JPS5840539Y2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPS5840539Y2 JPS5840539Y2 JP11640481U JP11640481U JPS5840539Y2 JP S5840539 Y2 JPS5840539 Y2 JP S5840539Y2 JP 11640481 U JP11640481 U JP 11640481U JP 11640481 U JP11640481 U JP 11640481U JP S5840539 Y2 JPS5840539 Y2 JP S5840539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- elastic base
- male pin
- section
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コネクタハウジングに収容して、導体との電
気的接続を得る電気コネクタに関するものである。
気的接続を得る電気コネクタに関するものである。
従来、この種の角形断面を有するオスピンを相手方とす
るメスコネクタには、第1図に示すように相対向する接
触片a、aをプレス成形することにより、略円形断面を
有する接触部すを形成したものがあり、その円形の内周
面と角形オスピンCの四つの稜とを接触させて線接触に
より電気的接続を行なっていた。
るメスコネクタには、第1図に示すように相対向する接
触片a、aをプレス成形することにより、略円形断面を
有する接触部すを形成したものがあり、その円形の内周
面と角形オスピンCの四つの稜とを接触させて線接触に
より電気的接続を行なっていた。
したがって、理論的には角形オスピンCの四つの稜C′
は全て接触部すの内周面に接触することとなるが、実際
には、接触部すの捩れ又は、オスピンCの挿入時におけ
る軸心のずれなどにより、四つの稜C′が全長に亙って
接触することはなく、接触の不安定な部分が生じる、と
いった欠点があった。
は全て接触部すの内周面に接触することとなるが、実際
には、接触部すの捩れ又は、オスピンCの挿入時におけ
る軸心のずれなどにより、四つの稜C′が全長に亙って
接触することはなく、接触の不安定な部分が生じる、と
いった欠点があった。
また、稜C′の線接触部分は、接触部すの全長に亙り長
いため、ピンCの頻繁な挿脱により端子の錫メッキ等の
表面処理が摩耗し、接触抵抗が増大すると共に、線接触
の単位接触長さ当りの接触圧力が低くなり、したがって
その電気的接続の信頼性は高くなかった。
いため、ピンCの頻繁な挿脱により端子の錫メッキ等の
表面処理が摩耗し、接触抵抗が増大すると共に、線接触
の単位接触長さ当りの接触圧力が低くなり、したがって
その電気的接続の信頼性は高くなかった。
本考案は上記に鑑み案出したものであり、その要旨は電
線を接続するための電線圧着部と、該電線圧着部の軸方
向へ一体に連設した弾性基部と、該弾性基部の上方に一
体に連設され、断面が略矩形状の接触部とから構成され
、該接触部の内壁四隅に複数個の弧状突出部を形成した
メスコネクタと、断面四角形のオスピンとからなること
を特徴とする電気コネクタにある。
線を接続するための電線圧着部と、該電線圧着部の軸方
向へ一体に連設した弾性基部と、該弾性基部の上方に一
体に連設され、断面が略矩形状の接触部とから構成され
、該接触部の内壁四隅に複数個の弧状突出部を形成した
メスコネクタと、断面四角形のオスピンとからなること
を特徴とする電気コネクタにある。
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に説明する
と、1は本考案に係るメスコネクタであり、導電性の金
属板をプレス成形することにより作られ、その表面には
、錫メッキ等の表面処理を施しである。
と、1は本考案に係るメスコネクタであり、導電性の金
属板をプレス成形することにより作られ、その表面には
、錫メッキ等の表面処理を施しである。
このメスコネクタ1は、電線Aを接続するための電線圧
着部2と、その軸方向に連続して一体に形成した台形状
の弾性基部3と、該弾性基部3の上方に一体に形成した
方形状の接触部4とから構成される。
着部2と、その軸方向に連続して一体に形成した台形状
の弾性基部3と、該弾性基部3の上方に一体に形成した
方形状の接触部4とから構成される。
電線圧着部2は、電線Aの絶縁被覆A1および芯線A2
を夫々圧着固定するための被覆圧着部2aおよび芯線圧
着部2bが所定間隔をおいて一体に連設され、電線Aを
圧着する以前の形状は夫々断面がU字形に形成されてい
る。
を夫々圧着固定するための被覆圧着部2aおよび芯線圧
着部2bが所定間隔をおいて一体に連設され、電線Aを
圧着する以前の形状は夫々断面がU字形に形成されてい
る。
2Cは、U字形の芯線圧着部2bの内周面に凹設した溝
であり、圧着の際に芯線A2を該溝2C部分に押し込め
、確実に把持し、圧着するためのものである。
であり、圧着の際に芯線A2を該溝2C部分に押し込め
