JPH1167298A - 単極メスコネクタ及び単極メスコネクタの取付構造 - Google Patents

単極メスコネクタ及び単極メスコネクタの取付構造

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JPH1167298A
JPH1167298A JP9225290A JP22529097A JPH1167298A JP H1167298 A JPH1167298 A JP H1167298A JP 9225290 A JP9225290 A JP 9225290A JP 22529097 A JP22529097 A JP 22529097A JP H1167298 A JPH1167298 A JP H1167298A
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pole female
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clinch
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JP9225290A
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Inventor
Masayuki Morita
昌之 盛田
Takehiko Niwa
武彦 丹羽
Yasuhiro Shimomura
泰啓 下村
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板等の支持部材を小型化することができ、剛
性を高めることができるとともに、半田あがりが防止で
きる単極メスコネクタ及び単極メスコネクタの取付構造
を提供する。 【解決手段】プリント配線板1には、一対の取付孔2及
び接触子ガイド孔3が互いに独立して透設されている。
そして、前記両取付孔2に対して単極メスコネクタ4が
実装されている。前記単極メスコネクタ4は、接触片
6、7が形成された両側壁と、同両側壁に対して直交す
るように配置され、端子8〜11が形成された両側壁と
を備えている。そして、前記端子8〜11は、プリント
配線板1の半田面に突出され、その突出端が単極メスコ
ネクタ4の内方に折り曲げられた状態でフローにて半田
付されており、前記単極メスコネクタ4はプリント配線
板1に対して固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単極メスコネクタ
及び単極メスコネクタの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基板に実装された電気部品からの
電気信号を、基板外部の電気部品に伝達したり、基板外
部の電気部品からの電気信号を、基板に実装された電気
部品に伝達するために、基板にはコネクタが実装されて
いる。
【0003】図7〜図10に従来のコネクタを実装した
基板32を示す。前記基板32には、コネクタ貫入孔3
3が形成されている。前記コネクタ貫入孔33は、ほぼ
H状に透設されており、同コネクタ貫入孔33の互いに
対向する両内側面中央には、一対の突部39、40が形
成されている。そして、前記コネクタ貫入孔33におい
て、前記両突部39、40の一側方には第1の端子貫入
部41が形成されており、前記両突部39、40の他側
方には第2の端子貫入部42が形成されている。一方、
前記コネクタ貫入孔33において、前記第1の端子貫入
部41と前記第2の端子貫入部42との間には、接触子
ガイド部52が形成されている。前記コネクタ貫入孔3
3に対して、単極メスコネクタ34が取り付けされてい
る。
【0004】前記単極メスコネクタ34は、金属板が打
ち抜き、折り曲げ加工され、断面がほぼ長四角形状をな
す筒状のボックス47を備えている。前記ボックス47
において、前記第1及び第2の端子貫入部41、42に
亘る両側壁には、同両側壁の基端から先端方向に向かっ
て、一対の接触片48、49が延出形成されるととも
に、同両側壁の基端から下方に向かって、クリンチ片と
しての端子35〜38が延出形成されている。
【0005】前記第1の端子貫入部41には、単極メス
コネクタ34の端子35、37が貫入されている。一
方、前記第2の端子貫入部42には、単極メスコネクタ
34の端子36、38が貫入されている。そして、前記
端子35〜38は、基板32の半田面に突出され、その
突出端が単極メスコネクタ34の外方に折り曲げられた
状態でフローにて半田付されており、前記単極メスコネ
クタ34は基板32に対して固定されている。図8〜図
10においては、半田付部を符号43〜46で図示して
いる。尚、図8において、基板32の上側の面を部品面
といい、下側の面を半田面という。
【0006】前記基板32の半田面には、パターン53
が形成されている。前記パターン53は、前記半田付部
43〜46と電気的に接続されるように配置されてい
る。前記ボックス47の上部に形成された開口50に
