
からの警報信号βのいずれもが入力されていない加入者
ユニット5-1が正常時の通常時は信号処理回路52から
加入者ユニット5-1内にとり込まれた上りの加入者信号
を電気−光変換して光加入者信号として光カプラ50へ
供給するが光受信回路51からの警報信号αおよび信号
処理回路52からの警報信号βのいずれかあるいは両方
が入力されたときはそれまでに出力されていた上りの光
加入者信号の出力を中止して代りに低周波発生回路54
からの監視用信号γを電気−光変換して光監視用信号と
して光カプラ50へ供給する光送信回路53とから構成
される。なお、加入者ユニット5-2〜加入者ユニット5
-nも加入者ユニット5-1と同じ機能を有し、かつ同じ回
路構成を採る。
ニット1から光ファイバケーブル2,光カプラ3および
光ファイバケーブル4-1を通して入力される下りの局側
送出光信号を加入者ユニット5-1内に分岐入力するとと
もに加入者ユニット1内からの上りの光加入者線信号お
よび光監視用信号を光ファイバケーブル4-1へ出力して
光ファイバケーブル4-1,光カプラ3および光ファイバ
ケーブル2を通してセンタ局ユニット1へ送出する方向
性を有する光カプラ50と、光カプラ50から加入者ユ
ニット5-1内に分岐入力された下りの局側送出光信号を
光−電気変換して局側送出信号として出力するとともに
自回路内の機能動作を監視して異常があるときは警報信
号αを出力する光受信回路51と、光受信回路51から
の時間的に間欠するバースト的信号の下りの局側送出信
号を時間的に連続する信号に変換する等の信号処理を行
って端末側の多重化装置,データ端末,画像端末および
ISDN電話端末等加入者端末へ送出かつ端末側の多重
化装置,データ端末,画像端末およびISDN電話端末
等加入者端末から入力される上りの加入者信号の時間的
に連続する信号を時間的に間欠するバースト的信号に変
換する等の信号処理を行って加入者ユニット5-1内にと
り込むとともに自回路内の機能動作を監視して異常があ
るときは警報信号βを出力する信号処理回路52と、光
受信回路51からの警報信号αおよび信号処理回路52
からの警報信号βのいずれもが入力されていない加入者
ユニット5-1が正常時の通常時は信号処理回路52から
加入者ユニット5-1内にとり込まれた上りの加入者信号
を電気−光変換して光加入者信号として光カプラ50へ
供給するが光受信回路51からの警報信号αおよび信号
処理回路52からの警報信号βのいずれかあるいは両方
が入力されたときはそれまでに出力されていた上りの光
加入者信号の出力を中止して代りに低周波発生回路54
からの監視用信号γを電気−光変換して光監視用信号と
して光カプラ50へ供給する光送信回路53とから構成
される。なお、加入者ユニット5-2〜加入者ユニット5
-nも加入者ユニット5-1と同じ機能を有し、かつ同じ回
路構成を採る。
【0027】このように構成されるセンタ局ユニット1
と加入者ユニット5-1〜5-nとは、センタ局ユニット1
が光ファイバケーブル2に接続され、また加入者ユニッ
ト5-1〜5-nの各各が対応する光ファイバケーブル4-1
〜4-nの各各に接続されて光カプラ3においてセンタ局
ユニット1からの下りの局側送出光信号と加入者側ユニ
ット5-1〜5-nからの各各からの上りの光加入者信号お
よび光監視用信号とが分岐結合つまり多重分離されて双
方向通信される。
と加入者ユニット5-1〜5-nとは、センタ局ユニット1
が光ファイバケーブル2に接続され、また加入者ユニッ
ト5-1〜5-nの各各が対応する光ファイバケーブル4-1
〜4-nの各各に接続されて光カプラ3においてセンタ局
ユニット1からの下りの局側送出光信号と加入者側ユニ
ット5-1〜5-nからの各各からの上りの光加入者信号お
よび光監視用信号とが分岐結合つまり多重分離されて双
方向通信される。
【0028】詳述すると、センタ局ユニット1の信号処
理回路10は局側上位の多重化装置,交換機,高速ディ
ジタル回線,ビデオ回線あるいは公衆回線等から送出さ
れる時間的に連続する信号を入力されてこれを時間的に
間欠するバースト的信号に変換する等の信号処理をして
局側送出信号として光送信回路11へ供給する。光送信
回路11は信号処理回路10からの局側送出信号を電気
−光変換して下りの局側送出光信号として光カプラ12
へ供給する。方向性を有する光カプラ12は光送信回路
11からの下りの局側送出光信号を光ファイバケーブル
2へ分岐出力する。光ファイバケーブル2を伝達された
センタ局ユニット1からの下りの局側送出光信号はパッ
