JP2019009102A - コネクタ、コネクタ付き電線、及び医療機器用センサ - Google Patents

コネクタ、コネクタ付き電線、及び医療機器用センサ Download PDF

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Abstract

【課題】相手側端子ピンが挿入し易く且つ抜け難いコネクタ、コネクタ付き電線、及び医療用センサを提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、電線が接続可能な端子基部及び相手側端子ピンが接続される電気接続部を有するコネクタ端子と、端子収容部を有するコネクタハウジングと、を備え、端子収容部は電気接続部の周囲を囲う筒状内周面を有し、電気接続部は中心軸周りに間隔をあけて並ぶ弾性接触片を有し、各弾性接触片は、中心軸に沿って延びると共に湾曲する接触部と、接触部の移動を規制する基部と、中心軸と直交する方向において接触部より外側に位置する先端部と、を有し、接触部は、端子挿入口から挿入された相手側端子ピンから筒状内周面側への押圧力を受けることで、先端部を筒状内周面に接触させた状態でその先端を端子挿入口側に移動させるように弾性変形して直線状となることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタ端子と該コネクタ端子が収容されるハウジングとを備えたコネクタ、コネクタ付き電線、及び前記コネクタ付き電線を備えた医療機器用センサに関する。
従来から、相手側端子ピンが挿抜されるコネクタ端子が知られている(特許文献1参照)。具体的に、このコネクタ端子は、図11に示すように、電線105が接続される電気接続部101と、電気接続部101から延びる下部接触片102と、下部接触片102の基部と連接し、下部接触片102と同方向に延びる二つの上部接触片103と、を備える。これら三つの接触片(下部接触片102及び上部接触片103)は、挿入される相手側端子ピンの周方向に間隔をあけて並ぶ。各接触片102、103は、弾性変形可能であり、先端側から三つの接触片102、103によって囲まれる空間への相手側端子ピンの挿入によって先端同士の間隔が広がるように弾性変形する。このコネクタ端子100では、各接触片102、103の弾性復帰力(初期位置に戻ろうとする弾性力)によって相手側端子ピンが保持される。このとき、各接触片102、103は、相手側端子ピンの挿入方向における接触片102、103の先端側の一部が相手側端子ピンと接触した状態で、該相手側端子ピンを保持している。
実開昭49−96474号公報
コネクタ端子では、使用中にコネクタ端子から相手側端子ピンが抜けないような保持力が求められている。この保持力を確保するために、上記のコネクタ端子100では、例えば、接触片102、103の先端同士の間隔を小さくする、即ち、三つの接触片102、103の先端部における内接円(図12のβ参照)の径を小さくすることが考えられる。このように、前記先端同士の間隔を小さくすると、相手側端子ピンが挿入された状態では、相手側端子ピンが前記弾性復帰力によって強固に保持されるため、コネクタ端子100から抜け難くなる。
しかし、この場合、相手側端子ピンを三つの接触片102、103によって囲まれる空間へ挿入する際の抵抗が大きくなり、相手側端子ピンを奥までしっかり挿入し難くなる。
そこで、本発明は、相手側端子ピンが挿入し易く且つ抜け難いコネクタ、該コネクタ付き電線、及び該コネクタ付き電線を備えた医療用センサを提供することを課題とする。
本発明のコネクタは、電線が接続可能な端子基部、及び前記端子基部から延び且つ相手側端子ピンが取り外し可能に接続される電気接続部を有するコネクタ端子と、前記相手側端子ピンが挿入可能な端子挿入口、及び前記電気接続部を前記端子挿入口に向け且つ係合した状態で前記コネクタ端子を収容する端子収容部を有するコネクタハウジングと、を備え、前記端子収容部は、前記電気接続部の周囲を囲った状態で前記端子挿入口側に延びる筒状内周面を有し、前記電気接続部は、前記筒状内周面の内側において中心軸周りに間隔をあけて並ぶ三つ以上の弾性接触片を有し、前記三つ以上の弾性接触片のそれぞれは、前記中心軸に沿って延びると共に前記中心軸に向けて膨らむように湾曲する接触部と、前記接触部から前記端子基部側に延びると共に前記端子基部と直接又は間接に接続される基部と、前記接触部の前記基部と反対側の端部から延びると共に、前記中心軸と直交する方向において前記接触部より外側に位置する先端部と、を有し、前記接触部は、前記相手側端子ピンが前記端子挿入口から前記コネクタハウジングに挿入されたときに該相手側端子ピンから筒状内周面側への押圧力を受けることで、前記先端部を前記筒状内周面に接触させた状態でその先端を端子挿入口側に移動させるように弾性変形して直線状となる。
