JP4509398B2 - 光バースト送受信制御システムおよびその方法 - Google Patents

光バースト送受信制御システムおよびその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御し、各子局装置が前記親局装置による使用伝送帯域の割当をもとに親局装置に伝送情報を伝送する光バースト送受信制御システムおよびその方法に関し、特に、異常発光した子局装置からの光バースト信号を確実かつ簡易に遮断することができる光バースト送受信制御システムおよびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置の帯域制御によって各子局装置が親局装置に対するデータ伝送を行う方式としては、たとえば、ITU−T勧告G.983.1(Broadband optical access systems based on Passive Optical Network (PON) 1998/10)のFigure 5/G.983.1-Generic physical configuration of the Optical Distribution Network に示されたn個のONU(Optical Network Unit)と1つのOLT(Optical Line Termination)とを有した光ネットワークが知られている。
【0003】
この光ネットワークでは、図2に示すフレームフォーマット(ITU−T勧告G.983.1(Figure 11/G.983.1-Frame format for 155.52/155.52 Mbit/s PON))を用いて、親局装置から各子局装置方向(下り方向)あるいは各子局装置から親局装置(上り方向)にデータを伝送している。このフレームフォーマットでは、下り方向が53バイトの固定長セル(ATMセル)によって伝送され、上り方向が、53バイトのATMセルに3バイトのオーバーヘッドが付加された56バイトの固定長セルによって伝送されることを前提としている。
【0004】
下り方向のフレームは、54個のATMセルと2個の監視制御用(PLOAM:Physical Layer Operations Administration and Maintenance)セルとを有し、28セル周期でPLOAMセルが挿入される。PLOAMセルは、ITU−T勧告G.983.1(Table 8/G.983.1-Payload content of downstream PLOAM cell)に示されるように、帯域割当情報として、第1番目のPLOAMセルに「GRANT1」〜「GRANT27」が挿入され、第2番目のPLOAMセルに「GRANT28」〜「GRANT54」が挿入される。
【0005】
上り方向のフレームは、53個のATMセルを有し、それぞれタイムスロットを形成する。上述したPLOAMセル内に記述された「GRANT1」〜「GRANT53」は、各タイムスロットに対応する。「GRANT」値は、各子局装置に対応付けた識別情報であり、各子局装置には、対応付けられた識別情報を予め保持している。したがって、各「GRANT1」〜「GRANT53」として、各子局装置の「GRANT」値を挿入することによって、各子局装置は、自子局装置が伝送すべきATMセルのタイムスロット位置を認識することができ、これによって各子局装置の帯域割当制御がなされることになる。
【0006】
ここで、子局装置の故障などによって、自子局装置に割り当てられていないタイムスロットに該自子局装置が光バースト信号を送信した場合、他の子局装置からの光バースト信号に影響を与え、システム全体に障害が発生することになる。
【0007】
このような障害の発生を防ぐため、たとえば図6に示す光伝送装置の光信号出力監視回路がある(特開平10−224299号公報参照)。図6において、親局装置が子局装置からの光バースト信号の異常を検出した場合、親局装置が、子局装置に対して光送信停止信号を送信することによって、子局装置の光送信停止信号検出部32がこの光送信停止信号を受信し、送信選択部33が、電気/光変換モジュール36に対する送信データの送信を停止する。
【0008】
また、モニタ部34は、電気/光変換モジュール36の光出力を監視し、送信選択部33が送信データの送信を停止しても、電気/光変換モジュール36自体が異常発光して光出力を停止しない場合、電源供給部35による電気/光変換モジュール36に対する電源供給を停止し、これによって光出力を確実に遮断するようにしている。
【0009】
一方、特開平10−303817号公報に記載された光加入者システムでは、光スプリッタの子局装置側に光ブレーカーを備え、この光ブレーカーによって子局装置からの光バースト信号に異常を検出した場合、光伝送路を遮断し、光バースト信号を停止するようにしている。ここで、光スプリッタは、低周波光信号を親局装置に送信することによって、異常発生を通知するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した光伝送装置の光信号出力監視回路では、電気/光変換モジュール36の光送受信部のみに異常が発生した場合、電源供給を停止することによって、光出力を遮断することができるものの、電気/光変換モジュール36自体に故障などによる異常が発生すると、光信号を直接監視しているのではなく、電気信号によって電気/光変換モジュール36をモニタしているため、モニタを確実に行うことができず、この結果、光出力の遮断が行えない場合が発生するという問題点があった。
【0011】
また、上述した光加入者システムでは、子局装置に故障などが発生しても、子局装置外に配置された光ブレーカーによって、光出力の遮断を行うことができるものの、親局装置に対して、低周波光信号、すなわち別波長の光信号を用いないと、親局装置が、異常発生の子局装置を識別することができないという問題点があった。
【0012】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、複数の子局装置の中から光バースト信号の異常出力を行っている子局装置を確実かつ簡易に特定し、該子局装置からの光バースト信号の光出力を確実に遮断することができる光バースト送受信制御システムおよびその方法を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかる光バースト送受信制御システムは、複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御し、各子局装置が前記親局装置による使用伝送帯域の割当をもとに親局装置に伝送情報を伝送する光バースト送受信制御システムにおいて、前記親局装置は、前記子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、光バースト信号の異常発光をしている特定の子局装置を識別する光バースト信号監視手段と、前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信する停止信号送信手段とを備え、前記子局装置は、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視する停止信号監視手段と、前記親局装置に対する光バースト信号の送出を遮断する光バースト信号遮断手段と、前記停止信号監視手段が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも前記光バースト信号遮断手段に対して当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断する指示を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、親局装置において、光バースト信号監視手段が、子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、光バースト信号の異常発光をしている特定の子局装置を識別し、停止信号送信手段が、前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信する。