シブ回路で構成される光カプラ3に入力されてn分岐さ
れ、光ファイバケーブル4-1〜4-nの各各を伝達されて
複数の加入者ユニット5-1〜5-nの各各に供給される。
加入者ユニット5-1〜5-nの各各の方向性を有する光カ
プラ50は光ファイバケーブル4-1〜4-nを伝達されて
入力された局側送出光信号を分岐入力して光受信回路5
1へ供給する。光受信回路51は光カプラ50で分岐入
力された下りの局側光送出光信号を光−電気変換して局
側送出信号として信号処理回路52へ供給するととも
に、自らの回路内部の機能動作を監視して異常があれば
警報信号αを出力して光送信回路53および低周波発生
回路54へ供給する。信号処理回路52は光受信回路5
1からの時間的に間欠するバースト的信号の局側送出信
号を時間的に連続する信号に変換する等の信号処理を行
って加入者側の多重化装置,データ端末,画像端末およ
びISDN電話端末等へ送出する。また、信号処理回路
52は加入者側の多重化装置,データ端末,画像端末お
よびISDN電話端末等からの時間的に連続する信号を
時間的に間欠するバースト的信号に変換して加入者ユニ
ット5-1内にとり込んで光送信回路53へ供給するとと
もに自らの回路内部の機能動作を監視して異常があれば
警報信号βを出力して光送信回路53および低周波発生
回路54へ供給する。低周波発生回路54は光受信回路
51からの警報信号αおよび信号処理回路52からの警
報信号βのいずれかあるいは両方同時に入力されると、
加入者ユニット5-1の場合は、警報信号αが入力された
ときは周波数f11の低周波信号を発生して監視用信号γ
として出力し、警報信号βが入力されたときは周波数f
12の低周波信号を発生して監視用信号γとして出力す
る。また、警報信号αおよび警報信号βが同時に入力さ
れたときは周波数f13の低周波信号を発生して監視用信
号γとして出力する。この低周波発生回路54が発生す
る監視用信号γとしての低周波信号の周波数は加入者ユ
ニット5-1〜5-nのそれぞれで異なり、加入者ユニット
5-1の場合は上述の条件において各各周波数f11,周波
数f12および周波数f13であるが、加入者ユニット5-2
の場合は加入者ユニット5-1と同じ条件において各各周
波数f21と周波数f22および周波数f23である。また、
加入者ユニット5-nの場合は同じように周波数fn1,周
波数fn2および周波数fn3である。なお、低周波発生回
路54が発生する監視用信号γの低周波信号はいずれも
時間的に連続するアナログ信号である。光送信回路53
は光受信回路51および信号処理回路52のいずれもが
正常動作時の通常時は、信号処理回路52からの上りの
加入者信号を電気−光変換して光加入者信号として出力
して光カプラ50へ供給するが、光受信回路51からの
警報信号αあるいは信号処理回路52からの警報信号β
が入力された異常時は、それまで出力していた光加入者
線信号の出力を中止して代りに低周波発生回路54から
の監視用信号γを電気−光変換して光監視用信号として
出力し光カペラ50へ供給する。方向性を有する加入者
ユニット5-1〜5-nの各各の光カプラ50は通常時は、
光送信回路53からの上りの光加入者線信号を対応する
光ファイバケーブル4-1〜4-nの各各へ分岐出力する
が、異常時は、それまで送出していた光加入者信号の代
りに光監視用信号を対応する光ファイバケーブル4-1〜
4-nの各各へ分岐出力する。
理回路10は局側上位の多重化装置,交換機,高速ディ
ジタル回線,ビデオ回線あるいは公衆回線等から送出さ
れる時間的に連続する信号を入力されてこれを時間的に
間欠するバースト的信号に変換する等の信号処理をして
局側送出信号として光送信回路11へ供給する。光送信
回路11は信号処理回路10からの局側送出信号を電気
−光変換して下りの局側送出光信号として光カプラ12
へ供給する。方向性を有する光カプラ12は光送信回路
11からの下りの局側送出光信号を光ファイバケーブル
2へ分岐出力する。光ファイバケーブル2を伝達された
センタ局ユニット1からの下りの局側送出光信号はパッ
シブ回路で構成される光カプラ3に入力されてn分岐さ
れ、光ファイバケーブル4-1〜4-nの各各を伝達されて
複数の加入者ユニット5-1〜5-nの各各に供給される。
加入者ユニット5-1〜5-nの各各の方向性を有する光カ
プラ50は光ファイバケーブル4-1〜4-nを伝達されて
入力された局側送出光信号を分岐入力して光受信回路5
1へ供給する。光受信回路51は光カプラ50で分岐入
力された下りの局側光送出光信号を光−電気変換して局
