JP2020129435A - 雌型コンタクト - Google Patents

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Abstract

【課題】雄型コンタクトと接触する部分の強度を向上することができる雌型コンタクトを提供する。【解決手段】雌型コンタクト1Aは、雄型コンタクト2Aと嵌合し雄型コンタクト2Aと電気的に接続する導電体から成る。基板接続部10Aは、基板3に接続される。コンタクト挿入部11Aは、基板3に向かう方向に雄型コンタクト2Aを挿入する挿入口11aが設けられた筒状体であって、基板3から離れる方向に基板接続部10Aから離隔して配置される。弾性接点部12Aは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとの間に配置され、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結し、コンタクト挿入部11Aへの雄型コンタクト2Aの挿入に伴って弾性変形するとともに、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2Aと押圧接触する。【選択図】図1

Description

本発明は、雌型コンタクトに関する。
特許文献1には、雄型コンタクトと雌型コンタクトとを有する電気接触子が開示されている。この電気接触子の雌型コンタクトでは、コンタクト同士の相対的な位置ずれを吸収し、適正な接続状態を維持するために、雄型コンタクトと接触する部分である接点部を雄型コンタクトの厚さ方向、幅方向、長手方向に変位させる弾性部が設けられている。
特開2010−055868号公報
上述の雌型コンタクトは、接点部が雄型コンタクトに向けて突出した形状となっているため、外力を受けることで接点部が変形し易いという課題がある。
本発明は、上記実情の下になされたものであり、雄型コンタクトと接触する部分の強度を向上することができる雌型コンタクトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る雌型コンタクトは、
雄型コンタクトと嵌合し該雄型コンタクトと電気的に接続する導電体から成る雌型コンタクトであって、
基板に接続される基板接続部と、
前記基板に向かう方向に前記雄型コンタクトを挿入する挿入口が設けられた筒状体であって、前記基板から離れる方向に前記基板接続部から離隔して配置されるコンタクト挿入部と、
前記基板接続部と前記コンタクト挿入部との間に配置され、前記基板接続部と前記コンタクト挿入部とを連結し、前記コンタクト挿入部への前記雄型コンタクトの挿入に伴って弾性変形するとともに、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトと押圧接触する弾性接点部と、
を備える。
この場合、前記弾性接点部は、
前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトを囲むように配列された複数の部材を備え、
前記複数の部材それぞれが、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトに押圧接触する、
こととしてもよい。
また、前記弾性接点部は、
前記基板接続部と前記コンタクト挿入部とを接続し、前記コンタクト挿入部への前記雄型コンタクトの挿入に伴って弾性変形する弾性部と、
前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトと押圧接触する接点部と、
を備える、
こととしてもよい。
前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記基板接続部及び前記コンタクト挿入部の外形が長方形であり、
前記弾性部は、前記長方形の短辺側に配置され、
前記接点部は、前記長方形の長辺側に配置されている、
こととしてもよい。
前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記基板接続部及び前記コンタクト挿入部の外形が円形である、
こととしてもよい。
前記弾性部は、
前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトを中心に対称な位置に配置され、前記基板接続部と前記コンタクト挿入部とを連結する一対の連結部材を備える、
こととしてもよい。
前記一対の連結部材それぞれは、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部まで延びる板状の部材である、
こととしてもよい。
前記板状の部材は、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かう途中で、屈曲している、
こととしてもよい。
前記板状の部材は、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かう途中で、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトから離れる方向に突出している、
こととしてもよい。
前記板状の部材は、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かう途中で、S字状に屈曲している、
こととしてもよい。