一方、子局装置において、停止信号監視手段が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視し、制御手段が、前記停止信号監視手段が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも、光バースト信号遮断手段に対して当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断する指示を行い、前記親局装置に対する光バースト信号の送出を遮断するようにしている。
【0015】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御システムは、上記の発明において、前記光バースト信号監視手段は、前記異常な光バースト信号が複数の子局装置から送出されている場合、該異常な光バースト信号を送出していない子局装置を前記特定の子局装置として識別することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、前記異常な光バースト信号が複数の子局装置から送出されている場合、特定の子局装置が正常な他の子局装置に影響を与えているものと判断し、該異常な光バースト信号を送出していない子局装置を前記特定の子局装置として識別するようにしている。
【0017】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御システムは、上記の発明において、前記親局装置は、各子局装置に対して上りの伝送情報の送信停止を指示する停止情報を送信する停止情報送信手段をさらに備え、前記光バースト信号監視手段は、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信手段によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後の各子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別することを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、停止情報送信手段によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後の各子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、たとえば上りの伝送情報を読み取ることができた子局装置を特定の子局装置として識別するようにしている。
【0019】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御システムは、上記の発明において、前記親局装置は、各子局装置を識別する識別情報を送信する識別情報送信手段をさらに備え、前記光バースト信号監視手段は、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、前記識別情報を各子局装置に送信し、各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別することを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、各子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、前記識別情報を各子局装置に送信し、各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、すなわち返送情報を読み取ることができなかった子局装置が他の子局装置に影響を与えているものとし、該子局装置を特定の子局装置として識別するようにしている。
【0021】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御システムは、上記の発明において、前記親局装置は、各子局装置に対して上りの伝送情報の送信停止を指示する停止情報を送信する停止情報送信手段と、各子局装置を識別する識別情報を送信する識別情報送信手段とをさらに備え、前記光バースト信号監視手段は、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信手段によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後一定時間後に該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信し、該単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別することを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信手段によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後一定時間後に該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信し、該単一の子局装置が正常な子局装置である場合、この識別情報に対して返送することができないことから、該単一の子局装置からの上りの伝送情報を返送した子局装置を、前記特定の子局装置を識別するようにしている。
【0023】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御システムは、上記の発明において、前記光バースト信号遮断手段は、前記子局装置が光バースト信号を送出する最終段の前記親局装置側に設けた光スイッチであることを特徴とする。
【0024】
この発明によれば、前記光バースト信号遮断手段を、前記子局装置が光バースト信号を送出する最終段の前記親局装置側に設けた光スイッチとし、最終的な出力段において確実に光バースト信号を遮断するようにしている。
【0025】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御システムは、上記の発明において、前記停止信号送信手段は、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、前記停止信号監視手段は、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別することを特徴とする。
