JP2001313492A - 部品実装システム - Google Patents

部品実装システム

Info

Publication number
JP2001313492A
JP2001313492A JP2000128342A JP2000128342A JP2001313492A JP 2001313492 A JP2001313492 A JP 2001313492A JP 2000128342 A JP2000128342 A JP 2000128342A JP 2000128342 A JP2000128342 A JP 2000128342A JP 2001313492 A JP2001313492 A JP 2001313492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
conveyor
substrate
unit
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000128342A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Iwatsuka
佳久 岩塚
Hiroshi Sakurai
博 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2000128342A priority Critical patent/JP2001313492A/ja
Publication of JP2001313492A publication Critical patent/JP2001313492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの基板に対する実装作業後に直ちに次の
基板に対する実装作業を行ない、その実装作業中に実装
済みの基板の搬出及び別の基板の搬入を行なうことがで
きるようにして、タイムロスをなくし、もしくは減少さ
せる。 【解決手段】 実装装置に2組の基板搬送用コンベア
3,3′を並行する状態に配置する。また、実装装置の
上流側及び下流側に中継コンベア装置30,31を配置
し、これらの中継コンベア装置30,31に、上記2組
の基板搬送用コンベア3,3′のうちの一方に対応する
位置と他方に対応する位置とにわたって横方向に移動可
能な中継コンベア32と、これを駆動するサーボモータ
37等からなる駆動手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装装置の上流側
及び下流側に中継コンベア装置を配置した部品実装シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、部品吸着用のノズル部材を有
する実装用ヘッドを装備して、この実装用ヘッドにより
被実装用のプリント基板に対して部品の実装を行うよう
にした実装機は一般に知られている。また、最近では、
実装作業の高速性、機敏性及び品種切替えに対する適応
性等を高めるため、複数台の実装機(モジュールマウン
ター)を基板搬送方向に直列に配置し、プリント基板に
対する多数種の部品の実装を分散して行い、つまりプリ
ント基板に各実装機で数種類ずつの部品を順次実装して
いくようにしたモジュールタイプの実装装置も開発され
ている。
【0003】そして、上記実装機(もしくは複数台の実
装機からなる実装機群)と、その上流側に配設されるロ
ーダ、クリームはんだ印刷機、ディスペンサ等と、下流
側に配設されるリフロー炉、アンローダ等により実装ラ
インが構成されている。
【0004】上記実装機には所定方向に延びる基板搬送
用のコンベアが設けられ、上流側の機器から送られた基
板が上記コンベアで所定の実装作業位置まで搬送された
後、位置決め装置でこの位置に保持された状態で部品の
実装が行われ、部品実装後は再びコンベアで搬送されて
下流側の機器へ送られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の実
装システムによると、プリント基板を上流側から実装機
に搬入して所定の実装作業位置まで搬送するのに要する
時間、及び実装後の基板をコンベアで下流側へ搬出する
のに要する時間が、実装作業の前後においてロスタイム
となり、これが作業能率の向上の妨げとなっていた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑み、1つの基
板に対する実装作業後に直ちに次の基板に対する実装作
業を行ない、その実装作業中に実装済みの基板の搬出及
び別の基板の搬入を行なうことができるようにして、上
記タイムロスをなくし、もしくは減少することができる
部品実装システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被実装用の基
板に対して部品の実装を行う実装装置を備え、上流側機
器から実装装置へ上記基板を搬入し、部品実装後に上記
基板を実装装置から下流側機器へ搬出するようにした実
装装置において、上記実装装置に2組の基板搬送用コン
ベアを並行する状態に配置するとともに、この実装装置
の上流側及び下流側に中継コンベア装置を配置し、この
中継コンベア装置に、上記実装装置の各基板搬送用コン
ベアと同方向に延び、かつ、上記2組の基板搬送用コン
ベアのうちの一方に対応する位置と他方に対応する位置
とにわたって横方向に移動可能な中継コンベアと、この
