JPH0126062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126062Y2 JPH0126062Y2 JP13293781U JP13293781U JPH0126062Y2 JP H0126062 Y2 JPH0126062 Y2 JP H0126062Y2 JP 13293781 U JP13293781 U JP 13293781U JP 13293781 U JP13293781 U JP 13293781U JP H0126062 Y2 JPH0126062 Y2 JP H0126062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- connector terminal
- male pin
- crimping
- crimping part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コネクタのハウジングに収容して導
体との信頼性を有する面接触をもたらすコネクタ
端子に関するものである。
体との信頼性を有する面接触をもたらすコネクタ
端子に関するものである。
一般に錫メツキ等の卑金属により表面処理を施
したコネクタ端子は、相手導体との接続の信頼性
を確保する為に接触圧を高めるような構造を採用
しているが、この場合には特にコネクタが多極に
なればなるほど相手導体との嵌合に力を要すると
共に嵌合力が増大し、したがつて、挿脱が困難と
なる欠点があつた。
したコネクタ端子は、相手導体との接続の信頼性
を確保する為に接触圧を高めるような構造を採用
しているが、この場合には特にコネクタが多極に
なればなるほど相手導体との嵌合に力を要すると
共に嵌合力が増大し、したがつて、挿脱が困難と
なる欠点があつた。
このような欠点を除去するため従来は、相手導
体である角形オスピンのエツヂを円形断面を有す
るコネクタ端子に接触させて線接触によつて電気
的接続を行なつたり、コネクタ端子の接触部に小
突起を設け点接触により電気的接続を行なうよう
な手段を用いている。
体である角形オスピンのエツヂを円形断面を有す
るコネクタ端子に接触させて線接触によつて電気
的接続を行なつたり、コネクタ端子の接触部に小
突起を設け点接触により電気的接続を行なうよう
な手段を用いている。
しかしながら、前者は、角形オスピンのエツヂ
を接触部とするために、板材を打抜き加工した後
に錫メツキ等の表面処理をオスピンに施さなけれ
ばならず、既に表面処理を施した板材を使用する
ことができないので不経済であると共に、オスピ
ンのエツヂ部がコネクタ端子に食い込むように接
触しているので頻繁な挿脱により接触部分の摩耗
が激しく接触抵抗が増大するという欠点があつ
た。
を接触部とするために、板材を打抜き加工した後
に錫メツキ等の表面処理をオスピンに施さなけれ
ばならず、既に表面処理を施した板材を使用する
ことができないので不経済であると共に、オスピ
ンのエツヂ部がコネクタ端子に食い込むように接
触しているので頻繁な挿脱により接触部分の摩耗
が激しく接触抵抗が増大するという欠点があつ
た。
また、後者は、点接触であるために細いオスピ
ンを挿入するに際して位置決めをすることが難し
く、その挿入位置のずれによつて電気的接続の信
頼性が得られなくなると共に、オスピンの先端が
小突起に引つ掛り、スムーズに挿入することがで
きないなどの諸欠点があつた。
ンを挿入するに際して位置決めをすることが難し
く、その挿入位置のずれによつて電気的接続の信
頼性が得られなくなると共に、オスピンの先端が
小突起に引つ掛り、スムーズに挿入することがで
きないなどの諸欠点があつた。
本考案は上記に鑑み案出したものであり、その
要旨は電線の絶縁被覆及び芯線を夫々圧着固定す
る被覆圧着部と芯線圧着部とを所定間隔をおいて
連接し、該芯線圧着部より連続して一対の相対向
する接触片を備えたオスピン挾着用の接触部を形
成したコネクタ端子において、上記接触片の内面
に、オスピン挿入方向に延びた複数条の溝を夫々
刻設すると共に、接触片の略中央部分を夫々内方
へ絞つたことを特徴とするコネクタ端子にある。
要旨は電線の絶縁被覆及び芯線を夫々圧着固定す
る被覆圧着部と芯線圧着部とを所定間隔をおいて
連接し、該芯線圧着部より連続して一対の相対向
する接触片を備えたオスピン挾着用の接触部を形
成したコネクタ端子において、上記接触片の内面
に、オスピン挿入方向に延びた複数条の溝を夫々
刻設すると共に、接触片の略中央部分を夫々内方
へ絞つたことを特徴とするコネクタ端子にある。
以下本考案を図面に示す実施例により詳細に説
明すると、1は本考案に係るコネクタ端子であ
り、導電性の金属板をプレス成型することにより
作られ、その表面には錫メツキ等の表面処理を施
こしてある。
明すると、1は本考案に係るコネクタ端子であ
り、導電性の金属板をプレス成型することにより
作られ、その表面には錫メツキ等の表面処理を施
こしてある。
このコネクタ端子1は、電線Aを接続するため
の電線圧着部2と、その軸方向に連続して一体に
形成した底板部3と、該底板部3の上方に切離し
て形成した接触部4とから構成される。
の電線圧着部2と、その軸方向に連続して一体に
形成した底板部3と、該底板部3の上方に切離し
て形成した接触部4とから構成される。