【0026】
この発明によれば、前記停止信号送信手段が、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、前記停止信号監視手段が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別するようにしている。
【0027】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御方法は、複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御し、各子局装置が前記親局装置による使用伝送帯域の割当をもとに親局装置に伝送情報を伝送する光バースト送受信制御方法において、前記親局装置が、前記子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、光バースト信号の異常発光をしている特定の子局装置を識別する光バースト信号監視工程と、前記光バースト信号監視工程によって識別された前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信する停止信号送信工程と、前記子局装置が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視する停止信号監視工程と、前記停止信号監視工程が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断する遮断工程とを含むことを特徴とする。
【0028】
この発明によれば、光バースト信号監視工程によって、前記親局装置が、前記子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、光バースト信号の異常発光をしている特定の子局装置を識別し、停止信号送信工程によって、前記光バースト信号監視工程によって識別された前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信し、停止信号監視工程によって、前記子局装置が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視し、遮断工程によって、前記停止信号監視工程が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断するようにしている。
【0029】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御方法は、上記の発明において、前記光バースト信号監視工程は、前記異常な光バースト信号が複数の子局装置から送出されている場合、該異常な光バースト信号を送出していない子局装置を前記特定の子局装置として識別する第1識別工程を含むことを特徴とする。
【0030】
この発明によれば、前記光バースト信号監視工程の第1識別工程によって、前記異常な光バースト信号が複数の子局装置から送出されている場合、該異常な光バースト信号を送出していない子局装置を前記特定の子局装置として識別するようにしている。
【0031】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御方法は、上記の発明において、前記光バースト信号監視工程は、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信工程によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信を停止させる送信停止工程と、前記送信停止工程後、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別する第2識別工程とを含むことを特徴とする。
【0032】
この発明によれば、前記光バースト信号監視工程において、送信停止工程が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信工程によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信を停止させ、第2識別工程によって、前記送信停止工程後、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて、たとえば上りの伝送情報を読み取ることができた子局装置を、前記特定の子局装置として識別するようにしている。
【0033】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御方法は、上記の発明において、前記光バースト信号監視工程は、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、各子局装置を識別する識別情報を各子局装置に送信する識別情報送信工程と、前記識別情報に対する各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別する第3識別工程とを含むことを特徴とする。
【0034】
この発明によれば、前記光バースト信号監視工程において、識別情報送信工程が、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、各子局装置を識別する識別情報を各子局装置に送信し、第3識別工程によって、前記識別情報に対する各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、すなわち返送情報を読み取ることができなかった子局装置が他の子局装置に影響を与えているものとし、該子局装置を特定の子局装置として識別するようにしている。
【0035】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御方法は、上記の発明において、前記光バースト信号監視工程は、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信を停止させる送信停止工程と、前記送信停止工程後、一定時間後に該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信する識別情報送信工程と、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別する第4識別工程とを含むことを特徴とする。
【0036】
この発明によれば、前記光バースト信号監視工程において、送信停止工程が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信を停止させ、識別情報送信工程によって、前記送信停止工程後、一定時間後に該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信し、第4識別工程によって、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、すなわち、該単一の子局装置が正常な子局装置である場合、この識別情報に対して返送することができないことから、該単一の子局装置からの上りの伝送情報を返送した子局装置を、前記特定の子局装置を識別するようにしている。