中継コンベアを横方向に往復移動させる駆動手段とを設
けたものである。
【0008】この構成によると、上流側の中継コンベア
装置の中継コンベアが実装装置の一方の基板搬送用コン
ベアに対応するようにセットされた状態で上記一方の基
板搬送用コンベア上の中継コンベアを経た基板が搬入さ
れた後、この基板に対する実装が行われる一方、中継コ
ンベアが他方の基板搬送用コンベアに対応する位置に移
動して、次の基板が上記他方の基板搬送用コンベア上に
搬入される。
【0009】また、一方の基板搬送用コンベア上の基板
に対する実装が終了すれば、直ちに他方の基板搬送用コ
ンベア上の基板に対する実装作業に移るとともに、実装
済みの基板が一方の基板搬送用コンベアから下流側の中
継コンベア装置の中継コンベアを経てその下流に搬出さ
れた後、中継コンベアが他方の基板搬送用コンベアに対
応する位置へ移動する。
【0010】こうして、基板に対する実装作業中に実装
済みの基板の搬出及び次の基板の搬入が行われて、実装
作業中断時間がなくなり、もしくは減少することとな
る。
【0011】この発明において、実装装置には、部品供
給部と両基板搬送用コンベア上の実装作業エリアとにわ
たって移動可能な部品実装用のヘッドユニットを設ける
ようにすれば、単一のヘッドユニットによりながら、能
率良く実装作業が行われる。
【0012】また、基板搬送方向に直列に配置した複数
の単位実装機により構成したモジュールタイプの実装装
置に適用する場合は、各単位実装機にそれぞれ2組の基
板搬送用コンベアを並行する状態に配置するとともに、
これら複数の単位実装機のうち最上流の単位実装機の上
流側と最下流の単位実装機の下流側とに中継コンベアを
配置すればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図によって説
明する。
【0014】図1は部品実装装置とその上流側及び下流
側に配置される機器とを含めた部品実装システム全体の
概略構成を示しており、この図に示す部品実装システム
は、複数台の実装機(モジュールマウンタ)1を基板搬
送方向に直列に配置した実装機群からなるモジュール型
の部品実装装置と、上流側機器26及び下流側機器28
と、上流側及び下流側の中継コンベア設置台(中継コン
ベア装置)30,31とを含んでおり、具体的には次の
ような構造となっている。
【0015】上記実装機1は、図2及び図4に示すよう
に、プリント基板Pの搬入、搬出を可能とするように基
台2上に配置された基板搬送用コンベアを備え、特に本
発明では、第1の基板搬送用コンベア3及び第2の基板
搬送用コンベア3′の2組が互いに並行して所定の基板
搬送方向に延びるように配置されている。基板搬送用コ
ンベア3,3′は、それぞれ一対ずつのベルトコンベア
3a,3b及び3′a,3′bからなり、プリント基板
Pの両側辺部を支持して搬送し得るようになっている。
【0016】上記各基板搬送用コンベア3,3′に対し
てそれぞれ、搬送用モータ4とこのモータ4の回転を一
対のベルトコンベアの各駆動プーリ(図示せず)に伝え
る駆動軸4aとからなる搬送用駆動機構が設けられ、各
搬送用駆動機構により各基板搬送用コンベア3,3′が
個別に駆動されるようになっている。なお、上流側から
搬入したプリント基板Pを所定の実装作業位置で停止さ
せて実装作業を行い得るように、図外の出没可能なスト
ッパー及びプッシュアップピン等からなる位置決め装置
が、各基板搬送用コンベア3,3′に対してそれぞれ配
設されている。
【0017】さらに単位実装機1は、図2及び図3に示
すように、プリント基板Pに実装される電子部品を供給
する部品供給部5と、部品吸着用のノズル部材20を有
するヘッドユニット6と、このヘッドユニット6及びノ
ズル部材20を駆動する後記サーボモータ等の駆動手段
とを備えている。
【0018】上記部品供給部5は、上記2組の基板搬送
用コンベア3,3′が配置されている部分を挟んでその
両側に配設されている。この部品供給部5には電子部品
を供出可能とするフィーダーが設けられ、例えば多数列
のテープフィーダー5aが配設されている。
【0019】また、上記ヘッドユニット6は、基台2の
上方に配置され、部品供給部5から部品をピックアップ
して上記実装作業位置にあるプリント基板Pに装着し得
るように、X軸方向(コンベア3,3′による搬送方
向)及びY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に
移動することができるようになっている。
【0020】すなわち、上記基台2上には、Y軸方向に
延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9によ
り回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固
定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され
て、この支持部材11に設けられたナット部分(図示せ
ず)が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記
支持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13
と、X軸サーボモータ15により回転駆動されるボール
ねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッド
ユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット
6に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールね
じ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9
の作動によりボールねじ軸8が回転して上記支持部材1
1がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ1
5の作動によりボールねじ軸14が回転して、ヘッドユ
ニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するよ
うになっている。
【0021】上記ヘッドユニット6には、一乃至複数の
ノズル部材20が昇降及び回転可能に設けられるととも
に、ノズル部材20を昇降させるZ軸サーボモータ21
及びノズル部材20を回転させるR軸サーボモータ22
が装備されている。なお、ノズル部材20の昇降駆動は
エアシリンダにより行われるようにしてもよい。
【0022】また、上記基台2上にはCCDカメラ及び
照明等からなる部品認識用の撮像装置25が装備されて
おり、図示の例では、基板搬送用コンベア3,3′のY
軸方向両側においてそれぞれ部品供給部5がX軸方向両
側に分散され、その間に撮像装置25が配設されてい
る。
【0023】このようなコンベア3、ヘッドユニット
6、サーボモータ9,15,21,22等の駆動手段、
撮像装置25等が図1に示す各単位実装機1のハウジン
グ内に設けられ、コンベア3,3′の両端がハウジング
の側壁から外方に臨み、各単位実装機1のコンベア3,
3′が直列に連なるように複数台(図1に示す例では4
台)の単位実装機1が配列されている。
【0024】また、図1において、上流側機器26は上
記モジュール型部品実装装置とは別のタイプの実装機、
あるいは実装の前工程の処理を行うディスペンサ等の機
器であり、下流側機器28は上記モジュール型部品実装
装置とは別のタイプの実装機、あるいは実装の後工程の
処理を行うリフロー炉等である。この上流側機器26及
び下流側機器28にはそれぞれ一組の基板搬送用コンベ
ア27,29が設けられている。
【0025】上記実装機群と上流側機器26との間及び
上記実装機群と下流側機器28との間にはそれぞれ、中
継コンベア設置台(中継コンベア装置)30,31が設
けられている。各中継コンベア設置台30,31には、
上流側機器26と実装機群との間や実装機群と下流側機
器28との間でプリント基板Pの受け渡しを行うための
中継コンベア32が設けられている。この中継コンベア
32は、各単位実装機1に設けられているコンベア3,
3′のうちの1組と同様に、一対のベルトコンベア32
a,32bを有し、搬送用モータ33及び駆動軸33a
からなる搬送用駆動機構によってベルトコンベア32
a,32bが駆動されることにより、プリント基板Pの
両側辺部を支持して搬送するようになっている。
【0026】本発明では特に上記中継コンベア32が、
実装機1の第1のコンベア3に対応する位置と第2のコ
ンベア3′に対応する位置とにわたって横方向(Y方
向)に移動可能とされ、サーボモータ等からなる横移動
用駆動機構により中継コンベア32の横方向移動が行わ
れるようになっている。
【0027】このような中継コンベア32を横移動させ
るための機構を、図4を参照して具体的に説明する。な
お、この図は中継コンベア設置台30とこれに続く実装
機の平面図であるが、中継コンベア設置台30について
は中継コンベア32及びこれを横移動させる機構を明確
に表すために上部カバーを取り外した状態で示し、また
実装機については2組のコンベア3,3′を明確に表す
ために上部カバー及びヘッドユニットを取り外した状態
で示している。また、この図では中継コンベア32を横
移動させるための機構を上流側の中継コンベア設置台3
0について示しているが、下流側の中継コンベア設置台
31にも同様の機構が設けられている。
【0028】中継コンベア設置台30の基台34上に
は、両側部がガイド35に支持されて横方向に移動可能
となった可動台板36が配置されるとともに、サーボモ
ータ37に連結されたボールねじ軸38が可動台板36
の下方にガイド35と平行に配置され、可動台板36の
下面に設けられたナット部39が上記ボールねじ軸38
に螺合している。
【0029】この可動台板36上に、一対のベルトコン
ベア32a,32bからなる中継コンベア32及び上記
搬送用駆動機構が保持されている。そして、上記サーボ
モータ37でボールねじ軸38が回転駆動されることに
より、図4に実線で示すように中継コンベア32が実装
機1の第1のコンベア3に対応する第1位置と、図4に
二点鎖線で示すように中継コンベア32が実装機1の第
2のコンベア3に対応する第2位置とにわたり、中継コ
ンベア32等を保持する可動台板36が移動するように
なっている。
【0030】上記搬送用モータ33及びサーボモータ3
7は、後述するコントローラ50(図1参照)により制
御されるようになっている。
【0031】なお、上記の中継コンベア32を横移動さ
せる機構に加え、プリント基板の幅に応じて一対のベル
トコンベア32a,32bの間隔を変更可能とするコン
ベア間隔調整機構も中継コンベア設置台30,31に設
