JP2527784Y2 - プリント配線基板用シールドケースのリード形状 - Google Patents

プリント配線基板用シールドケースのリード形状

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JP2527784Y2
JP2527784Y2 JP1991111275U JP11127591U JP2527784Y2 JP 2527784 Y2 JP2527784 Y2 JP 2527784Y2 JP 1991111275 U JP1991111275 U JP 1991111275U JP 11127591 U JP11127591 U JP 11127591U JP 2527784 Y2 JP2527784 Y2 JP 2527784Y2
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長明 柳澤
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント配線基板には
んだ付けされた電子部品を電気的にシールドするプリン
ト配線基板用シールドケースにおいて、プリント配線基
板用シールドケースに形成した板状リード部をプリント
配線基板に良好にはんだ付けするプリント配線基板用シ
ールドケースのリード形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器を組み立て構成する構成部材の
一部となるプリント配線基板には、抵抗,コンデンサ,
IC,トランジスタ,ダイオード等の電子部品が多数は
んだ付けされており、これらの電子部品のうちの一部
(又は全部)をプリント配線基板用シールドケース(以
下、シールドケースと記す)を用いて密閉状態で囲い、
電気的にシールドすることによって、外部からの妨害電
波がシールドケース内の電子部品に悪影響を与えないよ
う遮蔽したり、あるいはシールドケース内の電子部品か
ら電波を外部に出射しないようにしていることは周知の
ことである。
【0003】ここで、図7に示した如く、プリント配線
基板1の上面1aには各種の電子部品2が多数はんだ付
けされている。また、プリント配線基板1上の電子部品
2の一部(又は全部)は、シールドケース3により密閉
状態に囲まれて、電気的にシールドされている。上記シ
ールドケース3は、薄板状の金属性のシールド板を用い
て、上面3aと、上面3aから下方に連接した四方の側
面3b〜3eとで周囲を密閉して直方体に形成されてい
る。また、シールドケース3がプリント配線基板1の上
面1aに当接する基板当接面3fより下方には、側面3
b〜3eから連接した板状リード部3b〜3eが下
方に側面3b〜3eの巾より小さく板状に突出形成さ
れ、これらの板状リード部3b〜3eは、プリント
配線基板1に穿設したはんだ付け用の長孔1b〜1eに
上方より挿入され、プリント配線基板1の裏面1f側で
はんだ付けされている。上記はんだ付け用の長孔1b〜
1eは楕円状又は長方形状の長孔に穿設されており、長
孔1b〜1eの巾Bがリード部3b〜3eの板厚T
より巾広に形成され、板状リード部3b〜3eの挿
入が容易となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、図8に示し
たように、上記シールドケース3をプリント配線基板1
にはんだ付けし、その後の状態をプリント配線基板1の
裏面1f側から観察すると、板状リード部3b〜3e
の板厚T<長孔1b〜1eの巾Bに形成されているた
め、板状リード部3b〜3eが長孔1b〜1e内で
巾方向に偏ってはんだ付けされていることがしばしば起
きている。
【0005】この際、例えば、互いに対向する板状リー
ド部3b,3d間のピッチPと、板状リード部3
,3dが挿入される長孔1b,1d間のピッチP
とが予め等しく形成されているものの、板状リード部
3b,3dが長孔1b,1dの巾Bに対して図示で
は右方の孔壁に偏ってはんだ付けされてしまっている。
勿論、板状リード部3b,3dが長孔1b,1dに
対して左方に偏ることもあるが、図示を省略する。
【0006】ここで、プリント配線基板1の裏面1f側
で、且つ長孔1b,1dの周囲には銅箔ランド1g,1
iが形成されており、板状リード部3b,3dが長
孔1b,1dの右方の孔壁に偏ってしまうと、板状リー
ド部3b,3dの右側は右孔壁側の銅箔ランド1
g,1iにはんだ付けできるものの、一方、板状リード
部3b,3dの左側と左孔壁側の銅箔ランド1g,