側送出信号として信号処理回路52へ供給するととも
に、自らの回路内部の機能動作を監視して異常があれば
警報信号αを出力して光送信回路53および低周波発生
回路54へ供給する。信号処理回路52は光受信回路5
1からの時間的に間欠するバースト的信号の局側送出信
号を時間的に連続する信号に変換する等の信号処理を行
って加入者側の多重化装置,データ端末,画像端末およ
びISDN電話端末等へ送出する。また、信号処理回路
52は加入者側の多重化装置,データ端末,画像端末お
よびISDN電話端末等からの時間的に連続する信号を
時間的に間欠するバースト的信号に変換して加入者ユニ
ット5-1内にとり込んで光送信回路53へ供給するとと
もに自らの回路内部の機能動作を監視して異常があれば
警報信号βを出力して光送信回路53および低周波発生
回路54へ供給する。低周波発生回路54は光受信回路
51からの警報信号αおよび信号処理回路52からの警
報信号βのいずれかあるいは両方同時に入力されると、
加入者ユニット5-1の場合は、警報信号αが入力された
ときは周波数f11の低周波信号を発生して監視用信号γ
として出力し、警報信号βが入力されたときは周波数f
12の低周波信号を発生して監視用信号γとして出力す
る。また、警報信号αおよび警報信号βが同時に入力さ
れたときは周波数f13の低周波信号を発生して監視用信
号γとして出力する。この低周波発生回路54が発生す
る監視用信号γとしての低周波信号の周波数は加入者ユ
ニット5-1〜5-nのそれぞれで異なり、加入者ユニット
5-1の場合は上述の条件において各各周波数f11,周波
数f12および周波数f13であるが、加入者ユニット5-2
の場合は加入者ユニット5-1と同じ条件において各各周
波数f21と周波数f22および周波数f23である。また、
加入者ユニット5-nの場合は同じように周波数fn1,周
波数fn2および周波数fn3である。なお、低周波発生回
路54が発生する監視用信号γの低周波信号はいずれも
時間的に連続するアナログ信号である。光送信回路53
は光受信回路51および信号処理回路52のいずれもが
正常動作時の通常時は、信号処理回路52からの上りの
加入者信号を電気−光変換して光加入者信号として出力
して光カプラ50へ供給するが、光受信回路51からの
警報信号αあるいは信号処理回路52からの警報信号β
が入力された異常時は、それまで出力していた光加入者
線信号の出力を中止して代りに低周波発生回路54から
の監視用信号γを電気−光変換して光監視用信号として
出力し光カペラ50へ供給する。方向性を有する加入者
ユニット5-1〜5-nの各各の光カプラ50は通常時は、
光送信回路53からの上りの光加入者線信号を対応する
光ファイバケーブル4-1〜4-nの各各へ分岐出力する
が、異常時は、それまで送出していた光加入者信号の代
りに光監視用信号を対応する光ファイバケーブル4-1〜
4-nの各各へ分岐出力する。
【0029】光カプラ3は、光ファイバ4-1〜4-nを通
しての加入者ユニット5-1〜5-nの各各と直接接続さ
れ、加入者ユニット5-1〜5-nの光受信回路51および
信号処理回路52のいずれかからも警報信号αあるいは
警報信号βが出力されていない通常時は、加入者ユニッ
ト5-1〜5-nの各各からの上りの光加入者線信号を結合
して光ファイバケーブル2を通してセンタ局ユニット1
へ送出するが、加入者ユニット5-1〜5-nのいずれかに
異常があって、該当する異常加入者ユニットの光受信回
路51あるいは信号処理回路52のいずれかから警報信
号αあるいは警報信号βが出力している異常時は、該当
する異常加入者ユニットから送出される光監視用信号を
他の正常な加入者ユニットの各各から送出される光加入
者線信号と結合してセンタ局ユニット1へ送出する。光
カプラ3で結合された上りの光加入者線信号および光監
視用信号は光ファイバケーブル2を通してセンタユニッ
ト1の光カプラ12に入力され、光受信回路13へ分岐
供給される。光受信回路13は光カプラ12からの上り
の光加入者線信号および光監視用信号を光−電気変換し
て上りの加入者信号および監視用信号δとして信号処理
回路10および低周波識別回路14へ供給する。信号処
理回路10は光受信回路13からの上りの加入者線信号
を時間的に間欠するバースト的信号から時間的に連続す
る信号に変換する等の信号処理を行って局側上位の多重
化装置,交換機あるいはディジタル公衆回線等へ送出す
るとともに加入者ユニット5-1〜5-nごとの上り加入者
信号の有無を検出して加入者信号検出情報μを出力し、