前記板状の部材には、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かって延びる途中に、リング状の部分が挿入されている、
こととしてもよい。
前記接点部は、
前記一対の連結部材とともに、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトを囲むように配設されている、
こととしてもよい。
前記接点部は、前記コンタクト挿入部と前記基板接続部とを連結している、
こととしてもよい。
前記接点部は、前記コンタクト挿入部に接続し、前記基板接続部から離隔している、
こととしてもよい。
前記基板接続部には、前記基板に沿って放射状に広がる方向に折り曲がった折り曲げ部が設けられ、
前記基板接続部は、前記折り曲げ部で、前記基板と接続する、
こととしてもよい。
前記折り曲げ部の先端は、前記基板から離れる方向に折り返されている、
こととしてもよい。
前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記弾性接点部が、前記折り曲げ部からはみ出さないように形成されている、
こととしてもよい。
前記挿入口が設けられた端部は、
放射状に広がる方向に折り曲げられ、前記挿入口に挿入される前記雄型コンタクトを内部に導くガイド部が設けられている、
こととしてもよい。
前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記ガイド部が前記折り曲げ部の外方へ突き出さないように構成されている、
こととしてもよい。
前記基板接続部は、筒状体であり、
前記基板接続部、前記コンタクト挿入部及び前記弾性接点部が、1枚の金属板で構成されている、
こととしてもよい。
本発明によれば、雄型コンタクトと接触する弾性接点部が、基板と接続する基板接続部と、雄型コンタクトが挿入されるコンタクト挿入部との間に配置される。これにより、雄型コンタクトと接触する部分を外方に突出させないようにすることができるため、雄型コンタクトと接触する部分の強度を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係る雌型コンタクト及び雄型コンタクトの構成を示す斜視図である。 図1の雌型コンタクトの5面図及びA−A線断面図である。 基板接続部と基板とを接続するはんだフィレットを示す図である。 (A)は、雄型コンタクトが挿入される途中の状態の斜視図である。(B)は、(A)と同じ状態の正面図である。(C)は、(B)のB−B線断面図である。 (A)は、雄型コンタクトが挿入された状態の斜視図である。(B)は、(A)と同じ状態の正面図である。(C)は、(B)のC−C線断面図である。 雌型コンタクト及び雄型コンタクトの位置ずれ及び角度ずれを示す模式図である。 雌型コンタクトの展開図である。 (A)は、本発明の実施の形態2に係る雌型コンタクトの構成を示す斜視図である。(B)は、(A)の雌型コンタクトの側面図である。 (A)は、本発明の実施の形態3に係る雌型コンタクトの構成を示す斜視図である。(B)は、(A)の雌型コンタクトの側面図である。 (A)は、本発明の実施の形態4に係る雌型コンタクトの構成を示す斜視図である。(B)は、(A)の雌型コンタクトの側面図である。 (A)は、本発明の実施の形態5に係る雌型コンタクトの構成を示す斜視図である。(B)は、(A)の雌型コンタクトの正面図である。(C)は(B)のD−D線断面図である。 本発明の実施の形態6に係る雌型コンタクト及び雄型コンタクトの構成を示す斜視図である。 図12の雌型コンタクトの上面図である。 図12の雌型コンタクトの正面図及び正面図のE−E線断面図及びF−F線断面図である。 (A)〜(C)は、図12の雌型コンタクトに雄型コンタクトが挿入される様子を示す断面図である。 本発明の実施の形態7に係る雌型コンタクトの構成を示す斜視図である。 図1の雌型コンタクトの正面図及び正面図のG−G線断面図及びH−H線断面図である。 ガイド部の変形例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1について説明する。図1に示すように、雌型コンタクト1A及び雄型コンタクト2Aは、導電体から成るコンタクトである。雌型コンタクト1Aは基板3に実装されており、雄型コンタクト2Aは基板4に実装されている。雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2Aとは、互いに嵌合することにより、基板3の回路と基板4の回路とを電気的に接続する。
雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2Aとが嵌合すると、基板3と基板4とは互いに平行となる。そこで、本実施の形態では、基板3及び基板4がZ軸方向に対向して配置され、基板3及び基板4の実装面の面内方向がXY方向であるものとして説明を行う。
雄型コンタクト2Aは、基板4と接続する基板接続部13Aと、雌型コンタクト1Aと接触するコンタクト接触部14Aと、を備える。コンタクト接触部14Aは、基板接続部13Aから基板3の方向(−Z方向)に向かって延びている。雄型コンタクト2Aは、基板4から基板3に向かって、雌型コンタクト1Aに挿入される。
雌型コンタクト1Aは、基板接続部10Aと、コンタクト挿入部11Aと、弾性接点部12Aと、を備える。雌型コンタクト1Aの構成要素は、基板3から見て(+Z方向に)、基板接続部10A、弾性接点部12A及びコンタクト挿入部11Aの順に配置されている。
