JP2528256B2 - タンク装置の自由空間に存在する揮発性燃料成分を一時的に貯えて、調量された状態で内燃機関の吸気マニホルドに供給する装置 - Google Patents

タンク装置の自由空間に存在する揮発性燃料成分を一時的に貯えて、調量された状態で内燃機関の吸気マニホルドに供給する装置

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JP2528256B2 JP5215801A JP21580193A JP2528256B2 JP 2528256 B2 JP2528256 B2 JP 2528256B2 JP 5215801 A JP5215801 A JP 5215801A JP 21580193 A JP21580193 A JP 21580193A JP 2528256 B2 JP2528256 B2 JP 2528256B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク装置の自由空間
に存在する揮発性燃料成分を一時的に貯えて、調量され
た状態で内燃機関の吸気マニホルドに供給する装置であ
って、前記自由空間を外気に接続する通気導管が設けら
れており、該通気導管に、吸着エレメントを備えた貯え
室が配置されており、該貯え室と前記吸気マニホルドと
を接続する少なくとも1つの導管が設けられている形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような装置はドイツ連邦共和国特許
第3802664号明細書に基づき公知である。電磁作
動式の弁と吸気マニホルドとの間には、負圧調節器によ
って閉鎖可能な、制御室を備えた補助弁が付加的に配置
されている。内燃機関の運転回転数が低い場合、および
/または、有利には活性炭フィルタとして形成された吸
着エレメントの飽和度が極めて高い場合に、内燃機関に
よって吸込まれる燃料空気混合物の濃厚化が生ぜしめら
れるのを阻止するために、遮断弁に、補助弁が連続して
直接的に前置されている。この補助弁は、負圧調節器を
有しており、この負圧調節器は、ゴム弾性的な調整ダイ
ヤフラムと圧縮ばねとから構成されている。補助弁は別
個の閉鎖部材を有していて、この閉鎖部材は、一方では
支持カラーで調整ダイヤフラムに当て付けられていて、
他方では圧縮ばねに当て付けられている。このような構
造により、アイドリングに近い範囲で運転回転数が低い
と、この装置を通る揮発性燃料成分の通過量が減じられ
て、これにより混合物の濃厚化が阻止され、これに対し
て、内燃機関の運転回転数が高く、差圧が減じられる
と、遮断弁を通る多くの全通過量が提供される。もっと
も、ここで留意しなければならないのは、この公知の装
置は多数の部品から成っていて、このことは製造技術的
および経済的な点で見て、あまり満足できるものではな
いということである。さらに、長い使用時間において、
互いに相対的に運動可能なこれらの多数の部品によって
運転に支障が生じることがあり、このような支障は、続
いて設けられた内燃機関の運転特性を損なう恐れがある
と言える。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第4100659号
明細書に基づき公知の装置は、その機能能力を監視する
ためにセンサを備えている。これらのセンサは、実際値
を診断ブロックに伝達する。この診断ブロックは、実際
値を、規定された目標値と比較する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、極めて単純な構造を有
し、製造技術的および経済的な点で見て有利に製造可能
で、長い使用時間にわたって、確実かつ良好な使用特性
が得られるような装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、導管がもっぱら前記電磁作動式の
弁によって閉鎖可能であり、該弁が、少なくとも1つの
流入開口と該流入開口とは異なった平面内に配置された
少なくとも1つの流出開口とを有しており、前記流入開
口と流出開口との間に弁座が設けられており、該弁座が
ほぼ円形の開口横断面を有する管状のノズルの軸方向の
制限部分を形成しており、該ノズルが、前記弁座の領域
に第1の開口横断面を有しており、該第1の開口横断面