警報回路15へ供給する。また、低周波識別回路14は
光受信回路13から供給される監視用信号δの有無を監
視するととも監視用信号δの供給が有りのときにはその
監視用信号δの周波数種別を識別し、加入者ユニット5
-1〜5-nごとおよび光受信回路51,信号処理回路52
ごとの識別結果を監視用信号識別情報θとして警報回路
15へ供給する。警報回路15は低周波識別回路14か
らの監視用信号識別情報θと信号処理回路10からの加
入者ユニット5-1〜5-nごとの加入者信号検出情報μと
を入力されて、信号処理回路10から加入者信号無しの
検出情報を入力したときは、低周波識別回路14からの
監視用信号識別情報θが入力されていなければ加入者ユ
ニットに異常があったことを判別するとともに、その監
視用信号識別情報θから、どの加入者ユニットおよびど
の光受信回路51,信号処理回路52が異常になったの
かを判別して該当する警報信号πを出力し、報知する。
また、信号処理回路10からの加入者信号検出情報μが
加入者信号無しの検出情報のときは、低周波識別回路1
4からの監視用信号識別情報θが入力されていなければ
光ファイバケーブル2あるいは光ファイバケーブル4-1
〜4-nが異常であることを示す警報信号πを出力し、報
知する。
しての加入者ユニット5-1〜5-nの各各と直接接続さ
れ、加入者ユニット5-1〜5-nの光受信回路51および
信号処理回路52のいずれかからも警報信号αあるいは
警報信号βが出力されていない通常時は、加入者ユニッ
ト5-1〜5-nの各各からの上りの光加入者線信号を結合
して光ファイバケーブル2を通してセンタ局ユニット1
へ送出するが、加入者ユニット5-1〜5-nのいずれかに
異常があって、該当する異常加入者ユニットの光受信回
路51あるいは信号処理回路52のいずれかから警報信
号αあるいは警報信号βが出力している異常時は、該当
する異常加入者ユニットから送出される光監視用信号を
他の正常な加入者ユニットの各各から送出される光加入
者線信号と結合してセンタ局ユニット1へ送出する。光
カプラ3で結合された上りの光加入者線信号および光監
視用信号は光ファイバケーブル2を通してセンタユニッ
ト1の光カプラ12に入力され、光受信回路13へ分岐
供給される。光受信回路13は光カプラ12からの上り
の光加入者線信号および光監視用信号を光−電気変換し
て上りの加入者信号および監視用信号δとして信号処理
回路10および低周波識別回路14へ供給する。信号処
理回路10は光受信回路13からの上りの加入者線信号
を時間的に間欠するバースト的信号から時間的に連続す
る信号に変換する等の信号処理を行って局側上位の多重
化装置,交換機あるいはディジタル公衆回線等へ送出す
るとともに加入者ユニット5-1〜5-nごとの上り加入者
信号の有無を検出して加入者信号検出情報μを出力し、
警報回路15へ供給する。また、低周波識別回路14は
光受信回路13から供給される監視用信号δの有無を監
視するととも監視用信号δの供給が有りのときにはその
監視用信号δの周波数種別を識別し、加入者ユニット5
-1〜5-nごとおよび光受信回路51,信号処理回路52
ごとの識別結果を監視用信号識別情報θとして警報回路
15へ供給する。警報回路15は低周波識別回路14か
らの監視用信号識別情報θと信号処理回路10からの加
入者ユニット5-1〜5-nごとの加入者信号検出情報μと
を入力されて、信号処理回路10から加入者信号無しの
検出情報を入力したときは、低周波識別回路14からの
監視用信号識別情報θが入力されていなければ加入者ユ
ニットに異常があったことを判別するとともに、その監
視用信号識別情報θから、どの加入者ユニットおよびど
の光受信回路51,信号処理回路52が異常になったの
かを判別して該当する警報信号πを出力し、報知する。
また、信号処理回路10からの加入者信号検出情報μが
加入者信号無しの検出情報のときは、低周波識別回路1
4からの監視用信号識別情報θが入力されていなければ
光ファイバケーブル2あるいは光ファイバケーブル4-1
〜4-nが異常であることを示す警報信号πを出力し、報
知する。
【0030】ここで、光カプラ3で結合される加入者ユ
ニット5-1〜5-nの各各からの光加入者信号あるいは光
監視用信号の多重は、WDM多重あるいはTDMA多重
で行われ、また、光カプラ3で結合されたセンタ局ユニ
ット1への光加入者信号とセンタ局ユニット1から光カ
プラ3を介して加入者ユニット5-1〜5-nへの下りの局
側光送出信号との双方向多重は、WDM多重,TCM多