かかる構成によれば、相手側端子ピンが端子挿入口から奥まで挿入されたときに、弾性接触片において前記中心軸と直交する方向(弾性接触片が相手側端子ピンによって押される方向)への移動が規制された基部と先端部とが接触部の両端を支持しているため、接触部が弾性変形して前記挿入された相手側端子ピンに沿うように直線状となる。これにより、各弾性接触片の弾性復帰力(相手側端子ピンへ向けた押圧力)による保持力と、接触部が挿入方向の全域で相手側端子ピンと接触することによる摩擦力(相手側端子ピンが抜けようとしたときにこれに抗する力)と、によって、相手側端子ピンを保持する力が十分に確保される。しかも、弾性復帰力のみで相手側端子ピンを保持する力を確保する場合に比べて、弾性復帰力(相手側端子ピンへ向けた弾性接触片の押圧力)を小さくできるため、相手側端子ピンが挿入し易くなる。
即ち、弾性接触片の弾性復帰力のみによって相手側端子ピンを保持する力を確保する場合には相手側端子ピンが挿入し難くなるが、上記構成のように弾性復帰力に加えて摩擦力も利用して相手側端子ピンを保持する力を確保することで、相手側端子ピンの挿入し易さと、挿入後の相手側端子ピンに対する十分な保持力の確保との両方を実現している。
この場合、前記コネクタにおいて、前記端子収容部は、前記筒状内周面における前記中心軸方向の所定位置から前記中心軸に向けて突出する突出部を有し、前記所定位置は、前記接触部が湾曲した状態から前記弾性変形して直線状になったときに前記先端部が当接する位置であることが好ましい。
かかる構成によれば、相手側端子ピンが挿入されて接触部が弾性変形して直線状になったときに、弾性接触片の先端部が突出部と当接して該先端部のそれ以上の端子挿入口側への移動が規制されることで、弾性変形によって接触部に生じた弾性復帰力の一部が端子挿入口側へ逃げるのを抑えることができる。これにより、弾性接触片による押圧力を相手側端子ピンに対して効率よく加えることができる。
前記コネクタでは、前記突出部は、前記コネクタハウジングにおける前記端子挿入口を画定する壁部であってもよい。
かかる構成によれば、端子挿入口を画定する壁部と突出部とを別々に形成する構成に比べ、コネクタの小型化を図ることができる。
また、前記コネクタでは、前記端子収容部は、前記弾性接触片の前記基部を外側から支持する弾性片支持部を有してもよい。
このように、弾性接触片の基部が支持されることで、接触部の基端の移動がより規制され、これにより、弾性変形によって接触部に生じた弾性復帰力の一部が基部を通じて逃げるのが抑えられ、その結果、接触部で生じた弾性復帰力に起因する相手側端子ピンへの押圧力をより効率よく加えることができる。
また、本発明のコネクタ付き電線は、上記のいずれかのコネクタと、前記コネクタの前記端子基部に接続されている電線と、を備える。
かかる構成のコネクタ付き電線によれば、コネクタに相手側端子ピンが挿入し易く、且つ、挿入された相手側端子ピンが抜け難い。
また、本発明の医療機器用センサは、医療用センサ本体と、前記医療用センサ本体から延びる出力用電線と、上記のいずれかのコネクタと、を備え、前記出力用電線は、前記コネクタの前記端子基部に接続されている。
かかる構成の医療機器用センサによれば、コネクタに相手側端子ピンが挿入し易く、且つ、挿入された相手側端子ピンが抜け難い。
以上より、本発明によれば、相手側端子ピンが挿入し易く且つ抜け難いコネクタ、該コネクタ付き電線、及び該コネクタ付き電線を備えた医療用センサを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は、図1のII−II位置における断面図である。 図3は、前記コネクタに用いられるコネクタ端子の斜視図である。 図4は、図3のIV−IV位置における断面図である。 図5は、前記コネクタ端子を中心軸方向の先端側から見た模式図である。 図6は、前記コネクタ端子の展開図である。 図7は、弾性接触片を説明するための模式図である。 図8は、前記コネクタに用いられるコネクタハウジングの断面図である。 図9は、医療機器用センサを説明するための図である。 図10は、コネクタと相手側端子ピンとが嵌合した状態を示す断面図である。 図11は、従来のコネクタ端子を説明するための図である。 図12は、前記コネクタ端子を中心軸方向の先端側から見た模式図である。
