JP7463042B2 - すり割り端子 - Google Patents

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Description

本発明は、すり割りされた複数本の接触片を備えたすり割り端子に関する。
図19(a)に示すように、端子挿入方向に切り込まれたスリット11によって、すり割りされた複数本の接触片12を備えたすり割り端子10が用いられている(例えば、特許文献1参照)。すり割り端子10は、メス端子であり、接触片12が先端側で直径方向に弾性変位し、オス端子を各接触片12の弾性力によって保持するように構成されている。
特開2018-165105号公報
しかしながら、従来技術では、図19(b)に矢印で示すように、円筒状の基体の端部から高価な切削加工によってスリット11を切り込んで、すり割りされた複数本の接触片12を形成している。従って、すり割り端子10は、高価なものになるという問題点があった。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、すり割りされた複数本の接触片を安価に形成でき、安価なすり割り端子を提供することを目的とする。
本発明のすり割り端子は、基部と、前記基部に一端部が円環状に配置され、径方向に弾性変形可能な複数本の接触片からなる端子接続部とを備えたすり割り端子であって、
前記基部の一端部には、外周面が溶接面となる筒状の接続部が形成され、
前記端子接続部は、複数本の前記接触片を連結するヒンジ部と、を備え、
前記ヒンジ部は、有端筒状に形成され、前記基部の前記接続部に嵌装されて前記溶接面に溶接され、
前記ヒンジ部は、前記基部と前記端子接続部との中心軸がずれることを許容するバネ機構として、前記基部に溶接される第1ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と第1ばね部によって接続された第2ヒンジ部と、前記第2ヒンジ部と第2ばね部によって接続され、複数本の前記接触片が連結された第3ヒンジ部とを備え、
前記第1ばね部と前記第2ばね部とは、前記ヒンジ部の中心軸を中心にして90度回転した位置に設けられていることを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、切削加工を行うことなく、すり割りされた複数本の接触片を安価に溶接加工によって形成できるため、製造コストが削減され、すり割り端子のコストを低減できるという効果を奏する。
本発明に係るすり割り端子の第1の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図1に示す接触片の変形例を示す図である。 図1に示す接触片を保持する治具の構成を示す斜視図である。 本発明に係るすり割り端子の第2の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図4に示す端子接続部の製造方法を説明する説明図である。 本発明に係るすり割り端子の第3の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図6に示す端子接続部の製造方法を説明する説明図である。 本発明に係るすり割り端子の第4の実施の形態の構成を示す斜視図である。 本発明に係るすり割り端子の第5の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図9に示す端子接続部の動作を説明する断面図である。 図9に示す端子接続部の製造方法を説明する説明図である。 本発明に係るすり割り端子の第6の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図12に示す端子接続部の動作を説明する断面図である。 図12に示す端子接続部の製造方法を説明する説明図である。 本発明に係るすり割り端子の第7の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図15に示す端子接続部の製造方法を説明する説明図である。 本発明に係るすり割り端子の第8の実施の形態の構成を示す斜視図である。 図17に示す端子接続部の製造方法を説明する説明図である。 従来のすり割り端子の構成を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施の形態」という)を、図面を参照して、具体的に説明する。以下、同一の構成には、同一の符号を付し、適宜説明を省略する、
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態のすり割り端子1は、図1を参照すると、基部2と端子接続部3とを備えている。基部2及び端子接続部3は、導電性を有する銅やアルミニウム等の金属材料で構成されている。基部2と端子接続部3とは、個別に形成され、基部2の溶接面21に端子接続部3が溶接されて一体化されている。図1において、(a)は基部2及び端子接続部3の分解斜視図であり、(b)はと基部2及び端子接続部3が一体化された状態を示す斜視図である。