【0037】
つぎの発明にかかる光バースト送受信制御方法は、上記の発明において、前記停止信号送信工程は、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、前記停止信号監視工程は、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別することを特徴とする。
【0038】
この発明によれば、前記停止信号送信工程が、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、前記停止信号監視工程が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別するようにしている。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる光バースト送受信制御システムおよびその方法の好適な実施の形態について説明する。
【0040】
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1である光バースト送受信制御システムの概要構成を示す図である。図1において、この光バースト送受信制御システムは、親局装置1と複数の子局装置7(7−1〜7−n)とが光スプリッタ6を介して接続される。親局装置1と各子局装置7とは、図2に示した下りフォーマットおよび上りフォーマットを用いてデータ伝送を行う。
【0041】
親局装置1は、管理信号送信部2、光バースト信号監視部3、報知部3a、停止信号送信部4、および光送受信部5を有する。管理信号送信部2は、異常発光した子局装置を識別するための管理信号を送信する。光バースト信号監視部3は、子局装置に対して割り当てていないタイムスロットに光バースト信号を送信しているか否かを監視し、この監視結果をもとに異常発光した子局装置を識別する。停止信号送信部4は、割り当てていないタイムスロットに光バースト信号を送信した子局装置に対して、光バースト信号を停止させる光バースト停止信号を送信する。光送受信部5は、子局装置7との間の光バースト信号の送受信処理を行う。報知部3aは、光バースト信号監視部3の指示のもとに、親局装置1のオペレータに対して特定の子局装置が異常発光した旨を示す警報を通知する。光スプリッタ6は、親局装置1と各子局装置7との間で送受信される光バースト信号の合分波を行う。
【0042】
子局装置7は、光バースト信号遮断部8、光送受信部9、停止信号監視部10、および停止命令実行部11を有する。光バースト信号遮断部8は、光送受信部9の光スプリッタ6側に配置され、停止命令実行部11の指示によって光バースト信号を遮断する。光送受信部9は、親局装置1との間の光バースト信号の送受信処理を行う。停止信号監視部10は、親局装置1から送られた光バースト停止信号を受信したか否かを監視する。停止命令実行部11は、停止信号監視部10が取得した光バースト停止信号を解析し、解析結果をもとに光バースト信号遮断部8に対する光バースト信号の遮断を行わせるなどの指示を行う。
【0043】
上述したように、親局装置1は、図2に示した下りフォーマットにおけるPLOAMセル内のGRANT値によって各子局装置7の帯域割当を行い、各子局装置7は、この帯域割当に従って親局装置1にデータを伝送する。
【0044】
ここで、割り当てていないタイムスロットに対して光バースト信号を送信するような異常発光が生じた子局装置がある場合における光バースト信号の遮断処理について、図3および図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0045】
図3において、まず光バースト信号監視部3は、光バースト信号から、セル同期はずれ(LCD)または子局装置からの入力断(LOS)を検出する(ステップS101)。なお、セル同期はずれ(LCD)や子局装置からの入力断(LOS)は、ITU-T勧告G.983.1のTable 15/G.983.1 Items detected at OLT に定義された警報である。
【0046】
その後、光バースト信号監視部3は、他の子局装置からも、LCDまたはLOSが発生しているか否かを判断する(ステップS102)。他の子局装置からもLCDまたはLOSが発生している場合(ステップS102,YES)には、LCDまたはLOSが発生していない子局装置を、異常発光の子局装置として識別する(ステップS103)。
【0047】
その後、停止信号送信部4は、光バースト信号監視部3が識別した子局装置に対して光バースト停止信号を送信する(ステップS104)。この光バースト停止信号は、下りATMセルのヘッダまたは情報領域(ペイロード)に格納される。なお、この光バースト停止信号は、連続して所定回数、子局装置に送信される。子局装置が、光バースト停止信号を連続受信する信号の受信保護を行い、これによって、誤って光バースト信号が遮断されることを防止するようにしている。
【0048】
その後、光バースト信号監視部3は、報知部3aに対して、識別した子局装置が異常発光した旨の警報を発生させ、親局装置1のオペレータに対してその旨を通知し(ステップS105)、本処理を終了する。
【0049】
一方、図4において、子局装置7の停止信号監視部10は、親局装置1から送られた光バースト信号を監視し(ステップS201)、光バースト停止信号を受信したか否かを判断する(ステップS202)。光バースト停止信号を受信した場合(ステップS202,YES)には、停止命令実行部11に光バースト停止信号を出力し、停止命令実行部11は、光バースト信号遮断部8に対して光バースト信号の遮断を指示し、光送受信部9から送出される光バースト信号の光出力を遮断し(ステップS203)、本処理を終了する。
【0050】
ステップS202における停止信号監視部10による光バースト停止信号の受信判断は、上述したように、停止信号送信部4が光バースト停止信号を連続送信するため、停止信号監視部10は、一定回数以上の光バースト停止信号を受信した場合に、光バースト停止信号を受信したと判断し、光バースト停止信号を停止命令実行部11に送出するようにしている。これによって、誤った光バースト停止信号の受信を防止するようにしている。
【0051】
このようにして、異常発光した1つの特定の子局装置のみが、LCDやLOSの警報を発生せずに正常であると識別され、他の子局装置が、LCDやLOSの警報が発生していると識別される場合に、該警報を発していない1つの特定の子局装置を、異常発光している子局装置であると識別し、この異常発光した1つの子局装置からの光バースト信号の遮断を確実に行うことができる。
【0052】
ところで、異常発光した1つの子局装置からの光バースト信号によって、特定の1つの子局装置のみにLCDあるいはLOSが発生する場合がある。この場合、異常発光した1つの特定の子局装置が、他の子局装置のタイムスロットに対して異常発光することによって該他の子局装置の上りデータが、異常発光した光バースト信号と衝突するからである。この場合において、異常発光した特定の子局装置からの上りデータが正常に読み取ることができる場合について説明する。
【0053】