以下、本発明に係るコネクタの一実施形態について、図1〜図10を参照しつつ説明する。
コネクタ1は、図1及び図2に示すように、電線が接続されるコネクタ端子2と、コネクタ端子2を収容する筒状のコネクタハウジング5とを、備える。このコネクタ1は、雌型のコネクタであり、雄型のコネクタ等の相手側端子ピンP(図10参照)が接続(嵌合)される。
コネクタ端子2は、図3〜図6にも示すように、電線が接続可能な端子基部3と、端子基部3から延び且つ相手側端子ピンPが取り外し可能に接続される電気接続部4と、を有する。本実施形態のコネクタ端子2は、導電性を有する金属製の平板を所定の形状に打ち抜いたもの(図6参照)を、中心線C1と平行な軸を中心軸Cとして筒状に曲げ加工等することによって形成されている。本実施形態のコネクタ端子2は、リン青銅によって形成されているが、真鍮、洋白、メッキ処理されたSUS等によって形成されていてもよい。以下では、中心軸C方向において、電気接続部4側(図2における左側)を先端側とし、端子基部3側(図2における右側)を基端側とする。
端子基部3は、中心軸C方向に延びる板状の基部本体31と、基部本体31から延びる複数の導体カシメ片32と、基部本体31における導体カシメ片32より基端側の部位から延びる一対の被覆部カシメ片33と、を有する。
導体カシメ片32は、電線の先端において露出する芯線(導体)を抱き込むようにかしめられることで、該芯線を基部本体31に圧着させる部位であり、被覆部カシメ片33は、電線の前記露出した芯線近傍の絶縁被覆されている部位を基部本体31との間に挟み込むようにかしめられる部位である。
複数の導体カシメ片32のそれぞれは、前記曲げ加工等が行われる前の状態のコネクタ端子2(図6に示す状態:以下「平板状のコネクタ端子2」と称する。)において、基部本体31の幅方向(中心線C1と直交する方向:図6における上下方向)の両側から該幅方向の外側に向けて延びている。本実施形態のコネクタ端子2では、幅方向の一方側(図6の上側)の導体カシメ片32と他方側(図6の下側)の導体カシメ片32とが、中心線C1方向にずれた位置から交互に延びている(即ち、互い違いに配置されている)。
一対の被覆部カシメ片33のそれぞれは、平板状のコネクタ端子2の基部本体31において、導体カシメ片32と中心線C1方向の基端側に隣接する位置から前記幅方向の外側に向けて延びている。前記幅方向の一方側の被覆部カシメ片33と他方側の被覆部カシメ片33とは、中心線C1方向において同じ位置から延びている。
これら基部本体31、導体カシメ片32、及び被覆部カシメ片33が形成されている平板状のコネクタ端子2の一部を、基部本体31が湾曲するように曲げ加工することによって、端子基部3が形成されている。
電気接続部4は、基部本体31と連接する接続部本体41と、中心軸C周りに間隔をあけて並ぶ三つ以上の弾性接触片42と、を有する。電気接続部4は、三つ以上の弾性接触片42に囲まれた領域A(図5参照)に相手側端子ピンPが挿入されることで(図10参照)、該相手側端子ピンPと導通可能に接続される(嵌合する)。本実施形態の弾性接触片42は、三つである。
接続部本体41は、中心軸Cを囲む筒部411と、筒部411の基端から中心軸Cに向けて延びる規制片412と、筒部411から外側に延びてコネクタハウジング5と係合する端子側係合部413と、を有する。
筒部411は、相手側端子ピンPとコネクタ1とが嵌合したときに相手側端子ピンPの先端部が内側(該筒部411に囲まれた領域)に位置する部位である(図10参照)。この筒部411は、平板状のコネクタ端子2において中心線C1と直交する方向に長い矩形板状の部位であり、この部位を、中心軸Cを中心にして且つ長手方向の端部同士を対向させるように全体を湾曲させて筒状とすることにより形成されている。
規制片412は、相手側端子ピンPとコネクタ1とを嵌合させるときに、相手側端子ピンPの先端のそれ以上奥への(コネクタ1の基端側への)侵入を防ぐ。即ち、規制片412は、中心軸Cに沿って移動する相手側端子ピンPが筒部411内に侵入してきたときに、この相手側端子ピンPの先端が当該規制片412に当接することで、該先端のそれ以上奥への移動を防ぐ。