が、流れ方向で見て、前記弁座のすぐ下流側で先細りに
なって延びることにより、第2の開口横断面が形成され
ており、該第2の開口横断面が、前記弁座とは反対側
で、前記ノズルの軸方向の端部の領域で拡大されて延び
ることにより、第3の開口横断面が形成されており、該
第3の開口横断面が前記第1の開口横断面よりも大きく
形成されており、しかも前記流入開口と前記第1の開口
横断面とが、第1の同一平面内に配置されており、前記
流出開口と前記第3の開口横断面とが、第2の同一平面
内に配置されているようにした。
【0006】なお、本発明の有利な構成は請求項2以下
に記載されている。
【0007】
【発明の効果】本発明のように構成されていると、この
装置の単純な構造と相俟って、良好な使用特性を得るこ
とができる。
【0008】このノズルはラバルノズルの形を有してい
てよい。このノズルは一方では、回転数が高い場合、部
分負荷範囲および全負荷範囲内においては、吸着エレメ
ントからの揮発性燃料成分の良好な脱着、つまり吸着エ
レメントの再生を可能にする。揮発性燃料成分の大きな
質量流が混合調製された燃料空気混合物に供給され、こ
の燃料空気混合物と共に、内燃機関の燃焼室に搬送され
る。ノズルのこの形は比較的大きな流れ速度を生ぜしめ
るので、この通過に抗する流れ抵抗は僅かでしかない。
流体技術的な点から見て有利なこのノズルの構造によっ
て、弁座は、弁の僅かな操作力のみを生ぜしめる比較的
小さな開口横断面積だけしか有さなくてよい。
【0009】このような構成は、他方では、アイドリン
グに近い範囲における吸着エレメントの再生に役立つ。
弁座の比較的小さな開口横断面積と、このことから生じ
る比較的小さな弁の操作力とによって、この弁は、タイ
ミング制御時に、比較的長い時間にわたって閉鎖位置に
保持されるので、アイドリング範囲において、吸着エレ
メントが再生されるにもかかわらず、燃料空気混合物の
濃厚化を回避できる。
【0010】したがって、差圧が大きく、運転回転数が
低い場合には、揮発性燃料成分の極めて良好な微調量が
達成され、部分負荷範囲および全負荷範囲においては、
揮発性燃料成分の大きな貫流が得られる。
【0011】さらに、内燃機関の部分負荷範囲および全
負荷範囲における揮発性燃料成分の質量流を改善するた
めに、流入開口と第1の開口横断面とが第1の同一平面
内に配置され、かつ、流出開口と第3の開口横断面とが
第2の同一平面内に配置されている。特に、高回転時、
つまリ、スロットルバルブがほぼ全開状態であることに
より差圧が比較的僅かな場合、吸着エレメントからの揮
発性燃料成分の良好な脱着を保証するために要求される
流れ損失は僅かである。
【0012】このような僅かな流れ損失のために、飛躍
的な横断面変化のない、ノズルの第1の開口横断面と第
2の開口横断面と第3の開口横断面とが連続的に互いに
内外に移行して形成されるような構成も考えられる。
【0013】ドイツ連邦共和国特許第4100659号
明細書に基づく先行技術に類似して、弁操作のための接
続部分が、診断ブロックに接続されていてよい。この場
合、この装置の確実な監視が行われるという利点があ
る。この診断ブロックは、例えばエンジン制御の特性曲
線群の構成部分を形成していてよく、種々様々な入力値
に関連して弁の操作を制御し、ひいては各負荷状態に関
連して、内燃機関の吸気マニホルドに供給される揮発性
燃料成分の容積流を制御する。この電磁作動式の弁は、
例えばタイミング制御されて、オンオフ比に関連して種
々異なる調量量を放出する。このオンオフ比とは、期間
全体に対する弁の開放期間、つまり弁の開放期間と閉鎖
期間との関係を意味する。この装置を監視するために、
この診断ブロックは例えば制御機構に接続されていてよ
い。質量通過流の目標値と実際値との差を示す、任意に
規定された限界値を越えると、視覚的および/または聴
覚的な信号が内燃機関の運転者に、機能エラーを認識さ
せることができる。この診断ブロックの入力信号は、例
えば、スロットルバルブの位置、内燃機関の回転数、内
燃機関内外の種々の温度および圧力、および排ガス組成
によって形成されていてよい。付加的な出入力値もやは
り同じく考えられる。
【0014】第1の開口横断面の面積が、第2の開口横
断面の面積の1.01〜2.5倍の大きさであり、第3
の開口横断面の面積が、第2の開口横断面の面積の1.