けられており、また単位実装機1においても2組のコン
ベア3,3′対してそれぞれコンベア間隔調整機構が設
けられている。このコンベア間隔調整機構は従来から知
られているため図示は省略するが、一対のベルトコンベ
アのうちの一方を他方に対して接離する方向(Y軸方
向)に移動可能に支持するガイドと、この方向にベルト
コンベアを移動させるボールねじ軸及びサーボモータ等
からなる駆動機構とを備える。そして、単位実装機1で
はこのようなガイド及び駆動機構が基台2上に2組配設
され、中継コンベア設置台30,31ではこのようなガ
イド及び駆動機構が例えば可動台板36上に配設されて
いる。
【0032】なお、当実施形態の実装用システムにおい
ては、図1に示すように、中継コンベア設置台30にコ
ントローラ50が設けられ、このコントローラ50が、
内部配線を介して上記搬送用モータ33及びサーボモー
タ37等に電気的に接続されるとともに、ワイヤーハー
ネス51を介して上記実装機群の各単位実装機1及び下
流側の中継コンベア設置台31にも電気的に接続されて
いる。
【0033】さらにコントローラ50が設けられている
中継コンベア設置台30には、実装機用ビジョンモニタ
ー54及び実装機操作用モニター55が装備され、各モ
ニター54,55も中継コンベア設置台30の内部配線
を介してコントローラ50に接続されている。
【0034】そして、上記コントローラ50により、各
単位実装機1に設けられたサーボモータやその他各種の
駆動手段、及び中継コンベア設置台30,31に設けら
れたモータ等が統括的に制御されるようになっている。
【0035】以上のような当実施形態の部品実装システ
ムの作用を、次に説明する。
【0036】上流側機器26からはプリント基板Pが1
枚ずつ所定時間間隔で中継コンベア台車30の中継コン
ベア32上へ送られ、さらに中継コンベア32からその
下流の単位実装機1へプリント基板Pが送られて実装が
行われる。
【0037】この場合に、例えば中継コンベア32が先
ず図4に実線で示す第1位置にある状態でこの中継コン
ベア32から単位実装機1の第1の基板搬送用コンベア
3へプリント基板Pが送り込まれ、このプリント基板P
が所定の実装作業位置に達した後、このプリント基板P
に対する実装作業が開始されるが、その一方で、次のプ
リント基板Pが中継コンベア32上に送り込まれてか
ら、サーボモータの駆動により中継コンベアが二点鎖線
で示す第2位置へ移動し、この中継コンベア32から単
位実装機1の第2の基板搬送用コンベア3′へプリント
基板Pが送り込まれ、このコンベア3′上の所定の実装
作業位置まで搬送される。このような搬送作業は第1の
基板搬送用コンベア3上の基板に対する実装作業中に行
われ、第2の基板搬送用コンベア3′上の所定の実装作
業位置でプリント基板Pが待機する。
【0038】そして、単位実装機1のヘッドユニット6
が第1の基板搬送用コンベア3上のプリント基板Pに対
する実装を終了すると、そのプリント基板Pが下流側に
搬出される一方、ヘッドユニット6が直ちに第2の基板
搬送用コンベア3′上のプリント基板Pに対する実装作
業に移る。
【0039】さらに、第2の基板搬送用コンベア3′上
のプリント基板Pに対する実装中に、中継コンベア32
が第1位置に戻って次のプリント基板Pを第1の基板搬
送用コンベア3上に送り込み、ヘッドユニット6が第2
の基板搬送用コンベア3′上のプリント基板Pに対する
実装を終了すると、そのプリント基板Pが下流側に搬出
される一方、ヘッドユニット6が直ちに第1の基板搬送
用コンベア3上のプリント基板Pに対する実装作業に移
る。
【0040】このようにして、一方の基板搬送用コンベ
ア上のプリント基板Pの実装中に他方のコンベア上にプ
リント基板Pが搬入されるという作業が繰り返され、こ
れによってプリント基板の搬入、搬出のための実装作業
中断時間(ロスタイム)がなくなり、もしくは大幅に減
少する。
【0041】モジュール型部品実装装置の最上流の単位
実装機に続く他の単位実装機においても、それぞれ2組
の基板搬送用コンベアが設けられていることにより、一
方の基板搬送用コンベアに搬入されたプリント基板せが
このコンベア上で実装されている間に、上流の単位実装
機で実装を終えた次のプリント基板が他方の基板搬送用
コンベアに搬入されるという作業が繰り返される。
【0042】また、モジュール型部品実装装置の最下流
の単位実装機1と下流側機器28との間では、単位実装
機1の一方(例えば第1)の基板搬送用コンベア3上の
プリント基板に対する実装が終了すれば、ヘッドユニッ
ト6が他方(例えば第2)の基板搬送用コンベア3′上
のプリント基板Pに対する実装作業に移る一方、実装済
みのプリント基板Pが一方の基板搬送用コンベア3から
これに対応する位置にセットされた下流側中継コンベア
台車31の中継コンベア32に送り出されて、さらに下
流側機器へ送られた後、中継コンベア32が他方の基板
搬送用コンベア3′に対応する位置に移動するという動
作が繰り返される。
【0043】こうして、モジュール型部品実装装置全体
として能率良く作業が行われることとなる。
【0044】なお、本発明の装置の具体的構造は上記実
施形態に限定されず、種々変更可能である。
【0045】例えば、図示の例では4台の単位実装機1
でモジュールタイプの実装装置を構成しているが、単位
実装機の台数は要求に応じ適宜変更して差し支えなく、
また、必ずしもモジュール化したものに限らず、1台の
実装機と上流側機器及び下流側機器との間に中継コンベ