電線圧着部2は、電線Aの絶縁被覆A1および
芯線A2を夫々圧着固定するための被覆圧着部2
aおよび芯線圧着部2bが所定間隔をおいて連設
され、電線Aを圧着する以前の形状は夫々断面が
U字形に形成されている。
芯線A2を夫々圧着固定するための被覆圧着部2
aおよび芯線圧着部2bが所定間隔をおいて連設
され、電線Aを圧着する以前の形状は夫々断面が
U字形に形成されている。
また、U字形の芯線圧着部2bの内周面には溝
2cを凹設し、圧着の際に芯線A2を該溝2c部
分に押し込め、確実に圧着接続を行なわしめる。
2cを凹設し、圧着の際に芯線A2を該溝2c部
分に押し込め、確実に圧着接続を行なわしめる。
底板部3は、芯線圧着部2bより軸方向に所定
間隔をおいて延出され、板状に形成される。
間隔をおいて延出され、板状に形成される。
そして、その先端3aは、延出線上より一段下
がつて形成され、オスピン5の先端が挿入に際し
て引つ掛からないように構成される。また底板部
3を一定幅に亘つて外側へ切起することにより係
止片6を形成し、コネクタ端子1をコネクタハウ
ジングBに収容した際に、ハウジング内の所定位
置に係止せしめる。
がつて形成され、オスピン5の先端が挿入に際し
て引つ掛からないように構成される。また底板部
3を一定幅に亘つて外側へ切起することにより係
止片6を形成し、コネクタ端子1をコネクタハウ
ジングBに収容した際に、ハウジング内の所定位
置に係止せしめる。
接触部4は、底板部3の基端3b両側より夫々
直立した側板7,7を形成し、該側板7より底板
部3と同一方向に相対向して延出せしめた接触片
4a,4aにより形成される。そして、この接触
片4aの略中央部分を内方へ夫々絞り込むことに
より膨出部4b,4bを形成すると共に近接せし
め、接触片4aにバネ性を付与せしめる。
直立した側板7,7を形成し、該側板7より底板
部3と同一方向に相対向して延出せしめた接触片
4a,4aにより形成される。そして、この接触
片4aの略中央部分を内方へ夫々絞り込むことに
より膨出部4b,4bを形成すると共に近接せし
め、接触片4aにバネ性を付与せしめる。
また、接触片4aの内面には、膨出部4bを中
心にしてオスピン挿入方向へ所定間隔に亘つて複
数条の溝8,8…が刻設され、接触片4aの先端
4cは、底板部3の先端3aより一定距離だけ内
側に位置するように形成される。なお、9は接触
片4aの基部に設けた突出部であり、断面係数を
変化せしめることにより接触片4aのバネ圧を増
加させる補強の役目を果たす。
心にしてオスピン挿入方向へ所定間隔に亘つて複
数条の溝8,8…が刻設され、接触片4aの先端
4cは、底板部3の先端3aより一定距離だけ内
側に位置するように形成される。なお、9は接触
片4aの基部に設けた突出部であり、断面係数を
変化せしめることにより接触片4aのバネ圧を増
加させる補強の役目を果たす。
そこで、使用に際しては、コネクタ端子1をコ
ネクタハウジングBの収納空胴部B1内に、底板
部3の先端3aを底壁B2に当接せしめると共に
係止片6の係止により、抜出不可能なるように収
納せしめ、オスピン5を挿入案内孔B3より接触
片4aの傾斜面4dに沿つて挿入するにしたがつ
て、接触片4aの先端部外側面4eを収納空胴部
B1内の側壁B3に当接せしめ2点支持により接
触片4aのバネ圧が増強される。
ネクタハウジングBの収納空胴部B1内に、底板
部3の先端3aを底壁B2に当接せしめると共に
係止片6の係止により、抜出不可能なるように収
納せしめ、オスピン5を挿入案内孔B3より接触
片4aの傾斜面4dに沿つて挿入するにしたがつ
て、接触片4aの先端部外側面4eを収納空胴部
B1内の側壁B3に当接せしめ2点支持により接
触片4aのバネ圧が増強される。
そして、さらにオスピン5を挿入し膨出部4b
を通過した所でコネクタ端子1とオスピン5との
適度の接触圧が得られる。また、この状態におい
て、変形により軸方向に延びた接触片4aの先端
4cがハウジングBの底壁B2に当接しない程度
に、接触片4aの長さを底板部3の長さよりも短
く形成する必要がある。
を通過した所でコネクタ端子1とオスピン5との
適度の接触圧が得られる。また、この状態におい
て、変形により軸方向に延びた接触片4aの先端
4cがハウジングBの底壁B2に当接しない程度
に、接触片4aの長さを底板部3の長さよりも短
く形成する必要がある。
本考案は上記のような構成であるので、コネク
タ端子1とオスピン5との接触は溝8,8…が除
かれた形となり、従つて接触面積が減少して相対
的に単位面積当りの接触圧が高まり、接触片4a
のバネ圧をあまり高めることなく接触の信頼性を
確保することができる。しかも、上記接触面積の
減少は、溝8,8…を刻設することによりなされ
ているので、突起部等の障害がなく、従つてオス
ピン8の挿入が容易に行いうるばかりでなく、挿
入ずれがあつても確実に接続することができる。
更に、卑金属で一番問題となるのは挿脱時又は微
摺動摩擦による金属粉末であるが、この発生が極
力抑えられるばかりでなく、発生した金属粉末は
溝8,8…の中へ排除され、従つて接触部分に酸
化物が生成されることがなく、接触抵抗の増大を
きたすことはない。
タ端子1とオスピン5との接触は溝8,8…が除
かれた形となり、従つて接触面積が減少して相対
的に単位面積当りの接触圧が高まり、接触片4a