05〜4倍の大きさであると、アイドリングに近い範囲
における、吸着エレメントからの揮発性燃料成分の脱着
時にも、そして、部分負荷運転および全負荷運転におけ
る、大量の揮発性燃料成分の通過時にも、良好な微調量
が得られるという点から見て、特に有利な使用特性が生
ぜしめられる。第2の開口横断面はノズル横断面の相対
的に最も狭い個所なので、この寸法は、ノズルの他の寸
法設定のために重要な意味を有している。開口横断面の
制限壁は、流れ方向で見て円錐状に拡大していて、ノズ
ルの対称軸線と2°〜8°、有利には、4°の頂角を成
している。
【0015】第1の開口横断面と第2の開口横断面とが
同じ大きさで形成されていると、流体技術的に見て、使
用特性が悪化してしまう。
【0016】第1の開口横断面は、閉鎖部材の行程の2
〜8倍、有利には、4倍の直径を有していると有利であ
る。揮発性燃料成分がこの装置を良好に通過することが
できると共に、出来る限り小さな調整距離も得られるの
で、この電磁調節可能な弁の動的な領域は極めて広帯域
となる。
【0017】
【実施例】以下に本発明による装置を図面につき詳しく
説明する。
【0018】図1に示した装置は、吸気マニホルド3を
備えた内燃機関4を有している。吸気マニホルド3の内
部には、拡大して示されたスロットルバルブ20が配置
されている。内燃機関4のエアフィルタは符号19を有
している。混合調製装置はこの図面における構造を簡単
にするために図示していない。この混合調製装置は例え
ばキャブレタまたは噴射装置から成っていてよい。この
キャブレタまたは噴射装置は診断ブロック21を介して
制御可能である。この診断ブロックはエンジン制御の構
成部分を形成していてよい。電磁作動式の弁10は、図
1では、概略的に外輪郭のみが示されている。この弁は
流出開口12と流入開口11とを有している。この流入
開口は導管9を介して貯え室7の吸着エレメント8に接
続されている。タンク装置2の自由空間1から来た揮発
性燃料成分は、通気導管6を介して貯え室7に達し、活
性炭フィルタとして形成された吸着エレメント8によっ
て収容される。
【0019】この導管はもっぱら電磁作動式の弁10に
よって閉鎖されており、これにより簡単な構造が生ぜし
められる。内燃機関4の規定通りの使用時には、揮発性
燃料成分はこの弁10を貫流する。この弁は、内燃機関
のその都度の負荷状態に関連して、種々異なった状態で
タイミング制御される。燃料成分は内燃機関4の吸気マ
ニホルド3における負圧によって吸込まれる。揮発性燃
料成分の供給は、流れ方向16で見てスロットルバルブ
20の下流側で行われる。診断ブロック21と表示機構
22とは、本発明による装置の監視と制御とに役立つ。
例えばスロットルバルブ20の位置、内燃機関4の回転
数、および/または排ガス組成のような入力値に関連し
て、内燃機関4への揮発性燃料成分の貫流が調整され
る。吸気マニホルドに流入した通過揮発性燃料成分を検
出するために、センサが設けられている。このセンサは
スロットルバルブ20の下流側の流入個所の領域に配置
されている。
【0020】図2は、図1に示した装置から、弁10の
実施例を個別の部分として示した部分拡大図である。弁
10は電気的な駆動装置23を有している。この駆動装
置は、信号伝達可能に診断ブロック(ここでは図示せ
ず)に接続されている。この駆動装置23は、診断ブロ
ックに入力されたパラメータに関連して、貫流量を調整
する。この装置はもっぱら弁10によって閉鎖可能であ
る。弁10のケーシング32の内部にはノズル14が配
置されている。このノズルは、第1の開口横断面15を
形成する弁座13を起点として、流れ方向16で見て弁
座13のすぐ下流側で先細りになって延びて、第2の開
口横断面17を形成している。第2の開口横断面は、流
れ方向で見て円錐形に拡大して延びて、第3の開口横断
面18を形成している。ノズル14の制限壁がノズル1
4の軸線となす円錐頂角は、この実施例では4°であ
る。有利な実施形によれば、第2の開口横断面17は、
軸線方向で見て、弁座13を起点として、有利には、ノ
ズルの軸線方向長さの3分の1以内に配置されている。
【0021】
【外1】 座標のゼロ点を起点として右に向かって、内燃機関4の
規定どおりの使用時における、負圧の差圧が示されてい
る。この図は、弁の各構造の関係を明らかにするための
概略図である。数値はこの図から引き出すことはできな
い。
【0022】両軸線の交点から右方向に延びる横座標
は、3つの範囲29,30,31に分割されている。こ
れらの範囲は、内燃機関4の運転状態を示している。範
囲29はアイドリング範囲であり、範囲30は、部分負
荷範囲であり、範囲31は全負荷範囲である。図2に示
した弁に似たように形成されてはいるが、しかし、円筒
形の断面を備えたノズルを有する弁の特性曲線が、符号
24,25で示されている。図2に示した、本発明によ
る弁10の特性曲線は符号26,27を有している。主