は、前記単極メスコネクタ34に対して嵌合可能な図示
しない単極オスコネクタの接触子51が挿入され、前記
両接触片48、49に挟入される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
基板32においては、同基板32の半田面に突出された
単極メスコネクタ34の端子35〜38の突出端を、同
単極メスコネクタ34の外方に折り曲げていた。このた
め、前記基板32において、前記単極メスコネクタ34
の外方に、前記突出端のための実装スペースを設ける必
要があった。従って、基板32を大型化する必要があ
り、基板32の製造コストがかかっていた。
【0008】また、単極オスコネクタの接触子51が挿
入されたとき、図7のA、B方向に拡がる力が働き、そ
の力を端子35〜38の側面(図7においては、端子3
7、38の側面37a、38aのみ図示)が第1の端子
貫入部41、第2の端子貫入部42の内側面に当接して
受けることになる。このとき、単極メスコネクタ34の
剛性は一応確保されているが、さらなる剛性の向上が要
望されている。
【0009】さらに、コネクタ貫入孔33は、第1の端
子貫入部41、第2の端子貫入部42、接触子ガイド部
52が互いに連通されていたため、端子35〜38のフ
ローの半田付時には、前記コネクタ貫入孔33内に半田
あがりが生ずることがあった。
【0010】そこで本発明は、基板等の支持部材を小型
化することができ、剛性を高めることができるととも
に、半田あがりが防止できる単極メスコネクタ及び単極
メスコネクタの取付構造を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1の発明では、互いに対向する側壁と、前記
対向する側壁に設けられ、オスコネクタの接触子を挟入
可能に形成された接触片とを有し、全体がほぼ筒状をな
すボックスと、前記ボックスの基端から突出され、基板
等の支持部材に設けられた取付孔に挿入されて、折り曲
げ可能に設けられたクリンチ片とを備えた単極メスコネ
クタにおいて、前記クリンチ片は、前記接触片が設けら
れた側壁とは所定の角度をもつように配置された他の側
壁に対して設けられたことを特徴とする単極メスコネク
タをその要旨としている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、前
記クリンチ片が突出された側壁は、前記接触片が設けら
れた側壁に対して直交するように配置されたことをその
要旨としている。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、前記接触片は、側壁の先端から基端方向に向
かって延出形成されたことをその要旨としている。請求
項4の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれかに
おいて、クリンチ片は、互いに対向するように、複数個
設けられたことをその要旨としている。
【0014】請求項5の発明は、請求項1の単極メスコ
ネクタのクリンチ片を支持部材の取付孔に対して挿入
し、取付孔から突出した部位をボックス側に向かって折
り曲げしたことを特徴とする単極メスコネクタの取付構
造をその要旨としている。
【0015】請求項6の発明は、請求項5において、支
持部材には取付孔と、オスコネクタの接触子挿通用のガ
イド孔とを独立して形成したことをその要旨としてい
る。 (作用)請求項1の発明では、オスコネクタの接触子が
接触片に挟入されると、接触片が設けられた側壁は、互
いに離間する方向に弾性変形する。クリンチ片は、接触
片が設けられた側壁とは所定の角度をもつように配置さ
れた他の側壁に対して設けられるため、従来と異なり、
弾性力はクリンチ片の端面にかかる。このため、接触片
が設けられた側壁の剛性が高まる。
【0016】請求項2の発明では、クリンチ片が突出さ
れた側壁は、接触片が設けられた側壁に対して直交する
ように配置されるため、単極メスコネクタの剛性が高ま
る。請求項3の発明では、オスコネクタの接触子は、側
壁の先端から基端方向に向かって延出形成された接触片
に挟入される。
【0017】請求項4の発明では、クリンチ片は複数個
設けられるため、単極メスコネクタは、支持部材に対し
て確実に固定される。請求項5の発明では、クリンチ片
における取付孔から突出した部位は、ボックス側に向か
って折り曲げられるため、支持部材において、取付孔の
外方には、前記取付孔から突出した部位のための実装ス
ペースを設ける必要がない。
【0018】請求項6の発明では、支持部材において、
取付孔とガイド孔とは独立して形成されるため、クリン
チ片のフローの半田付時には、ガイド孔内への半田あが
りが回避される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をコネクタを実装し
たプリント配線板に具体化した一実施の形態を図1〜図
6に従って説明する。
【0020】図1〜図4に本実施の形態のプリント配線
板1を示す。図1に示すように、単極メスコネクタ4の