この規制片412は、図6に示す平板状のコネクタ端子2の筒部411において基端側の端縁から中心線C1方向に延びる部位412を筒部411が筒状になった状態で中心軸Cに向けて折り曲げることによって形成されている。本実施形態の電気接続部4では、複数(本実施形態に示す例では二つ)の規制片412が、筒部411の周方向に間隔をあけて配置されている。
端子側係合部413は、基端側開口8(図2参照)からコネクタハウジング5の内部にコネクタ端子2を挿入して所定位置まで移動させたときに、コネクタハウジング5の内部に設けられた係合部(後述するハウジング側係合部521:図2参照)と係合する。これにより、コネクタ端子2がコネクタハウジング5内に係止される。その結果、コネクタハウジング5の内部におけるコネクタ端子2の基端側への移動が阻止される。
具体的に、端子側係合部413は、筒部411から突出し、基端側に向かうに連れて中心軸Cから離れるように中心軸Cに対して傾斜している。この端子側係合部413は、平板状のコネクタ端子2の筒部411において、基端側の端縁から先端側に向けて延び、且つ中心線C1と直交する方向に間隔をあけた一対の切り込み411A間の部位(図6参照)を外側に起こすことによって形成されている。
三つの弾性接触片42のそれぞれは、中心軸Cに沿って延び、コネクタハウジング5の端子挿入口7(図2参照)から挿入された相手側端子ピンPに押圧されることで弾性変形する。三つの弾性接触片42は、中心軸Cを中心とする円周上において間隔あけて並んでいる。各弾性接触片42の具体的な構成は、以下の通りである。
各弾性接触片42は、接続部本体41から先端側に延びる弾性変形可能な板状の部位であり、主面(厚さ方向と直交する面)42A(図4参照)を中心軸Cに向けた状態で中心軸C周りに等間隔で並んでいる。この弾性接触片42は、中心軸C方向に間隔をあけた二つの屈曲部(第一屈曲部421、第二屈曲部422)を有する。以下では、弾性接触片42における第一屈曲部421より基端側の部位を基部423と称し、第一屈曲部421と第二屈曲部422との間の部位を接触部424と称し、第二屈曲部422より先端側の部位を先端部425と称する。
基部423は、接触部424から端子基部3側に延びると共に端子基部3と直接又は間接に接続される。本実施形態の基部423は、接続部本体41を介して端子基部3と接続される。この基部423は、接触部424と接続部本体41(詳しくは、筒部411)とを接続することで該接触部424の端子基部3側への移動を規制する。この基部423は、接触部424から基端側に向かうに連れて中心軸Cから離れるように、中心軸Cに対して傾斜している(図2及び図4参照)。本実施形態の基部423は、長手方向の途中位置でコネクタハウジング5と当接している(図2参照)。
接触部424は、相手側端子ピンPが端子挿入口7から挿入されたときに、該相手側端子ピンPと接触(導通)する部位である。この接触部424は、撓んでいる。詳しくは、接触部424は、中心軸Cに沿って延びると共に中心軸Cに向けて膨らむように湾曲する(図2、図4及び図7参照)。この湾曲によって、中心軸Cを中心とし且つ各接触部424における最も中心軸Cに近づいている部位と接する内接円α(図5参照)は、相手側端子ピンPの外周よりも小さくなっている。このため、相手側端子ピンPが弾性接触片42に囲まれた領域Aに挿入されると、各接触部424は中心軸Cから離れる方向に押し広げられて弾性変形する(湾曲状態から直線状に伸びる)。本実施形態の接触部424は、基端が先端より中心軸Cに近くなるように配置されている。尚、実際の接触部424の湾曲(撓み)は、僅かであるため、図7に示す模式図では、接触部424の湾曲度合い(撓み度合い)を誇張して表している。
先端部425は、接触部424の先端(基部423と反対側の端部)から延びると共に、中心軸Cと直交する方向において接触部424より外側に位置する。具体的に、先端部425は、接触部424から先端側に向かうに連れて中心軸Cから離れるように、中心軸Cに対して傾斜している(図2、図4、及び図7参照)。この先端部425は、相手側端子ピンPがコネクタハウジング5の端子挿入口7から挿入され、接触部424が弾性変形することによって、その先端をコネクタハウジング5の内周面50(詳しくは、第一部位51:図7参照)に接触させた状態で先端側に移動する、即ち、コネクタハウジング5の内周面50に対して先端側に向けて摺動する。
以上のように構成されるコネクタ端子2は、電気接続部4を端子挿入口7に向けた状態でコネクタハウジング5に収容されている(図2参照)。
