JP2529225B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents
電子部品実装装置Info
- Publication number
- JP2529225B2 JP2529225B2 JP61269109A JP26910986A JP2529225B2 JP 2529225 B2 JP2529225 B2 JP 2529225B2 JP 61269109 A JP61269109 A JP 61269109A JP 26910986 A JP26910986 A JP 26910986A JP 2529225 B2 JP2529225 B2 JP 2529225B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- mounting
- substrate
- transport
- electronic component
- Prior art date
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、基板の表側に電子部品を実装した後、連続
して裏側にも実装できる表・裏連続生産可能なライン型
の電子部品実装装置に関する。
して裏側にも実装できる表・裏連続生産可能なライン型
の電子部品実装装置に関する。
従来の技術 従来の電子部品実装装置は、第2図に示す構造に基づ
いている。すなわち、基板15を搬送コンベア13に供給す
る第1ストッカー11と、基板15を搬送コンベア13から回
収する第2ストッカー14があり、その間を結ぶ搬送コン
ベア13上で基板15に電子部品を1ヘッド1ポジション実
装するN台の実装ユニット12で構成されている。
いている。すなわち、基板15を搬送コンベア13に供給す
る第1ストッカー11と、基板15を搬送コンベア13から回
収する第2ストッカー14があり、その間を結ぶ搬送コン
ベア13上で基板15に電子部品を1ヘッド1ポジション実
装するN台の実装ユニット12で構成されている。
次に、基板15を表・裏に実装する場合の運用に関して
説明すると、まず表・裏未実装の基板15を第1ストッカ
ー11にセットして、表側だけの実装を行ない、表側実装
済の基板15が第2ストッカー14にストックされる。表側
の生産が全て終了すると、第2ストッカー14にストック
されている基板15を裏側にして、第1ストッカー11にセ
ットし直し、裏側の実装を表側同様に行ない、最終的に
第2ストッカー14には、表・裏実装済の基板15がストッ
クされる。この時点で初めて、基板15の表・裏に電子部
品を実装するという生産工程が終了し、次に後工程の生
産へと受け継がれていく。
説明すると、まず表・裏未実装の基板15を第1ストッカ
ー11にセットして、表側だけの実装を行ない、表側実装
済の基板15が第2ストッカー14にストックされる。表側
の生産が全て終了すると、第2ストッカー14にストック
されている基板15を裏側にして、第1ストッカー11にセ
ットし直し、裏側の実装を表側同様に行ない、最終的に
第2ストッカー14には、表・裏実装済の基板15がストッ
クされる。この時点で初めて、基板15の表・裏に電子部
品を実装するという生産工程が終了し、次に後工程の生
産へと受け継がれていく。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような電子部品実装装置になる
と、基板の表・裏に実装する場合、表側の実装と裏側の
実装が各々バッチ処理で行なわれるため連続して生産が
できない。そのために後工程へ流すまでのリードタイム
が長くなる。また、投入・投出のストッカーが介在する
ので、前・後工程とのライン構成が組めない構造となっ
ている。
と、基板の表・裏に実装する場合、表側の実装と裏側の
実装が各々バッチ処理で行なわれるため連続して生産が
できない。そのために後工程へ流すまでのリードタイム
が長くなる。また、投入・投出のストッカーが介在する
ので、前・後工程とのライン構成が組めない構造となっ
ている。
さらに、基板上の表側,裏側の実装ポイント数を各
々、N1,N2(ただし、N1,N2≦N)とすると、実装ユニッ
トは1ヘッド1ポジションなので、表側実装時には、
(N−N1)台、裏側実装時には(N−N2)台の実装ユニ
ットが使用されていない状態となり、無駄が大きいとい
う難点もある。
々、N1,N2(ただし、N1,N2≦N)とすると、実装ユニッ
トは1ヘッド1ポジションなので、表側実装時には、
(N−N1)台、裏側実装時には(N−N2)台の実装ユニ
ットが使用されていない状態となり、無駄が大きいとい
う難点もある。
そこで本発明は、基板の表・裏を連続的に生産できる
ようにすると共に、前・後工程と連続して搬送できるラ
イン型の構成をとり、また、実装ユニットを効率的に使
用できるようにしたものである。
ようにすると共に、前・後工程と連続して搬送できるラ
イン型の構成をとり、また、実装ユニットを効率的に使
用できるようにしたものである。
問題点を解決するための手段 上記内容を解決するための技術的な手段は、第1搬送
コンベアの搬送下流部から排出される基板を第1搬送コ
ンベア及びこれと並列の第2搬送コンベアの搬送方向と
逆方向に搬送し第2搬送コンベアに、その搬送上流部よ
り供給する返送コンベアを設け、これら各コンベアが設
置された領域に配置された複数台の実装ユニットが第1