重あるいはFDM多重で行われるが、これらの多重化方
法は、上りと下りの信号が重複して衝突しないように、
あるいはセンタ局ユニット1側からの下りの信号が加入
者ユニット5-1〜5-nと下位接続される各各の加入者側
端末において識別して受信できるように、かつ各各の加
入者側端末からの加入者信号がセンタ局ユニット1ある
いはその上位に接続される他のセンタ側設備において容
易に識別して受信できるように、センタユニット1の上
位および加入者ユニット5-1〜5-nの下位に接続される
多重化装置等で予め定められる方式であって、この光加
入者システム監視方式において改めて言及する技術では
ないので詳述は省略する。しかし、この光加入者システ
ム監視方式はいずれの多重化方式の場合にも適用できる
ことは以上の説明から明らかである。
ニット5-1〜5-nの各各からの光加入者信号あるいは光
監視用信号の多重は、WDM多重あるいはTDMA多重
で行われ、また、光カプラ3で結合されたセンタ局ユニ
ット1への光加入者信号とセンタ局ユニット1から光カ
プラ3を介して加入者ユニット5-1〜5-nへの下りの局
側光送出信号との双方向多重は、WDM多重,TCM多
重あるいはFDM多重で行われるが、これらの多重化方
法は、上りと下りの信号が重複して衝突しないように、
あるいはセンタ局ユニット1側からの下りの信号が加入
者ユニット5-1〜5-nと下位接続される各各の加入者側
端末において識別して受信できるように、かつ各各の加
入者側端末からの加入者信号がセンタ局ユニット1ある
いはその上位に接続される他のセンタ側設備において容
易に識別して受信できるように、センタユニット1の上
位および加入者ユニット5-1〜5-nの下位に接続される
多重化装置等で予め定められる方式であって、この光加
入者システム監視方式において改めて言及する技術では
ないので詳述は省略する。しかし、この光加入者システ
ム監視方式はいずれの多重化方式の場合にも適用できる
ことは以上の説明から明らかである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ファイバケーブルの障害と加入者ユニットの障害とを区
別して判別することができ、かつ加入者ユニットごとの
障害および各ユニットの光受信手段と信号処理手段との
障害を区別してを判別することができる。また、監視用
信号としてアナログ低周波信号を使用するため監視用信
号発生手段と監視用信号識別手段を簡単な構成で実現で
きる。
ファイバケーブルの障害と加入者ユニットの障害とを区
別して判別することができ、かつ加入者ユニットごとの
障害および各ユニットの光受信手段と信号処理手段との
障害を区別してを判別することができる。また、監視用
信号としてアナログ低周波信号を使用するため監視用信
号発生手段と監視用信号識別手段を簡単な構成で実現で
きる。
【図1】本発明の一実施例の光加入者システム監視方式
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】第1の従来例を示すブロック図である。
【図3】第2の従来例の第1の例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】第2の従来例の第2の例を示すブロック図であ
る。
る。
1 センタ局ユニット 2 光フアイバケーブル 3 光カプラ 4-1〜4-n 光フアイバケーブル 5-1〜5-n 加入者ユニット 10 信号処理回路 11 光送信回路 12 光カプラ 13 光受信回路 14 信号分離回路 15 低周波識別回路 16 警報回路 51 光受信回路 52 信号処理回路 53 光送信回路 54 低周波発生回路 α 警報信号 β 警報信号 γ 監視信号 δ 監視信号 θ 監視用信号識別情報 μ 加入者信号検出情報 π 警報信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−153247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 10/08 H04B 10/24
Claims (3)
- 【請求項1】 局側から送出する送信信号を電気−光変
換して局側送出光信号として第1の光伝送路へ分岐出力
して前記第1の伝送路および複数の第2の光伝送路を通
して対応する複数の加入者側光送受信手段へ送出すると
ともに前記複数の加入者側光送受信手段から前記複数の
第2の光伝送路および前記第1の光伝送路を通して入力
される上りの光加入者信号および光監視用信号を内部に