アを組み込むようにしたものであってもよい。
【0046】また、上記実施形態では単位実装機1に、
部品供給部と2組の基板搬送用コンベア3,3′上の各
実装作業エリアとにわたって移動可能な単一のヘッドユ
ニットを設けているが、各基板搬送用コンベア3,3′
に対応させて、個別に移動可能な2つのヘッドユニット
を設けるようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、上記実装装置に
2組の基板搬送用コンベアを並行する状態に配置すると
ともに、この実装装置の上流側及び下流側に配置した中
継コンベア装置に、上記2組の基板搬送用コンベアのう
ちの一方に対応する位置と他方に対応する位置とにわた
って横方向に移動可能な中継コンベアとこれを駆動する
駆動手段とを設けているため、一方の基板搬送用コンベ
ア上の基板に対する実装作業中に他方の基板搬送用コン
ベアを利用して実装済みの基板の搬出及び次の基板の搬
入を行うことができ、基板搬入、搬出時の実装作業中断
によるタイムロスをなくし、もしくは大幅に減少するこ
とができ、作業能率を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品実装システムの一実施形態を示す
概略図である。
【図2】実装機の一例を示す概略平面図である。
【図3】実装機におけるヘッドユニット配置部分の概略
正面図である。
【図4】中継コンベア設置台と実装機及び上流側機器の
一部とを示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 単位実装機 3,3′ 基板搬送用コンベア 4 搬送用モータ 5 部品供給部 6 ヘッドユニット 30,31 中継コンベア設置台 32 中継コンベア 33 搬送用モータ 37 中継コンベア横移動用のサーボモータ
フロントページの続き Fターム(参考) 3F044 AA13 CE02 5E313 AA02 AA11 AA15 DD01 DD02 DD05 DD07 DD12 DD50 EE02 EE24 EE25 EE35 FG01 FG02 FG06 FG10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被実装用の基板に対して部品の実装を行
    う実装装置を備え、上流側機器から実装装置へ上記基板
    を搬入し、部品実装後に上記基板を実装装置から下流側
    機器へ搬出するようにした実装システムにおいて、上記
    実装装置に2組の基板搬送用コンベアを並行する状態に
    配置するとともに、この実装装置の上流側及び下流側に
    中継コンベア装置を配置し、この中継コンベア装置に、
    上記実装装置の各基板搬送用コンベアと同方向に延び、
    かつ、上記2組の基板搬送用コンベアのうちの一方に対
    応する位置と他方に対応する位置とにわたって横方向に
    移動可能な中継コンベアと、この中継コンベアを横方向
    に往復移動させる駆動手段とを設けたことを特徴とする
    部品実装システム。
  2. 【請求項2】 実装装置には、部品供給部と両基板搬送
    用コンベア上の実装作業エリアとにわたって移動可能な
    部品実装用のヘッドユニットを設けたことを特徴とする
    請求項1記載の部品実装システム。
  3. 【請求項3】 上記実装装置を、基板搬送方向に直列に
    配置した複数の単位実装機により構成し、各単位実装機
    にそれぞれ2組の基板搬送用コンベアを並行する状態に
    配置するとともに、これら複数の単位実装機のうち最上
    流の単位実装機の上流側と最下流の単位実装機の下流側
    とに中継コンベアを配置したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の部品実装システム。
JP2000128342A 2000-04-27 2000-04-27 部品実装システム Pending JP2001313492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000128342A JP2001313492A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 部品実装システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000128342A JP2001313492A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 部品実装システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001313492A true JP2001313492A (ja) 2001-11-09

Family

ID=18637797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000128342A Pending JP2001313492A (ja) 2000-04-27 2000-04-27 部品実装システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001313492A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008135608A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2009252863A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Panasonic Corp 電子部品実装システム
