JP2528956Y2 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JP2528956Y2 JP2528956Y2 JP1993024318U JP2431893U JP2528956Y2 JP 2528956 Y2 JP2528956 Y2 JP 2528956Y2 JP 1993024318 U JP1993024318 U JP 1993024318U JP 2431893 U JP2431893 U JP 2431893U JP 2528956 Y2 JP2528956 Y2 JP 2528956Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joint
- pipes
- screw
- attached
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- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建物、機械、プラント
工事等の配管工事全般に利用できる管継手の改良に関す
る考案である。
工事等の配管工事全般に利用できる管継手の改良に関す
る考案である。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の管継手としては、図３に
示すように、管Ｄ、Ｊの先端部に数センチメートルにわ
たり外ネジ山Ａを形成し、管継手Ｅ内周面に形成されて
いる内ネジ山Ｂに螺合させる。
示すように、管Ｄ、Ｊの先端部に数センチメートルにわ
たり外ネジ山Ａを形成し、管継手Ｅ内周面に形成されて
いる内ネジ山Ｂに螺合させる。
【０００３】又は、図４に示すように、管Ｆ、Ｉの先端
に凹状の溝Ｃを形成し、この溝Ｃに内部にパッキンＭが
収納されている締付け金具Ｋ、Ｌにより締付けて管継手
Ｈにより管Ｆと管Ｉを接続させることにより管継手Ｈよ
り管Ｆ、Ｉが抜けるのを防止をしていた。
に凹状の溝Ｃを形成し、この溝Ｃに内部にパッキンＭが
収納されている締付け金具Ｋ、Ｌにより締付けて管継手
Ｈにより管Ｆと管Ｉを接続させることにより管継手Ｈよ
り管Ｆ、Ｉが抜けるのを防止をしていた。
【０００４】しかしながら、従来の上記の管継手Ｅ及び
管継手Ｈは、管Ｆ、Ｄ、Ｉ、Ｊ先端部にネジ山を形成す
るか凹状の溝Ｃを形成するために管Ｆ、Ｄ、Ｉ、Ｊ内を
流れる流体物の圧力等により管継手Ｅ、Ｈから管Ｆ、
Ｄ、Ｉ、Ｊが抜けてしまうとの欠点がある。
管継手Ｈは、管Ｆ、Ｄ、Ｉ、Ｊ先端部にネジ山を形成す
るか凹状の溝Ｃを形成するために管Ｆ、Ｄ、Ｉ、Ｊ内を
流れる流体物の圧力等により管継手Ｅ、Ｈから管Ｆ、
Ｄ、Ｉ、Ｊが抜けてしまうとの欠点がある。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、管内を流れる流体の圧力等によって起こる管継手
から管が抜けるのを防止するためには、管の先端部にネ
ジ山や凹状の溝を機械により形成するて加工作業があ
る。この加工作業が極めて面倒であるとともに加工精度
も要求されるために、加工作業が容易ではないという問
題点を有していたので、本考案は従来の技術が有するこ
のような問題点に鑑みて考案されたものである。即ち、
本考案は、管と管継手の抜け防止のために管の先端部に
ネジ山や凹状の溝を機械により加工形成することをな
く、確実に管継手から管が脱外しない管継手を提供する
ことを目的とするものである。
うに、管内を流れる流体の圧力等によって起こる管継手
から管が抜けるのを防止するためには、管の先端部にネ
ジ山や凹状の溝を機械により形成するて加工作業があ
る。この加工作業が極めて面倒であるとともに加工精度
も要求されるために、加工作業が容易ではないという問
題点を有していたので、本考案は従来の技術が有するこ
のような問題点に鑑みて考案されたものである。即ち、
本考案は、管と管継手の抜け防止のために管の先端部に
ネジ山や凹状の溝を機械により加工形成することをな
く、確実に管継手から管が脱外しない管継手を提供する
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、管外面にパッキン及び押し輪を装着した
管と、両端部に内部に傾斜面が形成されている拡開部が
設けられている継手と、締付け用のボルトナットと先端
に突起が形成されているビスを有するとともに拡開部内
に前記拡開部が嵌合する嵌合溝が形成されている上下押
え具とからなることを特徴とする管継手の構成とした。
決するために、管外面にパッキン及び押し輪を装着した
管と、両端部に内部に傾斜面が形成されている拡開部が
設けられている継手と、締付け用のボルトナットと先端
に突起が形成されているビスを有するとともに拡開部内
に前記拡開部が嵌合する嵌合溝が形成されている上下押
え具とからなることを特徴とする管継手の構成とした。
【０００７】
【作用】継手１の両端部に形成されている拡開部内４
に、予め押し輪２１及びパッキン５を装着した管２、３
を前記継手１拡開部内４に挿入し、半輪状の押さえ具１
４、１６により継手１の両端部に管２、３を上押え具１
４及び下押え具１６に突設する鍔１０、１１、１２、１
３に取り付けられているボルトナット１８、１９を締め
付けて継手１の両端部に管２、３を固定する。