基部2は、円筒形状で構成され、一端部がドーナツ状(円環状)の溶接面21になっている。なお、基部2は、溶接面21に設けられていれば、その形状に制限はない。
端子接続部3は、複数本(本実施の形態では、8本)の接触片31を備えている。接触片31は、弾性変形が可能な略長板状に構成され、径方向に弾性変形可能な向きで基部2の溶接面21に溶接されている。そして、ドーナツ状の溶接面21には、複数本の接触片31の長手方向の一端端が溶接端として溶接され、間隔おいて円環状に配置される。
溶接面21に溶接された複数本の接触片31における長手方向の開放端側(他端部側)が図示しないオス端子の挿入口となる。複数本の接触片31は、オス端子が挿入されると、弾性変形によって径方向の外側に押し広げられ、復元力によってオス端子を保持する。
接触片31は、基部2と一体成型されるのではなく、個別にプレス加工等で作製可能である。従って、接触片31の形状や材質は、基部2に拘泥されることがない。
接触片31と基部2とは、異なる材料で構成しても良い。例えば、接触片31は、オス端子と直接接触する箇所であり、複数本の接触片31の方が一般的に基部2よりも断面積が小さいため、耐久性や導電性が良い高価な材料で構成し、基部2を安価な材料で構成できる。これにより、すり割り端子1全体のコストが削減される。
また、接触片31の形状も自由度を持って形成することができる。例えば、接触片31の内周側に突出するような部位は、基部2との一体成型では形成することが困難であるが、図2(a)に示すように、接触片31の内周側に突出する突起32を簡単に形成できる。突起32の形状は、オス端子に応じて適宜設定すれば良く、突起32を用いてオス端子との接続をより良好にできる。
さらに、端子接続部3のみにメッキ処理を施す場合や、端子接続部3に基部2とは異なるメッキ処理を施す場合には、図2(b)に示すように、メッキ処理を接触片31の全体に施した後に、基部2と複数本の接触片31とを溶接によって一体化すると良い。接触片31に対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1のコストを削減できる。
図2に示すように、接触片31は、1片ずつ溶接で基部2の溶接面21に接続しても良いが、基部2の溶接面21に接続する全ての接触片31を位置決めして保持した状態で溶接を行うことで、作業効率が向上する。
図3(a)には、基部2の溶接面21に接続する全ての接触片31を位置決めして保持できる治具4が示されている。治具4は、ゴム等の弾性部材によって構成され、基部2と同じ直径を有する円筒部材である。治具4の内周には、接触片31を保持するリブ部41が保持する接触片31の本数および配置に応じて設けられている。
接触片31をリブ部41の間に開放端側から挿入させることで、図3(b)に示すように、基部2の溶接面21に接続する全ての接触片31を位置決めし、溶接面が露出した状態で保持することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態のすり割り端子1aは、図4を参照すると、基部2と端子接続部3aとを備えている。基部2及び端子接続部3aは、導電性を有する銅やアルミニウム等の金属材料で構成されている。基部2と端子接続部3aとは、個別に形成され、基部2の溶接面21に端子接続部3aが溶接されて一体化されている。図4において、(a)は基部2及び端子接続部3aの分解斜視図であり、(b)はと基部2及び端子接続部3aが一体化された状態を示す斜視図である。
端子接続部3aは、図5(a)に示すように、基部2の溶接面21に接続する全て(8本)の接触片31が、ヒンジ部33aで連結されて一体形状で形成されている。ヒンジ部33aは、接触片31の弾性変形を確保するため、基部2の溶接面21に溶接される根元側に設けられている。また、ヒンジ部33aは、接触片31よりも薄肉で構成され、簡単に湾曲可能である。
さらに、端子接続部3aにメッキ処理を施す場合には、メッキ処理を端子接続部3aの全体に施した後に、基部2と端子接続部3aとを溶接によって一体化する。端子接続部3aに対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る接触片31への部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1aのコストを削減できる。
