JP2018045929A - 接触端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性方向以外の方向の外力に対して変形又は破損しにくい接触端子を提供する。【解決手段】天板部10は金属平板で構成される。第1,第2のばね部11,12は、天板部10と一体化した細長状の金属板で構成されている。第1,第2のばね部11,12は、互いに異なる位置で天板部10の外縁と連結した連結部20A,20Bが一端に設けられ、基板2と接続する基板接続部21A,21Bが他端に設けられ、連結部20A,20Bと基板接続部21A,21Bとの間に天板部10に平行な面内方向に折れ曲がりつつ基板2に向かって傾斜して延びる折曲傾斜部22A,22Bが設けられ、互いに干渉することなく天板部10の法線方向に弾性変形可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、接触端子に関する。
基板に実装されるとともに、その基板に対向配置された他の部材と圧接し、基板と他の部材とを電気的に接続する導電性の圧接コネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された圧接コネクタは、基板に接続された下側平板部の端部からそれぞれ延設し、他の部材に接触する上側平板部を中心として同一方向に巻回する第1ばね部及び第2ばね部を備えている。第1ばね部及び第2ばね部の弾性力により、上側平板部は他の部材に圧接し、基板と他の部材とが電気的に接続される。
特開2016−001583号公報
この圧接コネクタでは、第1ばね部の一端は上側平板部の端部に連接しているが、第2ばね部の一端は上側平板部の端部に連接しておらず、上側平板部は、第1ばね部だけで支持されている。このため、例えば、基板が挿入される電子機器の組み立て時等に弾性方向以外の方向から外力がかかって上側平板部がめくれるなどして、圧接コネクタが変形し易くなっており、場合によっては圧接コネクタが破損するおそれもある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、弾性方向以外の方向の外力に対して変形又は破損しにくい接触端子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る接触端子は、
基板に接続され、前記基板に対向配置された他の部材と接触して前記基板と前記他の部材とを電気的に接続する接触端子であって、
金属平板で構成され、前記他の部材と接触する天板部と、
前記天板部と一体化した細長状の金属板で構成され、前記天板部の外縁と連結した第1の連結部が一端に設けられ、前記基板と接続する第1の基板接続部が他端に設けられ、前記第1の連結部と前記第1の基板接続部との間に前記天板部に平行な面内方向に折れ曲がりつつ前記基板に向かって傾斜して延びる第1の折曲傾斜部が設けられ、前記天板部の法線方向に弾性変形可能に構成された第1のばね部と、
前記天板部と一体化した細長状の金属板で構成され、前記第1の連結部と異なる位置で前記天板部の外縁と連結した第2の連結部が一端に設けられ、前記基板と接続する第2の基板接続部が他端に設けられ、前記第2の連結部と前記第2の基板接続部との間に前記天板部に平行な面内方向に折れ曲がりつつ前記基板に向かって傾斜して延びる第2の折曲傾斜部が設けられ、前記第1のばね部と干渉することなく前記天板部の法線方向に弾性変形可能に構成された第2のばね部と、
を備え、
前記第1のばね部及び前記第2のばね部は、前記天板部の法線方向に折り返された部分を有しない。
この場合、前記第1の基板接続部及び前記第2の基板接続部の少なくとも一方では、
前記基板に対向する部分において、前記金属板が前記天板部に向かって折り返されている、
こととしてもよい。
前記第1の基板接続部及び前記第2の基板接続部の少なくとも一方では、
前記基板に対向する部分が前記基板から見て折り曲がっている、
こととしてもよい。
前記第1のばね部は、
前記基板から見て前記第2のばね部を囲むように配置され、
前記第1のばね部は、前記基板から見て、前記基板に向かうにつれて前記天板部の中心から離れるように巻回され、
前記第2のばね部は、前記基板から見て、前記基板に向かうにつれて前記天板部の中心に近づくように巻回されている、
こととしてもよい。
前記第1のばね部及び前記第2のばね部は、
前記天板部を挟むように連結されている、
こととしてもよい。
前記第1のばね部及び前記第2のばね部は、