に、予め押し輪２１及びパッキン５を装着した管２、３
を前記継手１拡開部内４に挿入し、半輪状の押さえ具１
４、１６により継手１の両端部に管２、３を上押え具１
４及び下押え具１６に突設する鍔１０、１１、１２、１
３に取り付けられているボルトナット１８、１９を締め
付けて継手１の両端部に管２、３を固定する。
【０００８】上押え具１４及び下押え具１６の鍔１０、
１１、１２、１３に取り付けられているボルトナット１
８、１９を締付けると、上押え具１４及び下押え具１６
内に形成されている傾斜面３３により管２、３の管外面
７に取り付けられている押し輪２１が押圧される。押圧
された前記押し輪２１によりパッキン５が押圧されて変
形する。
１１、１２、１３に取り付けられているボルトナット１
８、１９を締付けると、上押え具１４及び下押え具１６
内に形成されている傾斜面３３により管２、３の管外面
７に取り付けられている押し輪２１が押圧される。押圧
された前記押し輪２１によりパッキン５が押圧されて変
形する。
【０００９】前記押し輪２１により押圧されて変形した
パッキン５が、継手１の拡開部内４に形成されている傾
斜面８、管外面７及び押し輪２１に密着するので管２、
３内を流れる流体の圧力が高圧であっても流体が漏出す
ることがなくなる。
パッキン５が、継手１の拡開部内４に形成されている傾
斜面８、管外面７及び押し輪２１に密着するので管２、
３内を流れる流体の圧力が高圧であっても流体が漏出す
ることがなくなる。
【００１０】そして、上押さえ具１４にある管２、３の
中心に方向に形成されている螺合孔２３に抜け防止用の
ビス２８、２９、３０、３１を螺合させると抜け前記ビ
ス２８、２９、３０、３１の先端の突起２７が管外面７
に食い込み、管２、３内を流れる流体の圧力によっても
継手１から管２、３が脱外することがなくなる。
中心に方向に形成されている螺合孔２３に抜け防止用の
ビス２８、２９、３０、３１を螺合させると抜け前記ビ
ス２８、２９、３０、３１の先端の突起２７が管外面７
に食い込み、管２、３内を流れる流体の圧力によっても
継手１から管２、３が脱外することがなくなる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明である管継手に管を取り付けた
状態の一部縦断面図、図２は本発明である管継手に管を
取り付けた状態の底面図である。図１では、一方の押え
具１４部分の一部縦断面図を示しているが、他方の押え
具１６の部分の縦断面は一方の押え具１４の一部縦断面
と同一構造となる。
状態の一部縦断面図、図２は本発明である管継手に管を
取り付けた状態の底面図である。図１では、一方の押え
具１４部分の一部縦断面図を示しているが、他方の押え
具１６の部分の縦断面は一方の押え具１４の一部縦断面
と同一構造となる。
【００１２】本考案である管継手は、図１及び図２に示
すように、パッキン５及び押し輪２１が取り付けられた
管２、３と、両端部に前記管２、３が挿入可能な拡開部
９が形成されている継手１と、前記継手１の両端に締付
けるためのボルトナット１８、１９が取り付けられてい
る鍔１０、１１、１２、１３を有する上下押え具１４、
１６とから構成されている。
すように、パッキン５及び押し輪２１が取り付けられた
管２、３と、両端部に前記管２、３が挿入可能な拡開部
９が形成されている継手１と、前記継手１の両端に締付
けるためのボルトナット１８、１９が取り付けられてい
る鍔１０、１１、１２、１３を有する上下押え具１４、
１６とから構成されている。
【００１３】継手１の両端部に形成されている拡開部９
内には、前記管２、３の管外面に押し輪２１及びパッキ
ン５が装着された管２、３を継手１の両端に形成されて
いる拡開部９内に挿入する。
内には、前記管２、３の管外面に押し輪２１及びパッキ
ン５が装着された管２、３を継手１の両端に形成されて
いる拡開部９内に挿入する。
【００１４】拡開部９が嵌合可能な嵌合溝６が形成され
ている上押え具１４及び下押え具１６を取り付け、前記
上下押え具１４、１６のボルトナット１８、１９・・・
を締め付けて管２、３を継手１の両端に固定する。
ている上押え具１４及び下押え具１６を取り付け、前記
上下押え具１４、１６のボルトナット１８、１９・・・
を締め付けて管２、３を継手１の両端に固定する。
【００１５】その後に、上押さえ具１４及び下押え具１
６に形成されている螺合孔２３に管２、３が抜けるのを
防止するための抜け防止用のビス２８、２９、３０、３
１を螺合する。螺合孔１５、１７、２０、２５・・・・
内周面にはネジ山が形成されている。
６に形成されている螺合孔２３に管２、３が抜けるのを
防止するための抜け防止用のビス２８、２９、３０、３
１を螺合する。螺合孔１５、１７、２０、２５・・・・
内周面にはネジ山が形成されている。
【００１６】ネジ山が形成されている螺合孔１５、１
７、２０、２５・・・・にビス２８、２９、３０、３１
・・・・を螺合させるとビス２８、２９、３０、３１の
先端に形成されているの突起２７が管２、３の管外面７
に食い込むことにより管２、３内を流れる流体の圧力に
より継手１の両端から管２、３が脱外することがなくな
る。
７、２０、２５・・・・にビス２８、２９、３０、３１
・・・・を螺合させるとビス２８、２９、３０、３１の
先端に形成されているの突起２７が管２、３の管外面７