また、ヒンジ部33aによって、基部2の溶接面21に接続する全ての接触片31が一体化されているため、接触片31の管理が容易になる。そして、図5(b)に示すように、ヒンジ部33aで連結された状態の接触片31を円環状に配置させ、基部2の溶接面21に溶接することができるため、作業性が向上する。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態のすり割り端子1bは、図6を参照すると、基部2bと端子接続部3bとを備えている。基部2b及び端子接続部3bは、導電性を有する金属材料(例えば、銅材、銅、アルミニウム等)で構成されている。基部2bと端子接続部3bとは、個別に形成され、基部2bの溶接面21bに端子接続部3bのヒンジ部33bが溶接されて一体化されている。図6において、(a)は基部2b及び端子接続部3bの分解斜視図であり、(b)は基部2b及び端子接続部3bが一体化された状態を示す斜視図である。
基部2bと端子接続部3bとが個別に形成されているため、それぞれに適した異なる金属材料やメッキ処理を採用することができる。例えば、基部2bは、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で構成し、端子接続部3bは、ばね性銅材材料(銀メッキ)で構成することができる。
基部2bの一端部には、開放端から順に、円筒状(円柱状も含む)の接続部22と、接続部22よりも外径が大きい額部23とが、例えば、切削加工(旋盤)によって形成されている。そして、接続部22の外周面が、端子接続部3bが溶接される溶接面21bとして機能する。なお、溶接面21bとなる外側面が設けられていれば、接続部22及び額部23の形状や製造方法には特に制限はない。
端子接続部3bは、全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33bに等間隔で連結されて一体形状で形成されている。そして、ヒンジ部33bは、接触片31の軸方向を中心にして基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工されている。これにより、軸方向から見て接触片31が円環状に等間隔に配置される。そして、ヒンジ部33bは、基部2bの接続部22に嵌装され、額部23によって位置決めされた状態で、溶接面21bに溶接されて基部2bと一体化されている。なお、額部23を溶接面とし、ヒンジ部33bと額部23とを溶接によって一体化しても良い。また、ヒンジ部33bに形成されている切り欠き34は、スポット溶接用に設けられているが、溶接方法については特に制限はない。
端子接続部3bの製造方法は、まず、図7(a)に示す平面図のように、平行に配置された全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33bによって連結されている板状体(櫛歯体)をプレス加工で金属板を打ち抜いて作成する。次に、図7(b)に示す側面図のように、接触片31に対して打ち出し加工や折り曲げ加工を適宜実施する。打ち出し加工は、接触片31をプレス等で変形させる加工であり、第3の実施の形態では、接触片31に内周側に突出する突起32を形成する加工を実施している。折り曲げ加工は、接触片31をプレス等で折り曲げる加工であり、第3の実施の形態では、接触片31の先端を外周方向に折り曲げてオス端子の受け口を形成する加工と、弾性変形を確保するため、接触片31の根元付近に屈曲部を形成する加工とを実施している。各接触片31への打ち出し加工や折り曲げ加工は、同一平面で実施できるため、全ての接触片31に対する加工を同時に実施することができ、作業効率が向上する。
次に、ヒンジ部33bを、接触片31の軸方向を中心にして巻き回し、基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工する。これにより、金属板から図6に示す端子接続部3bを簡単に製造することができる。
さらに、端子接続部3bにメッキ処理を施す場合には、メッキ処理を端子接続部3bの全体に施した後に、基部2bと端子接続部3bとを溶接によって一体化する。端子接続部3bに対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る接触片31への部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1bのコストを削減できる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態のすり割り端子1cは、図8を参照すると、基部2cと端子接続部3bとを備えている。基部2c及び端子接続部3bは、導電性を有する銅やアルミニウム等の金属材料で構成されている。基部2cと端子接続部3bとは、個別に形成され、基部2cの溶接面21cに端子接続部3bのヒンジ部33bが溶接されて一体化されている。図8において、(a)は基部2c及び端子接続部3bの分解斜視図であり、(b)は基部2c及び端子接続部3bが一体化された状態を示す斜視図である。
基部2cは、端子接続部3bと別体で形成されているため、それぞれに適した異なる金属材料やメッキ処理を採用することができる。例えば、基部2cは、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で構成し、端子接続部3bは、ばね性銅材材料(銀メッキ)で構成することができる。
