JP3141031U - 電気コネクタ - Google Patents

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    • H01R12/70—Coupling devices
    • H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
    • H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
    • H01R12/7017—Snap means
    • H01R12/7029—Snap means not integral with the coupling device

Abstract

【課題】本考案は、固持部材を具備して回路基板に固持される固持力が補強される電気コネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】本考案の電気コネクタは、複数の端子溝が形成される絶縁性本体と導電端子と固持部材とを備える。絶縁性本体は、前壁と後端面と底部とを含む本体部と、本体部から前向きに突出する相手部と、本体部の底部の両端から後向きに突伸して固定孔が形成される固定部とを有する。固持部材は前記絶縁性本体の固定部に固定され、前記絶縁性本体の固定孔に対応する固持孔が形成される固持片を含む。電気コネクタは、ピンが前記固持片の固持孔と絶縁性本体の固定孔とを貫通して回路基板と係合されることによって回路基板に固着される。
【選択図】図３

Description

本考案は、固持部材によって回路基板に固持される電気コネクタに関するものである。
従来技術の電気コネクタは、絶縁性本体と、該絶縁性本体に挿入される複数の導電端子と、該絶縁性本体の両端に実装される固定部材とを備える。固定部材には複数の半田接続脚が設けられる。該電気コネクタは、半田接続脚が回路基板に半田接続されることによって、回路基板に固定される。
従来技術の電気コネクタにおいては、半田接続脚が回路基板に半田接続されることによって、回路基板に固定される。しかし、該電気コネクタと回路基板の間の半田接続面積が小さいため、半田接続力が強くない可能性がある。強い作用力を受けた場合、該電気コネクタは回路基板固着できないだけではなく、破損し易くなる。
そこで本考案の目的は、上述の従来技術の問題に鑑み、固持部材を具備して回路基板に固持される固持力が補強される電気コネクタを提供することにある。
本考案の電気コネクタは、複数の端子溝が形成される絶縁性本体と、導電端子と、固持部材とを備える。絶縁性本体は、前壁と後端面と底部とを含む本体部と、本体部から前向きに突出する相手部と、本体部の底部の両端から後向きに突伸して固定孔が形成される固定部とを有する。固持部材は前記絶縁性本体の固定部に固定され、前記絶縁性本体の固定孔に対応する固持孔が形成される固持片を含む。電気コネクタは、ピンが前記固持片の固持孔と絶縁性本体の固定孔とを貫通して回路基板と係合されることによって回路基板に固着される。
従来の技術に比較して本考案は以下の効果を有する。本電気コネクタは、ピンが固持片の固持孔と絶縁性本体の固定孔とを貫通して回路基板と係合されることによって、回路基板にしっかりと固持される。
以下、この考案の実施の形態を添付の図を参照して説明する。
図４から図５を参照すると、電気コネクタは、絶縁性本体２と、絶縁性本体２に挿入される複数の導電端子３と、固持部材４と、締め部材５と、絶縁性本体２に収納される定位板６と、絶縁性本体２を被覆するハウジング１とを備える。
図２及び図３において、絶縁性本体２は、前壁２１１と後端面２１２と底部２１３とを含む本体部２１と、本体部２１から前向きに突出する相手部２２と、本体部２１の後端面２１２の両端から後向きに突出する“Ｕ”字状の一対の固定部２６とを有する。本体部２１の後端面２１２には、前記前壁２１１と天壁（標号に示せず）と底部２１３と互いに対向する一対の側壁（標号に示せず）によって囲まれる凹部２７と、凹部２７の両端に形成される一対の収納部２３とを具備する。本体部２１の凹部２７には、複数の係合部２７１が設けられる。本実施例における係合部２７１は導入面２７１１と係合孔２７１２を含む。各収納部２３には、前壁２１１を貫通する第２実装孔２４が形成される。各固定部２６には円形の固定孔２６１が形成される。相手部２２には複数の端子溝２２２が形成される。図４を参照すると、各端子溝２２２は“＋”字状に形成される。前記本体部２１の底部２１３には、底部２１３の後端から内へ異なる寸法で凹入される複数の定位溝２７２が形成される。本体部２１には、底部２１３から下向きに突出する複数の凸柱２８が設けられる。
