JPS61188322A - 生産システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上皮■且分立 本発明は、搬送路上で、流れ作業方式によって、ワーク
の組立てを行なう作業ラインと、この作業ラインで組立
てられたワークに、所定の処理を施して完成品とす番後
処理装置とからなる生産システムに関するものである。

ｌ米坐肢血 ′　　以下では、搬送路上で、流れ作業方式によって、
ワークの組立てを行なう作業ラインと、この作業ライン
で組立てられたワークに所定の処理を施して完成品とす
る後処理装置とを具備する生産システム□の一例として
、プリント配線体の生産システムについて説明する。

上記プリント配線体の生産システムは、ワークであるプ
リント基板の所定位置に、所定の電子部品を多数個仮組
付けするため、所定人数の作業者やロボットを配置した
作業ラインと、この作業ラインにおいて、仮組付けされ
た電子部品をプリント基板に固定して完成品であるプリ
ント配線体とするための後処理装置である半田装置とか
ら構成されている。

そして、従来、上記生産システムとしては、第２図に示
す如きラウンド型生産システム（Ａ）あるいは、第３図
に示す如き直線型生産システム（Ｂ）が知られている。

」二記ラウンド型生産システム（Ａ）は、水平面内で一
定方向に循環する長円形状のワーク搬送路（１）を用い
た作業ライン（２）と、半田付装置（３）とで構成され
ている。

上記生産システム（Ａ）において、ワーク搬送路（１）
の定位置Ｐにて作業ライン（２）に搬入されたプリント
基板は、ワーク搬送路（１）上を所定方向に間欠送りさ
れながら、このワーク搬送路（１）に沿って配置された
複数名の作業者によって、所定の電子部品が順次仮組付
けされ、上記ワーク搬送路（１）を−巡して仮組付けが
終了したプリント基板は、上記定位置Ｐにて作業ライン
（２）から取り出された後、半田付装置（３）に搬入さ
れ、電子部品を半田によって固定したプリント配線体と
なる。

上記直線型生産システム（Ｂ）は、水平面内で一方向に
延びる直線状のワーク搬送路（４）を用いた作業ライン
（５）と半田付装置（３）とで構成されている。上記生
産システム（Ｂ）において、プリント基板は、ワーク搬
送路（４）の始点Ｐａにてこの作業ライン（２）に搬入
された後、ワーク搬送路（４）上をワーク搬送路（４）
の終点ｐｂに向けて搬送されながら、このワーク搬送路
（４）に沿って配置された複数名の作業者によって所定
の電子部品が順次仮組付けされ、仮組付けが終了したプ
リント基板は、ワーク搬送路（４）の終点ｐｂにおいて
作業ライン（５）から搬出されて半田付装置（３）に搬
入され、この半田付装置（３）によって電子部品が固定
されてプリント配線体となる。

Ｂ　＜　′　しよ゛と　る口　占 上記の如き生産システムにおいては以下の如き問題点が
生じていた。

第１に、ラウンド型生産システム（Ａ）の場合、プリン
ト基板は、作業ライン（２）において長円形状のワーク
搬送路（１）上を一巡する間に、電子部品が仮組付けさ
れるが、上記電子部品の種類、数量が多いと、作業者の
単位時間当りの電子部品の仮組付数には限度があるため
、上記プリント基板をワーク搬送路（１）上で複数回循
環搬送することによって電子部品の仮組付けを完了させ
ていた。ところが、上記の如く、プリント基板をワーク
搬送路（１）上で複数回循環搬送させながら電子部品の
組付けを行なうと、電子部品の仮組付けが完了したプリ
ント基板は、上記の所定循環回数毎に作業ライン（１）
から搬出されるため、半田付装置（３）に、上記電子部
品が仮組付けされたプリント基板が順次搬入される期間
と全く搬入されない期間とが生じ、半田付装置（３）に
おける作業効率が低下していた。更に上記ラウンド型生
産システム（Ａ）では、作業ライン（２）のワーク搬送
路（１）が長円形の循環搬送経路、即ち閉じた搬送経路
であるため、この作業ライン（２）から半田付装置（３
）へのプリント基板の搬送を自動化することが困難で、
従来は、この間の搬送を人手によって行なっており、−
貫システムとして運用され難かった。