基部2cは、端子接続部3bと同様にプレス加工で金属板を打ち抜き、ロール加工によって有端筒状の接続部22と電線が加締められるカシメ部24とが形成されている。このように、基部2cと端子接続部3bとが個別に形成されているため、基部2cは、一端部に接続部22が設けられていれば、その形状や製造方法には特に制限はなく、カシメ部24等の様々な機能を付加することができる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態のすり割り端子1dは、図9を参照すると、基部2bと端子接続部3dとを備えている。基部2b及び端子接続部3dは、導電性を有する金属材料(例えば、銅材、銅、アルミニウム等)で構成されている。基部2bと端子接続部3dとは、個別に形成され、基部2bの溶接面21bに端子接続部3dのヒンジ部33dが溶接されて一体化されている。図9において、(a)は基部2b及び端子接続部3dの分解斜視図であり、(b)は基部2b及び端子接続部3dが一体化された状態を示す斜視図である。
端子接続部3dは、基部2bと別体で形成されているため、基部2bとは異なる金属材料やメッキ処理を採用することができる。例えば、基部2bは、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で構成し、端子接続部3dは、ばね性銅材材料(銀メッキ)で構成することができる。
端子接続部3dは、全て(4本)の接触片31の根元付近において周方向の両側面がヒンジ部33dにそれぞれ支持され、ヒンジ部33dに等間隔で連結されて一体形状で形成されている。ヒンジ部33dは、接触片31の軸方向を中心にして、基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工されている。これにより、軸方向から見て接触片31が円環状に等間隔に配置される。ヒンジ部33dは、基部2bの接続部22に嵌装され、額部23によって位置決めされた状態で、溶接面21bに溶接されて基部2bと一体化されている。なお、ヒンジ部33dと額部23とを溶接によって一体化しても良い。
また、接触片31の根元側(ヒンジ部33dによって支持された箇所よりも根元側)は、図10(a)に示すように、当接片35として内周に向けて折り返されている。これにより、図10(b)に示すように、端子接続部3dの先端側からオス端子5が挿入されると、オス端子5の先端が当接片35に当接する。そして、接触片31の先端側(ヒンジ部33dによって支持された箇所よりも先端側)と、当接片35とは、ヒンジ部33dによって支持された箇所を支点として両側に位置するため、オス端子5の先端が当接片35に当接することで、接触片31の先端が矢印で示すオス端子5を締め付ける方向に可動し、接触片31の先端とオス端子との接触が強固なものとなる。挿入力、すなわち挿入されるオス端子5に接触片31の先端を押し当てる付勢力を低減させることができるため、接触片31の摩耗を低減でき、メッキ剥がれを防止することができる。
端子接続部3dの製造方法は、まず、図11(a)に示す平面図のように、平行に配置された全て(4本)の接触片31を根元付近の両側面でそれぞれ支持するヒンジ部33dによって連結されている板状体(櫛歯体)をプレス加工で金属板を打ち抜いて作成する。次に、図11(b)に示す側面図のように、接触片31に対して打ち出し加工や折り曲げ加工を適宜実施する。打ち出し加工は、接触片31をプレス等で変形させる加工であり、第5の実施の形態では、接触片31に内周側に突出する突起32を形成する加工を実施している。折り曲げ加工は、接触片31をプレス等で折り曲げる加工であり、第5の実施の形態では、接触片31の先端を外周方向に折り曲げてオス端子の受け口を形成する加工と、接触片31の根元側を内周方向に折り曲げて当接片35を形成する加工とを実施している。各接触片31への打ち出し加工や折り曲げ加工は、同一平面で実施できるため、全ての接触片31に対する加工を同時に実施することができ、作業効率が向上する。
次に、ヒンジ部33dを、接触片31の軸方向を中心にして巻き回し、基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工する。これにより、金属板から図9に示す端子接続部3dを簡単に製造することができる。