基板接続部10Aは、基板3に接続される。図2に示すように、基板接続部10Aは、内部空間がZ軸方向に延びる筒状の部材(筒状体)である。基板接続部10Aの基板3と接する部分には、折り曲げ部10aが設けられている。折り曲げ部10aは、基板3に沿って放射状に広がる方向に折り曲がっている。図1に示すように、基板接続部10Aでは、折り曲げ部10aが、基板3と接続する。折り曲げ部10aの放射状に広がる先端部分は、基板3から離れる方向に折り返されている。
図3に示すように、折り曲げ部10aは、基板3にはんだ付けされる。折り曲げ部10aの先端部分が、基板3から離れる方向に折り返されているため、はんだフィレット5の高さを高くすることができる。これにより、基板接続部10Aの基板3への接続強度を高めることができる。なお、折り曲げ部10aの先端部分が、基板3から離れる方向に折り返されていなくても、はんだフィレット5の高さが十分である場合には、このような折り返しは不要となる。
コンタクト挿入部11Aは、基板3に向かう方向に雄型コンタクト2Aを挿入する挿入口11aが設けられた筒状の部材(筒状体)である。コンタクト挿入部11Aは、基板3から離れる方向に基板接続部10Aから離隔して配置される。
コンタクト挿入部11Aにおいて、挿入口11aが設けられた基板4寄りの端部には、ガイド部11bが設けられている。ガイド部11bは、基板4寄りの方向に向かって放射状に広がる方向に折り曲げられ、雄型コンタクト2Aを挿入口11aに導く形状となっている。なお、図2に示すように、コンタクト挿入部11Aでは、基板3をその実装面の直交方向(Z軸方向)から見た場合に、ガイド部11bが、折り曲げ部10aの外方、すなわち基板接続部10Aの外方(雄型コンタクト2Aから遠い方)に突出しないように構成されている。
弾性接点部12Aは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとの間に配置されている。弾性接点部12Aは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結し、コンタクト挿入部11Aへの雄型コンタクト2Aの挿入に伴って弾性変形するとともに、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2Aと押圧接触する。
本実施の形態では、弾性接点部12Aは、弾性部20と、接点部30と、を備える。弾性部20は、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結し、コンタクト挿入部11Aへの雄型コンタクト2Aの挿入に伴って弾性変形する。
図2に示すように、弾性部20(図1参照)は、一対の連結部材20a,20bを備える。連結部材20a,20bそれぞれは、弾性変形可能であり、コンタクト挿入部11Aから基板接続部10Aまで延びる板状の部材である。連結部材20a,20bは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結する。本実施の形態では、連結部材20a,20bが、幅が均一な板状の部材となっている。連結部材20a,20bの幅を均一とすれば、その弾性力等の理論的な計算が容易となる。
連結部材20a,20bは、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2Aを中心に対称な位置に配置される。これにより、弾性接点部12Aの弾性変形性能を、XY平面内で極力均一化することができる。
図2の上面図に示すように、雌型コンタクト1Aは、基板3をその実装面の直交方向(Z軸方向)から見た場合に、基板接続部10A及びコンタクト挿入部11Aの外形は長方形となっている。本実施の形態では、この長方形では、長辺がX軸方向に延びており、短辺がY軸方向に延びている。弾性部20、すなわち連結部材20a,20bは、長方形の短辺側に配置されており、接点部30は、長方形の長辺側に配置されている。接点部30を長辺側に配置することにより、雄型コンタクト2Aとの接触面積を増やすことができる。また、弾性部20を短辺側に配置することにより、弾性部20を弾性変形し易くすることができる。
接点部30は、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2Aと押圧接触する。図2に示すように、接点部30(図1参照)は、一対の連結部材20a、20bとともに、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2Aを囲むように配設されている。このようにすれば、雄型コンタクト2Aが挿入されることにより弾性部20をバランス良く弾性変形させながらも、接点部30と雄型コンタクト2Aとの接触状態を維持することが可能となる。
接点部30は、一対の接点部材30a、30bを備えている。本実施の形態では、接点部30は、コンタクト挿入部11Aと基板接続部10Aとを連結している。これにより、接点部30の強度を片持ちの場合に比べて強くすることができる。
接点部材30a,30bは、弾性変形可能である。さらに、接点部材30a,30bは、Z軸方向に延びており、その途中で、互いに近づく方向に折れ曲がっている。雌型コンタクト1Aに雄型コンタクト2Aが挿入されると、接点部材30a,30bは、Y軸方向に、雄型コンタクト2Aを挟み込む。