1iとの間には隙間が広がってしまい、板状リード部3
,3dが左孔壁側の銅箔ランド1g,1iにはは
んだ付けされなかったり、又は隙間にはんだが覆われな
くなり、所謂ピンホールが発生してしまうことがある。
これにより、シールドケース3をプリント配線基板1に
良好に、はんだ付けできないので問題となっている。
【0007】また、互いに対向する板状リード部3
,3eも長孔1c,1e内で図示上方に偏っては
んだ付けされているが、詳述を省略する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題に鑑み
てなされたものであり、プリント配線基板にはんだ付け
された電子部品を電気的にシールドするプリント配線基
板用シールドケースに適用され、該プリント配線基板用
シールドケースの側面の下方に形成した板状のリード部
を、該プリント配線基板に該リード部の板厚より巾広に
穿設したはんだ付け用の長孔に挿入すると共に、該リー
ド部を該長孔の周囲で該プリント配線基板の裏面に形成
した銅箔ランドにはんだ付けするプリント配線基板用シ
ールドケースのリード形状であって、該リード部に該長
孔の巾方向の孔壁に当接する凸部をほぼ半球状に突出
成し、この凸部を該プリント配線基板の裏面側に突出さ
せることなく該長孔内に位置にさせると共に、該リード
部が該長孔の巾のほぼ中央に位置するよう構成したこと
を特徴とするプリント配線基板用シールドケースのリー
ド形状を提供するものである。
【0009】
【実施例】以下に本考案に係わるプリント配線基板用シ
ールドケースのリード形状の実施例を<第1実施例>,
<第2実施例>の順に、図1乃至図6を参照して詳細に
説明する。尚、説明の便宜上、先に示した構成部材及び
構成部材の各部形状と同一なところは同一の符号を符
し、詳細な説明は省略すると共に、従来と異なる構成部
材の形状部に新たな符号を符して説明する。
【0010】<第1実施例> 図1は本考案に係わる第1実施例のプリント配線基板用
シールドケースのリード形状を説明するための斜視図で
ある。また、図2は図1に示した第1実施例のシールド
ケースをプリント配線基板にはんだ付けした状態を示し
た裏面図である。また、図3は図2に示したXX線に沿
って断面した縦断面図、図4は図2に示したYY線に沿
って断面した縦断面図である。
【0011】図1において、プリント配線基板用シール
ドケース3(以下、シールドケース3と記す)は、従来
と同様に、薄い板厚Tの金属性のシールド板を用いて、
周囲を密閉した直方体に形成され、且つ、シールドケー
ス3の四方の側面3b〜3eの下方には、はんだ付けを
するための板状リード部3b〜3eが突出形成され
ている。
【0012】ここで、第1実施例においては、シールド
ケース3に形成した板状リード部3b〜3eの形状
が従来と一部異なっており、板状リード部3b〜3e
には、プレス加工によりほぼ半状の凸部3b〜3
が外側又は内側に向かって突出形成され、且つ、上
記凸部3b〜3eは基板当接面3fより少し下方に
形成されていると共に、図3及び図4に示したように、
ほぼ半球状の凸部3b 〜3e をプリント配線基板1
の裏面側に突出させることなく長孔1b〜1e内に位置
にさせている。上記半状の凸部3b〜3eが本考
案の要部となるものである。
【0013】即ち、例えば、互いに対向する板状リード
部3b,3dに形成された凸部3b,3dは、
シールドケース3の外側に向かって互いに対称形状に対
向して突出形成され、一方、互いに対向する板状リード
部3c,3eに形成された凸部3c,3eは、
シールドケース3の内側に向かって互いに対称形状に対
向して突出形成されている。尚、第1実施例では、凸部
3b〜3eの突出方向は、互いに対向する板状リー
ド部3b,3d,板状リード部3c,3eに外
側又は内側に向かって互いに対称形状に突出形成すれば
良い。
【0014】次に、図2乃至図4に示した如く、プリン
ト配線基板1にはんだ付けされた電子部品2の一部(又
は全部)をシールドケース3により密閉状態で囲んで電
気的にシールドし、且つ、シールドケース3の板状リー
ド部3b〜3eをプリント配線基板1に穿設したは
んだ付け用の長孔1b〜1eに挿入し、板状リード部3
〜3eを長孔1b〜1eの周囲に形成した銅箔ラ
ンド1g〜1jにはんだ付けする際、板状リード部3b
〜3eに突出形成した凸部3b〜3eにより、
板状リード部3b〜3eを長孔1b〜1e内で巾方
向に確実に位置決めする場合について詳述する。
【0015】まず、前述したように、互い対向する板状