すなわち、図3に戻り、他の子局装置からも、LCDまたはLOSが発生していない場合(ステップS102,NO)、すなわち、1つの子局装置からのみ、LCDまたはLOSが発生している場合、管理信号送信部2は、LCDまたはLOSの警報が発生した子局装置に対して「Deactivate_PON_ID message」(ITU勧告G.983.1の8.3.8.2.1 Downstream message formats に定義されたmessage)を送信し(ステップS111)、この子局装置による上りデータの送信を停止させる。
【0054】
その後、光バースト信号監視部3は、LCDまたはLOSの警報が発生した子局装置の上りデータの情報の読み取りができるか否かを判断する(ステップS112)。上りデータの情報の読み取りができる場合(ステップS112,YES)には、この上りデータの情報を読み取る(ステップS114)。この上りデータには、ITU勧告G.983.1の8.3.8.2.1 Downstream message formats に定義されたメッセージフォーマットとして子局情報(ID)が記述されているため、このIDを識別することによって、異常発光のバースト光信号を他の子局装置に発している特定の子局装置を特定することができる。
【0055】
その後、停止信号送信部4は、上述したように、光バースト信号監視部3が識別した異常発光をしている子局装置に対して光バースト停止信号を送信する(ステップS104)。この光バースト停止信号は、下りATMセルのヘッダまたは情報領域(ペイロード)に格納される。なお、この光バースト停止信号は、連続して所定回数、子局装置に送信される。子局装置が、光バースト停止信号を連続受信する信号の受信保護を行い、これによって、誤って光バースト信号を遮断することを防止するようにしている。
【0056】
その後、光バースト信号監視部3は、報知部3aに対して、識別した子局装置が異常発光した旨の警報を発生させ、親局装置1のオペレータに対してその旨を通知し(ステップS105)、本処理を終了する。
【0057】
一方、図4において、子局装置7の停止信号監視部10は、親局装置1から送られた光バースト信号を監視し(ステップS201)、光バースト停止信号を受信したか否かを判断する(ステップS202)。光バースト停止信号を受信した場合(ステップS202,YES)には、停止命令実行部11に光バースト停止信号を出力し、停止命令実行部11は、光バースト信号遮断部8に対して光バースト信号の遮断を指示し、光送受信部9から送出される光バースト信号の光出力を遮断し(ステップS203)、本処理を終了する。
【0058】
ステップS202における停止信号監視部10による光バースト停止信号の受信判断は、上述したように、停止信号送信部4が光バースト停止信号を連続送信するため、停止信号監視部10は、一定回数以上の光バースト停止信号を受信した場合に、光バースト停止信号を受信したと判断し、光バースト停止信号を停止命令実行部11に送出するようにしている。これによって、誤った光バースト停止信号の受信を防止するようにしている。
【0059】
このようにして、異常発光した1つの子局装置が、他の1つの子局装置のタイムスロットに対して異常発光することによって該他の1つの子局装置の上りデータが、異常発光した光バースト信号と衝突し、該他の1つの子局装置のみにLCDあるいはLOSが発生するような場合であって、異常発光した1つの子局装置からの上りデータを、該他の1つの子局装置のタイムスロットを介して正常に読み取ることができる場合に、確実に異常発光した1つの子局装置を特定し、この子局装置からの光バースト信号の光出力を遮断するようにしている。
【0060】
一方、ステップS112において、異常発光した1つの子局装置からの上りデータを読み取ることができない場合(ステップS112,NO)には、光バースト信号監視部3が、下りフレーム中におけるPLOAMセルを用いて、各子局装置7に対して「GRANT」を送信し、各子局装置7毎に、各子局装置7から上りデータを確認し、上りデータを読み取ることができなかった子局装置を異常発光した子局装置であると識別する(ステップS113)。
【0061】
その後、停止信号送信部4は、上述したように、光バースト信号監視部3が識別した異常発光をしている子局装置に対して光バースト停止信号を送信する(ステップS104)。この光バースト停止信号は、下りATMセルのヘッダまたは情報領域(ペイロード)に格納される。なお、この光バースト停止信号は、連続して所定回数、子局装置に送信される。子局装置が、光バースト停止信号を連続受信する信号の受信保護を行い、これによって、誤って光バースト信号を遮断することを防止するようにしている。
【0062】
その後、光バースト信号監視部3は、報知部3aに対して、識別した子局装置が異常発光した旨の警報を発生させ、親局装置1のオペレータに対してその旨を通知し(ステップS105)、本処理を終了する。
【0063】
一方、図4において、子局装置7の停止信号監視部10は、親局装置1から送られた光バースト信号を監視し(ステップS201)、光バースト停止信号を受信したか否かを判断する(ステップS202)。光バースト停止信号を受信した場合(ステップS202,YES)には、停止命令実行部11に光バースト停止信号を出力し、停止命令実行部11は、光バースト信号遮断部8に対して光バースト信号の遮断を指示し、光送受信部9から送出される光バースト信号の光出力を遮断し(ステップS203)、本処理を終了する。
【0064】
ステップS202における停止信号監視部10による光バースト停止信号の受信判断は、上述したように、停止信号送信部4が光バースト停止信号を連続送信するため、停止信号監視部10は、一定回数以上の光バースト停止信号を受信した場合に、光バースト停止信号を受信したと判断し、光バースト停止信号を停止命令実行部11に送出するようにしている。これによって、誤った光バースト停止信号の受信を防止するようにしている。
【0065】
このようにして、異常発光した1つの子局装置が、他の1つの子局装置のタイムスロットに対して異常発光することによって該他の1つの子局装置の上りデータが、異常発光した光バースト信号と衝突し、該他の1つの子局装置のみにLCDあるいはLOSが発生するような場合であって、異常発光した1つの子局装置からの上りデータが正常に読み取ることができない場合であっても、確実に異常発光した1つの子局装置を特定し、この子局装置からの光バースト信号の光出力を遮断するようにしている。
【0066】
なお、上述した実施の形態1に示した光バースト信号遮断部8は、光スイッチなどによって構成され、光伝送路を物理的に遮断するものである。また、停止信号監視部10は、セル同期回路などの単純な回路によって構成することによって、光バースト停止信号を監視するようにしている。これによって、子局装置自体に故障などが発生した場合であっても、停止信号監視部10によって光バースト信号の遮断を行うことができる。
【0067】
また、上述した実施の形態1では、子局装置に対して、光バースト停止信号の波長を、光バースト信号の波長と同一波長とし、光バースト信号内の下りデータ内のヘッダあるいは情報領域(ペイロード)に格納して送信するようにしているが、これに限らず、光バースト停止信号の波長を、光バースト信号の波長と異なる波長として該光バースト停止信号を送出するようにしてもよい。
【0068】
実施の形態2.