ボックス5は、金属板が打ち抜き、折り曲げ加工され、
断面がほぼ長四角形状をなす筒状に形成されている。前
記ボックス5において、互いに対向する両側壁には、同
両側壁の先端から基端方向に向かって、一対の接触片
6、7が延出形成されている。前記接触片6、7は、そ
れぞれボックス5の内側に屈曲形成されるとともに、ほ
ぼ円弧状に形成されている。
【0021】また、ボックス5には、接触片6、7の両
側部に支持部17が形成されている。前記支持部17
は、それぞれ長方形状に形成されるとともに、それらの
先端17aが接触片6、7の外側に位置するように配置
されている。さらに、ボックス5には、支持部17の下
方に係合部20が形成されている。
【0022】前記ボックス5において、前記接触片6、
7が形成された両側壁に対して直交する両側壁には、同
両側壁の基端から下方に向かって、ほぼ凸形状をなす複
数のクリンチ片としての端子8〜11が突出形成されて
いる。前記端子8と端子9とは互いに対向するように設
けられており、前記端子10と端子11とは互いに対向
するように設けられている。
【0023】支持部材としてのプリント配線板1には、
単極メスコネクタ4の端子8〜11が貫入可能な一対の
取付孔2が長方形状に透設されており、互いに離間され
て配置されている。また、取付孔2の周辺には、図4に
示すように、単極メスコネクタ4の端子8〜11に対応
したランド18、19がプリント配線板1の半田面に形
成されている。前記プリント配線板1の半田面には、パ
ターン14が形成されており、前記ランド18、19
は、パターン14を介して図示しない電気部品(ダイオ
ード、トランジスタ、コンデンサ、IC等)と電気的に
接続されている。尚、図2において、プリント配線板1
の上側の面を部品面といい、下側の面を半田面という。
【0024】一方、前記両取付孔2の間には、ガイド孔
としての接触子ガイド孔3が長方形状に透設されてい
る。前記一対の取付孔2と前記接触子ガイド孔3とは、
独立して形成されている。そして、前記両取付孔2に対
して単極メスコネクタ4が取り付けされている。
【0025】前記両取付孔2のうち一方には、単極メス
コネクタ4の端子8、10が貫入されており、他方に
は、単極メスコネクタ4の端子9、11が貫入されてい
る。図2及び図3に示すように、単極メスコネクタ4が
取付孔2に挿入されると、ボックス5の係合部20がプ
リント配線板1の部品面に係合し、同プリント配線板1
の半田面からは端子8〜11のみが突出するようになっ
ている。
【0026】上記のように、取付孔2に挿入された単極
メスコネクタ4に対して、プリント配線板1の半田面に
突出した端子8、10が、ランド18に向かって単極メ
スコネクタ4の内方に直角に屈曲される。一方、プリン
ト配線板1の半田面に突出した端子9、11が、ランド
19に向かって単極メスコネクタ4の内方に直角に屈曲
される。すると、プリント配線板1は、単極メスコネク
タ4のボックス5下端、すなわち、係合部20と端子8
〜11とに挟まれた状態となり、同プリント配線板1に
単極メスコネクタ4が取着された状態となる。
【0027】そして、プリント配線板1に単極メスコネ
クタ4が取着された状態で、前記端子8〜11はフロー
にて半田付されており、前記単極メスコネクタ4はプリ
ント配線板1に対して固定されている。図2〜図4にお
いては、半田付部を符号12、13で図示している。
【0028】前記ボックス5の上部に形成された開口1
5には、前記単極メスコネクタ4に対して嵌合可能な図
示しない単極オスコネクタの接触子16が挿入され、前
記両接触片6、7に挟入される。前記接触子16の両側
面は、前記両接触片6、7の互いに対向する面に対して
接触される。一方、前記接触子16の先端は、接触子ガ
イド孔3に貫入され、前記プリント配線板1の半田面か
ら下方に突出される。
【0029】以上詳述したように、本実施の形態のプリ
ント配線板1によれば、以下の作用効果を得ることがで
きる。 (1)単極オスコネクタの接触子16が接触片6、7に
挟入されると、接触片6、7が設けられた側壁は、互い
に離間する方向に弾性変形する。単極メスコネクタ4の
端子8〜11を、接触片6、7が形成された側壁に対し
て直交する側壁に形成したため、従来と異なり、弾性力
は端子8〜11の端面(図1においては、端子10、1
1の端面10a、11aのみ図示)にかかる。このた
め、接触片6、7が形成された側壁の剛性が高まる。
【0030】従って、接触片6、7が形成された側壁に
外力がかかっても、単極メスコネクタ4の接触子16に
対する接触を良好に行うことができる。また、端子8〜
11が形成された側壁を、接触片6、7が形成された側
壁に対して直交するように配置したため、単極メスコネ
クタ4の剛性が高まる。従って、前記両側壁に外力がか
かっても、単極メスコネクタ4が容易に破壊されるのを
防止することができる。
【0031】(2)単極メスコネクタ4に端子8〜11
を形成し、同端子8〜11をプリント配線板1に形成さ
れた両取付孔2に貫入した。そして、前記端子8〜11
