JPH09196723A - オリフィスフランジ開放治具 - Google Patents

オリフィスフランジ開放治具

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JPH09196723A
JPH09196723A JP2209896A JP2209896A JPH09196723A JP H09196723 A JPH09196723 A JP H09196723A JP 2209896 A JP2209896 A JP 2209896A JP 2209896 A JP2209896 A JP 2209896A JP H09196723 A JPH09196723 A JP H09196723A
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JP
Japan
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flange
screw rod
orifice
pipe
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP2209896A
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English (en)
Inventor
Akio Nagato
明夫 永戸
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路の途中にオリフィスを設けるために、一
方の管路端に形成したフランジと他方の管路端のフラン
ジに挾持してオリフィスを取付けし、該オリフィスとフ
ランジとの間に介在するパッキンを交換する治具の提
供。 【解決手段】 ネジ棒6の端には片方のフランジ2bに
固定される受け部8を取付けし、受け部8はネジ棒6か
らの荷重を支えるとともに回転できるように支持し、又
ネジ棒6には他方のフランジ2aを押圧するための移動
部7を螺合し、ネジ棒6を回すことで移動部7を動かし
て両フランジ2a、2bを押し広げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管途中に設けているオ
リフィスとの間に介在するパッキンを手軽に交換するこ
とが出来る治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管の途中に該管路内の流量を測定する為
に管オリフィスが用いられる。管路の途中にオリフィス
を取り付けし、該オリフィス前後の圧力差を測定するな
らば、ベルヌーイの式から所定の流量が導き出される。
ところで、管路の流量測定器として多用されている管オ
リフィスは図1に示しているように、管路1a、1bの
間に介在して取着される。この場合、管路1a、1b端
にはフランジ2a、2bが固定され、上記管オリフィス
3は両フランジ2a、2bに挟まれて取付けられる。
【0003】そして管オリフィス3とフランジ2aとの
間にはパッキン4aが、又管オリフィス3とフランジ2
bとの間にはパッキン4bが介在していて、両フランジ
2a、2bはボルト5、5…によって締め付けられてい
る。従って、管オリフィス3は両管路1a、1bの間に
水漏れすることなく取付けられることになる訳である
が、上記フランジ2a、2bとの間に介在するパッキン
4a、4bを定期的に交換しなくてはならない。
【0004】ところで、上記パッキン4a、4bを交換
する場合、ボルト5、5…を取り外した後でチエ−ンブ
ロックでフランジ4を引っ張ったり、又は何らかの治具
によってフランジ面をこじ開けたりして両フランジ2
a、2bの間隔を拡大したところでパッキン4a、4b
を取り外して新たなパッキン4a、4bを取り付けして
いる。しかし、このような作業ではチエ−ンブロックを
掛ける箇所がなかったり、管路に無理がかかることが多
い。
【0005】又従来のフランジ開放治具としては上記チ
エ−ンブロックの他に、実開昭57−147488号に
係る配管用装置、実開昭61−78584号に係る管フ
ランジの着脱用治具、実開昭61−112869号に係
るフランジ開き治具、実開昭61−124380号に係
るパイプフランジ締付治具、実開平1−91180号に
係る管継手着脱装置等が知られている。しかし、これら
の装置や治具は大きな構造物であって、取扱が面倒なば
かりか、管オリフィス専用ではない為に、本発明の対象
物であるオリフィスを取り付けしているフランジを解放
することには多少不便である。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】このように配管途中
フランジを設け、両フランジ管に挟み込んで管オリフィ
スを取り付けする場合、該管オリフィスとフランジ間に
はパッキンを介在することになる訳で、このパッキンの
交換が容易でない。本発明が解決しようとする課題はこ
の問題点であって、該パッキンを容易に交換することが
出来るフランジ開放治具を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフランジ開放治
具はネジ機構でもって両フランジを押し開くことが出来
るように構成したものである。そこで、該治具はネジ棒
と受け部、それに移動部から成り、該ネジ棒を回転する
ことで移動部が動いて受け部との間の距離を拡大する。
受け部はネジ棒の端部を支持するだけであって、ネジ棒
と螺合してはいない。そこで、受け部と移動部を両フラ
ンジに取り付けするならば両フランジ間距離が拡大する
ことになる。ところで、受け部と移動部はフランジに設
けたネジ穴を利用して取り付けする。以下、本発明に係
る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図2は本発明のフランジ開放治具を表した実
施例である。同図はボルト5、5…を取り外したフラン
ジ2a、2bにフランジ開放治具を取り付けした場合で
あり、6はネジ棒、7は移動部、8は受け部を表してい
る。ネジ棒6は先端に六角頭9を形成した長い棒材であ