また、図2に示すように、雌型コンタクト1Aは、基板3をその実装面の直交方向(Z軸方向)から、すなわち基板4から見た場合に、弾性接点部12Aが、折り曲げ部10aからはみ出さないように形成されている。これにより、基板3上に雌型コンタクト1Aを密集配置した場合に、隣接する雌型コンタクト1Aの弾性接点部12A同士が接触するのを防止することができる。
続いて、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Aと、雄型コンタクト2Aとの嵌め合い動作について説明する。
上述のように、雌型コンタクト1Aは基板3に接続されており、雄型コンタクト2Aは基板4に接続されている。この状態で、雄型コンタクト2Aが雌型コンタクト1Aに挿入される。具体的には、図4(A)、図4(B)及び図4(C)に示すように、雄型コンタクト2Aのコンタクト接触部14Aが、挿入口11aから雌型コンタクト1Aのコンタクト挿入部11Aに挿入される。
このとき、雌型コンタクト1Aと、雄型コンタクト2Aとの間に位置ずれが生じていた場合でも、ガイド部11bにより、コンタクト接触部14Aが挿入口11aに案内され、さらに、弾性部20、すなわち連結部材20a,20bが弾性変形して、コンタクト接触部14Aを、コンタクト挿入部11A内に導き入れることができる。
さらに、雄型コンタクト2Aが、さらに奥まで進むと、図5(A)、図5(B)及び図5(C)に示すように、雄型コンタクト2Aのコンタクト接触部14Aは、雌型コンタクト1Aの接点部30、すなわち接点部材30a,30bの間を通過する。このとき、接点部材30a,30bの間は、コンタクト接触部14Aの厚みよりも狭くなっているので、接点部材30a,30bが、コンタクト接触部14Aにより押圧されて弾性変形する。これにより、接点部材30a,30bに弾性力が発生し、接点部材30a,30bが、挟み込むような形でコンタクト接触部14Aと押圧接触する。これにより、雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2Aとの電気的な接続が実現される。
この状態で、雌型コンタクト1Aと、雄型コンタクト2Aとの間に位置ずれが生じていた場合には、弾性部20、すなわち連結部材20a,20bが弾性変形して、コンタクト挿入部11Aの位置が、雄型コンタクト2Aを挿入可能な位置に調整される。
このように、弾性部20(連結部材20a,20b)は、雌型コンタクト1A及び雄型コンタクト2Aの位置ずれを吸収する。具体的には、図6に示すように、弾性部20(連結部材20a,20b)は、X軸方向の位置ずれΔx、Y軸方向の位置ずれΔy、Z軸回りの角度ずれθzを吸収する。
さらに、弾性部20により、雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2Aとの位置ずれにより発生する基板3と基板接続部10Aとを接続するはんだにかかる荷重を軽減することができる。これにより、はんだはがれを防止することができる。この点は、雄型コンタクト2Aと基板4とを接続するはんだについても同様である。
また、基板3,4で構成される実装部品が振動する環境で用いられる装置に組み込まれた場合には、基板3,4に対して外部から振動が長期間に渡り伝達されるようになる。本実施の形態によれば、伝達される振動を弾性部20で吸収することができるので、振動による衝撃を和らげることができる。また、組み込まれる装置が寒暖差の大きい環境で用いられる場合、そのような寒暖差に起因する基板3,4の位置ずれについても、弾性部20が吸収することができる。
なお、図7に示すように、雌型コンタクト1Aは、1枚の金属板で構成することができる。具体的には、1枚の金属板に対してプレスによる型抜き、折り曲げ等の工程を行うだけで、雌型コンタクト1Aを製造することができる。このようにすれば、雌型コンタクト1Aの材料費及び製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態では、連結部材20a,20bの幅を均一としたが、本発明はこれには限られない。連結部材20a,20bの幅は、一部狭くなっていてもよいし、広くなっていてもよい。また、連結部材20a,20bの幅がZ軸方向に応じて変化するようにしてもよい。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図8(A)及び図8(B)に示すように、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Aは、弾性接点部12Aにおける弾性部20の形状が、上記実施の形態1に係る雌型コンタクト1Aと異なっている。
本実施の形態では、弾性部20は、一対の連結部材21a,21bを備える。連結部材21a,21bは、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2A(図1参照)を中心に対称な位置に配置される。連結部材21a,21bは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結する。