分岐入力し光−電気変換して上りの加入者信号および監
視用信号として出力する第1の方向性光送受信手段と、
前記第1の方向性光送受信手段からの前記上りの加入者
信号の有無を前記複数の加入者側光送受信手段ごとに検
出して加入者信号検出情報を出力する加入者信号検出手
段と、前記第1の方向性光送受信手段から入力される前
記監視用信号の有無を監視するとともに前記監視用信号
の種別を識別して前記識別した監視用信号識別情報と前
記加入者信号検出手段からの前記加入者信号検出情報と
から前記複数の加入者側光送受信手段の障害と前記第1
の光伝送路および前記複数の第2の光伝送路の障害とを
判別して該当する第1の警報信号を出力する局側判別手
段とを有する局側光送受信手段と、 前記局側光送受信手段からの前記下りの局側送出光信号
を内部に分岐入力し光−電気変換して局側送出信号とし
て出力しかつ内部受信処理機能を監視して異常があると
きは第2の警報信号を出力するとともに前記第2の警報
信号が出力されていない正常時は加入者側端末からの前
記上りの加入者信号を電気−光変換して前記光加入者信
号として出力しかつ前記第2の警報信号が出力されてい
る異常時はそれまで出力されていた前記光加入者信号の
出力を中止して代りに監視用信号を電気−光変換して光
監視用信号として出力し前記第2の伝送路へ分岐出力し
て前記第2の光伝送路および前記第1の光伝送路を通し
て前記局側光送受信手段へ伝達する第2の方向性送受信
手段と、前記第2の方向性送受信手段からの前記第2の
警報信号を入力されて前記複数の加入者側光送受信手段
を識別する複数種別の監視用信号を発生して前記第2の
方向性送受信手段へ供給する監視用信号発生手段とをそ
れぞれ有する前記複数の加入者側光送受信手段と、 前記第1の光伝送路を通して伝達された前記局側光送受
信手段からの前記下りの局側送出光信号を前記複数の第
2の光伝送路へ分岐して前記複数の加入者側光送受信手
段へ伝達するとともに前記複数の第2の光伝送路を通し
て伝達される前記複数の加入者側光送受信手段からの前
記上りの光加入者信号および光監視用信号を結合して前
記第1の光伝送路を通して前記局側光送受信手段へ伝達
する光分岐結合手段と、 を備えることを特徴とする光加入者システム監視方式。 - 【請求項2】 局側上位から時間的に連続する下りの送
信信号を入力されて時間的に間欠するバースト的信号に
変換して局側送出光信号として出力しかつ時間的に間欠
するバースト的信号の上りの加入者信号を時間的に連続
する信号に変換して前記局側上位へ送出するとともに複
数の加入者側光送受信手段ごとの前記上りの加入者信号
の有無を検出して加入者信号検出情報として出力する第
1の信号処理手段と、前記第1の信号処理手段からの前
記局側送出信号を電気−光変換して局側送出光信号とし
て出力する第1の光送信手段と、前記第1の光送信手段
からの前記局側送出光信号を前記複数の加入者側光送受
信手段へ送出するために第1の光伝送路へ分岐出力する
とともに前記第1の光伝送路を通して入力される前記複
数の加入者側光送受信手段からの上りの光加入者信号お
よび光監視用信号を内部に分岐入力する方向性を有する
第1の光分岐手段と、前記第1の光分岐手段から内部に
分岐入力された前記光加入者信号および光監視信号を光
−電気変換して前記上りの加入者信号および監視用信号
を出力するとともに前記加入者信号を前記第1の信号処
理手段へ供給する第1の光受信手段と、前記第1の光受
信手段からの前記監視用信号の有無を監視するとともに
前記監視用信号の種別を識別して監視用信号識別情報を
出力する監視用信号識別手段と、前記監視用信号識別手
段からの前記監視用信号識別情報と前記第1の信号処理
手段から前記加入者信号検出情報とを入力されて前記第
1の光伝送路および前記複数の加入者側光送受信手段と
接続する複数の第2の伝送路の障害ならびに前記複数の
加入者側光送受信手段ごとの障害を判別して該当する第
1の警報信号を出力する警報判別手段とを有する局側光
送受信手段と、 前記局側光送受信手段からの前記下りの局側送出光信号
を内部に分岐入力するとともに前記内部からの前記上り
の光加入者信号および光監視用信号を前記局側光送受信
手段へ送出するために前記第2の光伝送路へ分岐出力す
る方向性を有する第2の光分岐手段と、前記第2の光分
岐手段から内部に分岐入力された前記下りの局側送出光
信号を光−電気変換して局側送出信号として出力すると
ともに自らの機能動作を監視して異常があるときは第2
の警報信号を出力する第2の光受信手段と、前記第2の
光受信手段からの前記局側送出信号を時間的に間欠する