さらに、端子接続部3dにメッキ処理を施す場合には、メッキ処理を端子接続部3dの全体に施した後に、基部2bと端子接続部3dとを溶接によって一体化する。端子接続部3dに対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る接触片31への部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1dのコストを削減できる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態のすり割り端子1eは、図12を参照すると、基部2bと端子接続部3eとを備えている。基部2b及び端子接続部3eは、導電性を有する金属材料(例えば、銅材、銅、アルミニウム等)で構成されている。基部2bと端子接続部3eとは、個別に形成され、基部2bの溶接面21bに端子接続部3eのヒンジ部33eが溶接されて一体化されている。図12において、(a)は基部2b及び端子接続部3eの分解斜視図であり、(b)は基部2b及び端子接続部3eが一体化された状態を示す斜視図である。
端子接続部3eは、基部2bと別体で形成されているため、基部2bとは異なる金属材料やメッキ処理を採用することができる。例えば、基部2bは、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で構成し、端子接続部3eは、ばね性銅材材料(銀メッキ)で構成することができる。
端子接続部3eは、全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33eに等間隔で連結されて一体形状で形成されていると共に、ヒンジ部33eには、複数(4個)の係止部36が形成されている。そして、ヒンジ部33eは、接触片31の軸方向を中心にして基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工されている。これにより、軸方向から見て接触片31が円環状に等間隔に配置される。係止部36は、後端側(基部2bに接続される側)から径方向の外側に向けて切起こされた切起こし片である。そして、ヒンジ部33eは、基部2bの接続部22に嵌装され、額部23によって位置決めされた状態で、溶接面21bに溶接されて基部2bと一体化されている。なお、額部23を溶接面としてヒンジ部33eと額部23とを溶接によって一体化しても良い。
すり割り端子1eを図13(a)に示すようなメスハウジング6に装着して使用する場合、係止部36は、すり割り端子1eをメスハウジング6にロックするロック機構として機能する。すり割り端子1eは、図13(b)に矢印で示すように、メスハウジング6の後端側から装着穴61に挿入して装着する。装着穴61には、内周に向けて張り出した円環状の被係止部62が形成されている。すり割り端子1eは、メスハウジング6の装着穴61に挿入する際には、被係止部62に当接することで係止部36が内周方向に閉じて、係止部36が被係止部62を超えると係止部36が外周方向に開く。これにより、係止部36の先端が被係止部62に係止され、すり割り端子1eがメスハウジング6の装着穴61にロックされる。
端子接続部3eの製造方法は、まず、図14(a)に示す平面図のように、平行に配置された全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33eによって連結されていると共に、ヒンジ部33eに係止部36を形成するためのスリットが形成された板状体(櫛歯体)をプレス加工で金属板を打ち抜いて作成する。次に、図14(b)に示す側面図のように、接触片31に対して打ち出し加工や折り曲げ加工を適宜実施すると共に、ヒンジ部33eに対して折り曲げ加工を適宜実施する。打ち出し加工は、接触片31をプレス等で変形させる加工であり、第6の実施の形態では、接触片31に内周側に突出する突起32を形成する加工を実施している。折り曲げ加工は、接触片31及びヒンジ部33eをプレス等で折り曲げる加工であり、第6の実施の形態では、接触片31の先端を外周方向に折り曲げてオス端子の受け口を形成する加工と、弾性変形を確保するため、接触片31の根元付近に屈曲部を形成する加工と、ヒンジ部33eの係止部36を外周方向に折り曲げる加工とを実施している。各接触片31への打ち出し加工や折り曲げ加工と、ヒンジ部33eの複数の係止部36への折り曲げ加工とは、同一平面で実施できるため、全ての接触片31や複数の係止部36に対する加工を同時に実施することができ、作業効率が向上する。
次に、ヒンジ部33eを、接触片31の軸方向を中心にして巻き回し、基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工する。これにより、金属板から図12に示す端子接続部3eを簡単に製造することができる。