弁座のほかに付加的な副弁座を有する、ドイツ連邦共和
国特許第3202664号明細書およびドイツ連邦共和
国特許第4100659号明細書に基づく先行技術の運
転特性は特性曲線28によって示されている。
【0023】
【外2】円筒形のノズルを備えた弁は、全負荷運動時に
おいて吸着エレメントから揮発性燃料成分の最大脱着量
を得ることに関してのみ運転されるか、またはアイドリ
ング時において吸着エレメントの再生を得ることに関し
てのみ運転されるという欠点を有している。それという
のは、弁が大きな開口横断面を有し、かつ完全に開かれ
た場合には、特性曲線24によって示されたように、ア
イドリング運転時には燃料空気混合物の濃厚化が生ぜし
められてしまうからである。特性曲線25によって、弁
のタイミング制御時の出来る限り僅かな調量量が示され
ている。こ 極めて大きいことが分かる。このことはアイドリング時
における望ましくない濃厚化を示している。
【0024】円筒形のノズルにおいて、弁座の開口横断
面が適宜に小さく構成されて、これにより、アイドリン
グ時に吸着エレメントの再生が行われ、この場合の質量
流と圧力差との関係を示す特性曲線が、特性曲線27に
ほぼ相当して延びるようにすることもできる(図示せ
ず)。もっともこのことは、部分負荷範囲および全負荷
範囲において、装置を通る質量通過量が余りにも少なく
なってしまい、これらの範囲30,31の運転状態にお
いて、吸着エレメントが最適には再生されないという欠
点を有している。この弁の両構造は、使用特性の点で見
てあまり満足の行くものではない。
【0025】
【外3】補助弁座と、主弁座とから成る、先行技術に基
づき公知の弁は、符号28で示された特性曲線を有して
いる。スロットルバルブ20と内燃機関4との間の領域 んど閉鎖することができる。この比較的複雑な構造は、
一方では、アイドリングに近い範囲29における、内燃
機関への揮発性燃料成分の微調量を可能にし、他方で
は、部分負荷運転の範囲30および全負荷運転の範囲3
1における、比較的
【0026】本発明による弁10は、有利に形成された
ノズルに基づき、全開状態(特性曲線26)では、大き
な開口横断面を備えた円筒形のノズルの通過量を僅かに
しか下回らない通過量を有している。流れ損失が減じら
れたことによって、この大きな通過量は、全負荷運転範
囲にまで維持され続ける。アイドリングに近い運転の範
囲29において、揮発性燃料成分27を微調量するため
に弁がタイミング制御された場合には、符号27で示さ
れた特性曲線が得られる。
【0027】きわめて単純な構造を有し、経済的な点で
見て低廉に製造可能な図2に示したこの弁によって、弁
の全開時における最大通過量に関しても、さらに、アイ
ドリングに近い範囲29における微調量時にも、優れた
使用特性が達成されることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用する個々の部分を概略的に示した全体図で
ある。
【図2】図1の電磁作動式の弁を示した断面図である。
【図3】装置を通る揮発性燃料部分の貫流量と差圧との
関係を、内燃機関の異なる負荷範囲に対応させて示した
線図である。
【符号の説明】
【外4】 1 自由空間、 2 タンク装置、 3 吸気マニホル
ド、 4 内燃機関、6 通気導管、 7 貯え室、
8 吸着エレメント、 9 導管、 10弁、 11
流入開口、 12 流出開口、 14 ノズル、 15
第1の開口横断面、 16 流れ方向、 17 第2
の開口横断面、 18 第3の開口横断面、 19 エ
アフィルタ、 20 スロットルバルブ、 21 診断
ブロック、 22 表示機構、 23 駆動装置、 2
4,25,26,27,28 Δp 差圧

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク装置の自由空間に存在する揮発性
    燃料成分を一時的に貯えて、調量された状態で内燃機関
    の吸気マニホルドに供給する装置であって、前記自由空
    間を外気に接続する通気導管が設けられており、該通気
    導管に、吸着エレメントを備えた貯え室が配置されてお
    り、該貯え室と前記吸気マニホルドとを接続する少なく
    とも1つの導管が設けられている形式のものにおいて、 該導管(9)がもっぱら前記電磁作動式の弁(10)に
    よって閉鎖可能であり、該弁が、少なくとも1つの流入
    開口と該流入開口とは異なった平面内に配置された少な
    くとも1つの流出開口とを有しており、前記流入開口と
    流出開口との間に弁座(13)が設けられており、該弁
    座(13)がほぼ円形の開口横断面を有する管状のノズ
    ル(14)の軸方向の制限部分を形成しており、該ノズ
    ルが、前記弁座(13)の領域に第1の開口横断面(1
    5)を有しており、該第1の開口横断面が、流れ方向