のバネ圧をあまり高めることなく接触の信頼性を
確保することができる。しかも、上記接触面積の
減少は、溝8,8…を刻設することによりなされ
ているので、突起部等の障害がなく、従つてオス
ピン8の挿入が容易に行いうるばかりでなく、挿
入ずれがあつても確実に接続することができる。
更に、卑金属で一番問題となるのは挿脱時又は微
摺動摩擦による金属粉末であるが、この発生が極
力抑えられるばかりでなく、発生した金属粉末は
溝8,8…の中へ排除され、従つて接触部分に酸
化物が生成されることがなく、接触抵抗の増大を
きたすことはない。
また、先メツキ材による打抜き加工等により製
造することができ、加工後のメツキ処理が不要と
なるので、廉価に製造しうる等の諸効果がある。
造することができ、加工後のメツキ処理が不要と
なるので、廉価に製造しうる等の諸効果がある。
第1図は本考案に係るコネクタ端子を示す正面
図、第2図は、同じくオスピンを嵌合した状態を
示す側面図、第3図は、コネクタ端子をハウジン
グ内に収容した状態を示す断面図、第4図は、オ
スピンとコネクタ端子の接続状態を示す全体斜視
図である。 1……コネクタ端子、2……電線圧着部、3…
…底板部、4……接触部、4a……接触片、5…
…オスピン、8……溝。
図、第2図は、同じくオスピンを嵌合した状態を
示す側面図、第3図は、コネクタ端子をハウジン
グ内に収容した状態を示す断面図、第4図は、オ
スピンとコネクタ端子の接続状態を示す全体斜視
図である。 1……コネクタ端子、2……電線圧着部、3…
…底板部、4……接触部、4a……接触片、5…
…オスピン、8……溝。
Claims (1)
- 電線の絶縁被覆及び芯線を夫々圧着固定する被
覆圧着部と芯線圧着部とを所定間隔をおいて連接
し、該芯線圧着部より連続して一対の相対向する
接触片を備えたオスピン挾着用の接触部を形成し
たコネクタ端子において、上記接触片の内面に、
オスピン挿入方向に延びた複数条の溝を夫々刻設
すると共に、接触片の略中央部分を夫々内方へ絞
つたことを特徴とするコネクタ端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13293781U JPS5837674U (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | コネクタ端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13293781U JPS5837674U (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | コネクタ端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837674U JPS5837674U (ja) | 1983-03-11 |
JPH0126062Y2 true JPH0126062Y2 (ja) | 1989-08-03 |
Family
ID=29926432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13293781U Granted JPS5837674U (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | コネクタ端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837674U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014053119A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Yazaki Corp | 端子 |
JP5903095B2 (ja) * | 2011-04-21 | 2016-04-13 | 日本発條株式会社 | コネクタ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6114672B2 (ja) | 2013-09-27 | 2017-04-12 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP13293781U patent/JPS5837674U/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5903095B2 (ja) * | 2011-04-21 | 2016-04-13 | 日本発條株式会社 | コネクタ |
JP2014053119A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Yazaki Corp | 端子 |
US9525229B2 (en) | 2012-09-06 | 2016-12-20 | Yazaki Corporation | Terminal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5837674U (ja) | 1983-03-11 |
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