搬送コンベア及び第2搬送コンベア上の基板にそれぞれ
電子部品を実装する配置構成とし、返送コンベア上で基
板を表から裏に反転させる反転ユニットを備えた構成を
有するものである。
コンベアの搬送下流部から排出される基板を第1搬送コ
ンベア及びこれと並列の第2搬送コンベアの搬送方向と
逆方向に搬送し第2搬送コンベアに、その搬送上流部よ
り供給する返送コンベアを設け、これら各コンベアが設
置された領域に配置された複数台の実装ユニットが第1
搬送コンベア及び第2搬送コンベア上の基板にそれぞれ
電子部品を実装する配置構成とし、返送コンベア上で基
板を表から裏に反転させる反転ユニットを備えた構成を
有するものである。
作用 上記構成により、第1搬送コンベアへ流れてきた基板
は、そのライン上で表側専用の実装ユニットによって、
表側の実装が行われ、その後返送コンベアへ移り、反転
ユニットで表側から裏側に反転された基板は、第2搬送
コンベアへ移り、そのライン上で裏側専用の実装ユニッ
トによって裏側の実装が行われる。そのため、表・裏の
連続した一貫生産が可能となり、ライン型の構成が行え
る。また、複数台の実装ユニットに関しても表側専用と
裏側専用に分けて同時に使用するので、無駄が少なくな
る。
は、そのライン上で表側専用の実装ユニットによって、
表側の実装が行われ、その後返送コンベアへ移り、反転
ユニットで表側から裏側に反転された基板は、第2搬送
コンベアへ移り、そのライン上で裏側専用の実装ユニッ
トによって裏側の実装が行われる。そのため、表・裏の
連続した一貫生産が可能となり、ライン型の構成が行え
る。また、複数台の実装ユニットに関しても表側専用と
裏側専用に分けて同時に使用するので、無駄が少なくな
る。
実 施 例 以下本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は本実施例の電子部品実装装置における各ユニッ
トの配置を示したレイアウト図である。
第1図は本実施例の電子部品実装装置における各ユニッ
トの配置を示したレイアウト図である。
本図において、基板9の流れについて説明していく。
ここで、この実装ユニットの台数をNとし、1ヘッド1
ポジションとする。また、表側,裏側の実装ポイント数
を各々N1,N2とする(N≧N1+N2)。
ここで、この実装ユニットの台数をNとし、1ヘッド1
ポジションとする。また、表側,裏側の実装ポイント数
を各々N1,N2とする(N≧N1+N2)。
1は前工程搬送コンベアであり、これにより表の状態
で流れてきた基板9は、そのまま第1搬送コンベア3に
乗り移り、そのライン上でN1台の実装ユニット2によっ
て各々表側の実装が行なわれる。表側のN1ポイント実装
済の基板9は、第1コーナ記載ユニット5で返送コンベ
ア8に移載され、反転ユニット7によって、表から裏に
反転される。裏側に反転された基板9は第2コーナ移載
ユニット6で、第2搬送コンベア4に移載され、そのラ
イン上でN2台の実装ユニット2によって各々裏側の実装
が行なわれる。こうして表・裏の実装を終えた基板9
は、後工程搬送コンベア10に乗り移り、後工程へ受け継
がれる。
で流れてきた基板9は、そのまま第1搬送コンベア3に
乗り移り、そのライン上でN1台の実装ユニット2によっ
て各々表側の実装が行なわれる。表側のN1ポイント実装
済の基板9は、第1コーナ記載ユニット5で返送コンベ
ア8に移載され、反転ユニット7によって、表から裏に
反転される。裏側に反転された基板9は第2コーナ移載
ユニット6で、第2搬送コンベア4に移載され、そのラ
イン上でN2台の実装ユニット2によって各々裏側の実装
が行なわれる。こうして表・裏の実装を終えた基板9
は、後工程搬送コンベア10に乗り移り、後工程へ受け継
がれる。
上述により、本実施例では表側と裏側の実装を連続的
に行なえ、また前工程→表側実装→反転→裏側実装→後
工程という連続した一貫生産が可能である。
に行なえ、また前工程→表側実装→反転→裏側実装→後
工程という連続した一貫生産が可能である。
発明の効果 以上、本発明によると、従来表側と裏側の実装を各々
バッチ処理していたために後工程へのリードタイムが長
かったのが、表・裏連続生産が可能となり、表の生産済
の基板をストックすることなく、連続して後工程へ流す
ことができる。また、表・裏連続生産が可能となったこ
とからインとアウトのストッカーが不要となりなおかつ
アウトのストッカーからインのストッカーへの運搬・入
替作業がなくなりライン型の構成が可能で、前・後工程
を含めた連続一貫生産が行なえる。
バッチ処理していたために後工程へのリードタイムが長
かったのが、表・裏連続生産が可能となり、表の生産済
の基板をストックすることなく、連続して後工程へ流す
ことができる。また、表・裏連続生産が可能となったこ
とからインとアウトのストッカーが不要となりなおかつ
アウトのストッカーからインのストッカーへの運搬・入
替作業がなくなりライン型の構成が可能で、前・後工程
を含めた連続一貫生産が行なえる。
さらに、実装ユニットに関して、表側専用も裏側専用
も同時に使用するので、使用していない実装ユニットを
最小限におさえることができ、実装ユニットの効率的な
運用が行なえる。
も同時に使用するので、使用していない実装ユニットを
最小限におさえることができ、実装ユニットの効率的な
運用が行なえる。
さらに、第1及び第2搬送コンベアが並列に配置され
るため、搬送コンベアの全長を短縮することができると