に食い込むことにより管２、３内を流れる流体の圧力に
より継手１の両端から管２、３が脱外することがなくな
る。
【００１７】図１に示すように、上下押え具１４、１６
内周面には、継手１両端に形成されている拡開部９が嵌
合する嵌合溝６が設けられているために上押え具１４及
び下押え具１６が継手１の両端から脱外し難い。
内周面には、継手１両端に形成されている拡開部９が嵌
合する嵌合溝６が設けられているために上押え具１４及
び下押え具１６が継手１の両端から脱外し難い。
【００１８】
【考案の効果】本考案の管継手を使えば、例えば、管の
先端部に外ネジを加工する場合のネジ切り施盤等の重量
の嵩む機械を現場へ持ち込む煩わしさがなくなる。ま
た、機械加工をする必要のない分、工事期間の短縮にも
効果がある。更に、作業がボルト・ナットを締めること
と抜け防止ビスをねじ込むだけであり簡単である。
先端部に外ネジを加工する場合のネジ切り施盤等の重量
の嵩む機械を現場へ持ち込む煩わしさがなくなる。ま
た、機械加工をする必要のない分、工事期間の短縮にも
効果がある。更に、作業がボルト・ナットを締めること
と抜け防止ビスをねじ込むだけであり簡単である。
【図１】本発明である管継手により管を取り付けた状態
の一部縦断面図である。
の一部縦断面図である。
【図２】本発明である管継手に管を取り付けた状態の底
面図である。
面図である。
【図３】公知の管継手により管を取り付けた状態の一部
縦断面図である。
縦断面図である。
【図４】公知の管継手により管を取り付けた状態の一部
縦断面図である。
縦断面図である。
１ 継手 ２ 管 ３ 管 ４ 拡開部内 ５ パッキン ６ 嵌合溝 ７ 管外面 ８ 傾斜面 ９ 拡開部 １０ 鍔 １１ 鍔 １２ 鍔 １３ 鍔 １４ 上押え具 １５ 螺合孔 １６ 下押え具 １７ 螺合孔 １８ ボルトナット １９ ボルトナット ２０ 螺合孔 ２１ 押し輪 ２２ 傾斜面 ２４ ビス ２５ 螺合孔 ２６ ビス ２７ 突起 ２８ ビス ２９ ビス ３０ ビス ３１ ビス Ａ 外ネジ山 Ｂ 内ネジ山 Ｃ 溝 Ｄ 管 Ｅ 管継手 Ｆ 管 Ｇ パッキン Ｈ 管継手 Ｉ 管 Ｊ 管 Ｋ 締付け金具 Ｌ 締付け金具
Claims (1)
- 【請求項１】 管外面にパッキン及び押し輪を装着した
管と、両端部に内部に傾斜面が形成されている拡開部が
設けられている継手と、締付け用のボルトナットと先端
に突起が形成されているビスを有するとともに拡開部内
に前記拡開部が嵌合する嵌合溝が形成されている上下押
え具とからなることを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024318U JP2528956Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024318U JP2528956Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673584U JPH0673584U (ja) | 1994-10-18 |
| JP2528956Y2 true JP2528956Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=12134842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993024318U Expired - Fee Related JP2528956Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528956Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5224267U (ja) * | 1975-08-11 | 1977-02-21 | ||
| JPS52118418U (ja) * | 1976-03-04 | 1977-09-08 | ||
| JPS5830589A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-23 | ヤマハ発動機株式会社 | 管の接続構造 |
| JPS6040950U (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | 株式会社東芝 | 投写用陰極線管装置 |
| JPS60189691U (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-16 | 三菱樹脂株式会社 | 管継手 |
| JPH0459511A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-26 | Matsushita Electric Works Ltd | 搬送物の整列分配装置 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP1993024318U patent/JP2528956Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0673584U (ja) | 1994-10-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |