JP2548775Y2 - ガスエンジン用ガスレギュレターの構造 - Google Patents

ガスエンジン用ガスレギュレターの構造

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JP2548775Y2
JP2548775Y2 JP1992037489U JP3748992U JP2548775Y2 JP 2548775 Y2 JP2548775 Y2 JP 2548775Y2 JP 1992037489 U JP1992037489 U JP 1992037489U JP 3748992 U JP3748992 U JP 3748992U JP 2548775 Y2 JP2548775 Y2 JP 2548775Y2
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gas
regulator
pressure
boost
engine
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健司 贄田
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UD Trucks Corp
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タ−ボチャージャを有
するガスエンジンに供給するガスの圧力を制御するブー
スト回路を備えたガスレギュレターの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3に示すとおり、ターボチャ
ージャを有するガスエンジンに供給するガスの圧力を制
御するガスレギュレターはダイヤフラム7aとスプリン
グ7bとで構成されブースト圧をバランスパイプでダイ
ヤフラムのスプリング側7cに接続する技術は知られて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、例えば図5に示すようにガス流量Gが増加す
るとAで示す通りレギュレターで制御されるガスの圧力
Pが下がってくる。したがって、負荷が高くガス流量が
多い運転条件でエンジンに供給されるガス量(重量)が
減少し、空燃比が適正に制御できないと言う問題があ
る。
【0004】また、本出願人による実開昭60−927
42号公報が開示されているが、空燃比調整弁を制御装
置で制御する技術で、主として水温による空燃比の変化
を調整するもので、上記の課題を解決するものでない。
【0005】したがって、本考案は、ガス量が増加して
もガスの制御圧が低下しないターボチャージャ付ガスエ
ンジン用ガスレギュレターの構造を提供することをも目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、タ−ボ
チャージャを有するガスエンジンに供給するガスの圧力
を制御するブースト回路を備えたガスレギュレターの構
造において、吸気管内のブースト圧を検出するブースト
ノズルのブースト圧検出口を、吸気上流に向けて開口し
ている。
【0007】
【作用】上記のように構成されたガスエンジン用ガスレ
ギュレターの構造において、ブーストノズルは吸気管の
内部で、吸気の上流に向いて開口されているので動圧を
うける。その動圧はバランスパイプでレギュレターのダ
イアフラムのスプリング側に接続されている。したがっ
て、ガス圧はスプリング力+ブースト(静圧)+動圧に
より制御されるので、ガス流量が増加して流速が速くな
り静圧が下がってもガス圧が減少することはなく、負荷
が高くなっても空燃比は制御できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。 図1において、エンジン1に連結されたエキ
ゾーストマニホールド2にはターボチャージャ3のター
ビン側が連結され、そのコンプレッサー側には吸気管が
接続されその吸気管はミキサ5を介して図示しないイン
テークマニホ−ルドに連結されている。
【0009】また、ミキサ5はガスコントロールバルブ
9および1次ガスレギュレター6と2次ガスレギュレタ
ー7とを介してパイプ11により図示しないガスタンク
に接続されている。
【0010】そして、2次ガスレギュレター7のブース
ト接続口7fはバランスパイプ8によりミキサ5の上流
に設けられたブーストノズル10に接続され、そのブー
ストノズル10は、図2をも参照して、開口部10aは
吸気Dの上流に向くように取付けられている。
【0011】図3は、2次ガスレギュレター7の側断面
を示し、ダイヤフラム7aはスプリング7bで図の下方
に向けて付勢され、ガスはダイヤフラム7aの下部に形
成されたガス室7dで、スプリング7bとブースト接続
口7fを介してダイヤフラム7aの上部7cに導入され
るブースト圧と動圧とでバランスする圧力に制御される
よう構成されている。
【0012】したがって、例えば、タンクで3kg/c
2 の圧力であったガスが1次ガスレギュレター6で1
kg/cm2 に減圧され、2次ガスレギュレター7で
0.7kg/cm2 に減圧されてガスコントロールバル
ブ9で量が制御されてミキサ5に入る。ここで、スロッ
トルバルブ12が負荷の増加により開くと流量の増加に
より吸気管4の圧力(ブースト)は下がるが、ブースト
ノズル10が同時に動圧をバランスパイプ8を介してガ
スレギュレター7のダイヤフラム7aの上部7cに導入
するので、ガスレギュレター7はガス圧を0.7kg/
cm2 に維持し、流量の増加でガス圧が低下することは
ない。
【0013】図4は、本考案の別の実施例を示し、ブー
ストパイプ13の先端部13aの形状をラッパ状に形成
した事以外は上記の実施例と同様である。ガス流量に対
するガス圧を、例えば、図5のCのように増加させる効
果がある。
【0014】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、エンジンの負荷の増加に対してガス流量が
低下しないので、エンジンの空燃比の制御が容易とな
り、排気ガスの浄化にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図。
【図2】図1の要部を示す拡大図。
【図3】図1のガスレギュレターの側断面図。
【図4】本考案の別の実施例を示す側断面図。
【図5】ガス流量とレギュレター制御圧の関係を示す
図。
【符号の説明】
1…エンジン 2…エキゾーストマニホールド 3…ターボチャージャ 4…吸気管 5…ミキサ 6、7…レギュレター 8…バランスパイプ 10、13…ブーストノズル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タ−ボチャージャを有するガスエンジン
    に供給するガスの圧力を制御するブースト回路を備えた
    ガスレギュレターの構造において、吸気管内のブースト
    圧を検出するブーストノズルのブースト圧検出口を、吸
    気上流に向けて開口した事を特徴とするガスエンジン用
    ガスレギュレターの構造。
JP1992037489U 1992-06-04 1992-06-04 ガスエンジン用ガスレギュレターの構造 Expired - Lifetime JP2548775Y2 (ja)

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JPH061758U JPH061758U (ja) 1994-01-14
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