第２に、直線型生産システム（Ｂ）の場合、プリント基
板は、作業ライン（５）において、ワーク搬送路（４）
上を始点Ｐａから終点ｐｂに向って搬送される間に電子
部品が仮組付けされるため、このワーク搬送路（４）の
終点ｐｂと半田付装置（３）との間に適宜の搬送手段を
配設すれば、容易に一貫システムが構成できるが、上記
のラウンド型生産システム（Ａ）の如く、プリント基板
をワーク搬送路上で循環させることができないため、定
量作業とするにはスペース上の問題を生じ、また電子部
品のＭＭ、数量が多いと、作業ライン（５）における作
業者１人当りの電子部品の受持ち部品数・種類が多くな
り、作業者に電子部品の仮組付は不良や、選択誤りを誘
発する原因となって、プリント配線体の良品率や作業能
率を低下させていた。

上記直線型生産システム（Ｂ）で、作業ライン（５）の
ワーク搬送路（４）を延長して、このワーク搬送路（４
）に沿って配置される作業者を増員すればよいが、上述
するように昨今の省スペース化、省力化等が提唱される
中では実現に多大の困難が伴う。

１　占　、°　　ための゛ 本発明は互いに搬送方向が逆向きの第１と第２のワーク
搬送路を平行に配置すると共に、上記第１と第２のワー
ク搬送路の両端に、一方のワーク搬送路の終点から他方
のワーク搬送路の始点にワークを移し換えるワーク移換
手段を配置してなる作業ラインと、上記第２のワーク搬
送路の終端と連なり、上記作業ラインにおいて完成した
ワークを一時的に収容するワーク収納部と、上記ワーク
収納部から、定ピッチで、ワークの供給を受けて、この
ワークに所定の処理を施して完成品とする後処理装置と
を合体させてなる生産システムである。

止且 本発明に係る生産システムは、互いに搬送路が逆向きの
第１と第２のワーク搬送路を平行に配置・すると共に、
上記第１と第２のワーク搬送路の両端に、一方のワーク
搬送路の終点から他方のワーク搬送路の始点にワークを
移し換えるワーク移換手段を配置して循環搬送経路を形
成した作業ラインとすると共にワークを上記循環搬送経
路上で所定回数循環搬送させながらワークの組立て作業
を行ない、作業ラインで組立てが完了したワークを、第
２のワーク搬送路に連らなるワーク収納部に順次搬入し
て収納すると共に、上記作業ラインに順次新たなるワー
クを搬入してこのワークを上述同様にして組立て、上記
ワーク収納部に収納された全てのワークを、上記新たな
るワークの組立てが完了するまでの間に、後処理装置へ
定ピッチで供給して所定の処理を施して完成品となすも
のである。

裏！ｆＭ 第１図は、本発明に係る生産システムを例示する概略平
面図である。

図面において、（１０）は作業ライン、（１１）はワー
ク収納部、（１２）は後処理装置である半田付装置、（
１３）はプリント基板（図示せず）を位置決め載置する
ための治具□を示す。

上記作業ライン（１０）は、一定間隔で配置される複数
の治具（１３）を−牽方向に直線状に間欠送りするｆｆ
１ｌのワーク搬送路（１４）と、上記治具（１３）を上
記第１のワーク搬送路（１４）と逆方向に直線状に間欠
送りする−２のワーク搬送路（１５）とを水平面内で平
行に配置すると共に、゛上記第１及び第セのワーク搬送
路（１４）（１５）の両端に、一方のワーク搬送路の終
点から他方のワーク搬送路の始点に治具（１３）を移し
換えるためのワーク移換手段（１６）　　（１７）を配
置したものである。即ち、□上記第１のワーク移換手段
（１６）は、第２のワーク搬送路（１５）の終点Ｐ４か
ら第１のワーク搬送路（１４）の始点Ｐ１に治具（１３
）を移し換え、第２のワーク移換手段（１７）は、第１
の１ノーク搬送路（１４）の終点Ｐ２から第２のワーク
搬送路（１５）の始点Ｐ３に治具（１３）を移せ換える
ものである。

