JPH06298341A - チェーンコンベア台車 - Google Patents

チェーンコンベア台車

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JPH06298341A
JPH06298341A JP8631293A JP8631293A JPH06298341A JP H06298341 A JPH06298341 A JP H06298341A JP 8631293 A JP8631293 A JP 8631293A JP 8631293 A JP8631293 A JP 8631293A JP H06298341 A JPH06298341 A JP H06298341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel block
panel
chain
backing
chain conveyor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8631293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kitazato
武 北里
Motoshi Yoshiya
元志 吉屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
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Publication of JPH06298341A publication Critical patent/JPH06298341A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接すべきシーム間の幅や位置が変わっても
パネルブロックの搬入の際の位置の制約をなくし、また
支持位置不適当に起因する溶接後の角変形を抑制するこ
と。 【構成】 縦流れの大板継溶接装置における裏当装置
(4)間に設置され、パネルブロック(2)を搬送する
チェーンコンベア台車(3)。長尺ビーム(10)に、
パネルブロック(2)を搬送するためのコンベアチェー
ン(11)および同コンベアチェーンを駆動する駆動機
構(12)と、パネルブロック(2)を移動可能に支持
するパネル支持ローラ(5)とを設け、かつ、前記長尺
ビーム(10)をパネルブロック(2)の搬送方向と直
角方向に移動させる移動機構(16)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大板継溶接装置におけ
るパネルブロック(数枚のパネルを仮付けしたもの)を
搬送するためのチェーンコンベア台車に関する。
【0002】
【従来の技術】縦流れの大板継設備のレイアウトを図3
の平面図に示す。配材・仮付場Aにおいて、複数枚の鋼
板1はシームaを仮付け(b部)され、一枚のパネルブ
ロック2として溶接場Bにチェーンコンベア台車3で搬
入される。溶接場Bでは、図4に示すように、パネルブ
ロック2のシームaの下に裏当台車4が来るように位置
が調整されており、上部から、溶接台車(図示せず)を
開先に沿って移動させ、フラックス銅裏当片面溶接法等
の方法で開先を溶接する。溶接が完了すると、図3の手
直し場Cで溶接部の検査および手直しを行う。
【0003】従来の縦流れ大板継溶接装置においては、
パネルブロック2の搬送を行うチェーンコンベア3は、
図5に示すように、板流れ方向と直角方向には固定され
ており、パネルブロック2は、チェーンコンベア3ある
いは裏当装置4に装備されている駆動可能なパネル支持
ローラ5,6により行われていた。
【0004】前記の固定タイプのチェーンコンベアで
は、そのコンベア位置近辺に溶接シームaを配置すると
裏当装置4が寄りつくことができないため、あらかじめ
チェーンコンベア3の固定位置とパネルブロック2の溶
接シームaの位置を確認し、パネル幅、パネルブロック
2の組合せ、搬入位置等を考慮し、固定チェーンコンベ
ア3と裏当装置4とが、干渉しないように仮付定盤での
パネルブロック2の位置決めを行う必要があり、作業が
煩雑となっている。
【0005】パネルブロック2の幅が大きくなると、チ
ェーンコンベア3と隣の溶接シームaとの間隔wが離れ
るため、パネルブロック材の支持点も離れ、パネルブロ
ック自重と裏当装置4に設けられている裏当銅板押上げ
用エアによる撓みδが大きくなり、溶接後の角変形をさ
らに助長する傾向となる。また、駆動可能な搬送ローラ
付裏当装置では、装置自身が複雑かつ重厚となり、設備
費アップとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、溶接すべきシーム間の幅や位置が変わってもパネ
ルブロックの搬入の際の位置の制約をなくし、また支持
位置不適当に起因する溶接後の角変形を抑制することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、縦流れの大板継溶接装置における裏当装
置間に設置され、パネルブロックを搬送するチェーンコ
ンベア台車であって、長尺ビームに、パネルブロックを
搬送するためのコンベアチェーンおよび同コンベアチェ
ーンを駆動する駆動機構と、パネルブロックを移動可能
に支持するパネル支持ローラとを設け、かつ、前記長尺
ビームをパネルブロックの搬送方向と直角方向に移動さ
せる移動機構を備えたものである。
【0008】
【作用】チェーンコンベア台車は、裏当装置間に設置さ
れ、シーム間隔が広く離れている際はそのほぼ中央付近
でパネル支持ローラを配置する。これにより、パネルブ
ロックの撓みを軽減し、かつパネル幅、パネル同士の組
合せおよび搬入する際のパネルブロック位置に制約され
ることなく搬送可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照しながら具体的
に説明する。図1は本発明の実施例を示す斜視図であ
る。本実施例においては、チェーンコンベア台車3は、
矩形断面を有する長尺ビーム10を備えている。この長
尺ビーム10の上部と内部には、パネル搬送用のチェー
ン11が途中にチェーン駆動用スプロケット12を介し
て取り付けられており、スプロケット12はパネルブロ