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、LCDまたはLOSを検出した場合に光バースト信号の遮断を行うようにしていたが、この実施の形態2では、上りデータの送信を停止させる上述した「Deactivate_PON_ID message」を、警報を発した特定の子局装置に送信した後、該特定の子局装置からの上りデータの送信が停止しない場合に、この特定の子局装置による光バースト信号の出力を強制的に停止させるようにしている。
【0069】
この実施の形態2の構成は、実施の形態1と同じである。ここで、図5に示すフローチャートを参照して、光バースト送受信制御システムにおける光バースト信号の強制的遮断処理について説明する。
【0070】
図5において、まず、図3に示したステップS101〜S105と同様に、LCDまたはLOSを検出し、他の子局装置からもLCDまたはLOSが発生しているか否かを判断し、他の子局装置からもLCDまたはLOSが発生している場合に、LCDまたはLOSが発生していない子局装置を、異常発光している子局装置であると認識し、この子局装置に光バースト停止信号を送信し、この子局装置からの光バースト信号を遮断し、この子局装置が異常発光した旨の警報を発生し、親局装置1のオペレータに対してその旨を通知する(ステップS301〜305)。
【0071】
一方、他の子局装置からもLCDまたはLOSが発生していない場合(ステップS302,NO)には、まず、上述したLCDやLOSなどの障害の発生などによって、このLCDやLOSが発生した特定の子局装置に対して、停止信号送信部4が、「Deactivate_PON_ID message」を送信する(ステップS306)。これによって、この「Deactivate_PON_ID message」を受信した子局装置が正常である場合、光バースト信号は送信されない。
【0072】
その後、この特定の子局装置が、「Deactivate_PON_ID message」を受信し、処理するまでの一定時間、待機し、このメッセージを送信した特定の子局装置に対して、「GRANT」を送信する(ステップS307)。
【0073】
その後、光バースト信号監視部3は、特定の子局装置からの上りデータを受信したか否かを判断する(ステップS308)。上りデータを受信した場合(ステップS308,YES)には、この特定の子局装置が正常に、「Deactivate_PON ID_message」に対する処理ができず、この特定の子局装置が異常発光しているものと判断され、停止信号送信部4に対して、特定の子局装置に対する光バースト停止信号の送信を指示し、停止信号送信部4は、特定の子局装置に対して光バースト停止信号を送信する(ステップS304)。これによって、異常発光している特定の子局装置は、確実に、光バースト信号の送出が遮断される。
【0074】
一方、特定の子局装置からの上りデータを受信しない場合(ステップS308,NO)には、この特定の子局装置が上りデータの送信を正常に停止したものと判断し、光バースト停止信号を送信せずに、ステップS305に移行する。
【0075】
その後、光バースト信号監視部3は、報知部3aに対して、識別した子局装置が異常発光した旨の警報を発生させ、親局装置1のオペレータに対してその旨を通知し(ステップS305)、本処理を終了する。
【0076】
なお、ステップS304における停止信号監視部10による光バースト停止信号は所定回数、連続送信され、停止信号監視部10は、一定回数以上の光バースト停止信号を受信した場合に、光バースト停止信号を受信したと判断し、光バースト停止信号を停止命令実行部11に送出するようにしている。これによって、誤った光バースト停止信号の受信を防止するようにしている。
【0077】
このようにして、LCDやLOSなどが発生した子局装置あるいは、上りデータの送信を単に停止したい子局装置などの特定の子局装置に対して送出した「Deactivate_PON_ID message」に対する処理が正常に行われず、該特定の子局装置による上りデータの送信が停止しない場合であっても、確実に該特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、親局装置において、光バースト信号監視手段が、子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、光バースト信号の異常発光をしている特定の子局装置を識別し、停止信号送信手段が、前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信する。一方、子局装置において、停止信号監視手段が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視し、制御手段が、前記停止信号監視手段が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも、光バースト信号遮断手段に対して当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断する指示を行い、前記親局装置に対する光バースト信号の送出を遮断するようにしているので、異なる波長の信号を用いずとも、異常発光している子局装置からの光バースト信号を確実かつ簡易に特定し、この特定した光バースト信号を確実に遮断することができるという効果を奏する。
【0079】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、前記異常な光バースト信号が複数の子局装置から送出されている場合、特定の子局装置が正常な他の子局装置に影響を与えているものと判断し、該異常な光バースト信号を送出していない子局装置を前記特定の子局装置として識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0080】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、停止情報送信手段によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後の各子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、たとえば上りの伝送情報を読み取ることができた子局装置を特定の子局装置として識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0081】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、各子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、前記識別情報を各子局装置に送信し、各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、すなわち返送情報を読み取ることができなかった子局装置が他の子局装置に影響を与えているものとし、該子局装置を特定の子局装置として識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0082】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視手段が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信手段によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後一定時間後に該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信し、該単一の子局装置が正常な子局装置である場合、この識別情報に対して返送することができないことから、該単一の子局装置からの上りの伝送情報を返送した子局装置を、前記特定の子局装置を識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0083】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号遮断手段を、前記子局装置が光バースト信号を送出する最終段の前記親局装置側に設けた光スイッチとし、最終的な出力段において確実に光バースト信号を遮断するようにしているので、異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を確実に遮断することができるという効果を奏する。