コネクタハウジング5は、図1、図2、図7、及び図8に示すように、コネクタ端子2を収容する端子収容部6と、相手側端子ピンPが挿入される端子挿入口7と、を有する。また、コネクタハウジング5は、コネクタ端子2が挿入される基端側開口8を有する。具体的には、以下の通りである。
コネクタハウジング5は、中心軸Cを有する筒状であり、絶縁性を有する樹脂によって形成されている。コネクタハウジング5は、内周面50を有し、内周面50は、コネクタ端子2が収容される空間(収容空間)Sを画定する。本実施形態の端子収容部6は、これら内周面50と収容空間Sとを含む。また、端子挿入口7は、コネクタハウジング5の先端において、中心軸C方向に外部と収容空間Sを連通させる開口であり、基端側開口8は、コネクタハウジング5の基端において、中心軸C方向に外部と収容空間Sとを連通させる開口である。
本実施形態の内周面50では、中心軸C方向の各位置における断面(中心軸Cと直交する面方向の断面)が円形又は略円形である。この内周面50は、径の異なる複数の部位を有する。具体的には、先端側から基端側に向かって順に、径の最も小さな第一部位(筒状内周面)51と、第一部位51より径の大きな第二部位52と、第二部位52より径の大きな(最も径の大きな)第三部位53と、を有する。第一部位51と第二部位52とは、先端側に向かうに連れて縮径する第一縮径部54によって接続されている。また、第二部位52と第三部位53とは、先端側に向かうに連れて縮径する第二縮径部55によって接続されている。これら内周面50を構成する各部位51〜55の中心軸は、一致している。
第一部位51、第一縮径部54、及び第二部位52は、内周面50において電気接続部4の周囲を囲う部位である。第二部位52は、電気接続部4(詳しくは、接続部本体41)の端子側係合部413と対応する位置に該端子側係合部413と係合するハウジング側係合部521を有する。本実施形態のハウジング側係合部521は、中心軸C方向において部分的に設けられた径の小さな部位(中心軸C側に盛り上がった部位)であり、中心軸C方向において第二縮径部55と隣接(連続)した位置に設けられている。また、第一部位51と第一縮径部54との境界部(弾性片支持部)56は、弾性接触片42の基部423と該基部423の外側(詳しくは、内周面50の径方向の外側)から当接する。即ち、境界部56は、基部423を外側から支持する。
第三部位53の基端部は、コネクタハウジング5の基端部に形成されている基端側開口8を画定する。コネクタハウジング5の収容空間Sと外部空間とは、基端側開口8を通じて連通している。
また、コネクタハウジング5は、第一部位51における中心軸C方向の所定位置から中心軸Cに向けて突出する突出部70を有する。本実施形態の突出部70は、コネクタハウジング5の先端において端子挿入口7を画定する壁部(先端壁部)である。即ち、突出部70は、第一部位51の先端側の端縁から中心軸C方向に突出する。この突出部70は、中心軸C方向において、接触部424が湾曲した状態から弾性変形して直線状になったとき(真っ直ぐ伸びたとき)に先端部425が当接する位置に設けられている。そして、コネクタハウジング5の収容空間Sと外部空間とは、端子挿入口7を通じて連通している。
以上のように構成されるコネクタ1は、電線の先端に接続されて使用される。具体的に、電線へのコネクタ1の接続は、以下のように行われる。
先ず、電線がコネクタ端子2の端子基部3に接続される。詳しくは、端子基部3の基部本体31上に、芯線を露出させた電線の端部が配置され、導体カシメ片32が芯線を抱き込むようにかしめられ、これにより、芯線が基部本体31に圧着される。また、被覆部カシメ片33がかしめられ、これにより、基部本体31と被覆部カシメ片33によって電線の絶縁被覆されている部位が挟み込まれる。
コネクタ端子2が電線の端部に接続されると、電線を接続された状態のコネクタ端子2が、電気接続部4を端子挿入口7側に向けた姿勢で、コネクタハウジング5の基端側開口8から端子収容部6(収容空間S内)に挿入される。このとき、電気接続部4の端子側係合部413(詳しくは、端子側係合部413の自由端側の端縁)が内周面50のハウジング側係合部521を通過するまで、コネクタ端子2を先端側(端子挿入口7側)に向けて押し込む。このようにして、端子側係合部413がハウジング側係合部521と係合することで、電線へのコネクタ1の接続(取り付け)が完了する。
また、コネクタ1は、例えば、医療用センサ等に用いられてもよい。本実施形態の医療用センサは、例えば、図9に示すような心電図用電極10である。この心電図用電極10は、胸部等の皮膚に装着する電極本体11と、電極本体11から延びる出力用電線12と、出力用電線12の先端に接続されるコネクタ1と、を備える。