従って上記作業ライン（１０）には、治具（１３）が、
ＰＩ　　　Ｐ２−Ｐ３−Ｐ４　’Ｐｔ　の順に搬送され
る循環搬送経路が形成されている。

また、上記作業ライン（１０）において、プリント基板
に電子部品を仮組付けする作業者は、第１及び第２のワ
ーク搬送路（１４）　　（１５）に沿って所定人数配置
されている。

上記ワーク収納部（ｘｉ）”は、前記作業ライン（１０
）において電子部品の仮組付けが完了したプリント基板
を、一時的に収納しておくもので、前記作業ライン（１
０）の第２のワーク搬送路（１５）の終点Ｐ４にバッフ
ァコンベア（１８）を介して接続されている。上記バッ
ファコンベア（１８）は、上記第２のワーク搬送路（１
５）の終点Ｐ４にて治具（１３）から搬出されたプリン
ト基板を上記ワーク収納部（１１）に順次移送するため
のものである。

上記半田付装置（１２）は、ワーク収一部（１１）から
プリント基板の供給を受け、上記プリント基板に、電子
部品を半田によって固定してプリント配線体、即ち完成
品に仕上げる後処理装置で、上記ワーク収納部（１１）
に定ピッチ送り出し装置（１９）を介して接続されてい
る。上記定ピッチ送り自装置（１９）は、ワーク収納部
（１１）から半田付装置（１２）に向けて、電子部品の
仮組付けが完了したプリント基板を一定ピッチで供給す
るためのものである。

以下に、上記生産システムにおけるプリント配線体の製
造要領を説明する。尚、初期状態では治具（１３）は全
て空であるものとする。

まず作業ライン（１０）を始動させると、全ての治具（
１３）は、ワーク搬送路（１４）　　（１５）上をＰ、
−”Ｐ２−Ｐ３−４Ｐ４−＊Ｐ１→−の方向に間欠送り
されて循環し、第１のワーク搬送路（１４）の始点Ｐ！
においてプリント基板の供給を受け、プリント基板は治
具（１３）上に位置決め載置される。第１のワーク搬送
路（１４）の始点Ｐ、において、プリン！・基板の供給
を受けた治具（１３）は、第１のワーク搬送路（１４）
によって終点Ｐ２に向って間欠的に送られ、この搬送途
中に、治具（１３）上のプリント基板の所定位置に所定
の電子部品が順次仮組付けされる。

上記プリント基板が治具（１３）と共に第１のワーク搬
送路（１４）の終点Ｐ２まで搬送されて来ると、このプ
リント基板は、第２のワーク移換手段（１７）によって
第１のワーク搬送路（１４）の終点Ｐ２から第２のワー
ク搬送路（１５）の始点Ｐ３に、治具（１３）と共に移
し換えられ、第２のワーク搬送路（１５）上を始点Ｐ３
から終点Ｐ４に向けて間欠的に搬送され、この搬送途中
に更に所定の電子部品が順次仮組付される。

上記第２のワーク搬送路（１５）の終点Ｐ４まで治具（
１３）と共に搬送されたプリント基板は、第１のワーク
移換手段（１６）によって第１のワーク搬送路（１４）
の始点ｐ、に治具（１３）と共に移し換えられる。

上記プリント基板は、再び第１のワーク搬送路（１４）
の始点Ｐ１から終点Ｐ２に向けて搬送され、この搬送途
中で他の所定の電子部品が順次組付けられ、上記プリン
ト基板に全ての電子部品の仮組付けが終了して作業ライ
ン（１０）での組立てが終了するまで、上記プリント基
板は治具（１３）と共に、第１のワーク搬送路（１４）
の始点Ｐ１から、終点Ｐｕ、第２のワーク搬送路（１５
）の始点Ｐ３を経て第２のワーク搬送路（１５）の終点
Ｐ４に至る循’４ＭｔＭ送経路を所定回数繰り返して搬
送される。