さらに、端子接続部3eにメッキ処理を施す場合には、メッキ処理を端子接続部3eの全体に施した後に、基部2bと端子接続部3eとを溶接によって一体化する。端子接続部3eに対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る接触片31への部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1eのコストを削減できる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態のすり割り端子1fは、図15を参照すると、基部2bと端子接続部3fとを備えている。基部2b及び端子接続部3fは、導電性を有する金属材料(例えば、銅材、銅、アルミニウム等)で構成されている。基部2bと端子接続部3fとは、個別に形成され、基部2bの溶接面21bに端子接続部3fのヒンジ部33fが溶接されて一体化されている。図15において、(a)は基部2b及び端子接続部3fの分解斜視図であり、(b)は基部2b及び端子接続部3fが一体化された状態を示す斜視図である。
端子接続部3fは、基部2bと別体で形成されているため、基部2bとは異なる金属材料やメッキ処理を採用することができる。例えば、基部2bは、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で構成し、基部2bは、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で構成し、端子接続部3fは、ばね性銅材材料(銀メッキ)で構成することができる。
端子接続部3fは、(8本)の接触片31の全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33fに等間隔で連結されて一体形状で形成されている。そして、ヒンジ部33fは、有端円筒状にロール加工されている。これにより、軸方向から見て接触片31が円環状に等間隔に配置される。ヒンジ部33fは、第1ヒンジ部33fと、第2ヒンジ部33fと、第3ヒンジ部33fとを備え、第3ヒンジ部33fに接触片31の根元が等間隔で連結されている。
第1ヒンジ部33fと、第2ヒンジ部33fとは一対の第1ばね部37を介して、第2ヒンジ部33fと、第3ヒンジ部33fとは一対の第2ばね部38を介してそれぞれ連結されている。すなわち、一対の第1ばね部37と一対の第2ばね部38とは、軸方向にずれた位置に設けられている。一対の第1ばね部37は、ヒンジ部33fの中心軸に対して対称位置(回転角度180度の位置)に設けられている。そして、一対の第2ばね部38は、ヒンジ部33fの中心軸を中心にして一対の第1ばね部37と90度回転した位置に設けられている。この構成により、第1ばね部37及び第2ばね部38は、基部2bと端子接続部3fの中心軸がずれることを許容するバネ機構として機能する。
第1ヒンジ部33fは、接触片31の軸方向を中心にして基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工されている。なお、図15に示す例では、第1ヒンジ部33fが2個の円弧に分割された例が示されているが、第1ヒンジ部33fを1個の有端円筒状にしても良い。そして、第1ヒンジ部33fは、基部2bの接続部22に嵌装され、額部23によって位置決めされた状態で、溶接面21bに溶接されて基部2bと一体化されている。なお、額部23を溶接面として第1ヒンジ部33fと額部23とを溶接によって一体化しても良い。
これにより、接触片31と基部2bとの間に第1ばね部37及び第2ばね部38が介在することになる。第1ばね部37及び第2ばね部38が動くことにより、基部2bと端子接続部3fの中心軸がずれることが許容され、オス端子5の片当たりによる過剰な接圧と端子摩耗を防止できる。
端子接続部3bの製造方法は、まず、図16(a)に示す平面図のように、平行に配置された全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33f(第3ヒンジ部33f)によって連結されている板状体(櫛歯体)をプレス加工で金属板を打ち抜いて作成する。次に、図16(b)に示す側面図のように、接触片31に対して打ち出し加工や折り曲げ加工を適宜実施すると共に、第1ばね部37及び第2ばね部38に対して折り曲げ加工を適宜実施する。打ち出し加工は、接触片31をプレス等で変形させる加工であり、第7の実施の形態では、接触片31に内周側に突出する突起32を形成する加工を実施している。折り曲げ加工は、接触片31、第1ばね部37及び第2ばね部38をプレス等で折り曲げる加工であり、第7の実施の形態では、接触片31の先端を外周方向に折り曲げてオス端子の受け口を形成する加工と、第1ばね部37及び第2ばね部38を屈曲させて弾性を付与する加工とを実施している。各接触片31への打ち出し加工や第1ばね部37及び第2ばね部38への折り曲げ加工は、同一平面で実施できるため、全ての接触片31や第1ばね部37及び第2ばね部38に対する加工を同時に実施することができ、作業効率が向上する。
次に、ヒンジ部33fを、接触片31の軸方向を中心にして巻き回し、少なくとも第1ヒンジ部33fを基部2bの接続部22の外径よりも大きく額部23の外径よりも小さい内径を有する有端円筒状にロール加工する。これにより、金属板から図15に示す端子接続部3fを簡単に製造することができる。