以上のコネクタ1によれば、相手側端子ピンPが端子挿入口7から奥まで挿入されたときに、弾性接触片42において中心軸Cと直交する方向(弾性接触片42が相手側端子ピンPによって押される方向)への移動が規制された基部423と先端部425とが接触部424の両端を支持しているため、接触部424が弾性変形して前記挿入された相手側端子ピンPに沿うように直線状となる。詳しくは、以下の通りである。
相手側端子ピンPが挿入される前の状態(初期状態)では、図7に示すように、各弾性接触片42の接触部424は、中心軸Cに向けて膨らむように湾曲している。この状態で、相手側端子ピンPが端子挿入口7から中心軸C方向に挿入されると、内接円α(図5参照)が相手側端子ピンPの外周より小さいため、相手側端子ピンPが基端側に向けて進むことで、各弾性接触片42の接触部424が内周面50の径方向外側に押し広げられる。即ち、各弾性接触片42の接触部424には、相手側端子ピンPからの内周面50の径方向外側に向けた押圧力が加わる。
このとき、接触部424の基端は、コネクタハウジング5と係合している接続部本体41から延び且つ境界部56によって内周面50の径方向外側から支持されている基部423に接続されているため、移動が規制されている。このため、接触部424に前記押圧力が加わると、接触部424の先端が端子挿入口7側に移動し、これにより、接触部424が弾性変形して曲率が小さくなり、相手側端子ピンPが十分に挿入されたときに、接触部424は相手側端子ピンPに沿った直線状となる(図10参照)。
この接触部424が弾性変形によって伸びる際には、先端部425が第一部位51によって内周面50の径方向外側への移動が規制されているが第一部位51に沿った移動は可能であるため、該第一部位51に接触した状態で先端側(端子挿入口7側)に移動する。即ち、先端部425は、第一部位51に対して端子挿入口7側に摺動する(摺りつつ移動する)。そして、接触部424が弾性変形により相手側端子ピンPに沿って真っ直ぐなったときに、第一部位51に対して端子挿入口7側に向けて摺動していた先端部425は、突出部70に当接する(図10参照)。このように弾性変形して接触部424が真っ直ぐになった状態では、中心軸C方向における接触部424の全域が、相手側端子ピンPに接触している。
これにより、コネクタ1では、各弾性接触片42の弾性復帰力(相手側端子ピンPへ向けた押圧力)による保持力と、接触部424が中心軸C方向(挿入方向)の全域で相手側端子ピンPと接触することによる摩擦力(相手側端子ピンPが抜けようとしたときにこれに抗する力)と、によって、相手側端子ピンPを保持する力が十分に確保される。しかも、弾性復帰力のみで相手側端子ピンPを保持する力を確保する場合に比べて、弾性復帰力(相手側端子ピンPへ向けた弾性接触片42の押圧力)を小さくできるため、相手側端子ピンPが挿入し易くなる。
即ち、弾性接触片の弾性復帰力のみによって相手側端子ピンを保持する力を確保する場合には相手側端子ピンが挿入し難くなるが、本実施形態のコネクタ1のように弾性復帰力に加えて摩擦力も利用して相手側端子ピンPを保持する力を確保することで、相手側端子ピンPの挿入し易さと、挿入後の相手側端子ピンPに対する十分な保持力の確保との両方を実現している。
また、本実施形態のコネクタ1において、内周面50は、第一部位51における中心軸C方向の所定位置(本実施形態の例では、第一部位51の先端)から中心軸Cに向けて突出する突出部70を有している。そして、この突出部70は、接触部424が湾曲した状態から弾性変形して直線状になったときに先端部425が当接する位置に設けられている。即ち、初期状態(相手側端子ピンPが挿入されていない状態)における各弾性接触片42の先端部425と突出部70との間隔は、湾曲した接触部424が相手側端子ピンPから内周面50側への押圧力を受けることで、湾曲状態から弾性変形して真っ直ぐになった(直線状になった)タイミングで先端部425が突出部70に当接する距離である。
