JPH03225059A - 内燃機関の吸気温度制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気温度制御装置

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JPH03225059A
JPH03225059A JP2018872A JP1887290A JPH03225059A JP H03225059 A JPH03225059 A JP H03225059A JP 2018872 A JP2018872 A JP 2018872A JP 1887290 A JP1887290 A JP 1887290A JP H03225059 A JPH03225059 A JP H03225059A
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JP
Japan
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temperature
intake air
engine
negative pressure
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP2018872A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Oshiro
大城 義孝
Toshihiko Sano
佐野 壽彦
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の吸気温度制御装置に関し、特に、
機関の低・中負荷時におけるポンピングロスを低減する
技術に関する。
〈従来の技術〉 従来、内燃機関においては、機関特性に応じて、キャブ
レター等に吸入される空気を適温に保つことは、暖機運
転性の向上、燃料霧化促進やキャブレター等のアイシン
グ対策に寄与すると共に、排出ガス中のCo、HCの低
減効果を持つ。
このため、従来では、寒冷時や暖機時に手動で開閉制御
されるバルブやワックスの体積変化で開閉制御されるワ
ックスタイプのバルブを切り換え、冷気吸入や暖気ホー
スから暖気を吸入する装置や、実公昭59−24856
号公報に示されるように、吸気温度とブーストの変化に
応じてバルブの開度を自動的に調整し、冷暖気の吸入温
度や雰囲気温度でバルブを作動させる吸入温度制御装置
が知られている。
ここで、上記の吸入温度制御装置は、従来、第3図に示
すように構成されている。
例えば、外気(冷気)が流入するエアクリーナの吸気入
口管部1に該管部1の開口面積を制御するバルブ2が配
設されており、該吸気入口管部1にはこのバルブ2の下
流側に暖気を導入させる暖気導入管3が連通接続されて
いる。
又、前記バルブ2を開閉制御するバキュームモータ4と
、雰囲気温度を検出しこの雰囲気温度に応じてブースト
負圧P、をバキュームモータ4を作動させる負圧P2に
変換するテンベラチャセンサ5と、が設けられている。
そして、上記の負圧P2によりバキュームモータ4が作
動してバルブ2が開閉制御されることで、該バルブ2の
上流側からの冷気と下流側からの暖気とが適度に混合し
て適正な温度Tの吸気となり、この吸気がエアクリーナ
等を経て、エンジンに送り込まれるようになっている。
尚、上記P、、P、、T値は異なり、選定によりその仕
様が決定される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来、一般の内燃機関においては、外気ダク
トから流入した空気は、エアクリーナ。
エアフロメータ、エアダクト、スロットルチャンバ、コ
レクタ、インテークマニホールドを通り、燃焼室に導入
される。吸気行程で、ボンピングロスの大きい部品は、
前記エアクリーナ、スロットルチャンバ、インテークマ
ニホールド等であり、特に、エンジンの部分負荷時にお
いては、スロットルチャンバに付けたスロットルバルブ
の影響が大きい。つまり、スロットルバルブが半開状態
であるため、空気が吸入し難く、ピストンを引く仕事が
大きくなって、ボンピングロスが大きくなり、出力損失
が大きくなり、燃費の悪化を来すという問題点を有して
いた。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、前
述のような吸気温度制御装置の改良を図って、機関負荷
で吸気温度の制御を行う構成にすることによって、機関
の低・中負荷時におけるボンピングロスを低減し、出力
損失の低減等を図ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明の内燃機関の吸気温度制御装置は、機