さらに、端子接続部3fにメッキ処理を施す場合には、メッキ処理を端子接続部3fの全体に施した後に、基部2bと端子接続部3fとを溶接によって一体化する。端子接続部3fに対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る接触片31への部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1fのコストを削減できる。
(第8の実施の形態)
第8の実施の形態のすり割り端子1gは、図17を参照すると、基部2gと端子接続部3gとを備えている。基部2g及び端子接続部3gは、導電性を有する金属材料(例えば、銅材、銅、アルミニウム等)で構成されている。基部2gと端子接続部3gとは、個別に形成され、基部2gの溶接面21gに端子接続部3gのヒンジ部33gが溶接されて一体化されている。図17において、(a)は基部2g及び端子接続部3gの分解斜視図であり、(b)は基部2g及び端子接続部3gが一体化された状態を示す斜視図である。
基部2gと端子接続部3gとが個別に形成されているため、それぞれに適した異なる金属材料やメッキ処理を採用することができる。例えば、基部2gには、純銅材料(錫メッキorメッキなし)で、端子接続部3gには、ばね性銅材材料(銀メッキ)で構成することができる。
基部2gの一端部には、開放端から順に、円柱状の接続部22が、例えば、切削加工(旋盤)によって形成されている。そして、接続部22の端面が、端子接続部3bが溶接される溶接面21gとして機能する。なお、端面が溶接面21gとなる接続部22であれば、接続部22の形状や製造方法には特に制限はない。
端子接続部3gは、全て(8本)の接触片31の根元がヒンジ部33gで連結されて一体形状で形成されている。ヒンジ部33gは、接触片31の軸方向に対してほぼ垂直な板状体(例えば、円板状)であり、接触片31の根元側が屈曲して放射状に等間隔で連結されている。これにより、軸方向から見て接触片31が放射状に等間隔に配置される。そして、ヒンジ部33gは、基部2gの接続部22の溶接面21gに溶接されて基部2gと一体化されている。
端子接続部3gの製造方法は、まず、図16に示す平面図のように、全て(8本)の接触片31がヒンジ部33gから放射状に延びる板状体をプレス加工で金属板を打ち抜いて作成する。そして、全て(8本)の接触片31をヒンジ部33gに対してほぼ垂直に折り曲げる折り曲げ加工を実施することで、金属板から図17に示す端子接続部3gを簡単に製造することができる。
さらに、端子接続部3gにメッキ処理を施す場合には、メッキ処理を端子接続部3gの全体に施した後に、基部2gと端子接続部3gとを溶接によって一体化する。端子接続部3gに対して個別にメッキ処理を施すことで、手間の係る接触片31への部分メッキと同様の効果が得られ、すり割り端子1gのコストを削減できる。
以上の実施の形態では、基部2、2b、2c、2gの接続部22を円筒状や円柱状に構成した例を示したが、筒状や円柱状であれば、例えば、多角筒状や多角柱状であっても良い。同様に、ヒンジ部33、33b、33d、33e、33fを有端円筒状に構成した例を示したが、有端筒状であれば、例えば、有端多角筒状であっても良い。
以上説明したように、本実施の形態は、基部2と、基部2に一端部が円環状に配置された、径方向に弾性可能な複数本の接触片31からなる端子接続部3とを備えたすり割り端子1であって、基部2には、溶接面21が設けられ、端子接続部3は、溶接によって溶接面21に接続されている。
この構成により、切削加工を行うことなく、すり割りされた複数本の接触片31を安価に溶接加工によって形成できるため、製造コストが削減され、すり割り端子1のコストを低減できる。また、端子接続部3の全体にメッキ処理を施すことで、端子接続部3のみに対する部分メッキを簡単に行うことができる。
さらに、本実施の形態において、端子接続部3bは、複数本の接触片31を連結するヒンジ部33bを備え、ヒンジ部33bが溶接によって基部2bの溶接面21bに接続されている。
この構成により、溶接面積が確保されるため、基部2bと端子接続部3bとを強固に接続することができる。
さらに、本実施の形態において、基部2bの一端部には、外周面が溶接面21bとなる筒状の接続部22が形成され、ヒンジ部33bは、有端筒状に形成され、基部2bの接続部に嵌装されて溶接面21bに溶接されている。
この構成により、基部2bと端子接続部3bとの位置決めを容易に行うことができる。
さらに、本実施の形態において、基部2cの接続部22は、有端筒状に形成され、電線を加締めるカシメ部24が接続部22に連結して形成されている。
この構成により、基部2cにカシメ部24の機能を付加することができる。
さらに、本実施の形態において、ヒンジ部33bには、基部2bに接続される側から径方向の外側に向けて切起こされた係止部36が形成されている。
この構成により、メスハウジング6とのロック機構を簡単に設けることができる