、確実に把持し、圧着するためのものである。
弾性基部3は、圧着した電線Aの軸心と同一線上に位置
し、芯線圧着部2bより一定間隔をおいて一体に連設さ
れ、断面がほぼ三角形状に形成されている。
し、芯線圧着部2bより一定間隔をおいて一体に連設さ
れ、断面がほぼ三角形状に形成されている。
そして、その底部3aには、一定幅に亙って外側へ切起
すことにより係止片5を形成し、メスコネクタ1をコネ
クタハウジング(図示せず)に収容した際、ハウジング
内の所定位置に係止せしめる。
すことにより係止片5を形成し、メスコネクタ1をコネ
クタハウジング(図示せず)に収容した際、ハウジング
内の所定位置に係止せしめる。
また底部3aの両側より夫々対向して内側へ傾斜して延
出せしめることにより側部3bを形成し、その終端は、
後述する接触片4aと一体に接続されている。
出せしめることにより側部3bを形成し、その終端は、
後述する接触片4aと一体に接続されている。
この側部3bにより角オスピン6を押入した際に適度の
接触圧が得られる。
接触圧が得られる。
接触部4は、前記弾性基部3の側部3b終端に連続し且
つ相対向する接触片4 a 、4 aにより形成され、
角オスピン6の断面寸法よりも大きく略断面矩形状に形
成されている。
つ相対向する接触片4 a 、4 aにより形成され、
角オスピン6の断面寸法よりも大きく略断面矩形状に形
成されている。
したがって、接触部4は弾性基部3の上方に位置し、そ
の軸心は圧着した電線Aの軸心とは、一段ずれることに
なるので、角オスピン6を挿入した際その先端が電線圧
着部2に接触することはない また、接触部4の内周面の四隅には、夫々弧状の突出部
7 a 、7 b 、7 C,7dを挿入端4bより所
望のおくよった位置に突設されている。
の軸心は圧着した電線Aの軸心とは、一段ずれることに
なるので、角オスピン6を挿入した際その先端が電線圧
着部2に接触することはない また、接触部4の内周面の四隅には、夫々弧状の突出部
7 a 、7 b 、7 C,7dを挿入端4bより所
望のおくよった位置に突設されている。
したがって角オスピン6を挿入するに際して、角オスピ
ン6の断面よりも一回り大きい案内口が形成されること
になり、その挿入を容易ならしめる。
ン6の断面よりも一回り大きい案内口が形成されること
になり、その挿入を容易ならしめる。
また、同じように挿出端4C部分にも弧状突出部7 a
’、7 b’、7 C’及び7d’を夫々形成してあり
、前記挿入端4b部分の弧状突出部と合わせて8ケ所の
線接触部分を構成することとなる。
’、7 b’、7 C’及び7d’を夫々形成してあり
、前記挿入端4b部分の弧状突出部と合わせて8ケ所の
線接触部分を構成することとなる。
また接触部4と弾性基部3との境界部分8は、内方へ絞
り込むことにより両側壁を近接させ、角オスピン6が接
触部4より下方弾性基部3へ落脱するのを防止せしめる
。
り込むことにより両側壁を近接させ、角オスピン6が接
触部4より下方弾性基部3へ落脱するのを防止せしめる
。
本考案に係る電気コネクタは以上の如く、断面が略矩形
状の接触部4を弾性基部3を介して形成すると共に、該
接触部4の内壁四隅に所望間隔をおいて複数個の弧状突
出部7を形成したメスコネクタと、その相手側に断面四
角形のオスピンを備えるように構成したので接触部4及
び角オスピン6に多少の捩れ等があっても、弧状突出部
7によって確実に角オスピン6の稜と線接触が行なわれ
ると共に、線接触部分を短く形成したので、摩耗を最小
限におさえることができ、したがって接触抵抗の増大を
防止することができる。
状の接触部4を弾性基部3を介して形成すると共に、該
接触部4の内壁四隅に所望間隔をおいて複数個の弧状突
出部7を形成したメスコネクタと、その相手側に断面四
角形のオスピンを備えるように構成したので接触部4及
び角オスピン6に多少の捩れ等があっても、弧状突出部
7によって確実に角オスピン6の稜と線接触が行なわれ
ると共に、線接触部分を短く形成したので、摩耗を最小
限におさえることができ、したがって接触抵抗の増大を
防止することができる。
また接触部分は、角オスピン6の稜が弧状突出部7にあ
たかも食い込み状態で接触すると共に、下方の弾性基部
3の復元力との相乗作用により、高い接触圧が得られ、
より完全な電気的接続が得られる、といった諸効果があ
る。
たかも食い込み状態で接触すると共に、下方の弾性基部
3の復元力との相乗作用により、高い接触圧が得られ、
より完全な電気的接続が得られる、といった諸効果があ
る。
第1図は、従来のコネクタを示す側面図、第2図乃至第
5図は本考案に係る電気コネクタを示し、第2図はメス
コネクタの正面図、第3図は、オスピンを嵌合した状態
の側面図、第4図は、第3図のHH線断面図、第5図は
、全体斜視図である。 1・・・・・・メスコネクタ、2・・・・・・電線圧着
部、3・・曲弾性基部、4・・・・・・接触部、6・・
・・・・角オスピン、7a〜7d・・・・・・弧状突出
部。
5図は本考案に係る電気コネクタを示し、第2図はメス
コネクタの正面図、第3図は、オスピンを嵌合した状態