図２及び図４を参照すると、導電端子３は、Ｌ字状である第１、第２、第３導電端子３１，３２，３３を有する。第１、第２、第３導電端子３は、それぞれ接触部３１１、３２１，３３１と、接触部３１１、３２１，３３１から折り曲がる折曲部３１３，３２３，３３３と、末端に設けられる半田接続部３１４，３２４，３３４とを具備する。第１導電端子３１の折曲部３１３は、接触部３１１の一側に設置される。第２導電端子３２の折曲部３２３は、接触部３２１の中間に設置される。第３導電端子３３の折曲部３３３は、接触部３３３の前記一側と異なる他側に設置される。且つ、折曲部３１３，３２３，３３３の前後方向に向かって寸法が異なる。
図２及び図３に示すように、固持部材４は、挿入片４１とＬ字状の固持片４２とを有する。挿入片４１は、第３実装孔４１１１が形成される主体部４１１と、主体部４１１から下向きに延在する一対の挿入脚４１２とを備える。固持片４２は、第４実装孔４２１１が形成される実装部４２１と、固持孔４２２１が形成される固持部４２２とを含む。固持部４２２は、実装部４２１と直交する。
締め部材５は、基部５１と、基部５１から前向きに突出する筒状の突出柱５２と、基部５１と突出柱５２とを貫通する貫通孔５３とを有する。
定位板６は実質的な矩形の板状体である。定位板６の上部と側部には、それぞれ複数の係合部片６２が設けられる。定位板６の前表面には、前記導電端子３に対応する複数の凹溝６１１が形成される。
ハウジング１は、基板１１と、基板１１から前向きに突出する遮蔽部１２とを含む。基板１１の両端には、一対の第１実装孔１１１が対称に形成される。
図１から図５に示すように、該電気コネクタを組み立てる時、先ず、複数の導電端子３は絶縁性本体２の端子溝２２２に挿入される。第１、第３導電端子３１、３３は、それぞれ、一列に第２導電端子３２の上方、下方に配列される。導電端子３の折曲部３１３，３２３，３３３が接触部３１１，３２１，３３１の異なる部分から延在することと、折曲部３１３，３２３，３３３が前後方向に沿う異なる寸法を具備することによって、互いにオフセットされる。第１、第２導電端子３１，３２の半田接続部３１４，３２４が同列のように配列され，第３導電端子３３の半田接続部３３４が他列のように配列される。このような二列の半田接続部３１４，３２４，３３４は絶縁性本体２の定位溝２７２に定位される。
次に、ハウジング１が絶縁性本体２を被覆する。絶縁性本体２の相手部２２はハウジング１の遮蔽部１２に装入される。定位板６は絶縁性本体１の凹部２７に嵌め込まれる。定位板６の係合部片６２が絶縁性本体２の係合孔２７１２と係合する。固持部材４は絶縁性本体２の収納部２３に収納される。挿入片４１の挿入脚４１２が絶縁性本体２のスロット２５に挿入されて該スロット２５から下向きに突出して回路基板（図示せず）と係合される。固持片４２の実装部４２１が挿入片４１の主体部４１１に付着され、固持部４２２が絶縁性本体２の固定部２６に付着される。締め部材５の突出柱５２は、順番に固持片４２の第４実装孔４２１１、挿入片４１の第３実装孔４１１１、絶縁性本体２の第２実装孔４２、ハウジング１の第１実装孔１１１を貫通することによって、固持片４２と挿入片４１とハウジング１とを絶縁性本体２に固着する。最後に、ピン（図示せず）が固持片４２の固持孔４２２１と絶縁性本体２の固定孔２６１とを貫通して回路基板に固定されることによって、一体になる電気コネクタが回路基板に固着される。
以上、本考案について最良の実施の形態を参照し詳細に説明したが、実施形態はあくまでも例示的なものであり、これらに限定されるものではない。また前記の説明、本考案に基づきなし得る細部の修正或いは変更などは、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものである。
本考案における組み立てられた電気コネクタの斜視図である。 図１に示す電気コネクタの分解斜視図である。 図１に示す電気コネクタの他の分解斜視図である。 図１に示す電気コネクタの部分組立図である。 図１に示す電気コネクタの他の方向からの斜視図である。
符号の説明
１ ハウジング
１１ 基板
１１１ 第１実装孔
１２ 遮蔽部
２ 絶縁性本体
２１ 本体部
２１１ 前壁
２１２ 後端面
２１３ 底部
２２ 相手部
２２２ 端子溝
２３ 収納部
２４ 第２実装孔
２５ スロット
２６ 固定部
２６１ 固定孔
２７ 凹部
２７１ 係合部
２７１１ 導入面
２７１２ 係合孔
２７２ 定位溝
２８ 凸柱
３ 導電端子
３１ 第１導電端子
３１１，３２１，３３１ 接触部
３１３，３２３，３３３ 折曲部
３１４、３２４，３３４ 半田接続部
３２ 第２導電端子
３３ 第３導電端子
４ 固持部材
４１ 挿入片
４１１ 主体部
４１１１ 第３実装孔
４１２ 挿入脚
４２ 固持片
４２１ 実装部
４２１１ 第４実装孔
４２２ 固持部
４２２１ 固持孔
５ 締め部材
５１ 基部
５２ 突出柱
５３ 貫通孔
６ 定位板
６１ 係合面
６１１ 凹溝
６２ 係合部片