前記基板から見て前記天板部を中心として同じ方向に巻回されている、
こととしてもよい。
前記第1の基板接続部と、前記第2の基板接続部とは、前記基板から見て、前記天板部の中心を互いに囲むように配置されている、
こととしてもよい。
本発明によれば、第1のばね部及び第2のばね部が天板部の両方と一体化している。このため、弾性方向以外の方向の外力が加わったとしても、第1のばね部及び第2のばね部により天板部を強固に支持することができるので、弾性方向以外の方向の外力に対して変形又は破損しにくくすることができる。
図1(A)及び図1(B)は、本発明の実施の形態1に係る接触端子を斜め上方から見た斜視図である。 接触端子の配置を示す側面図である。 図1の接触端子を構成する金属平板の斜視図である。 キャリアに接続された複数の金属平板を示す図である。 図5(A)乃至図5(D)は、金属平板が折り曲げられ接触端子が形成される流れを示す図である。 図6(A)は、接触端子の上面図である。図6(B)は、接触端子の底面図である。 図7(A)及び図7(B)は、接触端子を斜め下から見た斜視図である。 接触端子が基板間に実装されている様子を示す側面図である。 接触端子が最大限に変形している様子を示す側面図である。 接触端子が最大限に変形している様子を示す上面図である。 本発明の実施の形態2に係る接触端子を斜め下方から見た斜視図である。 図11の接触端子の底面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1について説明する。
本実施の形態に係る接触端子は、基板上の占有面積が小さく(例えば1.4mm×1.4mm)、スマートフォン等の小型の電子機器に内蔵される基板にも実装可能な金属(例えばリン青銅)製の端子である。図1(A)に示すように、接触端子1Aは、基板2上に実装される。本実施の形態では、基板2の実装面をXY面に平行な面とし、基板2の実装面の法線方向をZ軸方向とする。
図1(A)及び図1(B)に示すように、接触端子1Aは、天板部10と、第1のばね部11と、第2のばね部12と、を備える。天板部10は、第1のばね部11及び第2のばね部12を介して基板2に接続されている。第1のばね部11及び第2のばね部12は、天板部10を中心としてZ軸回りにらせん状に巻回されており、Z軸方向に弾性力を有する弾性部材である。天板部10は、第1のばね部11及び第2のばね部12の両方に連結され、両者に支持されている。このため、接触端子1Aが弾性方向(Z軸方向)以外の方向から加えられる外力に対して強靱であり、その外力により変形又は破損し難くなっている。
図2に示すように、接触端子1Aは、基板2と、基板2に対向配置される基板3との間に配置されている。接触端子1Aは、第1のばね部11及び第2のばね部12の弾性力で、天板部10に当接する基板3と圧接する。この接触端子1Aにより、基板2と基板3とが電気的に接続される。
図1に示す接触端子1Aは、部品点数を削減すべく、図3に示す1枚の金属平板1A(例えば板厚0.07mm)から形成される。図3に示すように、この金属平板1Aは、天板部10となる矩形状の金属板10を中心に構成されている。さらに、この金属平板1Aでは、金属板10を挟むように金属板10と連結され、互いに反対側に延びる細長状の一対の金属板11,12が設けられている。この一対の金属板11,12が、第1のばね部11及び第2のばね部12となる。
言い換えると、第1のばね部11の一端は、天板部10の外縁と連結している。第2のばね部12の一端は、天板部10の中心Oに対し、第1のばね部11の一端が連結する位置と点対称な位置で天板部10の外縁と連結している。
金属平板1A(詳細には天板部10)は、製造工程において折り曲げ形成される前、図4に示すように、キャリア5,6に複数接続されている。この金属平板1Aについて、図5(A)に示す状態から、金属板11及び金属板12がそれぞれ折り曲げられると、図5(B)に示す状態となる。続いて、金属板11が金属板10に対して折り曲げられると、図5(B)に示す状態から図5(C)に示す状態となる。さらに、金属板12が金属板10に対して折り曲げられると、図5(C)に示す状態から図5(D)に示す状態となる。このように金属平板1Aは、打ち抜きから折り曲げまで全てプレス成形機で完結するように形成される。この後、金属平板1Aは、キャリア5,6から切り離されて、図1(A)及び図1(B)に示す接触端子1Aとなり、基板2に実装される。