    (16)で見て、前記弁座(13)のすぐ下流側で先細
    りになって延びることにより、第2の開口横断面(1
    7)が形成されており、該第2の開口横断面(17)
    が、前記弁座(13)とは反対側で、前記ノズル(1
    4)の軸方向の端部の領域で拡大されて延びることによ
    り、第3の開口横断面(18)が形成されており、該第
    3の開口横断面が前記第1の開口横断面(15)よりも
    大きく形成されており、しかも前記流入開口(11)と
    前記第1の開口横断面(15)とが、第1の同一平面内
    に配置されており、前記流出開口(12)と前記第3の
    開口横断面(18)とが、第2の同一平面内に配置され
    ていることを特徴とする、タンク装置の自由空間に存在
    する揮発性燃料成分を一時的に貯えて、調量された状態
    で内燃機関の吸気マニホルドに供給する装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の開口横断面(15)の面積
    が、前記第2の開口横断面(17)の面積の1.01〜
    2.5倍の大きさで形成されている、請求項記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第3の開口横断面(18)の面積
    が、前記第2の開口横断面(17)の1.05〜4倍の
    大きさで形成されている、請求項記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズル(14)の長さが、前記第2
    の開口横断面(17)の直径の4〜12倍の大きさで形
    成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の開口横断面(15)と前記第
    2の開口横断面(17)と前記第3の開口横断面(1
    8)とが、前記ノズル(14)の飛躍的な横断面積変化
    なしに、連続的に互いに内外に移行するように形成され
    ている、請求項1からまでのいずれか1項記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1の開口横断面(15)が、前記
    弁(10)の行程の2〜8倍の大きさの直径を有してい
    る、請求項1からまでのいずれか1項記載の装置。
JP5215801A 1992-09-01 1993-08-31 タンク装置の自由空間に存在する揮発性燃料成分を一時的に貯えて、調量された状態で内燃機関の吸気マニホルドに供給する装置 Expired - Lifetime JP2528256B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4229110A DE4229110C1 (de) 1992-09-01 1992-09-01 Vorrichtung zum vorübergehenden Speichern und dosierten Einspeisen von im Freiraum einer Tankanlage befindlichen flüchtigen Kraftstoffbestandteilen in das Ansaugrohr einer Verbrennungskraftmaschine
DE4229110.0 1992-09-01
US08/115,375 US5460137A (en) 1992-09-01 1993-09-01 Apparatus for the temporary storage and controlled feeding of volatile fuel components to an internal combustion engine

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Publication Number Publication Date
JPH06159165A JPH06159165A (ja) 1994-06-07
JP2528256B2 true JP2528256B2 (ja) 1996-08-28

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Country Status (7)

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US (1) US5460137A (ja)
EP (1) EP0585527B1 (ja)
JP (1) JP2528256B2 (ja)
BR (1) BR9303260A (ja)
CA (1) CA2105363C (ja)
DE (2) DE4229110C1 (ja)
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