さらに、本実施の形態において、接触片31は、根元付近の両側面がヒンジ部33bによって支持され、接触片31の根元は、挿入されるオス端子5の先端と当接する当接片35として内周に向けて折り返されている。
この構成により、挿入力を低減させることができるため、接触片31の摩耗を低減でき、メッキ剥がれを防止することができる。
さらに、本実施の形態において、ヒンジ部33fは、基部2bと端子接続部3fとの中心軸がずれることを許容するバネ機構(第1ばね部37、第2ばね部38)を備えている。
この構成により、基部2bと端子接続部3fの中心軸がずれることが許容され、オス端子5の片当たりによる過剰な接圧と端子摩耗を防止できる。
さらに、本実施の形態において、ヒンジ部33fは、基部2bに溶接される第1ヒンジ部33fと、第1ヒンジ部33fと第1ばね部37によって接続された第2ヒンジ部33fと、第2ヒンジ部33fと第2ばね部38によって接続され、複数本の接触片31が連結された第3ヒンジ部33fとを備え、第1ばね部37と第2ばね部38とは、ヒンジ部33fの中心軸を中心にして90度回転した位置に設けられている。
この構成により、簡単にバネ機構(第1ばね部37、第2ばね部38)を構成することができる。
さらに、本実施の形態において、基部2gに一端部には、端面が溶接面21gなる柱状の接続部22が形成され、複数の接触片31の根元側が屈曲して放射状に等間隔で連結されたヒンジ部33gが溶接によって基部2gの溶接面21gに接続されている。
この構成により、溶接面積が確保されるため、基部2bと端子接続部3bとを強固に接続することができる。
また、本実施の形態は、基部2と、基部2に一端部が円環状に配置された、径方向に弾性可能な複数本の接触片31からなる端子接続部3とを備えたすり割り端子1の製造方法であって、基部2と端子接続部3とを個別に形成する形成工程と、端子接続部3を基部2に溶接によって接続する溶接工程と、を備えている。
さらに、本実施の形態において、形成工程では、基部2に接続する全ての接触片31をヒンジ部33aで連結した端子接続部3を一体形状で形成する。
この構成により、基部2の溶接面21に接続する全ての接触片31を一体として管理することができ、接触片31の管理が容易になる。
さらに、本実施の形態において、溶接工程では、治具4によって基部2に接続する全ての接触片31を位置決めして保持した状態で溶接する。
この構成により、複数本の接触片31の溶接を連続して行うことができ、作業効率が向上する。
さらに、本実施の形態において、形成工程では、基部2bに接続する全ての接触片31がヒンジ部33bによって連結されている板状体を打ち抜き、ヒンジ部33bにロール加工を施して端子接続部3bを形成し、溶接工程では、ヒンジ部33bを溶接によって基部2bの溶接面21bに接続させる。
この構成により、各接触片31への突起32の打ち出し加工や折り曲げ加工は、同一平面で実施できるため、全ての接触片31に対する加工を同時に実施することができ、作業効率が向上する。
以上、本明細書では、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、10 すり割り端子
2、2b、2c、2g 基部
3、3a、3b、3d、3e、3f、3g 端子接続部
4 治具
5 オス端子
6 メスハウジング
11 スリット
12、31 接触片
21、21b、21c、21g 溶接面
22 接続部
23 額部
24 カシメ部
31 接触片
32 突起
33、33a、33b、33d、33e、33f、33g ヒンジ部
33f 第1ヒンジ部
33f 第2ヒンジ部
33f 第3ヒンジ部
34 切り欠き
35 当接片
36 係止部
37 第1ばね部
38 第2ばね部
41 リブ部
61 装着穴
62 被係止部

Claims (1)

  1. 基部と、前記基部に一端部が円環状に配置され、径方向に弾性変形可能な複数本の接触片からなる端子接続部とを備えたすり割り端子であって、
    前記基部の一端部には、外周面が溶接面となる筒状の接続部が形成され、
    前記端子接続部は、複数本の前記接触片を連結するヒンジ部と、を備え、
    前記ヒンジ部は、有端筒状に形成され、前記基部の前記接続部に嵌装されて前記溶接面に溶接され、
    前記ヒンジ部は、前記基部と前記端子接続部との中心軸がずれることを許容するバネ機構として、前記基部に溶接される第1ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と第1ばね部によって接続された第2ヒンジ部と、前記第2ヒンジ部と第2ばね部によって接続され、複数本の前記接触片が連結された第3ヒンジ部とを備え、
    前記第1ばね部と前記第2ばね部とは、前記ヒンジ部の中心軸を中心にして90度回転した位置に設けられていることを特徴とするすり割り端子。
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