上記の如くシ、て、作業ライン（１０）にて、プリン］
・基板への全ての電子部品の仮組付けが完了すると、こ
のプリント基板は、第２のワーク搬送路（１５）の終点
Ｐ４において、治具（１３）から順次搬出され、バッフ
ァコンベア（１８）によっ゛ζワーク収納部（１１）に
向けて搬送される。一方、第２のワーク搬送路（１５）
の終点Ｐ４でプリント基板を搬出した空の治具（１３）
は、第１のワーク移換手段（１６）によって第１のワー
ク搬送路（１４）の始点Ｐ１に移し換えられ、新たにプ
リント基板の供給を受け、上述の如く、第１のワーク搬
送路（１４）上を終点Ｐ２に向けて搬送されると共に、
治具（１３）上のプリント基板には重子部品の仮組付作
業が行なわれる。

上記バッファコンベア（１８）によってワーク収納部（
１１）に向けて搬送された、電子部品仮組付終了後のプ
リント基板は、ワーク収納部（１１）に、前記作業ライ
ン（１０）で完成した全数量が順次収納される。

上記ワーク収納部（１１）に収納されたプリント基板は
、作業ライン（１０）で第１及び第２のワーク搬送路（
１４）　　（１５）を所定回数繰返し搬送されながら電
子部品を仮組付けされているプリント基板が完成し、収
納部（１１）に全て収納さるまでの時間、定ピッチ送り
出し装置（１９）によって、ワーク収納部（１１）から
半田付装置（１２）に向けて一定間隔で搬出される。

上記ワーク収納部（１１）から一定間隔で半田付装置（
１２）に搬入されたプリント基板は、この半田付装置（
１２）によってプリント基板に仮組付けされた電子部品
が半田付固定され、完成品、即ち、プリント配線体とな
る。

上記ワーク収納部（１１）内のプリント基板が全て搬出
されると、上記作業ライン（１０）で電子部品の仮組付
けが全て完了したプリント基板が、バッファコンベア（
１８）を経て新たに搬入される。

以下、本生産システムは、上述の動作を繰返えして、プ
リント配線体、即ち完成品を同一ピンチで製造する。

尚、本発明に係る生産システムは、上記の如きプリント
配線体の生産システムのみに限定されるものではない。

血皿曳重来 以上、説明したように、本発明に係る生産システムは、
互いに搬送方向が逆向きの第１と第２のワーク搬送路を
平行に配置すると共に、上記第１と第２のワーク搬送路
の両端に一方のワーク搬送路の終点から他方のワーク搬
送路の始点にワークを移し換えるワーク移換手段を配置
して循環搬送経路を形成した作業ラインで、ワークを上
記循環搬送経路上を所定回数循環搬送させながらワーク
の組立てが行なえるので、ワークの組立て作業が複雑で
あっても、ワークがワーク搬送路を一巡する間の作業員
１人当りの受持作業が少なくなって作業ミス発生が激減
するため歩留りが向上すると共に、第１と第２のワーク
搬送路を短くできるので作業ラインの省スペース化が図
れる。更に、作業ラインで組立てが終了したワークを第
２のワーク搬送路に連らなるワーク収納部に順次搬入し
て収納すると共に上記作業ラインに順次新たなるワーク
を搬入してこのワークを組立て、上記ワーク収納部に収
納された全てのワークを上記新たなるワークの組立てが
完了するまでの間に後処理装置へ定ピッチで供給して所
定の処理を施して完成するので、完成品が定ピッチで生
産され、一貫生産システムとして構成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る生産システムの概略平面図、第
２図並びに第３図は、各々、在来の生産システムを例示
する概略平面図である。 （１Ｇ）　−・作業ライン、（１１）・−・ワーク収納
部、（１２）−後処理装置、（１４）　　（１５）−・
−・ワーク搬送路、（１６）　　（１７）−移換手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）互いに搬送方向が逆向きの第１と第２のワーク搬
   送路を平行に配置すると共に、上記第１と第２のワーク
   搬送路の両端に、一方のワーク搬送路の終点から他方の
   ワーク搬送路の始点にワークを移し換えるワーク移換手
   段を配置してなる作業ラインと、上記第２のワーク搬送
   路の終端と連なり、上記作業ラインにおいて完成したワ
   ークを一時的に収容するワーク収納部と、上記ワーク収
   納部から、定ピッチで、ワークの供給を受けて、所定の
   処理を施す後処理装置とからなる生産システム。