ック搬送用チェーン駆動モータ13によって駆動される
ようになっている。長尺ビーム10の両側には、所定間
隔でパネル支持ローラ5が取り付けられている。チェー
ンコンベア台車3はまた、長尺ビーム10の長手方向と
直交する方向、すなわちパネルブロック2の搬送方向と
直交する方向に移動可能なように、車輪14が設けられ
ており、レール15上を走行できるようになっている。
そして、チェーンコンベア台車3の位置は、間隔調整用
モートルシリンダ16によって調整できるように構成さ
れている。モートルシリンダ16は、裏当台車4と連結
されているが、チェーンコンベア台車3を単独で移動可
能とすることもできる。
【0010】なお、裏当台車4は、裏当銅板20と、溶
接時にこの裏当銅板20をパネルブロック2の開先の裏
側に押圧するエアホース21とを備えている。そして、
車輪22が設けられていて、レール23上を走行できる
ようになっている。その位置は、モータ24によって調
整できるように構成されている。
【0011】本チェーンコンベア台車3は、自走式ある
いは裏当装置4と2本のモートルシリンダ16で連結さ
れており、次に溶接するパネルブロック幅およびシーム
位置に合わせ間隔調整ができる。
【0012】図2は、本発明に係るチェーンコンベア台
車3を、裏当装置4間の中央に位置させてパネルブロッ
ク2を支持している状態を示すものである。同図から分
かるように、パネルブロック2はシームa間において中
央で支持されているため、撓み量δは図5の従来の場合
に比較して小さくなる。これにより、溶接後の角変形を
少なくすることができる。
【0013】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば次の効
果を奏する。
【0014】 次に溶接するパネルブロック幅および
シーム位置に合わせ、裏当装置とチェーンコンベア台車
の間隔調整を行い、各裏当装置およびチェーンコンベア
台車を位置決めすることにより、パネルブロック幅、パ
ネルブロック同士の組合せおよび大板継溶接装置に搬入
する際のパネルブロック位置に制約がなくなる。
【0015】 上記の使い方をすることにより、シー
ム間隔が広く離れている際も、そのほぼ中央付近でパネ
ルブロック支持ローラが配置でき、パネルブロック自重
と裏当銅板押上用エアによる撓みを軽減でき、溶接後の
角変形も少なくすることができる。
【0016】 搬送機能を裏当装置から分離すること
により、裏当装置本体が簡易な構造となり、安価な設備
費とすることができる。
【0017】 固定方式の場合、種々のパネルブロッ
ク幅に対応して搬送中のズレ量を低減するにはチェーン
コンベア台車を3台設置する必要があったが、パネルブ
ロック幅方向に移動可能な本装置では、2台でパネルブ
ロックの適性位置を把持および押して搬送可能にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明によるパネルブロックの支持状態を示
す説明図である。
【図3】 縦流れの大板継設備のレイアウト平面図であ
る。
【図4】 溶接場へのパネルブロックの搬入状態を示す
平面図である。
【図5】 従来のチェーンコンベア台車によるパネルブ
ロックの支持状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 鋼板、2 パネルブロック、3 チェーンコンベア
台車、4 裏当装置、5,6 パネル支持ローラ、10
長尺ビーム、11 チェーン、12 スプロケット、
13 チェーン駆動モータ、14 車輪、15 レー
ル、16 モートルシリンダ、20 裏当銅板、21
エアホース、22 車輪、23 レール、24 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦流れの大板継溶接装置における裏当装
    置間に設置され、パネルブロックを搬送するチェーンコ
    ンベア台車であって、長尺ビームに、パネルブロックを
    搬送するためのコンベアチェーンおよび同コンベアチェ
    ーンを駆動する駆動機構と、パネルブロックを移動可能
    に支持するパネル支持ローラとを設け、かつ、前記長尺
    ビームをパネルブロックの搬送方向と直角方向に移動さ
    せる移動機構を備えたことを特徴とするチェーンコンベ
    ア台車。
JP8631293A 1993-04-13 1993-04-13 チェーンコンベア台車 Withdrawn JPH06298341A (ja)

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JP8631293A JPH06298341A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 チェーンコンベア台車

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JPH06298341A true JPH06298341A (ja) 1994-10-25

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ID=13883325

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JP8631293A Withdrawn JPH06298341A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 チェーンコンベア台車

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272403A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Kobe Steel Ltd 片面溶接装置の補助台車
CN104150205A (zh) * 2014-08-14 2014-11-19 江西华煤重装有限公司 旋转转载刮板输送机
CN104150151A (zh) * 2014-08-14 2014-11-19 江西华煤重装有限公司 旋转转载皮带输送机

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