Claims (9)

  1. 前壁と後端面と底部とを含む本体部と、本体部から前向きに突出して複数の端子溝が形成される相手部と、本体部の底部の両端から後向きに突伸して固定孔が形成される固定部と、を有する絶縁性本体と、
    前記絶縁性本体の端子溝に挿入される複数の導電端子と、
    前記絶縁性本体の固定部に固定され、前記絶縁性本体の固定孔に対応する固持孔が形成される固持片を含む固持部材と、
    を備える電気コネクタにおいて、該電気コネクタはピンが前記固持片の固持孔と絶縁性本体の固定孔とを貫通して回路基板と係合されることによって回路基板に固着されることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記電気コネクタは、更に締め部材とハウジングとを含み、前記ハウジングと絶縁性本体の両端にはそれぞれ一対の第１、第２実装孔が形成され、前記絶縁性本体とハウジングは締め部材が第１、第２実装孔を貫通することによって互いに連接されることを特徴とする請求項１に記載の電気コネクタ。
  3. 前記固持片はＬ字状であり、固持孔を含む固持部と、該固持部と直交して第４実装孔が形成される実装部とを備えることを特徴とする請求項２に記載の電気コネクタ。
  4. 前記本体部の両端には、前記固定部に対応して前記本体部の底部を貫通するスロットが形成される一対の収納部が設けられ、前記第２実装孔が該収納部に形成され、前記固持部材は該スロットに挿入される挿入片を有することを特徴とする請求項３に記載の電気コネクタ。
  5. 前記挿入片は、前記第１、第２実装孔に対応して前記締め部材が貫通する第３実装孔が形成される主体部と、主体部から下向きに延在して回路基板と係合する一対の挿入脚とを備えることを特徴とする請求項４に記載の電気コネクタ。
  6. 前記絶縁性本体の本体部の後端面には、異なる寸法を具備する複数の定位溝が形成される前記底部と、前記前壁と前記本体部に設けられる天壁と互いに対向する一対の側壁によって囲まれる凹部が形成されることを特徴とする請求項１に記載の電気コネクタ。
  7. 前記電気コネクタは、更に前記凹部に収納され、前記導電端子に対応する複数の凹溝が形成される定位板を備えることを特徴とする請求項６に記載の電気コネクタ。
  8. 前記絶縁性本体の凹部には導入面と係合孔とを含む複数の係合部が設けられ、前記定位板には前記絶縁性本体の係合部と係合する複数の係合部片が設けられることを特徴とする請求項７に記載の電気コネクタ。
  9. 前記導電端子は、三列に配置される接触部と、二列に配置されて対応する定位溝に挿入される半田接続部とを含むことを特徴とする請求項６に記載の電気コネクタ。
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