バースト的信号から時間的に連続する信号に変換して加
入者側端末へ送出かつ前記加入者側端末から時間的に連
続する前記上りの加入者信号を時間的に間欠するバース
ト的信号に変換して内部にとり込むとともに自らの機能
動作を監視して異常があるときは第3の警報信号を出力
する第2の信号処理手段と、前記第2の光受信手段から
の前記第2の警報信号および前記第2の信号処理手段か
らの前記第3の警報信号の少なくとも一方が入力された
ときに各各に対応する複数種別の監視用信号を発生して
出力する監視用信号発生手段と、前記第2の光送受信手
段からの前記第2の警報信号および前記第2の信号処理
手段からの前記第3の警報信号のいずれもが出力されて
いない正常時は前記第2の信号処理手段から内部にとり
込まれた前記上りの加入者信号を電気−光変換して前記
上りの光加入者信号として出力し前記第2の光受信手段
からの前記第2の警報信号および前記第2の信号処理手
段からの前記第3の警報信号のいずれかが入力された異
常時はそれまで出力していた前記上りの光加入者信号の
出力を中止して代りに前記監視用信号発生手段からの監
視用信号を光−電気変換して前記光監視用信号として出
力し前記第2の光分岐手段へ供給する第2の光送信手段
とを有する前記複数の加入者側光送受信手段と、 前記第1の光伝送路を通して伝達された前記局側光送受
信手段からの前記下りの局側送出光信号を前記複数の第
2の光伝送路へ分配して前記複数の加入者側光送受信手
段へ伝達するとともに前記複数の第2の伝送路を通して
伝達される前記複数の加入者側光送受信手段からの前記
上りの光加入者信号および光監視用信号を結合して前記
第1の光伝送路を通して前記局側光送受信手段へ伝達す
る光分岐結合手段と、 を備えることを特徴とする光加入者システム監視方式。 - 【請求項3】 前記監視用信号発生手段が複数種別のア
ナログ低周波信号を発生することを特徴とする請求項1
または2記載の光加入者システム監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22768193A JP2752891B2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光加入者システム監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22768193A JP2752891B2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光加入者システム監視方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0787018A JPH0787018A (ja) | 1995-03-31 |
JP2752891B2 true JP2752891B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=16864670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22768193A Expired - Lifetime JP2752891B2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 光加入者システム監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752891B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3547622B2 (ja) * | 1998-08-31 | 2004-07-28 | 三菱電機株式会社 | 光信号品質監視装置 |
JP4586653B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2010-11-24 | 日本電気株式会社 | 光伝送装置及び該光伝送装置に用いられる障害情報伝送方法 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP22768193A patent/JP2752891B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0787018A (ja) | 1995-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980203 |