図1(A)及び図1(B)に示すように、天板部10は、接触端子1Aの+Z側の端部に位置する。天板部10の中心Oには、半球状の突出部10Aが設けられており、図2に示すように、突出部10Aが基板3と接触する。
第1のばね部11では、天板部10の外縁と連結する第1の連結部20Aが一端に設けられている。第1の連結部20Aは、天板部10に対して基板2に向かって折り曲げられている。一方で、第1のばね部11の他端には、基板2と接続する第1の基板接続部21Aが設けられている。第1の基板接続部21Aは、基板2に対向する部分を有している。第1の基板接続部21Aは、はんだ付けにより基板2に接続される。
第1のばね部11では、第1の連結部20Aと第1の基板接続部21Aとの間に第1の折曲傾斜部22Aが設けられている。第1の折曲傾斜部22Aは、第1の連結部20Aから天板部10を中心にらせん状に折れ曲がりながら第1の基板接続部21Aまで延びている。
より具体的には、第1の折曲傾斜部22Aは、第1の連結部20Aから天板部10に対して水平に延びる第1の延設部25Aと、天板部10に平行な面内方向に90度に折れ曲がった第1の折曲部23Aと、基板2に向かって傾斜して延びる第1の傾斜部24Aとを有している。ここで、面内方向とは、2次元平面内の任意の方向をいう。Z軸に直交する方向と言い換えてもよい。天板部10は、XY平面に平行であるため、XY平面内の任意のベクトルが指す方向が、天板部10に平行な面内方向となる。
図3に示すように、第1の折曲傾斜部22Aは、第1の連結部20Aから、第1の延設部25A、第1の折曲部23A、第1の傾斜部24A、第1の折曲部23A、第1の傾斜部24A、第1の折曲部23Aの順に連結されて、最終的に第1の基板接続部21Aに連結されている。
第1のばね部11は、弾性変形可能に構成されている。第1のばね部11では、らせん構造となっている第1の折曲傾斜部22Aが弾性変形する。第1の折曲傾斜部22Aは、XY平面内でも変形しつつZ軸方向に弾性変形し、伸縮する。
一方、図1(A)及び図1(B)に示すように、第2のばね部12には、天板部10の外縁と連結する第2の連結部20Bが一端に設けられている。第2の連結部20Bは、基板2に向かって折り曲げられている。一方で、第2のばね部12の他端には、基板2と接続する第2の基板接続部21Bが設けられている。第2の基板接続部21Bは、基板2に対向する部分を有している。第2の基板接続部21Bは、はんだ付けにより基板2に接続される。
第2のばね部12には、第2の連結部20Bと第2の基板接続部21Bとの間に第2の折曲傾斜部22Bが設けられている。第2の折曲傾斜部22Bは、第2の連結部20Bから天板部10を中心にらせん状に折れ曲がりながら第2の基板接続部21Bまで延びている。より具体的には、第2の折曲傾斜部22Bは、第2の連結部20Bから天板部10に対して水平に延びる第2の延設部25Bと、天板部10に平行な面内方向に90度に折れ曲がった第2の折曲部23Bと、基板2に向かって傾斜して延びる第2の傾斜部24Bとを有している。
図3に示すように、第2の折曲傾斜部22Bは、第2の連結部20Bから、第2の延設部25B、第2の折曲部23B、第2の傾斜部24B、第2の折曲部23B、第2の傾斜部24B、第2の折曲部23Bの順に連結されて、最終的に第2の基板接続部21Bに連結されている。
第2のばね部12は、弾性変形可能に構成されている。第2のばね部12では、らせん構造となっている第2の折曲傾斜部22Bが弾性変形する。第2の折曲傾斜部22Bは、XY平面内でも変形しつつ、Z軸方向に弾性変形し、伸縮する。
図6(A)及び図6(B)に示すように、第1のばね部11及び第2のばね部12は、Z軸方向から見た場合に、互いに重ならないように配置されている。さらに、第1のばね部11及び第2のばね部12は、Z軸方向から見た場合に、それぞれが重なった部分を有しないように配置されている。さらに、第1のばね部11及び第2のばね部12は、天板部10の法線方向(Z軸方向)に折り返された部分を有しない。このため、第1のばね部11及び第2のばね部12が、局所的にではなく全体的に弾性変形するようになるので、小さな実装面積の割に、大きな弾性力を得ることができる。
また、図6(B)に示すように、第1のばね部11及び第2のばね部12は、基板2から見て天板部10を中心として同じ方向に巻回されている。このようにすれば、Z軸方向でない方向から外力が加えられる場合に、第1のばね部11と第2のばね部12とは、並列に延びる部分では同じ方向に変形する。このため、第1のばね部11及び第2のばね部12の干渉を極力避けることができる。