【0084】
つぎの発明によれば、前記停止信号送信手段が、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、前記停止信号監視手段が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別するようにしているので、光バースト停止信号を誤って識別しないように保護することができるという効果を奏する。
【0085】
つぎの発明によれば、光バースト信号監視工程によって、前記親局装置が、前記子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、光バースト信号の異常発光をしている特定の子局装置を識別し、停止信号送信工程によって、前記光バースト信号監視工程によって識別された前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信し、停止信号監視工程によって、前記子局装置が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視し、遮断工程によって、前記停止信号監視工程が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0086】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視工程の第1識別工程によって、前記異常な光バースト信号が複数の子局装置から送出されている場合、該異常な光バースト信号を送出していない子局装置を前記特定の子局装置として識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0087】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視工程において、送信停止工程が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、前記停止情報送信工程によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信を停止させ、第2識別工程によって、前記送信停止工程後、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて、たとえば上りの伝送情報を読み取ることができた子局装置を、前記特定の子局装置として識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0088】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視工程において、識別情報送信工程が、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、各子局装置を識別する識別情報を各子局装置に送信し、第3識別工程によって、前記識別情報に対する各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、すなわち返送情報を読み取ることができなかった子局装置が他の子局装置に影響を与えているものとし、該子局装置を特定の子局装置として識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0089】
つぎの発明によれば、前記光バースト信号監視工程において、送信停止工程が、前記異常な光バースト信号が単一の子局装置から送出されている場合、該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信を停止させ、識別情報送信工程によって、前記送信停止工程後、一定時間後に該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信し、第4識別工程によって、前記単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別、すなわち、該単一の子局装置が正常な子局装置である場合、この識別情報に対して返送することができないことから、該単一の子局装置からの上りの伝送情報を返送した子局装置を、前記特定の子局装置を識別するようにしているので、確実かつ簡易に異常発光している特定の子局装置からの光バースト信号を遮断することができるという効果を奏する。
【0090】
つぎの発明によれば、前記停止信号送信工程が、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、前記停止信号監視工程が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別するようにしているので、光バースト停止信号を誤って識別しないように保護することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である光バースト送受信制御システムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示した親局装置と子局装置との間における上りおよび下りのフレームフォーマットを示す図である。
【図3】 図1に示した光バースト送受信制御システムによる親局装置側での光バースト信号の遮断処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図1に示した光バースト送受信制御システムによる子局装置側での光バースト信号の遮断処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2である光バースト送受信制御システムによる親局装置側での光バースト信号の遮断処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 従来の光バースト送受信制御システムによる子局装置側の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 親局装置、2 管理信号送信部、3 光バースト信号監視部、3a 報知部、4 停止信号送信部、5,9 光送受信部、6 光スプリッタ、7,7−1〜7−n 子局装置、8 光バースト信号遮断部、10 停止信号監視部、11停止命令実行部。

Claims (11)

  1. 複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御し、各子局装置が前記親局装置による使用伝送帯域の割当をもとに親局装置に伝送情報を伝送する光バースト送受信制御システムにおいて、
    前記親局装置は、
    前記子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、監視の結果に基づいて、異常発光している特定の子局装置を識別する光バースト信号監視手段と、
    前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信する停止信号送信手段と、