関の負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段に
よる低・中負荷検出時に機関に吸入される吸気の温度を
略80℃以上の高温に制御しかつ高負荷及び加速検出時
に前記吸気の温度を常温に制御する吸気温度制御手段と
、を備えて構成した。
(作用〉 かかる構成において、低・中負荷運転時に、吸気の温度
を略80℃以上の高温に保持することにより、機関には
膨張した空気が流入することになり、同一体積中の酸素
量が減少することになる。
この結果、空燃比は濃化するため、これを修正するため
に、機関の制御装置はスロットルバルブを開いて理論空
燃比に戻すように該バルブの開度を制御する。このスロ
ットルバルブ開度は、従来の吸気の温度を高温に保持し
ていない場合よりも大きいものとなるため、従来と比較
してボンピングロスを減少させることができ、出力損失
の低減を図ることができ、燃費の向上を図ることができ
るようになる。
一方、高負荷及び加速運転時には、吸気の温度を高温に
せず常温に保持することにより、体積効率η9の向上を
図ることが可能となる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、内燃機関(以下、エンジンと言う)6
の吸気系は、上流側から順に配設された外気ダクト7、
エアクリーナ8.吸入空気量を検出するエアフロメータ
9.エアダクト10.スロットルバルブ11が内設され
たスロットルチャンバ11.コレクタ13. インテー
クマニホールド14によって構成され、外気はこれらの
各部を通ってエンジン6の燃焼室15に導入される。
又、エンジン6の燃焼室15には、エキゾーストマニホ
ールド16が接続されている。
前記外気ダクト7には、後述する外気と暖気の混合割合
を調節するバルブ17が配設されており、更に外気ダク
ト7にはこのバルブ17の下i側に暖気を導入させる暖
気導入管18の一端部が連通接続されている。この暖気
導入管18の他端部は、前記エキゾーストマニホールド
16の外周面との間に通路を形成するカバー19の出口
部19aに連結されている。
従って、外気はカバー19内の通路に流入することによ
ってエキゾーストマニホールド16の外周面に接して加
温され、暖気となって暖気導入管18に導入され、前記
外気ダクト7のバルブ17の下流側に供給される。
尚、暖気導入管18の外周面には断熱材20が巻装され
、該暖気導入管18の途中には空気を補助的に加温する
PCTヒータ21が装備されている。
外気ダクト7の外周面には前記バルブ17の作動を制御
するバキュームモータ22が取り付けられている。
このバキュームモータ22の本体22a内はダイヤフラ
ム23によって2室a、bに仕切られており、該ダイヤ
フラム23に連結された作動ロンド24に前記バルブ1
7が結合されている。室すは吸気ダクト7内と連通され
、室aには、ダイヤフラム23を常時室す側に向けて弾
性付勢するスプリング25が配設されている。室aには
、前記インテークマニホールド14に一端部が連通接続
されたブースト負圧導入管26の他端部が連通接続され
ており、室a内にブースト負圧を導入するようになって
いる。従って、このブースト負圧によってダイヤフラム
23が動作され、作動ロッド24を介してバルブ17が
動作するようになっている。
上記ブースト負圧導入管26には、ブースト負圧導入管
26によるブースト負圧を吸気温度に応じてバキューム
モータ22の作動制御用の負圧に変換する制御弁27が
介装されている。
上記のバルブ17は、図のCを支点として回動し、ブー
スト負圧が所定値以下の時には、スプリング25の弾性
力によって作動ロッド24が図の下側に動作することで
、暖気導入管18を閉じかつ外気ダクト7内通路を開放
する。
又、ブースト負圧が所定値を越える時には、この負圧が
制御弁27の作用で吸気温度に応じたバキュームモータ
22作動制御用の負圧に変換され、この負圧に応じて作
動ロッド24が上下動して、バルブ17の開度が制御さ
れ、外気ダクト7から流入する外気と暖気導入管18か
ら流入する暖気との混合割合が制御されて、吸気を所定
の高温に保持する。
ここで、エアクリーナ8の内側には吸気温度を検出する
吸気温センサ28が配設されており、該吸気温センサ2
8による吸気温度信号がコントロールユニット29に入
力される。又、このコントロールユニット29からは上
記吸気温度信号に基づいて前記制御弁27を制御する吸
気温コントロール信号が出力される。
前記コントロールユニット29には、エアフロメータ9