をプリント配線板1の半田面に突出させ、その突出端を
単極メスコネクタ4の内方に折り曲げた状態でフローに
て半田付した。この結果、単極メスコネクタ4をプリン
ト配線板1に対して固定した。このため、単極メスコネ
クタ4は、プリント配線板1に対して2箇所の半田付
(半田付部12、13)によって確実に固定される。従
って、単極メスコネクタ4に対するオスコネクタ嵌入時
等に、単極メスコネクタ4に外力がかかっても、単極メ
スコネクタ4がプリント配線板1から脱落するのを防止
することができる。
【0032】また、端子8〜11の突出端を単極メスコ
ネクタ4の内方に折り曲げた状態でフローにて半田付し
たため、プリント配線板1において、取付孔2の外方に
は、突出端のための実装スペースを設ける必要がない。
従って、プリント配線板1を小型化することができ、プ
リント配線板1のコストダウンを図ることができる。
【0033】(3)プリント配線板1において、一対の
取付孔2と接触子ガイド孔3とを独立して形成した。こ
のため、各孔2、3の開口断面積が狭くなるため、端子
8〜11のフローの半田付時に、半田が孔2、3内に入
り難くなり、接触子ガイド孔3内に半田あがりが生ずる
のを防止することができる。
【0034】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよく、その場合にも同様の作用および効果が得ら
れる。 (1)上記実施の形態では、単極メスコネクタ4の端子
を4個(端子8〜11)設けたが、端子9と端子11を
一体化させることにより3個としてもよい。
【0035】(2)上記実施の形態では、ボックスの断
面形状を長四角形状としたが、六角形状、八角形状等と
してもよい。 (3)上記実施の形態では、単極メスコネクタ4におい
て、端子8〜11が形成された側壁を、接触片6、7が
形成された側壁に対して直交するように配置したが、両
側壁がなす角度を90度ではなく、120度、135度
等としてもよい。
【0036】(4)上記実施の形態では、プリント配線
板1において、一対の取付孔2、接触子ガイド孔3をそ
れぞれ独立して形成したが、前記両取付孔2、接触子ガ
イド孔3を互いに連通させることにより、H形状の孔を
1個だけ形成してもよい。
【0037】以上、この発明の実施の各形態について説
明したが、各形態から把握できる請求項以外の技術思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (1)請求項5又は請求項6に記載の単極メスコネクタ
の取付構造において、前記支持部材はプリント配線板で
あることを特徴とする。
【0038】このようにすれば、クリンチ片における取
付孔から突出される部位を、ボックス側に向かって折り
曲げることにより、プリント配線板において、取付孔の
外方には、前記取付孔から突出される部位のための実装
スペースを設ける必要がない。従って、プリント配線板
を小型化することができ、プリント配線板のコストダウ
ンを図ることができる。
【0039】また、プリント配線板において、取付孔と
ガイド孔とは独立して形成されるため、クリンチ片のフ
ローの半田付時に、ガイド孔内に半田あがりが生ずるの
を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、オスコネクタの接触子が接触片に挟入され
ると、接触片が設けられた側壁は、互いに離間する方向
に弾性変形する。クリンチ片を、接触片を設けた側壁と
は所定の角度をもつように配置した他の側壁に対して設
けたため、従来と異なり、弾性力はクリンチ片の端面に
かかる。このため、接触片を設けた側壁の剛性が高ま
る。
【0041】従って、接触片を設けた側壁に外力がかか
っても、単極メスコネクタの接触子に対する接触を良好
に行うことができる。請求項2に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、クリンチ片を突
出させた側壁を、接触片を設けた側壁に対して直交する
ように配置したため、単極メスコネクタの剛性が高ま
る。従って、前記両側壁に外力がかかっても、単極メス
コネクタが容易に破壊されるのを防止することができ
る。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、オスコネク
タの接触子を、側壁の先端から基端方向に向かって延出
形成した接触片に挟入した。従って、オスコネクタの接
触子は、接触片に対して電気的に接続されるため、支持
部材にオスコネクタからの電気信号を伝達することがで
きる。また、オスコネクタに支持部材からの電気信号を
伝達することができる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3のうちいずれかに記載の発明の効果に加え
て、クリンチ片を複数個設けたため、単極メスコネクタ
は、支持部材に対して確実に固定される。従って、単極
メスコネクタに対するオスコネクタ嵌入時等に、単極メ
スコネクタに外力がかかっても、単極メスコネクタが支