JP2010062341A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Panasonic Corp 電子部品実装システム
WO2011045939A1 (ja) * 2009-10-14 2011-04-21 パナソニック株式会社 電子部品実装装置および電子部品実装方法
US8276264B2 (en) 2002-10-07 2012-10-02 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. System for mounting components on boards
EP3179839A4 (en) * 2014-08-08 2017-10-04 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Substrate production method and substrate production condition determination method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8276264B2 (en) 2002-10-07 2012-10-02 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. System for mounting components on boards
US8925187B2 (en) 2002-10-07 2015-01-06 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. System for mounting components on boards
JP2008135608A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2009252863A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Panasonic Corp 電子部品実装システム
JP2010062341A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Panasonic Corp 電子部品実装システム
WO2011045939A1 (ja) * 2009-10-14 2011-04-21 パナソニック株式会社 電子部品実装装置および電子部品実装方法
US8464421B2 (en) 2009-10-14 2013-06-18 Panasonic Corporation Electronic component mounting device
EP3179839A4 (en) * 2014-08-08 2017-10-04 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Substrate production method and substrate production condition determination method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3402876B2 (ja) 表面実装機
JP6723282B2 (ja) 対基板作業システム
JP4564121B2 (ja) 電気部品装着システム
JP2004104075A (ja) 対基板作業システム
JP2001044695A (ja) 基板搬送方法および基板コンベヤ
JP3659003B2 (ja) 電子部品実装方法
KR19990087679A (ko) 부품탑재(搭載)장치
JP2001313492A (ja) 部品実装システム
JP2002050894A (ja) 部品実装システムにおける基板搬送方法及び基板搬送装置
JP3494675B2 (ja) 実装機
JP3720213B2 (ja) 電子部品装着装置
JP3652023B2 (ja) 電子部品実装装置
JP2001320195A (ja) 複合実装機
JP4467710B2 (ja) モジュール型部品実装装置
JP3720212B2 (ja) 基板支持装置
JP2001310817A (ja) 部品実装システム及び部品実装システム用中継コンベア装置
JP2001313497A (ja) 表面実装機
WO2004084604A1 (ja) 表面実装機
JPH0730292A (ja) 表面実装機
JP4582957B2 (ja) 部品組立装置
JPH08307092A (ja) 実装機の部品供給部構造
JP2001015986A (ja) 電子部品装着装置
JP2001313494A (ja) 部品実装方法及び同装置
JP2001326497A (ja) 基板搬送装置及び方法、並びに部品実装装置
JP4896815B2 (ja) 表面実装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091104