JPH06321174A - 船こくブロックの組立て搬送装置 - Google Patents

船こくブロックの組立て搬送装置

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JPH06321174A
JPH06321174A JP5135105A JP13510593A JPH06321174A JP H06321174 A JPH06321174 A JP H06321174A JP 5135105 A JP5135105 A JP 5135105A JP 13510593 A JP13510593 A JP 13510593A JP H06321174 A JPH06321174 A JP H06321174A
Authority
JP
Japan
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line
skid
work
ship
body block
Prior art date
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Pending
Application number
JP5135105A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanosuke Ishido
隆之助 石堂
Yasuhiro Ota
保宏 太田
Nobuyuki Hirao
宣行 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HANIKAMU INTERNATL KK
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
HANIKAMU INTERNATL KK
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by HANIKAMU INTERNATL KK, Tsubakimoto Chain Co filed Critical HANIKAMU INTERNATL KK
Priority to JP5135105A priority Critical patent/JPH06321174A/ja
Publication of JPH06321174A publication Critical patent/JPH06321174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船体建造用船こくブロックの組立作業を効率
化する。 【構成】 船こくブロック組立ライン1を往路とし、船
こくブロック板材加工ライン4を復路とし夫々のライン
の両端部をスキッド還流押送ライン6および7で接続
し、夫々のライン上で互いに連接した多数の作業用スキ
ッド2を間欠押送循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】船こくブロック組立て作業に好適
な装置である。
【0002】
【従来の技術】船こくを建造する作業においては、船こ
くを複数の船こくブロックに区分し、夫々の船こくブロ
ックを組み立てて船台上に搬送し接合して船形に合体す
ることが一般であるが、船こく各部の形状、構造は船底
部、船首部、船尾部、船側部および甲板部等において異
なるため、船こくブロックの形状および構造も一様でな
く、平面ブロック、曲面ブロック、二重張りブロック等
の板つぎ加工も含めて多様な組立作業を必要とする。従
って、従来は形状および構造の異なる各部船こくブロッ
クの組立作業が夫々の板つぎ加工を含めて夫々独立離隔
した定位置において専門化して行われ、平面ブロック専
用の組立ラインでは、例えば特公平3―65318号公
報に開示されているように実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来技
術においては、各部の船こくブロックの組立ラインを形
状および構造別に独立して配置していたが、夫々の船こ
くブロックはその形状、構造が異なることによって作業
時間も長短があり、その結果作業終了の時期に遅速が生
じ、船台上での船体建造作業の接合合体順序と必ずしも
一致せず、建造作業全体の流れに支障を来し、また、組
立作業が速く完了した船こくブロックは作業の遅い船こ
くブロックの作業完了まで作業位置もしくは指定位置に
放置され、該放置期間は数週間乃至数か月に亘り、作業
床面の効率的使用を著しく妨げていた。さらにまた、船
こくブロックの組立作業は、船こくブロック重量が超大
であることから、搬送台車又は搬送スキッド上で行われ
ることが多いが、船こくブロック組立作業が完了する
と、台車又はスキッド上の船こくブロックは船台上に吊
持運搬され、空になった搬送台車又はスキッドもクレー
ン等によって再び作業開始位置まで吊持搬送されてい
る。
【0004】しかし、吊持搬送される搬送台車又はスキ
ッドの下方には組立作業ラインがあって、台車又はスキ
ッドが頭上より落下する危険を伴いながら多数の作業者
が作業しなければならないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題を解決するため、支承高さ調節可能なブロッ
ク板材支承柱を多数立設した船こくブロック組立スキッ
ドが連接して間欠押送される船こくブロック組立ライン
を往路とし、前記スキッドが間欠押送される板材加工ラ
インを復路とし、該往路の組立ラインと復路の加工ライ
ンの夫々の両端部をスキッド還流押送ラインで接続した