持部材から脱落するのを防止することができる。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、クリンチ
片における取付孔から突出した部位を、ボックス側に向
かって折り曲げたため、支持部材において、取付孔の外
方には、前記取付孔から突出した部位のための実装スペ
ースを設ける必要がない。従って、支持部材を小型化す
ることができ、支持部材のコストダウンを図ることがで
きる。
【0045】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、支持部材において、取付
孔とガイド孔とを独立して形成したため、クリンチ片の
フローの半田付時に、ガイド孔内に半田あがりが生ずる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のプリント配線板の分解斜視
図。
【図2】 同じく正断面図。
【図3】 同じく右側断面図。
【図4】 同じく底面図。
【図5】 本実施の形態の単極メスコネクタの正断面
図。
【図6】 同じく右側断面図。
【図7】 従来の基板の分解斜視図。
【図8】 同じく正断面図。
【図9】 同じく右側断面図。
【図10】 同じく底面図。
【符号の説明】
1…支持部材としてのプリント配線板、2…取付孔、3
…ガイド孔としての接触子ガイド孔、4…単極メスコネ
クタ、5…ボックス、6…接触片、7…接触片、8…ク
リンチ片としての端子、9…クリンチ片としての端子、
10…クリンチ片としての端子、11…クリンチ片とし
ての端子、16…接触子。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する側壁と、前記対向する側
    壁に設けられ、オスコネクタの接触子を挟入可能に形成
    された接触片とを有し、全体がほぼ筒状をなすボックス
    と、 前記ボックスの基端から突出され、基板等の支持部材に
    設けられた取付孔に挿入されて、折り曲げ可能に設けら
    れたクリンチ片とを備えた単極メスコネクタにおいて、 前記クリンチ片は、前記接触片が設けられた側壁とは所
    定の角度をもつように配置された他の側壁に対して設け
    られたことを特徴とする単極メスコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記クリンチ片が突出された側壁は、前
    記接触片が設けられた側壁に対して直交するように配置
    されたことを特徴とする請求項1に記載の単極メスコネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記接触片は、側壁の先端から基端方向
    に向かって延出形成されたものである請求項1又は請求
    項2に記載の単極メスコネクタ。
  4. 【請求項4】 クリンチ片は、互いに対向するように、
    複数個設けられたものである請求項1乃至請求項3のう
    ちいずれかに記載の単極メスコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1の単極メスコネクタのクリンチ
    片を支持部材の取付孔に対して挿入し、取付孔から突出
    した部位をボックス側に向かって折り曲げしたことを特
    徴とする単極メスコネクタの取付構造。
  6. 【請求項6】 支持部材には取付孔と、オスコネクタの
    接触子挿通用のガイド孔とを独立して形成したことを特
    徴とする請求項5に記載の単極メスコネクタの取付構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7357651B2 (en) 2005-11-16 2008-04-15 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Female connector, female connector mounting structure, and method of mounting female connector to substrate
JP2020129435A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 第一精工株式会社 雌型コンタクト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7357651B2 (en) 2005-11-16 2008-04-15 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Female connector, female connector mounting structure, and method of mounting female connector to substrate
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