また、図6(B)に示すように、第2のばね部12は、基板2から見て第1のばね部11を囲むように配置されている。また、第1のばね部11は、基板2から見たときに、基板2に向かうにつれて(第1の基板接続部21Aに向かうにつれて)、天板部10の中心に近づくように巻回されている。さらに、第2のばね部12は、基板2から見たときに、基板2に向かうにつれて(第2の基板接続部21Bに向かうにつれて)、天板部10の中心から離れるように巻回されている。このようにすれば、第1のばね部11と、第2のばね部12との干渉を防止することができるうえ、第1の基板接続部21Aと第2の基板接続部21Bとの間の間隔を広くして、接触端子1Aを安定して保持することができる。また、図5(A)乃至図5(D)に示すように、まず、天板部10に対して第1のばね部11を折り曲げた後に、天板部10に対して第2のばね部12を折り曲げて第1のばね部11と干渉することなく、接触端子1Aを形成することができる。
また、図7(A)及び図7(B)に示すように、第1の基板接続部21Aでは、基板2に対向する部分において、金属板が天板部10に向かって折り返されている。このようにすれば、図6(B)に示すように、第1の基板接続部21Aにおける基板2との接触面積を大きくすることができるので、接触端子1Aを安定して保持することができる。
また、図6(B)に示すように、第2の基板接続部21Bは、XY面内で折り曲げられてL字状となっている。これにより、接触端子1Aを安定して保持することができる。
また、図6(B)に示すように、第1の基板接続部21Aと、第2の基板接続部21Bとは、基板2から見て、天板部10の中心Oを互いに囲むように配置されている。これにより、接触端子1Aをより安定して保持することができる。
次に、基板2と基板3との間に配置された接触端子1Aの動作について説明する。
接触端子1Aは、図8に示すように、第1のばね部11及び第2のばね部12に余裕がある状態で、基板2と基板3とを電気的に接続する。接触端子1Aは、信号伝送用にも、接地用にも用いられる。
基板2と基板3との間隔が変動すると、接触端子1Aは、その変動に応じて伸縮する。例えば、基板2と基板3との間隔が最大限に短くなると、接触端子1Aは、図9に示すような形状となる。この場合でも、図10に示すように、第1のばね部11及び第2のばね部12は、それぞれが大きくねじれているものの、互いに干渉することはない。第1のばね部11及び第2のばね部12は、Z軸方向に重なっていないので、接触端子1AのZ軸方向の変位量を最大限に大きくすることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図11に示すように、本実施の形態に係る接触端子1Bは、第1の基板接続部21Aにおいても、基板2に対向する部分が折り曲げられて、基板2から見たときにL字状となっている点が上記実施の形態1と異なる。第1の基板接続部21Aでは、L字状の各辺において、基板2に対向する部分が天板部10の方向に折り返されている。このように、第2の基板接続部21BをL字状にすれば、接触端子1Bを基板2上で、より安定して保持することができる。また、基板2に対向する部分の金属板を折り返すことにより、基板2との接地面積を大きくして、接触端子1Bをより安定して保持することができる。
第2の基板接続部21Bにおいても、基板2に対向する部分が、基板2から見たときにL字状に折り曲がっている点は上記実施の形態1と同じである。しかしながら、本実施の形態では、第2の基板接続部21Bでも、L字状の各辺について、基板2に対向する部分において、金属板が天板部10に向かって折り返されている。これにより、基板2と接続される接触面積をさらに大きくことができるので、接触端子1Bを基板2上でより安定して保持することができる。
以上詳細に説明したように、上記各実施の形態によれば、第1のばね部11及び第2のばね部12が天板部10と一体化している。このため、弾性方向以外の方向の外力が加わったとしても、第1のばね部11及び第2のばね部12により天板部10を強固に支持することができるので、弾性方向以外の方向の外力に対して変形又は破損しにくくすることができる。
すなわち、上記各実施の形態では、天板部10が第1のばね部11と第2のばね部12との両方に接続されているので、天板部10を基板2から安定して保持することができる。