船こくブロックの組立て搬送装置。
【0006】
【作用】船体部分の形状に成形された板材が船こくブロ
ック組立スキッドに立設した多数の支承柱上に載置され
る。夫々の支承柱先端の高さは載置される板材の形状に
倣って手動又はコンピュター制御により調節される。そ
して、該支承柱上に載置された板材には、スキッドが間
欠押送される過程において順次トランス材等の骨材およ
び必要とされる各種構造のブロックを混合投入して溶接
等によって船こくブロック構造に組立られてゆく。
【0007】船こくブロック組立作業が完了して船こく
ブロックが船台に搬出されたのちの空スキッドは、還流
押送ラインによって復路の板材加工ラインに入り、該空
スキッド上には所定形状に成形された複数の板材が載置
され、ロンジ材等の条材が取付けられ、スキッドの押送
に伴って載置された複数の該板材が溶接等によって接合
され、船こくブロックの外形が形成されてゆく。
【0008】船こくブロックの外形が形成された板材を
載置したスキッドは、還流押送ラインによって往路の船
こくブロック組立ラインの始端に押送され、スキッドの
還流は完了し、且つ船こくブロック組立作業の準備作業
も完了する。
【0009】
【実施例】図1は、スキッド循環搬送装置の概略平面図
であって、スキッド循環経路の往路を形成する船こくブ
ロック組立ライン1には、船こくブロックの大きさによ
って1列又は多列(図1では2列)に配列された多数の
スキッド2が互いに連接され、後述するプッシャコンベ
ヤ3により矢印方向に間欠的に往進押送される。次に、
スキッド循環経路の復路を形成する船こくブロック板材
加工ライン4には、図において複数のスキッド2が一列
に配列され、プッシャコンベヤ5によって矢印復路方向
に間欠押送される。そして、往路ライン1の終端と復路
ライン4の始端、また復路ライン4の終端と往路ライン
1の始端、の夫々がスキッド還流押送ライン6および7
によって接続されている。
【0010】夫々のスキッド2の上面には、図2で示す
如く多数の船こくブロック板材の支承柱21が立設さ
れ、夫々の支承柱21は載置支承されるブロック板材の
平面、曲面形状に倣ってその支承先端高さが昇降調節さ
れる。また、夫々のスキッド2の下面には、図2および
図3に示すように一対のローラクローラ22が取付けら
れ、スキッド還流押送ライン6,7にはローラクローラ
22が転動する床面に対してエアバッグLの膨縮によっ
て矢印方向に出没昇降するクローラコンベヤ6A,7
A,3Aが敷設されている。
【0011】しかし、該ローラクローラ22は往路ライ
ン1および復路ライン4の床面に沿って敷設されてもよ
く、その場合には、スキッド2の下面にクローラローラ
を取付ける必要はない。。
【0012】そこで、船こくブロック組立作業の順序を
図1について説明すると、往路組立ライン1において、
夫々の作業位置A,B,・・Gの作業時間が略等しくな
るように作業量を設定することにより、作業位置Aのブ
ロック組立作業が完了すると各作業位置でも夫々の組立
作業が完了するので、終端作業位置Gのスキッド2上に
ある組立完了ブロックが船台へ運搬されて空になったス
キッド2は、還流押送ライン6の床面に敷設した昇降ロ
ーラコンベヤ6Aの浮上により持ち上げられ、プッシャ
コンベヤ6Bにより復路ライン4の始端側に押送され、
復路ライン4の始端に確保されている空位置Tに1個の
スキッドを押送し、後続のスキッドは待機位置Hに押送
される。
【0013】往路ライン1の終端側が空いたことを確認
して、往路組立てライン1の床面上の作業位置Aにある
スキッドを次位の作業位置Bに、以下同様にして作業位
置Fにあるスキッドを終端作業位置Gにプッシャコンベ
ヤ3を間欠運転して移動させ、再び夫々の位置において
作業を行う。
【0014】そして、空になった作業位置Aにおいて
は、プッシャコンベヤ3に直交する昇降ローラコンベヤ
3Aが浮上するとともに還流押送コンベヤ7の昇降ロー
ラコンベヤ7Aも浮上して、待機位置Zにあるスキッド
2および船こくブロック板材加工ライン4の終端作業位
置Yにあるスキッド2を持ち上げ、プッシャコンベヤ7
Bにより前記空作業位置Aに押送する。なお、復路ライ
ン4においても各作業位置T,U・・・,Yにおける作
業時間が略等しくなるように作業量が設定されるから、
夫々の作業位置T,・・・Yにおいての作業は略々同時
に完了する。
【0015】復路ライン4においては、往路ライン1の
組立作業の準備作業を行うので、図示の場合はスキッド
2が一列に配列されている。そして、本実施例において
は、スキッド進行方向に直交して走行する溶接機8が複
数台配列され、各作業位置T,・・・Yにおいて板材溶
接作業等を行うので、夫々とのスキッド間には該溶接機
8の走行空間が確保されている。
【0016】復路ライン終端作業位置YおよびZが空に
なると、各作業位置での作業完了を確認し、プッシャコ
ンベヤ5を駆動して作業位置Xのスキッド2を次位の作
業位置Yへ、始端作業位置Tのスキッドを次位の作業位
置Uへと順次押送し、空作業位置Tには待機位置Hのス
キッドをプッシャコンベヤ6Bにより押送する。
【0017】上述のように、各作業位置での作業が完了
してプッシャコンベヤにより次位の作業位置へスキッド
を順送りすることにより、船こくブロック板材加工作業
から船こくブロック組立作業へと1つのスキッド循環ラ
インの中で作業がエンドレスに行われ、しかも、スキッ
ドは常時床面上を無駄なく還流されることになる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、船こくブロック組立ラインと