連結部材21a,21bは、コンタクト挿入部11Aから基板接続部10Aに向かう途中で屈曲している点が、上記実施の形態1に係る連結部材20a、20bと異なっている。具体的には、連結部材21a,21bは、コンタクト挿入部11Aから基板接続部10Aに向かう途中で、S字状に屈曲している。連結部材21a,21bをS字状に屈曲させれば、連結部材20a,20bよりも弾性変形し易くなり、雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2A(図1参照)との位置ずれ及び角度ずれを吸収し易くなる。
なお、本実施の形態では、連結部材21a,21bの形状はS字状であったが、本発明はこれには限られない。連結部材21a,21bの形状はV字状であってもよいし、メアンダ(ミアンダ)状であってもよい。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図9(A)及び図9(B)に示すように、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Aは、弾性接点部12Aにおける弾性部20の形状が、上記実施の形態1に係る雌型コンタクト1Aと異なっている。
本実施の形態では、弾性部20は、一対の連結部材22a,22bを備える。連結部材22a,22bは、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2A(図1参照)を中心に対称な位置に配置される。連結部材22a,22bは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結する。
連結部材22a,22bは、コンタクト挿入部11Aから基板接続部10Aに向かう途中で、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2A(図1参照)から離れる方向に突出している。連結部材22a,22bをこのような形状とすれば、連結部材20a,20bよりも、弾性変形し易くなり、雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2A(図1参照)とのずれを吸収し易くなる。また、連結部材22a,22bが、弾性変形しても、雄型コンタクト2A(図1参照)と接触して、弾性変形が妨げられるのを防止することができる。
なお、基板3をその実装面の直交方向から見た場合に、弾性接点部12A(連結部材22a,22b)が、基板接続部10Aの折り曲げ部10aからはみ出さないように形成されている。このようにすれば、雌型コンタクト1Aが、基板3上に近接して配列された場合でも、隣接する雌型コンタクト1A同士の接触を防止することができる。
なお、本実施の形態では、連結部材22a,22bは、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2A(図1参照)から離れる方向に突出したが、本発明はこれには限られない。連結部材22a,22bは、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2A(図1参照)に近づく方向に突出してもよい。この場合、連結部材22a,22bは、変形しても雄型コンタクト2A(図1参照)に接触しないようにするのが望ましい。また、連結部材22a,22bは、W字状、メアンダ(ミアンダ)状に構成されていてもよい。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4について説明する。図10(A)及び図10(B)に示すように、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Aは、弾性接点部12Aにおける弾性部20の形状が、上記実施の形態1に係る雌型コンタクト1Aと異なっている。
本実施の形態では、弾性部20は、一対の連結部材23a,23bを備える。連結部材23a,23bは、コンタクト挿入部11Aに挿入された雄型コンタクト2A(図1参照)を中心に対称な位置に配置される。連結部材23a,23bは、基板接続部10Aとコンタクト挿入部11Aとを連結する。
連結部材23a,23bは、コンタクト挿入部11Aから基板接続部10Aに向かって延びる途中に、リング状の部分が挿入されている。リング状の部分は他の部分より弾性変形し易くなっている。連結部材23a,23bをこのような形状とすれば、上記実施の形態1に係る連結部材20a,20bよりも、弾性変形し易くなり、雌型コンタクト1Aと雄型コンタクト2A(図1参照)とのずれを吸収し易くなる。
本実施の形態では、連結部材23a,23bを、コンタクト挿入部11Aから基板接続部10Aに向かって延びる途中に、リング状の部分が挿入されたものとしたが、本発明はこれには限られない。リング状の部分のように、2つに分岐した部分があればよい。分岐は、3つ以上あってもよい。
実施の形態5.
次に、本発明の実施の形態5について説明する。図11(A)、図11(B)及び図11(C)に示すように、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Aは、弾性接点部12Aにおける接点部30の形状が、上記実施の形態1に係る雌型コンタクト1Aと異なっている。
接点部30は、一対の接点部材31a,31bを備えている。接点部材31a,31bは、Y軸方向に、雄型コンタクト2Aを挟みこんでいる。本実施の形態では、接点部材31a,31bは、コンタクト挿入部11Aに接続し、基板接続部10Aから離隔している。このようにすれば、雄型コンタクト2Aが挿入された時に生じる弾性部20の変形に伴って、接点部30が変形するのを防止することができる。
実施の形態6.