また、第1のばね部11及び第2のばね部12を天板部10と一体化することにより、基板2に接続する大きな底板を不要とすることができる。
また、上記各実施の形態によれば、天板部10に第1のばね部11及び第2のばね部12が接続され、第1のばね部11の端部に第1の基板接続部21Aが設けられ、第2のばね部12の端部に第2の基板接続部21Bが設けられ、それぞれの基板接続部が独立して形成される。すなわち、第1の基板接続部21A及び第2の基板接続部21Bの位置は、図4に示すように、キャリア5,6に接続された天板部10を中心に設計され、折り曲げ形成されるので、第1の基板接続部21Aから天板部10までの高さと、第2の基板接続部21Bから天板部10までの高さとを精度良く揃えることができる。この結果、天板部10を基板2の実装面と平行にし易くなる。
なお、上記実施の形態1では、第1の基板接続部21Aで、基板2に対向する部分において、金属板が天板部10に向かって折り返され、上記実施の形態2では、第1の基板接続部21A及び第2の基板接続部21Bで金属板が折り返された部分を有するものとした。しかしながら、本発明はこれには限られない。例えば、第2の基板接続部21Bのみに、金属板が折り返された部分を有していてもよい。また、基板2に対向する部分との接続強度が十分であれば、折り返された部分はなくてもよい。なお、この折り返しは1回に限らず、複数回折り返すようにしてもよい。このようにすれば、基板2と接触する部分の面積をより大きくすることができる。
また、上記各実施の形態のように、金属板をすぐ折り返すのではなく、基板2との接触する部分を広くとってから折り返すようにしてもよい。
また、上記実施の形態1では、第1の基板接続部21Aで、基板2に対向する部分を、基板2から見たときに折り曲がったL字状とし、上記実施の形態2では、第1の基板接続部21A及び第2の基板接続部21Bの両方で、基板2に対向する部分を、基板2から見たときに折り曲がったL字状とした。しかしながら、本発明はこれには限られない。例えば、折り曲げた形状はL字状には限られない。U字状、四角形状など、他の折れ曲がった形状であってもよい。すなわち、折り曲げ数は複数回であってもよく、折り曲がる向きも任意である。折り曲げた回数及び方向が多ければ多いほど、接触端子1Aを安定して保持することができる。
また、上記実施の形態では、第2のばね部12は、基板2から見たときに、第1のばね部11を囲むように配置されている。また、第1のばね部11は、基板2から見たときに、基板2に向かうにつれて天板部10の中心に近づくように巻回され、第2のばね部12は、基板2から見たときに、基板2に向かうにつれて天板部10の中心から離れるように巻回されている。しかしながら、本発明はこれには限られない。第1のばね部11と第2のばね部12とを別々の領域に配置してもよい。また、第1のばね部11及び第2のばね部12の両方を天板部10の中心から離れるように配置してもよいし、両方を天板部10の中心に近づくように配置しても構わない。第1のばね部11及び第2のばね部の折れ曲がり方向は、両者が干渉しないのであれば、特に制限はない。
また、上記実施の形態では、第1のばね部11(第1の連結部20A)及び第2のばね部12(第2の連結部20B)は、天板部10を挟むように連結されている。このようにすれば、両者で、天板部10を最も安定して保持することができる。しかしながら、本発明はこれには限られない。第1のばね部11及び第2のばね部12は、必要なばね長が確保できるのであれば、矩形状の天板部10における隣合う外辺に隣接して配置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、第1のばね部11及び第2のばね部12は、基板2から見て天板部10を中心として同じ方向に巻回されている。このようにすれば、第1のばね部11及び第2のばね部12を配置しやすくすることができるうえ、両者のばね長を極力長くすることができ、変位量を大きくし、弾性力を高めることができる。
また、上記実施の形態では、第1の基板接続部21Aと、第2の基板接続部21Bとは、基板2から見たときに、天板部10の中心Oを互いに囲むように配置されている。これにより、接触端子1A全体を安定して保持することができる。しかしながら、本発明はこれには限られない。接触端子1Aを安定して保持できるのであれば、天板部10の中心Oから見て、第1の基板接続部21Aと第2の基板接続部21Bとが、同じ方向に配置されていてもよい。