ともに、第1搬送コンベア及び第2搬送コンベアによる
基板の搬送方向が同方向であるため、実装ユニットもそ
れぞれの搬送コンベアに対応し、工程順序に従って配置
することが可能になる。
るため、搬送コンベアの全長を短縮することができると
ともに、第1搬送コンベア及び第2搬送コンベアによる
基板の搬送方向が同方向であるため、実装ユニットもそ
れぞれの搬送コンベアに対応し、工程順序に従って配置
することが可能になる。
第1図は本発明の一実施例における電子部品実装装置の
各ユニットの配置を示すレイアウト図、第2図は従来の
電子部品実装装置の各ユニットの配置を示すレイアウト
図である。 1……前工程搬送コンベア、2……実装ユニット、3…
…第1搬送コンベア、4……第2搬送コンベア、5……
第1コーナ移載ユニット、6……第2コーナ移載ユニッ
ト、7……反転ユニット、8……返送コンベア、9……
基板、10……後工程搬送コンベア、11……第1ストッカ
ー、12……実装ユニット、13……搬送コンベア、14……
第2ストッカー、15……基板。
各ユニットの配置を示すレイアウト図、第2図は従来の
電子部品実装装置の各ユニットの配置を示すレイアウト
図である。 1……前工程搬送コンベア、2……実装ユニット、3…
…第1搬送コンベア、4……第2搬送コンベア、5……
第1コーナ移載ユニット、6……第2コーナ移載ユニッ
ト、7……反転ユニット、8……返送コンベア、9……
基板、10……後工程搬送コンベア、11……第1ストッカ
ー、12……実装ユニット、13……搬送コンベア、14……
第2ストッカー、15……基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大中 将 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−34391(JP,A) 特開 昭57−139990(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】基板を表の状態で搬送する第1搬送コンベ
アと、前記基板を裏の状態で前記第1搬送コンベアと並
列に、その搬送方向と同方向に搬送する第2搬送コンベ
アと、前記第1搬送コンベアの搬送下流部から排出され
る前記基板を前記第1搬送コンベア及び前記第2搬送コ
ンベアの搬送方向と逆方向に搬送し、前記第2搬送コン
ベアに、その搬送上流部より供給する返送コンベアと、
前記第1搬送コンベア及び第2搬送コンベアが設置され
た領域に配置され、前記第1搬送コンベア及び第2搬送
コンベア上の基板にそれぞれ電子部品を実装する複数台
の実装ユニットと、前記返送コンベア上で前記基板を表
から裏に反転させる反転ユニットとから構成される電子
部品実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269109A JP2529225B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 電子部品実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269109A JP2529225B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 電子部品実装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63122299A JPS63122299A (ja) | 1988-05-26 |
JP2529225B2 true JP2529225B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=17467795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61269109A Expired - Lifetime JP2529225B2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 電子部品実装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529225B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734391A (en) * | 1980-08-09 | 1982-02-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Device for automatically inverting printed board |
JPS57139990A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Printed board inverting system |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP61269109A patent/JP2529225B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63122299A (ja) | 1988-05-26 |
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