次に、本発明の実施の形態6について説明する。図12及び図13に示すように、本実施の形態に係る雌型コンタクト1B及び雄型コンタクト2Bは、その全体形状が、上記実施の形態1〜5に係る雌型コンタクト1A及び雄型コンタクト2Aと異なる。
本実施の形態では、雌型コンタクト1Bは、基板3をその実装面の直交方向(Z軸方向)から見た場合に、基板接続部10B及びコンタクト挿入部11Bの外形が、円形、すなわち円柱状となっている。これに合わせて、雄型コンタクト2Bについても基板接続部13B及びコンタクト接触部14Bの形状が円柱状となっている。
雌型コンタクト1Bは、基板接続部10Bと、コンタクト挿入部11Bと、弾性接点部12Bと、を備える。基板接続部10Bは、円柱状である他は、基板接続部10Aと同じであり、また、コンタクト挿入部11Bは、円柱状である他は、コンタクト挿入部11Aと同じである。
弾性接点部12Bは、コンタクト挿入部11Bに挿入された雄型コンタクト2Bを囲むように配列された複数の部材40を備えている。図14に示すように、部材40は、Z軸に延びており、基板接続部10Bとコンタクト挿入部11Bとを連結している。さらに、部材40は、Z軸方向に延びる途中で、雄型コンタクト2B(図12参照)が挿入される軸中心に向かって突出している。複数の部材40それぞれは、雌型コンタクト1Bに雄型コンタクト2B(図12参照)が挿入されると、コンタクト挿入部11Bに挿入された雄型コンタクト2B(図12参照)に押圧接触する。この際、雄型コンタクト2B(図12参照)の中心と、雌型コンタクト1Bとの中心がXY方向にずれていた場合には、複数の部材40が弾性変形して、その位置ずれを吸収する。
次に、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Bと、雄型コンタクト2Bとの嵌め合い動作について説明する。
上述のように、雌型コンタクト1Bは基板3に接続されており、雄型コンタクト2Bは基板4に接続されている。この状態で、図15(A)に示すように、雄型コンタクト2Bが雌型コンタクト1Bに挿入される。この場合、図15(B)に示すように、雄型コンタクト2Bのコンタクト接触部14Bが、雌型コンタクト1Bのコンタクト挿入部11Bの挿入口11aに挿入される。
このとき、雌型コンタクト1Bと、雄型コンタクト2Bとの間に位置ずれが生じていた場合でも、ガイド部11bにより、コンタクト接触部14Bを挿入口11aに案内し、さらに、弾性部20、すなわち部材40が弾性変形して、コンタクト接触部14Bをコンタクト挿入部11B内に導き入れることができる。
さらに、雄型コンタクト2Bが、さらに奥まで進むと、図15(C)に示すように、雄型コンタクト2Bのコンタクト接触部14Bは、雌型コンタクト1Bの弾性接点部12B、すなわち複数の部材40の間を通る。このとき、部材40の間は、コンタクト接触部14Bの直径よりも狭くなっているので、部材40がコンタクト接触部14Bにより押圧され、その間がさらに広がるようになる。これにより、部材40に弾性力が発生し、部材40がコンタクト接触部14Bを囲むような形で押圧接触する。これにより、雌型コンタクト1Bと雄型コンタクト2Bとの電気的な接触が実現される。
この状態でも、雌型コンタクト1Bと雄型コンタクト2Bとの間に位置ずれが生じていた場合でも、弾性接点部12B、すなわち部材40が弾性変形して、コンタクト挿入部11Bの位置を、雄型コンタクト2Bを挿入可能な位置に調整することができる。
上述したように、本実施の形態では、放射状に配列された複数の部材40が、弾性変形しつつ、雄型コンタクト2Bと押圧接触するようになる。このようにすれば、弾性接点部12Bの弾性変形をXY面内で均一化することができる。
なお、本実施の形態でも、基板接続部10B、コンタクト挿入部11B及び弾性接点部12Bを、1枚の金属板で構成することができる。具体的には、1枚の金属板に対してプレスによる型抜き、折り曲げを行うだけで、雌型コンタクト1Bが形成される。このようにすれば、雌型コンタクト1Bの材料費及び製造コストを低減することができる。
実施の形態7.
次に、本発明の実施の形態7について説明する。本実施の形態に係る雌型コンタクト1B及び雄型コンタクト2Bは、その全体形状が、上記実施の形態1〜5に係る雌型コンタクト1A及び雄型コンタクト2Aと異なる。さらに、本実施の形態に係る雌型コンタクト1Bは、弾性接点部12Bの形状が、上記実施の形態6に係る雌型コンタクト1Bと異なる。
図16及び図17に示すように、弾性接点部12Bは、弾性部50と、接点部60と、を備える。弾性部50は、基板接続部10Bとコンタクト挿入部11Bとを連結し、コンタクト挿入部11Bへの雄型コンタクト2Bの挿入に伴って弾性変形する。接点部60は、コンタクト挿入部11Bに挿入された雄型コンタクト2B(図12参照)と押圧接触する。
弾性部50及び接点部60は、円周方向にわたって交互に配置されている。弾性部50及び接点部60は、コンタクト挿入部11Bから基板接続部10Bまで延びる板状の部材である。弾性部50及び接点部60は、コンタクト挿入部11Bと基板接続部10Bとを連結している。
弾性部50は、コンタクト挿入部11Bから基板接続部10Bに向かう途中で、コンタクト挿入部11Bに挿入された雄型コンタクト2Bから離れる方向に突出している。接点部60をこのような形状とすれば、弾性変形し易くなり、雌型コンタクト1Bと雄型コンタクト2Bとのずれを吸収し易くなる。
接点部60は、コンタクト挿入部11Bから基板接続部10Bに向かう途中で、コンタクト挿入部11Bに挿入された雄型コンタクト2Bに近づく方向に突出している。このようにすれば、雄型コンタクト2Bが挿入された場合に、コンタクト接触部14Bと接触し易くなる。
本実施の形態では、弾性変形する弾性部50と、雄型コンタクト2Bと接触する接点部60とが分離されている。弾性部50を弾性変形し易い形状とし、接点部60については雄型コンタクト2Bと接触し易い形状とすることができるので、適切な弾性変形と雄型コンタクト2Bとの電気的な接続とを両立させることが可能となる。
以上詳細に説明したように、上記各実施の形態に係る雌型コンタクト1A,1Bによれば、雄型コンタクト2A,2Bと接触する弾性接点部12A,12Bが、基板3と接続する基板接続部10A,10Bと、雄型コンタクト2A,2Bが挿入されるコンタクト挿入部11A,11Bとの間に配置される。これにより、雄型コンタクト2A,2Bと接触する部分である弾性接点部12A,12Bを外方に突出させないようにすることができるため、雄型コンタクト2A,2Bと接触する部分の強度を向上することができる。
また、上記各実施の形態によれば、基板3に接続される基板接続部10A,10Bと、コンタクトが挿入されるコンタクト挿入部11A,11Bとが、弾性接点部12A,12Bを介して接続されているので、雌型コンタクト1A,1Bと雄型コンタクト2A,2Bとに位置ずれが発生しても、その位置ずれにより生じる力が、基板接続部10A,10Bに伝わりにくくすることができるので、雌型コンタクト1A,1Bと基板3との間のはんだはがれを防止することができる。
また、上記各実施の形態によれば、雄型コンタクト2A,2Bが挿入されるコンタクト挿入部が枠状となっているので、コンタクト挿入部11A,11Bの強度が増している。これにより、雄型コンタクト2A,2Bが挿入される際のコンタクト挿入部11A,11Bの変形を防止することができる。
雌型コンタクト1A,1Bには、さらなる変形が可能である。例えば、図18に示すように、ガイド部11bの代わりに、コンタクト挿入部11Aの端部を内側に折り返したガイド部11cを採用するようにしてもよい。また、ガイド部11b,11cはなくてもよい。
基本的には、雌型コンタクトとして、基板と接続する基板接続部と、雄型コンタクトが挿入されるコンタクト挿入部との間に、弾性変形可能かつ雄型コンタクトと接触する弾性接点部が配置されていればよい。Z軸方向から見たときの外形は、正方形でもよいし、三角形、五角形以上の多角形でもよいし、楕円であってもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、例えば基板同士を電気的に接続し、基板間での電力の供給用、信号の送受信用のコンタクトとして適用することができる。
1A,1B 雌型コンタクト、2A,2B 雄型コンタクト、3,4 基板、5 はんだフィレット、10A,10B 基板接続部、10a 折り曲げ部、11A,11B コンタクト挿入部、11a 挿入口、11b,11c ガイド部、12A,12B 弾性接点部、13A,13B 基板接続部、14A,14B コンタクト接触部、20 弾性部、20a,20b,21a,21b,22a,22b,23a,23b 連結部材、30 接点部、30a,30b,31a,31b 接点部材、40 部材、50 弾性部、60 接点部

Claims (20)

  1. 雄型コンタクトと嵌合し該雄型コンタクトと電気的に接続する導電体から成る雌型コンタクトであって、
    基板に接続される基板接続部と、
    前記基板に向かう方向に前記雄型コンタクトを挿入する挿入口が設けられた筒状体であって、前記基板から離れる方向に前記基板接続部から離隔して配置されるコンタクト挿入部と、
    前記基板接続部と前記コンタクト挿入部との間に配置され、前記基板接続部と前記コンタクト挿入部とを連結し、前記コンタクト挿入部への前記雄型コンタクトの挿入に伴って弾性変形するとともに、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトと押圧接触する弾性接点部と、