船こくブロック板材加工ラインのそれぞれの両端をスキ
ッド還流押送ラインで接続したことにより、船こくブロ
ック組立ライン上を間欠押送される船こく組立スキッド
が作業者の頭上を吊持搬送されて還流されるのではな
く、作業床面上で還流搬送されるので、ブロック組立ラ
イン上の作業の安全が確保されるとともに、夫々の作業
位置におけるスキッド上での作業時間を略々等しく設定
することにより、夫々の異なる作業内容が停滞すること
なく連続して行われ、夫々の作業が同時進行するので、
作業床面が部分的に遊休状態になったり、又は船こく組
立ブロックが他の作業の工程待ちのために長期に亘り放
置されたりすることがなくなり、作業床面を効率よく使
用でき、ひいては船台上での船体建造効率の向上をも招
来するものであり、さらにブロック板材加工ラインで
は、スキッド還流の復路を利用して複数の板材の継ぎ合
せ溶接或いは板材への必要な加工等の船こくブロック組
立作業を効率化するための準備作業を行うことができる
ので、船こくブロック組立て作業を効率よく遂行するこ
とが可能となり、その効果は著大である。そして、上述
のようなスキッドの床面上での還流搬送によるブロック
板材の組立搬送装置は、船体建造のみでなく、橋梁の桁
材組立作業をはじめとし、広範囲な作業分野にも適用で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキッドの還流搬送装置の概略平面図である。
【図2】往路ラインと還流押送ラインの交叉部における
スキッドの斜視図である。
【図3】往路ラインと還流押送ラインの交叉部分の説明
図である。
【符号の説明】
1 船こくブロック組立てライン 2 スキッド 3,5,6B,7B プッシャコンベヤ 3A,6A,7A 昇降ローラコンベヤ 4 船こくブロック板材加工ライン 6,7 スキッド還流押送ライン 21 支承柱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支承高さ調節可能な船こくブロック板材
    の支承柱を多数立設した船こくブロック組立てスキッド
    が複数連接して間欠押送される船こくブロック組立てラ
    インを往路とし、前記スキッドが連続して間欠押送され
    る船こくブロック板材加工ラインを復路とし、前記往路
    と復路の夫々の両端をスキッド還流押送ラインで接続し
    た船こくブロック組立て搬送装置。
  2. 【請求項2】 スキッド還流押送ラインは、船こくブロ
    ック組立てラインおよび船こくブロック板材加工ライン
    の夫々の搬送面に対して出没昇降する搬送面を有する請
    求項1記載の船こくブロックの組立て搬送装置。
JP5135105A 1993-05-14 1993-05-14 船こくブロックの組立て搬送装置 Pending JPH06321174A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135105A JPH06321174A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 船こくブロックの組立て搬送装置

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JP5135105A JPH06321174A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 船こくブロックの組立て搬送装置

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JPH06321174A true JPH06321174A (ja) 1994-11-22

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Family Applications (1)

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JP5135105A Pending JPH06321174A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 船こくブロックの組立て搬送装置

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425718A (en) * 1977-07-28 1979-02-26 Seiko Epson Corp Program system of automatic electronic sounding apparatus
JPS60167726A (ja) * 1984-02-09 1985-08-31 Toshiba Corp 自動組立システム
JPS61188322A (ja) * 1985-02-16 1986-08-22 Nec Kansai Ltd 生産システム
JPS6253929B2 (ja) * 1979-01-24 1987-11-12 Sanritsu Kikaku Kk
JPS63180450A (ja) * 1987-01-20 1988-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンベア物流における機種切換え方法

Patent Citations (5)

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