リード部3b,3d間のピッチP(図8)と、板
状リード部3b,3dが挿入される長孔1b,1d
間のピッチP(図8)とが予め等しく形成されてお
り、同様に板状リード部3c,3e間のピッチと、
長孔1c,1e間のピッチとが予め等しく形成されてい
る。また、板状リード部3b〜3eの板厚T,長孔
1b〜1eの巾Bとすると、前述したように、板状リー
ド部3b〜3eの板厚T<長孔1b〜1eの巾Bに
形成され、且つ、上記凸部3b〜3eの突出高さH
は、(B−T)/2にほぼ設定されており、即ち、板状
リード部3b〜3eが長孔1b〜1eの巾Bのほぼ
中心に常に位置するよう設定されている。
【0016】上記条件下で、板状リード部3b〜3e
の先端部をプリント配線基板1に穿設した長孔1b〜
1eに上方より挿入し、シールドケース3の基板当接面
3f(図1)がプリント配線基板1の上面1aに当接す
るまで押し込むと、板状リード部3b〜3eに突出
形成した凸部3b〜3eが長孔1b〜1eの孔壁に
当接するので、シールドケース3が長孔1b〜1e内で
巾方向に位置決めされ、長孔1b〜1eの巾Bのほぼ中
心に常に位置することができる。
【0017】即ち、図2及び図3に示した如く、例えば
互い対向する板状リード部3b,3dに形成した凸
部3b,3dは外側に向かって互いに対称形状に対
向して突出形成されているので、長孔1b,1dに挿入
されると、左側の凸部3bが長孔1bの左側の孔壁に
当接し、一方、右側の凸部3dが長孔1dの右側の孔
壁に当接する。これにより、板厚Tの板状リード部3b
,3dは、巾Bの長孔1b,1d内では、左右方向
には動くことができず、巾方向に確実に位置決めされ
る。更に、この際、前述したように凸部3b,3d
の突出高さHは、(B−T)/2にほぼ設定され、板状
リード部3b,3dが長孔1b,1dの巾Bのほぼ
中心に常に位置することができるので、板状リード部3
,3dは、長孔1b〜1eの周囲に形成した銅箔
ランド1g,1iとの巾方向左右の隙間がほぼ等しくな
り、はんだ付けが良好にできる。
【0018】また、図2及び図4に示した如く、例えば
互い対向する板状リード部3c,3eに形成した凸
部3c,3eは内側に向かって互いに対称形状に対
向して突出形成されているので、長孔1c,1eに挿入
されると、凸部3b,3e が長孔1c,1eの内
側の孔壁に当接し、ここでも板状リード部3c,3e
が長孔1c,1eの巾Bのほぼ中心に常に位置するこ
とができる。そして、図3及び図4に示した如く、板状
リード部3b 〜3e をプリント配線基板1の裏面側
ではんだ付けする時に、板状リード部3b 〜3e
長孔1b〜1eからプリント配線基板1の裏面側に突出
させ、突出位置では板状リード部3b 〜3e が凸部
3b 〜3eb に関係なくプリント配線基板1の裏面
に形成した銅箔ランド1g〜1jに対して左右(又は前
後)対称の位置にあるので、板状リード部3b 〜3e
へのはんだ量が左右(又は前後)対称に均一になり、
板状リード部3b 〜3e のプリント配線基板1への
接合強度を維持することができる。更に、凸部3b
3eb をほぼ半球状に突出形成したため、プリント配
線基板1に穿設した長孔1b〜1eを特別の形状に形成
する必要がないので、長孔1b〜1eを穿設するための
金型の形状が簡単になる。
【0019】<第2実施例> 図5は本考案に係わる第2実施例のプリント配線基板用
シールドケースのリード形状を説明するための斜視図で
ある。また、図6は図5に示した第2実施例のシールド
ケースをプリント配線基板にはんだ付けした状態を示し
た裏面図である。 本考案に係わる第2実施例のプリン
ト配線基板用シールドケースのリード形状では、先に説
明した第1実施例のプリント配線基板用シールドケース
のリード形状と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は第1実施例と異なる点を中心に説明する。
【0020】図5及び図6において、第1実施例と異な
る点は、シールドケース3の側面3d,3eには、板状
リード部3d,3eが突出形成されていなく、側面
3d,3eの下方は基板当接面3fに形成されている。
この第2実施例の場合にはプリント配線基板1の裏面1
f側で回路パターンが混みあっているため、板状リード
部3d,3eを形成することができないなどの場合
に適用される。
【0021】従って第2実施例では、シールドケース3
の側面3b,3cの下方にのみ板状リード部3b,3
が突出形成され、これらの板状リード部3b,3