から出力される吸入空気量信号と、エンジン6の点火プ
ラグ30に連結された、エンジン回転数センサとしての
ディストリビュータ31から出力される回転数信号とが
入力され、該コントロールユニット29からは、点火コ
イル32に点火時期制御信号が出力される。
ここで、本発明においては、機関の負荷を検出する負荷
検出手段と、該負荷検出手段による低・中負荷検出時に
機関に吸入される吸気の温度を略80℃以上の高温に制
御しかつ高負荷及び加速検出時に前記吸気の温度を常温
に制御する吸気温度制御手段と、を備えて構成される。
前記ブースト負圧導入管26によりバキュームモータ2
2にブースト負圧を導入する構成が、上記本発明の負荷
検出手段に相当する。
又、外気ダクト7にバルブ17を配設すると共に暖気導
入管18を外気ダクト7に連結し、かつブースト負圧に
よって作動するバキュームモータ22を備え、吸気温セ
ンサ28からの吸気温度信号によりバキュームモータ2
2に導入するブースト負圧をコントロールユニット29
により制御する構成が、上記本発明の吸気温度制御手段
に相当する。
ここで、かかる構成の作用について説明する。
エンジン6の低・中負荷運転時には、ブースト負圧が所
定値を越えるため、上述したように、この負圧が制御弁
27の作用で吸気温度に応じたバキュームモータ22の
作動制御用の負圧に変換され、この負圧に応じて作動ロ
ッド24が上下動して、バルブ17の開度が制御され、
外気ダクト7から流入する外気と暖気導入管18から流
入する暖気との混合割合が制御されて、吸気を所定の高
温に保持する。この時の吸気温度は高温例えば80“C
となるように制御される。この場合、吸気温センサ28
から出力される吸気温度信号に基づいてコントロールユ
ニット29が制御弁27に吸気温コントロール信号を出
力して該制御弁27を制御する。
一方、エンジンの高負荷及び加速運転時には、ブースト
負圧が所定値以下例えば100mmHgとなるため、上
述したように、スプリング25の弾性力によって作動ロ
ッド24が図の下側に動作することで、暖気導入管18
を閉じかつ外気ダクト7内通路を開放する。
この結果、暖気導入管1日からの暖気が外気ダクト7内
に流入せず、外気のみがエアクリーナ8側に流れ、エン
ジン6の燃焼室15に導入される。
従って、この時の吸気温度は常温(例えば、30’C)
となる。
かかる作用により、以下のような効果を奏する。
即ち、低・中負荷運転時に、吸気の温度を高温に保持す
ることにより、エンジン6には膨張した空気が流入する
ことになり、同一体積中の酸素量が減少することになる
。この結果、空燃比は濃化するため、これを修正するた
めに、エンジン6の制御装置はスロットルバルブ11を
開いて理論空燃比に戻すように該バルブ11の開度を制
御する。
このスロットルバルブ11の開度は、従来の吸気の温度
を高温に保持していない場合よりも大きいものとなるた
め、従来と比較してボンピングロスを減少させることが
でき、出力損失の低減を図ることができ、燃費の向上を
図ることができるようになる。
かかる効果は次の状態方程式により明らかとなる。
V=GRT/P 但し、■は体積、Gは空気重量、Rはガス流量。
Tは吸気温度、Pは圧力である。
例えば、上記実施例のように、通常時の吸気温度30℃
に対し80℃の吸気温度として、吸気温度の上昇分が5
0℃となった場合、上記G、R。
Pが一定であるとすると、体積■の比は、■8゜/ V
 3゜=273+80/273+30=1.165とな
り、16.5%のポンピングロス低減を図ることができ
る。
一方、高負荷及び加速運転時には、吸気の温度を高温に
せず常温に保持することにより、体積効率η9の向上を
図ることが可能となる。
ところで、低・中負荷運転から高負荷運転への過渡時に
は、閉じられていたスロットルバルブ11を開くことで
ブースト負圧が変化して吸気温度が高温から常温となる
ように切り換えられるが、切換制御の応答遅れのため、
高温の空気が燃焼室に流入してしまい、ノッキングを引
き起こす戊がある。
これを防止するには、過渡運転時に吸気温度を検出し、
該吸気温度が高い場合には、点火時期を遅らせる(リタ
ード)ようにすれば良い。
勿論、吸気温度を検出せずに、図示しないノッキングセ
ンサから発せられる出力信号に基づいてノンキングの有
無を判定して、上記の点火時期制御を行うようにしても
良い。
尚、上述した実施例は本発明の構造的制約を示すもので
はなく、本発明は、要するに、機関の負荷を検出する負
荷検出手段と、該負荷検出手段による低・中負荷検出時
に機関に吸入される吸気の温度を略80℃以上の高温に
制御しかつ高負荷及び加速検出時に前記吸気の温度を常