り、棒材の外周には一定ピッチでネジ山10が形成され
ている。そしてこの六角頭9にスパナを噛み合わせて回
転することが出来、該ネジ棒6の回転に伴って移動部7
はネジ棒6に沿って移動する。
【0009】移動部7はネジ棒6に螺合していて、外方
向へ突出したツメ11を形成し、ツメ11の先端は屈曲
してフランジ2aのネジ穴12に嵌合している。ツメ1
1がネジ穴12に嵌合することでネジ棒6を回転しても
共まいすることがなく、該ネジ棒6に沿って移動するだ
けとなる。
【0010】一方の受け部8は他方のフランジ2b側に
取付けられる訳であって、ネジ穴12に挿通した軸13
に取付けられて、ナット14にて締め付けられている。
軸13はL型又はT型をしていてネジ穴12から抜けな
いようになっている。該受け部8には筒体15が形成さ
れ、この筒体15に上記ネジ棒6の端部が挿入し、筒体
15に取り付けした止めネジ16にてネジ棒6が抜けな
いようになっている。ネジ棒6の端にはツバ17が形成
され、該ツバ17とネジ山10との間には溝が設けら
れ、この溝に止めネジ16が嵌入してネジ棒6の抜け止
めとしている。
【0011】上記筒体15の内周にはネジが形成されて
おらず、ネジ棒6の端部が単に挿入しているだけであっ
て、従ってネジ棒6は自由に回転することが出来る。こ
れに対して移動部7はネジ棒6と螺合している為に該ネ
ジ棒6の回転に伴って移動し、ツメ11はネジ穴12に
嵌入すると共にフランジ2aを押圧し、対向する他のフ
ランジ2bとの距離を拡大する。この場合、フランジ2
aを押圧する反力は受け部8に作用するが、軸13を介
してフランジ2bに働く。
【0012】図2では1個のフランジ開放治具を用いて
両フランジ2a、2bを押し開く場合を示しているが、
2個、3個を同時に使用する場合もある。ところで、こ
のように両フランジ2a、2b間距離が拡大したならば
管オリフィス3と各フランジ2a、2b間には隙間が生
じて間に介在しているパッキン4a、4bを取り除き、
新たなものと入れ替えることが出来る。
【0013】ここで、上記受け部8並びに移動部7の構
造は特に限定せず、該移動部7には必ずしもツメを形成
する必要はなく、フランジ面に当接する押圧片のような
ものでも良い。以上述べたように、本発明のフランジ開
放治具はネジ棒の端には受け部を設け、該ネジ棒に螺合
した移動部を備えたものであって、次のような効果を得
ることが出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明のフランジ開放治具はネジ機構を
用い、ネジ棒の端には受け部を設け、該ネジ棒に螺合し
た移動部を備えている。従って、受け部を片方のフラン
ジに固定し、該ネジ棒を回転することで移動部に形成し
たツメを他のフランジに押圧することが出来る。従っ
て、両フランジは押し広げられて間隔が大きくなり、フ
ランジと管オリフィスとの間に介在しているパッキンを
交換することが出来る。この治具は受け部を片方のフラ
ンジに取り付けし、ネジ棒を回すことで移動部を動かし
て他方のフランジに押圧するだけであって、操作が簡単
なのみならず、治具自体の構造も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】管路の途中に取り付けした管オリフィス。
【図2】本発明の治具を用いて両フランジを押し広げる
場合。
【符号の説明】
1 管路 2 フランジ 3 管オリフィス 4 パッキン 5 ボルト 6 ネジ棒 7 移動部 8 受け部 9 六角頭 10 ネジ山 11 ツメ 12 ネジ穴 13 軸 14 ナット 15 筒体 16 止めネジ 17 ツバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路の途中に管オリフィスを設けた場合
    であって、管オリフィスは一方の管路端に設けたフラン
    ジと他方の管路端に設けたフランジに挟持されて取り付
    けされ、フランジと管オリフィスとの間にはパッキンを
    介在した構造とし、このパッキンを交換する為に両フラ
    ンジを押し広げる為の治具において、ネジ山を形成した
    ネジ棒の端には片方のフランジに固定される受け部を取
    り付けし、該受け部はネジ棒からの荷重を支えると共に
    回転出来るように支持し、又ネジ棒には他方のフランジ
    を押圧する為の移動部を螺合したことを特徴とするオリ
    フィスフランジ開放治具。
  2. 【請求項2】 管路の途中に管オリフィスを設けた場合
    であって、管オリフィスは一方の管路端に設けたフラン
    ジと他方の管路端に設けたフランジに挟持されて取り付
    けされ、フランジと管オリフィスとの間にはパッキンを
    介在した構造とし、このパッキンを交換する為に両フラ
    ンジを押し広げる為の治具において、ネジ山を形成した
    ネジ棒の端には溝を残してツバを形成し、該ネジ棒の先
    端部を片方のフランジに固定される受け部に形成した筒
    体に回転出来るように挿入して上記溝に嵌入する止めネ
    ジを取り付けし、又ネジ棒には他方のフランジを押圧す
    る為の移動部を螺合すると共に、フランジのネジ穴に嵌
    合するツメを形成したことを特徴とするオリフィスフラ
    ンジ開放治具。
JP2209896A 1996-01-13 1996-01-13 オリフィスフランジ開放治具 Pending JPH09196723A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101388262B1 (ko) * 2012-10-29 2014-04-25 현대제철 주식회사 산소 압축기의 패킹 교체용 지지 장치
KR20150125077A (ko) * 2014-04-29 2015-11-09 현대제철 주식회사 코크스 오븐 설비의 오리피스 박스 교체용 지그 및 이를 이용한 오리피스 박스 교체 방법

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