かかる構成によれば、相手側端子ピンPが挿入されて接触部424が弾性変形して直線状になったときに、弾性接触片42の先端部425が突出部70と当接して該先端部425のそれ以上の端子挿入口7側への移動が規制されることで、弾性変形によって接触部424に生じた弾性復帰力の一部が端子挿入口7側へ逃げるのを抑えることができる。これにより、各弾性接触片42による押圧力を相手側端子ピンPに対して効率よく加えることができる。即ち、先端部425が端子挿入口7側への移動が規制されていない状態では、接触部424が真っ直ぐに伸びることで生じた弾性復帰力の一部が先端部425を通じて逃げる場合があるが、先端部425が突出部70に当接することで、この力の逃げが抑えられ、これにより、接触部424に生じた弾性復帰力が効率よく相手側端子ピンPに加わる。
本実施形態のコネクタ1では、突出部70は、コネクタハウジング5の先端側の端部において端子挿入口7を画定する壁部である。このため、端子挿入口7を画定する壁部と突出部70とを別々に設ける構成に比べ、コネクタ1の小型化を図ることができる。
また、本実施形態のコネクタ1では、コネクタハウジング5の内周面50が、各弾性接触片42の基部423を外側から支持する境界部56を有している。このため、弾性接触片42の基部423が支持され、接触部424の移動がより規制される。これにより、弾性変形によって接触部424に生じた弾性復帰力の一部が基部423を通じて逃げるのが抑えられる。その結果、各弾性接触片42の接触部424で生じた弾性復帰力に起因する相手側端子ピンPへの押圧力をより効率よく加えることができる。
また、以上のコネクタ1が接続された電線(コネクタ付き電線)では、コネクタ1に相手側端子ピンPが挿入し易く、且つ、挿入された相手側端子ピンPが抜け難い。
即ち、コネクタ1が医療機器用センサ10に用いられると、該医療機器用センサ10において、コネクタ1に相手側端子ピンPを挿入し易く、且つ、挿入された相手側端子ピンPを抜け難くできる。
尚、本発明のコネクタ、コネクタ付き電線、及び医療機器用センサは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態のコネクタ1では、弾性接触片42の数は、三つであるがこの構成に限定されない。弾性接触片42は、四つ以上であってもよい。この場合でも、主面42Aを中心軸Cに向けた状態で中心軸C周りに間隔をあけて配置、即ち、中心軸Cを中心とした円周上に間隔をあけて配置されていればよい。
上記実施形態のコネクタ1では、突出部70がコネクタハウジング5の先端の壁部(端子挿入口7が設けられた壁部)を構成している、即ち、前記先端の壁部が突出部70を兼ねた構成であるが、この構成に限定されない。前記先端の壁部と突出部70とが別々に設けられてもよい。
また、上記実施形態のコネクタ1では、コネクタハウジング5の内周面50(詳しくは、第一部位51)は、接触部424が弾性変形して真っ直ぐに伸びたときに先端部425が当接する突出部70を有しているが、この構成に限定されない。内周面50は、突出部70のない構成でもよい。かかる構成によっても、相手側端子ピンPが端子挿入口7から奥まで挿入されたときに、接触部424が弾性変形して前記挿入された相手側端子ピンPに沿うように直線状となる。これにより、各弾性接触片42の弾性復帰力による保持力と、接触部424が中心軸C方向の全域で相手側端子ピンPと接触することによる摩擦力と、によって、相手側端子ピンPを保持する力が十分に確保される。また、弾性復帰力のみで相手側端子ピンを保持する力を確保する場合に比べて、弾性復帰力(相手側端子ピンへ向けた弾性接触片42の押圧力)を小さくできるため、相手側端子ピンPが挿入し易くなる。
また、上記実施形態のコネクタ1では、弾性接触片42は、帯板状であり、全体が弾性変形可能であるが、この構成に限定されない。弾性接触片42において、少なくとも接触部424が弾性変形可能であればよい。かかる構成によれば、相手側端子ピンPが端子挿入口7から奥まで挿入されたときに、接触部424が弾性変形して前記挿入された相手側端子ピンPに沿うように直線状となる。
上記実施形態のコネクタ1では、弾性接触片42の基部423は、内周面50の境界部56に支持されている(当接している)が、この構成に限定されない。弾性接触片42の基部423は、内周面50と接していない構成でもよい。
また、上記実施形態のコネクタハウジング5は、筒状であるが、この構成に限定されない。コネクタハウジング5は、内周面50(端子収容部6)を有していれば、外観は種々選択可能である。
また、上記実施形態のコネクタハウジング5は、一つの内周面50(端子収容部6)を備えているが、この構成に限定されない。コネクタハウジング5は、複数の内周面50(端子収容部6)を備える構成でもよい。この場合、コネクタは、コネクタ端子2を複数(内周面50の数以下の数)有する。