の板厚Tの両面側に、それぞれほぼ半状の凸部3
〜3b,3c〜3cが外側又は内側に向かっ
て組みになって突出形成されている。
【0022】即ち、例えば板状リード部3bに形成し
た1組みの凸部3b〜3bのうちで、凸部3b
3bは外側に突出され、凸部3bは内側に突出さ
れ、従って、凸部3b,3bの突出方向と、凸部3
の突出方向とは板状リード部3bを介して対称方
向となっている。一方、板状リード部3cに形成した
1組みの凸部3c〜3cのうちで、凸部3c,3
は内側に突出され、凸部3cは外側に突出されて
いる。
【0023】この場合には、1組みの凸部3b〜3b
により板状リード部3bが長孔1bの内で巾方向左
右に位置決めされ、1組みの凸部3c〜3cにより
板状リード部3cが長孔1cの内で巾方向上下に位置
決めされ、ここでも板状リード部3b,3cは、長
孔1b,1cの巾Bのほぼ中心に常に位置するので、板
状リード部3b,3cが良好にはんだ付けされる。
【0024】
【考案の効果】以上詳述した本考案に係わるプリント配
線基板用シールドケースのリード形状によると、プリン
ト配線基板用シールドケースの側面の下方に形成した板
状のリード部に、プリント配線基板に穿設したはんだ付
け用の長孔の巾方向の孔壁に当接する凸部をほぼ半球状
に突出形成し、この凸部を該プリント配線基板の裏面側
に突出させることなく該長孔内に位置にさせると共に、
該リード部が該長孔の巾のほぼ中央に位置するよう構成
したため、リード部をプリント配線基板の裏面側ではん
だ付けする時に、リード部を長孔からプリント配線基板
の裏面側に突出させ、突出位置ではリード部が凸部に関
係なくプリント配線基板の裏面に形成した銅箔ランドに
対して左右(又は前後)対称の位置にあるので、リード
部へのはんだ量が左右(又は前後)対称に均一になり、
リード部のプリント配線基板への接合強度を維持するこ
とができる。更に、凸部をほぼ半球状に突出形成したた
め、プリント配線基板に穿設した長孔を特別の形状に形
成する必要がないので、長孔を穿設するための金型の形
状が簡単になるなどの実用的な利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる第1実施例のプリント配線基板
用シールドケースのリード形状を説明するための斜視図
である。
【図2】図1に示した第1実施例のシールドケースをプ
リント配線基板にはんだ付けした状態を示した裏面図で
ある。
【図3】図2に示したXX線に沿って断面した縦断面図
である。
【図4】図2に示したYY線に沿って断面した縦断面図
である。
【図5】本考案に係わる第2実施例のプリント配線基板
用シールドケースのリード形状を説明するための斜視図
である。
【図6】図5に示した第2実施例のシールドケースをプ
リント配線基板にはんだ付けした状態を示した裏面図で
ある。
【図7】従来のプリント配線基板用シールドケースを説
明するための斜視図である。
【図8】図7に示した従来のシールドケースをプリント
配線基板にはんだ付けした状態を示した裏面図である。
【符号の説明】
1…プリント配線基板、1b〜1e…はんだ付け用の長
孔、 1g〜1j…銅箔ランド、2…電子部品、 3…プリント配線基板用シールドケース(シールドケー
ス)、 3b〜3e…板状リード部、 3b〜3e,3b〜3b,3c〜3c…凸
部、 B…長孔の巾、T…板状リード部の板厚。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線基板にはんだ付けされた電子
    部品を電気的にシールドするプリント配線基板用シール
    ドケースに適用され、該プリント配線基板用シールドケ
    ースの側面の下方に形成した板状のリード部を、該プリ
    ント配線基板に該リード部の板厚より巾広に穿設したは
    んだ付け用の長孔に挿入すると共に、該リード部を該長
    孔の周囲で該プリント配線基板の裏面に形成した銅箔ラ
    ンドにはんだ付けするプリント配線基板用シールドケー
    スのリード形状であって、 該リード部に該長孔の巾方向の孔壁に当接する凸部を
    ぼ半球状に突出形成し、この凸部を該プリント配線基板
    の裏面側に突出させることなく該長孔内に位置にさせる
    と共に、該リード部が該長孔の巾のほぼ中央に位置する
    よう構成したことを特徴とするプリント配線基板用シー
    ルドケースのリード形状。
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