    を備える雌型コンタクト。
  2. 前記弾性接点部は、
    前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトを囲むように配列された複数の部材を備え、
    前記複数の部材それぞれが、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトに押圧接触する、
    請求項1に記載の雌型コンタクト。
  3. 前記弾性接点部は、
    前記基板接続部と前記コンタクト挿入部とを接続し、前記コンタクト挿入部への前記雄型コンタクトの挿入に伴って弾性変形する弾性部と、
    前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトと押圧接触する接点部と、
    を備える、
    請求項1に記載の雌型コンタクト。
  4. 前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記基板接続部及び前記コンタクト挿入部の外形が長方形であり、
    前記弾性部は、前記長方形の短辺側に配置され、
    前記接点部は、前記長方形の長辺側に配置されている、
    請求項3に記載の雌型コンタクト。
  5. 前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記基板接続部及び前記コンタクト挿入部の外形が円形である、
    請求項2又は3に記載の雌型コンタクト。
  6. 前記弾性部は、
    前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトを中心に対称な位置に配置され、前記基板接続部と前記コンタクト挿入部とを連結する一対の連結部材を備える、
    請求項3に記載の雌型コンタクト。
  7. 前記一対の連結部材それぞれは、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部まで延びる板状の部材である、
    請求項6に記載の雌型コンタクト。
  8. 前記板状の部材は、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かう途中で、屈曲している、
    請求項7に記載の雌型コンタクト。
  9. 前記板状の部材は、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かう途中で、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトから離れる方向に突出している、
    請求項8に記載の雌型コンタクト。
  10. 前記板状の部材は、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かう途中で、S字状に屈曲している、
    請求項8に記載の雌型コンタクト。
  11. 前記板状の部材には、前記コンタクト挿入部から前記基板接続部に向かって延びる途中に、リング状の部分が挿入されている、
    請求項7に記載の雌型コンタクト。
  12. 前記接点部は、
    前記一対の連結部材とともに、前記コンタクト挿入部に挿入された前記雄型コンタクトを囲むように配設されている、
    請求項6から11のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  13. 前記接点部は、前記コンタクト挿入部と前記基板接続部とを連結している、
    請求項12に記載の雌型コンタクト。
  14. 前記接点部は、前記コンタクト挿入部に接続し、前記基板接続部から離隔している、
    請求項12に記載の雌型コンタクト。
  15. 前記基板接続部には、前記基板に沿って放射状に広がる方向に折り曲がった折り曲げ部が設けられ、
    前記基板接続部は、前記折り曲げ部で、前記基板と接続する、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  16. 前記折り曲げ部の先端は、前記基板から離れる方向に折り返されている、
    請求項15に記載の雌型コンタクト。
  17. 前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記弾性接点部が、前記折り曲げ部からはみ出さないように形成されている、
    請求項15又は16に記載の雌型コンタクト。
  18. 前記挿入口が設けられた端部は、
    放射状に広がる方向に折り曲げられ、前記挿入口に挿入される前記雄型コンタクトを内部に導くガイド部が設けられている、
    請求項15から17のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  19. 前記基板をその実装面の直交方向から見た場合に、前記ガイド部が前記折り曲げ部の外方へ突き出さないように構成されている、
    請求項18に記載の雌型コンタクト。
  20. 前記基板接続部は、筒状体であり、
    前記基板接続部、前記コンタクト挿入部及び前記弾性接点部が、1枚の金属板で構成されている、
    請求項1から19のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
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