コネクタ端子2の端子基部3の具体的な構成は、限定されない。上記実施形態のコネクタ端子2の端子基部3は、電線がかしめによって接続されるが、例えば、はんだ付け等の他の接続方法によって接続される構成でもよい。また、導体カシメ片32及び被覆部カシメ片33の具体的な構成も限定されない。
コネクタ端子2に接続される電線の具体的な構成も限定されない。電線の芯線は、金属製の芯線でもよく、メッキ繊維やカーボン繊維等の導電性繊維等によって構成される芯線でもよい。
上記実施形態の医療機器用センサは、心電図用電極であるが、この構成に限定されない。医療機器用センサは、例えば、血圧センサ、SpO2(動脈血酸素飽和度)センサ、呼気センサ等であってもよい。
また、コネクタ1は、医療機器用センサに限定されず、種々の機器に用いられる電線に接続可能である。
1…コネクタ、2…コネクタ端子、3…端子基部、31…基部本体、32…導体カシメ片、33…被覆部カシメ片、4…電気接続部、41…接続部本体、411…筒部、412…規制片、413…端子側係合部、42…弾性接触片、421…第一屈曲部、422…第二屈曲部、423…基部、424…接触部、425…先端部、5…コネクタハウジング、50…内周面、51…第一部位(筒状内周面)、52…第二部位、521…ハウジング側係合部、53…第三部位、54…第一縮径部、55…第二縮径部、56…境界部、6…端子収容部、7…端子挿入口、70…突出部、8…基端側開口、10…心電図用電極(医療機器用センサ)、11…電極本体、12…出力用電線、100…コネクタ端子、101…電気接続部、102…下部接触片、103…上部接触片、105…電線、A…弾性接触片で囲まれた領域、C…中心軸、C1…中心線、P…相手側端子ピン、S…収容空間、α、β…内接円

Claims (6)

  1. 電線が接続可能な端子基部、及び前記端子基部から延び且つ相手側端子ピンが取り外し可能に接続される電気接続部を有するコネクタ端子と、
    前記相手側端子ピンが挿入可能な端子挿入口、及び前記電気接続部を前記端子挿入口に向け且つ係合した状態で前記コネクタ端子を収容する端子収容部を有するコネクタハウジングと、を備え、
    前記端子収容部は、前記電気接続部の周囲を囲った状態で前記端子挿入口側に延びる筒状内周面を有し、
    前記電気接続部は、前記筒状内周面の内側において中心軸周りに間隔をあけて並ぶ三つ以上の弾性接触片を有し、
    前記三つ以上の弾性接触片のそれぞれは、
    前記中心軸に沿って延びると共に前記中心軸に向けて膨らむように湾曲する接触部と、
    前記接触部から前記端子基部側に延びると共に前記端子基部と直接又は間接に接続される基部と、
    前記接触部の前記基部と反対側の端部から延びると共に、前記中心軸と直交する方向において前記接触部より外側に位置する先端部と、を有し、
    前記接触部は、前記相手側端子ピンが前記端子挿入口から前記コネクタハウジングに挿入されたときに該相手側端子ピンから筒状内周面側への押圧力を受けることで、前記先端部を前記筒状内周面に接触させた状態でその先端を端子挿入口側に移動させるように弾性変形して直線状となる、コネクタ。
  2. 前記端子収容部は、前記筒状内周面における前記中心軸方向の所定位置から前記中心軸に向けて突出する突出部を有し、
    前記所定位置は、前記接触部が湾曲した状態から前記弾性変形して直線状になったときに前記先端部が当接する位置である、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記突出部は、前記コネクタハウジングにおける前記端子挿入口を画定する壁部である、請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記端子収容部は、前記弾性接触片の前記基部を外側から支持する弾性片支持部を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタと、
    前記コネクタの前記端子基部に接続されている電線と、を備える、コネクタ付き電線。
  6. 医療用センサ本体と、
    前記医療用センサ本体から延びる出力用電線と、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタと、を備え、
    前記出力用電線は、前記コネクタの前記端子基部に接続されている、医療機器用センサ。
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