温に制御する吸気温度制御手段と、を備えた構成であれ
ば良い。
上記の80℃の温度が75℃程度でも効果は変わらない
。但し、50℃では効果達成困難である。
そして、例えば、第2図に示すように、バキュームモー
タ22に代えて、ステップモータ33を設け、エンジン
6の負荷を検出する図示しない負荷センサと、吸気温セ
ンサ28とからの信号に基づいてコントロールユニット
29からバルブコントロール信号をステップモータ33
に出力し、バルブ17を低・中負荷検出時にエンジン6
に吸入される吸気の温度を高温にしかつ高負荷及び加速
検出時に吸気の温度を常温にするべく制御する構成とし
ても良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明に係る内燃機関の吸気温度
制御装置によると、機関の負荷を検出し、低・中負荷検
出時に機関に吸入される吸気の温度を略80℃以上の高
温に制御しかつ高負荷及び加速検出時に吸気の温度を常
温に制御するようにしたから、機関の低・中負荷時にお
けるポンピングロスを低減することができ、もって出力
損失の低減を図ることができ、燃費の向上を図ることが
できる等の利点を存する有用性大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内燃機関の吸気温度制御装置の一
実施例の構成図、第2回は他の実施例の部分構成図、第
3図は従来の吸気温度制御装置の構成図である。 6・・・エンジン  7・・・外気ダクト  17・・
・パルフ  18・・・暖気導入管  22・・・バキ
ュームモータ  26・・・ブースト負圧導入管  2
7・・・制御弁  28・・・吸気温センサ  29・
・・コントロールユニッ ト 32・・・ステップモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関の負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段
    による低・中負荷検出時に機関に吸入される吸気の温度
    を略80℃以上の高温に制御しかつ高負荷及び加速検出
    時に前記吸気の温度を常温に制御する吸気温度制御手段
    と、を備えて構成されることを特徴とする内燃機関の吸
    気温度制御装置。
JP2018872A 1990-01-31 1990-01-31 内燃機関の吸気温度制御装置 Pending JPH03225059A (ja)

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JP2018872A JPH03225059A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 内燃機関の吸気温度制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000047886A1 (fr) * 1999-02-12 2000-08-17 Nippon Thermostat Co., Ltd. Procede et dispositif de regulation de la temperature d'air aspire
JP2008064012A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Calsonic Kansei Corp 車両用エンジンの吸気装置
WO2017130556A1 (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 愛三工業株式会社 エンジンの吸気温度制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000047886A1 (fr) * 1999-02-12 2000-08-17 Nippon Thermostat Co., Ltd. Procede et dispositif de regulation de la temperature d'air aspire
JP2008064012A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Calsonic Kansei Corp 車両用エンジンの吸気装置
WO2017130556A1 (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 愛三工業株式会社 エンジンの吸気温度制御装置

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