また、上記各実施の形態では、第1のばね部11及び第2のばね部12のXY面内の巻回数を1としたが、本発明はこれには限られない。第1のばね部11及び第2のばね部12の巻回数は、複数回であってもよい。
また、上記各実施の形態では、第1の折曲傾斜部22A、第2の折曲傾斜部22Bでは、第1、第2の折曲部23A,23Bと第1、第2の傾斜部24A,24Bとを明確に区別できるものとした。しかしながら、本発明はこれには限られない。例えば、第1の折曲傾斜部22A、第2の折曲傾斜部22Bは、傾斜しながら折り曲がる形状のものであってもよい。
なお、本実施の形態では、基板2と基板3とを電気的に接続する接触端子1Aについて説明したが、本発明はこれには限られない。基板2とその基板2が実装された筐体とを電気的に接続するのに用いるようにしてもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、基板に接続され、基板に対向配置された他の部材と接触して基板と他の部材とを電気的に接続する接触端子に適用することができる。特に、スマートフォン又はタブレット内の基板と筐体とを接続するのに用いることができる。
1A,1B 接触端子(金属平板)、2,3 基板、5,6 キャリア、10 天板部(金属板)、10A 突出部、11 第1のばね部(金属板)、12 第2のばね部(金属板)、20A 第1の連結部、20B 第2の連結部、21A 第1の基板接続部、21B 第2の基板接続部、22A 第1の折曲傾斜部、22B 第2の折曲傾斜部、23A 第1の折曲部、23B 第2の折曲部、24A 第1の傾斜部、24B 第2の傾斜部、25A 第1の延設部、25B 第2の延設部、O 中心

Claims (7)

  1. 基板に接続され、前記基板に対向配置された他の部材と接触して前記基板と前記他の部材とを電気的に接続する接触端子であって、
    金属平板で構成され、前記他の部材と接触する天板部と、
    前記天板部と一体化した細長状の金属板で構成され、前記天板部の外縁と連結した第1の連結部が一端に設けられ、前記基板と接続する第1の基板接続部が他端に設けられ、前記第1の連結部と前記第1の基板接続部との間に前記天板部に平行な面内方向に折れ曲がりつつ前記基板に向かって傾斜して延びる第1の折曲傾斜部が設けられ、前記天板部の法線方向に弾性変形可能に構成された第1のばね部と、
    前記天板部と一体化した細長状の金属板で構成され、前記第1の連結部と異なる位置で前記天板部の外縁と連結した第2の連結部が一端に設けられ、前記基板と接続する第2の基板接続部が他端に設けられ、前記第2の連結部と前記第2の基板接続部との間に前記天板部に平行な面内方向に折れ曲がりつつ前記基板に向かって傾斜して延びる第2の折曲傾斜部が設けられ、前記第1のばね部と干渉することなく前記天板部の法線方向に弾性変形可能に構成された第2のばね部と、
    を備え、
    前記第1のばね部及び前記第2のばね部は、前記天板部の法線方向に折り返された部分を有しない接触端子。
  2. 前記第1の基板接続部及び前記第2の基板接続部の少なくとも一方では、
    前記基板に対向する部分において、前記金属板が前記天板部に向かって折り返されている、
    請求項1に記載の接触端子。
  3. 前記第1の基板接続部及び前記第2の基板接続部の少なくとも一方では、
    前記基板に対向する部分が前記基板から見て折り曲がっている、
    請求項1に記載の接触端子。
  4. 前記第1のばね部は、
    前記基板から見て前記第2のばね部を囲むように配置され、
    前記第1のばね部は、前記基板から見て、前記基板に向かうにつれて前記天板部の中心から離れるように巻回され、
    前記第2のばね部は、前記基板から見て、前記基板に向かうにつれて前記天板部の中心に近づくように巻回されている、
    請求項1に記載の接触端子。
  5. 前記第1のばね部及び前記第2のばね部は、
    前記天板部を挟むように連結されている、
    請求項1に記載の接触端子。
  6. 前記第1のばね部及び前記第2のばね部は、
    前記基板から見て前記天板部を中心として同じ方向に巻回されている、
    請求項5に記載の接触端子。
  7. 前記第1の基板接続部と、前記第2の基板接続部とは、前記基板から見て、前記天板部の中心を互いに囲むように配置されている、
    請求項1に記載の接触端子。
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