    を備え、
    前記子局装置は、
    前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視する停止信号監視手段と、
    前記親局装置に対する光バースト信号の送出を遮断する光バースト信号遮断手段と、
    前記停止信号監視手段が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも前記光バースト信号遮断手段に対して当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断する指示を行う制御手段と、
    を備え
    前記光バースト信号監視手段は、
    前記監視の結果、異常を示す警報を発していない1つの子局装置が確認され、その他のすべての子局装置から送出された光バースト信号から異常を示す警報が検出された場合に、当該警報を発していない1つの子局装置を、前記特定の子局装置として識別する、
    ことを特徴とする光バースト送受信制御システム。
  2. 前記親局装置は、
    各子局装置に対して上りの伝送情報の送信停止を指示する停止情報を送信する停止情報送信手段をさらに備え、
    前記光バースト信号監視手段は、
    前記監視の結果、異常を示す警報が、単一の子局装置から送出された光バースト信号のみから検出された場合に、前記停止情報送信手段該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示した後、各子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別することを特徴とする請求項1に記載の光バースト送受信制御システム。
  3. 前記親局装置は、
    各子局装置を識別する識別情報を送信する識別情報送信手段をさらに備え、
    前記光バースト信号監視手段は、
    前記単一の子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合、前記識別情報送信手段が前記識別情報を各子局装置に送信した後、各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別することを特徴とする請求項に記載の光バースト送受信制御システム。
  4. 前記親局装置は、
    各子局装置に対して上りの伝送情報の送信停止を指示する停止情報を送信する停止情報送信手段と、
    各子局装置を識別する識別情報を送信する識別情報送信手段と、
    をさらに備え、
    前記光バースト信号監視手段は、
    前記監視の結果、異常を示す警報が、単一の子局装置から送出された光バースト信号のみから検出された場合に、前記停止情報送信手段該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止を指示し、その後一定時間後に前記識別情報送信手段が該単一の子局装置に対して前記識別情報を送信した後、該単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別することを特徴とする請求項1に記載の光バースト送受信制御システム。
  5. 前記光バースト信号遮断手段は、
    前記子局装置が光バースト信号を送出する最終段の前記親局装置側に設けた光スイッチであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の光バースト送受信制御システム。
  6. 前記停止信号送信手段は、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、
    前記停止信号監視手段は、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の光バースト送受信制御システム。
  7. 複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御し、各子局装置が前記親局装置による使用伝送帯域の割当をもとに親局装置に伝送情報を伝送する光バースト送受信制御方法において、
    前記親局装置が、前記子局装置から送出された光バースト信号の異常を監視し、監視の結果に基づいて、異常発光している特定の子局装置を識別する光バースト信号監視工程と、
    前記光バースト信号監視工程によって識別された前記特定の子局装置に対して光バースト信号の停止を指示する光バースト停止信号を送信する停止信号送信工程と、
    前記子局装置が、前記親局装置から送信された光バースト停止信号の受信を監視する停止信号監視工程と、
    前記停止信号監視工程が光バースト停止信号を受信した場合、少なくとも当該子局装置からの光バースト信号の送出を遮断する遮断工程と、
    を含み、
    前記光バースト信号監視工程では、
    前記監視の結果、異常を示す警報を発していない1つの子局装置が確認され、その他のすべての子局装置から送出された光バースト信号から異常を示す警報が検出された場合に、当該警報を発していない1つの子局装置を、前記特定の子局装置として識別する、
    ことを特徴とする光バースト送受信制御方法。
  8. 前記親局装置が、各子局装置に対して上りの伝送情報の送信停止を指示する停止情報を送信する停止情報送信工程をさらに含み、
    前記光バースト信号監視工程は、
    前記監視の結果、異常を示す警報が、単一の子局装置から送出された光バースト信号のみから検出された場合に、前記停止情報送信工程によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止が指示された後、各子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別する
    とを特徴とする請求項に記載の光バースト送受信制御方法。
  9. 前記親局装置が、各子局装置を識別する識別情報を送信する識別情報送信工程をさらに含み、
    前記光バースト信号監視工程は、
    前記単一の子局装置からの上りの伝送情報の読み取りを行うことができない場合に、前記識別情報送信工程によって前記識別情報が各子局装置に送信された後、各子局装置からの返送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別する
    とを特徴とする請求項に記載の光バースト送受信制御方法。
  10. 前記親局装置が、各子局装置に対して上りの伝送情報の送信停止を指示する停止情報を送信する停止情報送信工程と、
    前記親局装置が、各子局装置を識別する識別情報を送信する識別情報送信工程と、
    をさらに含み、
    前記光バースト信号監視工程は、
    前記監視の結果、異常を示す警報が、単一の子局装置から送出された光バースト信号のみから検出された場合に、前記停止情報送信工程によって該単一の子局装置による上りの伝送情報の送信停止が指示され、その後一定時間後に前記識別情報送信工程によって該単一の子局装置に対して前記識別情報が送信された後、該単一の子局装置からの上りの伝送情報に基づいて前記特定の子局装置を識別する
    とを特徴とする請求項に記載の光バースト送受信制御方法。
  11. 前記停止信号送信工程は、前記光バースト停止信号を連続して前記特定の子局装置に送信し、
    前記停止信号監視工程は、前記親局装置から送信された光バースト停止信号を所定回数以上受信した場合に、該光バースト停止信号を受信したと識別する
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載の光バースト送受信制御方法。
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