の側面図、第4図は、第3図のHH線断面図、第5図は
、全体斜視図である。 1・・・・・・メスコネクタ、2・・・・・・電線圧着
部、3・・曲弾性基部、4・・・・・・接触部、6・・
・・・・角オスピン、7a〜7d・・・・・・弧状突出
部。
Claims (1)
- 電線を接続するための電線圧着部と、該電線圧着部の軸
方向へ一体に連設した弾性基部と、該弾性基部の上方に
一体に連設され、断面が略矩形状の接触部とから構成さ
れ、該接触部の内壁四隅に複数個の弧状突出部を形成し
たメスコネクタと、断面四角形のオスピンとからなるこ
とを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640481U JPS5840539Y2 (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640481U JPS5840539Y2 (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821976U JPS5821976U (ja) | 1983-02-10 |
JPS5840539Y2 true JPS5840539Y2 (ja) | 1983-09-12 |
Family
ID=29910627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11640481U Expired JPS5840539Y2 (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840539Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112008000656B4 (de) * | 2007-03-29 | 2014-11-27 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Verbinderanschluss und Verbinder mit diesem Verbinderanschluss |
-
1981
- 1981-08-05 JP JP11640481U patent/JPS5840539Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821976U (ja) | 1983-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5588884A (en) | Stamped and formed contacts for a power connector | |
JP2582026B2 (ja) | 電気コネクタ用の型抜成形した金属電気端子 | |
JPS6223031Y2 (ja) | ||
JP2934829B2 (ja) | 改良された導線保持手段を有する電気コネクタ | |
EP0279508B1 (en) | Electrical terminal | |
JPH0797507B2 (ja) | モジュラープラグ用ジヤツク | |
JPS60136480U (ja) | 電気コネクタ | |
GB2081527A (en) | Electrical connector for terminating flat multiconductor cable | |
JP4663636B2 (ja) | 可撓側壁と平坦な傾斜接点を備えた雌型端子 | |
US5897394A (en) | Conductor connection terminal and method of connection | |
US4648678A (en) | Electrical connector | |
US4708416A (en) | Electrical connecting terminal for a connector | |
US5133672A (en) | Insulation displacement terminal | |
EP0390889A1 (en) | ELECTRICAL CONNECTOR. | |
US4033661A (en) | Solderless connector for insulated wires | |
JPS607004Y2 (ja) | 電気接続器 | |
JPS63501046A (ja) | 絶縁排除接点部材 | |
JPH059905B2 (ja) | ||
JPS5840539Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
JPS60221977A (ja) | ケ−ブル終端用コネクタ | |
JPS58135586A (ja) | 電気接点及びその応用 | |
JPH0126062Y2 (ja) | ||
JPS5839026Y2 (ja) | ソケツトコンタクト | |
JPS6335489Y2 (ja) | ||
JPS6333329Y2 (ja) |